JPH06264741A - 自動二輪車などに用いるマフラ - Google Patents
自動二輪車などに用いるマフラInfo
- Publication number
- JPH06264741A JPH06264741A JP4922793A JP4922793A JPH06264741A JP H06264741 A JPH06264741 A JP H06264741A JP 4922793 A JP4922793 A JP 4922793A JP 4922793 A JP4922793 A JP 4922793A JP H06264741 A JPH06264741 A JP H06264741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- inner cylinder
- small
- pipe
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少く、溶着個所も少くて、重量及
びコストの低減が図れ、構造もシンプルで生産性がよい
筒状の自動二輪車などに用いるマフラを得ること。 【構成】 両側に内側に凹ませて小管部２を形成した内
筒１の一端を一方の小管部２を残して塞ぎ板３で塞ぐと
共に、内筒１の他端を両側の小管部２を残して塞ぎ板４
で塞ぎ、他方の小管部２の前側に通気孔５を設け、他端
の塞ぎ板４の中央にアウトレットパイプ６を挿入溶着
し、内筒１の外周に吸音材７を詰めてマフラ外筒８内に
挿入し、アウトレットパイプ６を後方に突出させるよう
にしたこと。
びコストの低減が図れ、構造もシンプルで生産性がよい
筒状の自動二輪車などに用いるマフラを得ること。 【構成】 両側に内側に凹ませて小管部２を形成した内
筒１の一端を一方の小管部２を残して塞ぎ板３で塞ぐと
共に、内筒１の他端を両側の小管部２を残して塞ぎ板４
で塞ぎ、他方の小管部２の前側に通気孔５を設け、他端
の塞ぎ板４の中央にアウトレットパイプ６を挿入溶着
し、内筒１の外周に吸音材７を詰めてマフラ外筒８内に
挿入し、アウトレットパイプ６を後方に突出させるよう
にしたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車などに用
いるマフラに関する。
いるマフラに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動二輪車は、車体の後部側面に取付け
る関係から、マフラを前後に長い筒状にすることが多
く、エンジンの排気管の後端をマフラに連結して、排気
ガスの消音をしている。一般に筒状のマフラは、内部を
縦列の複数の消音室に仕切板を入れて仕切り、各仕切板
にバッフルパイプを挿入溶着して、各消音室をバッフル
パイプで連通させ、排気のエネルギーを減衰させてい
る。
る関係から、マフラを前後に長い筒状にすることが多
く、エンジンの排気管の後端をマフラに連結して、排気
ガスの消音をしている。一般に筒状のマフラは、内部を
縦列の複数の消音室に仕切板を入れて仕切り、各仕切板
にバッフルパイプを挿入溶着して、各消音室をバッフル
パイプで連通させ、排気のエネルギーを減衰させてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】バッフルパイプは、消
音する周波数の関係で各々長さ内径を変えてあり、仕切
板の挿入孔の大きさも異って部品点数が多い。又、各仕
切板及びバッフルパイプは、溶接して組付けていて、溶
接作業が多くて手間がかかる。又、吸音材をパンチング
プレートでマフラ内側に張ることもあり、構造が複雑で
重量も重くなっている。
音する周波数の関係で各々長さ内径を変えてあり、仕切
板の挿入孔の大きさも異って部品点数が多い。又、各仕
切板及びバッフルパイプは、溶接して組付けていて、溶
接作業が多くて手間がかかる。又、吸音材をパンチング
プレートでマフラ内側に張ることもあり、構造が複雑で
重量も重くなっている。
【０００４】かかる点に鑑み、この発明は、部品点数が
少く、溶着個所も少くて、重量及びコストの低減が図
れ、構造もシンプルで生産性がよい筒状の自動二輪車な
どに用いるマフラを得ることを目的とする。
少く、溶着個所も少くて、重量及びコストの低減が図
れ、構造もシンプルで生産性がよい筒状の自動二輪車な
どに用いるマフラを得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車などに用いるマフラは、両側
に内側に凹ませて小管部を形成した内筒の一端を一方の
小管部を残して塞ぎ板で塞ぐと共に、内筒の他端を両側
の小管部を残して塞ぎ板で塞ぎ、他方の小管部の前側に
通気孔を設け、他端の塞ぎ板の中央にアウトレットパイ
プを挿入溶着し、内筒の外周に吸音材を詰めてマフラ外
筒内に挿入し、アウトレットパイプを後方に突出させる
ようにしたことにある。
に、この発明の自動二輪車などに用いるマフラは、両側
に内側に凹ませて小管部を形成した内筒の一端を一方の
小管部を残して塞ぎ板で塞ぐと共に、内筒の他端を両側
の小管部を残して塞ぎ板で塞ぎ、他方の小管部の前側に
通気孔を設け、他端の塞ぎ板の中央にアウトレットパイ
プを挿入溶着し、内筒の外周に吸音材を詰めてマフラ外
筒内に挿入し、アウトレットパイプを後方に突出させる
ようにしたことにある。
【０００６】
【作用】マフラ外筒内は、内筒によって、内筒の前後と
内筒の内側の都合三つの消音室に形成でき、二つの小管
部と通気孔で連通できて、排気ガスのエネルギーを減衰
できる。又、内筒の外周に詰めた吸音材が小管部で排気
ガスに接して吸音できる。そして、構造がシンプルで、
部品点数が少く溶着個所も少くできる。
内筒の内側の都合三つの消音室に形成でき、二つの小管
部と通気孔で連通できて、排気ガスのエネルギーを減衰
できる。又、内筒の外周に詰めた吸音材が小管部で排気
ガスに接して吸音できる。そして、構造がシンプルで、
部品点数が少く溶着個所も少くできる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図３によっ
て説明する。内筒１は、両側に内側に凹ませて小管部２
をプレスなどで形成する。内筒１は、一端を一方の小管
部２を残して塞ぎ板３で塞ぐように塞ぎ板３を溶着す
る。又、内筒１の他端は両側の小管部２を残して塞ぎ板
４で塞ぐ。他方の小管部２には、前側の内側に連通孔５
を穿設して、内筒１の内側と連通させる。塞ぎ板４に
は、中央にアウトレットパイプ６を挿入して溶着する。
内筒１は外周にグラスウールなどの吸音材７を詰めて、
マフラ外筒８内に挿入する。吸音材７は、小管部２の切
れ目に当る内側には布状のものを用い、外側にウール状
のものを詰めるようにすると、排気のエネルギーによる
ほつれが防止できる。マフラ外筒８の前端には、排気管
９の後端を連結し、マフラ外筒８の後端は、栓板１０に
アウトレットパイプ６を貫通させて塞ぐ。
て説明する。内筒１は、両側に内側に凹ませて小管部２
をプレスなどで形成する。内筒１は、一端を一方の小管
部２を残して塞ぎ板３で塞ぐように塞ぎ板３を溶着す
る。又、内筒１の他端は両側の小管部２を残して塞ぎ板
４で塞ぐ。他方の小管部２には、前側の内側に連通孔５
を穿設して、内筒１の内側と連通させる。塞ぎ板４に
は、中央にアウトレットパイプ６を挿入して溶着する。
内筒１は外周にグラスウールなどの吸音材７を詰めて、
マフラ外筒８内に挿入する。吸音材７は、小管部２の切
れ目に当る内側には布状のものを用い、外側にウール状
のものを詰めるようにすると、排気のエネルギーによる
ほつれが防止できる。マフラ外筒８の前端には、排気管
９の後端を連結し、マフラ外筒８の後端は、栓板１０に
アウトレットパイプ６を貫通させて塞ぐ。
【０００８】マフラ外筒８内は、内筒１と前後の塞ぎ板
３，４によって、内筒１の前後と内筒１の内側の都合三
つの消音室１１に形成でき、各消音室１１を、両側の小
管部２と連通孔５で連通させ、排気ガスの膨脹をくり返
させて消音できる。又、吸音材７によっても消音でき
る。そして、アウトレットパイプ６によって、後端から
放出する。
３，４によって、内筒１の前後と内筒１の内側の都合三
つの消音室１１に形成でき、各消音室１１を、両側の小
管部２と連通孔５で連通させ、排気ガスの膨脹をくり返
させて消音できる。又、吸音材７によっても消音でき
る。そして、アウトレットパイプ６によって、後端から
放出する。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、構造をシンプルにできて部品点数
が少く、溶着個所も少くできるので、重量軽減とコスト
ダウンを図ることができる。
ように構成したので、構造をシンプルにできて部品点数
が少く、溶着個所も少くできるので、重量軽減とコスト
ダウンを図ることができる。
【図１】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図２】本発明の実施例を示す図１のＡ−Ａ矢視横断面
図である。
図である。
【図３】本発明の実施例を示す内筒の斜視図である。
１ 内筒 ２ 小管部 ３ 塞ぎ板 ４ 塞ぎ板 ５ 通気孔 ６ アウトレットパイプ ７ 吸音材 ８ マフラ外筒
Claims (1)
- 【請求項１】 両側に内側に凹ませて小管部を形成した
内筒の一端を一方の小管部を残して塞ぎ板で塞ぐと共
に、内筒の他端を両側の小管部を残して塞ぎ板で塞ぎ、
他方の小管部の前側に通気孔を設け、他端の塞ぎ板の中
央にアウトレットパイプを挿入溶着し、内筒の外周に吸
音材を詰めてマフラ外筒内に挿入し、アウトレットパイ
プを後方に突出させるようにしたことを特徴とする自動
二輪車などのに用いるマフラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4922793A JPH06264741A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 自動二輪車などに用いるマフラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4922793A JPH06264741A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 自動二輪車などに用いるマフラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264741A true JPH06264741A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12825036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4922793A Pending JPH06264741A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 自動二輪車などに用いるマフラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264741A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7624842B2 (en) | 2006-10-06 | 2009-12-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Exhaust system for an engine and motorcycle including the exhaust system |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP4922793A patent/JPH06264741A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7624842B2 (en) | 2006-10-06 | 2009-12-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Exhaust system for an engine and motorcycle including the exhaust system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5969299A (en) | Exhaust system for vehicle | |
| JP3656917B2 (ja) | 車両用排気装置のスパークアレスター装置 | |
| US5227593A (en) | Muffler assembly for engine | |
| JPH03264715A (ja) | 内燃機関のマフラ | |
| KR101928556B1 (ko) | 소음기 | |
| US3963092A (en) | Exhaust muffler for competition car engines | |
| JPH05187217A (ja) | 排気マフラ | |
| JPH06264741A (ja) | 自動二輪車などに用いるマフラ | |
| JP3618721B2 (ja) | エンジン用マフラおよび自動二輪車 | |
| JP2976674B2 (ja) | 小型エンジンのマフラ | |
| JPH0219285B2 (ja) | ||
| JP2913804B2 (ja) | エンジン用マフラ | |
| JP3626472B2 (ja) | エンジン用マフラおよび自動二輪車 | |
| JP2518099Y2 (ja) | 吸音型消音器 | |
| US3298458A (en) | Exhaust pipe silencers with telescoped gas passage tubes | |
| JP2007132271A (ja) | 消音器並びにこれに用いるインナーピース | |
| JPS6246805Y2 (ja) | ||
| JP3809902B2 (ja) | エンジン用マフラおよび自動二輪車 | |
| JPH0721854Y2 (ja) | サイレンサ− | |
| JP3008463B2 (ja) | エンジン用マフラ | |
| JPH0777025A (ja) | 消音器 | |
| KR100203182B1 (ko) | 자동차의 방사음 저감식 소음기 | |
| JPS60178919A (ja) | 車両のマフラ− | |
| JPH0625631Y2 (ja) | エンジンの排気サイレンサ | |
| JPH0752327Y2 (ja) | ２サイクルエンジンの消音装置 |