JPH0625884B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0625884B2
JPH0625884B2 JP61256217A JP25621786A JPH0625884B2 JP H0625884 B2 JPH0625884 B2 JP H0625884B2 JP 61256217 A JP61256217 A JP 61256217A JP 25621786 A JP25621786 A JP 25621786A JP H0625884 B2 JPH0625884 B2 JP H0625884B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、複写機等の画像形成装置、特に装置本体の
外部に設置された現像器収納ケース内の現像器を現像器
移送手段によって前記装置本体に設けられている搬入口
と前記装置本体内の現像動作位置との間で移送させるよ
うにしている画像形成装置に関する。
(技術の背景) 近年、画像形成装置におけるカラー化のニーズは益々広
範囲化する趨勢にある。このため、それに対処する種々
の方策が提案されている。
ところで、従来採られているカラー画像形成のための方
策には次のようなものがある。すなわち、第1の方策は
現像器単体若しくは像担持体としての感光ドラム、クリ
ーニング装置、帯電装置と現像器を一体に有しているプ
ロセスカートリッヂを画像形成装置本体に対して着脱可
能として、現像器内の現像剤を自由に所望の色に変えら
れるようにしている。また、第2の方策は画像形成装置
本体に色の異なる現像剤を収容している2個の現像器を
備えて、所望の色の現像器が選択できるようにしてい
る。更に、第3の方策は画像形成装置本体に色の異なる
現像剤を収容している多数の現像器を備えて(所謂フル
カラー対応形)、所望の色の現像器が選択できるように
している。
しかしながら、上記第1の方策の場合には色を変える毎
に煩わしい現像器の交換作業が必要である上、その交換
は画像形成装置本体の電源を一旦切り、本体カバーを開
けて行なうためにウォームアップタイム等の時間を含め
た画像形成のトータルスピードが格段と低下する問題が
あり、第2の方策の場合には色を変えることによる現像
器の交換作業が不要である(色交換の操作釦を押せばよ
い)ことから第1の方策のような問題は生じないが、用
意された2色以外の色を必要とする場合、その都度一方
の現像器を所望の色の現像剤を有するものと交換せねば
ならず、従って、このような場合には第1の方策と同様
の問題が生ずる。また、第3の方策の場合には多数の色
の現像器が用意されることから第1及び第2の方策のよ
うな問題は生じ難くなり、広範囲のカラー化のニーズに
対応し得るようになるが、現像器の設置スペースが著し
く増大することから画像形成装置の本体が大型化してし
まい小型化の推進を阻害する問題があった。また、この
第3の方策では画像形成装置の本体内に設置した現像器
の色が所望する色と異なる場合、ニーズに応じた現像器
と取り外し交換せねばならない厄介な作業を必要とす
る。
このような事情に鑑みて、本願出願人は、複数の現像器
を具備している現像器収納ケースを画像形成装置本体の
外部に設置して、必要に応じた現像器をその現像器収納
ケース内から選択して画像形成装置本体内の所定位置
(現像動作位置)に供給できるようにした技術を提案し
ている。このような技術では一般に現像器収納ケース内
の選択された現像器は画像形成装置本体に設けられた搬
入口と画像形成装置本体内の現像動作位置との間に現像
器を移送する回動アームを用いた現像器移送手段によっ
て画像形成装置本体内に供給され、同時に該現像器移送
手段の駆動部に装備されるトルクリミッタ一で所定位置
に加圧されるようになっている。
(発明の目的) この発明の目的とする処は、上記提案された技術におい
て、画像形成装置本体内に移送された現像器の加圧等を
効果的に行なえるようにした技術を提供するにある。
(発明の概要) 上記目的を達成するため、本発明は、像担持体を内蔵す
る装置本体の外部に設置された現像器収納ケース内の現
像器を現像器移送手段によって前記装置本体に設けられ
ている搬入口と前記装置本体内の現像動作位置の近傍位
置との間でスライドガイドに沿って移送させるようにし
ている画像形成装置において、前記装置本体内の現像器
搬送路の近傍に該現像器搬送路の内部と外部に選択的に
存在するように構成設置されて、加圧動作時には加圧部
が前記現像器搬送路内部に移動して前記現像器を前記ス
ライドガイドに沿って前記像担持体に対して加圧して前
記現像動作位置に位置決めすると共に、解除動作時には
前記加圧部が前記現像器搬送路外部に回避する現像器加
圧手段を備えたことを特徴とする。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図はこの発明を適用した画像形成装置(複写機)の
断面図を示している。なお、ここで示した画像形成装置
は異なった色による両面画像形成と多重画像形成とを可
能とする構造となっている。
先ず、この発明を説明する前に発明が適用された画像形
成装置について説明する。
原稿載置ガラス1上に載置された原稿2はランプ3によ
り照明され、その光源は反射ミラー4,5,6,7,
8,9及びブームレンズ10から構成される光学系によ
り感光ドラム11上へ導かれる。ランプ3及びミラー4
とミラー5,6はそれぞれ矢印A方向へ所定の速度で移
動して原稿2を走査する。一方、感光ドラム11も一次
帯電器12によりその外表面に均一な帯電を施された後
矢印B方向へ回転しているので、感光ドラム11の外表
面には順次原稿像と対応する静電潜像が形成される。こ
のような感光ドラム11の周囲には色トナー(例えば
緑)を収容した色現像器(緑現像器13C)と、黒トナ
ーを収容した黒現像器14が配設されている。これらの現
像器13C,14はそれぞれ矢印C,C′方向に移動可
能となっており、所望の色画像に応じて感光ドラム11
へ近接して感光ドラム11上の静電潜像を顕像化する。
本図の場合には色現像器(緑現像器13C)が離れ、黒
現像器14が近接しているので、感光ドラム11上には
黒画像が形成される。この像は転写帯電器15により転
写材(転写紙)17へ転写される。その後、感光ドラム
11はクリーナ16へ至りここでドラム外表面の残留ト
ナーが除去され、再び同様にして次の画像形成工程へ移
る。
転写材17は次のように供給され原稿像が画像形成され
る。転写材17の感光ドラム11を主体とする画像形成
手段への供給には以下の方式がある。第1の方式ではカ
セット18に積載されている転写材17が給紙ローラ1
9によりローラ対20へ送り込まれる。ローラ対20は
転写材17が重なって複数枚送り込まれた時、一番上の
転写材17だけを分離して画像形成手段へ給送するよう
になっている。該ローラ対20を通過後の転写材17は
ガイド板21,22,28、給送ローラ対50、ガイド
板51,52,53を介してレジストローラ23に至
る。第2の方式ではカセット24に積載されている転写
材17が給紙ローラ25によりローラ対26へ送り込ま
れる。ローラ対26は先のローラ対20と同じ機能を有
しており、転写材17はローラ対26を通過後ガイド板
27,28,21、給送ローラ対50、ガイド板51,
52,53を介してレジストローラ23に至る。レジス
トローラ23は感光ドラム11上の顕画像と転写材17
が一致するようタイミングをとって回転を始め、転写上
ガイド31、転写下ガイド32を介して転写材17を感
光ドラム11の外表面へ送り込む。先に述べたように転
写材17は転写帯電器15により感光ドラム11の外表
面上の像を転写され、分離帯電器33によりドラム11
の外表面から分離され搬送部34を介して加熱ローラと
加圧ローラとを有する定着器35へ送り込まれる。該定
着器35で加熱及び加圧された転写材17上の像は永久
画像として定着される。次いで転写材17は第1排出ロ
ーラ36へ送られ、その後フラッパ37、38を介して
第2排出ローラ39へ至って機外へ排出される。本図で
はフラッパ38が転写材通路を遮った状態になっている
が、このフラッパ38は軽材料で作られ、矢印D方向に
回動自在になっているので、転写材17が通過する時に
はその転写材17の先端により押し上げられ、転写材1
7に対して退避した状態となるため転写材17の通過に
は何ら支障は生じない。
なお、ここでは両面画像形成モードと多重画像形成モー
ドでの転写材17の流れについて説明は省略する。
次に本発明の構成を説明する。
先ず、現像器供給装置150について説明する。
この現像器供給装置150は画像形成装置の本体100
の外部に装備され、所望の色現像器を画像形成装置の本
体100内の現像動作位置に供給移送するものである。
現像器供給装置150の本体である収納ケース151に
は内部を分割する仕切り151a,151b,151c
が設けてあり、該仕切り151a,151b,15c上
にはそれぞれ異なる色トナーを収納した色現像器、例え
ば赤トナーを収容した赤現像器13A、青トナーを収容
した青現像器13B、緑トナーを収容した緑現像器13
C、茶トナーを収容した茶現像器13Dが本体100側
方向に脱可能に収納載置されている。図示の場合、緑現
像器13Cは収納ケース151内にはなく本体100内
の現像動作位置の近傍に供給移送されて静電像の顕画化
の準備状態となっている。このような色現像器(緑現像
器13C)の供給移送は後述する第2図〜第4図に示し
た現像器移送手段(矢印E,E′間を回転移動する手
段)Xによって行なわれる。この場合、収納ケース15
1内の色現像器は本体100に設けられた開閉自在のシ
ャッター(搬入口)55を介して本体100内に搬入さ
れる。シャッター55はシャッター軸54を回動中心に
矢印F,F′方向に回動するように本体100側に設置
され、色現像器が本体100内に搬入されるときにはそ
の障害にならないよう図示しないソレノイド等により破
線の開口状態に退避する。
このような現像器供給装置150には更に後述する第5
図に示したケース移動手段Yが設けらてれおり、該ケー
ス移動手段Yによって収納ケース151が想像線図示の
ように本体100に対して上下方向に移動可能となって
いる。従って、このケース移動手段Yによって所望とす
るところの色現像器を載置している仕切り151a〜1
51dがシャッター55にて構成されている本体100
側の搬入口と一致し(図示の場合では仕切り151cが
一致している)、それにより所望の色現像器を本体10
0内に搬入可能となっている。例えば画像形成装置が赤
現像器13Aを選択した場合について述べると、先ず、
緑現像器13Cを第2図〜第4図に示した現像器移送手
段Xにより収納ケース151の仕切り151c上に移送
載置する。この移送時にはシャッター55は上述のよう
に破線の開口状態に退避している。しかして緑現像器1
3Cが収納ケース15内に戻されると後述する第6図に
示した色識別手段Zにより緑現像器13Cの存在が確認
される。緑現像器13Cの存在が確認されると、第5図
に示したケース移動手段Yによって収納ケース151は
本体100に対して上下方向(この場合下方向)に移動
を開始し所望の赤現像器13Aを載置している仕切り1
51aが本体100の搬入口(シャッター55)と一致
する位置まで移動すると停止する。次いで、赤現像器1
3Aは第2図〜第9図に示した現像器移送手段Xにより
現像動作位置に移送され、静電像の顕画化の準備状態と
なる。なお、収納ケース151内の他の色現像器を選択
した場合にもこの赤現像器13Aを選択した場合と同様
の動作が行なわれる。
第2図〜第4図はそれぞれ収納ケース151内の所望の
色現像器を本体100内の現像動作位置に供給移送する
現像器移送手段X部分を示しており、第2図は第1図に
おけるII−II線断面図、第3図は第1図におけるIII−I
II線断面図、第4図は第3図におけるIV−IV線断面図で
ある。
画像形成装置の本体100の前後の側板101,102
にはそれぞれ色現像器の荷重を受けて該色現像器を収納
ケース151から現像動作位置へと導くスライドガイド
(レール)111,112が固設されている。また、前
記本体100の搬入口を構成するシャッター55のシャ
ッター軸54は側板101,102にその両端を固定さ
れており、第1図において実線で示した閉口状態にあっ
ては本体100に備えられた図示しないマグネットキャ
ッチ等によって吸着されて、その閉口姿勢を維持する。
また、破線で示した開口状態にあってはその一端が本体
100側のステー104に当ってその開口姿勢を維持す
る。このとき、上述のように図示しないソレノイド等で
吸引状態とされている。前記ステー104のシャッター
55が当接する位置の近傍には図示しないマイクロスイ
ッチ等が備えられていてシャッター55が開状態になっ
たことを検知しうるようにされている。
それぞれの色現像器13A,13B,13C,13Dの
下面には後述する駆動アームの加圧コロが係合されるリ
ブによって構成された溝13aが設けられ、また上面に
は現像剤補給口13bが形成され、カバー13cにて閉
じられている。更に現像スリーブ13dの両端フランジ
部には該現像スリーブ13dと感光体ドラム11との間
隙を保持するための突当コロ13eが回動自在に取付け
られている。
一方のスライドガイド112下には色現像器を収納ケー
ス151から本体100内の現像動作位置の近傍位置ま
で移送する可動領域をもつ駆動アーム130が備えられ
ている。該駆動アーム130はスライドガイド112に
垂直に取り付けられた軸131を中心に回転可能であ
り、色現像器側に長尺のアーム部132が配置され、そ
の先端には回動可能な加圧コロ134(前記色現像器の
溝13aに嵌合する)を嵌着しているピン133が取付
けられている。また、このアーム部132の反対側には
その回転中心を軸131として側板102の穴から側板
102の外側に突出するウォームホイルギヤ(部分ギ
ヤ)135が配置されている。該ウォームホイルギヤ1
35は側板102外の本体100部分に配置されている
ウォームギヤ140と噛合っている。該ウォームギヤ1
40は正逆転可能なモータ(DCモータ)142に連結
されている。また、側板102外にはアーム部132の
回転量を検知するためのフォトインタラプタ145が設
けられており、このフォトインタラプタ145は駆動ア
ーム130の一部に構成されたディスク部136のスロ
ットを検知してアーム部132の位置を知ることができ
る。
次に上記駆動アーム130の作用について述べる。
今、画像形成装置に色変換の指示、例えば緑現像器13
Cから赤現像器13Aの変換の指示が与えられると、先
ずモータ142のロックが解除されると同時に後述する
第7図及び第8図に示した現像器加圧手段Pが解除され
る。これにより、モータ142が逆転方向に回転を開始
し、アーム部132の先端の加圧コロ134が緑現像器
13Cの下面の溝13aの壁面を押して緑現像器130
を矢印E′方向に移動させる。このときアーム部132
は扇状に回転するが、その先端が開けられたシャッター
55付近に達するとフォトインタラフタ145がディス
ク136のスロットを検知し、それによってモータ14
2は一定時間後回転を停止する。このような動作により
緑現像器13Cは収納ケース151の仕切151c上に
収納載置される。しかして、緑現像器13Cが該収納ケ
ース151内に戻されると後述する第6図に示した色識
別手段Zにより緑現像器13Cの存在が確認される。し
かる後、収納ケース151は後述する第5図に示した収
納ケース移動手段Yによって上下方向に(この場合下方
向)に移動を開始し所望の赤現像器13Aを収納載置し
ている仕切り151aが本体100の搬入口と一致する
位置まで移動すると停止する。次いで、モータ142が
正方向に回転を開始する。これによってアーム部132
が回転し、赤現像器13Aはその加圧コロ134に押さ
れて矢印E方向に移動を開始し、開かれたシャッター5
5を介して本体100内に搬入される。アーム部132
がさらに回転し、加圧コロ134がその可動範囲のドラ
ム側端点に達すると、ディスク部136のスロットがフ
ォトインタラプタ145を動作させて画像形成装置の制
御手段に赤現像器13Aの移送が完了したことを知らせ
る。これによって、後述する第7図及び第8図に示した
現像器加圧手段Pが作動し赤現像器13Aは位置決め手
段としての感光ドラム11の外周面に対して現像スリー
ブ13dと同軸に取付けられた間隙維持用スペーサとさ
れる突当コロ13eを介して加圧される。
次に第5図に示したケース移動手段(供給装置移動手
段)Yについて説明する。
同図において200は本体100の後側板103に取付
けられた1対のレール部材であり、上下方向に平行に配
置されている。このようなレール部材200には収納ケ
ース151が上下動自在に結合されている。収納ケース
151はレール部材200に対してその前部の両側上下
部に設けたガイド部150aを介して結合されている。
各ガイド部150aにはすべり抵抗を軽減させるコロ1
50bが設けられていてこのコロ150bはレール20
0に対してその内面側を、ころがるように配置される。
また、後側板103側には移動手段としての駆動プーリ
201aと従動プーリ201bが回動自在に取り付けら
れており両プーリ201a,201b間にはベルト20
2が所定の張力をもって巻掛けられている。そして該ベ
ルト202の一部には収納ケース151に一体に設けら
れたアーム部150cが結合されている。下側の駆動プ
ーリ201aの回転軸には正逆転モータ(パルスモー
タ)203が直結されており、該モータ203が回転す
ることにより収納ケース151はレール部材200に沿
って本体100の上下方向に移動する。この場合、収納
ケース151側にはマイクロスイッチ204が設けられ
ており、収納ケース151内の最上段に収納されている
赤現像器13Aが本体100の搬入口に位置決めされた
とき収納ケース151の一部が該マイクロスイッチ20
4のレバーを倒すようになっている。
このような構成とされているケース移動手段Yの作動時
期については上記現像器移送手段Xの作用に関連して説
明したのでここでは省略するが、この場合モータ203
は画像形成装置の制御手段からの指令で作動を開始し、
所定の方向に所定の回転数だけ回転すると停止する。こ
のモータ203の回転方向と回転数は所望とする色現像
器が現在本体100の搬入口に対してどの位置にあるか
によって設定される。
なお、ここでは駆動プーリ201a,従動プーリ201
b,ベルト202による移動方式を採用したが、他の方
式、例えばラックとピニオンによる移動方式或いはリニ
アモータによる移動方式等に変更してもよい。
また、このケース移動手段Yは本体100内に供給配置
されていた色現像器が色交換指示によって駆動アーム1
30により収納ケース151内に戻されたときアーム部
132の加圧コロ134を色現像器側の溝13aから解
除する場合にも作動する。すなわち、色現像器が収納ケ
ース151の仕切り上に戻された時点ではアーム部13
2の加圧コロ134は色現像器側の溝13aと係合して
おり、このために、アーム部132は収納ケース151
の上下動を阻止することのない位置まで後退することが
できない状態にある。従って、この場合のアーム部13
2の後退を可能とするために溝13aから加圧コロ13
4を離脱させるべく、色現像器が収納ケース151内に
戻されたことを色識別手段Zにて確認されるとケース移
動手段Yは若干作動する。つまり、モータ203が微小
量回転して収納ケース151を加圧コロ134の巾に相
当する量だけ上方に移動させる。これにて、アーム部1
32は収納ケース151の上下動を阻止しない位置まで
後退することができる。しかる後、ケース移動手段Yは
所定の作動を行なって収納ケース151を移動させる。
なお、ここではケース移動手段Yによって収納ケース1
51を上方に移動させて係合状態にあるアーム部132
の加圧コロ134と色現像器側の溝13aとの解除を行
なう方法を採っているが、例えば溝13aを構成するリ
ブを可倒構造として、色現像器が収納ケース151内に
戻されたときにリブを倒すようにしても同様に加圧コロ
134と溝13aの係合解除が行なわれ、アーム132
を収納ケース151の上下動を阻止しない位置まで後退
させることが可能となる。
次に、本体100内に供給配置されていた色現像器が現
像器移送手段Xによって収納ケース151内の所定の仕
切り上に戻されたとき、この戻された色現像器の色を確
認する第6図に示した色識別手段Zについて説明する。
この色識別手段Zは、収納ケース151側に設けられる
色検知スイッチ(マイクロスイッチ)と色現像器側に設
けられる色検知用突起とで構成される。すなわち、収納
ケース151の仕切り151a〜151dで形成された
各現像器収納部の背面壁155には3個の色検知スイッ
チ160a,160b,160cが並列設置されてお
り、各色現像器13A,13B,13C,13Dの背面
には前記色検知スイッチ160a,160b,160c
と対向して現像器収納部への収納時にそれらの色検知ス
イッチ160a,160b,160cのスイッチレバー
を押す3個の色検知用突起161a,161b,161
cが並列設置されている。従って、各現像器収納部に色
現像器13A,13B,13C,13Dが所定位置まで
収納挿入されると色検知用突起161a,161b,1
61cによって色検知スイッチ160a,160b,1
60cが作動し、その信号によって収納された色現像器
の色が識別されると同時に現像器収納部における色現像
器の有無が検知される。
例示の場合における色の識別及び色現像器の有無の検知
は、各々の色検知スイッチ160a,160b,160
cの信号をS,S,Sとし、スイッチoffのと
きS=0,スイッチonのときS=1とすると、S
,Sのすべてが0のとき色現像器無しとすること
により有無の判断ができ、S=1,S=0,S
0で例えば赤、S=1,S=1,S=1で例えば
青とすることにより色の判断をすることができる。この
場合、色検知用突起161a,161b,161cをそ
の信号に対応するように構成する。
なお、ここでは収納ケース151の各現像器収納部に設
けられた3個のマスクロスイッチによる色検知スイッチ
160a,160b,160cと色現像器13A,13
B,13C,13Dに設けられた3個の色検知用突起1
61a,161b,161cとによって現像器収納部に
収納挿入された色現像器の色識別と有無検知を行なった
が、それらの個数はこれに限らず任意に設定可能であ
り、また、色検知スイッチとしてはマイクロスイッチに
代えてフォトインタラプタ等を用いてもよく、要は色現
像器が現像器収納部に収納されたときにその色識別と有
無判別が行なえる手段であれば如何なるものでもよい。
また、ここでは色識別によって現像器収納部に所定の色
現像器が収納されたかを判別する方法を採っているが、
個々の色現像器が判別できる他の方法によってそれを行
なっても同様の機能が果たせる。
次に第7図及び第8図に示した現像器加圧手段Pについ
て説明する。ここにおいて、第7図は現像器加圧手段P
が作動して現像器を加圧している状態を示しており、第
8図は現像器加圧手段Pが解除されている状態を示して
いる。
現像器加圧手段Pは本体100内における現像動作位置
近傍の左右のスライドガイド112下にそれぞれ配置さ
れており、上記現像器移送手段xの動作に関連して加圧
又は解除の動作を行なうものである。現像器移送手段x
の説明において述べたように、画像形成装置に色変換の
指示が与えられ、これにて現像器移送手段xが動作を開
始するとき同時に解除動作が為され、かつ、画像形成装
置に現像器移送手段xによる現像器の移送が完了したこ
とが知らされると加圧動作が為される。
このような現像器加圧手段Pは、現像器(例えば赤現像
器13A)の後端面下部に形成された被加圧面13fに
作用して現像器を後方から位置決め手段である感光ドラ
ム11の外周面に加圧する加圧レバー170と、該加圧
レバー170を回動変位させると共に圧力付与源となる
カム171とで構成されている。
加圧レバー170は固定軸172に回動自在に装着され
ており、カム171は回転軸173に固設されている。
そして、回転軸173の回転によってカム171が回動
すると、加圧レバー170はカム面174に接しながら
固定軸172を回動中心に回動変位する。この場合、回
転軸173が矢印G方向(反時計方向)に回転すると加
圧レバー170は第7図に示す如くカム面174に押さ
れて上方に回動変位し、この状態から回転軸173(カ
ム171)が矢印G′方向(時計方向)に回転すると加
圧レバー170は第8図に示す如く下方に自重で降下し
ながら回動変位する。加圧レバー170が上方に回動変
位したときの回動範囲は規制ピン(ストッパー)175
によって規制され、また、下方に回動変位したときの回
動範囲はカム面174によって規制される。
回転軸173は画像形成装置の制御部からの指令で作動
する図示しない正逆転モータによって回転駆動し、加圧
指令による場合は第7図に示す如くカム171をそのカ
ム面174の最大径部が図において左側水平位置となる
まで回動させ、解除指令による場合は第8図に示す如く
カム171をカム面174の最小径部が図において右側
水平位置となるまで回動させる。これにて、加圧時にお
いては加圧レバー170の加圧面(加圧部)176が現
像器の被加圧面13fを所定の圧力で加圧し、解除時に
おいては加圧レバー170はスライドガイド112下に
退避することになる。
前記モータが所定回転を終えると画像形成装置の制御部
には現像器加圧手段Pが解除動作又は加圧動作を完了し
た旨の信号が入力される。
ここでは加圧レバー170は解除時において自重で回転
降下するようになっているが、例えばコイルスプリング
等でカム171と結合してカム171の回動に連動させ
るようにしてもよい。このようにすると解除レスポンス
が良好となるばかりでなく、規制ピン175も不要とな
る。
なお、このような現像器加圧手段Pは、例示のようにス
ライドガイド112下に配置するのではなく、移送路の
側部又は上部に配置するようにしてもよい。また、現像
器加圧手段Pは加圧レバー170とカム171にて構成
したが、これらと同様の機能を果たす部材に変更するこ
とも可能である。更に、例示の場合、現像器加圧手段P
の解除動作及び加圧動作の完了を回転軸173を回転駆
動するモータの回転量で検知しているが、現像器加圧手
段Pにて加圧された現像器の位置等を検出するセンサー
によって検知するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置本
体の搬入口と現像動作位置間という相対的に長い距離を
スライドガイドに沿って現像器を移動させる現像器移送
手段とは別に、前記装置本体内の路現像器搬送路の近傍
に該現像器搬送路の内部と外部に選択的に存在するよう
に構成設置されて、加圧動作時には加圧部が前記現像器
搬送路内部に移動して前記現像器を前記スライドガイド
に沿って前記像担持体に対して加圧して前記現像動作位
置に位置決めすると共に、解除動作時には前記加圧部が
前記現像器搬送路外部に回避する現像器加圧手段を設け
たため、現像動作位置への現像器の位置決めがより確実
になされる。
又、現像器加圧手段は、現像器移送手段の動作(現像器
を装置本体内に移送するときと復帰させるときの動作)
に支障を来たさない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した画像形成装置の概略構成
図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、第3図は
第1図におけるIII−III線断面図、第4図は第3図にお
けるIV−IV線断面図、第5図は同収納ケース移動手段を
示す斜視図、第6図は同色識別手段を示す斜視図、第7
図及び第8図は同現像器加圧手段を示す概略構成図であ
る。 11……感光ドラム(現像器位置決め手段)、13f…
…現像器の被加圧面、55……シャッター(搬入口)、
100……装置本体、112……スライドガイド(現像
器移送路)、151……収納ケース、176……加圧レ
バーの加圧面(加圧部)、P……現像器加圧手段、x…
…現像器移送手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を内蔵する装置本体の外部に設置
    された現像器収納ケース内の現像器を現像器移送手段に
    よって前記装置本体に設けられている搬入口と前記装置
    本体内の現像動作位置の近傍位置との間でスライドガイ
    ドに沿って移送させるようにしている画像形成装置であ
    って、前記装置本体内の現像器搬送路の近傍に該現像器
    搬送路の内部と外部に選択的に存在するように構成設置
    されて、加圧動作時には加圧部が前記現像器搬送路内部
    に移動して前記現像器を前記スライドガイドに沿って前
    記像担持体に対して加圧して前記現像動作位置に位置決
    めすると共に、解除動作時には前記加圧部が前記現像器
    搬送路外部に回避する現像器加圧手段を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
JP61256217A 1986-10-28 1986-10-28 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0625884B2 (ja)

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DE19873783867 DE3783867T2 (de) 1986-10-28 1987-10-26 Adaptiereinrichtung fuer eine entwicklungsvorrichtung sowie bilderzeugungsgeraet und entwicklungsvorrichtung.
FR8714920A FR2605759B1 (fr) 1986-10-28 1987-10-28 Appareil d'emmagasinage de plusieurs dispositifs de developpement, appareil de formation d'images et dispositif de developpement
US07/289,521 US4941018A (en) 1986-10-28 1988-12-27 Developing device accommodating apparatus and image forming apparatus and developing device

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