JPH06263073A - 取付構造 - Google Patents

取付構造

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Publication number
JPH06263073A
JPH06263073A JP5422693A JP5422693A JPH06263073A JP H06263073 A JPH06263073 A JP H06263073A JP 5422693 A JP5422693 A JP 5422693A JP 5422693 A JP5422693 A JP 5422693A JP H06263073 A JPH06263073 A JP H06263073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
rear view
arm
boss
view mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP5422693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Suzuki
孝行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP5422693A priority Critical patent/JPH06263073A/ja
Publication of JPH06263073A publication Critical patent/JPH06263073A/ja
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リヤビューミラーのミラーアームが細くても
軸承部と取付用ボスとの接合面における摩擦力が十分
で、かつリヤビューミラーの小型化を可能にし、同時に
異種類のリヤビューミラーであっても共通のリヤビュー
ミラー取付用ボスを使用することができるリヤビューミ
ラーの取付構造を提供すること。 【構成】 ミラー取付用ボス12とミラー取付用ボス1
2に取り付けられるミラーアーム8とを締め付けボルト
15を介して一体にするための取付構造3において、ミ
ラー取付用ボス12とミラーアーム8との接合部分にお
けるそれぞれの接合面12a、29のうち、少なくとも
一方の面にきざみ目32が形成されていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取付構造に関する。詳
しくは、二輪車や自動二輪車のリヤビューミラーとこの
リヤビューミラーが取り付けられる取付用ボスとを螺合
手段を介して一体にするための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オートバイのリヤビューミラーと
いえば、図10に示すような、いわゆる丸ロッドタイプ
のリヤビューミラーaしかなかった。この丸ロッドタイ
プのリヤビューミラーaにあっては、ミラーアームbの
下端b’に所定長さの範囲でねじ切りがされ、当該ねじ
切り部分cの上側に取付用ナットdが螺着されて一体に
され、当該取付用ナットdの付いたねじ切り部分cをミ
ラーアーム取付用ボスeのめねじ部e’に取付用ナット
dを介してねじ込んで、リヤビューミラーaを取付用ボ
スeに固定していた。
【0003】ところが、オートバイのデザインに対する
ライダーの要望は止まることを知らず、近年にあって
は、図11、12に示すように、断面が、各所によって
異形状のミラーアームを採用したリヤビューミラーfが
提供されるようになった。このリヤビューミラーfにあ
っては、ミラーアームgの断面が異形であるが故に、丸
ロッドタイプのミラーアームbのねじ切り部分cに相当
するものを当該異形状のミラーアームgに形成すること
が不可能であった。このため、異形断面形状のミラーア
ームgを採用したリヤビューミラーfにあっては、前記
丸ロッドタイプの取付構造を用いることができなかっ
た。
【0004】そこで、異形断面形状のミラーアームgを
有するリヤビューミラーfにあっては、図11に示すよ
うに、ミラーアームgの下端に締め付けボルトhを挿通
するための挿通孔iを有する軸承部jを形成し、軸承部
jの挿通孔iに締め付けボルトhを通した後で、締め付
けボルトhのおねじ部kを取付用ボスlのめねじ部l’
と螺合することによって、締め付けボルトhのヘッド部
mと取付用ボスlとの間で軸承部jを挟持して、リヤビ
ューミラーfを取付用ボスlに固定するようにしたリヤ
ビューミラーの取付構造が採用された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記異
形断面形状のミラーアームgを有するリヤビューミラー
fの上記取付構造にあっては、螺合手段であるボルトh
の締め付け力を有効にするために、軸承部jと取付用ボ
スlとのそれぞれの接合面j1およびl1を広くすること
で、軸承部jと取付用ボスlとの接合部分における摩擦
力を増やすようにしていた。このため、ミラーアームg
が太くなって、リヤビューミラーfの大型化を招来し
た。
【0006】また、リヤビューミラーfの大型化に伴
い、異形断面形状のミラーアームgを有するリヤビュー
ミラー専用の取付用ボスlが必要になった。このため、
異種類のリヤビューミラーであっても共通に使えるリヤ
ビューミラー取付用ボスが望まれた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その解決しようとする課題は、リヤ
ビューミラーのミラーアームが細くても軸承部と取付用
ボスとの接合面における摩擦力が十分で、かつリヤビュ
ーミラーの小型化を可能にし、同時に異種類のリヤビュ
ーミラーであっても共通のリヤビューミラー取付用ボス
を使用することができるリヤビューミラーの取付構造を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するものであって、次のようなものである。
すなわち、本発明取付構造は、基部とこの基部に取り付
けられる被取付体とを螺合手段を介して一体にするため
の取付構造において、前記基部と前記被取付体との接合
部分におけるそれぞれの接合面のうち、少なくとも一方
の面にきざみ目が形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、きざみ目によっ
て、きざみ目のある分だけ接合部分における摩擦抵抗力
が増大する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る取付構
造を図示した実施例に従って詳細に説明する。図1はリ
ヤビューミラーをオートバイに取り付けた状態を示す
図、図2はリヤビューミラーの左側のものをオートバイ
の進行方向側から見た拡大図、図3はリヤーアームとミ
ラー取付用ボスとの取り付け状態を示す要部拡大断面
図、図4は図2におけるリヤビューミラーだけの左側面
図、図5は図2におけるリヤビューミラーだけの平面
図、図6は図2の矢印A方向からみた図、図7は図6の
B−B線断面図である。
【0011】この実施例では、リヤビューミラー1をハ
ンドルカバー2に取り付ける場合に本発明に係る取付構
造3を適用している。リヤビューミラー1は、ミラー4
と、ミラー4をはめ込んだミラーホルダ6と、ミラーホ
ルダ6を支えるミラーアーム8とからなる。ハンドルカ
バー2は、図示しないヘッドパイプを中心として左右に
延ばされ高さ寸法が比較的小さな平形状をしたものであ
って、リヤビューミラー1をハンドルカバー2に固着す
るための後述するミラー取付用ボスを備えている。
【0012】本発明に係る取付構造3は、基部としての
ミラー取付用ボス12と、ミラー取付用ボス12に取り
付けられる被取付体としてのミラーアーム8とを螺合手
段である締め付けボルト15を介して一体にするもので
ある。ミラー取付用ボス12は、図1ないし図2に示す
ように、ハンドルカバー2に内蔵されており、その中央
部分には図3でわかるように雌ネジ部18が鉛直方向に
形成されている。そして、ミラー取付用ボス12の上面
は、ミラーアーム8の後述する軸承部と接合するための
平坦な接合面12aとなっている。
【0013】ミラーアーム8は、ミラーアーム8の上部
にあってミラーホルダー6が取り付けられるミラーホル
ダー取付部19と、ミラーアーム8の下部23からミラ
ーホルダー取付部19に至るまでの部分である主部26
と、下部23の先端にあってミラーアーム8をミラー取
付用ボス12に取り付けるための軸承部28とからな
る。主部26は、その断面が各所によって異形状に形成
されているとともに、上方へ延びるに連れて細くなる形
状にされている。
【0014】軸承部28は、図5ないし図6からわかる
ように大径の円柱の一部28aとそれよりも小径の円柱
の一部28bとを組み合わせて全体としてほぼ円柱形状
を呈するような形状にされたものであって、その軸芯方
向には締め付けボルト15を挿通するための挿通孔30
が穿設されている。また、図3で示すように軸承部28
の下端面は、ミラー取付用ボス12との接合部分となる
接合面29として機能し、接合面29には図6および図
7で示すようなきざみ目32が形成されている。このき
ざみ目32はローレット加工等適宜のきざみ目形成手段
によって形成される。締め付けボルト15は、ヘッド1
5aとシャンク15bと雄ネジ部15cとからなる。
【0015】しかして、このような取付構造3にあって
は、ミラー取付用ボス12の接合面12aに軸承部28
の接合面29をあてがい、軸承部28の挿通孔30に締
め付けボルト15を通してその雄ネジ部15cをミラー
取付用ボス12の雌ネジ部18と螺合すれば、締め付け
ボルト15のヘッド15aおよびシャンク15bがそれ
ぞれ軸承部28の上端28bおよび挿通孔30に位置
し、ヘッド部15aとミラー取付用ボス12との間で軸
承部28が挟持された状態となってミラーアーム8とミ
ラー取付用ボス12とが一体に螺着する。このとき、軸
承部28の接合面29に設けられたきざみ目32がミラ
ー取付用ボス12に食い込むので、きざみ目32の形成
分だけ接合部分である軸承部28の接合面29とミラー
取付用ボス12の接合面12aとの間における摩擦抵抗
が増大する。
【0016】したがって、軸承部28とミラー取付用ボ
ス12との接合部分における摩擦力が、きざみ目32に
よって十分になるので、当該摩擦力が増えた分だけミラ
ーアーム8を細く形成できるようになる。したがって、
ミラー取付用ボス12の接合面12aを従来の異形断面
形状のミラーアームよりも細くできるようになるので、
異形断面形状のミラーアームよりも細いミラーアームが
一般的に採用されていた丸ロッドタイプのリヤビューミ
ラーの取付用ボスの接合面にも適用できるようになる。
したがって、異種類のリヤビューミラーであっても共通
のリヤビューミラー取付用ボスを使用することができる
ようになる。
【0017】(変形例)図8および図9は本発明取付構
造の変形例を示し、図8はミラー取り付け用ボスをレバ
ーホルダに備えたハンドルレバーの平面図、図9は図8
の左側面図である。この変形例にあっては、きざみ目3
2の形成箇所が、変わっただけで概念的には、先の実施
例と同様である。すなわち、この変形例では、ハンドル
レバー34のレバーホルダ36に形成されたミラー取付
用ボス12’の接合面12’aにきざみ目が形成されて
いる。作用効果については先の例と同様であるので説明
を省略する。
【0018】なお、上述した各実施例にあっては、きざ
み目32を軸承部28の接合面29またはミラー取付用
ボス12’の接合面12’aのいずれかに形成したもの
を示したが、両方に形成してもよいことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明取付構造によれば、きざみ目によ
って、きざみ目のある分だけ接合部分における摩擦抵抗
力が増大するので、きざみ目によって摩擦力が増えた分
だけ基部と被取付体との接合部分の大きさを縮小するこ
とができる。したがって、リヤビューミラーの小型化を
可能にし、同時に異種類のリヤビューミラーであっても
共通のリヤビューミラー取付用ボスを使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤビューミラーをオートバイに取り付けた状
態を示す図である。
【図2】リヤビューミラーの左側のものをオートバイの
進行方向側から見た拡大図である。
【図3】リヤーアームとミラー取付用ボスとの取り付け
状態を示す要部拡大断面図である。
【図4】図2におけるリヤビューミラーだけの左側面図
である。
【図5】図2におけるリヤビューミラーだけの平面図で
ある。
【図6】図2の矢印A方向からみた図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】ミラー取り付け用ボスをレバーホルダに備えた
ハンドルレバーの平面図である。
【図9】図8の左側面図である。
【図10】従来のリヤビューミラーの一種である丸ロッ
ドタイプのリヤビューミラーの取付構造を示す一部切欠
側面図である。
【図11】従来のリヤビューミラーの一種である異形断
面形状のミラーアームを採用したリヤビューミラーの取
付構造を示す要部拡大側断面図である。
【図12】従来の取付構造を採用した自動二輪車を示す
図である。
【符号の説明】
3 取付構造 8 被取付体 12 基部 12’ 基部 12a 基部の接合面 12’a 基部の接合面 15 螺合手段 29 被取付体の接合面 32 きざみ目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部とこの基部に取り付けられる被取付
    体とを螺合手段を介して一体にするための取付構造にお
    いて、前記基部と前記被取付体との接合部分におけるそ
    れぞれの接合面のうち、少なくとも一方の面にきざみ目
    が形成されていることを特徴とする取付構造。
JP5422693A 1993-03-15 1993-03-15 取付構造 Pending JPH06263073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5422693A JPH06263073A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5422693A JPH06263073A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06263073A true JPH06263073A (ja) 1994-09-20

Family

ID=12964636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5422693A Pending JPH06263073A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 取付構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH06263073A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7780298B2 (en) * 2007-08-17 2010-08-24 Richard Greathouse Extenders for motorcycle mirrors
JP2016060370A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 本田技研工業株式会社 ハンドルカバー構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7780298B2 (en) * 2007-08-17 2010-08-24 Richard Greathouse Extenders for motorcycle mirrors
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