JPH0626161U - 圧接型端子 - Google Patents
圧接型端子Info
- Publication number
- JPH0626161U JPH0626161U JP6723692U JP6723692U JPH0626161U JP H0626161 U JPH0626161 U JP H0626161U JP 6723692 U JP6723692 U JP 6723692U JP 6723692 U JP6723692 U JP 6723692U JP H0626161 U JPH0626161 U JP H0626161U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- lead wire
- connection conducting
- connection
- conducting portion
- Prior art date
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- Pending
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リード線の接続に当たり特殊な専用工具を必
要とせず、簡単且つ確実に被覆したままのリード線との
導通を図ることができるようになした圧接型端子を提供
する。 【構成】 端子本体1の接続導通部4を鉤型状に折り曲
げると共に、上方向に付勢させる。端子台6に接続導通
部4の先端部が入り込み得る凹溝7を凹設すると共に、
この凹溝7と直交するようにリード線2の挿通孔8を穿
設する。端子台6の挿通孔8内にリード線2を挿着して
から端子本体1の接続導通部4を押当体11によって押
し込み、リード線2を端子本体1に接続するようにし
た。
要とせず、簡単且つ確実に被覆したままのリード線との
導通を図ることができるようになした圧接型端子を提供
する。 【構成】 端子本体1の接続導通部4を鉤型状に折り曲
げると共に、上方向に付勢させる。端子台6に接続導通
部4の先端部が入り込み得る凹溝7を凹設すると共に、
この凹溝7と直交するようにリード線2の挿通孔8を穿
設する。端子台6の挿通孔8内にリード線2を挿着して
から端子本体1の接続導通部4を押当体11によって押
し込み、リード線2を端子本体1に接続するようにし
た。
Description
【0001】
本考案は防災用ケーブルや通信用ケーブル、ジャンパー線等のリード線を接続 するための端子接続装置の改良に係り、特にリード線と簡単且つ確実に接続導通 を図ることができるようになした圧接型端子に関する。
【0002】
防災用ケーブルや通信用ケーブル、あるいはジャンパー線等のリード線を接続 するための端子接続装置にはこれまで様々なタイプのものが開発されてきている が、その中の一つに被覆したままのリード線を端子本体に形成したスリット内に 圧入して当該圧入動作の際に被覆を剥き、内部芯線と端子本体とを接続導通させ るようになした圧接型の端子が知られている。 しかしながら、従来の圧接型端子の多くはリード線の接続に当たり特殊の工具 を必要としたり、また結線作業に多大な手間を要とするという欠点があった。 そこで本考案は、接続導通に当たり専用の特殊工具類を必要とせず、押当体に よって端子本体を下方に押し込むだけの簡単な操作でリード線と簡単且つ確実に 接続導通を図ることができるようになした圧接型端子を提供することを目的とす るものである。
【0003】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、リード線接続用のスリ ットを形成した接続導通部を下方に折り曲げると共に、当該折り曲げられた接続 導通部に上向きの付勢力を付与してなる端子本体と、この端子本体の接続導通部 の先端が入り込み得る凹溝を凹設すると共に、この凹溝と直交するようにしてリ ード線の挿通孔を穿設してなる端子台と、この端子台の挿通孔内にリード線を挿 着してから端子本体の接続導通部を下方に押圧する押当体とから構成され、被覆 したままのリード線を端子台の挿通孔内に挿着してから前記押当体によって端子 本体の接続導通部を下方に押圧し、リード線を端子本体の接続導通部に形成して あるスリット内に強制的に押し込んで被覆を剥き、端子本体と内部芯線との接続 導通を図るようにしたことを特徴とする圧接型端子である。
【0004】 本考案によれば、リード線の接続にあたり何ら特殊な工具類を必要とせず、押 当体によって端子本体の接続導通部を下方に押し下げるだけの簡単な操作でリー ド線との接続を図ることができ、しかも端子本体の基板に複数の接続導通部を並 設すると共に、当該接続導通部に切り込み幅を異にしたスリットを形成しておく ことにより線径を異にした複数のリード線と一括して接続導通を図るようにする ことも可能となるものである。
【0005】
以下、本考案圧接型端子の具体的構成を図面に示す実施例に基づき詳細に説明 する。 図1は本考案圧接型端子の一実施例を示す斜視図、図2は押当体によって端子 本体の接続導通部を下方に押し下げるときの状態を示す説明図、図3は端子本体 の接続導通部にリード線が接続されるときの状態を示す説明図である。
【0006】 図中1は端子本体の全体を示す。当該端子本体1はリード線2接続用のスリッ ト3を形成した接続導通部4を、矩形状をなす基板5に突設してなるもので、接 続導通部4は、図1に示すように下方に向け折り曲げられ、当該折り曲げられた 接続導通部4には上向きの付勢力が与えられている。 図示する実施例では端子本体1をなす基板5に四つの接続導通部4が並設され ており、それぞれの接続導通部4に形成されているスリット3の幅を変えること によって、線径を異にする複数のリード線2と一括して接続を図るようにするこ とができるものである。なお、本考案圧接型端子は、図示するような四つの接続 導通部4を並設した構造のものに限定されるわけではなく、基板5に只の一個ま たは二個の接続導通部4を突設するようにしてもよいのは勿論である。
【0007】 6は絶縁材からなる端子台であり、当該端子台6の上面部9には前記端子本体 1の折り曲げられた接続導通部4が入り込み得る凹溝7を凹設すると共に、この 凹溝7に直交するようにしてリード線2の挿通孔8を穿設してなる。 凹溝7の凹設深さは、端子本体1の接続導通部4を上向きの付勢力に抗して押 し込んだとき、凹溝7内にスリット3の部分が入り得る程度の深さとすればよい ものである(図2)。また、前記凹溝7と直交するように端子台6の正面部10 に開口させるリード線2の挿通孔8は、凹溝7内に位置せしめられる端子本体1 の接続導通部4のスリット3に合致するようになっている。
【0008】 次に、11は前記端子本体1の上方向へ付勢された接続導通部4を強制的に下 方向に押し込み、且つ押し込まれたままの状態を保持できるようになした押当体 を示す。図示する実施例の押当体11は、鉤型に折り曲げられた接続導通部4の 上面に当接させて、当該接続導通部4を下方に押し込む押圧部12と、螺子13 によって押当体11を端子台6の上面部9に固定する固定部14とから構成され ているが、上向きの付勢力に抗して接続導通部4を押し込むことができ、且つこ の押し込んだ状態が保持できるものであれば、図示する実施例以外にも、例えば 押当体にクランプ爪を付設して、当該クランプ爪を端子台6にクランプさせ、接 続導通部4の押し込み状態を保持するようになしてもよいものである。 なお、押圧体11は上方向に付勢されている接続導通部4を端子台6の凹溝7 内に押し込むためのものであり、この目的のためであればその形状は図示するも のに限定されず任意に変形が可能である。
【0009】 本考案圧接型端子は以上のような構成からなり、その使用にあたっては、先ず 端子台6の正面部10に開口させてある挿通孔8内に接続しようとするリード線 2を挿入させ、図2に示すように凹溝7の部分を貫通させる。 この状態では接続導通部4はその付勢力によって上方に持ち上がっているのでリ ード線2を挿通孔8内にスムーズに挿通させることができる。 次いで、押当体11を接続導通部4の上面に当接させ、上向きの付勢力に抗して 押し込み、当該押当体11を端子台6に固定する。すると、接続導通部4が凹溝 7内で押し下げられる過程でリード線2は接続導通部4に形成してあるスリット 3内に押し込まれ、この押し込み動作の際に被覆部が剥けて内部芯線との導通が 図られるものである。 なお、基板5に複数の接続導通部4を並設し、当該接続導通部4のスリット幅 を異にしてある端子本体1の場合には、線径を異にした複数のリード線2と一括 して接続を図ることができるものである。
【0010】
本考案圧接型端子は以上のような構成からなり、リード線の接続にあたり特殊 な専用工具類を何ら必要とせず、押当体によって端子本体の接続導通部を押し下 げるだけの簡単な操作で接続が完了するので現場における作業性がきわめて良好 となる。また、本考案によれば、線径を異にする複数のリード線を一括して接続 することができ、防災用ケーブルの端子装置として、あるいは通信用ケーブルの 端子装置として多大な効果を奏するものである。
【図1】本考案圧接型端子の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】押当体によって端子本体の接続導通部を下方に
押し下げるときの状態を示す説明図である。
押し下げるときの状態を示す説明図である。
【図3】端子本体の接続導通部にリード線を接続すると
きの状態を示す説明図である。
きの状態を示す説明図である。
1:端子本体 2:リード線 3:スリット 4:接続導通部 5:基板 6:端子台 7:凹溝 8:挿通孔 9:上面部 10:正面部 11:押当体 12:押圧部 13:螺子 14:固定部
Claims (1)
- 【請求項1】 リード線接続用のスリットを形成した接
続導通部を下方に折り曲げると共に、当該折り曲げられ
た接続導通部に上向きの付勢力を付与してなる端子本体
と、この端子本体の接続導通部の先端が入り込み得る凹
溝を凹設すると共に、この凹溝と直交するようにしてリ
ード線の挿通孔を穿設してなる端子台と、この端子台の
挿通孔内にリード線を挿着してから端子本体の接続導通
部を下方に押圧する押当体とから構成され、被覆したま
まのリード線を端子台の挿通孔内に挿着してから前記押
当体によって端子本体の接続導通部を下方に押圧し、リ
ード線を端子本体の接続導通部に形成してあるスリット
内に強制的に押し込んで被覆を剥き、端子本体と内部芯
線との接続導通を図るようにしたことを特徴とする圧接
型端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6723692U JPH0626161U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 圧接型端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6723692U JPH0626161U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 圧接型端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626161U true JPH0626161U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=13339086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6723692U Pending JPH0626161U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 圧接型端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626161U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0357874A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-13 | Robert Bosch Gmbh | 内燃機関のための燃料噴射ポンプ |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP6723692U patent/JPH0626161U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0357874A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-13 | Robert Bosch Gmbh | 内燃機関のための燃料噴射ポンプ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990615 |