JPH06259251A - 間引きレジスタ制御回路 - Google Patents

間引きレジスタ制御回路

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JPH06259251A
JPH06259251A JP5048923A JP4892393A JPH06259251A JP H06259251 A JPH06259251 A JP H06259251A JP 5048923 A JP5048923 A JP 5048923A JP 4892393 A JP4892393 A JP 4892393A JP H06259251 A JPH06259251 A JP H06259251A
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mask
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JP5048923A
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English (en)
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Masahiko Ichinose
雅彦 一ノ瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ハードウェアで間引き処理を実現
し、同処理能力を向上させることでシステム全体から見
た制御部の処理能力を向上させることを目的とする。 【構成】 ハードウェアで、制御部101から書き込み
可能なレジスタであるマスクレジスタ104、及びデー
タレジスタ103と制御部101から間引き結果が読み
出し可能な間引きデータレジスタ108、及びビットシ
フト回路、間引きデータレジスタリードサイクル制御回
路を設けることで、間引き処理における制御部の一連の
処理としては、マスクレジスタ104へのマスクデータ
セット、データレジスタ103への原画データのセッ
ト、及び間引きレジスタ707からの間引きデータの読
み出しとなり、制御部の間引き処理が大幅に軽減され、
システム全体から見た制御部の処理能力が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサ等
を使用したシステムに応用される画像データ等の間引き
処理を行う間引きレジスタ制御回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の8ビット長のデータの間引
き処理のフローチャートを示し、図8に図7に従った従
来のデータ間引き処理動作説明図を示す。従来、データ
間引きはソフトウェアで、マイクロプロセッサ等の中央
制御部(以下制御部と略す)の内部に具備されたレジス
タとデータシフト命令を使うことで実現している。
【0003】図8において701は8ビット長の原画デ
ータがセットされるデータレジスタであり、702はデ
ータレジスタ701にセットされる原画データのビット
ごとに対応して、間引きするか否かを設定するマスクレ
ジスタである。なおマスクレジスタ702への設定は間
引く場合に“0”(ノンマスク)をセットし、データを
残す場合は“1”(マスク)をセットすることとする。
【0004】次に703はマスクレジスタ702へセッ
トされたマスクデータにより、データレジスタ701に
セットされた8ビットの原画データが単純間引きされた
結果を格納する単純間引きレジスタであり、704は単
純間引きレジスタ703のデータビット2をデータビッ
ト0までシフトしたシフトビットであり、705は単純
間引きレジスタ703のデータビット4をデータビット
1までシフトしたシフトビットであり、706は単純間
引きレジスタ703のデータビット6をデータビット2
までシフトしたシフトビットであり、707はシフトビ
ット704、シフトビット705、及びシフトビット7
06を和算し、その結果を間引きデータとして格納する
間引きレジスタである。
【0005】以下、制御部による従来の間引き処理を図
7,図8を用いて説明する。まず制御部によりデータレ
ジスタ701に間引き対象の原画データBA(H)をセ
ットする。次に制御部よりマスクレジスタ702へデー
タレジスタ701にセットされた各データビットに対応
し、データビットを残す場合にはマスク値“1”をセッ
ト、データビットを間引く場合はノンマスク値“0”を
セットするという規則に基づき、54(H)をセットす
る。
【0006】次に制御部からマスクレジスタ702に5
4(H)がセットされるとデータレジスタ701にセッ
トされている原画データのビットと比較し、規則に基づ
き単純間引き結果を単純間引きレジスタ703に格納す
る。
【0007】次に単純間引きされたデータのみを下位ビ
ット方向に詰め込むため制御部はまず単純間引きレジス
タ703のデータビット2に格納されているデータビッ
トをデータビット0へ2ビットシフトさせ(ビットシフ
ト処理1)、次に単純間引きレジスタ703のデータビ
ット4に格納されているデータをデータビット1へ3ビ
ットシフトさせ(ビットシフト処理2)、次に単純間引
きレジスタ703のビット位置6に格納されているデー
タをデータビット2へ4ビットシフトさせ(ビットシフ
ト処理3)、それぞれシフトビット704、シフトビッ
ト705、シフトビット706を形成し、シフトビット
704,705,706を和算して、和算結果を間引き
レジスタ707にセットして、一連の間引き処理を完了
する。
【0008】以上がデータ間引き処理における従来例で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の間引き処理方法では、データバス長が16ビット、
32ビットと長くなったり、マスクレジスタ702に設
定されるマスクビット数が増加した場合、ビットシフト
処理数、シフトビット数が増加するため、間引き処理時
間が多くの時間を費やすことになり、システム全体から
見た制御部の処理能力が格段に低下するという問題点を
有していた。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解消するも
ので、ハードウェアで間引き処理を実現し、同処理能力
を向上させることでシステム全体から見た制御部の処理
能力を向上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】課題解決のため、制御部
から書き込み可能なレジスタであるマスクレジスタ、及
びデータレジスタと制御部から間引き結果が読み出し可
能な間引きデータレジスタ、及びビットシフト回路、間
引きデータレジスタリードサイクル制御回路を設けるこ
とで、間引き処理における制御部の一連の処理として
は、マスクレジスタへのマスクデータセット、データレ
ジスタへの原画データのセット、及び間引きレジスタか
らの間引きデータの読み出しとなる。
【0012】
【作用】上記手段を用いることで、従来例における課題
発生要因ビットシフト処理数、シフトビット数に関わり
なく、一定の処理時間でかつ制御部から簡単に間引き処
理を実現することができるので、制御部の間引き処理が
大幅に軽減され、システム全体から見た制御部の処理能
力が向上する。
【0013】
【実施例】図1に本発明の間引きレジスタ制御回路のブ
ロック図を示す。
【0014】図1において101はマイクロプロセッサ
等の中央制御部(以下、制御部と略す)であり、102
は本発明の構成においてマスタクロックを発生するクロ
ック部であり、103は制御部101より画像等のパラ
レルデータ(以下データと略す)の間引き処理を行うた
め、制御部101からデータを書き込むデータレジスタ
であり、104はデータレジスタ103に書き込まれた
データのビット(以下データビットとする)ごとに対応
して、データビットをマスクするか、間引きするか否か
を決定するマスクデータの各ビットを制御部101より
パラレルでセットするための間引きマスクレジスタ(以
下マスクレジスタと略す)であり、105は制御部10
1からデータレジスタ103へパラレルに書き込まれた
データをシリアルデータに変換する第1P/S部であ
り、106は制御部101からマスクレジスタ104に
書き込まれたマスクデータをシリアルマスクデータに変
換する第2P/S部であり、107は第1P/S部10
5から出力されるシルアルデータからシリアルマスクデ
ータをもとにマスクされるデータのみを取り出し、間引
きパラレルデータに変換するS/P部であり、108は
S/P部107より出力された間引きパラレルデータを
制御部101から直接読み出すことができるように構成
された間引きデータレジスタであり、109は第1P/
S部105及び第2P/S部106におけるパラレル/
シリアル変換の起動タイミング1、及びS/P部107
におけるシリアル/パラレル変換の起動タイミング2の
発生と制御部101から間引きデータレジスタ108を
読み出す際、読み出しサイクル長の制御を行う間引きコ
ントロール部であり、110は第2P/S部106から
出力されるシリアルマスクデータとクロック部102か
ら出力されるマスタクロックと間引きコントロール部1
09から出力される起動タイミング2を取り込んでS/
P部107用タイミングクロックを生成するS/Pクロ
ック部である。
【0015】また111はクロック1信号線、112は
クロック2信号線、113はデータレジスタライト信号
線、114はマスクレジスタライト信号線、115は間
引きデータレジスタリード信号線である。
【0016】また116はサイクル制御信号線、117
は起動タイミング1信号線、118は起動タイミング2
信号線、119はパラレルデータ信号線、120はパラ
レルマスクデータ信号線、121はシリアルデータ信号
線、122はシリアルマスクデータ信号線、123はS
/Pタイミングクロック信号線、124は間引きパラレ
ルデータ信号線であり、125は8ビット幅のデータバ
ス信号線である。
【0017】図2は本実施例における間引きのフローチ
ャートを示すもので、まず、マスクレジスタ104にマ
スクビットをセット(ステップA)し、ステップB,C
においてデータレジスタ103へ原画データをセット
し、間引きデータレジスタ108から読み出す。
【0018】次に図3に図1の間引きレジスタ回路ブロ
ック動作を説明するタイミングチャートを示し(表1)
にS/Pクロック部110における入出力真理値表を示
し、図4に制御部101からデータレジスタ103、マ
スクレジスタ104へのセット条件及び同セット条件に
基づき間引き結果が格納される間引きデータレジスタ1
08の状態を示し、図5,図6にS/P部107の動作
説明図を示す。
【0019】
【表1】
【0020】図3において111aはクロック1信号線
111上にクロック部102より出力され間引きコント
ロール部109、S/Pクロック部110、第1P/S
部105、及び第2P/S部106に供給されるクロッ
ク1信号であり、112aはクロック1信号111aに
同期し、かつクロック1信号111aの1/2クロック
であるクロック2信号であり、113aは制御部101
からデータレジスタ103に画像等の原画データをセッ
トする際に必要なデータレジスタライト信号であり、1
14aは制御部101からマスクレジスタ104にマス
クデータをセットする際に必要なマスクレジスタライト
信号であり、115aは制御部101から間引きデータ
レジスタ108を読み出す際に必要な間引きデータレジ
スタリード信号であり、116aは制御部101から間
引きデータレジスタ108の読み出しサイクル長を制御
するサイクル制御信号であり、117aは第1P/S部
105、第2P/S部106におけるパラレル/シリア
ル変換開始タイミングを決定する起動タイミング1信号
であり、118aはS/P部107におけるシリアル/
パラレル変換開始タイミングを決定するため、間引きコ
ントロール部109から起動タイミング2信号線118
を介してS/Pクロック部110へ供給される起動タイ
ミング2信号であり、119aは制御部101からデー
タレジスタ103に書き込む際、データレジスタ103
でラッチされた結果がデータレジスタ103より8ビッ
ト幅で出力されるパラレルデータ信号であり、120a
は制御部101からマスクレジスタ104に書き込む
際、マスクレジスタ104でラッチされた結果がマスク
レジスタ104より8ビット幅で出力されるパラレルマ
スクデータ信号であり、121aはクロック1信号11
1aと起動タイミング1信号117aに従い、第1P/
S部105でパラレルデータ信号119aをシリアル変
換した出力結果であるシリアルデータ信号であり、12
2aはクロック1信号111aと起動タイミング1信号
117aに従い、第2P/S部106でパラレルマスク
データ信号120aをシリアル変換した出力結果である
シリアルマスクデータ信号であり、125aは8ビット
のデータバスである。
【0021】また123aは(表1)の真理値表に基づ
きS/P部107用タイミングとしてS/Pクロック部
110から出力するS/Pタイミングクロック信号であ
り、124a,124b,124c,124d,124
e,124f,124g,124hはS/Pタイミング
クロック信号123aに従い、S/P部107でシリア
ルデータ信号121aをパラレル交換した出力結果であ
る、間引きパラレルデータビット0信号、間引きパラレ
ルデータビット1信号、間引きデータビット2信号、間
引きパラレルデータビット3信号、間引きパラレルデー
タビット4信号、間引きパラレルデータビット5信号、
間引きパラレルデータビット6信号、間引きパラレルデ
ータビット7信号である。
【0022】また130aは制御部101からマスクレ
ジスタ104へのマスクデータの書き込み期間を示すマ
スクレジスタライトサイクルであり、131aは制御部
101からデータレジスタ103へのデータの書き込み
期間を示すデータレジスタライトサイクルであり、13
2aは制御部101から間引きデータレジスタ108へ
の読み出し期間及び間引き処理期間を示す間引きデータ
レジスタリード及び間引き処理サイクルである。
【0023】次に図4において401は本実施例におけ
る制御部101から8ビット幅でマスクレジスタ104
へセットされるマスクレジスタ設定値(54(H))を
示し、402は本実施例における制御部101から8ビ
ット幅でデータレジスタ103へセットされるデータレ
ジスタ設定値(EE(H))を示し、403は本実施例
により間引きデータレジスタ108にセットされる間引
きデータ値(05(H))を示す。また図5の801は
S/P部107の入出力信号図を示し、図6の802は
S/P部107における入出力真理値表を示し、803
は間引きパラレルデータ信号線124に出力される間引
きパラレルデータである。
【0024】以下、図1〜図6に従い、データバス信号
線125のバス幅は8ビットとして、本発明の間引きレ
ジスタ制御回路の一実施例を説明する。
【0025】まずマスクレジスタライトサイクル130
aにおいて制御部101からマスクレジスタ104へデ
ータバス信号線125を介してマスクデータ54(H)
が、マスクレジスタライト信号線114を介してマスク
レジスタライト信号114a(アクティブ ロー)が第
1のクロック2信号112aの立ち下がりでアクティブ
になる。
【0026】次に、制御部101では第2のクロック2
信号112aの立ち下がりで間引きコントロール部10
9から出力されるサイクル制御信号116aのハイレベ
ルをサンプルし、第3のクロック2信号112aの周期
でマスクレジスタライトサイクル130aを終了するこ
とを認知する。
【0027】次に第3のクロック2信号112aの立ち
下がりでマスクレジスタライト信号114a(アクティ
ブ ロー)をインアクティブにして(ローからハイに立
ち上げて)、マスクレジスタライト信号114aの立ち
上がりエッジにより、マスクデータ54(H)をラッチ
し、第3クロック2信号112aの周期で制御部101
からのマスクデータの出力を終息させることで、マスク
レジスタライトサイクル130aが終了し、マスクレジ
スタ104にはマスクレジスタ設定値401がセットさ
れる。
【0028】次にデータレジスタライトサイクル131
aにおいて制御部101からデータレジスタ103へデ
ータバス信号線125を介してデータEE(H)が、デ
ータレジスタライト信号線113を介してデータレジス
タライト信号113a(アクティブ ロー)が第1クロ
ック2信号112aの立ち下がりでアクティブになる。
【0029】次に、制御部101では第2クロック2信
号112aの立ち下がりで間引きコントロール部109
から出力されるサイクル制御信号116aのハイレベル
をサンプルし、第3クロック2信号112aの周期でデ
ータレジスタライトサイクル131aを終了することを
認知する。
【0030】次に第3クロック2信号112aの立ち下
がりでデータレジスタライト信号113a(アクティブ
ロー)をインアクティブにして(ローからハイに立ち
上げて)、データレジスタライト信号113aの立ち上
がりエッジにより、データEE(H)をラッチし、第3
クロック2信号112aの周期で制御部101からのデ
ータの出力を終息させることで、データレジスタライト
サイクル131aが終了し、データレジスタ103には
前記データレジスタ設定値402がセットされる。
【0031】次にデータレジスタライトサイクル131
aに続いてデータの間引き結果を制御部101へ取り込
むための制御部101から間引きデータレジスタ108
の読み出し処理の動作と、マスクレジスタライトサイク
ル130aとデータレジスタライトサイクル131aで
制御部101からデータレジスタ103、及びマスクレ
ジスタ104に書き込まれたセットデータをもとにした
間引き処理の動作説明を間引きデータレジスタリード及
び間引き処理サイクル132aで以下に記述する。
【0032】第一に間引きデータレジスタリード及び間
引き処理サイクル132aにおいて、間引き処理動作を
説明する。
【0033】まずパラレルデータ信号線119、パラレ
ルマスクデータ信号線120にはデータレジスタ10
3、マスクレジスタ104にセットされたデータEE
(H)、54(H)がそのままパラレルデータ信号11
9a、パラレルマスクデータ信号120aとして出力さ
れる。
【0034】次に間引きコントロール部109はデータ
レジスタライト信号113a(アクティブ ロー)がロ
ーからハイになったことをクロック2信号112aの立
ち下がりで検出し、サイクル制御信号116a(アクテ
ィブ ハイ;ハイでサイクル終了を制御部101に送信
する。ノーマルハイレディ信号で間引き処理中のみロー
レベルに立ち下げる)をハイからローに立ち下げる。
【0035】次にパラレルデータ信号119a、パラレ
ルマスクデータ信号120aを第1P/S部105、第
2P/S部106でシリアル形式に変換するため、間引
きコントロール部109からクロック1信号111aに
同期し、第3クロック1信号111aの立ち下がりから
第4クロック1信号111aの立ち下がりまでローに維
持された起動タイミング1信号117a(アクティブ
ロー)を第1P/S部105、第2P/S部106に入
力する。
【0036】第1P/S部105、第2P/S部106
に起動タイミング1信号117a(アクティブ ロー)
が入力されると、第1P/S部105、第2P/S部1
06は第4のクロック1信号111aの立ち下がりで、
パラレルデータ信号119a、パラレルマスクデータ信
号120aが取り込み、まずマスクレジスタ設定値40
1、及びデータレジスタ設定値402の各ビット7デー
タがシリアルマスクデータ信号線122、及びシリアル
データ信号線121に出力され、以降マスクレジスタ設
定値401、及びデータレジスタ設定値402の各ビッ
ト0データまでクロック1信号111aの立ち下がりに
同期したシリアルマスクデータ信号122a、及びシリ
アルデータ信号121aが順々にそれぞれ第2P/S部
106、第1P/S部105から出力される。
【0037】次に間引き処理するためシリアルデータ信
号121aをS/P部107に入力する。一方S/Pク
ロック部110では、間引きコントロール部109で生
成されるクロック1信号111aの立ち下がりに同期し
た起動タイミング2信号118a(アクティブ ハイ)
とクロック1信号111aとシリアルマスクデータ信号
122aを入力し、(表1)の真理値に従って、S/P
タイミングクロック信号123aを生成しS/P部10
7に入力する。すなわちシリアルマスクデータ信号12
2aが“1”の時のみ、クロックパルスを発生している
のがS/Pタイミングクロック信号123aである。
【0038】次にS/P部107はシフトレジスタで構
成されており、図5に示すように、シリアルデータ信号
121a、S/Pタイミングクロック信号123a、デ
ータレジスタライト信号113aの入力信号条件から間
引きパラレルデータビット0信号124a、間引きパラ
レルデータビット1信号124b、間引きパラレルデー
タビット2信号124c、間引きパラレルデータビット
3信号124d、間引きパラレルデータビット4信号1
24e、間引きパラレルデータビット5信号124f、
間引きパラレルデータビット6信号124g、間引きパ
ラレルデータビット7信号124hを図6の入出力真理
値表802に従い出力し、間引き処理を実現している。
【0039】まずS/Pタイミングクロック信号123
aの第1の立ち上がりでシリアルデータ信号121aの
ビット6のデータ(ハイレベルデータ)が、取り込ま
れ、間引きパラレルデータビット0信号124aがロー
からハイへ変化する。
【0040】次にS/Pタイミングクロック信号123
aの第2の立ち上がりで間引きパラレルデータビット0
信号124aのハイレベルデータが取り込まれ、間引き
パラレルデータビット1信号124bがローからハイへ
変化すると同時に、シリアルデータ信号121aのビッ
ト4のデータ(ローレベルデータ)が取り込まれて、間
引きパラレルデータビット0信号124aがハイからロ
ーに変化する。
【0041】次にS/Pタイミングクロック信号123
aの第3の立ち上がりで間引きパラレルデータビット1
信号124bのハイレベルデータが取り込まれ、間引き
パラレルデータビット2信号124cがローからハイへ
変化し、間引きパラレルデータビット0信号124aの
ローレベルデータが取り込まれ、間引きパラレルデータ
ビット1信号124bがハイからローへ変化すると同時
にシリアルデータ信号121aのビット2のデータ(ハ
イレベルデータ)が取り込まれて、間引きパラレルデー
タビット0信号124aがローからハイに変化する。以
降S/Pタイミングクロック信号123aが発生しない
ため、間引きパラレルデータ信号線124上には、間引
きパラレルデータ803に示す間引きデータ(05
(H))が保持され、その値(05(H))がそのまま
間引きデータレジスタ108に間引きデータ値403が
セットされ、間引きコントロール部109は、サイクル
制御信号116aをローからハイへ変化させることで一
連の間引き処理を終了させる。
【0042】第二に間引きデータレジスタリード及び間
引き処理サイクル132aにおいて、間引きデータレジ
スタリード動作を説明する。
【0043】制御部101からデータレジスタ103へ
の書き込み直後に制御部101から間引きデータレジス
タ108への読み出し処理が開始されると、制御部10
1は間引きデータレジスタリード信号115a(アクテ
ィブ ロー)をクロック2信号112aの立ち下がりで
ローに立ち下げる。
【0044】しかしながら、通常の読み出しサイクル
(クロック2信号112aの3周期分)では間引きデー
タ値403が確定していないため、間引きコントロール
部109からのサイクル制御信号116a(ローで間引
き処理中であることを示す)を制御部101においてク
ロック2信号112aの立ち下がりでサンプルし、サン
プル値がローである場合、通常読み出しサイクルを引き
延ばし、サンプル値がハイになった次のクロック2信号
112a周期まで間引きデータレジスタリード信号11
5a(アクティブ ロー)をローレベルを保持し、前述
した間引き処理により間引きデータレジスタ108にセ
ットされた間引きデータ(05(H))をクロック2信
号112aの立ち下がりで制御部101で読み取って読
み出しサイクルを終了する。
【0045】
【発明の効果】本発明により前記従来例における課題発
生原因のもととなるビットシフト処理数、シフトビット
数に関わりなく、一定の処理時間でかつ制御部から簡単
に間引き処理を実現することができるので、制御部の間
引き処理が大幅に軽減され、システム全体から見た制御
部の処理能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における間引きレジスタ制御
回路の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例における間引き動作の概略を
示すフローチャート
【図3】本発明の一実施例における各信号線上の信号の
タイミングチャート
【図4】本発明の一実施例におけるレジスタセット値の
例を示す図
【図5】本発明の一実施例におけるS/P部の入出力信
号を示す図
【図6】本発明の一実施例におけるS/P部の動作を示
す図
【図7】従来の間引き動作の制御手順を示すフローチャ
ート
【図8】従来の間引き処理動作説明図
【符号の説明】
101 制御部 102 クロック部 103 データレジスタ 104 マスクレジスタ 105 第1P/S部 106 第2P/S部 107 S/P部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御部と、マスタクロックを発生するクロ
    ック部と前記制御部より画像等のパラレルデータの間引
    き処理を行うため、前記制御部から前記パラレルデータ
    を書き込むデータレジスタと、前記データレジスタに書
    き込まれた前記データのビットごとに対応して、前記デ
    ータビットをマスクするか、間引きするか否かを決定す
    るマスクデータの各ビットを前記制御部よりパラレルで
    セットするためのマスクレジスタと、前記制御部から前
    記データレジスタへパラレルに書き込まれた前記データ
    をシリアルデータに変換する第1P/S部と、前記制御
    部から前記マスクレジスタに書き込まれた前記マスクデ
    ータをシリアルマスクデータに変換する第2P/S部
    と、前記第1P/S部から出力される前記シリアルデー
    タから前記シリアルマスクデータをもとにマスクされる
    データ(以下間引きシリアルデータとする)のみを取り
    出し、間引きパラレルデータに変換するS/P部と、前
    記S/P部より出力された前記間引きパラレルデータを
    前記制御部から直接読み出すことができるように構成さ
    れた間引きデータレジスタと、前記第1P/S部及び第
    2P/S部におけるパラレル/シリアル変換の第1起動
    タイミング、及び前記S/P部におけるシリアル/パラ
    レル変換の第2起動タイミングの発生と前記制御部から
    前記間引きデータレジスタを読み出す際、読み出しサイ
    クル長の制御を行う間引きコントロール部と、前記第2
    P/S部から出力されるシリアルマスクデータと前記ク
    ロック部からのマスタクロックと前記第2起動タイミン
    グを取り込んで前記S/P部用クロックを生成するS/
    Pクロック部から構成される装置において、前記間引き
    コントロール部による制御のもと、前記第1P/S部、
    前記第2P/S部、及び前記S/P部における前記デー
    タの間引き処理中の前記制御部から前記間引きデータレ
    ジスタへの読みだしサイクルを前記S/P部から出力さ
    れる前記間引きパラレルデータが前記間引きレジスタへ
    完全にセットされるまで、引き延ばすことを特徴とする
    間引きレジスタ制御回路。
  2. 【請求項2】前記間引きコントロール部による制御のも
    と、前記第1P/S部、前記第2P/S部、前記S/P
    クロック部、及び前記S/P部により、前記マスクデー
    タに従い、前記データからマスクされるべき前記間引き
    パラレルデータをパラレル形式に変換して前記間引きデ
    ータレジスタにセットする際、前記制御部から前記マス
    クレジスタへ任意のビット位置にマスク指定される任意
    のマスクビット数nに対し、前記間引きパラレルデータ
    が前記間引きデータレジスタのビット配列におけるn−
    1データビット位置から下位方向へ順々に最下位ビット
    まで自動的に詰め込む制御を行う間引きデータシフト回
    路と、前記データレジスタと同一ビット幅の前記マスク
    レジスタを具備することで、前記マスクレジスタへの任
    意のビット位置にマスク指定されるマスクビット指定数
    mの数に関わらず一定の時間で間引きを行うことを可能
    にした請求項1記載の間引きレジスタ制御回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013190929A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Denso Corp マイクロコンピュータ
JP2013190930A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Denso Corp マイクロコンピュータ

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JP2013190929A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Denso Corp マイクロコンピュータ
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