JPH06261323A - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

Info

Publication number
JPH06261323A
JPH06261323A JP5042833A JP4283393A JPH06261323A JP H06261323 A JPH06261323 A JP H06261323A JP 5042833 A JP5042833 A JP 5042833A JP 4283393 A JP4283393 A JP 4283393A JP H06261323 A JPH06261323 A JP H06261323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dark current
chroma
sensitivity
white balance
correction circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5042833A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Kimura
正信 木村
Shuichi Sugi
修一 杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5042833A priority Critical patent/JPH06261323A/ja
Publication of JPH06261323A publication Critical patent/JPH06261323A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】放射線(γ線)の影響を受ける環境の下で使用
された場合に、画質劣化が生じるのを防止できるように
する。 【構成】固体撮像素子12の暗電流は、暗電流検出回路
14で検出され、所定の値以上の暗電流があるとそれに
応じて感度切換え増幅器13の感度レベルとクロマゲイ
ン補正回路16のクロマ利得が制御信号Aにより制御さ
れ、感度低下や色系統の固定パターンノイズによる画質
低下を補償するようにしている。また、ホワイトバラン
スが所定値以上にずれるとホワイトバランス補正回路1
8からの制御信号Bによりクロマゲインを除々に低下さ
せて白黒画面になるように制御している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原子炉や宇宙ステー
ション等、放射線(γ線)が介在する特殊な環境の下で
使用される工業用カメラとして有効な、カメラ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電荷結合デバイス(CCD)を用いた固
体撮像装置が開発されているが、この装置においては、
周囲の環境変化により画質劣化を伴うため、その対策が
必要である。この対策を施した従来の技術として、特開
昭60−37607号公報に示された撮像装置がある。
【0003】図3は従来のカメラの構成を示している。
固体撮像素子40から得られた撮像信号は、それぞれ
R、G、B成分をサンプルするサンプルホールド回路4
1、42、43に入力される。各サンプルホールド回路
41、42、43から出力されたR、G、B成分は、R
GB出力端子44に導出されると共に、R成分は増幅器
45を介してスイッチ47の第1入力端子に供給され、
G成分はスイッチ47の第2入力端子に供給され、B成
分は増幅器46を介してスイッチ47の第3入力端子に
供給される。スイッチ47はR、G、B成分を順序良く
取り込み、低域フィルタ48を介してエンコーダ49に
供給する。増幅器45、46に対しては、それぞれ端子
51、52からホワイトバランス補正のための調整信号
を与えることができる。ただし、B成分を増幅する増幅
器46に対しては、スイッチ53を介して固定の基準電
圧VR2を与えることができる。
【0004】つまり、この装置では、周囲温度が所定温
度より高くなるとCCDの暗電流が増加するために、暗
電流を検出しその変化量に応じて信号処理出力のホワイ
トバランス状態を変化させるようにしている。温度が所
定の温度より高くなった場合、最もS/Nが悪くなるの
は青信号であるために、この青信号の利得を一定に維持
することによりS/Nを改善するものである。しかし、
ホワイトバランスはずれてしまう。
【0005】周囲温度の検出は、温度センサー54によ
り行われ、検出信号は増幅器55を介して比較器56に
与えられる。比較器56は検出信号と基準電圧VR1と
を比較し、温度が基準電圧VR1を越えると、その検出
電圧を出力し、スイッチ53を制御できるようになって
いる。
【0006】しかしながら、上記の撮像装置は、温度上
昇時の不具合を改善しているのみである。撮像装置とし
ては各種の環境の下、例えば原子炉周囲、宇宙ステーシ
ョン等である。このような環境の下では、温度上昇のみ
ならず放射線も存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の撮像装置は、C
CDの暗電流を検出して、青信号の利得を一定になるよ
うに制御しS/N改善を行っているが、この手段だけで
あると放射線(γ線)に対する画質劣化の影響を防ぐこ
とはできない。γ線によると、図4に示すように光学レ
ンズにおけるブラウニング現象(青の分光透過特性が低
下し、透過率が落ちるとともに茶褐色になる現象)と、
CCD固定パターンノイズの増加があり、著しい画質劣
化を伴う。
【0008】そこでこの発明は、放射線(γ線)の影響
を受ける環境の下で使用された場合に、画質劣化が生じ
るのを防止することができるカメラ装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、固体撮像素
子の暗電流を検出し、所定値を越えた暗電流の変化に伴
いクロマゲイン補正回路によるクロマレベルと感度切り
換え回路による感度レベルとを可変するようにしてい
る。また、ホワイトバランス補正回路からのエラー信号
を用いて、ホワイトバランス補正限界を越えると、クロ
マゲイン補正回路におけるクロマレベルを低下させるこ
とにより画像改善を行うものである。
【0010】
【作用】放射線の環境下でカメラを使用すると、放射線
量及び温度に比例して(1) 固体撮像素子の暗電流増加、
(2) 光学レンズのブラウニング現象による感度低下と茶
褐色化、(3) 画像の固定パターンノイズの増加が生じ
る。これに対して上記の手段は、暗電流の増加を検出し
その変化に応じて、放射線量によって変化する光学レン
ズの分光透過特性の低下及び色劣化を、感度切り換えと
クロマレベルの可変により補正し、かつ画像の固定パタ
ーンノイズを補正することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1はこの発明の一実施例である。光学レ
ンズ11を通してCCD固体撮像素子12の撮像面には
被写体像が結像される。固体撮像素子12から出力され
た撮像信号は、感度切換え増幅器13及び暗電流検出回
路14に入力される。
【0013】暗電流検出回路14は、暗電流を検出し、
そのレベルに応じて制御信号Aを出力する。この制御信
号Aは、感度切換え増幅器13の感度レベルを制御する
とともにクロマゲイン補正回路16のクロマゲインを制
御する。
【0014】感度切換え増幅器13の出力は、信号処理
回路15に導入される。信号処理回路15ではγ補正、
輝度、色分離、ACC等の処理が施され、輝度信号は合
成器17に供給され、クロマ信号はクロマゲイン補正回
路16を介して合成器17に供給される。合成器17の
出力は、映像出力として出力端子19に導出される。
【0015】また信号処理回路15には、ホワイトバラ
ンス補正回路18が接続されている。さらにホワイトバ
ランス補正回路18からはクロマゲイン制御信号Bも得
られ、この制御信号Bはクロマゲイン補正回路16の制
御端子にも与えられる。
【0016】まず、放射線の下で使用されるカメラの影
響について再度説明する。上記のカメラ(特に固体撮像
素子)が放射線に照射されると、極端に暗電流が増加
し、この暗電流はさらに温度上昇でも大幅に増加する。
また、固定パターンノイズは、暗電流に比例するため
に、放射線の下で使用しているカメラはこの影響で色ノ
イズが極めて多くなる。光学レンズにおいても、茶褐色
になり感度の低下を起こしてしまうために、画像として
は暗くなり、赤っぽい画像になる。
【0017】しかし、この実施例によるカメラでは、上
記の問題を改善できる。即ち、図1(B)に示すよう
に、暗電流のレベルに応じて、暗電流が第1の値aを越
えると、制御信号Aによってクロマレベルが制御される
共に、感度の低下を補うように感度切換え増幅器13の
感度も制御される。またレンズのブラウニング現象によ
るホワイトバランスのずれについては、ホワイトバラン
ス補正回路18により自動的に補正され、ホワイトバラ
ンスが維持される。またホワイトバランスがさらにずれ
てくると(このときは暗電流がさらに大きくなってい
る:図1(B)の値b参照)、ホワイトバランス補正回
路18から制御信号Bが出力され、クロマレベルがさら
に低下され、除々に白黒画像にする。図2には、放射線
照射後のCCDNO周囲温度に対する暗電流の変化を測
定した結果を示している。
【0018】上記のように動作するカメラによると、従
来のような暗くて、赤っぽい画像が改善され、また色系
の固定パターンノイズの改善された画像を得ることがで
きる。よって、特に特殊の環境の下(宇宙ステーショ
ン、原子炉等)で使用される工業用カメラとして有効と
なる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると、
放射線(γ線)の影響を受ける環境の下で使用された場
合に、画質劣化が生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例及び動作特性を示す図。
【図2】図2は周囲温度とCCDの暗電流の関係を示す
図。
【図3】従来の撮像装置の構成を示す図。
【図4】放射線照射後のカメラのレンズの分光透過特性
を示す図。
【符号の説明】
11…光学レンズ、12…固体撮像素子、13…感度切
換え増幅器、14…暗電流検出回路、15…信号処理回
路、16…クロマゲイン補正回路、17…合成器、18
…ホワイトバランス補正回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体撮像素子から得られた撮像信号を、感
    度切換え増幅器にて増幅して、信号処理回路に入力し、
    前記信号処理回路から得られたクロマ信号をクロマゲイ
    ン補正回路に通して、同じく前記信号処理回路から得ら
    れた輝度信号に合成するカメラ装置において、 前記固体撮像素子の暗電流を検出し、所定値を越えた暗
    電流の変化に伴い、撮像信号を増幅する前記感度切換え
    増幅器の感度レベルと、前記クロマゲイン補正回路のク
    ロマ増幅レベルとを可変する手段と、 前記信号処理回路に接続されているホワイトバランス補
    正回路からのエラー信号を用いて、ホワイトバランス補
    正限界を越えるに伴い前記クロマゲイン補正回路のクロ
    マレベルを低下させる手段とを具備したことを特徴とす
    るカメラ装置。
JP5042833A 1993-03-03 1993-03-03 カメラ装置 Pending JPH06261323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5042833A JPH06261323A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 カメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5042833A JPH06261323A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 カメラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06261323A true JPH06261323A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12646977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5042833A Pending JPH06261323A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 カメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06261323A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015068791A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社東芝 放射線検出装置および放射線検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015068791A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社東芝 放射線検出装置および放射線検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4638350A (en) Color image sensing device
US4987482A (en) Image pickup apparatus having exposure control for human subjects
KR940011702B1 (ko) 촬상장치와 그 방법
US5283635A (en) White balance adjusting device with plural thresholds for range control
KR19990037476A (ko) 색신호 처리 회로와 그 방법 및 카메라 장치
US7084911B1 (en) Black level calibration method for imager with hysteresis comparison and adaptive step size
JPH02194792A (ja) オートホワイトバランス回路
JPH11112884A (ja) ビデオカメラ装置の暗電流補正方法および該方法によるビデオカメラ装置
JPH06261323A (ja) カメラ装置
JP3271139B2 (ja) ホワイトバランス制御回路
US6614475B1 (en) Correction apparatus and method for imaging signals and video camera
JP3049439B2 (ja) ホワイトバランス補正装置
US20230412940A1 (en) Image pickup apparatus and image processing method
JP2536476B2 (ja) ビデオカメラの黒レベル補正回路
JPS63141488A (ja) 撮像装置
JPH08223587A (ja) 撮像装置
JPS61101188A (ja) カラ−テレビカメラ
JP2652152B2 (ja) 撮像装置
JPS62159595A (ja) 自動白バランス装置
JPS6271393A (ja) オ−トホワイトバランス回路
JPH0552708B2 (ja)
JP2502502B2 (ja) カメラ装置
JPH01292971A (ja) 映像信号処理装置
KR19980073496A (ko) 크로마 아이(chroma eye)를 이용한 화질 보정장치와 방법
JPH0256181A (ja) 撮像装置