JP2597614Y2 - 自転車用エンドバー取付構造 - Google Patents

自転車用エンドバー取付構造

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JP2597614Y2
JP2597614Y2 JP1993046522U JP4652293U JP2597614Y2 JP 2597614 Y2 JP2597614 Y2 JP 2597614Y2 JP 1993046522 U JP1993046522 U JP 1993046522U JP 4652293 U JP4652293 U JP 4652293U JP 2597614 Y2 JP2597614 Y2 JP 2597614Y2
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JP
Japan
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bar
end bar
handle
screw
hole
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993046522U
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English (en)
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JPH0715494U (ja
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治 山城戸
理 河波
基雄 福田
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自転車用エンドバーの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポーツ車などの長時間乗る自転車で
は、乗車姿勢を状況に応じて変える必要があり、このた
めにハンドルバーの端部にグリップとは別にエンドバー
が取り付けられている。利用者はグリップ,エンドバー
を使用して状況に適応した乗車姿勢をとることができ
る。
【0003】従来では図5に示すようにしてエンドバー
がハンドルバーに取り付けられている。ハンドルポスト
1の上端のハンドルポスト頭部2には、ハンドルバー3
が締め付けボルト4によって取り付けられている。エン
ドバー5はハンドルバー3の端部に巻付式外締めにより
取り付けられている。図6に示すように、ボルト7を締
めると隙間Aが小さくなることによりエンドバー5がハ
ンドルバー3に固定される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のエン
ドバー取付け構造では、初期の締め付け力の不十分のた
めエンドバー5の回りや抜け,ハンドルバー締め付け力
によっておきるハンドルバー3の径の変化に伴う使用中
の締め付け力の低下によるエンドバー5の回りや抜けが
発生していた。
【0005】本考案はエンドバー5の回りや抜けが起こ
りにくい取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエンドバ
ー取付構造は、ハンドルバーの端部にエンドバーを巻付
式外締めで取り付けるとともに、エンドバーとハンドル
バーの間にネジまたはピンを係合させたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載のエンドバー取付構造は、ハ
ンドルバーの端部にエンドバーを巻付式外締めで取り付
けるとともに、エンドバーに設けたネジ孔に螺合すると
ともに先端がハンドルバーに設けた孔または凹部に係合
する長さのネジを設けたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載のエンドバー取付構造は、ハ
ンドルバーの端部にエンドバーを巻付式外締めで取り付
けるとともに、エンドバーに設けた孔に挿通されて先端
がハンドルバーに螺合する長さのネジを設けたことを特
徴とする。
【0009】請求項4記載のエンドバー取付構造は、ハ
ンドルバーの端部にエンドバーを巻付式外締めで取り付
けるとともに、エンドバーに設けた孔に一端が係合し、
他端がハンドルバーに設けた孔または凹部に係合する長
さのピンを設けたことを特徴とする。
【0010】請求項5記載のエンドバー取付構造は、請
求項2または請求項4において、ハンドルバーの端部に
複数の孔または凹部を形成したことを特徴とする。請求
項6記載のエンドバー取付構造は、請求項3においてエ
ンドバーにハンドルバーに螺合するネジが挿通される長
孔を形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成によると、ハンドルバーとエン
ドバーを巻付式外締めによる固定に加えて、エンドバー
とハンドルバーの間にネジまたはピンが係合して、ハン
ドルバーに対してエンドバーが大きく回転することを防
止する。またエンドバーの抜け方向に対しても防止す
る。
【0012】請求項2の構成によると、ハンドルバーと
エンドバーを巻付式外締めによる固定に加えて、エンド
バーに取り付けたネジの先端がエンドバーより飛び出て
ハンドルバーの孔または凹部に係合して、ハンドルバー
に対してエンドバーが大きく回転することを防止する。
またエンドバーの抜け方向に対しても防止する。
【0013】請求項3の構成によると、ハンドルバーと
エンドバーを巻付式外締めによる固定に加えて、ハンド
ルバーに螺合するネジがエンドバーに設けた孔に係合し
て、ハンドルバーに対してエンドバーが大きく回転する
ことを防止する。またエンドバーの抜け方向に対しても
防止する。
【0014】請求項4の構成によると、ハンドルバーと
エンドバーを巻付式外締めによる固定に加えて、エンド
バーに係合したピンの先端がエンドバーより飛び出てハ
ンドルバーの孔または凹部に係合して、ハンドルバーに
対してエンドバーが大きく回転することを防止する。ま
たエンドバーの抜け方向に対しても防止する。
【0015】請求項5の構成によると、ハンドルバーの
端部に形成された複数の孔または凹部の何れかに、エン
ドバーの側のネジまたはピンの先端部が係合することに
よって、エンドバーの取り付け角度,位置を選択でき
る。
【0016】請求項6の構成によると、ハンドルバーと
エンドバーを巻付式外締めによる固定に加えて、ハンド
ルバーに螺合するネジがエンドバーに設けた長孔に係合
して、ハンドルバーに対してエンドバーが大きく回転す
ることを防止する。またエンドバーの抜け方向に対して
も防止する。
【0017】
【実施例】以下、本考案のエンドバー取付構造を図1〜
図4に示す実施例に基づいて説明する。
【0018】図1に示すように、ハンドルポスト1の上
端のハンドルポスト頭部2には、ハンドルバー3が締め
付けボルト4によって取り付けられている。エンドバー
5はハンドルバー3の端部に巻付式外締めにより取り付
けられている。図2に示すように、ボルト7を締めると
隙間Aが小さくなることによりエンドバー5がハンドル
バー3に固定される。8はエンドバー6のネジ孔9に螺
合するネジで、その先端部はハンドルバー3に形成され
た孔10に係合している。
【0019】組み立てにあたっては、エンドバー5をハ
ンドルバー3に取り付け、ボルト7を締め付けて隙間A
が小さくなることによりエンドバー5がハンドルバー3
に固定され、その後にネジ8をエンドバー6のネジ孔1
0にねじ込んで、ネジ8の先端部をハンドルバー3の孔
10に挿入して係合させる。
【0020】このように構成したため、ハンドルバー3
とエンドバー5を巻付式外締めによる固定に加えて、エ
ンドバー5に取り付けたネジ8の先端がエンドバー5よ
り飛び出てハンドルバー3の孔10に係合して、ハンド
ルバー3に対してエンドバー5が大きく回転することを
防止する。またエンドバー5の抜け方向に対してもネジ
8が有効である。したがって、初期の締め付け力の不十
分のために発生していたエンドバー5の回りや抜け,ハ
ンドルバー締め付け力によっておきるハンドルバー3の
径の変化に伴う使用中の締め付け力の低下によるエンド
バー5の回りや抜けを防止することができる。
【0021】上記の実施例では、ハンドルバー3の端部
には単一の孔10が形成されていたが、図3に示すよう
にハンドルバー3の端部に複数の孔10a,10bを形
成し、エンドバー5の取り付け時にハンドルバー3に対
してエンドバー5を回動させてネジ8の先端を孔10a
または孔10bに選択して係合させることによって、エ
ンドバー6の取り付け角度を自在にすることができる。
【0022】上記の各実施例では、ネジ8を使用してエ
ンドバー5の回りや抜けを防止したが、ネジ8に代わっ
て図4に示すようなスプリングピン11を、エンドバー
5に形成したネジ孔9(または孔)からハンドルバー3
の端部に形成された孔10にスプリングピン11を挿入
して、スプリングピン11がエンドバー5とハンドルバ
ー3に係合させることによっても同様の効果が得られ
る。さらに、このスプリングピン11を使用する場合で
あっても、図3に示した実施例と同様に、ハンドルバー
3の端部に複数の孔10a,10bを形成することによ
ってエンドバー6の取り付け角度を自在にすることがで
きる。
【0023】上記の各実施例において、ハンドルバー3
の端部に孔10,または孔10a,10bを形成した
が、ネジ8またはスプリングピン11の先端が係合する
凹部〔図示せず〕であっても同様の効果を期待できる。
【0024】上記の各実施例において、ハンドルバー3
の端部に孔10,または孔10a,10b,または凹部
を形成したが、その形状は円形であっても長穴であって
もよく、長穴にした場合にはその長孔の方向によってエ
ンドバー5の取り付け角度,位置を微調整できる。
【0025】上記の各実施例の内でネジ8を使用したも
のにおいては、ネジ8がエンドバー5に螺合していた
が、エンドバー5に形成された孔または長孔を介してネ
ジ8をハンドルバー3に螺合させることによっても同様
の効果を期待することができる。さらに、この場合にも
ハンドルバー3の端部にハンドルバー3の周方向に複数
のネジ孔またはネジ穴を形成することによって、エンド
バー5の取り付け角度,位置の微調整を実現できる。
【0026】
【考案の効果】以上のように本考案によると、ハンドル
バーの端部にエンドバーを巻付式外締めで取り付けると
ともに、エンドバーとハンドルバーの間にネジまたはピ
ンを係合させたため、登り坂、立ち漕ぎ時等においてエ
ンドバーが大きく回転したり、ハンドルバーから抜けた
りすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自転車用エンドバー取付構造の一実施
例を示す斜視図
【図2】同実施例のエンドバー取付部の断面図
【図3】他の実施例のエンドバー取付部の断面図
【図4】さらに別の実施例に使用するピンの斜視図
【図5】従来のエンドバーの取付構造を示す斜視図
【図6】同従来例のエンドバー取付部の断面図
【符号の説明】
3 ハンドルバー 5 エンドバー 7 巻付式外締め用ボルト 8 ネジ 9 エンドバーに設けたネジ孔 10 ハンドルバーに設けた孔 10a ハンドルバーに設けた孔 10b ハンドルバーに設けた孔 11 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−58391(JP,U) 登録実用新案56418(JP,Z1) 米国特許5205185(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62K 21/12

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルバーの端部にエンドバーを巻付
    式外締めで取り付けるとともに、エンドバーとハンドル
    バーの間にネジまたはピンを係合させた自転車用エンド
    バー取付構造。
  2. 【請求項2】 ハンドルバーの端部にエンドバーを巻付
    式外締めで取り付けるとともに、エンドバーに設けたネ
    ジ孔に螺合するとともに先端がハンドルバーに設けた孔
    または凹部に係合する長さのネジを設けた自転車用エン
    ドバー取付構造。
  3. 【請求項3】 ハンドルバーの端部にエンドバーを巻付
    式外締めで取り付けるとともに、エンドバーに設けた孔
    に挿通されて先端がハンドルバーに螺合する長さのネジ
    を設けた自転車用エンドバー取付構造。
  4. 【請求項4】 ハンドルバーの端部にエンドバーを巻付
    式外締めで取り付けるとともに、エンドバーに設けた孔
    に一端が係合し、他端がハンドルバーに設けた孔または
    凹部に係合する長さのピンを設けた自転車用エンドバー
    取付構造。
  5. 【請求項5】 ハンドルバーの端部に複数の孔または凹
    部を形成した請求項2または請求項4記載の自転車用エ
    ンドバー取付構造。
  6. 【請求項6】 エンドバーにハンドルバーに螺合するネ
    ジが挿通される長孔を形成した請求項3記載の自転車用
    エンドバー取付構造。
JP1993046522U 1993-08-27 1993-08-27 自転車用エンドバー取付構造 Expired - Lifetime JP2597614Y2 (ja)

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JPH0715494U JPH0715494U (ja) 1995-03-14
JP2597614Y2 true JP2597614Y2 (ja) 1999-07-12

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