JPH06259928A - 記録媒体カセット - Google Patents
記録媒体カセットInfo
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- JPH06259928A JPH06259928A JP5069099A JP6909993A JPH06259928A JP H06259928 A JPH06259928 A JP H06259928A JP 5069099 A JP5069099 A JP 5069099A JP 6909993 A JP6909993 A JP 6909993A JP H06259928 A JPH06259928 A JP H06259928A
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Abstract
記憶素子を設けた基板を2分割構造のカセットケースの
上下ハーフの間で挟持することによって接着を要するこ
となくカセットケース内に固定する。 【構成】 識別用の接点12、12、・・・を複数形成
したプリント基板11をカセットケース2の背面壁2a
の内側に取り付けるにあたって、プリント基板11を上
ハーフ3と下ハーフ4との間で挟持した状態で受け入れ
部9内に配置し、その上下左右方向の位置規制のために
押え片9a、9bを設ける。そして、接点12、12、
・・・を背面壁2aに形成した孔10、10、・・・を
介して外部に露出させる。尚、識別情報を記憶したIC
メモリ43を用いる場合には、これを一旦ホルダー45
に納めてから、該ホルダー45を上下のハーフの間で挟
持した状態で受け入れ部9A内に配置する。
Description
に関する。詳しくは、テープカセットの識別用接点を形
成した基板又は識別情報を記憶した記憶素子をカセット
ケース内に簡易に固定することができるようにした新規
な記録媒体カセットを提供するものである。
VTR用のテープカセットには、磁気テープの種類や磁
気テープの厚さ等の情報を表示するものとして、リコグ
ニションホールと称される穴を採用している。
の底面の左右両側端部に形成されており、リコグニショ
ンホールのそれぞれには一つずつそれらが表示すべき事
項が割り振られている。例えば、あるリコグニションホ
ールは磁気テープの種類を示し、別のリコグニションホ
ールは磁気テープの厚さを示す、というように表示事項
が割り振られている。
れると、VTRに各リコグニションホールに対応して設
けられたスイッチの挿入ピンがリコグニションホールに
挿入される深さによって、各リコグニションホールの表
示する事項を読み取るようになっている。
っては、リコグニションホールの深さ、即ち、リコグニ
ションホールが閉じられているときと開放されていると
きとの深さの差によって所定の情報を読み取るようにな
っているので、リコグニションホールを形成する場所
は、ある程度の厚みのあるところでなければならず、従
って、その形成位置は自ずと制約されてくるし、また、
リコグニションホールの形成はカセットケースの空間の
利用に関してその自由度を奪うという問題がある。
の識別項目が割り当てられているので、識別項目が増え
れば、それに応じてリコグニションホールの数も増やさ
なければならず、そのために必要な面積及び体積を必要
とし、カセットの小型化を阻害する。
に、本願出願人は、特願平4−209470号におい
て、記録媒体を収納したカセットケースに複数の情報表
示用の接点を外部に露出させるための窓を設けるととも
に、記録再生装置には、装着された記録媒体カセットの
外部に露出した複数の情報表示用接点に対応した位置に
複数の検出接点を配置したものを提案している。
表示用の接点が形成された基板をカセットケース内に取
り付けるにあたって、これを接着によって行うと接着工
程の管理が面倒であり、また、組み立ての作業性が低下
したり、コストの上昇を招く原因となる等の問題があ
る。
カセットは、一対のハーフからなるカセットケース内に
記録媒体が収納され、該カセットケースの背面に形成さ
れた窓を通して複数の情報表示用の接点又は情報記憶用
素子の端子が外部に露出するようにされた記録媒体カセ
ットにおいて、情報表示用の接点を形成した基板又は情
報記憶用素子を実装した基板を一対のハーフの間で挟持
するための挟持部を各ハーフに形成したものである。
報表示用の接点が形成された基板又は情報記憶用素子の
実装基板を一対のハーフの間で挟持することによってカ
セットケース内に取り付けることができ、接着を必要と
しないため工程管理が容易となり、また、組み立ての作
業性を向上させ、コストの上昇を抑えることができる。
図示した各実施例に従って詳細に説明する。
ープレコーダ(VTR)のテープカセットに適用したも
のである。
ケース2は合成樹脂から成る浅皿状の上ハーフ3と下ハ
ーフ4とが上下で突き合わせ状に結合されて、偏平な横
長の箱状に形成されている。
ル5、5に巻装された図示しない磁気テープが収納され
ている。
成された挿通孔であり、該挿通孔6、6を通してテープ
リール5、5のハブの係合穴8、8が外部に臨まされて
いる。
寄りの部分の内面に後述するプリント基板の受け入れ部
9が形成されている(図3参照)。そして、該受け入れ
部9に対応した背面壁2aには上下方向に長い臨ませ孔
10、10、・・・が左右方向に並んで形成されてい
る。
照)、その平面形状はカセットケース2の上記受け入れ
部9に略ぴたりと嵌合する程度の矩形に形成されてい
る。
に、上ハーフ3に形成された鍵状の押え片9a、9aや
下ハーフ4に形成された鍵状の押え片9b、9bと背面
壁2aの内面との間に形成され、プリント基板11を上
下のハーフ3、4によって挟みこむことによって保持す
る構造になっている。
左右方向の内面9c、9c、・・・によってプリント基
板11の左右両端部が押さえられ、押え片9a、9a、
9b、9bの上下方向の内面9d、9dによってプリン
ト基板11の上下両端部が押さえられる。
に長い長方形をした接点12、12、・・・が左右方向
に並んで形成されている。これら接点12、12、・・
・の配列間隔はカセットケース2の上記臨ませ孔10、
10、・・・の配列間隔と同じになっている。尚、これ
ら接点12、12、・・・はその耐久性と信頼性の向上
のため金メッキを施されている。
2、・・・が形成された側の面に形成された導体パター
ンであり(図2、図4参照)、この例では接点12aと
接点12cとの間を接続するように形成されている。
・及び導体パターン13が形成された面を後ろ向きにし
た状態で受け入れ部9内に挿合されて押え片9a、9
a、9b、9bによって支持され、これによって接点1
2、12、・・・が臨ませ孔10、10、・・・を通し
てカセットケース2の外部に露出される。
TRについて説明する。
そのキャビネット、16はキャビネット15内に配置さ
れたメカシャーシであり、該メカシャーシ16には回転
ヘッドドラム17、リール台18、18等が配置されて
おり、そして、テープカセット1が装着されたときにそ
の接点12、12、・・・と対向にするようにコネクタ
ー19が立設されている。
該検出接点をケーシングに支持する軸とから成る(図5
乃至図8参照)。
縁材料で形成され、その前面に前方と上方に開口した配
置凹部21が形成され、後面のうち配置凹部21の下端
に連続した位置に逃げ凹部22、22、・・・が形成さ
れ、該逃げ凹部22、22、・・・が形成されることに
よって配置凹部21の下端に連続した部分に庇状の部分
23が形成される。
りの位置に左右方向に並んで立設された支持壁であり、
これら支持壁24、24、24の各間と配置凹部21の
上端部の左右内側面との間に略同じ間隔の支持空間2
5、25、・・・が形成されている。
・・に対応した位置には位置決切欠26、26、・・・
が形成されている。
屈曲された取付片であり、その中央部には挿通孔28が
形成されている。
上下方向における中間の部分には前後に貫通した貫挿孔
29、29、・・・が形成されている。
電性を有する線バネ材料で形成されている。
のコイル部31を介して後側片32と前側片33とが一
体に形成され、後側片32はその先端部に他の部分に対
して直角に後方へ向けて折り曲げられた接続片32aが
形成されている。
前方へ折り曲げられて接触部33aが形成され、該接触
部33aの先端から略水平に延びる部分33bが係止片
とされている。
31がケーシング20の支持空間25内に配置され、後
側片32の接続片32aを除く部分がケーシング20の
配置凹部21の内底面に沿って位置され、接続片32a
が貫挿孔29を前から後ろへ貫挿されその後端部がケー
シング20の背面から後方へ突出される。
の下端部は位置決切欠26内に前後方向に移動可能に位
置され、係止片33bは庇状部23の後面に対向した状
態となる。そして、コイル部31の位置が後述するよう
に固定され、且つ、前側片33が前方から押圧されてい
ない状態では、前側片33は前方へ回動しようとする移
動力を付勢されているため、その係止片33bが庇状部
23の後面に係合して、これにより、前側片33の前後
方向における位置が決められている。
ようにケーシング20に配置された状態で支持軸34が
ケーシング20の配置凹部21の左右を限定している壁
の上端部、各支持壁24、24、・・・、検出接点3
0、30、・・・のコイル部31、31、・・・に挿通
され、且つ、その状態でケーシング20に固定され、こ
れによって、各検出接点30、30、・・・が上記した
状態でケーシング20に支持される。
すように、取付片27の挿通孔28にビス35を挿通し
てメカシャーシ16に形成された螺孔36に螺合させる
ことによってメカシャーシ16に固定される。
取付片27を形成した例を示したが、コネクター19を
L字状の取り付け部材に固定し、該取り付け部材をメカ
シャーシ16にビス止め等によって取り付けるようにし
ても良い。
9に示すように、上記コネクター19とマイクロコンピ
ュータ38との間を接続するものであり、該配線基板3
7の導体パターン39、39、・・・(図6参照)に検
出接点30、30、・・・の接続片32a、32a、・
・・が各別に接続されている。
の図示しないカセットホルダーに支持されてテープリー
ル5、5の係合穴8、8にVTR14のリール台18、
18が係合される位置まで下降してくると、コネクター
19の検出接点30、30、・・・の接触部33a、3
3a、・・・の前端がテープカセット1の接点12、1
2、・・・に接触する。
に押圧されて、検出接点30、30、・・・の前側片3
3、33、・・・が後方へ回動するように撓み、その係
止片33b、33b、・・・がケーシング20の庇状部
23の後面から後方に離間し、接触部33a、33a、
・・・の前端が接点12、12、・・・に各別に弾接す
る。
が供給され、接点12b、12c、12dはこれらによ
って3ビットの信号が形成され、該信号がマイクロコン
ピュータ38に送られる。
電接点12aと導体パターン13によって接続されてい
るので、この例では「0、1、0」の3ビット信号が得
られる。このように、接点12a、12b、12cと給
電接点12aとの接続の態様により、「0、0、0」か
ら「1、1、1」までの8通りの3ビット信号を得るこ
とができる。
接点12a乃至12dが臨ませ孔10、10、・・・を
通して各別にカセットケース外に露出するようにした
が、図10に示すように、下ハーフ4の背面壁に窓10
Aを形成して、プリント基板11の接点12a乃至12
dがこの窓10Aを通してカセットケース外に露出する
ようにしても良い。
に係るテープカセット1Aを示すものである。
基板11上の接点12、12、・・・の接続状態によっ
てテープカセット1に係る識別情報を表すようにした
が、第2の実施例では、ICメモリに予めテープカセッ
トに係る識別情報を記憶するようにしたこと、そして、
第1の実施例ではプリント基板11を受け入れ部9内に
そのまま配置して上下のハーフによって挟持するように
したが、第2の実施例ではICメモリを実装した基板を
ホルダー内に納めてからこれを受け入れ部内に配置する
ようにしたことが相違点である。よって、この第2の実
施例は多くの部分で上記第1の実施例と同様であるの
で、機能上同様の部分には第1の実施例の同様の部分に
付したのと同様の符号を付すことによって説明を省略す
る。
寄りの部分を示すものであり、下ハーフ4に形成された
切欠40と上ハーフ3の下縁とによって窓41が形成さ
れている。
ICメモリ43が実装され、後面には端子44、44、
・・・がプリントパターンとして形成されている。
の前面部とICメモリ43を覆うことによってICメモ
リ43を静電気から保護するとともに取り扱いを容易に
するために設けられる。
め部材内に帯電防止材を添加する方法と、部材の形成後
に帯電防止材を後処理によって付加する方法等があ
る。)が施されており、ICメモリ43の記憶内容が予
期せぬ静電気によって消去されてしまうことがないよう
になっている。
も小さいため、そのままでは受け入れ部内に組み込む作
業が困難であり、これを安定して保持することが難しい
ため、ホルダー45によってICメモリ43を保持した
状態でテープカセット1Aの受け入れ部9内に組み込む
ことによって、ICメモリ43の保護と取扱性の向上を
図っている。
受け入れ部9Aはホルダー45の形状に合う凹部となっ
ており、上ハーフ3の押え片9a、9aや下ハーフ4の
押え片9b、9bと背面壁2aとの間に形成され、ホル
ダー45が上下のハーフ3、4によって挟持される。
カセット1Aの窓41を通して外部に露出され、これら
端子44、44、・・・がカセットローディングの完了
後にコネクター19の検出端子に各別に接続されること
になる。
セット1Aの識別情報を検出するための検出端子の他I
Cメモリ43の電源端子が含まれる。
に、本発明記録媒体カセットによれば、情報表示用の接
点が形成された基板又は情報記憶用素子の実装基板を一
対のハーフの間で挟持することによってカセットケース
内に取り付けることができるため組み立ての作業性が向
上し、また、接着を必要としないため工程管理が容易と
なり、コストの上昇を抑えることができる。
記憶用素子(ICメモリ等)については、これを実装し
た基板をホルダーによって保持し、該ホルダーを挟持部
によって一対のハーフの間で挟持することによって取り
扱い性を向上させることができる。
状乃至構造は何れも本発明の具体化に当たってのほんの
一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技
術的範囲が限定的に解釈されるものではない。
視図である。
視図である。
である。
る。
の斜視図である。
ターの一例を示す斜視図である。
る。
トの要部を示す背面図である。
を拡大して示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一対のハーフからなるカセットケース内
に記録媒体が収納され、該カセットケースの背面に形成
された窓を通して複数の情報表示用の接点又は情報記憶
用素子の端子が外部に露出するようにされた記録媒体カ
セットにおいて、情報表示用の接点を形成した基板又は
情報記憶用素子を実装した基板を一対のハーフの間で挟
持するための挟持部を各ハーフに形成したことを特徴と
する記録媒体カセット。 - 【請求項2】 基板を保持するホルダーを設け、該ホル
ダーを挟持部によって一対のハーフの間で挟持するよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体カセ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5069099A JPH06259928A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 記録媒体カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5069099A JPH06259928A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 記録媒体カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259928A true JPH06259928A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=13392845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5069099A Pending JPH06259928A (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 記録媒体カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06259928A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000033309A1 (fr) * | 1998-11-30 | 2000-06-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Cassette de bande magnetique |
JP2008170476A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-07-24 | Yamaha Corp | 電子鍵盤楽器の外装構造 |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP5069099A patent/JPH06259928A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000033309A1 (fr) * | 1998-11-30 | 2000-06-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Cassette de bande magnetique |
US6719232B1 (en) | 1998-11-30 | 2004-04-13 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape cassette |
KR100452220B1 (ko) * | 1998-11-30 | 2004-10-12 | 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 | 자기 테이프 카세트 |
JP2008170476A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-07-24 | Yamaha Corp | 電子鍵盤楽器の外装構造 |
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