JPH0626208Y2 - 自動車シートのシートバック構造 - Google Patents

自動車シートのシートバック構造

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JPH0626208Y2
JPH0626208Y2 JP3760189U JP3760189U JPH0626208Y2 JP H0626208 Y2 JPH0626208 Y2 JP H0626208Y2 JP 3760189 U JP3760189 U JP 3760189U JP 3760189 U JP3760189 U JP 3760189U JP H0626208 Y2 JPH0626208 Y2 JP H0626208Y2
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JP
Japan
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foam cushion
cushion body
ventilation pipe
side portion
ventilation
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JP3760189U
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JPH02127257U (ja
Inventor
隆 金井
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車シートのシートバック構造に関し、詳し
くは、シートバックを形成する発泡体製クッション体内
から背もたれ面へ送風し、乗心地を良くするシートバッ
ク構造に係るものである。
(従来の技術) この種、自動車シートのシートバック構造は、第5図に
示すものがある(実開昭59−52974号公報)。
上記シートバック構造は、表皮部材(1)の表面に中空状
玉縁(2)を一体に設け、この玉縁(2)に多数の通気孔を開
穿し、玉縁(2)に送風装置を連結部材を介して連結して
なる。
従って、乗員が着座した際、表皮部材(1)の表面に玉縁
(2)が設けられているため、乗員の身体によって前記玉
縁(2)が潰れ、玉縁(2)の通気孔からエアが送風されない
虞れがある。
また、玉縁(2)の通気孔は乗員の身体により塞がれ、エ
アが送り出されない虞れもあった。
本考案は、かかる点に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、乗員が着座しても、確実にエアを送
風することができる自動車シートのシートバック構造を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る自動車シートのシートバック構造は、メイ
ン部の左右に前方向へ突出するサイド部を形成した発泡
体製クッション体と、この発泡体製クッション体を被覆
する表皮からなり、前記発泡体製クッション体のサイド
部の背もたれ面側に通気孔を形成した通気管を前記発泡
体製クッション体のサイド部内に高さ方向に沿って配設
し、前記通気管の通気孔と前記発泡体製クッションのサ
イド部の背もたれ面間に通孔を設けると共に前記通孔を
被覆する表皮を通気性を有する表皮から形成したもので
ある。
(作用) 上記構成に係る自動車シートのシートバック構造によれ
ば、発泡体製クッション体のサイド部内に通気管を配設
しているため、着座者の荷重によって、通気管の通気孔
は塞がれることがない。また、通気管はサイド部内に配
設されているため、メイン部へ生じる着座者の荷重より
もサイド部へ生じる荷重は小さいので、通気管が潰れる
こともない。
(実施例) 本考案に係る一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説
明する。
同図中、自動車シート(A)はシートバック(B)とシートバ
ック(C)からなる。このシートバック(B)は発泡体製クッ
ション体(3)を表皮(4)により被包すると共に、背裏には
背裏面に沿ってフレーム(5)が設けられる。
前記発泡体製クッション体(3)は中央のメイン部(6)と、
このメイン部(6)の左右前方へ突出するサイド部(7)、(7)
からなり、前記サイド部(7)、(7)には通気管(8)、(8)が配
設される。
通気管(8)は第2、4図に示す様に、横断面形状が略直
角三角形状からなり、側面壁(9)には複数の通気孔(10)
が高さ方向に沿って間隔をあけて形成される。
前記通気管(8)は側面壁(9)をメイン部(6)の背もたれ面
(9)に対して略直交状にサイド部(7)内に設けられる。
通気管(8)はサイド部(7)内に高さ方向に沿って配設さ
れ、サイド部(7)の背もたれ面(7a)との間には間隔が設
けられる。
そして、サイド部(7)には背もたれ面(7a)と通気管(8)の
通気孔(10)の間に通孔(11)が形成される。
このサイド部(7)の通孔(11)は通気管(8)の側面壁(9)に
沿って形成され、メイン部(6)の背もたれ面(6a)の延長
線上に設けられる。
更に、サイド部(7)の通孔(11)に対応する表皮(2)は網目
状に形成され、通気性を有する。
(13)はエアポンプで、エアポンプ(13)はパイプ(14)を介
して通気管(8)へエアを送り出す。
上記構成に係るシートバック構造によれば、エアポンプ
(13)が作動すると、エアパイプ(14)から通気管(8)内へ
送り出される。通気管(8)はサイド部(7)内に配設されて
いるので、着座者の荷重によって潰れることなく、エア
を通気孔(11)から送り出すことができる。
更に、この通気管(8)の通気孔(11)はサイド部(7)の背も
たれ面(7a)から内部に設けられているため、着座者の身
体によって塞がれることもない。
従って、エアは通気孔(11)から通孔(11)、表皮(12)を介
して、着座者へ確実に送風することができる。
また、通孔(11)はメイン部(6)の背もたれ面(6a)の延長
線上に設けられているため、エアはメイン部(6)の背も
たれ面(6a)へ沿って送り出される。
そのため、着座者の背中に略均一に送風され、局部的な
送風に比して異和感がなく、快適な送風感が得られる。
更に、通気管(8)はサイド部(7)内に設けられているの
で、サイド部(7)が着座者の荷重によって変化すると、
それに伴なって通気管(8)も変化する。
従って、通気管(8)からのエアの送り出しを効果的にす
ることができる。
尚、上記実施例においては、通気管(8)は横断面形状が
略直角三角形状に形成されているが、これに限るもので
はない。
また、サイド部(7)の通孔(11)に対応する表皮(12)は網
目状に形成されているが、この表皮を別体の表皮から形
成して取付けることもできる。
更に、通気管(8)は発泡体製クッション体のサイド部(7)
に一体発泡して内蔵することもできる。
(考案の効果) この考案によれば、次の効果を奏する。
発泡体製クッション体のサイド部内に通気管を設け、
表皮との間に間隔があるので、着座者の荷重により通気
管の通気孔が塞がれることもなく、通気管が潰れること
もない。
従って、着座者へ確実にエアを送風することができる。
サイド部内に通気管が設けられているため、着座者の
荷重によりサイド部が移動すると、それに伴なって通気
管も移動し、着座者の状態に応じた送風ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートバック構造を用いた自動車
シートの斜視図、第2図は第1図のII-II線に沿う断面
図、第3図は第1図に示すシートバック構造の斜視図、
第4図は第3図に示すシートバック構造に用いる通気管
の斜視図、第5図は従来構造を用いた自動車シートの斜
視図である。 図中、(A)は自動車シート、(B)はシートバック、(3)は
発泡体製クッション体、(6)はメイン部、(7)はサイド
部、(8)は通気管、(10)は通気孔、(12)は網目状の表皮
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メイン部の左右に前方向へ突出するサイド
    部を形成した発泡体製クッション体と、この発泡体製ク
    ッション体を被覆する表皮からなり、前記発泡体製クッ
    ション体のサイド部の背もたれ面側に通気孔を形成した
    通気管を前記発泡体製クッション体のサイド部内に高さ
    方向に沿って配設し、前記通気管の通気孔と前記発泡体
    製クッションのサイド部の背もたれ面間に通孔を設ける
    と共に前記通孔を被覆する表皮を通気性を有する表皮か
    ら形成し、前記発泡体製クッション体のサイド部方向か
    ら送風することを特徴とする自動車シートのシートバッ
    ク構造。
JP3760189U 1989-03-31 1989-03-31 自動車シートのシートバック構造 Expired - Lifetime JPH0626208Y2 (ja)

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JP3760189U JPH0626208Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 自動車シートのシートバック構造

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JP3760189U JPH0626208Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 自動車シートのシートバック構造

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JPH02127257U JPH02127257U (ja) 1990-10-19
JPH0626208Y2 true JPH0626208Y2 (ja) 1994-07-20

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