JPH0626245Y2 - 内視鏡用細胞診採取具 - Google Patents

内視鏡用細胞診採取具

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JPH0626245Y2
JPH0626245Y2 JP1989026526U JP2652689U JPH0626245Y2 JP H0626245 Y2 JPH0626245 Y2 JP H0626245Y2 JP 1989026526 U JP1989026526 U JP 1989026526U JP 2652689 U JP2652689 U JP 2652689U JP H0626245 Y2 JPH0626245 Y2 JP H0626245Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は径内視鏡的に体腔内の組織等を採取するための
内視鏡用細胞診採取具に関する 〔従来の技術〕 従来この種の細胞診採取具は、例えば実開昭52-19192号
公報に示されるように先端側内径が手元側内径よりも太
い外套管の内部に、先端部にブラシ部を設けた可撓性の
操作ワイヤが挿通されている。これを内視鏡等における
鉗子導通チャンネルに挿通し、この操作ワイヤを手元操
作部で前後動させながら、先端のブラシ部でもって体腔
内の組織等の表面を擦過し、剥離した組織細胞の一部を
ブラシ部の植毛間に含ませながら採取していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような細胞診採取具は第6図に示すように操作ワイ
ヤ1を引き過ぎることにより操作ワイヤ1の先端部に設
けたブラシ部2が外套管3の先端側太径部4を越えてそ
れに続く手元側細径部5に進入し、ブラシ部2の後部が
手元側細径部5に喰い付いてしまいブラシ部2の前後動
ができなくなってしまうことがあった。
本考案は、このような問題点に着目してなされたもの
で、ブラシ部が外套管に喰い付くことなく操作ワイヤが
前後動できる内視鏡用細胞診採取具を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決する手段および作用〕
本考案は先端側の内径が手元側の内径より太い可撓性を
有する外套管内に外套管の手元側の内径よりも太い径を
有するブラシ部を設けた操作ワイヤを挿通した内視鏡用
細胞診採取具であって外套管または操作ワイヤの少なく
とも一方に操作ワイヤの摺動範囲を規制する規制部材を
設け、該規制部材は、操作ワイヤを手元側に引き込む際
に前記ブラシ部を前記太径部の位置で停止させるように
なしたものである。
この外套管内に挿通された操作ワイヤの先端に設けたブ
ラシ部で組織を擦過して引き込んだ際、操作ワイヤを規
制する規制手段により外套管に当接することにより規制
される。
〔実施例〕
以下図面を参照して説明する。
第1図ないし第2図は本考案の第1実施例である細胞診
ブラシ具で、第1図はその全体図を示すものである。こ
の細胞診ブラシ具11の合成樹脂製の外套管12は先端側の
太径部13を有するとともに、太径部13に続く手元側の細
径部14を有している。この外套管12の内部には操作ワイ
ヤ15が挿通されている。この操作ワイヤ15は2本の金属
素線を撚り合わせてなり、その先端部にはブラシ部16が
設けられ、多数の短毛16aから構成されている。このブ
ラシ部16は外套管12の手元側の内径より太い径を有して
いる。さらに操作ワイヤ15の最先端には先端チップ17が
取着されておりブラシ部16の短毛16aが確実に植え込ま
れて他の部分よりもブラシ部16の部分は密に撚られて抜
けないようになっている。この外套管12の細径部14の前
端部内径を越えた太径部13の後端部内径には円筒形の規
制部材18が固定され中心部の孔には操作ワイヤ15が挿通
されるようになっている。また操作ワイヤ15の基端には
指掛け部19を有するワイヤ操作部20が連結部材21を介し
て連結固定されている。一方、外套管12の基端には内側
に固定用パイプ22を介して取着された保持部材23が固定
用パイプ22の後部の外周に固定されている。そして固定
用パイプ22の内部には指掛け部19を有するワイヤ操作部
材20に連結された連結部材21が摺動自在に挿入されてい
る。
このような構成による細胞診ブラシ具11の作用を説明す
るとまず指掛け部19に親指を入れワイヤ操作部材20を手
元側に引きながら操作ワイヤ15を引き込むことによりブ
ラシ部16を外套管12内に収納する。そして内視鏡を体腔
内に挿入し目的部位に内視鏡の挿入部を誘導した後細胞
診ブラシ具11を内視鏡のチャンネル内に挿通する。外套
管12の先端部が目的部位の組織に近づいたところで指掛
け部19を有するワイヤ操作部材20を前方に押し込むと固
定用パイプ22を介して操作ワイヤ15が外套管12内を前進
し、第1図のようにブラシ部16が外套管12の先端から突
き出し、さらにワイヤ操作部材20を外套管12に対して前
後に移動させることでブラシ部16が体腔内壁の組織等を
擦過して細胞を付着させる。その後ワイヤ操作部材20を
手元側へ引くことでブラシ部16を外套管内の太径部13内
部に設けられた規定部材18に第2図のように突き当たる
まで引き込み、その状態で細胞診ブラシ具11を内視鏡の
チャンネル内から体腔内へ引き出す。
このようにすることで外套管の先端側の太径部の後端部
内径に設けた規制部材によってブラシ部を外套管内に引
き込んだ時ブラシ部が規制部材に突き当たることにより
太径部を越えて細径部に進入することがないのでブラシ
部が外套管に喰い付いて移動できなくなることがないた
め外套管内を操作ワイヤが安全に摺動できるものであ
る。
第3図は第2実施例であり、細胞診ブラシ具の先端部を
示すものである。この先端部は第1実施例とほぼ同様の
構成であるので異なっている構成について説明し、他の
構成については説明を省略する。この実施例では外套管
12の細径部14の前端部内径を越えた太径部13の後端部内
径には特に規制部材18を設けない構成としたものであ
る。外套管12内には摺動される操作ワイヤ15が設けら
れ、この操作ワイヤ15の先端のブラシ部16の後部に規制
部材24が固定されている。この規制部材24の外径は外套
管12の細径部14の内径より大きくなっている。さらに規
制部材24は操作ワイヤ15を引いた際外套管12の細径部14
に当接するようになり、この時先端チップ17から規制部
材24までの長さは外套管12の先端部内に進入される長さ
を有している。
このように規制部材を操作ワイヤのブラシ部の後部に設
けたことによりブラシ部が外套管内に引き込まれた際、
規制部材が外套管の細径部に当接する。この結果ブラシ
部が外套管の先端側の太径部を越えそれに続く細径部に
進入することがなく、ブラシ部が外套管に喰い付いて摺
動できなくなることが防止される。
第4図は第3実施例でこの実施例は一方は第1実施例と
同様に外套管12の先端側の太径部13の後部で細径部14の
前方に規制部材18を設けるとともに他方は操作ワイヤ15
のブラシ部16の後部に規制部材24を設けた第2実施例
と同様のものと組合わせたものである。
このようにすることで規制部材を外套管と操作ワイヤの
両方に設けたことにより操作ワイヤのブラシ部を外套管
内に引き込んだ際、外套管の規制部材に操作ワイヤに設
けられた規制部材が当接することで強く操作ワイヤを引
いたとしてもブラシ部が外套管の細径部に進入すること
がなく操作ワイヤがより確実に摺動できるものである。
第5図は第4実施例を示すものであり、第1実施例とは
規制部材の位置が異なるもので、この実施例では操作ワ
イヤ15のブラシ部16の先端に規制部材25を設けたもので
ある。この規制部材25の形状は先端が半円形25aで後部
が凸状部25bをした断面を有している。この規制部材25
の半円形端面25cは外套管12の先端側の太径部と外径は
ほぼ等しくなるように形成されている。
この作用について説明すると組織を採取した後操作ワイ
ヤ15を引いた際ブラシ部16が外套管12の太径部13内に後
退するとともに先端にある規制部材25の半円形端面25c
が太径部13の先端に当接しそこで操作ワイヤ15はそれ以
上後退しないでそのまま内視鏡のチャンネルから体外に
取出せるものである。
このようにすることで特に外套管や操作ワイヤに別部材
として規制部材を設けることなく従来の先端チップに代
えた規制部材であるので部品点数が少なくなり組立コス
トも安くできるものである。
〔考案の効果〕
この内視鏡用細胞診採取具は、先端側が太径部でそれに
続くて手元側が細径部を有する外套管内にブラシ部を有
する操作ワイヤを押し引きした際外套管又は操作ワイヤ
の少なくとも一方に規制部材を設けたことにより、操作
ワイヤの進退を規制することでブラシ部が外套管に喰い
付いて操作ワイヤが摺動できなくなることを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す内視鏡用細胞診採取
具の側面図、第2図は第1図の操作ワイヤを引き込んだ
際の内視鏡用細胞診採取具の先端部の側面図、第3図は
本考案の第2実施例を示す操作ワイヤを押し出した際の
内視鏡用細胞診採取具の先端部の側面図、第4図は本考
案の第3実施例を示す操作ワイヤを押し出した際の内視
鏡用細胞診採取具の先端部の側面図、第5図は本考案の
第4実施例を示す操作ワイヤを押し出した際の内視鏡用
細胞診採取具の先端部の側面図、第6図は従来の内視鏡
用細胞診採取具の先端部の側面図である。 12……外套管 13……太径部 14……細径部 15……操作ワイヤ 16……ブラシ部 18,24,25……規制部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端側の内径が手元側の内径より太い可撓
    性を有する外套管内に操作ワイヤを挿通し、この操作ワ
    イヤの先端部に外套管の手元側の内径よりも太い径を有
    するブラシ部を設けた内視鏡用細胞診採取具において、
    外套管または操作ワイヤの少なくとも一方に操作ワイヤ
    の摺動範囲を規制する規制部材を設け、該規制部材は、
    操作ワイヤを手元側に引き込む際に前記ブラシ部を前記
    太径部の位置で停止させることを特徴とする内視鏡用細
    胞診採取具。
JP1989026526U 1989-03-08 1989-03-08 内視鏡用細胞診採取具 Expired - Fee Related JPH0626245Y2 (ja)

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JPH02116410U JPH02116410U (ja) 1990-09-18
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JPS5019909Y2 (ja) * 1972-11-28 1975-06-17
JPS5219192U (ja) * 1975-07-29 1977-02-10
JPS5929694Y2 (ja) * 1981-02-25 1984-08-25 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用細胞採取器具

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JPH02116410U (ja) 1990-09-18

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