JP3454266B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3454266B2
JP3454266B2 JP2002046133A JP2002046133A JP3454266B2 JP 3454266 B2 JP3454266 B2 JP 3454266B2 JP 2002046133 A JP2002046133 A JP 2002046133A JP 2002046133 A JP2002046133 A JP 2002046133A JP 3454266 B2 JP3454266 B2 JP 3454266B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は記録再生装置に関す
る。詳しくは、接点の接触信頼性などを高めたコネクタ
ーを備えた記録再生装置についての技術分野に関する。 【0002】 【従来の技術】記録再生装置に装着されるテープカセッ
ト、例えば、8ミリVTR用のテープカセットaには、
磁気テープの種類や磁気テープの厚さ等の情報を表示す
るものとして、リコグニションホールと称される穴を採
用しているものが多かった。 【0003】図13はテープカセットaの底面bを示す
もので、その後端の左右両側端部にリコグニションホー
ルc、c、・・・が形成されている。そして、これらリ
コグニションホールc、c、・・・には一つずつそれら
が表示すべき事項が割り振られている。例えば、あるリ
コグニションホールcは磁気テープの種類を、別のリコ
グニションホールcは磁気テープの厚さを、というよう
に表示事項が割り振られている。 【0004】そして、このテープカセットaがVTRに
装着されると、VTRに各リコグニションホールc、
c、・・・に対応して設けられたスイッチの挿入ピンが
リコグニションホールc、c、・・・に挿入される深さ
によって、各リコグニションホールc、c、・・・の表
示する事項を読み取るようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記したテープカセッ
トaにあっては、リコグニションホールc、c、・・・
の深さ、即ち、リコグニションホールc、c、・・・が
閉じられているときと開放されているときとの深さの差
によって所定の情報を読み取るようになっているので、
リコグニションホールc、c、・・・を形成する場所
は、ある程度の厚みのあるところでなければならず、従
って、その形成位置は自ずと制約されてくるし、また、
リコグニションホールc、c、・・・の形成はカセット
ケースの空間の利用に関してその自由度を奪うという問
題がある。 【0006】また、1個のリコグニションホールcに1
個の識別項目が割り当てられいるので、識別項目が増え
れば、それに応じてリコグニションホールの数も増やさ
なければならず、そのために必要な面積及び体積を必要
とし、カセットの小型化を阻害する。 【0007】更に、リコグニションホールc、c、・・
・の位置とその深さという物理的な形状で識別項目を定
義してしまうので、フォーマット制定時に考えていなか
った識別項目を後から追加することが出来ない。 【0008】更にまた、カセットケースの底面に穴がた
くさん並んでしまい、美観を損なうという問題がある。 【0009】そこで、上述したように、これまでのテー
プカセットaに問題があって改良の必要があるならば、
かかるテープカセットが装着される記録再生装置、特に
そのコネクターも新しいテープカセットに対応して、接
点の接触信頼性などを高めたものにする必要がある。 【0010】 【0011】【課題を解決するための手段】 本発明記録再生装置は、
上記した課題を解決するために、複数の臨ませ孔が形成
され該臨ませ孔からプリント基板に形成された平板状接
点が外方に臨むように内面の凹部内に該プリント基板が
配置固定されたカセットケースを有するテープカセット
が装着され、ケーシングと複数の検出接点とから成るコ
ネクターをテープカセットの装着時にプリント基板の接
点形成部と対向する位置に備えた記録再生装置であっ
て、ケーシングには、検出接点の一端部(接続片)を挿
通させて配線基板に接続させるための貫通孔が複数形成
され、検出接点の他端部(係止片)を係止するための庇
状部が形成され、庇状部の検出接点支持空間に対応した
位置には検出接点の他端部近傍が移動可能に位置される
と共に、該検出接点の他端部近傍を該移動の方向と交差
する方向に位置決めする位置決切欠が形成され、検出接
点は、導電性を有する線バネ材で形成され、接続片を有
する下片と接触部及びその先に延びる係止片を有する上
片とが一体に形成され、接触部は逆V字状に折り曲げら
れて形成され、テープカセットがカセットホルダーに支
持されてテープリールの係合穴にリール台が係合される
位置まで下降してくると、コネクターの検出接点の接触
部がテープカセットの接点に接触して移動するようにし
たものである。 【0012】従って、本発明記録再生装置にあっては、
コネクターの検出接点の1つ1つの間には支持壁があっ
て各検出接点はその支持壁の間から外部に露出されるよ
うになっているので、隣りの検出接点との間でショート
する心配がなくなる。また、検出接点は逆V字状に屈曲
した部分を接触部にしているので、記録媒体カセット側
の情報表示用接点部分にかかる単位面積当たりの接圧を
大きくできる。そのため、接点の接触信頼性を高めなが
ら全体の押圧は低減することが可能になる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下に、本発明記録再生装置の実
施の形態を添付図面にしたがって説明する。尚、以下に
示した実施の形態は、本発明を、ビデオテープレコーダ
(VTR)に適用したものである。 【0014】先ず、VTRに装着されるテープカセット
から説明する。 【0015】1がテープカセットであり、2がそのカセ
ットケースであり、カセットケース2は合成樹脂から成
る浅皿状の上ハーフ3と下ハーフ4とが上下で突き合わ
せ状に結合されて、偏平な横長の箱状に形成されてい
る。 【0016】このカセットケース2内には、テープリー
ル5、5に巻装された図示しない磁気テープが収納され
ている。 【0017】6、6はカセットケース2の底面壁7に形
成された挿通孔であり、該挿通孔6、6を通してテープ
リール5、5のハブの係合穴8、8が外部に臨まされて
いる。 【0018】底面壁7の後端部の左右方向における中央
の部分の内面には略矩形の浅い凹部9が形成されてい
る。そして、該凹部9の底面部には前後方向に長い臨ま
せ孔10、10、・・・が左右方向に並んで形成されて
いる。 【0019】11はプリント基板であり、その平面形状
はカセットケース2の上記凹部9に略ぴたりと嵌合する
程度の矩形に形成されている。 【0020】プリント基板11の一方の面、即ち、下面
には前後方向に長い長方形をした接点12、12、・・
・が左右方向に並んで形成されている。これら接点1
2、12、・・・の配列間隔はカセットケース2の上記
臨ませ孔10、10、・・・の配列間隔と同じになって
いる。尚、これら接点12、12、・・・はその耐久性
と信頼性の向上のため金メッキを施されている。 【0021】13はプリント基板11の接点12、1
2、・・・が形成された側の面に形成された導体パター
ンであり、この例では接点12aと接点12cとの間を
接続するように形成されている。 【0022】このようなプリント基板11はカセットケ
ース2の上記凹部9内に配置固定される。即ち、プリン
ト基板11は接点12、12、・・・及び導体パターン
13が形成された面を下側にした状態で凹部9内に嵌合
され、その状態で、接着又は溶着によりカセットケース
2に固定される。溶着は、図示は省略したが、例えば、
カセットケース2の凹部9の底面から溶着ピンを立設し
ておき、一方プリント基板11には上記溶着ピンを挿通
する孔を形成し、該孔に溶着ピンを挿通して、溶着ピン
のプリント基板11の上方へ突出した部分を熱間カシメ
をして固定する。 【0023】尚、プリント基板11のカセットケース2
への固定状態をより確実にするために、上ハーフ3から
押えリブを垂設して、上下のハーフ3、4を結合したと
きに、該押さえリブがプリント基板11の上面を押さえ
るようにしてもよい。 【0024】次に、上記テープカセット1が装着される
VTRについて説明する。 【0025】14がVTRであり、15はそのキャビネ
ット、16はキャビネット15内に配置されたメカシャ
ーシであり、該メカシャーシ16にはドラムシリンダー
17、リール台18、18等が配置されており、そし
て、テープカセット1が装着されたときにその接点1
2、12、・・・形成部と対向した位置にコネクター1
9が配置固定されている。 【0026】コネクター19はケーシングと検出接点と
該検出接点をケーシングに支持する軸とから成る。 【0027】20がケーシングであり、合成樹脂等の絶
縁材料で形成され、その上面に上方と後方に開口した配
置凹部21が形成され、下面のうち配置凹部21の前端
に連続した位置に逃げ凹部22、22、・・・が形成さ
れ、該逃げ凹部22、22、・・・が形成されることに
よって配置凹部21の前端に連続した部分に庇状の部分
23が形成される。 【0028】24、24、24は配置凹部21の後端寄
りの位置に左右方向に並んで立設された支持壁であり、
これら支持壁24、24、24の各間と配置凹部21の
後端部の左右内側面との間に略同じ間隔の支持空間2
5、25、・・・が形成されている。 【0029】上記庇状部23の支持空間25、25、・
・・に対応した位置には位置決切欠26、26、・・・
が形成されている。 【0030】27はケーシング20の前端の左右方向に
おける中央部から前方へ突出した取付片であり、該取付
片27には挿通孔27aが形成されている。 【0031】28はケーシング20の後端の左右方向に
おける中央部から後方へ突出した位置決片であり、該位
置決片28にはその後端に開口した係合切欠28aが形
成されている。 【0032】ケーシング20の配置凹部21の底部の前
後方向における中間の部分で平面で見て各支持空間2
5、25、・・・と各位置決切欠26、26、・・・と
を結ぶ線上の位置にそこを上下に貫通した貫挿孔29、
29、・・・が形成されている。 【0033】30、30、・・・は検出接点であり、導
電性を有する線バネ材料で形成されている。 【0034】検出接点30は鋏バネ状に形成され、中間
のコイル部31を介して下片32と上片33とが一体に
形成され、下片32はその先端部に他の部分に対して直
角に下方へ向けて折り曲げられた接続片32aが形成さ
れている。 【0035】上片33の先端寄りの部分が逆V字状に上
方へ折り曲げられて接触部33aが形成され、該接触部
33aの先端から略水平に延びる部分33bが係止片と
されている。 【0036】しかして、検出接点30は、そのコイル部
31がケーシング20の支持空間25内に配置され、下
片32の接続片32aを除く部分がケーシング20の配
置凹部21の内底面に沿って位置され、接続片32aが
貫挿孔29を上から下へ貫挿されその下端部がケーシン
グ20の外底面から下方へ突出される。 【0037】検出接点30の上片33の接触部33aの
前端部は位置決切欠26に上下方向に移動可能に位置さ
れ、係止片33bは庇状部23の下面のうち位置決切欠
26の前縁より前の部分に下方から対向した状態とな
る。そして、コイル部31の位置が後述するように固定
され、且つ、上片33が上方から押圧されていない状態
では、上片33は上方へ回動しようとする移動力を付勢
されているため、その係止片33bが庇状部23の下面
に係合して、これにより、上片33の上下方向での位置
が決められている。 【0038】各検出接点30、30、・・・が、以上の
ようにケーシング20に配置された状態で支持軸34が
ケーシング20の配置凹部21の左右を限定している壁
の後端部、各支持壁24、24、・・・、検出接点3
0、30、・・・のコイル部31、31、・・・に挿通
され、且つ、その状態でケーシング20に固定され、こ
れによって、各検出接点30、30、・・・が上記した
状態でケーシング20に支持される。 【0039】以上のようなコネクター19が、メカシャ
ーシ16に立設された係合片35にケーシング20の位
置決片28の係合切欠28aを係合させ、取付片27の
挿通孔27aを上方から挿通させたネジ36をメカシャ
ーシ16に捩じ込んで、メカシャーシ16に固定され
る。 【0040】37はフレキシブルな配線基板であり、上
記コネクター19とマイクロコンピュータ38との間を
接続するものであり、該配線基板37の導体パターン3
9、39、・・・に検出接点30、30、・・・の接続
片32a、32a、・・・が各別に接続されている。 【0041】しかして、テープカセット1がVTR14
の図示しないカセットホルダーに支持されてテープリー
ル5、5の係合穴8、8にVTR14のリール台18、
18が係合される位置まで下降してくると、コネクター
19の検出接点30、30、・・・の接触部33a、3
3a、・・・の上端がテープカセット1の接点12、1
2、・・・に接触する。 【0042】このとき、下降してくるテープカセット1
に押圧されて、検出接点30、30、・・・の上片3
3、33、・・・が下方へ回動するように撓み、その係
止片33b、33b、・・・がケーシング20の庇状部
23の下面から下方に離間し、且つ、接触部33a、3
3a、・・・の上端は稍前方に移動して接点12、1
2、・・・と接触する。また、これによって蓄えられた
弾発力によって接触部33a、33a、・・・の上端が
接点12、12、・・・に弾接する。 【0043】そして、例えば、接点12aには電源電圧
が供給され、接点12b、12c、12dはこれらによ
って3ビットの信号が形成され、該信号がマイクロコン
ピュータ38に送られる。 【0044】上記した実施の形態では、接点12cのみ
が電源電圧が供給される接点12aと導体パターン13
によって接続されているので、この例では「0、1、
0」の3ビット信号が得られる。このように、接点12
a、12b、12cと接点12aとの接続の態様によ
り、「0、0、0」から「1、1、1」までの8通りの
3ビット信号を得ることができる。 【0045】図9乃至図12は、本発明コネクター及び
記録再生装置の別の実施の形態を示すものである。 【0046】別の実施の形態が前記実施の形態と相違す
るところは、前記実施の形態においてプリント基板11
上の接点12b、12c、12dを接点12aに接続す
るか否かに応じて各接点につき2通りの状態検出を行う
ことができるようにしたのに対して、別の実施の形態に
あっては、接点をオープン状態にするか、短絡するか、
あるいは抵抗を介して接地するかに応じた3通りの状態
検出を行うことができるようにした点である。 【0047】従って、以下では相違点を中心に説明し、
前記実施の形態と機能上相違しない部分についてはその
各部に前記実施の形態における各部に付した符号と同じ
符号を付することによって説明を省略する。 【0048】図9はプリント基板11Aにおける接点1
2a、12b、12c、12dの間の接続例を示すもの
である。 【0049】図示するように、プリント基板11A上の
接点12aは、導体パターン13Aを介して接点12c
に接続されるとともに、導体パターン13B、抵抗チッ
プ40、導体パターン13Cを介して接点12dに接続
されている。 【0050】即ち、接点12aと12cとの間が短絡さ
れ、接点12aと12dとの間に抵抗チップ40が介挿
されており、接点12aと12bとの間がオープン状態
とされている。 【0051】このようなプリント基板11Aは、前記プ
リント基板11の場合と同様にカセットケース2の上記
凹部9内に配置されて固定されることになるが、図10
に示すようにプリント基板11A上に実装された抵抗チ
ップ40を受け入れるための凹部41がカセットケース
2の凹部9内に形成されている。 【0052】即ち、プリント基板11Aは、その接点及
び導体パターンが形成された面を下側にした状態で凹部
9内に嵌合され、かつ、抵抗チップ40が凹部41内に
受け入れられるように位置合せがなされ、その状態で、
接着又は溶着によりカセットケース2に固定される。。 【0053】図11はプリント基板11A上の接点とV
TR14A側に設けられた検出回路を示すものである。 【0054】コネクター19の各検出接点30a、30
b、30c、30dは、テープカセット1AをVTR1
4Aに装着した状態において接点12a、12b、12
c、12dにそれぞれ対応するように設けられている。 【0055】図示するように、接点12dは検出接点3
0dを介して電圧比較部42Aの入力端子に接続される
とともに抵抗43dを介して電源部44の電源端子に接
続されており、また、接点12cは検出接点30cを介
して電圧比較部42Bの入力端子に接続されるとともに
抵抗43cを介して電源部44の電源端子に接続されて
いる。 【0056】そして、接点12bは検出接点30bを介
して電圧比較部42Cの入力端子に接続されるとともに
抵抗43bを介して電源部44の電源端子に接続されて
おり、接点12aは検出接点30aを介して接地されて
いる。 【0057】電圧比較部42A、42B、42Cは、検
出接点30b、30c、30dの電位を検出して、その
レベルが3段階に区分けされた検出範囲のいずれの範囲
内にあるかを判別し、判別結果を2値化された2信号
(これらを「D1」、「D2」とする。)として後段の
データ変換回路45を介してマイクロコンピュータ38
に送出するようになっている。 【0058】図12は電圧比較部42Aの構成例を示す
ものであり、3つのコンパレータ46、47、48と抵
抗49、NOTゲート50、ANDゲート51から構成
されている。尚、他の電圧比較部42B、42Cについ
ても電圧比較部42Aと同様の構成を有するので、電圧
比較部42Aについてのみ詳述し、他の電圧比較部につ
いての説明は割愛する。 【0059】コンパレータ46、47は、プラス入力端
子に検出接点30dの電位が加えられ、マイナス入力端
子には電源部44からの供給電圧が抵抗49において分
圧された電圧(例えば、電源部44による供給電圧を5
Vとして、3V程度の電圧)が基準電圧として加えられ
るようになっている。 【0060】そして、コンパレータ46の出力信号は信
号「D1」として端子から取り出され、また、コンパレ
ータ47の出力信号はNOTゲート50を介して2入力
ANDゲート51に送られる。 【0061】コンパレータ48は、そのプラス入力端子
が検出接点32dに接続され、マイナス入力端子には、
抵抗49において分圧された基準電圧(但し、コンパレ
ータ46、47の基準電圧より低い電圧、例えば2V程
度とされる。)が供給され、その出力信号はANDゲー
ト51に送られるようになっている。 【0062】ANDゲート51はコンパレータ47から
NOTゲート50を介して送られている信号とコンパレ
ータ48の出力信号とを受けてこれらの論理積演算の結
果を信号D2として出力するようになっている。 【0063】以上の電圧比較部42Aにあっては、検出
接点30dの電位がコンパレータ46、47の基準レベ
ル以上(つまり3〜5V)である場合にコンパレータ4
6、47の出力信号がH信号となるため、信号D1がH
信号となり、またコンパレータ47の出力信号(H)の
反転信号(L)がANDゲート51に送られるため、信
号D2がL信号となる。 【0064】また、検出接点30dの電位がコンパレー
タ46、47の基準レベル未満であって、かつ、コンパ
レータ48の基準電圧以上(つまり、2〜3V)である
場合にはコンパレータ46、47の出力信号がL信号と
なるため、信号D1がL信号となり、またコンパレータ
46の出力信号(L)の反転信号(H)とコンパレータ
48の出力信号(H)がANDゲート51に送られるた
め、信号D2がH信号となる。 【0065】そして、検出接点30dの電位がコンパレ
ータ48の基準レベル未満(つまり、0〜2V)である
場合には、コンパレータ46、47、48の出力信号が
いずれもL信号となるため、信号D1、D2とともにL
信号となる。 【0066】このように、信号D1、D2の組み合せに
よって3状態の検出が可能となる。 【0067】しかして、図11において抵抗43b、4
3c、43dの抵抗値をそれぞれ等しくするとともに、
抵抗チップ40の抵抗値を抵抗43b、43c、43d
の抵抗値に等しくすれば、検出接点30dの電位が2.
5Vとなり、電圧比較部42Aは信号D1(L)、D2
(H)を出力する。 【0068】また、検出接点30cの電位は0Vである
ため、電圧比較部42Bは信号D1(L)、D2(L)
を出力し、検出接点30bの電位は5Vであるため、電
圧比較部42Cは信号D1(H)、D2(L)を出力す
る。 【0069】これらの信号D1、D2は、データ変換回
路45に送られて(入力端子I1乃至I6)、パラレル
データからシリアルデータに変換された後、マイクロコ
ンピュータ38に送出される。 【0070】そして、マイクロコンピュータ38は、デ
ータ変換回路45からの信号に基づいてテープカセット
の種類やテープの長さ及びテープの種別等に関する判定
処理を行う。 【0071】尚、この例では、接点状態について3通り
の状態検出を3接点について行っているため3の3乗通
りの状態を検出することができるが、一般には、各接点
についてN通りの状態検出を行うことができるように検
出部を構成すれば、接点数MについてNのM乗通りに亘
る識別情報を得ることができる。 【0072】尚、上記実施の形態において示した各部の
具体的な形状乃至構造は、何れも本発明を実施する際の
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならない。 【0073】 【0074】 【0075】【発明の効果】 本発明記録再生装置は、複数の臨ませ孔
が形成され該臨ませ孔からプリント基板に形成された平
板状接点が外方に臨むように内面の凹部内に該プリント
基板が配置固定されたカセットケースを有するテープカ
セットが装着され、ケーシングと複数の検出接点とから
成るコネクターをテープカセットの装着時にプリント基
板の接点形成部と対向する位置に備えた記録再生装置で
あって、ケーシングには、検出接点の一端部(接続片)
を挿通させて配線基板に接続させるための貫通孔が複数
形成され、検出接点の他端部(係止片)を係止するため
の庇状部が形成され、庇状部の検出接点支持空間に対応
した位置には検出接点の他端部近傍が移動可能に位置さ
れると共に、該検出接点の他端部近傍を該移動の方向と
交差する方向に位置決めする位置決切欠が形成され、検
出接点は、導電性を有する線バネ材で形成され、接続片
を有する下片と接触部及びその先に延びる係止片を有す
る上片とが一体に形成され、接触部は逆V字状に折り曲
げられて形成され、テープカセットがカセットホルダー
に支持されてテープリールの係合穴にリール台が係合さ
れる位置まで下降してくると、コネクターの検出接点の
接触部がテープカセットの接点に接触して移動するよう
にしたことを特徴とする。 【0076】従って、コネクターの検出接点の1つ1つ
の間には支持壁があって各検出接点はその支持壁の間か
ら外部に露出されるようになっているので、隣りの検出
接点との間でショートする心配がなくなる。また、検出
接点は逆V字状に屈曲した部分を接触部にしているの
で、記録媒体カセット側の情報表示用接点部分にかかる
単位面積当たりの接圧を大きくできる。そのため、接点
の接触信頼性を高めながら全体の押圧は低減することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図2乃至図12と共に本発明の実施の形態を示
すものであり、本図はVTRに装着されるテープカセッ
トを示す斜視図である。 【図2】テープカセットの接点を形成したプリント基板
を拡大して示す斜視図である。 【図3】テープカセットの要部を拡大して示す断面図で
ある。 【図4】本発明記録再生装置の実施の形態を概略的に示
す要部の斜視図である。 【図5】本発明コネクターの一例を示す斜視図である。 【図6】コネクターの平面図である。 【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。 【図8】情報の読取例を示す接続図である。 【図9】本発明の別の実施の形態について接点を形成し
たプリント基板を拡大して示す斜視図である。 【図10】本発明の別の実施の形態におけるテープカセ
ットの要部を拡大して示す断面図である。 【図11】本発明の別の実施の形態における情報の読取
例を示す接続図である。 【図12】図11の電圧比較部の構成例を示す回路図で
ある。 【図13】従来のテープカセットの一例を示す底面図で
ある。 【符号の説明】1…テープカセット、2…カセットケース、5…テープ
リール、8…係合穴、9…凹部、10…臨ませ孔、
1、11A…プリント基板、12…接点、14、14A
…記録再生装置、18…リール台、19…コネクター、
20…ケーシング、23…庇状部、25…支持空間、2
6…位置決切欠、29…貫通孔、30…検出接点、32
…下片、32a…接続片、33…上片、33a…接触
部、33b…係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 23/68 H01R 13/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の臨ませ孔が形成され該臨ませ孔か
    らプリント基板に形成された平板状接点が外方に臨むよ
    うに内面の凹部内に該プリント基板が配置固定されたカ
    セットケースを有するテープカセットが装着され、ケー
    シングと複数の検出接点とから成るコネクターを上記テ
    ープカセットの装着時に上記プリント基板の接点形成部
    と対向する位置に備えた記録再生装置であって、 上記ケーシングには、上記検出接点の一端部(接続片)
    を挿通させて配線基板に接続させるための貫通孔が複数
    形成され、 上記検出接点の他端部(係止片)を係止するための庇状
    部が形成され、 上記庇状部の上記検出接点支持空間に対応した位置には
    上記検出接点の他端部近傍が移動可能に位置されると共
    に、該検出接点の他端部近傍を該移動の方向と交差する
    方向に位置決めする位置決切欠が形成され、 上記検出接点は、導電性を有する線バネ材で形成され、 上記接続片を有する下片と接触部及びその先に延びる上
    記係止片を有する上片とが一体に形成され、 上記接触部は逆V字状に折り曲げられて形成され、 上記テープカセットがカセットホルダーに支持されてテ
    ープリールの係合穴にリール台が係合される位置まで下
    降してくると、上記コネクターの検出接点の接触部が上
    記テープカセットの接点に接触して移動するようにした
    ことを特徴とする記録再生装置。
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