JPH06262576A - プレスブレーキ用ロボットハンド - Google Patents

プレスブレーキ用ロボットハンド

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Publication number
JPH06262576A
JPH06262576A JP5404193A JP5404193A JPH06262576A JP H06262576 A JPH06262576 A JP H06262576A JP 5404193 A JP5404193 A JP 5404193A JP 5404193 A JP5404193 A JP 5404193A JP H06262576 A JPH06262576 A JP H06262576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot hand
work
press brake
bending
robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP5404193A
Other languages
English (en)
Inventor
Motochika Kinoshita
基誓 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP5404193A priority Critical patent/JPH06262576A/ja
Publication of JPH06262576A publication Critical patent/JPH06262576A/ja
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  • Manipulator (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】安全を損なうことなく、より小さなワークの適
応が可能となるプレスブレーキ用ロボットハンドを提供
する。 【構成】グリップ(2)の中心線をロボットハンド
(1)の中心線に対してオフセットしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、より小さなワークの適
応を可能とするプレスブレーキ用ロボットハンドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレスブレーキシステムは、図6に示す
ように、プレスブレーキ8とプレスブレーキロボット3
を中心に構成される。プレスブレーキ8は、ダイ10を
上部に支承した固定テーブル9と、ワークの折り曲げ加
工を行うパンチ11が下部に支承されて上昇、下降する
可動テーブル12とを具備して構成されている。プレス
ブレーキロボット3は、6軸ロボットであり、床に配設
された躯体部4と、躯体部4の上部に回動自在に配設さ
れる第1軸と、4つの関節すなわち第2,第3,第4,
第5軸を有したアーム5と、アーム5の先端の関節すな
わち第6軸に支承されたロボットハンド6とから構成さ
れている。ロボットハンド6には、図7に示すように、
その先端にはグリップ7が具備されており、このグリッ
プ7によってワークを把持するようになっている。
【0003】このような構成のプレスブレーキシステム
のワーク曲げ動作では、プレスブレーキロボット3は、
ロボットハンド6の先端に具備されるグリップ7でワー
クを把持して、ワークをプレスブレーキ8のダイ10の
上にセットする。この状態で、パンチ11がダイ10を
加圧してワークをプレスすることによりワークの曲げ加
工が行われる。
【0004】ところで、ワークが曲げられていく過程
で、ワークが何かに保持されていない場合は、ワークの
腰折れが発生する可能性がある。そこで、上記システム
では、ワークの曲げ加工中、ワークをロボットハンドで
把持するとともに、ロボットハンドをワークの動きに追
従して移動させる、いわゆる追従動作が行われる。
【0005】また、このような曲げ加工においては、横
曲げの際、対向する辺を連続して曲げる為に、図8に示
すように、ワークの中央部分をグリップ7で把持するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来のロボッ
トハンド6では、先の図7に示したように、該ハンド6
の中心線とグリップ7の中心線とが一致する構造をして
いた為に、いわゆる横曲げの際には、図9に示すよう
に、アーム5がワークの側方に位置しているので、ワー
クの長さが或る所定長より短くなると、上記追従動作の
際に、ロボットアームがプレスブレーキに干渉するとい
う問題があった。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、安全を損なうことなくより小さなワークの曲げ
加工を可能とするプレスブレーキ用ロボットハンドを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ワークの曲げ加工を行うプレスブレーキか
ら所定距離離間した位置に設けられ、ワークを前記プレ
スブレーキに供給するプレスブレーキロボットに具備さ
れたロボットハンドにおいて、前記ロボットハンドの先
端に具備されるグリップの中心線をロボットハンドの中
心線に対してオフセットした構造としたことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】すなわち、本発明は、プレスブレーキ用ロボッ
トハンドの中心線に対して、グリップの中心線をオフセ
ットした構造とすることにより、横曲げの際のロボット
アームの位置をプレスブレーキから離間するようにし、
これにより安全を損なうことなく、より小さなワークの
曲げ加工を可能としている。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明のプレス
ブレーキ用のロボットハンドの実施例について説明す
る。
【0011】図1は、この発明のプレスブレーキ用のロ
ボットハンドの一実施例の外観を示す図であり、図2
は、このロボットハンド1による横曲げの状態を示す図
である。 かかる実施例のロボットハンド1では、グリ
ップ2の中心線をロボットハンド1の中心線に対してオ
フセットした構造としている。
【0012】したがって、この実施例のロボットハンド
1によれば、図2に破線で表された従来のロボットハン
ド6に比較して、前記オフセットした長さ分だけロボッ
トハンド1やロボットのアーム5がプレスブレーキから
離間した状態になるので、適用可能なワークの辺の最小
長を従来と比較して約半分の長さにまで小さくすること
を可能にする。
【0013】ところで、この実施例のロボットハンド1
を用いてワーク曲げを行う場合、従来のロボットハンド
6を使用した際のワーク曲げ順をそのまま用いると、ロ
ボットハンド1がパンチ11に干渉してしまう。すなわ
ち、図3は従来の曲げ手順を示すものであるが、辺
(B)の曲げ動作時に、ロボットハンド1が曲げる辺の
方へオフセットしてしまい、ロボットハンド1がパンチ
11に干渉する。
【0014】そこで、この実施例のロボットハンド1を
用いる場合は、図4又は図5に示す曲げ手順を用いるよ
うにする。
【0015】図4の手順では、以下の順序に曲げ加工を
行う。
【0016】(1) 横曲げで辺(A)を曲げる。
【0017】(2) 前曲げで辺(C)を曲げる。
【0018】(3) ワークを辺(D)から辺(C)に持ち
換えて、横曲げで辺(B)を曲げる。 (4) 前曲げで辺
(D)を曲げる。
【0019】尚、図4の手順では、辺(B)の曲げの
際、ワークをパンチ11の端部に位置合わせしてから曲
げ加工を行う必要がある。
【0020】すなわち、一般に、プレスブレーキでは、
曲げ加工を行うワークの長い辺に一致した長さのパンチ
を装填するようにしており、辺(B)を曲げる際に、パ
ンチ11の中央で曲げを行うとすると、すでに曲げの終
了した辺(C)がパンチ11に干渉してしまう。
【0021】図5の手順では、以下の順序に曲げ加工を
行う。
【0022】(1) 横曲げで辺(A)を曲げる。
【0023】(2) ワークを辺(D)から辺(C)に持ち
換えて、横曲げで辺(B)を曲げる。 (3) 前曲げで辺
(D)を曲げる。
【0024】(4) ワークを辺(C)から辺(D)に持ち
換えて、前曲げで辺(C)を曲げる。 上記図5の手順
によれば、ワークの持ち換え動作を短辺、長辺の曲げの
際にそれぞれ1回ずつ行うことにより、常時ワークをパ
ンチ11の中央で曲げることができるようになり、図4
の手法のような位置決めは不要になる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プレスブレーキ用ロボットハンドの中心線に対し
て、グリップの中心線をオフセットした構造としたの
で、曲げ可能なワークの寸法を小さくすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレスブレーキ用のロボットハンドの
一実施例の外観を示す図。
【図2】図1に示したロボットハンドが横曲げするとき
のワークを把持した状態を示す図。
【図3】図1に示したロボットハンドを用いて従来の曲
げ手順を実行した状態を示す図。
【図4】図1に示したロボットハンドを用いた場合のワ
ーク曲げ手順の一例を示す図。
【図5】図1に示したロボットハンドを用いた場合のワ
ーク曲げ手順の他の例を示す図。
【図6】プレスブレーキシステムの外観を示す図。
【図7】従来のロボットハンドの一例を示す図。
【図8】ロボットハンドのワークの把持の仕方を示す
図。
【図9】従来のロボットハンドの横曲げしている状態を
示す図。
【符号の説明】
1 本発明のロボットハンド 2 本発明のロボットハンドのグリップ 3 プレスブレーキロボット 4 躯体部 5 アーム 6 従来のロボットハンド 7 従来のロボットハンドのグリップ 8 プレスブレーキ 9 固定テーブル 10 ダイ 11 パンチ 12 可動テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの曲げ加工を行うプレスブレーキ
    から所定距離離間した位置に設けられ、ワークを前記プ
    レスブレーキに供給するプレスブレーキロボットに具備
    されたロボットハンドにおいて、 前記ロボットハンドの先端に具備されるグリップの中心
    線をロボットハンドの中心線に対してオフセットした構
    造としたことを特徴とするプレスブレーキ用ロボットハ
    ンド。
JP5404193A 1993-03-15 1993-03-15 プレスブレーキ用ロボットハンド Pending JPH06262576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5404193A JPH06262576A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 プレスブレーキ用ロボットハンド

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JP5404193A JPH06262576A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 プレスブレーキ用ロボットハンド

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Publication Number Publication Date
JPH06262576A true JPH06262576A (ja) 1994-09-20

Family

ID=12959518

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JP5404193A Pending JPH06262576A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 プレスブレーキ用ロボットハンド

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JP (1) JPH06262576A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000061315A1 (en) * 1999-04-07 2000-10-19 Amada Company, Limited Automatic bending system and manipulator for the system
EP1916072A1 (de) * 2006-10-23 2008-04-30 Trumpf Maschinen Austria GmbH & CO. KG. Handhabungsvorrichtung und Fertigungseinrichtung

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