JPH0232115Y2 - - Google Patents

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JPH0232115Y2
JPH0232115Y2 JP1985195344U JP19534485U JPH0232115Y2 JP H0232115 Y2 JPH0232115 Y2 JP H0232115Y2 JP 1985195344 U JP1985195344 U JP 1985195344U JP 19534485 U JP19534485 U JP 19534485U JP H0232115 Y2 JPH0232115 Y2 JP H0232115Y2
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JP
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tube
shaped portion
cavity
mat
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JP1985195344U
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JPS62102451U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用シート(特に自動車座席)に関
し、詳しくは冷風、温風を送風する送気装置を備
えた車両用シートに係るものである。
(考案の背景) 従来、この種の車両用シートとしては、例えば
実開昭49−140838号公報に記載のものが開示され
ている。
斯る車両用シートは、着座面全体に凹窪を設
け、この凹窪内に複数個の排気孔を有する枝状チ
ユーブを配設し、この枝状チユーブに冷暖気導入
パイプを接続し、更に、前記凹窪内の枝状チユー
ブを通気性のシートで被覆したものである。
従つて、乗員が着座すると、乗員の押圧力によ
り、枝状チユーブが潰れ、冷暖気導入パイプから
の冷暖風を枝状チユーブに送風することができな
いという不具合が生じる。
又、前述の様に、着座時、枝状チユーブが潰れ
るため、クツシヨン性が悪くなるという不具合も
生じる。
そこで、本考案は上記不具合を解決すべくなさ
れたものであり、確実に冷風等が送風でき、しか
も良好なクツシヨン性を備えた車両用シートを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る車両用シートは、パツド部材の上
面に、格子状に溝を形成し、該溝を形成したパツ
ド部材の上面にマツト部材を載置し、該マツト部
材の裏面には前記パツド部材の溝に嵌合するチユ
ーブ状部を突設し、前記マツト部材の表面には前
記チユーブ状部の空胴に連通する多数の通風孔を
開孔し、更に、前記チユーブ状部の空胴に前記パ
ツド部材の内部を通る管状部材を介して送気装置
を接続したものである。
(作用) 上記構成に係る車両用シートは、乗員が着座す
ると、マツト部材に押圧力による負荷が生じる
が、マツト部材の裏面に突設したチユーブ部材は
パツド部材の格子状に形成した溝に嵌合している
ため、マツト部材のチユーブ状部に生じる負荷は
パツド部材の溝に分散することができる。その
為、チユーブ状部の空胴が押圧力によつて潰れる
ことがなく、送気装置によつて、管状部材からチ
ユーブ状部の空胴へ送風することができ、マツト
部材の表面に開孔した通風孔から車内へ送風しえ
る。
(実施例) 本考案に係る一実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
第1図は本案に係る車両用シート1で、この車
両用シート1はシートクツシヨン2とシートバツ
ク3とからなり、シートクツシヨン2のパツド部
材4にはその上面にマツト部材5が載置し、パツ
ド部材4とマツト部材5が表皮部材6によつて被
覆して形成されている。前記表皮部材6は少なく
とも着座面に対応する箇所が通気性の良好な素材
からなつている。
第2図はパツド部材4と、このパツド部材4の
上面に載置するマツト部材5と、パツド部材4の
内部を通る管状部材7とを示す。
前記マツト部材5はその裏面に第3,4図に示
す様に、チユーブ状部5dが突出し、このチユー
ブ状部5dがパツド部材4に対して幅方向および
奥行き方向に沿つて夫々2列および3列形成され
ている。5aはチユーブ状部5dの空胴で、この
空胴5aの交差部5bには夫々に管状部材7が接
続している。更に、マツト部材5の表面にはチユ
ーブ状部5dの空胴5aに連通する多数の通風孔
5cが開孔し、空胴5aと外部とを連通してい
る。
パツド部材4にはその上面に、マツト部材5の
チユーブ状部5dが嵌合するための溝4aがチユ
ーブ状部5dに対応して幅方向および奥行き方向
に形成されている。前記溝4aは第3,4図に示
すチユーブ状部5dが嵌合する様に、断面形状が
半円形状からなる。更に、パツド部材4には穴4
bが形成されており、この穴4bにはマツト部材
5の空胴5aに接続するための管状部材7が挿通
している。8はワデイング部材で、このワデイン
グ部材8はマツト部材5の裏面に設けられてい
る。
尚、管状部材7はその基端部7aがパツド部材
4の裏面で集束し、一本のチユーブ部材9を介し
て車内の送気装置に連結している。
上記構成に係る車両用シート1は乗員が着座す
ると、マツト部材5に押圧力による負荷が生じる
が、マツト部材5の裏面に突設したチユーブ状部
5dはパツド部材4の溝4aに嵌合しているた
め、チユーブ状部5dに生じる負荷はパツド部材
4の溝4aに分散することができる。その為、チ
ユーブ状部5dの空胴5aは潰れて塞がれること
がなく、送風装置からの送風はチユーブ部材9、
管状部材7、空胴5a、マツト部材5の通風孔5
cを介して車内へ充分な送風が行なえる。
その上、チユーブ状部5dの空胴5aは潰れな
いので、クツシヨン性の劣化が防止できる。
(考案の効果) この考案によれば、上面へ格子状に溝を形成し
たパツド部材に、裏面へ前記溝に嵌合するチユー
ブ状部を突設したマツト部材を載置し、マツト部
材のチユーブ状部をパツド部材の溝に嵌合してい
るため、乗員が着座しても、チユーブ状部に生じ
る押圧力による負荷はパツド部材の溝に分散し、
チユーブ状部の空胴の潰れが防止できる。
その為、送気装置からの送風は管状部材を介し
てチユーブ状部の空胴へ送気され、更に空胴から
マツト部材の表面に形成した多数の通風孔を介し
て車内へ充分に送り出すことができる。
その上、チユーブ状部の空胴は潰れないので、
潰れることにより生じていたクツシヨン性の劣化
を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を示す自動車
座席の斜視図、第2図は第1図に示す座席の分解
斜視図、第3図は第2図の−線に沿う部分断
面図、第4図は第2図の−線に沿う部分断面
図である。 図中、4はパツド部材、4aは溝、5はマツト
部材、5aは空胴、5cは通風孔、5dはチユー
ブ状部、7は管状部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パツド部材の上面に、格子状に溝を形成し、該
    溝を形成したパツド部材の上面にマツト部材を載
    置し、該マツト部材の裏面には前記パツド部材の
    溝に嵌合するチユーブ状部を突設し、前記マツト
    部材の表面には前記チユーブ状部の空胴に連通す
    る多数の通風孔を開孔し、更に、前記チユーブ状
    部の空胴に前記パツド部材の内部を通る管状部材
    を介して送気装置を接続してなる車両用シート。
JP1985195344U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0232115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985195344U JPH0232115Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JP1985195344U JPH0232115Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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Publication Number Publication Date
JPS62102451U JPS62102451U (ja) 1987-06-30
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ID=31153149

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JP4499895B2 (ja) * 2000-08-28 2010-07-07 テイ・エス テック株式会社 車両用シート装置及びその製造方法
JP2002186538A (ja) * 2000-12-20 2002-07-02 T S Tec Kk 車両用シート装置

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JPS49140838U (ja) * 1973-04-03 1974-12-04
JPS6074665U (ja) * 1983-10-31 1985-05-25 株式会社タチエス 通気性シ−ト

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JPS62102451U (ja) 1987-06-30

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