JPH06264436A - 地盤改良装置 - Google Patents
地盤改良装置Info
- Publication number
- JPH06264436A JPH06264436A JP5263793A JP5263793A JPH06264436A JP H06264436 A JPH06264436 A JP H06264436A JP 5263793 A JP5263793 A JP 5263793A JP 5263793 A JP5263793 A JP 5263793A JP H06264436 A JPH06264436 A JP H06264436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- excavating
- diameter
- blade
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 27
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 17
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 4
- 239000002002 slurry Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は地盤改良装置、特に土木工事のう
ち、地中に固化材等の地盤改良材を混入し、該固化材を
軟弱土と攪拌混合する大容量の地盤改良工法に用いる地
盤改良装置に関するものである。 【構成】 掘削刃３と掘削翼２を設けた掘削軸１を回転
させながら上下動させて掘削土と固化材とを攪拌混合
し、地盤を改良する装置に於て、掘削軸１の掘削翼４の
上部に設けた攪拌翼２、２ａの取付部位の掘削軸の軸身
１ａの径を他の部位の軸身１ｂ、１ｃの径よりも小径に
形成し、また前記攪拌翼の取付部位の軸身に固化材吐出
口６を設けた地盤改良装置に構成し、掘削軸の攪拌翼の
取付部位の軸身の径を、掘削軸の上下の他の部位の軸身
の径よりも小径に形成することにより、地盤と該掘削軸
の攪拌翼の軸身との間に空隙を生じさせることになり土
と掘削軸との付着力を減少させることができる。
ち、地中に固化材等の地盤改良材を混入し、該固化材を
軟弱土と攪拌混合する大容量の地盤改良工法に用いる地
盤改良装置に関するものである。 【構成】 掘削刃３と掘削翼２を設けた掘削軸１を回転
させながら上下動させて掘削土と固化材とを攪拌混合
し、地盤を改良する装置に於て、掘削軸１の掘削翼４の
上部に設けた攪拌翼２、２ａの取付部位の掘削軸の軸身
１ａの径を他の部位の軸身１ｂ、１ｃの径よりも小径に
形成し、また前記攪拌翼の取付部位の軸身に固化材吐出
口６を設けた地盤改良装置に構成し、掘削軸の攪拌翼の
取付部位の軸身の径を、掘削軸の上下の他の部位の軸身
の径よりも小径に形成することにより、地盤と該掘削軸
の攪拌翼の軸身との間に空隙を生じさせることになり土
と掘削軸との付着力を減少させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は地盤改良装置、特に土
木工事のうち、地中に固化材等の地盤改良材を混入し、
該固化材を軟弱土と攪拌混合する大容量の地盤改良工法
に用いる地盤改良装置に関するものである。
木工事のうち、地中に固化材等の地盤改良材を混入し、
該固化材を軟弱土と攪拌混合する大容量の地盤改良工法
に用いる地盤改良装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の軟弱地盤の改良工法に用いる装置
として、例えば図３に示すように先端に掘削刃３及び掘
削翼４を、また軸身１ａの複数箇所に攪拌翼２、２ａを
それぞれ設けた掘削軸１からなる装置が知られている。
として、例えば図３に示すように先端に掘削刃３及び掘
削翼４を、また軸身１ａの複数箇所に攪拌翼２、２ａを
それぞれ設けた掘削軸１からなる装置が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この装置は、吐出口６
から吐出された固化材と土壌との攪拌混合時、特に粘性
の強い土壌の場合土が攪拌翼に付着し易く、そのため
に、攪拌翼と土が共まわりし、混合精度が悪くなり、固
結土の強度のバラツキが大きくなる欠点がある。
から吐出された固化材と土壌との攪拌混合時、特に粘性
の強い土壌の場合土が攪拌翼に付着し易く、そのため
に、攪拌翼と土が共まわりし、混合精度が悪くなり、固
結土の強度のバラツキが大きくなる欠点がある。
【０００４】上述の付着土と攪拌翼との共まわり防止対
策として図４に示すように共まわり防止装置５を設ける
ことによって土壌の共まわりを防止できる。
策として図４に示すように共まわり防止装置５を設ける
ことによって土壌の共まわりを防止できる。
【０００５】しかし、粘性の弱い土や乱された土では共
まわり防止装置ごと土と共回りを起こし、固化材との混
合精度が悪くなる問題がある。
まわり防止装置ごと土と共回りを起こし、固化材との混
合精度が悪くなる問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は攪拌翼への混
合土の付着による共回り現象で、土と固化材との混合精
度が悪くなるという問題点を解決することを目的とする
ものである。
合土の付着による共回り現象で、土と固化材との混合精
度が悪くなるという問題点を解決することを目的とする
ものである。
【０００７】この発明は前述の課題を解決するために、
掘削刃と掘削翼を設けた掘削軸を回転させながら上下動
させて掘削土と固化材とを攪拌混合し、地盤を改良する
装置に於て、掘削軸の掘削翼の上部に設けた攪拌翼の取
付部位の掘削軸の軸身の径を他の部位の軸身の径よりも
小径に形成し、また前記攪拌翼の取付部位の軸身に固化
材吐出口を設けた地盤改良装置に構成したことである。
掘削刃と掘削翼を設けた掘削軸を回転させながら上下動
させて掘削土と固化材とを攪拌混合し、地盤を改良する
装置に於て、掘削軸の掘削翼の上部に設けた攪拌翼の取
付部位の掘削軸の軸身の径を他の部位の軸身の径よりも
小径に形成し、また前記攪拌翼の取付部位の軸身に固化
材吐出口を設けた地盤改良装置に構成したことである。
【０００８】
【作用】掘削軸の攪拌翼の取付部位の軸身の径を、掘削
軸の上下の他の部位の軸身の径よりも小径に形成するこ
とにより、地盤と該掘削軸の攪拌翼の軸身との間に空隙
を生じさせることになり土と掘削軸との付着力を減少さ
せることができる。
軸の上下の他の部位の軸身の径よりも小径に形成するこ
とにより、地盤と該掘削軸の攪拌翼の軸身との間に空隙
を生じさせることになり土と掘削軸との付着力を減少さ
せることができる。
【０００９】さらに固化材吐出口より地盤と掘削軸との
間の空隙に噴射された固化材スラリー及び空気に搬送さ
れた粉粒体などの流体が空隙を埋めようとする土の間に
作用し、潤滑剤の役割を果し、掘削軸付近への混合土の
付着を防止する。
間の空隙に噴射された固化材スラリー及び空気に搬送さ
れた粉粒体などの流体が空隙を埋めようとする土の間に
作用し、潤滑剤の役割を果し、掘削軸付近への混合土の
付着を防止する。
【００１０】
【実施例】この発明の一実施例を図面により説明する
と、図１は第１の実施例であり、図２は他の実施例であ
る。図１において、１は中空掘削軸を有する掘削軸で胴
部に攪拌翼２、２ａを上下二段に設け、先端に掘削刃３
及び掘削補助する攪拌翼４を取り付けてある。また前記
攪拌翼２、２ａを取付けた掘削軸１の軸身１ａの軸径を
他の軸身１ｂ、１ｃの軸径よりも小径に形成する。
と、図１は第１の実施例であり、図２は他の実施例であ
る。図１において、１は中空掘削軸を有する掘削軸で胴
部に攪拌翼２、２ａを上下二段に設け、先端に掘削刃３
及び掘削補助する攪拌翼４を取り付けてある。また前記
攪拌翼２、２ａを取付けた掘削軸１の軸身１ａの軸径を
他の軸身１ｂ、１ｃの軸径よりも小径に形成する。
【００１１】一方図示されていないが、掘削軸１の中空
掘削軸をベースマシンの昇降装置で支持し、かつ駆動装
置により回転し、前記掘削軸を地中に貫入し、また上昇
させるように構成する。中空掘削軸の中空部は固化材供
給路に連通する流通路を有し、さらに攪拌翼２、２ａの
取付部位の軸身１ａに設けた固化材吐出口６とも連通
し、該吐出口６より固化材スラリーなどの流体を噴出さ
せるように構成してある。
掘削軸をベースマシンの昇降装置で支持し、かつ駆動装
置により回転し、前記掘削軸を地中に貫入し、また上昇
させるように構成する。中空掘削軸の中空部は固化材供
給路に連通する流通路を有し、さらに攪拌翼２、２ａの
取付部位の軸身１ａに設けた固化材吐出口６とも連通
し、該吐出口６より固化材スラリーなどの流体を噴出さ
せるように構成してある。
【００１２】図２は、他の実施例で、攪拌翼２、２ａの
取付部位の軸身１ａの軸径はそのままの軸径とする代り
に、攪拌翼２の上部の軸身１ｂ及び吐出口６の下部の軸
身１ｄに軸径拡張部材７、７ａを設け、攪拌翼２、２ａ
の取付部位の前記各部位の軸径よりも小さく形成する。
取付部位の軸身１ａの軸径はそのままの軸径とする代り
に、攪拌翼２の上部の軸身１ｂ及び吐出口６の下部の軸
身１ｄに軸径拡張部材７、７ａを設け、攪拌翼２、２ａ
の取付部位の前記各部位の軸径よりも小さく形成する。
【００１３】なお実施例では攪拌翼を２段、固化材吐出
口１個の例を示したが、攪拌翼の段数および吐出口の個
数、位置はこれに限定するものではない。
口１個の例を示したが、攪拌翼の段数および吐出口の個
数、位置はこれに限定するものではない。
【００１４】
【発明の効果】この発明は詳述したように掘削軸と周辺
地盤との間の空隙により土と掘削軸との付着力を減少
し、更に空隙に噴射された固化材スラリーなどの流体が
空隙を埋めようとする土との間に作用して混合土の掘削
軸への付着を防止し、かつ土の泥状化が促進され、共回
り現象が解消され効率の良い攪拌混合が可能となった。
地盤との間の空隙により土と掘削軸との付着力を減少
し、更に空隙に噴射された固化材スラリーなどの流体が
空隙を埋めようとする土との間に作用して混合土の掘削
軸への付着を防止し、かつ土の泥状化が促進され、共回
り現象が解消され効率の良い攪拌混合が可能となった。
【図１】本発明の地盤改良装置の１実施例を示す要部の
正面図である。
正面図である。
【図２】本発明の地盤改良装置の他の実施例を示す要部
の正面図である。
の正面図である。
【図３】従来の地盤改良装置の要部の正面図である。
【図４】従来の他の地盤改良装置の要部の正面図であ
る。
る。
１ 掘削軸 １ａ 攪拌翼取付部位の軸身 ２、２ａ 攪拌翼 ３ 掘削刃 ４ 掘削翼 ５ 固化材吐出口 ７、７ａ 軸径拡張部材
Claims (2)
- 【請求項１】 掘削刃と掘削翼を設けた掘削軸を回転さ
せながら上下動させて掘削土と固化材とを攪拌混合し、
地盤を改良する装置に於て、掘削軸の掘削翼の上部に設
けた攪拌翼の取付部位の掘削軸の軸身の径を他の部位の
軸身の径より小径に形成し、また前記攪拌翼の取付部位
に固化材吐出口を設けたことを特徴とする地盤改良装
置。 - 【請求項２】 掘削刃と掘削翼を設けた掘削軸を回転さ
せながら上下動させて掘削上と固化材とを攪拌混合し地
盤を改良する装置に於て、掘削翼の上部に設けた複数枚
の攪拌翼の取付部位の軸身に固化材吐出口を設けると共
に該軸身に設けた最上段の攪拌翼の上部の掘削軸の軸身
及び前記掘削翼の上部軸身に軸径拡張部材をそれぞれ取
り付け、前記攪拌翼取付部位の軸身の軸径よりも当該軸
身の軸径を大径に形成したことを特徴とする地盤改良装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05263793A JP3245659B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 地盤改良装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05263793A JP3245659B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 地盤改良装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264436A true JPH06264436A (ja) | 1994-09-20 |
| JP3245659B2 JP3245659B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=12920346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05263793A Expired - Fee Related JP3245659B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 地盤改良装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3245659B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018150775A (ja) * | 2017-03-15 | 2018-09-27 | 株式会社不動テトラ | 攪拌混合装置 |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP05263793A patent/JP3245659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018150775A (ja) * | 2017-03-15 | 2018-09-27 | 株式会社不動テトラ | 攪拌混合装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3245659B2 (ja) | 2002-01-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05202693A (ja) | 起泡剤を使用した機械式シールド掘進方法 | |
| JP4601529B2 (ja) | 地盤改良施工機及び地盤改良工法 | |
| JPH06264436A (ja) | 地盤改良装置 | |
| JP3423705B2 (ja) | 大口径改良土柱の築造方法 | |
| JPH0885940A (ja) | 撹拌混合工法 | |
| JP2009057748A (ja) | 浅層地盤改良用攪拌機、浅層地盤改良機、浅層地盤改良システム、浅層地盤改良工法及び汚染土壌改良工法 | |
| JPS6338496B2 (ja) | ||
| JP2003313857A (ja) | 地盤改良機の撹拌装置 | |
| JPH089223Y2 (ja) | 地盤改良装置 | |
| JP5139406B2 (ja) | 地盤改良機 | |
| JP3464076B2 (ja) | 大口径用掘削攪拌装置 | |
| JP3423704B2 (ja) | 大口径改良土柱の築造方法 | |
| JP3945746B2 (ja) | 地盤改良撹拌機 | |
| JPH07197443A (ja) | 地盤改良用の掘削攪拌方法およびその掘削攪拌装置 | |
| JPH09296442A (ja) | 場所打ち杭造成装置 | |
| JPH0626031A (ja) | 地盤改良装置 | |
| JP2011038291A (ja) | 地盤改良機 | |
| JP2728633B2 (ja) | ソイルセメント杭の造成方法及び造成装置 | |
| JP2813550B2 (ja) | 粉体噴射攪拌装置の補修工具構造 | |
| JP2001040651A (ja) | 掘削攪拌装置の共回り防止翼 | |
| JPH038920A (ja) | 孔壁を転圧する放射状攪拌板を備えた掘削攪拌装置 | |
| JP4026965B2 (ja) | 掘削土の混合攪拌装置 | |
| JPH0378915B2 (ja) | ||
| JP2000170155A (ja) | 軟弱地盤浅層部の部分改良工法 | |
| JPH0615766B2 (ja) | 地盤改良に使用する掘削混合撹拌機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |