JP3112513U - 座椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来に比し、より簡易な構造で着座中における通気性を高めることができると共に、座部の下に暖房具を配置した場合の保温性を向上させることができる座椅子を提供する。
【解決手段】 座部2と背凭れ3とが角度調節自在に連結された座椅子1において、座椅子1の内部に、垂直方向に複数の貫通孔7を有する中材5が配設され、かつ、中材5の周囲に、シート材6が被覆されてなる。シート材6の、複数の貫通孔7に対応する領域には、開口部が設けられていることが好ましく、また、シート材6の、複数の貫通孔7に対応する個所に、複数の孔部が設けられていることも好ましい。
【選択図】 図1

Description

本考案は、着座中において優れた通気性を発揮すると共に、保温性も兼ね備えた座椅子に関する。
従来、ビニール樹脂、織物等のシート表面が、通気性がなく、蒸れやすく、冷たいことから、温風を送って暖めたり、送風で濡れているシートを乾燥したり、蒸れるのを防いで快適に座るようにすることを目的として考案されたシートの通気装置が知られている(特許文献1参照)。
上掲特許文献1のシートの通気装置は、背もたれの背後に設けられる取付枠の内部に送風ファン、これを回転させる正逆回転可能なモーター、ニクロム線を設けて電源に配線をしスイッチを介して電気的に接続し、通気を可能とした取付枠に空洞膜を取り付け、背もたれの内部空洞の下方に蛇腹管の一方の入口を設けてもう一方の出口を座部の内部空洞に連結し、背もたれの内部及び座部の内部にそれぞれ設けられる空洞をその蛇腹管で連結してなる空洞に温風又は冷風を通し、通気孔よりシートの座部及び背もたれの平面に温風又は冷風が吹き出し、又は冷風を吸引することを特徴としている。
実開平7−23462号公報(第1-2頁、図1、図2)
しかしながら、前記構造においては、送風ファンや正逆回転可能なモーター、またニクロム線やスイッチ等の多数の装備が必要となり、コスト高に繋がるという欠点があった。また、温風又は冷風を吹き出したり吸引するための電力コストが必要となるという問題も生じた。
そこで本考案の目的は、上記の点に鑑み、従来に比し、より簡易な構造で着座中における通気性を高めることができるとともに、座部の下に暖房具を配置した場合の保温性を向上させることができる座椅子を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案の座椅子は、座部と背凭れとが角度調節自在に連結された座椅子において、座椅子の内部に、垂直方向に複数の貫通孔を有する中材が配設され、かつ、該中材の周囲に、シート材が被覆されてなることを特徴とする。また、前記シート材には、前記複数の貫通孔に対応する領域に開口部を設けるか、または、前記複数の貫通孔に対応する個所に複数の孔部を設けることが好ましい。
座椅子の内部に、垂直方向に複数の貫通孔を穿設した中材を配設することで、着座中に通気性が高まり快適な使用感が得られる。また、中材の周囲をシート材で被覆したことにより、クッション性を向上させることができる。さらに、前記シート材の、貫通孔に対応する領域に開口部または複数の孔部を設けた場合には、通気性を損なうことなく座椅子全体のクッション性を向上させることが可能となる。
以下、本考案における座椅子の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図4に示す座椅子1は、座部2と背凭れ3とからなり、かかる背凭れ3は座部2に連結金具(図示せず)にて角度調節自在に連結されている。また前記座部2と背凭れ3は、所定の形状に形成されたパイプ芯材4と、かかるパイプ芯材4の周囲に配設された中材5と、中材5の周囲に設けられたシート材6と、シート材6周囲に被覆されたカバー9にて形成されている。
また特に、前記中材5には、垂直方向に複数の貫通孔7が穿設されている。かかる貫通孔7は、前記座部2と背凭れ3であって、身体の背中や臀部が配設される個所に複数穿設されている。そのことにより、図7に示すように、着座中に身体から発せられる体温や汗が中材5内にこもることがなく、高い通気性により快適な使用感が得られる。また図8に示すように、座部2の下方に電気カーペットや床暖房等の暖房具8を配置することにより、冬季においては下方からの暖気が効率よく得られて保温効果を高めることができる。
前記中材5の周囲に設けられているシート材6は、緩衝性を有する発泡ウレタン素材からなり、クッション性を高めるためにやや肉厚状を呈している。また前記シート材6は、座部2と背凭れ3の上面および側面に配設されている。前記シート材6を設けることで、着座中におけるクッション性を一層向上させることができる。
前記カバー9は、特に高い通気性を発揮する素材、例えば、上布と下布との間に単繊維が立体的に配列された立体構造の繊維が好ましい。前記カバー9を通気性を有する素材にて形成することで、貫通孔7による通気性を妨げることがない。
また他の好適例として、図2及び図5に示すように、前記シート材6には、中材5の貫通孔7が穿設されている個所に対応する領域に、開口部10を設けることが好ましい。図示する開口部10は略矩形状を呈しており、座部2および背凭れ3の貫通孔7に対応する上部に夫々配設されている。シート材6に開口部10を設けたことにより、中材5の貫通孔7による通気性を損なうことなく座椅子全体のクッション性を向上させることが可能となる。開口部10の形状は、貫通孔7に対応する領域をカバーできるものであれば、図示する形状には限定されない。
さらに他の好適例として、図3及び図6に示すように、前記シート材6には、中材5の複数の貫通孔7に対応する個所に、複数の孔部11を設けてもよい。かかる孔部11は、中材5の貫通孔7と略同一形状を呈しており、座部2および背凭れ3の貫通孔7に対応する上部に夫々形成されている。シート材6に孔部11を設けた場合にも、通気性を損なうことなく座椅子全体のクッション性を向上させることができる。
本考案の座椅子の一部を切欠した状態の全体斜視図である。 シート材に開口部を設けた状態の全体斜視図である。 シート材に貫通孔を設けた状態の全体斜視図である。 本考案の座椅子の拡大断面図である。 シート材に開口部を設けた状態の拡大断面図である。 シート材に貫通孔を設けた状態の拡大断面図である。 使用状態の側面図である。 下方に暖房具を敷設した状態の使用状態側面図である。
符号の説明
1 座椅子
2 座部
3 背凭れ
4 パイプ芯材
5 中材
6 シート材
7 貫通孔
8 暖房具
9 カバー
10 開口部
11 孔部

Claims (3)

  1. 座部と背凭れとが角度調節自在に連結された座椅子において、座椅子の内部に、垂直方向に複数の貫通孔を有する中材が配設され、かつ、該中材の周囲に、シート材が被覆されてなることを特徴とする座椅子。
  2. 前記シート材の、前記複数の貫通孔に対応する領域に、開口部が設けられている請求項1記載の座椅子。
  3. 前記シート材の、前記複数の貫通孔に対応する個所に、複数の孔部が設けられている請求項1記載の座椅子。
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