JPH06261172A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06261172A
JPH06261172A JP5048048A JP4804893A JPH06261172A JP H06261172 A JPH06261172 A JP H06261172A JP 5048048 A JP5048048 A JP 5048048A JP 4804893 A JP4804893 A JP 4804893A JP H06261172 A JPH06261172 A JP H06261172A
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弘 川村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータで処理したデータをファックス送
信するためのアプリケーションソフトを用いて、データ
をファックス送信またはプリントアウトすることのでき
るファクシミリ装置を提供する。 【構成】本発明のファクシミリ装置の主制御部は、受付
部がコンピュータからの受け付けた宛先と予め定められ
た特定の宛先とを比較して、両者が等しいかどうかを判
定し(ステップ102)、判定結果が2つの宛先が等し
いことを示すものである場合、受付部の受け付けたデー
タを記録制御部に受け渡し用紙上に記録させ(ステップ
103)、判定結果が2つの宛先が等しくないことを示
すものである場合、受付部の受け付けたデータおよび宛
先を送信制御部に受け渡して通信回線にファックス送信
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータからデー
タを受けとってこのデータを外部回線に出力する機能を
備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータは、オフ
ィスはもちろん一般家庭にも普及している。しかし、コ
ンピュータを使いこなすには、種々の周辺機器が必要と
なり、周辺機器設置に必要なスペースや購入に必要な費
用が、コンピュータ本体よりも増大してしまうことも珍
しくない。例えば、コンピュータで処理したデータを用
紙上に印刷するためにはプリンタが必要である。また、
コンピュータで処理したデータを外部のファクシミリに
対して送信するには、まずプリンタで用紙に印刷して、
さらにファクシミリ装置で送信するという手順になる。
従って、コンピュータの周辺機器としてプリンタとファ
クシミリ装置の両方が必要となる。
【0003】そこで近年では、コンピュータで処理した
イメージデータを、印刷することなく外部のファクシミ
リ装置に直接送信することのできるファクシミリ装置が
販売されている。このファクシミリ装置を用いる場合、
コンピュータ側に、ファクシミリ送信用のアプリケーシ
ョンソフトを読み込み、このアプリケーションソフトを
用いて、コンピュータからファクシミリ装置に送信すべ
きイメージデータおよびこのイメージデータを送信すべ
き宛先データとを受け渡す。ファクシミリ装置は、受け
渡されたイメージデータを受け渡された宛先の回線に送
信する。このファクシミリ装置は、送信専用装置として
用いられることが多いため、外部のファクシミリ装置か
ら受信したデータを用紙に印刷するための記録機構は備
えていないものが多い。そのため、非常にコンパクト
で、かつ、安価であるため、既に数多く市場に出回って
いる。同時に、このファクシミリ装置を使用するための
アプリケーションソフトも既に汎用ソフトとなってお
り、数多く市場に出回っている。
【0004】一方、ファクシミリ機能とプリンタ機能と
を兼ね備えたファクシミリ装置が提案されている。これ
は、外部のファクシミリ装置から受信したイメージデー
タを用紙にプリントするための記録機構を利用して、コ
ンピュータで処理したデータをファクシミリ装置で印刷
させようとする構成である。したがって、従来プリンタ
装置とファクシミリ装置という別体の2台の装置の機能
を、1台の装置で実現することが可能である。
【0005】このような2つの機能を備えたファクシミ
リ装置は、例えば、特開平1−168158及び特開平
1−168159号公報で開示されている。このファク
シミリ装置は、コンピュータからの印字要求コマンドの
あり/なしを判別して、ファックス送信とプリンタ出力
の切り替えを行っている。また、特開昭61−2924
67号公報でも外部インタフェース制御部にて外部から
のコマンドを解読し、ローカルプリント/リモートプリ
ントを切り替えるファックス装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ機能とプリンタ機能とを備えたファク
シミリ装置を用いるためには、コンピュータからファク
シミリ装置に対して、ファックス送信またはプリンタ出
力を指示するためのコマンドを出力する必要がある。そ
のため、この2つの機能を備えたファクシミリ装置を使
用するためには、2つの機能の何れかを選択するためコ
マンドを出力可能な専用のアプリケーションソフトを別
途用意する必要がある。
【0007】したがって、上述したような既に汎用ソフ
トとなっているファックス送信のみを行うためのアプリ
ケーションソフトでは、ファクシミリ機能とプリンタ機
能とを備えたファクシミリ装置を動作させることができ
ないという問題があった。また、既にファックス送信の
みを行うアプリケーションソフトを使用しているユーザ
は、ファックス送信またはプリンタ出力を選択するとい
う新たな操作を覚える必要がある。
【0008】本発明は、コンピュータで処理したデータ
をファックス送信するためのアプリケーションソフトを
用いて、データをファックス送信またはプリントアウト
することのできるファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、データを送るべき相手の宛先という概
念を用いて、データをプリントアウトするという動作の
指示を、特定の宛先への送信指示として受け付ける構成
とした。
【0010】すなわち、本発明によれば、外部の通信回
線に接続されて前記通信回線にデータを送信する送信部
と、前記送信部に送信すべき宛先および送信すべきデー
タを受け渡し送信を制御する送信制御部と、外部のコン
ピュータに接続されて外部の通信回線に送信すべきデー
タと宛先とを受け付ける受付部と、データを用紙に印刷
する記録部と、前記記録部に印刷すべきデータを受け渡
し記録を制御する記録制御部と、前記送信制御部と受付
部と記録制御部とを制御する主制御部とを有し、前記主
制御部は、予め定められた特定の宛先を記憶する記憶手
段と、前記受付部の受け付けた宛先と前記特定の宛先と
を比較して両者が等しいかどうかを判定する判定手段
と、前記判定手段の判定結果が2つの宛先が等しいこと
を示すものである場合、前記受付部の受け付けたデータ
を前記記録制御部に受け渡す手段と、前記判定結果が2
つの宛先が等しくないことを示すものである場合、前記
受付部の受け付けたデータおよび宛先を前記送信制御部
に受け渡す手段とを有することを特徴とするファクシミ
リ装置が提供される。
【0011】
【作用】本発明のファクシミリ装置は、記憶手段にプリ
ントアウトを表わす特定の宛先を記憶している。受付部
は、接続されているコンピュータから、送信すべきデー
タと宛先とを受けとる。判定手段は、コンピュータから
受け付けたデータの宛先が、記憶手段に記憶されている
特定の宛先と等しいかどうか判定する。
【0012】コンピュータから受け付けた宛先が特定の
宛先と等しくない場合には、ファックス送信であるとし
て、従来のファクシミリ装置と同様に、送信制御部を介
して送信部から外部の通信回線にデータを送信する。
【0013】また、コンピュータから受け付けたデータ
の宛先が、記憶手段に記憶されている特定の宛先と等し
い場合には、プリントアウトの指示であるので、記録制
御部を介して、記録部にデータを受渡し、記録部がデー
タを用紙に記録する。
【0014】したがって、本発明のファクシミリ装置に
接続されているコンピュータから、本発明のファクシミ
リ装置に受け渡されるのは、従来と同じように、送信す
べきデータと宛先である。したがって、プリントアウト
を指示するための特別なコマンドは必要ない。ユーザ
は、コンピュータで処理したデータをプリントアウトし
たい場合には、予め定められた特定の宛先にファックス
送信する場合と同様の手順で、宛先を指示し、データを
受け渡す。また、コンピュータで処理したデータをファ
ックス送信したい場合には、送信したい宛先を指示し、
データを受け渡す。よって、コンピュータのアプリケー
ションソフトは、ファックス送信のみを行う汎用のソフ
トがそのまま使用可能である。ユーザは、特定の宛先が
プリントアウトの指示となることを意識しているだけで
よく、特別な、操作を行う必要はない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。
【0016】図1に示すように、本発明のファクシミリ
装置2は、パーソナルコンピュータ1と接続されるコン
ピュータインタフェース3と、一般公衆回線7と接続さ
れてイメージデータをコンピュータ1から指示された電
話番号に送信するモデム・回線制御部5と、受け渡され
たデータを用紙に印刷する記録部6と、原稿からイメー
ジデータを読みとる読みとり部9aと、外部から送信す
べき電話番号を指示するための操作パネル9bと、これ
らを制御する主制御部4とを備えている。
【0017】また、コンピュータ1内には、メモリ11
と演算部12とファクシミリインタフェース13が備え
られている。メモリ11には、ファクシミリ装置2にフ
ァクシミリ送信を行わせるためのアプリケーションソフ
ト11bが格納されている。また、メモリ11には、フ
ァクシミリ装置2にプリンタアドレスを登録するための
専用のユーティリティソフト11aが必要に応じて外部
の記録媒体から読み込まれる。また、ファクシミリイン
タフェース13は、コンピュータインタフェース3とR
S232Cケーブル8で接続されている。
【0018】本実施例のファクシミリ装置2の具体的な
構成を図2に示す。主制御部4は、CPU41と、不揮
発RAM42と、ROM43とにより構成されている。
これらは、バス21により、操作部9b、記録部6、読
みとり部9a、モデム回線制御部5、コンピュータイン
タフェース3と接続されている。RAM42には、プリ
ントアウトを示す特定の電話番号(以下、プリンタアド
レスという)が登録されている。また、ROM43に
は、主制御部4を動作させるための図3にフローチャー
トで示したソフトが格納されている。
【0019】本実施例のファクシミリ装置2の各部の動
作を、ユーザの操作順に従って説明する。
【0020】まず、データのプリントアウトの指示を示
す特定の電話番号をプリンタアドレスとして予め主制御
部4のRAM42に登録する。登録方法としてはパーソ
ナルコンピュータ1から、ユーティリティソフト11a
を使ってユーザが設定する。すなわち、ユーティリティ
ソフト11aを外部の記録媒体から読み込み、このユー
ティリティソフト11aによりファクシミリ装置2の主
制御部4と通信を行い、プリンタアドレス情報を渡す。
ファクシミリ装置2ではコンピュータインタフェース部
3および主制御部4でパーソナルコンピュータ1と通信
を行い、受け取ったプリンタアドレスは、主制御部内の
不揮発RAM42に待避しておき、必要時に読み出す。
本実施例では、このプリンタアドレスを(0000)と
する。
【0021】以下、パーソナルコンピュータ1とファク
シミリ装置2の動きを説明するが、これらの間は特にこ
とわらないが米国ANSI EIA/TIA−592
TR29 クラス2のインタフェースで行うものとす
る。
【0022】次に、ユーザがパーソナルコンピュータ1
で作成した文書、図表類をファックス送信する場合を図
3を用いて、説明する。まずファックス送信ができるア
プリケーションソフト11bをパーソナルコンピュータ
1上でひらき、送信するデータのファイル名および送信
する相手先の電話番号(以下、相手先アドレスという)
をコンピュータ1の図示しないキーボードから設定また
は電子電話帳から選び、その後ファックス送信を起動す
る。本実施例では、相手先アドレスを(881122
1)とする。これによりパーソナルコンピュータ1は、
RS232Cケーブル8を介して、ファクシミリ装置2
と通信を開始し、ファックス送信を指示するとともに送
信すべき相手先アドレスを渡す。
【0023】コンピュータインタフェース3は、ファッ
クス指示と送信宛先を受信する。主制御部4のCPU4
1は、ROM43から図3に示したソフトを読み込み、
これに従って、これらの情報を解析する。
【0024】すなわち、主制御部4は、インターフェー
ス3がコンピュータ1から、相手先アドレスおよびファ
ックス起動指示を受け取ったかどうか判断する(ステッ
プ101)。受けとっていない場合には、受け取るまで
ステップ101を繰り返す。受け取った場合には、ステ
ップ102に進む。そして、ステップ102ではインタ
フェース3が受け取った相手先アドレス(881122
1)と、RAM42に格納されているプリンタアドレス
(0000)とを比較する。
【0025】ステップ102で、両者は不一致であるの
で、ステップ104に進む。ステップ104では、主制
御部4は、相手先アドレスをモデム・回線制御部5に指
示する。モデム・回線制御部5は、回線7を使って指定
された相手先アドレスへ発呼、発信動作を行う。以降
は、通常のファックス送信動作と同じく、回線がつなが
った後相手端末とハンドシェイクする。そして、コンピ
ュータ1から送信すべきイメージデータを受取り、これ
を転送し、後手順をふみ通信を終了させる。
【0026】また、ユーザーが、コンピュータで処理し
たデータをプリントアウトする場合を説明する。ユーザ
は、ファックス送信をする場合と同じくパーソナルコン
ピュータ1上でアプリケーションソフト11bをひら
き、印画出力したいファイル名を設定または選択し、次
に相手先アドレスの項で予め登録してあるプリンタアド
レスとおなじもの即ち(0000)を設定または選択す
る。ユーザにとってみればファックス送信とはアドレス
が違うのみである。
【0027】ユーザから動作開始の起動がかかると、パ
ーソナルコンピュータ1は、RS232Cケーブル8を
介してファクシミリ2と通信を開始しパーソナルコンピ
ュータ2へファックス送信を指示するとともに相手先ア
ドレスを渡す。
【0028】コンピュータインタフェース3は、ファッ
クス指示と送信宛先を受信する。主制御部4のCPU4
1は、ROM43から図3に示したソフトを読み込み、
これに従って、これらの情報を解析する。
【0029】すなわち、主制御部4は、インターフェー
ス3がコンピュータ1から、相手先アドレスおよびファ
ックス起動指示を受け取ったかどうか判断する(ステッ
プ101)。受けとっていない場合には、受け取るまで
ステップ101を繰り返す。受け取った場合には、ステ
ップ102に進む。そして、ステップ102では、主制
御部4は、インタフェース3が受け取った相手先アドレ
ス(0000)と、予めパーソナルコンピュータ1から
受け取ってあるプリンタアドレス(0000)とを比較
し、こんどは一致するのでステップ103に進む。
【0030】ステップ103で主制御部4は、コンピュ
ータインタフェース部3を介してのパーソナルコンピュ
ータ1との通信のシーケンスをファックス送信の場合と
全く同じに行う。インタフェース3は、パーソナルコン
ピュータ1からイメージデータを受け取る。そして、主
制御部4は、ファックス送信画として送られてくるデー
タを、記録部6に受け渡す。記録部6は、受け渡された
イメージデータを用紙上に印画する。このとき、モデム
・回線制御部5は全く使わない。
【0031】この時、パーソナルコンピュータ1はあく
までファックス送信をしているときと全く同じ動作であ
る。ファクシミリ装置2もパーソナルコンピュータ1に
対してファックス送信しているのと全く同じシーケンス
でコマンド、データのやりとりを行い終了する。
【0032】また、ファクシミリ装置2が既に印刷され
た用紙上のイメージをファックス送信する場合には、ユ
ーザが操作パネル9bを操作することにより相手先アド
レスを受付ける。主制御部は、操作パネル9bが受け付
けた相手先アドレスをモデム・回線制御部5に受け渡
す。モデム・回線制御部5は、回線7を使って指定され
た相手先アドレスへ発呼、発信動作を行う。以降は、通
常のファックス送信動作と同じく、回線がつながった後
相手端末とハンドシェイクする。主制御部4は、読み取
り部9aにイメージ入力を指示し、読み取り部9aが読
み取ったイメージデータをモデム・回線制御部5に受け
渡す。モデム・回線制御部5は、送信すべきイメージデ
ータを受取り、これを転送し、後手順をふみ通信を終了
させる。
【0033】このように本実施例では、コンピュータ1
上のアプリケーションソフト11aは、従来から汎用さ
れているコンピュータ1からファクシミリ装置2に送信
すべきイメージデータと相手先のアドレス(電話番号)
を受け渡すアプリケーションソフトを用いることができ
る。従って、ファクシミリ装置2の製造元は新たなアプ
リケーションソフトを開発する必要はなく、開発コスト
を低減することができる。また、ファクシミリ装置2の
制御部4を上述の実施例にCPU41、RAM42およ
びROM43で構成した場合、これらは従来のファクシ
ミリ装置のハードウエア構成と同じであるので、新たな
ハードウエアを追加する必要はない。従って、ファック
ス機能とプリンタ機能とを備えたファクシミリ装置であ
りながら、従来のファクシミリ装置と同程度の製造コス
トで提供することができる。
【0034】また、ユーザは、従来のファックス機能だ
けのファクシミリ装置を使用している場合と操作が同じ
であるので、使い勝手がよい。
【0035】また、本実施例のファクシミリ装置2は、
読み取り部9aと操作パネル9bとを備えているが、用
紙上のイメージデータをファックス送信する必要がない
場合には、これらの装置を搭載しない構成にすることも
できる。
【0036】本実施例では一般公衆回線を使ったG3標
準機の場合で説明したがこれはG3に限定されるもので
はない。G4でもG2でもあてはまる。
【0037】さらに、本実施例では、データのプリント
アウトを示す特定の電話番号(プリンタアドレス)をユ
ーザが任意の番号に決定して、ユーザが登録する構成と
したが、予めメーカー側で固定の電話番号をRAM43
に登録しておく構成にすることも可能である。ユーザが
任意の番号をプリンタアドレスとして登録する構成の場
合には、ユーザが好みのプリンタアドレスを登録するこ
とができ、また、プリンタアドレスの番号を変更するこ
ともできるという自由度がある。この場合、ユーザはフ
ァックス送信する必要のない電話番号を選んでプリンタ
アドレスとする。また、メーカー側で固定のプリンタア
ドレスを固定的に予め登録しておく構成とした場合に
は、ユーザがプリンタアドレスを登録する手間を省くこ
とができるという利点がある。固定的なプリンタアドレ
スの場合には、本実施例のプリンタアドレス(000
0)のように、実際には電話番号として用いられる可能
性がほとんどない番号にすることによって、プリンタア
ドレスが、ユーザのファックス送信したい相手先アドレ
スと一致してしまう可能性がなく、ファックス送信に支
障がでる恐れがない。
【0038】尚、アプリケーションソフト11bが同報
通信の機能を備えている場合には、プリンタアドレスと
相手先アドレスとに同報するようにコンピュータ1上で
操作することにより、同一データのプリントアウトとフ
ァックス通信とを一度の操作で行うことが可能である。
この場合、例えば、2つのアドレスは、ステップ101
で、一旦主制御部4内のRAM42に格納し、順に、ス
テップ102から104を繰り返す用に主制御部4を動
作させる構成とすることができる。
【0039】また、上述の実施例では、主制御部4をC
PU41,RAM42,ROM43によって構成した
が、これに限らず図4のように、電気的な回路で構成す
ることも可能である。例えば、主制御部4を、相手先ア
ドレス記憶部44とプリンタアドレス記憶部45とコン
パレータ47と、リレー回路48とで構成する。プリン
タアドレス記憶部45には、プリンタ出力を指示する電
話番号を記憶させる。そして、コンピュータインタフェ
ース3から相手先アドレス44が入力されたら、相手先
アドレス記憶部44に一旦記憶させ、コンパレータ47
で、相手先アドレス記憶部44からの出力とプリンタア
ドレス記憶部45からの出力とを比較する。リレー回路
48は、コンパレータ47の比較結果から両者が一致し
ている場合には、コンピュータインタフェース3からの
イメージデータを記録部6に入力する。また、両者が一
致していない場合には、相手先アドレスおよびイメージ
データをモデム・回線制御部5に入力する。これによ
り、上述のファクシミリ装置と同様の効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】本発明では、以上説明してきたように、
コンピュータで処理したデータをファックス送信するた
めのアプリケーションソフトを用いて、データをファッ
クス送信またはプリントアウトすることのできるファク
シミリ装置が得られる。しかも、従来のファクシミリ装
置のハードウェアを追加することなく、またパーソナル
コンピュータ側のソフトウェア及びハードウェアもいっ
さい変更する必要がなく、経済性、操作性、拡張性が優
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のファクシミリ装置の構成を
示すブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置のより具体的な構成を
示すブロック図。
【図3】図1のファクシミリ装置の動作を示すフローチ
ャート。
【図4】図1のファクシミリ装置の主制御部4を電気回
路で構成した構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
1…パーソナルコンピュータ、2…ファクシミリ装置、
3…コンピュータインタフェース、4…主制御部、5…
モデム・回線制御部、6…記録部、7…一般公衆回線、
8…ケーブル、9a…操作パネル、9b…読み取り部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部の通信回線に接続されて前記通信回線
    にデータを送信する送信部と、 前記送信部に送信すべき宛先および送信すべきデータを
    受け渡し送信を制御する送信制御部と、 外部のコンピュータに接続されて外部の通信回線に送信
    すべきデータと宛先とを受け付ける受付部と、 データを用紙に印刷する記録部と、前記記録部に印刷す
    べきデータを受け渡し記録を制御する記録制御部と、 前記送信制御部と受付部と記録制御部とを制御する主制
    御部とを有し、 前記主制御部は、予め定められた特定の宛先を記憶する
    記憶手段と、前記受付部の受け付けた宛先が前記特定の
    宛先と一致するかどうかを判定する判定手段と、前記判
    定手段の判定結果が前記受付部の受け付けた宛先が前記
    特定の宛先と一致することを示すものである場合、前記
    受付部の受け付けたデータを前記記録制御部に受け渡す
    手段と、前記判定結果が前記受付部の受け付けた宛先が
    前記特定の宛先と一致しないことを示すものである場
    合、前記受付部の受け付けたデータおよび宛先を前記送
    信制御部に受け渡す手段とを有することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記記憶手段に記憶さ
    せる特定の宛先を外部から受け付ける手段と、受け付け
    た特定の宛先を前記記憶手段に記憶させる記憶制御部を
    さらに備えることを特徴とするファクシミリ装置。
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