JP3271139B2 - ホワイトバランス制御回路 - Google Patents

ホワイトバランス制御回路

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JP3271139B2
JP3271139B2 JP07396690A JP7396690A JP3271139B2 JP 3271139 B2 JP3271139 B2 JP 3271139B2 JP 07396690 A JP07396690 A JP 07396690A JP 7396690 A JP7396690 A JP 7396690A JP 3271139 B2 JP3271139 B2 JP 3271139B2
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章浩 菊地
紀陽 近藤
文昭 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオカメラのオートホワイトバランス
制御に関する。
〔発明の概要〕 この発明は、ビデオカメラのオートホワイトバランス
制御において、撮像画面中の各画素のうち所定のスレシ
ョルドレベルより黒体放射カーブ近傍にある画素を検出
し、この黒体放射カーブ近傍にある画素を用いて、ホワ
イトバランス制御を行うことにより、精度の高いオート
ホワイトバランス制御を行なえるようにしたものであ
る。
この発明では、制御の前半では黒体放射カーブ近傍に
ある画素かどうかを検出する際のスレショルドレベルを
広い範囲に設定し、制御が進むに従ってこのスレショル
ドレベルを狭い範囲に設定することにより、どのような
光源の基でも精度の高いホワイトバランス制御を行なえ
るようにしている。
〔従来の技術〕
ビデオカメラでは、光源の色温度に応じて、ホワイト
バランス調整を行う必要がある。マニュアルのホワイト
バランス調整は、従来、例えばホワイトキャップを用
い、各色信号の比率が所定の割合になるように、各色信
号のゲインを設定することにより行われている。マニュ
アルのホワイトバランス調整では、光源が変わる毎にホ
ワイトバランス調整を取り直す必要があり、操作性が良
くない。このため、近年のビデオカメラには、オートホ
ワイトバランス制御回路が備えられている。オートホワ
イトバランス制御回路では、光源の色温度に応じて各色
信号のゲインが自動的に設定されるので、光源が変わっ
てもホワイトバランスを取り直す必要がなく、操作性が
良好である。
〔課題を解決するための手段〕
従来のオートホワイトバランス制御回路は、画面の各
色が一様に分散していれば画面の色をすべて加算すると
白になることから、全画面の色信号の積分値が白になる
ものとして、各色信号のゲインを設定するようにしてい
る。ところが、実際の撮像画面では各色信号が一様に分
散しておらず、色信号を加算した値が白になるとは限ら
ない。このため、従来のオートホワイトバランス制御回
路では、撮像画面によっては、精度の高いホワイトバラ
ンス調整が行えないという問題がある。
したがって、この発明の目的は、精度の高いホワイト
バランス調整を行なえるオートホワイトバランス制御回
路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、撮像画面中の各画素のうち所定のスレシ
ョルドレベルより黒体放射カーブ近傍にある画素を検出
し、黒体放射カーブ近傍にある画素を用いて、ホワイト
バランス制御を行うようにしたホワイトバランス制御回
路である。
この発明では、制御の前半ではスレショルドレベルを
広い範囲に設定し、制御が進むに従ってスレショルドレ
ベルを狭い範囲に設定するようにしている。
〔作用〕
撮像画面中の各画素毎に、白色に近いかどうかが検出
される。そして、白色に近い画素だけを積分し、この積
分値が白色となるように、各色信号のゲインが制御さ
れ、ホワイトバランス制御がなされる。白色に近い画素
だけを用いてホワイトバランス制御を行っているので、
撮像画面にかかわらず、精度の高いホワイトバランス制
御を行なえる。
制御の前半では白色に近い画素かどうかを検出する際
のスレショルドレベルが広い範囲に設定され、制御が進
むに従って、このスレショルドレベルが狭い範囲に設定
される。このため、精度が高く、どのような光源の基で
もホワイトバランス制御が行なえる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して
説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すものである。第
1図において、CCD撮像素子1の出力がサンプルホール
ド回路2に供給される。サンプルホールド回路2で、CC
D撮像素子1の出力がサンプルホールドされる。サンプ
ルホールド回路2の出力がAGC回路3を介してA/Dコンバ
ータ4に供給される。
A/Dコンバータ4で、CCD撮像素子1の撮像信号が画素
毎にディジタル化される。A/Dコンバータ4の出力がカ
メラ信号処理回路5に供給される。カメラ信号処理回路
5で、ディジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号(R
−Y)及び(B−Y)が形成される。
このディジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号(R
−Y)及び(B−Y)がゲート回路6A、6B及び6Cにそれ
ぞれ供給されるとともに、白色検出回路7に供給され
る。白色検出回路7は、ディジタル輝度信号Y、ディジ
タル色差信号(R−Y)及び(B−Y)から、入力され
た各画素が白色の近傍にあるかどうかを検出するもので
ある。
つまり、第2図に示すように、色差ベクトル上に、破
線で囲んで示すようなエリアAが設定される。制御の前
半ではこのエリアAが広い範囲とされ、制御が進むに従
ってエリアAが狭い範囲に設定される。また、Bは黒体
放射カーブである。この黒体放射カーブB上であれば、
色がつかない。Wが白点である。入力された画素がこの
エリアA内にあるかどうかが判断される。入力された画
素がこのエリアA内にあれば、白色に近いと判断され
る。これに基づいて、白色検出回路7からゲート制御信
号が出力される。
このゲート制御信号がゲート回路6A、6B、6Cに供給さ
れる。白色検出回路7で、入力画素が白色に近いと検出
された時には、ゲート回路6A、6B、6Cが開かれる。そし
て、カメラ信号処理回路5からのディジタル輝度信号
Y、ディジタル色差信号(R−Y)及び(B−Y)がゲ
ート回路6A、6B及び6Cをそれぞれ介して積分回路8A、8B
及び8Cに供給される。積分回路8A、8B及び8Cで、白色に
近い画素のディジタル輝度信号Y、ディジタル色差信号
(R−Y)及び(B−Y)がそれぞれ積分される。
この積分回路8A、8B及び8Cの出力がコントローラ9に
供給される。コントローラ9で、ディジタル輝度信号Y
の積分値、ディジタル色差信号(R−Y)及び(B−
Y)の積分値から、色信号R、G、Bのゲイン設定量が
求められる。このゲイン設定量に基づいて、白色に近い
画素の積分値が白色となるように、緑色信号Gを基準と
して赤色信号R及び青色信号Bのゲインが制御される。
これにより、ホワイトバランス調整がなされる。前述し
たように、制御が進むに従って、エリアAが狭められ
る。したがって、制御の後半では、白色に非常に近い画
素の積分値が白色となるように、ホワイトバランス制御
がなされる。
〔発明の効果〕 この発明によれば、撮像画面中の各画素毎に、白色に
近いかどうかが検出され、白色に近い画素だけを積分
し、この積分値が白色となるように、各色信号のゲイン
が制御され、ホワイトバランス制御がなされる。このよ
うに、白色に近い画素だけを用いているので、撮像画面
にかかわらず、精度の高いホワイトバランス制御を行な
える。
また、制御の前半では白色に近い画素かどうかを検出
する際のスレショルドレベルが広い範囲に設定され、制
御が進むに従って、このスレショルドレベルが狭い範囲
に設定される。このため、どのような光源の基でも、精
度の高いホワイトバランス制御が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図,第2図はこ
の発明の一実施例の説明に用いるベクトル図である。 図面における主要な符号の説明 7:白色検出回路,6A〜6C:ゲート回路,8A〜8C:積分回路,
9:コントローラ,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 紀陽 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 加藤 文昭 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 廣田 克明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−260790(JP,A) 特開 昭64−89884(JP,A) 特開 昭61−184079(JP,A) 特開 昭63−283293(JP,A) 特開 平2−63295(JP,A) 特開 平2−63395(JP,A) 特開 昭63−115490(JP,A) 特開 昭63−13489(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像信号の色差ベクトルが黒体放射カーブ
    近傍を含んだ所定のエリア内にあるか否かを検出する検
    出手段と、 上記黒体放射カーブ近傍を含んだ所定のエリア内にある
    撮像信号を用いてホワイトバランス制御を行う手段とを
    備え、 上記検出手段は、制御の前半では上記所定のエリアを広
    い範囲に設定し、制御が進むに従って上記所定のエリア
    を狭い範囲に設定するホワイトバランス制御回路。
JP07396690A 1990-03-23 1990-03-23 ホワイトバランス制御回路 Expired - Lifetime JP3271139B2 (ja)

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KR100842305B1 (ko) * 2005-12-28 2008-07-01 엠텍비젼 주식회사 색 온도 추정을 위한 이미지 시그널 프로세서, 촬상 장치 및 색상 온도 검출(ctd)영역 적용 방법
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JP5818668B2 (ja) * 2011-12-16 2015-11-18 株式会社東芝 オートホワイトバランス調整システム

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