JPH06263596A - ガーネット単結晶膜 - Google Patents
ガーネット単結晶膜Info
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- JPH06263596A JPH06263596A JP5087893A JP5087893A JPH06263596A JP H06263596 A JPH06263596 A JP H06263596A JP 5087893 A JP5087893 A JP 5087893A JP 5087893 A JP5087893 A JP 5087893A JP H06263596 A JPH06263596 A JP H06263596A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F10/00—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
- H01F10/08—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
- H01F10/10—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
- H01F10/18—Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being compounds
- H01F10/20—Ferrites
- H01F10/24—Garnets
- H01F10/245—Modifications for enhancing interaction with electromagnetic wave energy
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セリウム置換イットリウム鉄ガーネット単結
晶膜において、セリウムの置換量を多くしてファラデー
回転角度を大きくするのと同時に、ガーネット単結晶基
板と単結晶膜との界面での不整合を少なくし、単結晶膜
にクラックが発生したり、剥離したりするのを防止する
ことである。 【構成】 下記の組成を有するガーネット単結晶膜を、
Nd3Ga5O12 ガーネット単結晶基板か、(Gd ・Ca)3(Ga ・
Mg・Zr)5O12 ガーネット単結晶基板上に形成する。 【数1】Cex Rey Y3-x-yFe5O12 〔Reは、ガドリニウム、サマリウム、テルビウム、ユー
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。
晶膜において、セリウムの置換量を多くしてファラデー
回転角度を大きくするのと同時に、ガーネット単結晶基
板と単結晶膜との界面での不整合を少なくし、単結晶膜
にクラックが発生したり、剥離したりするのを防止する
ことである。 【構成】 下記の組成を有するガーネット単結晶膜を、
Nd3Ga5O12 ガーネット単結晶基板か、(Gd ・Ca)3(Ga ・
Mg・Zr)5O12 ガーネット単結晶基板上に形成する。 【数1】Cex Rey Y3-x-yFe5O12 〔Reは、ガドリニウム、サマリウム、テルビウム、ユー
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気光学効果を示すセ
リウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜に関する
ものである。
リウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】イットリウム鉄ガーネットは、比較的大
きな磁気光学効果を示す材料である。このイットリウム
鉄ガーネットの希土類サイトをセリウムで置換したガー
ネット(Y3-xCex Fe5O12) 膜が知られている。このセリ
ウム置換イットリウム鉄ガーネットは、光通信用の光ア
イソレータ、光サーキュレータに応用できる非相反素子
に対して、有用な材料として期待されている。
きな磁気光学効果を示す材料である。このイットリウム
鉄ガーネットの希土類サイトをセリウムで置換したガー
ネット(Y3-xCex Fe5O12) 膜が知られている。このセリ
ウム置換イットリウム鉄ガーネットは、光通信用の光ア
イソレータ、光サーキュレータに応用できる非相反素子
に対して、有用な材料として期待されている。
【0003】セリウム置換イットリウム鉄ガーネット
は、LPE法によっても作製されるが、その置換量
(x)は0.06以下と微量である。本発明者は、このセリ
ウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶を、スパッタ
法によってガドリニウムガリウムガーネット(Gd3Ga5O
12)単結晶基板上にエピタキシャル成長させ、セリウム
の置換量が0.5 以上のファラデー回転の大きい単結晶膜
を得ることに成功している。
は、LPE法によっても作製されるが、その置換量
(x)は0.06以下と微量である。本発明者は、このセリ
ウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶を、スパッタ
法によってガドリニウムガリウムガーネット(Gd3Ga5O
12)単結晶基板上にエピタキシャル成長させ、セリウム
の置換量が0.5 以上のファラデー回転の大きい単結晶膜
を得ることに成功している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したセリ
ウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜を作製する
際、膜厚が1μm 以下では比較的良好な膜がエピタキシ
ャル成長する。しかし、膜厚が1μm を超えると、膜の
結晶性が劣化することが解った。特に、厚さが3μm を
超えると膜中にクラックが発生し、この結果、膜が基板
から剥離することが判明した。このクラックは、ガドリ
ニウムガリウムガーネット単結晶基板と単結晶膜との格
子定数の違いによる、界面での不整合が原因であると考
えられる。
ウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜を作製する
際、膜厚が1μm 以下では比較的良好な膜がエピタキシ
ャル成長する。しかし、膜厚が1μm を超えると、膜の
結晶性が劣化することが解った。特に、厚さが3μm を
超えると膜中にクラックが発生し、この結果、膜が基板
から剥離することが判明した。このクラックは、ガドリ
ニウムガリウムガーネット単結晶基板と単結晶膜との格
子定数の違いによる、界面での不整合が原因であると考
えられる。
【0005】もっとも、セリウム置換イットリウム鉄ガ
ーネットにおいて、セリウムの置換量を減らせば、ガド
リニウムガリウムガーネット単結晶基板と膜との格子定
数をほぼ一致させうると考えられる。しかし、上記の単
結晶膜においてセリウムの置換量を少なくすると、主要
な磁気光学特性であるファラデー回転角度が小さくな
り、素子として必要な特性が得られなくなる。
ーネットにおいて、セリウムの置換量を減らせば、ガド
リニウムガリウムガーネット単結晶基板と膜との格子定
数をほぼ一致させうると考えられる。しかし、上記の単
結晶膜においてセリウムの置換量を少なくすると、主要
な磁気光学特性であるファラデー回転角度が小さくな
り、素子として必要な特性が得られなくなる。
【0006】本発明の課題は、セリウム置換イットリウ
ム鉄ガーネット単結晶膜において、セリウムの置換量を
多くしてファラデー回転角度を大きくするのと同時に、
ガーネット単結晶基板と単結晶膜との界面での不整合を
少なくし、単結晶膜にクラックが発生したり、剥離した
りするのを防止することである。
ム鉄ガーネット単結晶膜において、セリウムの置換量を
多くしてファラデー回転角度を大きくするのと同時に、
ガーネット単結晶基板と単結晶膜との界面での不整合を
少なくし、単結晶膜にクラックが発生したり、剥離した
りするのを防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、Nd3 Ga5O12ガ
ーネット単結晶基板上に形成されたガーネット単結晶膜
であって、下記の組成を有するガーネット単結晶膜に係
るものである。
ーネット単結晶基板上に形成されたガーネット単結晶膜
であって、下記の組成を有するガーネット単結晶膜に係
るものである。
【数5】Cex Rey Y3-x-yFe5O12 〔Reは、ガドリニウム、サマリウム、テルビウム、ユー
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。
【数6】12.67 ≦9.667x+ay≦13.93 Reがガドリニウムのときは、a=3.167 ,Reがサマリウ
ムのときは、a=5.100 ,Reがテルビウムのときは、a
=2.000 ,Reがユーロピウムのときは、a=4.067 ,Re
がイッテルビウムのときは、a=−2.467 ,Reがルテチ
ウムのときは、a=−3.100 。〕
ムのときは、a=5.100 ,Reがテルビウムのときは、a
=2.000 ,Reがユーロピウムのときは、a=4.067 ,Re
がイッテルビウムのときは、a=−2.467 ,Reがルテチ
ウムのときは、a=−3.100 。〕
【0008】また、本発明は、(Gd・Ca)3(Ga・Mg・Z
r)5O12 ガーネット単結晶基板上に形成されたガーネッ
ト単結晶膜であって、下記の組成を有するガーネット単
結晶膜に係るものである。
r)5O12 ガーネット単結晶基板上に形成されたガーネッ
ト単結晶膜であって、下記の組成を有するガーネット単
結晶膜に係るものである。
【数7】Cex Rey Y3-x-yFe5O12 〔Reは、ガドリニウム、サマリウム、テルビウム、ユー
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。
【数8】11.38 ≦9.667x+ay≦12.65 aは上記と同じである。即ち、Reがガドリニウムのとき
は、a=3.167 ,Reがサマリウムのときは、a=5.100
,Reがテルビウムのときは、a=2.000 ,Reがユーロ
ピウムのときは、a=4.067 ,Reがイッテルビウムのと
きは、a=−2.467 ,Reがルテチウムのときは、a=−
3.100 。〕
は、a=3.167 ,Reがサマリウムのときは、a=5.100
,Reがテルビウムのときは、a=2.000 ,Reがユーロ
ピウムのときは、a=4.067 ,Reがイッテルビウムのと
きは、a=−2.467 ,Reがルテチウムのときは、a=−
3.100 。〕
【0009】
【作用】本発明者は、ガーネット単結晶基板及びセリウ
ム置換イットリウム鉄ガーネッと単結晶膜の双方につい
て研究を重ねた結果、双方の組成を制御することによ
り、基板と膜との界面での格子不整合を少なくし、膜に
おけるクラックの発生を抑制し、従来は不可能であった
10μm 以上の単結晶の作製が可能になった。
ム置換イットリウム鉄ガーネッと単結晶膜の双方につい
て研究を重ねた結果、双方の組成を制御することによ
り、基板と膜との界面での格子不整合を少なくし、膜に
おけるクラックの発生を抑制し、従来は不可能であった
10μm 以上の単結晶の作製が可能になった。
【0010】即ち、本発明者は、従来のガドリニウムガ
リウムガーネット単結晶基板を止め、ネオジムガリウム
ガーネット(Nd3Ga5O12,格子定数1.2509 nm)、及び元素
置換型ガドリニウムガリウムガーネット(Gd・Ca)3(Ga
・Mg・Zr)5O12,格子定数 1.2496 nm)からなる単結晶基
板を用いた。
リウムガーネット単結晶基板を止め、ネオジムガリウム
ガーネット(Nd3Ga5O12,格子定数1.2509 nm)、及び元素
置換型ガドリニウムガリウムガーネット(Gd・Ca)3(Ga
・Mg・Zr)5O12,格子定数 1.2496 nm)からなる単結晶基
板を用いた。
【0011】しかも、これと同時に、セリウム置換イッ
トリウム鉄ガーネットのセリウムを更に、上記の希土類
元素で一部置換することで、単結晶基板と単結晶膜との
格子定数の差を±0.05%以下にできることを発見した。
このため、各元素の置換量yは、それぞれ上記のように
制限する必要のあることがわかった。こうした知見は、
本発明者が初めて明らかにするものである。
トリウム鉄ガーネットのセリウムを更に、上記の希土類
元素で一部置換することで、単結晶基板と単結晶膜との
格子定数の差を±0.05%以下にできることを発見した。
このため、各元素の置換量yは、それぞれ上記のように
制限する必要のあることがわかった。こうした知見は、
本発明者が初めて明らかにするものである。
【0012】本発明は、特にスパッタ法によってガーネ
ット単結晶基板上に上記単結晶膜を形成する場合に、好
適である。この際、スパッタ法としてマグネトロンスパ
ッタ法を採用すると、特に膜の成長速度が大きい。ま
た、本発明によれば、特に、厚さ1μm を超えるガーネ
ット単結晶膜を、クラックや剥離なしで得ることができ
る。より好ましくは、厚さ3μm 以上のガーネット単結
晶膜を得ることができ、更に好ましくは、厚さ10μm 以
上のガーネット単結晶膜を得ることができる。
ット単結晶基板上に上記単結晶膜を形成する場合に、好
適である。この際、スパッタ法としてマグネトロンスパ
ッタ法を採用すると、特に膜の成長速度が大きい。ま
た、本発明によれば、特に、厚さ1μm を超えるガーネ
ット単結晶膜を、クラックや剥離なしで得ることができ
る。より好ましくは、厚さ3μm 以上のガーネット単結
晶膜を得ることができ、更に好ましくは、厚さ10μm 以
上のガーネット単結晶膜を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、具体的な実験結果について述べる。
【0014】(実験1)rfマグネトロンスパッタ法に
より、セリウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜
の作製を行った。基板には、ネオジムガリウムガーネッ
ト単結晶の2インチウエハーを使用した。膜の格子定数
を調節するための元素として、ガドリニウムを選択し
た。
より、セリウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜
の作製を行った。基板には、ネオジムガリウムガーネッ
ト単結晶の2インチウエハーを使用した。膜の格子定数
を調節するための元素として、ガドリニウムを選択し
た。
【0015】ターゲットを作製する際には、Y2O3粉末を
22.5800 g 、CeO2粉末を34.4236 g、Gd2O3 粉末を36.24
79 g 、Fe2O3 粉末を79.8455 g を混合し、この混合物
を1150℃で4時間仮焼し、200 kg/cm2 のプレス圧力で
プレス成形し、直径120 mmの円盤状成形体を得、これを
1200℃で5時間焼成した。この焼結物を加工して、直径
100 mm、厚さ5mmの円盤状のターゲットを得た。
22.5800 g 、CeO2粉末を34.4236 g、Gd2O3 粉末を36.24
79 g 、Fe2O3 粉末を79.8455 g を混合し、この混合物
を1150℃で4時間仮焼し、200 kg/cm2 のプレス圧力で
プレス成形し、直径120 mmの円盤状成形体を得、これを
1200℃で5時間焼成した。この焼結物を加工して、直径
100 mm、厚さ5mmの円盤状のターゲットを得た。
【0016】このターゲットの組成は、次の通りであ
る。
る。
【数9】x=1.000 y=1.000 9.667x+3.167y=12.83
【0017】スパッタ装置の真空チャンバー内部の陰極
電極上に上記のターゲットを固定し、スパッタアップ方
式で単結晶膜の形成を行った。基板表面はヒーターによ
り650 ℃まで加熱し、650 ℃に保持した。装置のチャン
バー内部を2×10-7Torrまで真空引きを行った後、スパ
ッタガスを導入した。スパッタガスとしては、アルゴン
と酸素の比が9対1の混合ガスを使用した。ガス導入
後、チャンバー内部の圧力を1×10-2Torrに調節し、投
入電力密度6.87 W/cm2 で放電させ、スパッタを行っ
た。成長速度約50nm/分で200 分間、膜の作製を行い、
厚さ10μm の膜を得た。
電極上に上記のターゲットを固定し、スパッタアップ方
式で単結晶膜の形成を行った。基板表面はヒーターによ
り650 ℃まで加熱し、650 ℃に保持した。装置のチャン
バー内部を2×10-7Torrまで真空引きを行った後、スパ
ッタガスを導入した。スパッタガスとしては、アルゴン
と酸素の比が9対1の混合ガスを使用した。ガス導入
後、チャンバー内部の圧力を1×10-2Torrに調節し、投
入電力密度6.87 W/cm2 で放電させ、スパッタを行っ
た。成長速度約50nm/分で200 分間、膜の作製を行い、
厚さ10μm の膜を得た。
【0018】作製したセリウム置換イットリウム鉄ガー
ネット単結晶膜の、2インチウエハー内での膜厚分布、
組成分布を測定した。その結果、膜厚の変動は5%以内
で、また組成のずれは、装置の測定精度以下であった。
ネット単結晶膜の、2インチウエハー内での膜厚分布、
組成分布を測定した。その結果、膜厚の変動は5%以内
で、また組成のずれは、装置の測定精度以下であった。
【0019】また、波長633 nmのレーザーを使用し、上
記の単結晶膜についてファラデー回転角を測定したとこ
ろ、2×105deg. /cmであった。これは、膜厚1μm の
単結晶膜のファラデー回転角と一致した。従って、膜厚
10μm であっても、磁気光学特性が劣化していないこと
が確認された。また、ファラデー回転角の面内分布は、
検出されなかった。
記の単結晶膜についてファラデー回転角を測定したとこ
ろ、2×105deg. /cmであった。これは、膜厚1μm の
単結晶膜のファラデー回転角と一致した。従って、膜厚
10μm であっても、磁気光学特性が劣化していないこと
が確認された。また、ファラデー回転角の面内分布は、
検出されなかった。
【0020】(実験2)実験1と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、単結晶膜を
形成した。ただし、ターゲットの組成は、Ce1.0 Gdy Y
2.0-yFe5.0O12とし、表1に示すようにyを変更した。
この結果、「 9.667x+ay」の値は、表1に示すよう
に変動する。また、膜厚は5μm であった。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、単結晶膜を
形成した。ただし、ターゲットの組成は、Ce1.0 Gdy Y
2.0-yFe5.0O12とし、表1に示すようにyを変更した。
この結果、「 9.667x+ay」の値は、表1に示すよう
に変動する。また、膜厚は5μm であった。
【0021】表1に、単結晶膜の格子定数、格子不整
合、クラックの有無、ファラデー回転を示す。ただし、
格子不整合は、格子不整合(%)=(基板の格子定数−
単結晶膜の格子定数)×100 /基板の格子定数、として
算出した。クラックの有無は、微分干渉顕微鏡により、
単結晶膜表面全体を観察して、判定を行った。ファラデ
ー回転は、実験1と同様にして測定した。
合、クラックの有無、ファラデー回転を示す。ただし、
格子不整合は、格子不整合(%)=(基板の格子定数−
単結晶膜の格子定数)×100 /基板の格子定数、として
算出した。クラックの有無は、微分干渉顕微鏡により、
単結晶膜表面全体を観察して、判定を行った。ファラデ
ー回転は、実験1と同様にして測定した。
【0022】
【表1】
【0023】yが1.1 ,1.3 の場合は、「 9.667x+a
y」が本発明の範囲内に入るが、格子不整合が±0.05%
以内に留まり、クラックが生じなかった。特に、y=1.
1 の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
y」が本発明の範囲内に入るが、格子不整合が±0.05%
以内に留まり、クラックが生じなかった。特に、y=1.
1 の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
【0024】(実験3)実験2と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce0.8 Gdy Y2.2 -y Fe5.0O12 とし、表2に示すようにy
を変更した。この結果、「 9.667x+ay」の値は、表
2に示すように変動する。表2に、単結晶膜の格子定
数、格子不整合、クラックの有無、ファラデー回転を示
す。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce0.8 Gdy Y2.2 -y Fe5.0O12 とし、表2に示すようにy
を変更した。この結果、「 9.667x+ay」の値は、表
2に示すように変動する。表2に、単結晶膜の格子定
数、格子不整合、クラックの有無、ファラデー回転を示
す。
【0025】
【表2】
【0026】yが1.7 ,1.9 の場合は、「 9.667x+a
y」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.05%以
内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=1.9 の
場合は、ファラデー回転角も最高になった。
y」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.05%以
内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=1.9 の
場合は、ファラデー回転角も最高になった。
【0027】(実験4)実験2と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.2 Gdy Y1.8 -y Fe5.0O12 とし、表3に示すようにy
を変更した。この結果、「 9.667x+ay」の値は、表
3に示すように変動する。表3に、単結晶膜の格子定
数、格子不整合、クラックの有無、ファラデー回転を示
す。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.2 Gdy Y1.8 -y Fe5.0O12 とし、表3に示すようにy
を変更した。この結果、「 9.667x+ay」の値は、表
3に示すように変動する。表3に、単結晶膜の格子定
数、格子不整合、クラックの有無、ファラデー回転を示
す。
【0028】
【表3】
【0029】yが0.4 ,0.5 ,0.6 の場合は、「 9.667
x+ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.6の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
x+ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.6の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
【0030】(実験5)実験2と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Cex Gd1.0Y2.0- x Fe5.0O12とし、表4に示すようにxを
変更した。表4に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Cex Gd1.0Y2.0- x Fe5.0O12とし、表4に示すようにxを
変更した。表4に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
【0031】
【表4】
【0032】xが1.0 ,1.1 の場合は、「 9.667x +a
y」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.05%以
内に留まり、クラックが生じなかった。また、x=1.1,
1.2の場合に、ファラデー回転が最も高くなることも解
る。
y」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.05%以
内に留まり、クラックが生じなかった。また、x=1.1,
1.2の場合に、ファラデー回転が最も高くなることも解
る。
【0033】(実験6)実験2と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.0SmyY2.0-yFe5.0O12とし、表5に示すようにyを変
更した。表5に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、ク
ラックの有無、ファラデー回転を示す。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.0SmyY2.0-yFe5.0O12とし、表5に示すようにyを変
更した。表5に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、ク
ラックの有無、ファラデー回転を示す。
【0034】
【表5】
【0035】yが0.6 ,0.7 ,0.8 の場合は、「 9.667
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.8の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.8の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
【0036】(実験7)実験2と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.2 Tby Y1.8 -yFe5.0O12とし、表6に示すようにyを
変更した。表6に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.2 Tby Y1.8 -yFe5.0O12とし、表6に示すようにyを
変更した。表6に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
【0037】
【表6】
【0038】yが0.6 ,0.8 ,1.0 の場合は、「 9.667
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.8の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.8の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
【0039】(実験8)実験2と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.0Eu y Y2.0 -yFe5.0O12とし、表7に示すようにyを
変更した。表7に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.0Eu y Y2.0 -yFe5.0O12とし、表7に示すようにyを
変更した。表7に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
【0040】
【表7】
【0041】yが0.8 ,0.9 ,1.0 の場合は、「 9.667
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
1.0の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
1.0の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
【0042】(実験9)実験2と同様にして、(111)ネ
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.5 Yby Y1.5 -yFe5.0O12とし、表8に示すようにyを
変更した。表8に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
オジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μm
の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成は、
Ce1.5 Yby Y1.5 -yFe5.0O12とし、表8に示すようにyを
変更した。表8に、単結晶膜の格子定数、格子不整合、
クラックの有無、ファラデー回転を示す。
【0043】
【表8】
【0044】yが0.3 ,0.5 ,0.7 の場合は、「 9.667
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.7の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整合が±0.
05%以内に留まり、クラックが生じなかった。特にy=
0.7の場合は、ファラデー回転角も最高になった。
【0045】(実験10)実験2と同様にして、(111)
ネオジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μ
m の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成
は、Ce1.5Lu y Y1.5 -yFe5.0O12とし、表9に示すように
yを変更した。表9に、単結晶膜の格子定数、格子不整
合、クラックの有無、ファラデー回転を示す。
ネオジムガリウムガーネット単結晶基板上に、膜厚5μ
m の単結晶膜を形成した。ただし、ターゲットの組成
は、Ce1.5Lu y Y1.5 -yFe5.0O12とし、表9に示すように
yを変更した。表9に、単結晶膜の格子定数、格子不整
合、クラックの有無、ファラデー回転を示す。
【0046】
【表9】
【0047】yが0.2 ,0.3 ,0.4 ,0.5 の場合は、
「 9.667x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整
合が±0.05%以内に留まり、クラックが生じなかった。
特にy=0.5 の場合は、ファラデー回転角も最高になっ
た。
「 9.667x +ay」が本発明の範囲に入るが、格子不整
合が±0.05%以内に留まり、クラックが生じなかった。
特にy=0.5 の場合は、ファラデー回転角も最高になっ
た。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、セ
リウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜におい
て、ファラデー回転数を一定以上に保持しつつ膜厚を大
きくしても、ガーネット単結晶基板と単結晶膜との界面
での不整合を少なくできるので、単結晶膜にクラックが
発生したり、剥離したりするのを防止できる。
リウム置換イットリウム鉄ガーネット単結晶膜におい
て、ファラデー回転数を一定以上に保持しつつ膜厚を大
きくしても、ガーネット単結晶基板と単結晶膜との界面
での不整合を少なくできるので、単結晶膜にクラックが
発生したり、剥離したりするのを防止できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 Nd3Ga5O12ガーネット単結晶基板上に形
成されたガーネット単結晶膜であって、下記の組成を有
するガーネット単結晶膜。 【数1】Cex Rey Y3-x-y Fe5O12 〔Reは、ガドリニウム、サマリウム、テルビウム、ユー
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。 【数2】12.67 ≦9.667x+ay≦13.93 Reがガドリニウムのときは、a=3.167 ,Reがサマリウ
ムのときは、a=5.100 ,Reがテルビウムのときは、a
=2.000 ,Reがユーロピウムのときは、a=4.067 ,Re
がイッテルビウムのときは、a=−2.467 ,Reがルテチ
ウムのときは、a=−3.100 。〕 - 【請求項2】 (Gd・Ca)3(Ga ・Mg・Zr)5O12 ガーネッ
ト単結晶基板上に形成されたガーネット単結晶膜であっ
て、下記の組成を有するガーネット単結晶膜。 【数3】Cex Rey Y3-x-yFe5O12 〔Reは、ガドリニウム、サマリウム、テルビウム、ユー
ロピウム、イッテルビウム及びルテチウムからなる群よ
り選ばれる希土類元素を示す。 【数4】11.38 ≦9.667x+ay≦12.65 Reがガドリニウムのときは、a=3.167 ,Reがサマリウ
ムのときは、a=5.100 ,Reがテルビウムのときは、a
=2.000 ,Reがユーロピウムのときは、a=4.067 ,Re
がイッテルビウムのときは、a=−2.467 ,Reがルテチ
ウムのときは、a=−3.100 。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050878A JP2774040B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ガーネット単結晶膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050878A JP2774040B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ガーネット単結晶膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06263596A true JPH06263596A (ja) | 1994-09-20 |
JP2774040B2 JP2774040B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=12870989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5050878A Expired - Lifetime JP2774040B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | ガーネット単結晶膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2774040B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0796931A1 (en) * | 1996-03-22 | 1997-09-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Cerium-containing magnetic garnet single crystal and producing method thereof |
JP2013230958A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | National Institute For Materials Science | 光アイソレータ材料、その製造方法、光アイソレータ及び光加工器 |
CN115323494A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-11 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种稀土掺杂钇铁石榴石单晶薄膜、制备方法及其应用 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5050878A patent/JP2774040B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0796931A1 (en) * | 1996-03-22 | 1997-09-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Cerium-containing magnetic garnet single crystal and producing method thereof |
US6033470A (en) * | 1996-03-22 | 2000-03-07 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of producing a cerium-containing magnetic garnet single crystal |
US6063304A (en) * | 1996-03-22 | 2000-05-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Cerium-containing magnetic garnet single crystal and production method therefor |
JP2013230958A (ja) * | 2012-05-01 | 2013-11-14 | National Institute For Materials Science | 光アイソレータ材料、その製造方法、光アイソレータ及び光加工器 |
CN115323494A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-11 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种稀土掺杂钇铁石榴石单晶薄膜、制备方法及其应用 |
CN115323494B (zh) * | 2022-08-15 | 2023-10-03 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种稀土掺杂钇铁石榴石单晶薄膜、制备方法及其应用 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2774040B2 (ja) | 1998-07-09 |
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