JPH0626087B2 - キ−ボ−ド - Google Patents

キ−ボ−ド

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JPH0626087B2
JPH0626087B2 JP58245778A JP24577883A JPH0626087B2 JP H0626087 B2 JPH0626087 B2 JP H0626087B2 JP 58245778 A JP58245778 A JP 58245778A JP 24577883 A JP24577883 A JP 24577883A JP H0626087 B2 JPH0626087 B2 JP H0626087B2
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JP
Japan
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key
plate
keyboard
upper case
circuit board
Prior art date
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JP58245778A
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秀夫 後藤
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、電子機器等へ信号を入力するために使用され
るキーボードに関するものである。
[従来技術] 近年、この種キーボードにおいては、キーボードに配列
されたキーの操作性を向上するために、人間工学的見地
より複数個のキーの各頂面によって構成されるキー操作
面を湾曲面とする試みが行われている。
従来、かかるキーボードのキー操作面を湾曲面にする方
法としては、以下の2つの方法が提案されている。
(1)その1つの方法は、第1図に示す如く多数のガイ
ド孔1を有するキー配列板2をあらかじめ所定の湾曲面
となるように鉄板より成型し、この後、各ガイド孔1に
上部にキートップ3を有するキーステム4を摺動案内す
るステムガイド5を嵌入することによりキートップ3の
頂面が構成するキー操作面6を湾曲面となすものであ
る。
しかし、かかる方法ではキー配列板2を成形した後、各
ガイド孔1にいちいちステムガイド5を嵌入させる必要
があり、この作業は非常に手間がかかるものであり組立
作業の効率は著しく低下してしまう。
また、鉄板から成型されたキー配列板2は塑性加工によ
るものであるから、当初の湾曲面を半永久的に保持し得
る点で有利であるが、必然的に重くなるのでキーボード
全体の重量化を来してしまい、軽量化が要望されている
現況さらすれば、あまり好ましいとはいえないものであ
る。
(2)他の方法は、第2図に示す如くキーボードの上ケ
ース7と一体にステムガイド部8を成型し、このステム
ガイド部8に嵌入したキーステム9の上端に固着された
キートップ10の頂面を各別に異なる曲面に成型して、
各キートップ10の頂面により構成されるキー操作面1
1を全体として湾曲面となすものである。
しかし、かかる方法でも各キートップ10の頂面を夫々
異なる曲面に成型する必要があり、従ってキートップ1
0を成型するため多くの種類の成形型を必要とするので
経費が嵩み、結果的にキーボードのコストアップを招来
するという欠点を有していた。
[目的] 本発明の目的は、前記従来の欠点を改良し簡単な構成に
よりキー配列板に配列されたキースイッチのキートップ
の頂面によって構成されるキー操作面を湾曲面となし、
もってコストが低く操作性の良好なキーボードを提供す
ることにある。
[解決手段] この目的を達成するために、本発明のキーボードにおい
ては、合成樹脂製のキー配列板の各キーホルダ部を連結
する連結部の厚さを弾性状に形成することにより、キー
配列板は湾曲して保持され得るようになり、もってコス
トが低く操作性の良好なキーボードを提供し得る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第3図乃至第7図に基いて詳
細に説明する。第3図は、本実施例に係るキーボードの
断面図を示し、キーボード本体20は合成樹脂製の上ケ
ース21と同じく合成樹脂製の下ケース22とより構成
される。上ケース21には、第4図に示す如く長方形状
の開口23が穿設され、その開口23の左右両側縁から
円弧状に西瓜された垂下壁24,25が形成されてい
る。また、上ケース21の裏面から下方にむかってボス
26,27,28,29,30,31,32,33が設
けられている。
このうちボス30,31,32,33には、あらかじめ
所定の湾曲面が付与された規制板34が止めねじ35,
36,37,38によりねじ止めされている。この規制
板34の下面には下ケース22の底面から規制板34の
湾曲面に合致するように立設された3ケの突壁39,4
0,41が当接している。また、規制板34の上面には
所定の接点回路が印刷配線により形成された回路基板4
2が載置され、規制板34と回路基板42とは止めねじ
43,44,45,46によって上ケース21のボス2
6,27,28,29にねじ止めされ、これにより回路
基板42にも湾曲性が付与される。更に、回路基板42
の上面に複数個のカップ状部47が形成されたゴム状弾
性体48が載置され、カップ状部47は第6図に示す如
くその内部城壁に固着されたスポンジ部材49の下面に
回路基板42に形成された一対の固定電極50に対面す
るフレキシブルなアルミ箔膜よりなる電極板51が、更
にその下面に合成樹脂よりなるフレキシブルな極薄の絶
縁フィルム51a が付着されている。尚、これら一対の
固定電極50とそれに対面する電極板51とによりコン
デンサが構成される。
これら回路基板42、ゴム状弾性体48を上部から覆
い、かつ上ケース21の開口23を閉塞するようにキー
配列板52が規制板34上に載置されている。前記キー
配列板52は、キートップ54を嵌装するキーステム5
5を挿通するためのキーホルダ部56と、そのキーホル
ダ部56を連結する2mm以下、好ましくは0.5〜1mm
の連結部53と、前記キーステム55の底部55a を案
内するための区画部57とからなる。尚、このキー配列
板52は合成樹脂で形成されるため、上ケース21と一
体成型することが可能であり、第5図に示されるよう
に、平板状態で成型されたキー配列板52は、円弧状に
垂下された垂下壁24,25の頂点で上ケース21と結
合している。又、前記連結部53は、上記のように2mm
以下の合成樹脂性の薄板により成型されるために弾性力
を十分に有し、湾曲することが可能である。又、キーホ
ルダ部56に挿通されたキーステム55の底部55a は
前記ゴム状弾性体48のカップ状部47の上面に載置さ
れており、常にはカップ状部47の弾性復元力により第
3図に示す非操作位置に保持されている。
かかるキー配列板52は、上ケース21の左右両側縁に
設けられた垂下壁24,25の円弧に沿って湾曲された
状態にて規制板34の湾曲面上に載置され、規制板34
の下面から螺着される。これによりキー配列板52は、
垂下壁24,25の円弧と同じ曲率を有する湾曲状態に
保持され、各キートップ54の頂面により構成されるキ
ー操作面58は所定の湾曲面に形成される。なお、ここ
に垂下壁24,25の円弧の曲率と規制板34の湾曲面
とは同じ曲率になっている。
次に、本実施例の動作について説明する。以上の如く構
成されるキースイッチによりスイッチング動作を行うに
は、先ずキートップ54を押下げる。キートップ54を
押下げると、それと一体にされたキーステム55がキー
ホルダ部56に沿って下方に案内され、キーステム55
の底部55a がゴム状弾性体48のカップ状部47を押
圧する。カップ状部47が押圧されると、その内部にス
ポンジ部材49を介して付着されている電極板51が絶
縁フィルム51a を介して一対の固定電極50に当接さ
れ、これにより第7図に示す如く固定電極50間が交流
的に短絡され一方の固定電極50から対をなす他方の固
定電極50へ高周波信号が伝送される。この時、本実施
例ではカップ状部47の内部上壁にスポンジ部材49を
介して電極板51が付着されているので、スポンジ部材
49の弾性変形により電極板51は絶縁フィルム51a
を介して固定電極50と確実に密接し、高周波信号の伝
送に十分な要領を得ることができる。次に、キートップ
54の押し下げを解除するとカップ状部47の弾性復元
力によりキーステム55は上方に押上げられ、電極板5
1と固定電極50とは離開し、これにより信号の伝送は
ストップされキートップ54は基の位置に復元する。続
いて本実施例に係るキーボードの組立方法について説明
する。キーボード組み立てるには、まず規制板34上に
回路基板42を載置し、更に、その上にゴム状弾性体4
8を載置する。これらの上にあらかじめキーステム55
をキーホルダ部56に挿通したキー配列板52を載置
し、止めねじ43,44,45,46によって上ケース
21のボス26,27,28,29にねじ止めする。
更に、キー配列板52が上ケース21の垂下壁24,2
5の湾曲に沿って正確に湾曲するように止めねじ35,
36,37,38により規制板34の下方から上ケース
21のボス30,31,32,33にねじ止めする。こ
れによりキー配列板52は、連結部53の弾性により回
路基板42とともに規制板34に規制されつつ垂下壁2
4,25の湾曲に沿った湾曲状態に移行して上ケース2
1に保持されるものである。この結果、キー配列板52
に配列されたキートップ54の頂面により構成されるキ
ー操作面58は、キー配列板52に付与される曲率とほ
ぼ同一の曲率を有する湾曲面に形成される。その後、キ
ートップ54をキーステム55に嵌装する。そしてかか
る如く構成された上ケース21と下ケース22とを一体
に組み付けることによりキーボート20が完成する。
以上詳述したように、本実施例においてはキー配列板5
2を構成する連結部53とキーホルダ部56と区画部5
7とが、上ケース21と一体成形されるので、その成形
に手間がかからず、また上ケース21の側壁24,25
の湾曲に沿って極めて容易に湾曲せしめることができ
る。従って、キートップ54,キーステム55として特
別のものを用いることなく全て同一のキートップ54,
キーステム55を使用してもキー操作面58を湾曲面と
なすことが容易にでき、低コストにより操作性が良好な
キーボードを得ることができる。
また、本実施例では、ゴム状弾性体48のカップ上部4
7の内部上壁にスポンジ部材49を介して電極板51を
付着する構成としているので、キートップ54を押下し
てスイッチング動作を行うに際して回路基板42が湾曲
していてもスポンジ部材49の弾性変形により確実にス
イッチング動作を行うことができる。
[効果] 以上の通り本発明は、簡単な構成によりキー操作面を湾
曲面とすることができ、もって低コストで操作性の良好
なキーボードを提供でき、その奏する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のキーボードの断面図を示
す。第3図以下は本発明の一実施例を示し、第3図はキ
ーボードの断面図、第4図はキーボードの分解斜視図、
第5図は上ケース及びキー配列板の裏側の構成を示す斜
視図、第6図及び第7図はキースイッチ部分を説明する
ための拡大説明図である。 図中、20はキーボード本体、21は上ケース、22は
下ケース、23は開口、24,25は垂下壁、42は回
路基板、52はキー配列板、53は連結部、56はキー
ホルダ部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形状の開口が穿設された合成樹脂性の
    上ケースと、 多数のキーの夫々を上下に移動可能に支持するキーホル
    ダ部と各キーホルダ部を連結する連結部とよりなり、前
    記開口を閉塞する合成樹脂性のキー配列板と、 前記キー配列板の下方に配置され、前記キーにより開閉
    される接点回路が形成された回路基板と、 前記回路基板の下方に配置された下ケースと、 を備え、 前記連結部を弾性状に形成することにより前記キー配列
    板を湾曲して保持し得るようにしたことを特徴とするキ
    ーボード。
JP58245778A 1983-12-29 1983-12-29 キ−ボ−ド Expired - Lifetime JPH0626087B2 (ja)

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JP58245778A JPH0626087B2 (ja) 1983-12-29 1983-12-29 キ−ボ−ド

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JP58245778A JPH0626087B2 (ja) 1983-12-29 1983-12-29 キ−ボ−ド

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JPS60143529A JPS60143529A (ja) 1985-07-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54120328U (ja) * 1978-02-09 1979-08-23
JPS58115028U (ja) * 1981-08-01 1983-08-05 プレツシ−・オ−バ−シ−ズ・リミテツド 電気装置用キ−ボ−ド

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