JPH06260842A - 周波数変換装置 - Google Patents
周波数変換装置Info
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- JPH06260842A JPH06260842A JP4618193A JP4618193A JPH06260842A JP H06260842 A JPH06260842 A JP H06260842A JP 4618193 A JP4618193 A JP 4618193A JP 4618193 A JP4618193 A JP 4618193A JP H06260842 A JPH06260842 A JP H06260842A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の周波数変換部に対して局部発振回路を
共用化した周波数変換装置に関し、信頼性を低下させる
ことなく、コストダウンを図る。 【構成】 システムSYS1〜SYSn対応の入力信号
の周波数を変換する周波数変換部1−1〜1−nを備え
た周波数変換装置であって、周波数変換部1−1〜1−
nは、周波数変換器2と位相同期回路3とを有し、複数
の発振回路4−1〜4−mと、これらの発振回路4−1
〜4−mが正常か否かを監視し、切替回路6を制御して
健全な発振回路の一つの出力信号を位相同期回路3に入
力するように制御する制御回路5とを設けた。
共用化した周波数変換装置に関し、信頼性を低下させる
ことなく、コストダウンを図る。 【構成】 システムSYS1〜SYSn対応の入力信号
の周波数を変換する周波数変換部1−1〜1−nを備え
た周波数変換装置であって、周波数変換部1−1〜1−
nは、周波数変換器2と位相同期回路3とを有し、複数
の発振回路4−1〜4−mと、これらの発振回路4−1
〜4−mが正常か否かを監視し、切替回路6を制御して
健全な発振回路の一つの出力信号を位相同期回路3に入
力するように制御する制御回路5とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の周波数変換部に
対して局部発振回路を共用化した周波数変換装置に関す
る。長距離ディジタル無線システムに於いては、再生中
継を行う構成が一般的である。このような再生中継を行
う中継装置は、波形整形(Reshaping),リタイミング
(Retiming )及び識別再生(Regenerating )の3R
機能を有するものである。これに対して、システムのコ
スト低減の為に、識別再生を行うことなく中継する非再
生中継装置が開発されている。このような非再生中継装
置の信頼性を低下させることなく、そのコストを更に低
減することが要望されている。
対して局部発振回路を共用化した周波数変換装置に関す
る。長距離ディジタル無線システムに於いては、再生中
継を行う構成が一般的である。このような再生中継を行
う中継装置は、波形整形(Reshaping),リタイミング
(Retiming )及び識別再生(Regenerating )の3R
機能を有するものである。これに対して、システムのコ
スト低減の為に、識別再生を行うことなく中継する非再
生中継装置が開発されている。このような非再生中継装
置の信頼性を低下させることなく、そのコストを更に低
減することが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の説明図であり、41−1
〜41−nはシステムSYS1〜SYSn対応の中継装
置、42−1,42−2,・・・は周波数変換器、43
−1,43−2,・・・は局部発振器、44−1,44
−2,・・・は高周波増幅器、45−1,45−2,・
・・は中間周波増幅器であり、波形整形,リタイミング
及び識別再生等の再生中継機能部分の図示を省略してい
る。
〜41−nはシステムSYS1〜SYSn対応の中継装
置、42−1,42−2,・・・は周波数変換器、43
−1,43−2,・・・は局部発振器、44−1,44
−2,・・・は高周波増幅器、45−1,45−2,・
・・は中間周波増幅器であり、波形整形,リタイミング
及び識別再生等の再生中継機能部分の図示を省略してい
る。
【0003】システムSYS1〜SYSn対応の受信信
号は、高周波増幅器44−1,44−2,・・・により
増幅されて周波数変換器42−1,42−2,・・・に
入力され、局部発振器43−1,43−2,・・・から
のシステムSYS1〜SYSn対応の周波数の局部発振
信号と混合されて中間周波信号に変換され、その中間周
波信号は中間周波増幅器45−1,45−2,・・・に
より増幅され、図示を省略した再生中継機能部へ加えら
れてベースバンド信号に復調され、波形整形,リタイミ
ング,識別再生が行われた後、再び変調されて、所定の
送信周波数となるように、周波数変換されて送信され
る。
号は、高周波増幅器44−1,44−2,・・・により
増幅されて周波数変換器42−1,42−2,・・・に
入力され、局部発振器43−1,43−2,・・・から
のシステムSYS1〜SYSn対応の周波数の局部発振
信号と混合されて中間周波信号に変換され、その中間周
波信号は中間周波増幅器45−1,45−2,・・・に
より増幅され、図示を省略した再生中継機能部へ加えら
れてベースバンド信号に復調され、波形整形,リタイミ
ング,識別再生が行われた後、再び変調されて、所定の
送信周波数となるように、周波数変換されて送信され
る。
【0004】又非再生中継を行う中継装置は、前述の中
継装置41−1〜41−nの再生中継機能を省略した構
成に相当し、マイクロ波帯等の受信信号を中間周波信号
に変換して増幅し、再びマイクロ波帯等の送信信号に周
波数変換して送信するものである。
継装置41−1〜41−nの再生中継機能を省略した構
成に相当し、マイクロ波帯等の受信信号を中間周波信号
に変換して増幅し、再びマイクロ波帯等の送信信号に周
波数変換して送信するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例の中継装置41
−1〜41−nは、周波数変換器42−1,42−2,
・・・に、それぞれ局部発振器43−1,43−2,・
・・を設けて、その出力の局部発振信号を周波数変換器
42−1,42−2,・・・に入力するもので、局部発
振器43−1,43−2,・・・の相互間の位相につい
ては問題がないものであった。
−1〜41−nは、周波数変換器42−1,42−2,
・・・に、それぞれ局部発振器43−1,43−2,・
・・を設けて、その出力の局部発振信号を周波数変換器
42−1,42−2,・・・に入力するもので、局部発
振器43−1,43−2,・・・の相互間の位相につい
ては問題がないものであった。
【0006】しかし、システムSYS1〜SYSnの周
波数間隔が比較的狭いマルチキャリアシステムに於ける
非再生中継を行う中継装置に於いては、バンドパスフィ
ルタを用いても、隣接システムの周波数成分が漏れ込む
ことになり、自システムの周波数成分に対してノイズ成
分となる。このノイズ成分は、隣接システムの周波数成
分と位相が同期化されている場合、それを基にそのノイ
ズ成分を除去することが可能となる。従って、非再生中
継を行う中継装置の周波数変換部では、システムSYS
1〜SYSn対応の局部発振器の位相を同期化すること
が必要となる。このようなシステムSYS1〜SYSn
対応の局部発振器の位相を同期化させる為には、構成が
複雑となり、それによってコストアップとなる欠点があ
る。本発明は、信頼性を低下させることなく、局部発振
器を共通化してコストダウンを図ることを目的とする。
波数間隔が比較的狭いマルチキャリアシステムに於ける
非再生中継を行う中継装置に於いては、バンドパスフィ
ルタを用いても、隣接システムの周波数成分が漏れ込む
ことになり、自システムの周波数成分に対してノイズ成
分となる。このノイズ成分は、隣接システムの周波数成
分と位相が同期化されている場合、それを基にそのノイ
ズ成分を除去することが可能となる。従って、非再生中
継を行う中継装置の周波数変換部では、システムSYS
1〜SYSn対応の局部発振器の位相を同期化すること
が必要となる。このようなシステムSYS1〜SYSn
対応の局部発振器の位相を同期化させる為には、構成が
複雑となり、それによってコストアップとなる欠点があ
る。本発明は、信頼性を低下させることなく、局部発振
器を共通化してコストダウンを図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の周波数変換装置
は、図1を参照して説明すると、システムSYS1〜S
YSn対応の入力信号の周波数をそれぞれ変換する周波
数変換部1−1〜1−nを備えた周波数変換装置に於い
て、周波数変換部1−1〜1−nは、少なくとも周波数
変換器2と、この周波数変換器2に局部発振信号を入力
する為の位相同期回路(PLL)3とを備え、複数の発
振回路4−1〜4−mと、これらの発振回路4−1〜4
−mが正常か否かを監視し、切替回路6を制御して健全
な発振回路の一つの出力信号を位相同期回路3に入力す
るように制御する制御回路5とを設けたものであり、
7,8は増幅器を示す。
は、図1を参照して説明すると、システムSYS1〜S
YSn対応の入力信号の周波数をそれぞれ変換する周波
数変換部1−1〜1−nを備えた周波数変換装置に於い
て、周波数変換部1−1〜1−nは、少なくとも周波数
変換器2と、この周波数変換器2に局部発振信号を入力
する為の位相同期回路(PLL)3とを備え、複数の発
振回路4−1〜4−mと、これらの発振回路4−1〜4
−mが正常か否かを監視し、切替回路6を制御して健全
な発振回路の一つの出力信号を位相同期回路3に入力す
るように制御する制御回路5とを設けたものであり、
7,8は増幅器を示す。
【0008】
【作用】複数の発振回路4−1〜4−mは、システムS
YS1〜SYSnの数に比較して少ない個数とすること
により、システムSYS1〜SYSn対応に発振回路を
設けた場合に比較してコストダウンを図ることができ
る。又制御回路5は、各発振回路4−1〜4−mが正常
か否かを監視し、健全な発振回路の一つを選択するよう
に切替回路6を制御する。例えば、発振回路4−1が選
択されたとすると、その出力信号が切替回路6を介して
各周波数変換部1−1〜1−nの位相同期回路3に入力
される。各位相同期回路3は、システムSYS1〜SY
Sn対応の周波数の信号が周波数変換器2に入力される
ように構成されており、同一の発振回路の出力信号を基
に周波数変換器2に加える局部発振信号を形成するか
ら、システムSYS1〜SYSn間の位相が同期化され
ることになる。又複数の発振回路4−1〜4−mの中の
健全な発振回路を制御回路5により選択できるから、信
頼性を向上することができる。
YS1〜SYSnの数に比較して少ない個数とすること
により、システムSYS1〜SYSn対応に発振回路を
設けた場合に比較してコストダウンを図ることができ
る。又制御回路5は、各発振回路4−1〜4−mが正常
か否かを監視し、健全な発振回路の一つを選択するよう
に切替回路6を制御する。例えば、発振回路4−1が選
択されたとすると、その出力信号が切替回路6を介して
各周波数変換部1−1〜1−nの位相同期回路3に入力
される。各位相同期回路3は、システムSYS1〜SY
Sn対応の周波数の信号が周波数変換器2に入力される
ように構成されており、同一の発振回路の出力信号を基
に周波数変換器2に加える局部発振信号を形成するか
ら、システムSYS1〜SYSn間の位相が同期化され
ることになる。又複数の発振回路4−1〜4−mの中の
健全な発振回路を制御回路5により選択できるから、信
頼性を向上することができる。
【0009】
【実施例】図2は本発明の一実施例の説明図であり、1
1−1〜11−nはシステムSYS1〜SYSn対応の
周波数変換部、12は周波数変換器、13は位相同期回
路(PLL)、14−1,14−2は発振回路、15は
制御回路、16は切替回路、17は高周波増幅器、18
は中間周波増幅器、19−1,19−2は警報検出器、
20は電圧制御発振器(VCO)、21はループフィル
タ、22は位相比較器、23は分周器である。
1−1〜11−nはシステムSYS1〜SYSn対応の
周波数変換部、12は周波数変換器、13は位相同期回
路(PLL)、14−1,14−2は発振回路、15は
制御回路、16は切替回路、17は高周波増幅器、18
は中間周波増幅器、19−1,19−2は警報検出器、
20は電圧制御発振器(VCO)、21はループフィル
タ、22は位相比較器、23は分周器である。
【0010】この実施例は、複数の周波数変換部11−
1〜11−nに対して、2個の発振回路14−1,14
−2を設け、マイクロ波等の高周波入力信号を中間周波
信号に変換する場合を示す。又警報検出器19−1,1
9−2は、発振回路14−1,14−2の出力信号の異
常や発振回路14−1,14−2からの警報信号を検出
して制御回路15に検出信号を加えるものである。
1〜11−nに対して、2個の発振回路14−1,14
−2を設け、マイクロ波等の高周波入力信号を中間周波
信号に変換する場合を示す。又警報検出器19−1,1
9−2は、発振回路14−1,14−2の出力信号の異
常や発振回路14−1,14−2からの警報信号を検出
して制御回路15に検出信号を加えるものである。
【0011】制御回路15は、警報検出器19−1,1
9−2の検出信号を監視し、発振回路14−1,14−
2が何れも正常な場合は、例えば、発振回路14−1の
出力信号を選択するように切替回路16を制御する。即
ち、切替回路16は図示状態に切替えられて、各周波数
変換部11−1〜11−nは発振回路14−1の出力信
号を選択して位相同期回路13に入力することになる。
9−2の検出信号を監視し、発振回路14−1,14−
2が何れも正常な場合は、例えば、発振回路14−1の
出力信号を選択するように切替回路16を制御する。即
ち、切替回路16は図示状態に切替えられて、各周波数
変換部11−1〜11−nは発振回路14−1の出力信
号を選択して位相同期回路13に入力することになる。
【0012】又発振回路14−1の出力信号のレベル低
下や出力信号断等の異常状態を警報検出器19−1が検
出すると、制御回路15は、その検出信号に従って切替
回路16を制御し、発振回路14−1の代わりに発振回
路14−2の出力信号を位相同期回路13に入力させ
る。従って、一方の発振回路に障害が発生しても、他方
の健全な発振回路に切替えられて、周波数変換動作を継
続することができる。即ち、1個の発振回路を各周波数
変換部11−1〜11−nに対して共用化した場合は、
その発振回路に障害が発生すると、システムダウンとな
るが、前述のように、複数の発振回路14−1,14−
2を設けることにより、障害発生時に健全な発振回路に
切替えることができるから、システムダウンを回避する
ことができる。従って、信頼性を向上することができ
る。
下や出力信号断等の異常状態を警報検出器19−1が検
出すると、制御回路15は、その検出信号に従って切替
回路16を制御し、発振回路14−1の代わりに発振回
路14−2の出力信号を位相同期回路13に入力させ
る。従って、一方の発振回路に障害が発生しても、他方
の健全な発振回路に切替えられて、周波数変換動作を継
続することができる。即ち、1個の発振回路を各周波数
変換部11−1〜11−nに対して共用化した場合は、
その発振回路に障害が発生すると、システムダウンとな
るが、前述のように、複数の発振回路14−1,14−
2を設けることにより、障害発生時に健全な発振回路に
切替えることができるから、システムダウンを回避する
ことができる。従って、信頼性を向上することができ
る。
【0013】又各周波数変換部11−1〜11−nは、
切替回路16により選択された発振回路の出力信号を位
相同期回路13を介して周波数変換器12に加えるもの
であり、この位相同期回路13は、例えば、位相比較器
22とループフィルタ21と電圧制御発振器20と分周
器23とから構成され、切替回路16を介して入力され
た発振回路の出力信号と分周器23の分周出力信号との
位相が位相比較器22により比較され、位相差に対応し
た比較出力信号がループフィルタ21を介して電圧制御
発振器20の制御電圧となり、その電圧制御発振器20
の出力信号が局部発振信号として周波数変換器12に入
力される。又その出力信号は分周器23により分周され
て、位相比較器22に入力される。
切替回路16により選択された発振回路の出力信号を位
相同期回路13を介して周波数変換器12に加えるもの
であり、この位相同期回路13は、例えば、位相比較器
22とループフィルタ21と電圧制御発振器20と分周
器23とから構成され、切替回路16を介して入力され
た発振回路の出力信号と分周器23の分周出力信号との
位相が位相比較器22により比較され、位相差に対応し
た比較出力信号がループフィルタ21を介して電圧制御
発振器20の制御電圧となり、その電圧制御発振器20
の出力信号が局部発振信号として周波数変換器12に入
力される。又その出力信号は分周器23により分周され
て、位相比較器22に入力される。
【0014】従って、分周器23の分周比をシステムS
YS1〜SYSn対応に設定しておくことにより、発振
回路の出力信号に位相同期した所望の局部発振信号を、
周波数変換器12に入力することができる。即ち、共用
化された発振回路の出力信号に位相同期した局部発振信
号を周波数変換器12に入力することができるから、シ
ステムSYS1〜SYSn間の位相が同期化されること
になり、隣接システム間の周波数成分によるノイズを容
易に除去できることになる。
YS1〜SYSn対応に設定しておくことにより、発振
回路の出力信号に位相同期した所望の局部発振信号を、
周波数変換器12に入力することができる。即ち、共用
化された発振回路の出力信号に位相同期した局部発振信
号を周波数変換器12に入力することができるから、シ
ステムSYS1〜SYSn間の位相が同期化されること
になり、隣接システム間の周波数成分によるノイズを容
易に除去できることになる。
【0015】又発振回路14−1,14−2は位相同期
化されていないので、切替回路16が制御回路15によ
り制御されて切替えが行われた時、位相同期回路13の
ループ応答を遅く設定しておくことにより、切替えによ
る位相変化を円滑化することができる。即ち、切替えに
よる急激な変動を回避して、システムの安定化を図るこ
とができる。
化されていないので、切替回路16が制御回路15によ
り制御されて切替えが行われた時、位相同期回路13の
ループ応答を遅く設定しておくことにより、切替えによ
る位相変化を円滑化することができる。即ち、切替えに
よる急激な変動を回避して、システムの安定化を図るこ
とができる。
【0016】図3は本発明の他の実施例の説明図であ
り、31−1〜31−nは周波数変換部、32−1〜3
2−nは周波数変換器、33−1〜33−nは位相同期
回路、34−1,34−2は発振回路、35は制御回
路、36は切替回路、37−1〜37−nは高周波増幅
器、38−1〜38−nは中間周波増幅器、39−1,
39−2は警報検出器である。
り、31−1〜31−nは周波数変換部、32−1〜3
2−nは周波数変換器、33−1〜33−nは位相同期
回路、34−1,34−2は発振回路、35は制御回
路、36は切替回路、37−1〜37−nは高周波増幅
器、38−1〜38−nは中間周波増幅器、39−1,
39−2は警報検出器である。
【0017】この実施例は、前述の実施例と同様に、2
個の発振回路34−1,34−2を設けた場合を示す
が、切替回路36を共用化した場合を示す。即ち、周波
数変換部31−1〜31−nは、周波数変換器32−1
〜32−nと位相同期回路33−1〜33−nと高周波
増幅器37−1〜37−nと中間周波増幅器38−1〜
38−nとから構成され、切替回路36を介して各周波
数変換部31−1〜31−nに、発振回路34−1,3
4−2の何れか一方の出力信号が入力される。
個の発振回路34−1,34−2を設けた場合を示す
が、切替回路36を共用化した場合を示す。即ち、周波
数変換部31−1〜31−nは、周波数変換器32−1
〜32−nと位相同期回路33−1〜33−nと高周波
増幅器37−1〜37−nと中間周波増幅器38−1〜
38−nとから構成され、切替回路36を介して各周波
数変換部31−1〜31−nに、発振回路34−1,3
4−2の何れか一方の出力信号が入力される。
【0018】切替回路36が図示の状態の場合は、発振
回路34−1の出力信号が各周波数変換部31−1〜3
1−nの位相同期回路33−1〜33−nを介して周波
数変換器32−1〜32−nに入力される。発振回路3
4−1に障害が発生すると、警報検出器39−1の検出
信号によって制御回路35は切替回路36を制御し、発
振回路34−1から発振回路34−2に切替えさせる。
回路34−1の出力信号が各周波数変換部31−1〜3
1−nの位相同期回路33−1〜33−nを介して周波
数変換器32−1〜32−nに入力される。発振回路3
4−1に障害が発生すると、警報検出器39−1の検出
信号によって制御回路35は切替回路36を制御し、発
振回路34−1から発振回路34−2に切替えさせる。
【0019】それによって、健全な発振回路34−2の
出力信号が各周波数変換部31−1〜31−nの位相同
期回路33−1〜33−nを介して周波数変換器32−
1〜32−nに入力されて、周波数変換動作が継続され
る。又切替えによる位相変化は、位相同期回路33−1
〜33−nのループ応答を遅く設定しておくことにより
緩やかとなり、動作の安定化を図ることができる。
出力信号が各周波数変換部31−1〜31−nの位相同
期回路33−1〜33−nを介して周波数変換器32−
1〜32−nに入力されて、周波数変換動作が継続され
る。又切替えによる位相変化は、位相同期回路33−1
〜33−nのループ応答を遅く設定しておくことにより
緩やかとなり、動作の安定化を図ることができる。
【0020】前述の各実施例は、2個の発振回路を設け
た場合を示すが、更に多数の発振回路を設けて、切替回
路16,36により切替えるように構成することも可能
である。又マイクロ波の受信信号を中間周波信号に変換
する周波数変換部について示すが、中間周波信号をマイ
クロ波の送信信号に変換する周波数変換部にも適用でき
る。又発振回路の障害発生検出は、既に知られている各
種の手段を採用することができる。
た場合を示すが、更に多数の発振回路を設けて、切替回
路16,36により切替えるように構成することも可能
である。又マイクロ波の受信信号を中間周波信号に変換
する周波数変換部について示すが、中間周波信号をマイ
クロ波の送信信号に変換する周波数変換部にも適用でき
る。又発振回路の障害発生検出は、既に知られている各
種の手段を採用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、システ
ムSYS1〜SYSn対応の入力信号の周波数をそれぞ
れ変換する周波数変換部1−1〜1−nを備えた周波数
変換装置に於いて、複数の発振回路4−1〜4−mを設
けて、制御回路5によって制御される切替回路6により
健全な発振回路を選択し、各周波数変換部1−1〜1−
nの位相同期回路3に入力し、この位相同期回路3から
周波数変換器2に局部発振信号として入力するものであ
り、健全な発振回路を各周波数変換部1−1〜1−nに
対して共用化し、且つ位相同期回路3によりその発振回
路の出力信号に位相同期化した局部発振信号を得ること
ができるから、システムSYS1〜SYSn間の位相を
同期化したことになり、隣接システム間の周波数成分に
よるノイズの除去が容易となる。
ムSYS1〜SYSn対応の入力信号の周波数をそれぞ
れ変換する周波数変換部1−1〜1−nを備えた周波数
変換装置に於いて、複数の発振回路4−1〜4−mを設
けて、制御回路5によって制御される切替回路6により
健全な発振回路を選択し、各周波数変換部1−1〜1−
nの位相同期回路3に入力し、この位相同期回路3から
周波数変換器2に局部発振信号として入力するものであ
り、健全な発振回路を各周波数変換部1−1〜1−nに
対して共用化し、且つ位相同期回路3によりその発振回
路の出力信号に位相同期化した局部発振信号を得ること
ができるから、システムSYS1〜SYSn間の位相を
同期化したことになり、隣接システム間の周波数成分に
よるノイズの除去が容易となる。
【0022】又複数の発振回路4−1〜4−mの中の健
全な発振回路を選択して、各周波数変換部1−1〜1−
nに対して共用化することで、発振回路に障害が発生し
ても、直ちに他の健全な発振回路に切替えることができ
るから、信頼性を向上することができる利点がある。又
各周波数変換部1−1〜1−nは位相同期回路3を備え
ているから、共用化した発振回路の出力信号に位相同期
した所望の周波数の局部発振信号を容易に得ることがで
き、且つ発振回路の切替時点の位相変動を容易に緩和で
きるから、動作の安定化を図ることができる。
全な発振回路を選択して、各周波数変換部1−1〜1−
nに対して共用化することで、発振回路に障害が発生し
ても、直ちに他の健全な発振回路に切替えることができ
るから、信頼性を向上することができる利点がある。又
各周波数変換部1−1〜1−nは位相同期回路3を備え
ているから、共用化した発振回路の出力信号に位相同期
した所望の周波数の局部発振信号を容易に得ることがで
き、且つ発振回路の切替時点の位相変動を容易に緩和で
きるから、動作の安定化を図ることができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
1−1〜1−n 周波数変換部 2 周波数変換器 3 位相同期回路 4−1〜4−m 発振回路 5 制御回路 6 切替回路
Claims (1)
- 【請求項1】 システム対応の入力信号の周波数をそれ
ぞれ変換する周波数変換部(1−1〜1−n)を備えた
周波数変換装置に於いて、 前記周波数変換部(1−1〜1−n)は、少なくとも周
波数変換器(2)と、該周波数変換器(2)に局部発振
信号を入力する為の位相同期回路(3)とを備え、 複数の発振回路(4−1〜4−m)と、該複数の発振回
路(4−1〜4−m)が正常か否かを監視し、切替回路
(6)を制御して健全な発振回路の一つの出力信号を前
記位相同期回路(3)に入力するように制御する制御回
路(5)とを設けたことを特徴とする周波数変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4618193A JPH06260842A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 周波数変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4618193A JPH06260842A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 周波数変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06260842A true JPH06260842A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12739869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4618193A Withdrawn JPH06260842A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 周波数変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06260842A (ja) |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP4618193A patent/JPH06260842A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |