JPH06259372A - Dmaコントローラ周辺回路 - Google Patents

Dmaコントローラ周辺回路

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JPH06259372A
JPH06259372A JP4147893A JP4147893A JPH06259372A JP H06259372 A JPH06259372 A JP H06259372A JP 4147893 A JP4147893 A JP 4147893A JP 4147893 A JP4147893 A JP 4147893A JP H06259372 A JPH06259372 A JP H06259372A
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JP
Japan
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bus
signal
cpu
dma
inverted
Prior art date
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JP4147893A
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English (en)
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Hiroshi Fukada
宏 深田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 汎用DMAコントローラをCPUの制御の下
で外部バスのDMA制御ができるように図ること。 【構成】 このDMAコントローラ周辺回路は、DMA
アドレス信号出力の一部とCPUアドレス信号入力を兼
用する端子群Aと、I/Oアクセスコントロール信号を
入出力する端子群Eとを備えたDMAコントローラの周
辺回路であって、入力端にCPUアドレス線の一部を、
出力端に端子群Aを接続するトライステートバッファA
(112)と、入力端に端子群Aを、出力端に外部アド
レス線の一部を接続するトライステートバッファB(1
13)と、入力端にCPUアクセスコントロール線を、
出力端に端子群Eを接続するトライステートバッファC
(114)と、DMAコントローラ105からのバス開
放要求とCPU101からDMAコントローラ105へ
のI/Oアクセスを調停するバスアービタ106とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汎用のDMA(直接メ
モリ転送)コントローラの周辺回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、汎用のDMAC(直接メモリ転送
コントローラ)はCPUバス上にあるI/O(入出力)
デバイスのDMAを制御する目的で使用されている。
【0003】図1は、CPUバス1〜3上にCPU4,
DMAC5,I/Oデバイス7,メモリ8がある従来の
情報処理システムを示す。図2はその接続状況がわかる
ように描いたブロック図である。図2において、主制御
装置(CPU)4は装置全体の制御を行う。このCPU
4は主にCPU素子などで構成される。CPUバスのア
ドレスバス1は本システムでは物理線で20本のアドレ
ス線から構成され、CA[19..0]とする。なお、
端子A[3..0]はI/Oアドレス入力と兼用してい
る。CPUバスのデータバス2は本システムでは物理線
で16本のデータ線から構成され、CD[15..0]
とする。CPUバスのコントロールバス3は本システム
では主にI/Oアクセスのための
【0004】
【外1】
【0005】と反転IOWR、図示していないローカル
メモリアクセスのための反転MRDと反転MWR信号を
伝送する。
【0006】汎用DMAC5は、DMA時にDMAアド
レスやメモリコントロール信号等を発生してDMAの制
御を行う。バスアービタ6は主にDMAC5のHRQ信
号(バスホールドリクエスト信号)や図示していないC
PUバス上の他のバスマスタのHRQ信号を見て、CP
Uバスの調停を行う。即ち、バスアービタ6はシステム
バスに接続された複数のバスマスタの中のどのバスマス
タに使用権を与えるのかを決定する。但し普通は、CP
U4自身が本バスアービタ6の機能を持ち、CPU自身
でCPUバスの調停を行うことが多い。
【0007】I/Oデバイス7は自らDMA機能をもた
ないデータ処理装置等である。このI/Oデバイス7は
例えば、本実施例ではメモリ8に蓄積された画像データ
をDMAC5の制御によるDMA転送で取り入れて、そ
のデータに何らかの処理をして、再びDMAC5の制御
によるDMA転送でメモリ7に書き込む動作を行う。I
/Oデバイス7はDRQ信号(DMAリクエスト信号)
を有効にすることにより、DMA転送をDMAC5に要
求する。DMAC5はDRQ信号が有効であることを検
知すると、バスアービタ6にHRQ信号を出力して、こ
れによりCPUバスが開放されると反転DAK信号を有
効にして、I/Oデバイス7にDMAサービスが実行さ
れたことを通知する。この様子を、図3のタイミングチ
ャートに示す。メモリ8はCPUバスに接続されてデー
タの格納を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、あるI/O
デバイスが処理を行うために、比較的大量のデータを入
出力するような場合には、CPUバスとは別に外部バス
を用意して、その外部バス上でデータの入出力するよう
にして、CPUバスの負荷を軽減するシステムが考えら
れる。図4は、このようなシステムの従来例を示す。特
に、画像処理を行うシステムにおいて、この図4に示す
ような構成のシステムが見受けられる。この場合、外部
バス9は一般に画像バスと呼ばれる。このようなシステ
ムにおいて、I/Oデバイス7が自らメモリアクセス管
理を行う機能を有しないときには、外付けのDMAC5
Aが必要となる。ただし、このDMAC5Aの管理はC
PU4が行うため、DMAアドレスのみ画像バス9のア
ドレスバスに接続して、それと同時にI/Oアクセスに
関してはCPUバスのデータバス2とアドレスバス1と
に接続するというように、DMAC5Aの接続方法は2
本のバスにまたがる必要がある。
【0009】しかしながら、汎用DMACは図1に示す
従来例の様に、同一バス1〜3上にCPU4があるとい
う思想のもとに、I/OアドレスとDMAアドレスの1
部を同じ端子で兼用しているようなものが多く、このよ
うなDMAC5を図4のシステムには直接使用できない
という欠点が生じていた。
【0010】そのため、上記の図4に示すようなシステ
ムのDMAC5AはI/OアドレスとDMAアドレスが
分離したもの(これを「バス分離した汎用DMAC」と
いう)を、自前でゲートアレイ等で作成するなど、費
用、時間、労力に多大なロスを生じていた。
【0011】本発明の目的は、上述の点に鑑みて、汎用
のDMACをCPUの制御の下で外部バスのDMA制御
ができるように図ったDMAコントローラ周辺回路を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、DMA(直接メモリ転送)アドレス信号
出力の一部とCPUアドレス信号入力を兼用する端子群
Aと、CPUデータ信号を入出力する端子群Bと、DM
Aアドレス信号の残りの部分を出力する端子群Cと、メ
モリアクセスコントロール信号を入出力する端子群D
と、I/Oアクセスコントロール信号を入出力する端子
群Eとを、少なくとも入出力端子として具えたDMAコ
ントローラの周辺回路であって、入力端にCPUバスの
アドレス線の一部を、出力端に前記端子群Aを接続する
トライステートバッファAと、入力端に前記端子群A
を、出力端に外部バスのアドレス線の一部を接続するト
ライステートバッファBと、入力端に前記CPUバスの
アクセスコントロール線を、出力端に前記端子群Eを接
続するトライステートバッファCと、前記DMAコント
ローラからのバス開放要求とCPUから該DMAコント
ローラへのI/Oアクセスとを調停する調停回路と、を
具備したことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、上記構成により、汎用のDMAC
をCPUの制御下で、外部バスのDMA制御として使用
できる。すなわち、バス分離した汎用DMACと同等に
使用できるので、自前でゲートアレイ等で作成するなど
の、費用、時間、労力に多大なロスがない。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】(第1実施例)図5は本発明の第1実施例
の情報処理システムの構成を示す。ここで、符号101
は主制御装置(CPU)であり、装置全体の制御を行
う。このCPUは主にCPU素子などで構成される。符
号102はCPUバスのアドレスバスである。このバス
は本システムでは物理線で20本のアドレス線から構成
され、CA[19..0]とする。符号103はCPU
バスのデータバスである。このバスは本システムでは物
理線で16本のデータ線から構成され、CD[15..
0]とする。符号104はCPUバスのコントロールバ
スである。このバスは本システムでは主にI/Oアクセ
スのための反転IORDと反転IOWR、図示していな
いローカルメモリアクセスのための反転MRDと反転M
WR信号を伝送する。符号105は汎用DMACであ
り、DMA時にDMAアドレスやメモリコントロール信
号等を発生してDMAの制御を行う。
【0016】特に、図5に図示しているDMAC105
の入出力端子としては、次のものがある。
【0017】反転IORD/WR端子;ホスト(本シス
テムの場合CPUバス上のCPU)101が、DMAC
105内部のレジスタのリード/ライトを行うときに出
力される信号を入力する。または、DMA時にはI/O
デバイス107に入力されるリード/ライト信号を出力
する。
【0018】反転MRD/WR端子;DMA時にメモリ
108に入力されるリード/ライト信号を出力する。
【0019】D[15..0]端子;ホスト101とD
MAC105内部のレジスタのデータの入出力を行う。
【0020】A[3..0]端子;ホスト101が、D
MAC105内部のレジスタのリード/ライトを行うと
きにレジスタを選択するために入力する。DMA時は、
DMAアドレスの下位4ビットを出力する。
【0021】A[19..4]端子;DMA時に、DM
Aアドレスの上位16ビットを出力する。
【0022】反転CS端子;I/Oアクセスのためのチ
ップセレクト(CS)信号を出力する。
【0023】DRQ端子;I/Oデバイス107がDM
AサービスをDMAC105に対して要求するときに出
力するDMAリクエスト(DRQ)信号を入力する。
【0024】反転DAK端子;I/Oデバイス107の
DRQ信号(DMAリクエスト信号)に対して、DMA
サービスが許可されたことを知らせるDMAアクノリッ
ジ(DAK)信号を出力する。
【0025】HRQ端子;DMAC105がDMAサー
ビスを実行するにあたって、バスアービタ106に対し
てバス開放要求するときに、バスホールドリクエスト
(HRQ)信号を出力する。
【0026】反転HAK端子;DMAC105が発行し
たバスホールドリクエスト(HRQ)信号に対して、バ
スを開放したことを通知するバスホールドアクノリッジ
(HAK)信号を入力する。
【0027】バスアービタ106は主にDMAC105
のHRQ信号を図示していない画像バス上の他のバスマ
スタのHRQ信号を見て、バスの調停を行う。特に、バ
スアービタ106の図示している入出力端子としては次
のものがある。
【0028】反転IOEN端子;ホスト101からのI
/Oアクセスを許可する(IOEN)信号を入力する。
【0029】RDY端子;ホスト101に対してI/O
アクセスが許可されたことを通知するレディ(RDY)
信号を出力する。
【0030】HRQ端子;DMAC105がDMAサー
ビスを実行するにあたって出力するバスホールドリクエ
スト(HRQ)信号を入力する。
【0031】反転HAK端子;DMAC105が発行し
たバスホールドリクエスト(HRQ)信号に対して、バ
スを開放したことを通知するバスホールドアクノリッジ
(HAK)信号を出力する。
【0032】I/Oデバイス107は自らDMA機能を
もたないデータ処理装置等であり、例えば、本実施例で
は画像メモリ108に蓄積された画像データをDMAC
105の制御によるDMA転送で取り入れて、そのデー
タに何らかの処理をして、再びDMAC105の制御に
よるDMA転送で画像メモリ108に書き込む。I/O
デバイス107はDRQ信号を有効にすることにより、
DMA転送をDMAC105に要求する。DMAC10
5はDRQ信号が有効であることを検知すると、バスア
ービタ106にHRQ信号を出力して、これによりバス
が開放されると反転DAK信号を有効にして、I/Oデ
バイス107にDMAサービスが実行されたことを通知
する。この様子は、前述の従来例の図3のタイミングチ
ャートと同様である。
【0033】画像メモリ108は画像バス109〜11
1に接続されて画像データの格納を行っている。符号1
09は画像バスのアドレスバスであり、本システムでは
物理線で20本のアドレス線から構成され、MA[1
9..0]とする。符号110は画像バスのデータバス
であり、本システムでは物理線で16本のデータ線から
構成され、MD[15..0]とする。符号111は画
像バスのコントロールバスであり、本システムでは主に
画像メモリアクセスのための反転MRD信号と反転MW
R信号を伝送する。
【0034】符号112はトライステートバッファAで
あり、その入力端にCPUバス102のCA[3..
0]を、その出力端にDMAC105のA[3..0]
を接続して、かつそのアウトプットイネーブルにバスア
ービタ106の反転IOEN信号を入力する。符号11
3はトライステートバッファBであり、その入力端に上
記A[3..0]を、その出力端に画像バス109のM
A[3..0]を接続して、かつそのアウトプットイネ
ーブルにバスアービタ106の反転HAK信号を入力す
る。符号114はトライステートバッファCであり、そ
の入力端にDMAC105への反転CS信号やCPUバ
ス104の反転IORD/IOWR信号を入力し、その
出力端にDMAC105の反転CS入力端子や反転IO
RD/IOWR入力端子に接続して、そのアウトプット
イネーブルにバスアービタ106の反転IOEN信号を
入力する。
【0035】図6は、図5のバスアービタ106の動作
を示すタイミングチャートである。図6の(a)の波形
はCPU101からDMAC105へのI/Oアクセス
が単独で発生した場合のタイミングを示している。この
場合、バスアービタ106は反転CS信号と反転IOR
D信号、または反転CS信号と反転IOWR信号の論理
積が真となった時に、反転IOEN信号を有効にする。
反転IOEN信号が有効になると、トライステートバッ
ファA(112)とC(114)とが出力状態となり、
DMAC105に反転CS信号や反転IORD/IOW
RやI/OアドレスなどのI/Oアクセスに必要な信号
が入力される。また、上記反転IOEN信号が有効にな
ると、しばらくのディレイを伴ってバスアービタ106
から出力するRDY信号も有効になる。このRDY信号
はCPUコントロールバス104を介してCPU101
に入力されており、CPU101はこのRDY信号が有
効になったことを検知後、一定時間後にI/Oアクセス
を終了する。
【0036】図6の(b)の波形はDMAC105のH
RQ信号が単独で発生した場合のタイミングを示してい
る。この場合、バスアービタ106はHRQ信号が有効
になると、反転HAK信号を有効にする。反転HAK信
号が有効になると、トライステートバッファB(11
3)が出力状態となり、DMAアドレスの下位4ビット
を画像バスのアドレスバス109に出力する。このバッ
ファ113は、DMAC105へのI/Oアクセスによ
るアドレスと、画像バス上のDMAC以外のバスマスタ
がバス権を持って画像バス109〜111をアクセスし
ているときに出力されるアドレスとが衝突しないように
するためのものである。
【0037】図6の(c)の波形は反転HAK信号が有
効中にI/Oアクセスが発生した場合のタイミングチャ
ートを示している。この場合、バスアービタ106はH
RQ信号が先に有効になったので、反転HAK信号を有
効にしている。その途中に反転CS信号と反転IORD
/WR信号の論理積が真となるI/Oアクセスの発生に
よっても、図6の(a)のように直ちに反転IOEN信
号を有効にしない。なぜならば、反転HAK信号が有効
中は、DMAC105がDMAサービスを実行中である
ので、反転IOEN信号を有効にしてトライステートバ
ッファA(112)とC(114)とを各々出力状態に
してしまうと、DMAC105の出力信号と衝突を起こ
して正常に動作しなくなるためである。従って、バスア
ービタ106はHRQ信号が無効になるまで待ち、反転
HAK信号を無効にしてから、反転IOEN信号を有効
にする。当然、RDY信号もこの時点まで無効にしてい
るので、CPU101はこのRDY信号待ちで、I/O
アクセスを引き延ばしている。
【0038】図6の(d)の波形は図6の(c)の場合
とは逆に、I/Oアクセス中にHRQ信号が有効になっ
た場合のタイミングを示している。この場合、バスアー
ビタ106はI/Oアクセスが先だったので、反転IO
EN信号を有効にしている。その途中にHRQ信号が有
効になっても、図6の(b)に示すように直ちに反転H
AK信号を有効にしない。なぜならば、反転IOEN信
号が有効中はトライステートバッファA(112)とC
(114)とが出力状態であるので、反転HAK信号を
有効にしてDMAC105がDMAサービスを実行する
と、DMAC105の出力信号と衝突を起こして正常に
動作しなくなるためである。従って、バスアービタ10
6はI/Oアクセスが終了するまで待ち、反転IOEN
信号を無効にしてから、反転HAK信号を有効にする。
ただし、I/Oアクセスが終了するまで待っている間、
DMAC105以外のバスマスタからのバス開放要求が
あれば、バスアービタ106はその要求に対するアクノ
リッジを返す。
【0039】特に、図面には示して無いが、HRQ信号
が有効になるのとI/Oアクセス発生とが同時に重なっ
た場合には、優先度をあらかじめ決めておいて、その優
先度に応じていずれかを先に処理すれば良い。例えば、
I/Oアクセスの方の優先度を高く決めておけば、バス
アービタ106は図6の(d)のタイミングに準じた動
作を行う。一方、HRQ信号の方の優先度を高く決めて
おけば、バスアービタ106は図6の(c)のタイミン
グに準じた動作を行う。
【0040】上述のように、本発明の第1実施例では、
数本のトライステートバッファ112,113,114
と、簡単な構成のバスアービタ106を汎用DMAC1
05の周辺回路に添えるだけで、汎用DMAC105が
CPUバス102〜104以外のバス109〜111上
で使用できるようになる。また、上記バスアービタ10
6は、DMAC105のI/Oアクセス時も他のバスマ
スタが画像バスを使用できる様に調停するので、I/O
アクセスによる画像バス効率に悪影響がまったく無い。
【0041】(第2実施例)本発明の第2実施例の構成
は図5の第1実施例の構成とほぼ同様であるが、DMA
C105にDMAブレーク機能が備わっている点が異っ
ている。このDMAブレーク機能とは、DMAサービス
実行中に強制的に反転HAK信号が無効にされると、と
りあえず最後のDMAサイクルを保証後に、直ちにHR
Q信号を無効にして、バス権を一旦放棄する機能であ
る。ただし、すぐにHRQ信号を有効にして、バス開放
を要求する。
【0042】図7は本発明の第2実施例におけるバスア
ービタ106の動作を示すタイミングチャートである。
図7において、第1実施例の図6と違うのは(c)のタ
イミングである。その他の(a),(b),(d)のタ
イミングに関しては図6と同様なので説明を省く。
【0043】図7の(c)の波形は、反転HAK信号が
有効中に、I/Oアクセスが発生した場合のタイミング
を示している。この場合、バスアービタ106はHRQ
信号が先に有効になったので、反転HAK信号を有効に
している。その途中に反転CS信号と反転IORD/W
R信号の論理積が真となりI/Oアクセスが発生する
と、現在有効中の反転HAK信号を強制的に無効にす
る。DMAC105は反転HAK信号が無効となると、
上述のDMAブレーク機能によって、とりあえず最後の
DMAサイクルは保証して、その後直ちにHRQ信号を
一旦無効にする。バスアービタ106は、HRQ信号が
無効になると、反転IOEN信号を有効にして、トライ
ステートバッファA(112)とC(114)を出力状
態にして、DMAC105のI/Oアクセスを行う。
【0044】このあいだ、DMAC105は再びHRQ
信号を有効にして、バス開放待ちとなるが、バスアービ
タ106はDMAC105以外のバスマスタからのバス
開放要求があれば、その要求に対するアクノリッジを返
す。特に他のバスマスタからのバス開放要求が無けれ
ば、バスアービタ106はI/Oアクセスが終了するま
で待ち、反転IOEN信号を無効にしてから反転HAK
信号を有効にする。
【0045】上述の本発明の第1実施例では画像バスの
DMACがDMAサービス実行中にI/Oアクセスを行
うと、そのサービスの終了まで待たされるので、画像バ
スの状況次第でCPUバスの効率に影響を及ぼすことが
ある。本発明の第2実施例ではこの点を克服し、CPU
バスと画像バス間での干渉が少なく、バス分離した汎用
DMACを使用したのと同様になる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な周辺回路で、汎用のDMACをCPUの制御下
で、外部バスのDMA制御として使用できるという効果
が得られる。
【0047】すなわち、本発明によれば、バス分離した
汎用DMACと同等に使用できるので、自前でゲートア
レイ等で作成するなどの、費用、時間、労力に多大なロ
スがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CPUバスに接続された従来のDMACのシス
テムの概略を示すブロック図である。
【図2】CPUバスに接続された図1のDMACのシス
テムの信号接続を示すブロック図である。
【図3】図2のDMACとバスアービタ間の信号の様子
を示すタイミングチャートである。
【図4】CPUバスと外部バスに接続された従来の他の
DMACのシステムの概略を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1実施例のシステムの概略を示すブ
ロック図である。
【図6】図5の実施例のバスアービタの動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】本発明の第2実施例のバスアービタの動作を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 CPUアドレスバス 103 CPUデータバス 104 CPUコントロールバス 105 DMAC 106 バスアービタ 107 I/Oデバイス 108 画像メモリ 109 画像アドレスバス 110 画像データバス 111 画像コントロールバス 112 トライステートバッファA 113 トライステートバッファB 114 トライステートバッファC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DMA(直接メモリ転送)アドレス信号
    出力の一部とCPUアドレス信号入力を兼用する端子群
    Aと、CPUデータ信号を入出力する端子群Bと、DM
    Aアドレス信号の残りの部分を出力する端子群Cと、メ
    モリアクセスコントロール信号を入出力する端子群D
    と、I/Oアクセスコントロール信号を入出力する端子
    群Eとを、少なくとも入出力端子として具えたDMAコ
    ントローラの周辺回路であって、 入力端にCPUバスのアドレス線の一部を、出力端に前
    記端子群Aを接続するトライステートバッファAと、 入力端に前記端子群Aを、出力端に外部バスのアドレス
    線の一部を接続するトライステートバッファBと、 入力端に前記CPUバスのアクセスコントロール線を、
    出力端に前記端子群Eを接続するトライステートバッフ
    ァCと、 前記DMAコントローラからのバス開放要求とCPUか
    ら該DMAコントローラへのI/Oアクセスとを調停す
    る調停回路と、 を具備したことを特徴とするDMAコントローラ周辺回
    路。
JP4147893A 1993-03-02 1993-03-02 Dmaコントローラ周辺回路 Pending JPH06259372A (ja)

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