JPH1134705A - チャイルドシート - Google Patents
チャイルドシートInfo
- Publication number
- JPH1134705A JPH1134705A JP19705297A JP19705297A JPH1134705A JP H1134705 A JPH1134705 A JP H1134705A JP 19705297 A JP19705297 A JP 19705297A JP 19705297 A JP19705297 A JP 19705297A JP H1134705 A JPH1134705 A JP H1134705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- air
- hollow frame
- vent holes
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 幼児が長時間快適に着座することのできるチ
ャイルドシートを提供する。 【解決手段】 中空フレーム４の上面に背もたれ部２お
よび座席部３からなるクッション部材を固着して設ける
とともに、座席部３を上下に貫通する通気孔５に対応さ
せて、中空フレーム４の上面に通気自在に空気孔６を設
けている。
ャイルドシートを提供する。 【解決手段】 中空フレーム４の上面に背もたれ部２お
よび座席部３からなるクッション部材を固着して設ける
とともに、座席部３を上下に貫通する通気孔５に対応さ
せて、中空フレーム４の上面に通気自在に空気孔６を設
けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、幼児が蒸れるこ
となく長時間快適に着座することができると共に、シー
トベルトなどにより自動車の座席に対し着脱自在に取付
けることのできるチャイルドシートに関するものであ
る。
となく長時間快適に着座することができると共に、シー
トベルトなどにより自動車の座席に対し着脱自在に取付
けることのできるチャイルドシートに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、特開平１−１７０５０９号公報
に、着座時の幼児の座席部の蒸れを解消するための車両
用シートが開示されている。この車両用シートの構造
は、通気性を有するパッドの裏面側に空気流通装置が設
けられている。
に、着座時の幼児の座席部の蒸れを解消するための車両
用シートが開示されている。この車両用シートの構造
は、通気性を有するパッドの裏面側に空気流通装置が設
けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平１−１７１５０９号公報に開示された車両用シート
は、車体に対しパッドが固定して設けられている。ま
た、パッドの裏面側には、複数の空気孔を有するパイプ
あるいは袋体からなる空気流通装置が設けられている。
その結果、車両用シートの構造は複雑となり、また他の
車体に手軽に移動させることができないという問題点が
ある。
開平１−１７１５０９号公報に開示された車両用シート
は、車体に対しパッドが固定して設けられている。ま
た、パッドの裏面側には、複数の空気孔を有するパイプ
あるいは袋体からなる空気流通装置が設けられている。
その結果、車両用シートの構造は複雑となり、また他の
車体に手軽に移動させることができないという問題点が
ある。
【０００４】また、空気流通装置から送られる冷房によ
る空気を直接幼児に当てることは、幼児の健康上問題が
多く、改善する必要がある。
る空気を直接幼児に当てることは、幼児の健康上問題が
多く、改善する必要がある。
【０００５】したがって、この発明の目的は、上記問題
点を解決するためになされたもので、持ち運びが容易
で、かつ、シートベルトなどにより車両の座席に対して
着脱自在に取付けることのできるチャイルドシートを提
供することにある。
点を解決するためになされたもので、持ち運びが容易
で、かつ、シートベルトなどにより車両の座席に対して
着脱自在に取付けることのできるチャイルドシートを提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいたチャ
イルドシートによれば、中空フレームと、上記中空フレ
ームに固着して設けられ、スポンジ状のクッション部材
からなる背もたれ部および座席部とを備え、上記座席部
は、上記座席部を上下に貫通する通気孔を複数有し、中
空フレームは、座席部側の通気孔に対応する位置に、通
気自在な空気孔を有している。
イルドシートによれば、中空フレームと、上記中空フレ
ームに固着して設けられ、スポンジ状のクッション部材
からなる背もたれ部および座席部とを備え、上記座席部
は、上記座席部を上下に貫通する通気孔を複数有し、中
空フレームは、座席部側の通気孔に対応する位置に、通
気自在な空気孔を有している。
【０００７】この構造を用いることにより、クッション
部材に設けられた通気孔と中空フレームに設けられた空
気孔が相互に連通しているため、クッションの上に幼児
が乗ると、その押圧力により、中空フレーム内の空気が
座席上方に押上げられ、座席上方の温度と湿度とを適度
に調整することが可能となり、幼児に対して快適な状態
を提供することが可能となる。また、車両に対して、従
来のような空気流通装置を設ける必要がないために、手
軽に持ち運びが可能となり、シートベルトなどを用いて
車の座席に対して着脱自在に取付けることが可能とな
る。
部材に設けられた通気孔と中空フレームに設けられた空
気孔が相互に連通しているため、クッションの上に幼児
が乗ると、その押圧力により、中空フレーム内の空気が
座席上方に押上げられ、座席上方の温度と湿度とを適度
に調整することが可能となり、幼児に対して快適な状態
を提供することが可能となる。また、車両に対して、従
来のような空気流通装置を設ける必要がないために、手
軽に持ち運びが可能となり、シートベルトなどを用いて
車の座席に対して着脱自在に取付けることが可能とな
る。
【０００８】
（実施の形態１）以下、この発明に係る実施の形態１に
おけるチャイルドシートについて、図１および図２を参
照して説明する。なお、図１は、この実施の形態におけ
るチャイルドシートの全体斜視図であり、図２は、図１
中Ｘ−Ｘ′線矢視断面図である。
おけるチャイルドシートについて、図１および図２を参
照して説明する。なお、図１は、この実施の形態におけ
るチャイルドシートの全体斜視図であり、図２は、図１
中Ｘ−Ｘ′線矢視断面図である。
【０００９】この実施の形態におけるチャイルドシート
１は、背もたれ部２と座席部３とを有し、この背もたれ
部２と座席部３とは、ウレタン材などの通気性を有する
スポンジ体から形成されている。また、背もたれ部２お
よび座席部３は、中空フレーム４に固着されている。
１は、背もたれ部２と座席部３とを有し、この背もたれ
部２と座席部３とは、ウレタン材などの通気性を有する
スポンジ体から形成されている。また、背もたれ部２お
よび座席部３は、中空フレーム４に固着されている。
【００１０】背もたれ部２および座席部３には、多数の
通気孔５が設けられており、中空フレーム４の上面側に
は、座席部３の通気孔５に対応して開口された空気孔６
が複数設けられている。
通気孔５が設けられており、中空フレーム４の上面側に
は、座席部３の通気孔５に対応して開口された空気孔６
が複数設けられている。
【００１１】上記構成よりなるチャイルドシート１にお
いては、座席部３の通気孔５に対応させて中空フレーム
４の上面に通気自在な空気孔６が設けられているため、
幼児が座るなどして、座席部３上面が押圧されると、押
圧された部分の通気孔５の空気が空気孔６を経て中空フ
レーム４内に押込まれ、中空フレーム４内の空気が周囲
の通気孔５を経て上昇し、座席部３上方の空気を拡散
し、周囲の温度および湿度を適度に抑制することが可能
となる。
いては、座席部３の通気孔５に対応させて中空フレーム
４の上面に通気自在な空気孔６が設けられているため、
幼児が座るなどして、座席部３上面が押圧されると、押
圧された部分の通気孔５の空気が空気孔６を経て中空フ
レーム４内に押込まれ、中空フレーム４内の空気が周囲
の通気孔５を経て上昇し、座席部３上方の空気を拡散
し、周囲の温度および湿度を適度に抑制することが可能
となる。
【００１２】また、上記構成によれば、従来のように、
空気流通装置を設ける必要がなくなるため、持ち運びが
自在となり、シートベルトなどを用いて自動車の座席に
対して容易に着脱自在に取付けることが可能となる。
空気流通装置を設ける必要がなくなるため、持ち運びが
自在となり、シートベルトなどを用いて自動車の座席に
対して容易に着脱自在に取付けることが可能となる。
【００１３】なお、背もたれ部および座席部３の形状
は、図１および図２に示される構造に限らず、たとえば
図３および図４に示すように、背もたれ部２および座席
部３がバケット形式のものであっても、同様の作用効果
を得ることができる。
は、図１および図２に示される構造に限らず、たとえば
図３および図４に示すように、背もたれ部２および座席
部３がバケット形式のものであっても、同様の作用効果
を得ることができる。
【００１４】なお、今回開示した実施の形態はすべての
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【００１５】
【発明の効果】以上、この発明に基づいたチャイルドシ
ートによれば、通気孔および空気孔が相互に連通してい
るために、座席部に幼児が乗ると、その押圧力により、
中空フレーム内の空気が座席上方に押上げられ、座席上
方の温度と湿度とを適度に抑制することが可能となる。
ートによれば、通気孔および空気孔が相互に連通してい
るために、座席部に幼児が乗ると、その押圧力により、
中空フレーム内の空気が座席上方に押上げられ、座席上
方の温度と湿度とを適度に抑制することが可能となる。
【００１６】また、その構成も比較的簡単な構成で済む
ため、手軽に持ち運びが可能となり、シートベルトなど
を用いて自動車の座席に対し着脱自在に取付けることが
可能となる。
ため、手軽に持ち運びが可能となり、シートベルトなど
を用いて自動車の座席に対し着脱自在に取付けることが
可能となる。
【図１】この発明に係る実施の形態におけるチャイルド
シートの全体斜視図である。
シートの全体斜視図である。
【図２】図１中Ｘ−Ｘ′線矢視断面図である。
【図３】この発明に係る他の実施の形態におけるチャイ
ルドシートの全体斜視図である。
ルドシートの全体斜視図である。
【図４】図３中Ｙ−Ｙ′線矢視断面図である。
１ チャイルドシート ２ 背もたれ部 ３ 座席部 ４ 中空フレーム ５ 通気孔 ６ 空気孔
Claims (1)
- 【請求項１】 中空フレームと、 前記中空フレームに固着して設けられ、スポンジ状のク
ッション部材からなる背もたれ部および座席部とを備
え、 前記座席部は、前記座席部を上下に貫通する通気孔を複
数有し、 前記中空フレームは、前記座席部側の前記通気孔に対応
する位置に、通気自在な空気孔を有することを特徴とす
る、チャイルドシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19705297A JPH1134705A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19705297A JPH1134705A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | チャイルドシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1134705A true JPH1134705A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16367921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19705297A Pending JPH1134705A (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | チャイルドシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1134705A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003040005A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Aprica Kassai Inc | 育児器具の下半身保護構造および下半身保護パッド |
| KR101228051B1 (ko) * | 2004-03-30 | 2013-01-31 | 콤비 가부시키가이샤 | 유아용 의자 |
| JP2013049411A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd | チャイルドシート及びその製造方法 |
| EP3677469A1 (de) * | 2019-01-04 | 2020-07-08 | Johannes Sklenarz | Kindersitz mit einem lüftungssystem |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP19705297A patent/JPH1134705A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003040005A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Aprica Kassai Inc | 育児器具の下半身保護構造および下半身保護パッド |
| KR101228051B1 (ko) * | 2004-03-30 | 2013-01-31 | 콤비 가부시키가이샤 | 유아용 의자 |
| JP2013049411A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd | チャイルドシート及びその製造方法 |
| EP3677469A1 (de) * | 2019-01-04 | 2020-07-08 | Johannes Sklenarz | Kindersitz mit einem lüftungssystem |
| DE102019100145A1 (de) * | 2019-01-04 | 2020-07-09 | Johannes Sklenarz | Kindersitz mit einem Lüftungssystem |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040507 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |