JPH0626310Y2 - パチンコ玉揚送装置の自動玉止め機構に於けるトラブル時手動解除機構 - Google Patents

パチンコ玉揚送装置の自動玉止め機構に於けるトラブル時手動解除機構

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JPH0626310Y2
JPH0626310Y2 JP1988106446U JP10644688U JPH0626310Y2 JP H0626310 Y2 JPH0626310 Y2 JP H0626310Y2 JP 1988106446 U JP1988106446 U JP 1988106446U JP 10644688 U JP10644688 U JP 10644688U JP H0626310 Y2 JPH0626310 Y2 JP H0626310Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各パチンコ機から排出されたパチンコ玉を玉
流入口内に流入させたり、流入を停止させたりする玉止
めプレートを備えた自動式の玉止め機構に関し、特に玉
止めの操作時において玉止めプレートが上昇位置で停止
(トラブル)した際、手動操作でも容易に玉止めプレー
トを下降させることが出来る下降防止機構を備えたパチ
ンコ玉揚送装置の自動玉止め機構に関するものである。
(従来の技術) 従来、研磨粒交換時又は研磨粒清浄時の玉止め機構とし
ては、本願出願人が先に出願した実願昭61−1192
38号のパチンコ玉揚送装置の自動玉止め機構のように
各パチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する玉回
収樋の傾斜下端に接続されたパチンコ玉揚送装置の玉流
入口に、駆動源によって自動的に上下方向に摺動するよ
うに形成された玉止めプレートを挿着し、玉止めプレー
トの上昇により前記玉流入口を塞ぎ、パチンコ玉がパチ
ンコ玉揚送装置内に流入する事を停止させ、玉止めプレ
ートの下降によりパチンコ玉の玉流入口への流入が行な
われるように構成したものが開示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の構成においては玉止めプレートの
下方部位に穿設した横長状の摺動溝に駆動源のギャード
モータの出力軸に固着されたカムの摺動ピンが常に嵌合
(摺動溝径と摺動ピンの外径が略同径)状態となり、玉
止めプレートは摺動ピンとカムを介して一体と成ってい
る。
そして、研磨粒交換時又は研磨粒清浄時において玉止め
プレートが上昇位置にある時、ギャードモータの焼損等
により駆動停止となった際や、玉止めプレートの上下方
向の摺動を制御する両端のマイクロスイッチS、S
の寿命による故障、若しくはマイクロスイッチの固定ネ
ジの緩み等で発生するマイクロスイッチの動作不良等に
よってギャードモータが駆動しなくなったトラブルの時
は、該玉止めプレートは上昇位置で停止したままの状態
で摺動不能となってしまう。その結果、パチンコ玉揚送
装置の玉流入口が玉止めプレートに閉じられたままの状
態であるため、該揚送装置内にパチンコ玉の供給が出来
なくなったり、また手動操作では下降しないため自動玉
止め機構そのものを分解して下降させなくては対処出来
ない機構から成るものであった。
このトラブルの間は研磨したパチンコ玉を再度パチンコ
機等に補給することが出来ず、玉回収樋上にパチンコ玉
が溜まり、その結果パチンコ機よりのパチンコ玉の排出
も困難となって、パチンコ店の営業が出来なくなるとと
いう致命的な課題を有していたもので早期に解決するよ
う要求されていた。
本考案は上記の課題を解決するために創案されたもの
で、ギャードモータの焼損等やマイクロスイッチの故
障、若しくはマイクロスイッチの固定ネジの緩み等で発
生するマイクロスイッチの動作不良等の電気的トラブル
によってギャードモータが駆動しなくなって、玉止めプ
レートが上昇位置で玉流入口を閉じているままの状態で
摺動不能となっても、手動操作によって容易に玉止めプ
レートを下降することが出来、これにより玉流入口が開
放し、パチンコ玉の玉流入口への流入を可能にするパチ
ンコ玉揚送装置の自動玉止め機構に於けるトラブル時手
動解除機構を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案のパチンコ玉揚送装
置の自動玉止め機構に於けるトラブル時手動解除機構
は、パチンコ機より排出されたパチンコ玉をパイプ内に
流入する玉流入口を開口し、該玉流入口に駆動源により
上下方向に摺動して玉流入口の玉止めを行なう玉止めプ
レートを備えた手動又は自動式玉止め機構を具備し、該
パチンコ玉と研磨粒とを混合攪拌しながら研磨し揚送す
るパチンコ玉揚送装置に於いて、 中央部位に略矩形状の遊動穴と、該遊動穴に連続して摺
動溝を穿設した玉止めプレートを上下方向自在に摺動す
るように成し、該玉止めプレートの遊動穴及び摺動溝に
駆動源の出力軸に固着したカムに突設した摺動ピンを遊
嵌させると共に該カムの切欠部と両端のマイクロスイッ
チS、Sにて玉止めプレートの上昇又は下降の位置
を制御させ、玉止めプレートの上昇はカムの回転に伴っ
て摺動ピンが摺動溝内を遊嵌して上昇させ且つ該玉止め
プレートが上昇位置に到達して、摺動ピンが摺動溝内よ
り外れた際、玉止めプレートの自重による下降を防止す
る下降防止機構を有し、さらにトラブル時において手動
操作にて該下降防止機構を解除することが可能な構成と
したことを特徴とするものである。
(作用) 以上のように構成された本考案のパチンコ玉揚送装置の
自動玉止め機構に於けるトラブル時手動解除機構は、玉
流入口を閉じる(玉止め)にあたりギャードモータの出
力軸に固着したカムに突設された摺動ピンが玉止めプレ
ートの摺動溝に遊嵌していて、摺動ピンの回転に伴って
玉止めプレートが持ち上げられて玉止めプレートは上昇
する。
玉止めプレートが完全に上昇して到達すると両端に設け
られたマイクロスイッチのうち一方のマイクロスイッチ
がカムの切欠部によって作動するとギャートモータは回
転を停止し、玉止めプレートは玉流入口を閉じた状態と
なって、パチンコ玉揚送装置内へのパチンコ玉の流入を
停止する。
この時、摺動ピンは摺動溝から外れて摺動ピンは遊動穴
に遊嵌している状態となるが、同時にギャードモータ取
付枠に固着されている板バネの湾曲部が玉止めプレート
の自然下降防止穴に嵌合する下降防止機構により玉止め
プレートの自然下降が防止される。この状態において玉
止めプレートは手動操作によって下降させることが出来
る。
この手動操作はギャートモータやマイクロスイッチが何
らかのトラブルが生じた際行なうのである。つまり、摺
動ピンは略矩形状の遊動穴の下辺部に遊嵌し、玉止めプ
レートには板バネと自然下降防止穴の嵌合以外にその下
降方向への動きを規制するものを有せず、板バネと自然
下降防止穴の嵌合は板バネの付勢力により保持されてい
るのみなので、その解除も手動操作で簡単に行なうこと
が可能である。
次に上記玉止めプレートを下降させるにあたり、ギャー
ドモータが回転し、ギャードモータの出力軸の回転によ
りカムに突設された摺動ピンが玉止めプレートの略矩形
状の遊動穴の下辺部に当接し、摺動ピンによって玉止め
プレートが下げられて玉止めプレートは下降する。
玉止めプレートが完全に下降して、玉止めプレートが上
昇するに際して作動したマイクロスイッチと異なる他の
もう一個のマイクロスイッチがカムの切欠部によって作
動すると、ギャードモータの回転は停止し、玉流入口は
開かれた状態となって、パチンコ玉揚送装置内へのパチ
ンコ玉の流入がなされる。この時玉止めプレートの下端
部は下降規制部材に当接してその位置以下に玉止めプレ
ートが下降しないようになっている。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
先ず初めに本考案の自動玉止め機構を具備したパチンコ
玉揚送装置Aについて説明する。
パチンコ玉揚送装置Aは第6A図のようにパチンコ機
(図示せず)を複数並設したパチンコ機列を構成した島
内部の略中央に配設され、その構造は各パチンコ機から
排出されるパチンコ玉(以下、単に玉という)を回収す
る玉回収樋1を両端部に対して、後述する玉流入口2で
低位置となる如く傾斜を成して設け、該玉流入口2を形
成した移送パイプ3から連接して揚送パイプ4を起立さ
せ、該移送パイプ3内に移送モータ3aの駆動により回
転する移送螺旋体3bを内設し、前記揚送パイプ4内に
も同様に揚送モータ4aの駆動により回転する揚送螺旋
体4bを内設され玉と研磨粒とを混合攪拌しながら研磨
し揚送していく。
揚送パイプ4の上部には研磨された玉と研磨粒を排出す
る上部排出口5が開口され、選別装置6が連結されてい
る。
選別装置6の上面には、蓋7が係着され、外部からの埃
(特に揚送モータ4aに付着する埃)の混入を防止する
と共に、選別装置6を密閉することにより集塵機8によ
る研磨粉塵の集塵力を増加させている。
揚送パイプ4の上部排出口5から排出された玉と研磨粒
を選別する選別装置6内部は隙間が研磨粒の外径よりも
大きく、玉よりも小さな簀の子の分離樋9を僅かに下り
傾斜させ、その傾斜上端を排出口5に連結させると共
に、分離樋9により分離された玉は補給樋9a上に案内
され、左右の各パチンコ機へ補給される。
また、簀の子状の分離樋9は第6B図のように二段に形
成され、上部排出口5とは段差をもって連結されてい
る。これは揚送パイプ4内を攪拌状態で揚送されてきた
玉と研磨粒が、その静電気的作用により互いに付着して
いるのをこの段差による落下衝撃により離すために段差
状としている。
8aは集塵ホースで玉と研磨粒が排出された際、若しく
は玉と研磨粒が分離された際に発生する粉塵を吸引する
ものでであり、集塵機8と連結され、吸引された粉塵は
集塵タンク8b内に貯留される。
選別された研磨粒は通常、選別装置6と移送パイプ3と
を連結した研磨粒循環ホース10により、再度移送パイ
プ2内に供給し再利用される。
さらに、研磨粒が幾度かの循環使用により汚れた時は研
磨粒循環ホース10の途中で分岐した研磨粒清浄路11
を介して研磨粒清浄装置12により研磨粒の表面を剥離
して汚れをとり、再び移送パイプ3内に戻している。
尚、研磨粒清浄装置12により剥離した際発生した研磨
粒の汚れ屑等は研磨粒粉塵回収箱12aに貯留され、適
宜外部に廃棄されるように形成されている。
前記移送パイプ3は各パチンコ機から排出され、玉回収
樋1を転動し、玉流入口2を介して回収された玉と研磨
粒循環ホース10もしくは研磨粒清浄装置12を介して
再び循環された研磨粒を混入し、揚送パイプ4の下端に
移送させるものである。
次に本考案のトラブル時手動解除機構を備えた自動玉止
め機構について第1図乃至第5図に基づいて説明する。
上記説明したように玉を研磨する研磨粒は循環使用する
ものであるが、研磨粒清浄装置12が具備されていない
装置にあっては、研磨粒自体が汚れ、新しい研磨粒と交
換する時、または本考案のように研磨粒清浄装置12が
具備されている装置にあっては、研磨粒がその機能を働
かせなくなった時(研磨粒清浄装置12によって研磨粒
が小さくなったり、汚れた場合)、前記と同様に新しい
研磨粒と交換する。その交換作業時にパチンコ玉揚送装
置A内に玉が流入することを防止することを玉止め作業
という。
これは、移送パイプ3並びに揚送パイプ4内が玉だけで
充満すると、揚送モータ4aに負荷がかかって該揚送モ
ータ4aが故障する事や、更に揚送螺旋体が玉の重量で
伸びてしまう事を防止するものてある。
また、ホール閉店後の研磨粒清浄時にもパチンコ玉揚送
装置A内に玉が流入する事を防止しなければならない。
つまり、パチンコ玉揚送装置A内に玉が存在すると該パ
チンコ玉揚送装置A内に玉が無い時と較べて、短時間に
より多くの研磨粒が玉の揚送と共に研磨粒清浄装置12
に移送される為、研磨粒循環ホース10は無論の事、選
別措置6内まで研磨粒が充満し、その結果、選別装置6
内の集塵が出来なくなったり、また選別装置6内部に設
けられている緊急停止スイッチ(図示せず)が押圧され
る事もある。
玉流入口2の前部であって且つ玉回収樋1の下方の、移
送パイプ取付体30の前部に取り付けられたギャードモ
ータ取付枠31に横状態にギャードモータ32が固定さ
れ、該ギャードモータ32の出力軸32aに一部に切欠
部を有したカム33が設けられ、カム33の外周よりに
摺動ピン33aが一本突設されている。
玉止めプレート34は、玉回収樋1の移送パイプ取付体
30と固着している垂直板1aに沿って上下方向に摺動
自在と成している。
該玉止めプレート34の中央部位には遊動穴35を略矩
形状に穿設し、該遊動穴35の下辺部に連続して摺動溝
35aを横細長に穿設している。
ここから本考案の要旨である玉止めプレートの下降防止
機構について説明する。
玉止めプレート34の上端部には自然下降防止穴36が
四角形状に一個穿設され、玉止めプレート34が完全に
上昇した際には、該自然下降防止穴36にはギャードモ
ータ取付枠31に固着された板バネ37の湾曲部の先端
と嵌合(付勢力による)するように形成されている。こ
れにより玉止めプレートがその自重によって上昇位置か
ら自然に落下することを防止している。
ここで、玉止めプレート34は板バネ37と自然下降防
止穴36の嵌合以外にその下降方向への動きを規制する
もの(摺動ピンが摺動溝内より外れた位置)を有せず、
板バネ37の湾曲部と自然下降防止穴36の嵌合は板バ
ネ37の付勢力により保持されているのみでその嵌合の
解除は手動操作で簡単に行うことが可能である。
つまり、玉止めプレート34を下降方向に手動で押して
いくと自然下降防止穴36から板バネ37の湾曲部が外
れて(付勢力に反して)下降させることが出来るのであ
る。
従って、ギャードモータ32やマイクロスイッチS
の故障等により玉止めプレート34が上昇位置で停
止したまま状態で下げることが出来なくなって玉の揚送
が出来なくなっても、手動操作にて玉止めプレート34
を下降させて復帰を可能にしたのでパチンコ店の営業に
支障をきたすことがない。
玉止めプレート34が完全に下降して玉流入口2が開か
れた状態では、第1図のように摺動ピン33aは遊動穴
35の下辺部に遊嵌している。
玉止めプレート34が最も下降した下降位置にあるとき
の、玉止めプレート34の下端部の下部には下降規制部
材である下降規制ピン38がギャードモータ取付枠31
に突設されていて、玉止めプレート34が下降すると玉
止めプレート34の下端部が下降規制ピン38に当接し
て、それ以上に玉止めプレート34が下降しないように
形成している。
尚、本実施例においては下降規制部材に下降規制ピン3
8を用いたが、ピン形状のものでなくても良く、板状の
部材であってもよい。
次に動作を伴った実施例の説明を行う。
玉止めプレート操作スイッチ(図示せず)をONすると
ギャードモータ32の出力軸32aが回転し、摺動ピン
33aが上方へ移動する。それに伴って玉止めプレート
34も上方に摺動する。
更に詳述すると、玉止めプレート34の上昇に際して
は、摺動ピン33aが摺動溝35aに遊嵌し、ギャード
モータ32の出力軸32aが回転することによって玉止
めプレート34が上方向に摺動するように成っていて玉
止めプレート34が完全に上昇して玉流入口2を閉じた
状態では第3図のように摺動ピン33aが遊動穴35に
遊嵌する。
つまり、玉止めプレート34は第3図で示したようにカ
ム33の切欠部にマイクロスイッチSがOFFとなっ
た時点でギャートモータ32が停止するので、該玉止め
プレート34も上方の摺動を停止する。この時、玉流入
口2は該玉止めプレート34によって閉じられ、各パチ
ンコ機より排出された真先の玉は玉止めプレート34に
当接した状態で滞留され、順次排出された玉は前記玉等
に当接した状態で順次に滞留していく。
板バネ37の湾曲部の先端部は、玉止めプレート34の
最も上昇した位置である上昇位置で玉止めプレート34
に穿設された自然下降防止穴36に嵌合し、玉止めプレ
ート34の自然下降を板バネ37の付勢力により防止し
ている。
この状態にて、揚送パイプ4の側面に設けた研磨粒回収
口13aより移送螺旋体3b並びに揚送螺旋体4bを回
動することによって研磨粒を移送し、該研磨粒回収口1
3aより排出する。移送パイプ3と揚送パイプ4のコー
ナ部の研磨粒は揚送パイプ4の下端に設けられた研磨粒
回収口13bより外部に取り出す。
このようにして移送パイプ3、揚送パイプ4に存在する
研磨粒を排出したら新しい研磨粒を研磨粒循環ホース1
0の下方部分に開設した投入口14又は玉流入口2から
投入して研磨粒を交換する。
次に玉止めプレート操作スイッチを再度“ON”とする
とギャードモータ32の出力軸32aが回転し、玉止め
プレート34を下方に摺動させ、第1図で示したように
マイクロスイッチSがカム33の切欠部にて“OF
F”となり、ギャードモータ32が停止すると該玉止め
プレート34も下降した時点で停止し、玉は玉流入口2
を介してパチンコ玉揚送装置A内に流入し通常の状態と
なる。
つまり、玉止めプレート34の下降に際しては、摺動ピ
ン33aが遊動穴35の下辺部に当接し、ギャードモー
タ32が回転することによって玉止めプレート34が下
に摺動するように成っている。
なお、40は玉回収樋1の下部に摺動自在に設けられた
パチンコ玉取出部で、第5図で手前にパチンコ玉取出部
40を引くとパチンコ玉回収樋1の下部が開放されて、
玉を玉回収樋1外に取り出せるように形成している。
ところで、本実施例における玉止めプレート34の下降
防止機構には、板バネ37の湾曲部と玉止めプレート3
4に設けた自然下降防止穴36との嵌合によって行なっ
ているが、この方法に限定するものでない。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案の自動玉止め機構に
於けるトラブル時手動解除機構は、パチンコ機より排出
されたパチンコ玉をパイプ内に流入する玉流入口を開口
し、該玉流入口に駆動源により上下方向に摺動して玉流
入口の玉止めを行なう玉止めプレートを備えた手動又は
自動式玉止め機構を具備し、該パチンコ玉と研磨粒とを
混合攪拌しながら研磨し揚送するパチンコ玉揚送装置に
於いて、中央部位に略矩形状の遊動穴と、該遊動穴に連
続して摺動溝を穿設した玉止めプレートを上下方向自在
に摺動するように成し、該玉止めプレートの遊動穴及び
摺動溝に駆動源の出力軸に固着したカムに突設した摺動
ピンを遊嵌させると共に該カムの切欠部と両端のマイク
ロスイッチS、Sにて玉止めプレートの上昇又は下
降の位置を制御させ、玉止めプレートの上昇はカムの回
転に伴って摺動ピンが摺動溝内を遊嵌して上昇させ且つ
該玉止めプレートが上昇位置に到達して摺動ピンが摺動
溝内より外れた際、玉止めプレートの自重による下降を
防止する下降防止機構を有し、さらにトラブル時におい
て手動操作にて該下降防止機構を解除することが可能な
構成としたものであります。つまり、本考案の自動玉止
め機構においての玉止めプレートは上下方向に摺動する
機構は無論のこと、上昇時において摺動溝から摺動ピン
が外れても下降防止機構によって下降せず、その上昇時
において駆動源であるギャードモータの焼損や、マイク
ロスイッチの故障、若しくはマイクロスイッチの固定ネ
ジの緩み等で発生するマイクロスイッチの動作不良等に
よってギャードモータも駆動しなくなる等の電気的トラ
ブルが発生して、玉止めプレートが玉流入口を閉じてい
る位置で摺動不能の状態になっても、手動操作にて玉止
めプレートを下降させる事が出来る。
よって、自動玉止め機構を分解することなくパチンコ玉
の玉流入口への流入を可能にするという効果を有してい
る。
さらに、従来のように故障等により玉止めプレートが摺
動不能の状態になって、パチンコ玉の揚送ができなくな
ったり、また研磨粒の研磨も行えないという事が解決さ
れ、パチンコ店の営業も心配なく行えるという効果は業
界に多大に貢献している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動玉止め機構の玉止めプレートが下
降位置の時の正面図、 第2図は同側面図 第3図は同玉止めプレートが上昇位置の時の正面図、 第4図は同側面図、 第5図は自動玉止め機構付近の斜視図、 第6A図はパチンコ玉揚送装置の全体斜視図、 第6B図は選別装置の内部状態図である。 A……パチンコ玉揚送装置、2……玉流入口、 32……ギャードモータ(駆動源)、33……カム、 33a……摺動ピン、34……玉止めプレート、 35……遊動穴、35a……摺動溝、 36……自然下降防止穴、37……板バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機より排出されたパチンコ玉をパ
    イプ内に流入する玉流入口を開口し、該玉流入口に駆動
    源により上下方向に摺動して玉流入口の玉止めを行なう
    玉止めプレートを備えた手動又は自動式玉止め機構を具
    備し、該パチンコ玉と研磨粒とを混合攪拌しながら研磨
    し揚送するパチンコ玉揚送装置に於いて、 中央部位に略矩形状の遊動穴と、該遊動穴に連続して摺
    動溝を穿設した玉止めプレートを上下方向自在に摺動す
    るように成し、該玉止めプレートの遊動穴及び摺動溝に
    駆動源の出力軸に固着したカムに突設した摺動ピンを遊
    嵌させると共に該カムの切欠部と両端のマイクロスイッ
    チS、Sにて玉止めプレートの上昇又は下降の位置
    を制御させ、玉止めプレートの上昇はカムの回転に伴っ
    て摺動ピンが摺動溝内を遊嵌して上昇させ且つ該玉止め
    プレートが上昇位置に到達して摺動ピンが摺動溝内より
    外れた際、玉止めプレートの自重による下降を防止する
    下降防止機構を有し、さらにトラブル時において手動操
    作にて該下降防止機構を解除することが可能な構成とし
    たことを特徴とするパチンコ玉揚送装置の自動玉止め機
    構に於けるトラブル時手動解除機構。
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