JPH06259188A - トラックボールの出力制御装置 - Google Patents
トラックボールの出力制御装置Info
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- JPH06259188A JPH06259188A JP5049084A JP4908493A JPH06259188A JP H06259188 A JPH06259188 A JP H06259188A JP 5049084 A JP5049084 A JP 5049084A JP 4908493 A JP4908493 A JP 4908493A JP H06259188 A JPH06259188 A JP H06259188A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型軽量のトラックボールを用いながらも操作
の負担を格段に軽減できるトラックボールの出力制御装
置を提供する。 【構成】タッチセンス回路がボールに人体が接触してい
るのを検出した時に、この検出信号により、セレクタ回
路が、トラックボールのボールの回転方向および回転量
を検出する回転検出手段の出力信号を選択して出力し、
且つメモリが、書き込みモードに設定されて回転検出手
段の出力信号をサンプリングして格納する。次にボール
から手を離すと、この非接触を検出したタッチセンス回
路の検出信号により、メモリが読み出しモードに設定さ
れてそれまでの格納済みのデータを出力し、且つセレク
タ回路が、メモリの出力信号を選択して出力する。従っ
て、ボールを所望方向に僅かに回転させた後に手を離す
と、恰もボールに疑似的な大きな慣性力が与えられたの
のと同様の出力信号を得られる。
の負担を格段に軽減できるトラックボールの出力制御装
置を提供する。 【構成】タッチセンス回路がボールに人体が接触してい
るのを検出した時に、この検出信号により、セレクタ回
路が、トラックボールのボールの回転方向および回転量
を検出する回転検出手段の出力信号を選択して出力し、
且つメモリが、書き込みモードに設定されて回転検出手
段の出力信号をサンプリングして格納する。次にボール
から手を離すと、この非接触を検出したタッチセンス回
路の検出信号により、メモリが読み出しモードに設定さ
れてそれまでの格納済みのデータを出力し、且つセレク
タ回路が、メモリの出力信号を選択して出力する。従っ
て、ボールを所望方向に僅かに回転させた後に手を離す
と、恰もボールに疑似的な大きな慣性力が与えられたの
のと同様の出力信号を得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパーソナルコン
ピュータの表示部への指示入力手段として用いられるト
ラックボールに対する出力制御装置に関するものであ
る。
ピュータの表示部への指示入力手段として用いられるト
ラックボールに対する出力制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータの入力装置としてキ
ーボードが一般的に採用されていたが、近年では操作性
の良いポインティングデバイスとしてマウスやトラック
ボールが普及している。このトラックボールとして外付
け型のものの外観を図3に例示している。このトラック
ボール(1)は、操作用ボール(2)が、その半部を機
器本体(5)の中央部内に没入して回転自在に装設さ
れ、機器本体の表面上端部に実行用および取消用等の押
釦(3),(4)が配設され、コード線(4)によりコ
ンピュータに接続される外観を有している。
ーボードが一般的に採用されていたが、近年では操作性
の良いポインティングデバイスとしてマウスやトラック
ボールが普及している。このトラックボールとして外付
け型のものの外観を図3に例示している。このトラック
ボール(1)は、操作用ボール(2)が、その半部を機
器本体(5)の中央部内に没入して回転自在に装設さ
れ、機器本体の表面上端部に実行用および取消用等の押
釦(3),(4)が配設され、コード線(4)によりコ
ンピュータに接続される外観を有している。
【0003】そして、トラックボール(2)の回転量検
出用センサとして、機器本体(5)内にX軸用とY軸用
の2系統のロータリエンコーダ(図示せず)を備えてお
り、この両ロータリエンコーダは、それぞれ出力系統と
して2本の信号線を有しており、この各々2種の信号の
位相関係に基づいてホストコンピュータがボール(2)
の回転方向を検出するとともに、出力パルス数に基づい
てその回転量を検出し、そのX軸およびY軸の回転方向
とそれらの各回転量に応じて表示部の表示画面のカーソ
ルが移動される。
出用センサとして、機器本体(5)内にX軸用とY軸用
の2系統のロータリエンコーダ(図示せず)を備えてお
り、この両ロータリエンコーダは、それぞれ出力系統と
して2本の信号線を有しており、この各々2種の信号の
位相関係に基づいてホストコンピュータがボール(2)
の回転方向を検出するとともに、出力パルス数に基づい
てその回転量を検出し、そのX軸およびY軸の回転方向
とそれらの各回転量に応じて表示部の表示画面のカーソ
ルが移動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のトラックボール
(1)は、同種の指示入力手段であるマウスが底面から
突出しているボールを所望方向に転動させるよう机上を
移動操作するものであるのに比較して、机上に固定的に
載置した状態でボール(2)を回転操作でき、机上にス
ペースを要しない利点を有している。然し乍ら、カーソ
ル位置の移動量が大きい場合には、操作者が何度もボー
ル(2)を回転操作しなければならない欠点がある。そ
こで、ボール(2)を、勢いよく回転させることにより
慣性力で回転するよう設けることが考えられるが、その
ようにするには、ボール(2)として径が大きく且つ重
量の比較的大きなものを用いる必要があるので、トラッ
クボール(1)全体の形状が大型化且つ重量化して実用
的でなくなる。
(1)は、同種の指示入力手段であるマウスが底面から
突出しているボールを所望方向に転動させるよう机上を
移動操作するものであるのに比較して、机上に固定的に
載置した状態でボール(2)を回転操作でき、机上にス
ペースを要しない利点を有している。然し乍ら、カーソ
ル位置の移動量が大きい場合には、操作者が何度もボー
ル(2)を回転操作しなければならない欠点がある。そ
こで、ボール(2)を、勢いよく回転させることにより
慣性力で回転するよう設けることが考えられるが、その
ようにするには、ボール(2)として径が大きく且つ重
量の比較的大きなものを用いる必要があるので、トラッ
クボール(1)全体の形状が大型化且つ重量化して実用
的でなくなる。
【0005】そこで本発明は、小型軽量のトラックボー
ルを用いながらも操作の負担を軽減できるようなトラッ
クボールの出力制御装置を提供することを技術的課題と
するものである。
ルを用いながらも操作の負担を軽減できるようなトラッ
クボールの出力制御装置を提供することを技術的課題と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した各課
題を達成するための技術的手段として、トラックボール
の出力制御装置を次のように構成した。即ち、回転操作
されるボールと、該ボールの回転方向および回転量を検
出して出力する回転検出手段とを備えたトラックボール
における前記ボールの回転に伴う前記回転検出手段の出
力信号を制御する装置であって、前記回転検出手段の出
力信号をサンプリングして格納し且つ出力するメモリ
と、前記ボールに人体が接触したか否かを検出出力する
タッチセンス回路と、このタッチセンス回路から接触の
検出信号の出力時に前記メモリを書き込みモードに、且
つ無接触の検出信号の出力時に前記メモリを読み出しモ
ードに択一的に設定するメモリコントロール回路と、前
記タッチセンス回路から接触の検出信号の出力時に前記
回転検出手段の出力信号を、且つ無接触の検出信号の出
力時に前記メモリからの読み出し信号をそれぞれ選択し
て表示部のカーソル移動信号等を出力するセレクタ回路
とを備えてなることを特徴として構成されている。
題を達成するための技術的手段として、トラックボール
の出力制御装置を次のように構成した。即ち、回転操作
されるボールと、該ボールの回転方向および回転量を検
出して出力する回転検出手段とを備えたトラックボール
における前記ボールの回転に伴う前記回転検出手段の出
力信号を制御する装置であって、前記回転検出手段の出
力信号をサンプリングして格納し且つ出力するメモリ
と、前記ボールに人体が接触したか否かを検出出力する
タッチセンス回路と、このタッチセンス回路から接触の
検出信号の出力時に前記メモリを書き込みモードに、且
つ無接触の検出信号の出力時に前記メモリを読み出しモ
ードに択一的に設定するメモリコントロール回路と、前
記タッチセンス回路から接触の検出信号の出力時に前記
回転検出手段の出力信号を、且つ無接触の検出信号の出
力時に前記メモリからの読み出し信号をそれぞれ選択し
て表示部のカーソル移動信号等を出力するセレクタ回路
とを備えてなることを特徴として構成されている。
【0007】
【作用】トラックボールに触手して所望の方向に回転操
作すると、人体がボールに接触したのをタッチセンス回
路が検出して接触検出信号を出力する。その検出信号に
よりメモリが書き込みモードに設定されてトラックボー
ルの回転検出手段の出力信号をサンプリングし、且つ格
納する。それと同時に、タッチセンス回路の接触検出信
号によりセレクタ回路が回転検出手段の出力信号を選択
して出力する。この出力信号により表示部の例えばカー
ソルがボールの回転方向および回転量に応じた方向に移
動される。
作すると、人体がボールに接触したのをタッチセンス回
路が検出して接触検出信号を出力する。その検出信号に
よりメモリが書き込みモードに設定されてトラックボー
ルの回転検出手段の出力信号をサンプリングし、且つ格
納する。それと同時に、タッチセンス回路の接触検出信
号によりセレクタ回路が回転検出手段の出力信号を選択
して出力する。この出力信号により表示部の例えばカー
ソルがボールの回転方向および回転量に応じた方向に移
動される。
【0008】ここで、カーソルを所望の方向に大きく移
動させる信号を得たい場合、本来はボールに対しその方
向に大きな回転量の回転操作をすべきところを、その方
向に僅かに回転させた後にボールから手を離すと、それ
をタッチセンス回路が検出して検出信号が無接触に変化
し、この無接触検出信号によりメモリが書き込みモード
から読み出しモードに設定を変更され、前述のサンプリ
ングして格納したデータを繰り返し出力する。一方、タ
ッチセンス回路の無接触検出信号によりセレクタ回路が
回転検出手段の出力信号からメモリの読み出し信号に切
り換えて出力する。従って、ボールを所望方向に僅かに
回転させた後にボールから手を離しているにも拘わら
ず、ボールを回転させた時のサンプリングデータがメモ
リから読み出されて出力され続けるので、恰もボールに
疑似的に大きな慣性力が与えられたのと同様の出力信号
を得られ、カーソルを大きく移動させる場合の操作が極
めて簡単となる。
動させる信号を得たい場合、本来はボールに対しその方
向に大きな回転量の回転操作をすべきところを、その方
向に僅かに回転させた後にボールから手を離すと、それ
をタッチセンス回路が検出して検出信号が無接触に変化
し、この無接触検出信号によりメモリが書き込みモード
から読み出しモードに設定を変更され、前述のサンプリ
ングして格納したデータを繰り返し出力する。一方、タ
ッチセンス回路の無接触検出信号によりセレクタ回路が
回転検出手段の出力信号からメモリの読み出し信号に切
り換えて出力する。従って、ボールを所望方向に僅かに
回転させた後にボールから手を離しているにも拘わら
ず、ボールを回転させた時のサンプリングデータがメモ
リから読み出されて出力され続けるので、恰もボールに
疑似的に大きな慣性力が与えられたのと同様の出力信号
を得られ、カーソルを大きく移動させる場合の操作が極
めて簡単となる。
【0009】そして、カーソルが所望の位置まで移動し
た時に、ボールに回転操作することなく単に手を触れる
と、タッチセンス回路の接触検出信号によりセレクタ回
路で回転検出手段の出力信号に切り換えられるが、ボー
ルが回転されていないことにより回転検出手段から信号
が出力されず、カーソルがボールに手を触れた時点の位
置で停止する。また、カーソル位置を修正した場合は、
ボールに手を触れて所望の方向に回転された後にボール
の回転を止めればよい。
た時に、ボールに回転操作することなく単に手を触れる
と、タッチセンス回路の接触検出信号によりセレクタ回
路で回転検出手段の出力信号に切り換えられるが、ボー
ルが回転されていないことにより回転検出手段から信号
が出力されず、カーソルがボールに手を触れた時点の位
置で停止する。また、カーソル位置を修正した場合は、
ボールに手を触れて所望の方向に回転された後にボール
の回転を止めればよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について図面
を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施例のブ
ロック構成図を示し、トラックボール(1)は、外観形
状において図3で図示した既存のものと同様であるが、
操作用ボール(2)が球の表面を導体で形成された点に
おいて相違し、このボール(2)のX軸方向およびY軸
方向の回転量をそれぞれ個別に検出する2種のロータリ
エンコーダ(7),(8)により構成されている。
を参照しながら詳述する。図1は本発明の一実施例のブ
ロック構成図を示し、トラックボール(1)は、外観形
状において図3で図示した既存のものと同様であるが、
操作用ボール(2)が球の表面を導体で形成された点に
おいて相違し、このボール(2)のX軸方向およびY軸
方向の回転量をそれぞれ個別に検出する2種のロータリ
エンコーダ(7),(8)により構成されている。
【0011】タッチセンス回路(9)は、ボール(2)
の表面の導体と電気的接続されており、操作者がボール
(2)に触手した時にその人体を流れる微小電流を検出
してオフ状態からオン状態に変化し、出力信号(S)が
ハイレベルからローレベルに変化するものである。即
ち、ボール(2)をセンサとして人体が接触したか否か
を判別するよう動作する。RAM(10)は、両ロータ
リエンコーダ(7),(8)の各々の出力をサンプリン
グして格納するもので、実施例では2のn乗×4ビット
のスタテックRAMを例示してあり、データ入力端子
(D0〜D3)とデータ出力端子(Q0〜Q3)とが独
立したタイプのものである。
の表面の導体と電気的接続されており、操作者がボール
(2)に触手した時にその人体を流れる微小電流を検出
してオフ状態からオン状態に変化し、出力信号(S)が
ハイレベルからローレベルに変化するものである。即
ち、ボール(2)をセンサとして人体が接触したか否か
を判別するよう動作する。RAM(10)は、両ロータ
リエンコーダ(7),(8)の各々の出力をサンプリン
グして格納するもので、実施例では2のn乗×4ビット
のスタテックRAMを例示してあり、データ入力端子
(D0〜D3)とデータ出力端子(Q0〜Q3)とが独
立したタイプのものである。
【0012】セレクタ回路(11)は、タッチセンス回
路(9)の出力信号(S)をセレクト信号として両ロー
タリエンコーダ(7),(8)の出力信号(A)とRA
M(10)のデータ出力端子(Q0〜Q3)の出力信号
(B)とを切り換えてラッチ回路(12)の入力端子
(X)に対し出力するもので、出力信号(S)がハイレ
ベルの時に両ロータリエンコーダ(7),(8)の出力
信号(A)を、且つローレベルの時にRAM(10)の
出力信号(B)をそれぞれ選択して出力する。2のn乗
進のフリーランカウンタ(14)は、所定周波数で常時
駆動する発振器(13)の発振出力に基づき一定周期で
0〜2のn乗−1のカウントアップを行ない、且つこの
カウント値の範囲内でカウントアップを繰り返すととも
に、そのカウント値をn本の信号線を通じRAM(1
0)のアドレス指示入力端子(A0〜An)に対し出力
し、RAM(10)のアドレスを順次指定する。尚、2
のn進カウンタ(14)をダウンカウントさせるように
してもよい。
路(9)の出力信号(S)をセレクト信号として両ロー
タリエンコーダ(7),(8)の出力信号(A)とRA
M(10)のデータ出力端子(Q0〜Q3)の出力信号
(B)とを切り換えてラッチ回路(12)の入力端子
(X)に対し出力するもので、出力信号(S)がハイレ
ベルの時に両ロータリエンコーダ(7),(8)の出力
信号(A)を、且つローレベルの時にRAM(10)の
出力信号(B)をそれぞれ選択して出力する。2のn乗
進のフリーランカウンタ(14)は、所定周波数で常時
駆動する発振器(13)の発振出力に基づき一定周期で
0〜2のn乗−1のカウントアップを行ない、且つこの
カウント値の範囲内でカウントアップを繰り返すととも
に、そのカウント値をn本の信号線を通じRAM(1
0)のアドレス指示入力端子(A0〜An)に対し出力
し、RAM(10)のアドレスを順次指定する。尚、2
のn進カウンタ(14)をダウンカウントさせるように
してもよい。
【0013】RAMコントロール回路(15)は、タッ
チセンス回路(9)の出力信号(S)に従ってRAM制
御用信号をライト信号(Wバー)またはアウトプットイ
ネーブル信号(OEバー)の何れかに切り換え出力する
もので、タッチセンス回路(9)の出力信号(S)がハ
イレベルの時にライト信号(Wバー)を、且つローレベ
ルの時にアウトプットイネーブル信号(OEバー)に切
り換える。ラッチ回路(12)は、セレクタ回路(1
1)から入力端子(X)に入力される信号をサンプリン
グして保持し且つ最終出力信号(Y)として出力する。
チセンス回路(9)の出力信号(S)に従ってRAM制
御用信号をライト信号(Wバー)またはアウトプットイ
ネーブル信号(OEバー)の何れかに切り換え出力する
もので、タッチセンス回路(9)の出力信号(S)がハ
イレベルの時にライト信号(Wバー)を、且つローレベ
ルの時にアウトプットイネーブル信号(OEバー)に切
り換える。ラッチ回路(12)は、セレクタ回路(1
1)から入力端子(X)に入力される信号をサンプリン
グして保持し且つ最終出力信号(Y)として出力する。
【0014】次に、前記実施例の動作を図2のタイミン
グチャートを参照しながら詳細に説明する。いま、図2
に示すt1時にボール(2)を所望方向に回転させ、t
2時にボール(2)から手を離し、t3時に再びボール
(2)を所望方向に回転させ、t4時にボール(2)の
回転を停止させた場合について説明する。
グチャートを参照しながら詳細に説明する。いま、図2
に示すt1時にボール(2)を所望方向に回転させ、t
2時にボール(2)から手を離し、t3時に再びボール
(2)を所望方向に回転させ、t4時にボール(2)の
回転を停止させた場合について説明する。
【0015】操作者の手がボール(2)に接触するしな
いとは無関係に、2のn乗進カウンタ(14)が発振器
(13)の発振出力に基づき0〜2のn乗−1の範囲内
でアップカウントを繰り返し、この2のn乗進カウンタ
(14)のカウント値信号により図2(a)に示すよう
にRAM(10)の各アドレスが常に順次指示されてい
る。そして、t1時に操作者がボール(2)を所望の方
向に回転させると、その操作者の人体に流れる微小電流
をタッチセンス回路(9)が検出してオン状態となり、
タッチセンス回路(9)の出力信号(S)が同図(d)
に示すようにハイレベルとなる。このハイレベル信号に
よりRAMコントロール回路(15)のRAM制御用信
号は、同図(b)に示すようにライト信号(Wバー)が
RAM(10)のアドレスの変化に同期してローレベル
となり、且つ同図(c)に示すようにアウトプットイネ
ーブル信号(OEバー)がハイレベルとなる。従って、
RAM(10)が書き込みモードに設定され、両ロータ
リエンコーダ(7),(8)の出力信号がRAM(1
0)でサンプリングされて2のn乗進カウンタ(14)
で指定されたRAM(10)のアドレスに書き込まれて
いく。
いとは無関係に、2のn乗進カウンタ(14)が発振器
(13)の発振出力に基づき0〜2のn乗−1の範囲内
でアップカウントを繰り返し、この2のn乗進カウンタ
(14)のカウント値信号により図2(a)に示すよう
にRAM(10)の各アドレスが常に順次指示されてい
る。そして、t1時に操作者がボール(2)を所望の方
向に回転させると、その操作者の人体に流れる微小電流
をタッチセンス回路(9)が検出してオン状態となり、
タッチセンス回路(9)の出力信号(S)が同図(d)
に示すようにハイレベルとなる。このハイレベル信号に
よりRAMコントロール回路(15)のRAM制御用信
号は、同図(b)に示すようにライト信号(Wバー)が
RAM(10)のアドレスの変化に同期してローレベル
となり、且つ同図(c)に示すようにアウトプットイネ
ーブル信号(OEバー)がハイレベルとなる。従って、
RAM(10)が書き込みモードに設定され、両ロータ
リエンコーダ(7),(8)の出力信号がRAM(1
0)でサンプリングされて2のn乗進カウンタ(14)
で指定されたRAM(10)のアドレスに書き込まれて
いく。
【0016】ここで同時に、同図(d)に示したタッチ
センス回路(9)のハイレベルの出力信号(S)によ
り、セレクタ回路(11)が、同図(e)に示すよう
に、両ロータリエンコーダ(7),(8)の出力信号
(A)を選択してラッチ回路(12)の入力端子(X)
に対し出力し、ラッチ回路(12)が、同図(f)に示
すように、RAM(10)のアドレスの変化に同期した
ライト信号(Wバー)の立ち上がりで信号(A)をサン
プリングして保持し、且つ最終出力信号(Y)として出
力し、この信号(Y)により表示部のカーソルがボール
(2)の回転方向と回転量に対応した位置に移動されて
いく。
センス回路(9)のハイレベルの出力信号(S)によ
り、セレクタ回路(11)が、同図(e)に示すよう
に、両ロータリエンコーダ(7),(8)の出力信号
(A)を選択してラッチ回路(12)の入力端子(X)
に対し出力し、ラッチ回路(12)が、同図(f)に示
すように、RAM(10)のアドレスの変化に同期した
ライト信号(Wバー)の立ち上がりで信号(A)をサン
プリングして保持し、且つ最終出力信号(Y)として出
力し、この信号(Y)により表示部のカーソルがボール
(2)の回転方向と回転量に対応した位置に移動されて
いく。
【0017】ここで、カーソルを所望の方向に大きく移
動させる信号を得たい場合について説明する。斯かる場
合、本来はボール(2)に対しその方向に大きな回転量
の回転操作をすべきところを、t1時にその方向に僅か
に回転させた後に、t2時にボール(2)から手を離す
と、同図(d)に示すようにタッチセンス回路(9)が
オフ状態となって出力信号(S)がローレベルとなる。
いま、同図(a)に示すRAM(10)のアドレスが一
定である期間を1サイクルとすると、タッチセンス回路
(9)の出力信号(S)がローレベルに変化したサイク
ルの次のサイクルの始端時に、セレクタ回路(11)
が、同図(e)に示すように、両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)からRAM(10)の
データ出力端子(Q0〜Q3)の出力信号(B)に切り
換える。従って、同図に示すように、t1時からこの信
号切り換え時点までがRAM書き込み期間(T1)とな
り、以後がRAM読み出し期間(T2)となる。ところ
が、このセレクタ回路(11)による信号切り換え直後
では、RAM(10)のデータ出力端子(Q0〜Q3)
にデータが未だ出力されていないために、ラッチ回路
(12)の入力端子(X)の入力信号が不安定となる。
しかし、タッチセンス回路(9)の出力信号(S)が同
図(d)に示すようにハイレベルとなり、このハイレベ
ル信号によりRAMコントロール回路(15)のRAM
制御用信号は、同図(b)に示すようにライト信号(W
バー)がハイレベルとなり、且つ同図(c)に示すよう
にアウトプットイネーブル信号(OEバー)がRAM
(10)のアドレスの変化に同期してローレベルとな
り、RAM(10)が読み出しモードに設定され、RA
M(10)の前述のRAM書き込み期間(T1)のt2
時以前において指定されたアドレスに記憶されている前
述のデータがデータ出力端子(Q0〜Q3)から読み出
されるため、前述のRAM読み出し期間(T2)におけ
るアウトプットイネーブル信号(OEバー)の最初の立
ち上がり時には、セレクタ回路(11)からラッチ回路
(12)の入力端子(X)に対し出力される信号が確定
しているので、このタイミングでラッチ回路(12)に
おいて同図(f)に示すようにRAM(10)からの読
み出し信号(B)のサンプリングが行なわれ、最終出力
信号(Y)も両ロータリエンコーダ(7),(8)の出
力信号(A)からRAM(10)の出力信号(B)に切
り換えられる。以後、タッチセンス回路(9)の出力信
号(S)がローレベルである限りRAM(10)の前述
のアドレスに格納のデータが繰り返し最終出力信号
(Y)として出力され続けるる。
動させる信号を得たい場合について説明する。斯かる場
合、本来はボール(2)に対しその方向に大きな回転量
の回転操作をすべきところを、t1時にその方向に僅か
に回転させた後に、t2時にボール(2)から手を離す
と、同図(d)に示すようにタッチセンス回路(9)が
オフ状態となって出力信号(S)がローレベルとなる。
いま、同図(a)に示すRAM(10)のアドレスが一
定である期間を1サイクルとすると、タッチセンス回路
(9)の出力信号(S)がローレベルに変化したサイク
ルの次のサイクルの始端時に、セレクタ回路(11)
が、同図(e)に示すように、両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)からRAM(10)の
データ出力端子(Q0〜Q3)の出力信号(B)に切り
換える。従って、同図に示すように、t1時からこの信
号切り換え時点までがRAM書き込み期間(T1)とな
り、以後がRAM読み出し期間(T2)となる。ところ
が、このセレクタ回路(11)による信号切り換え直後
では、RAM(10)のデータ出力端子(Q0〜Q3)
にデータが未だ出力されていないために、ラッチ回路
(12)の入力端子(X)の入力信号が不安定となる。
しかし、タッチセンス回路(9)の出力信号(S)が同
図(d)に示すようにハイレベルとなり、このハイレベ
ル信号によりRAMコントロール回路(15)のRAM
制御用信号は、同図(b)に示すようにライト信号(W
バー)がハイレベルとなり、且つ同図(c)に示すよう
にアウトプットイネーブル信号(OEバー)がRAM
(10)のアドレスの変化に同期してローレベルとな
り、RAM(10)が読み出しモードに設定され、RA
M(10)の前述のRAM書き込み期間(T1)のt2
時以前において指定されたアドレスに記憶されている前
述のデータがデータ出力端子(Q0〜Q3)から読み出
されるため、前述のRAM読み出し期間(T2)におけ
るアウトプットイネーブル信号(OEバー)の最初の立
ち上がり時には、セレクタ回路(11)からラッチ回路
(12)の入力端子(X)に対し出力される信号が確定
しているので、このタイミングでラッチ回路(12)に
おいて同図(f)に示すようにRAM(10)からの読
み出し信号(B)のサンプリングが行なわれ、最終出力
信号(Y)も両ロータリエンコーダ(7),(8)の出
力信号(A)からRAM(10)の出力信号(B)に切
り換えられる。以後、タッチセンス回路(9)の出力信
号(S)がローレベルである限りRAM(10)の前述
のアドレスに格納のデータが繰り返し最終出力信号
(Y)として出力され続けるる。
【0018】従って、RAM書き込み期間(T1)にお
いてボール(2)を所望方向に僅かに回転させた後にボ
ール(2)から手を離しているにも拘わらず、ボール
(2)を回転させた時のサンプリングデータがRAM
(10)から読み出されて出力され続けるので、恰もボ
ール(2)に疑似的に大きな慣性力が与えられたのと同
様の最終出力信号(Y)を得られ、カーソルを大きく移
動させる場合の操作が極めて簡単となる。
いてボール(2)を所望方向に僅かに回転させた後にボ
ール(2)から手を離しているにも拘わらず、ボール
(2)を回転させた時のサンプリングデータがRAM
(10)から読み出されて出力され続けるので、恰もボ
ール(2)に疑似的に大きな慣性力が与えられたのと同
様の最終出力信号(Y)を得られ、カーソルを大きく移
動させる場合の操作が極めて簡単となる。
【0019】次に、図2のt3時に再びボール(2)に
手を触れて修正すべき方向に向け回転操作したとする
と、このt3時に、タッチセンス回路(9)の出力信号
(S)が同図(c)に示すようにハイレベルとなり、こ
のt3時のサイクルの次のサイクルの始端時に、同図
(e)に示すように、セレクタ回路(11)からラッチ
回路(11)の入力端子(X)への入力信号がRAM
(10)の出力信号(B)から両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)に切り換えられ、RA
M読み出し期間(T3)となる。このRAM読み出し期
間(T3)の最初のライト信号(Wバー)の立ち上がり
時に、同図(f)に示すように最終出力信号(Y)がボ
ール(2)の回転操作による両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)に切り換えられ、T4
時にカーソルが表示部の所望の位置まで移動されてボー
ル(2)を静止させると、両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)が無くなって最終出力
信号(Y)も出力されなくなり、カーソルが所望の位置
に停止する。
手を触れて修正すべき方向に向け回転操作したとする
と、このt3時に、タッチセンス回路(9)の出力信号
(S)が同図(c)に示すようにハイレベルとなり、こ
のt3時のサイクルの次のサイクルの始端時に、同図
(e)に示すように、セレクタ回路(11)からラッチ
回路(11)の入力端子(X)への入力信号がRAM
(10)の出力信号(B)から両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)に切り換えられ、RA
M読み出し期間(T3)となる。このRAM読み出し期
間(T3)の最初のライト信号(Wバー)の立ち上がり
時に、同図(f)に示すように最終出力信号(Y)がボ
ール(2)の回転操作による両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)に切り換えられ、T4
時にカーソルが表示部の所望の位置まで移動されてボー
ル(2)を静止させると、両ロータリエンコーダ
(7),(8)の出力信号(A)が無くなって最終出力
信号(Y)も出力されなくなり、カーソルが所望の位置
に停止する。
【0020】尚、前述のRAM読み出し期間(T2)に
おいてカーソルが表示部の所望の位置まで移動された場
合には、その時点でボール(2)に回転操作することな
く単に手を触れると、タッチセンス回路(9)の出力信
号(S)がハイレベルになってセレクタ回路(11)に
より両ロータリエンコーダ(7),(8)の出力信号
(A)に切り換えられるが、ボール(2)が回転せれて
いないために両ロータリエンコーダ(7),(8)から
信号(A)は無く、最終出力信号(Y)も出力されない
ため、ボール(2)に手を触れた時点でカーソルが停止
する。
おいてカーソルが表示部の所望の位置まで移動された場
合には、その時点でボール(2)に回転操作することな
く単に手を触れると、タッチセンス回路(9)の出力信
号(S)がハイレベルになってセレクタ回路(11)に
より両ロータリエンコーダ(7),(8)の出力信号
(A)に切り換えられるが、ボール(2)が回転せれて
いないために両ロータリエンコーダ(7),(8)から
信号(A)は無く、最終出力信号(Y)も出力されない
ため、ボール(2)に手を触れた時点でカーソルが停止
する。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のトラックボールの
出力制御装置によると、トラックボールを回転操作した
時に、そのボールの回転検出手段による信号を出力する
と同時に、回転検出手段の出力信号をサンプリングして
メモリに記憶し、次に、ボールから手を離すと、メモリ
に記憶したデータが読み出されてボールから手を離して
いる限り出力され続けるとともに、ボールに単に手を接
触させた時点で出力が無くなる構成としたので、ボール
を所望の方向に大きく回転させる信号を得たい場合、そ
の方向に僅かに回転させた後にボールから手を離すだけ
で、ボールを回転させた時のサンプリングデータがメモ
リから読み出されて出力され続けるので、恰もボールに
疑似的に大きな慣性力が与えられたのと同様の出力信号
を得られる。従って、ボールに対し或る方向に大きな回
転量を得る操作をする必要がなくなり、操作者の負担が
格段に軽減される。また、トラックボールのボールは、
僅かな回転量を与えるだけであるから小型で軽量のもの
を用いることができる。
出力制御装置によると、トラックボールを回転操作した
時に、そのボールの回転検出手段による信号を出力する
と同時に、回転検出手段の出力信号をサンプリングして
メモリに記憶し、次に、ボールから手を離すと、メモリ
に記憶したデータが読み出されてボールから手を離して
いる限り出力され続けるとともに、ボールに単に手を接
触させた時点で出力が無くなる構成としたので、ボール
を所望の方向に大きく回転させる信号を得たい場合、そ
の方向に僅かに回転させた後にボールから手を離すだけ
で、ボールを回転させた時のサンプリングデータがメモ
リから読み出されて出力され続けるので、恰もボールに
疑似的に大きな慣性力が与えられたのと同様の出力信号
を得られる。従って、ボールに対し或る方向に大きな回
転量を得る操作をする必要がなくなり、操作者の負担が
格段に軽減される。また、トラックボールのボールは、
僅かな回転量を与えるだけであるから小型で軽量のもの
を用いることができる。
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】同上、タイミングチャートである。
【図3】本発明に利用されるトラックボールの外観を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 トラックボール 2 ボール 7,8 ロータリエンコーダ(回転検出手段) 9 タッチセンス回路 10 スタティクRAM(メモリ) 11 セレクト回路 15 RAMコントロール回路(メモリコントロール回
路)
路)
Claims (1)
- 【請求項1】 回転操作されるボールと、該ボールの回
転方向および回転量を検出して出力する回転検出手段と
を備えたトラックボールにおける前記ボールの回転に伴
う前記回転検出手段の出力信号を制御する装置であっ
て、前記回転検出手段の出力信号をサンプリングして格
納し且つ出力するメモリと、前記ボールに人体が接触し
たか否かを検出出力するタッチセンス回路と、このタッ
チセンス回路から接触の検出信号の出力時に前記メモリ
を書き込みモードに、且つ無接触の検出信号の出力時に
前記メモリを読み出しモードに択一的に設定するメモリ
コントロール回路と、前記タッチセンス回路から接触の
検出信号の出力時に前記回転検出手段の出力信号を、且
つ無接触の検出信号の出力時に前記メモリからの読み出
し信号をそれぞれ選択して表示部のカーソル移動信号等
を出力するセレクタ回路とを備えてなることを特徴とす
るトラックボールの出力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049084A JPH06259188A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | トラックボールの出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049084A JPH06259188A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | トラックボールの出力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259188A true JPH06259188A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12821233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5049084A Pending JPH06259188A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | トラックボールの出力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06259188A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100388175C (zh) * | 2005-07-21 | 2008-05-14 | 义隆电子股份有限公司 | 触控板的手势检测方法 |
CN100416481C (zh) * | 2005-11-11 | 2008-09-03 | 义隆电子股份有限公司 | 触控板的对象检测方法 |
CN100454223C (zh) * | 2005-07-21 | 2009-01-21 | 义隆电子股份有限公司 | 触控板的手势检测方法 |
GB2462434A (en) * | 2008-08-05 | 2010-02-10 | Cursor Controls Ltd | Trackball pointing device with capacitive proximity sensor |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP5049084A patent/JPH06259188A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100388175C (zh) * | 2005-07-21 | 2008-05-14 | 义隆电子股份有限公司 | 触控板的手势检测方法 |
CN100454223C (zh) * | 2005-07-21 | 2009-01-21 | 义隆电子股份有限公司 | 触控板的手势检测方法 |
CN100416481C (zh) * | 2005-11-11 | 2008-09-03 | 义隆电子股份有限公司 | 触控板的对象检测方法 |
GB2462434A (en) * | 2008-08-05 | 2010-02-10 | Cursor Controls Ltd | Trackball pointing device with capacitive proximity sensor |
WO2010015845A3 (en) * | 2008-08-05 | 2010-09-30 | Cursor Controls Limited | Trackball |
GB2462434B (en) * | 2008-08-05 | 2013-02-06 | Cursor Controls Ltd | Pointing Device |
US9189089B2 (en) | 2008-08-05 | 2015-11-17 | Cursor Controls Limited | Pointing device with prevention of unintended input |
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