JPH06258563A - レンズ構体取付装置 - Google Patents

レンズ構体取付装置

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Publication number
JPH06258563A
JPH06258563A JP5076140A JP7614093A JPH06258563A JP H06258563 A JPH06258563 A JP H06258563A JP 5076140 A JP5076140 A JP 5076140A JP 7614093 A JP7614093 A JP 7614093A JP H06258563 A JPH06258563 A JP H06258563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
tubular portion
side tubular
lens
lens structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP5076140A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yokoyama
昌明 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toa Corp filed Critical Toa Corp
Priority to JP5076140A priority Critical patent/JPH06258563A/ja
Publication of JPH06258563A publication Critical patent/JPH06258563A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ構体を回転させることなく、レンズと
CCDとの距離を調整する。 【構成】 カメラ本体38の内部にCCD31を設け、カメ
ラ本体38の前面にカメラ側筒状部40を設けてある。レン
ズ構体30の後面にネジ結合したフォーカスリング36を、
カメラ側筒状部40の長さ方向に沿って進退可能に、カメ
ラ側筒状部40に挿通してある。フォーカスリング36に設
けたガイドピン44を、カメラ側筒状部40にその長さ方向
に沿って形成された嵌合溝42から、外方に突出させる。
カメラ側筒状部40の周囲に回転可能に、かつ上記カメラ
側筒状部の長さ方向への移動を拘束した状態にカム48を
設けてある。このカム48の内周面に、カム48の径方向に
対して傾斜して設けた係合溝50に、ガイドピン44を係合
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCCDカメラ等
のカメラ本体にレンズ構体を取り付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、監視用テレビカメラでは、カメ
ラの設置位置から予め定めた距離だけ離れた位置からの
像が、図5に示すようにレンズ構体2中のレンズ2aを
通過して、CCDカメラ4内のCCD4aの結像面に正
しく結像する必要がある。そのため、レンズ2aからC
CD4aまでの距離Lを調整する必要がある。従来、こ
のような調整が行えるようにレンズ構体2をカメラ本体
4に取り付ける取付装置としては、レンズ構体2と、カ
メラ本体4との間に、筒状のフォーカスリング6を設け
るものがあった。
【0003】即ち、フォーカスリング6の前端部の内周
面には、雌ネジ8が形成されている。また、レンズ構体
レンズ構体2の後部には、筒状部10が設けられてお
り、その外周面には雄ネジ12が形成されており、この
雄ネジ12と雌ネジ8とを螺合させることによって、レ
ンズ構体2とフォーカスリング6とを結合してある。そ
して、フォーカスリング6の後端部の外周面に雄ネジ1
4が形成されている。カメラ本体4の前端部には筒状部
16が形成されており、その内周面には雌ネジ18が形
成されており、この雌ネジ18へフォーカスリング6の
雄ネジ12を螺合させて、フォーカスリング6を介して
レンズ構体2をカメラ本体4に取り付け、雄ネジ12の
雌ネジ18へのネジ込み距離を調整することによって、
上記の距離Lを調整し、雄ネジ20を筒状部16に形成
した雌ネジ22に螺合することによって、上記調整状態
を保持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
取付装置では、フォーカスリング6と筒状部16との結
合は、ネジ結合で行っているので、上記の距離Lを調整
するためには、フォーカスリング6を回転させる必要が
あり、この回転に連れてレンズ構体2も回転するところ
で、レンズ構体2にガルバノタイプを用いた場合、図6
(a)に示すようにレンズ2aがCCD4aに対して所
定の角度をなす場合には、問題が生じないが、これ以外
の角度、例えば同図(b)に示すような角度になってい
るような場合、シェーディングを起こす可能性が高い。
従って、上記のようにレンズ構体2を回転させて、距離
Lを調整すると、距離Lが適切に調整されたときに、上
記所定の角度になっている保証がなく、シェーディング
が起こる可能性があるという問題点があった。
【0005】さらに、雄ネジ14と雌ネジ18とのネジ
込み距離の調整を頻繁に行うと、雄ネジ14、雌ネジ1
8のネジ山が破壊され、レンズ構体2を外せなくなった
り、回転させたりできなくなるという問題点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の各問題点を解決す
るために、本発明は、前面にカメラ側筒状部を有するカ
メラ本体と、後面にレンズ側筒状部を有し、このレンズ
側筒状部が上記カメラ側筒状部の長さ方向に沿って進退
可能に上記カメラ側筒状部に挿通されているレンズ構体
と、上記カメラ側筒状部にその長さ方向に沿って形成さ
れた嵌合溝と、上記カメラ側筒状部に設けられ、上記嵌
合溝を介して外方に突出している係合部と、上記レンズ
側筒状部の周囲に回転可能に、かつ上記カメラ側筒状部
の長さ方向への移動を拘束された状態に設けられた駆動
部と、この駆動部の内周面に設けられ、上記係合部が挿
通され、上記カメラ側筒状部の径方向に傾斜した係合溝
とを、有するものである。また、上記レンズ構体はガル
バノタイプのレンズを使用したものとすることができ、
カメラ本体は、その内部にCCDを設けたものとするこ
とができる。
【0007】
【作用】本発明によれば、カメラ側筒状部の長さ方向へ
の移動を拘束されている駆動部を回転させると、係合部
が接触している係合溝も回転するが、係合溝はカメラ側
筒状部の径方向に傾斜した状態で設けられているので、
係合溝が回転する際に、カメラ側筒状部の長さ方向に沿
う分力を係合部に発生し、レンズ構体側筒状部とレンズ
構体とが、カメラ側筒状部の長さ方向に、回転せずに移
動する。
【0008】
【実施例】この実施例は、図1(a)及び(c)に示す
ようにレンズ構体30及びカメラ本体38を有してい
る。このレンズ構体30は、例えばガルバノタイプのレ
ンズを使用したもので、カメラ本体38は、その内部に
CCD31を有している。
【0009】レンズ構体30の後端部には、一体に筒状
部32が形成されており、その後端部の外周面には雄ネ
ジ34が形成されている。この筒状部32は、カメラ側
筒状部、例えばフォーカスリング36の内周面に形成さ
れた雌ネジ37に螺合している。
【0010】このフォーカスリング36は、カメラ本体
38の前面に設けたカメラ側筒状部40内に、その長さ
方向に沿って進退可能に設けられている。このカメラ側
筒状部40の上端部及び下端部には嵌合溝42が、図1
(c)に示すようにカメラ側筒状部40の長さ方向に沿
って形成されている。これら嵌合溝42は、カメラ本体
38の前面にも連なってL字状をなしている。これら嵌
合溝42を介して係合部、例えばガイドピン44が、フ
ォーカスリング36にネジ結合されている。
【0011】これらガイドピン44を、フォーカスリン
グ36の半径方向に真っ直ぐにネジ結合するために、図
1(c)に示すように、フォーカスリング36の外周面
の一部を、半径方向に垂直な平面46とされており、こ
の平面46にガイドピン44がネジ結合されている。
【0012】このカメラ側筒状部40の周囲には、駆動
部、例えば環状のカム48が配置されている。このカム
48は、カメラ側筒状部40の周囲に回転可能である。
このカム48の内周面には、係合溝50が、カメラ側筒
状部40の中心を中心として点対称に形成されている。
図2(b)に示すように、これら係合溝50は、カム4
8の直径方向に対して傾斜した状態で形成されている。
【0013】例えば図1(a)に一点鎖線で示すよう
に、カム48を上方から見た状態で、カム48の上側に
形成されている係合溝50は、左端がレンズ構体30側
に位置し、右端がカメラ本体38側に位置するように形
成されている。これら係合溝50には、それぞれガイド
ピン44が挿通されている。
【0014】図1(b)に示すように、2つのガイドピ
ン44と直角に2つのロックピン52が配置されてい
る。これらロックピン52は、カメラ側筒状体40に形
成したネジ孔53にネジ結合されており、その先端は、
フォーカスリング36に形成された平面54に接触して
いる。
【0015】これらロックピン52は、カム48に形成
された扇形の抜け止め孔56に挿通されている。この抜
け止め孔56は、図1(c)に示すようにその厚さ寸法
が、ロックピン52の厚さ寸法よりも僅かに大きいだけ
であるので、カム48がカメラ側筒状部40の長さ方向
に移動するのを拘束して、カム48が抜けるのを防止し
ている。
【0016】このように構成された取付装置では、レン
ズ構体30にフォーカスリング36をネジ結合し、フォ
ーカスリング36を図3に示すようにカメラ側筒状部4
0に嵌める。そして、係合溝42にガイドピン44を挿
通し、このガイドピン44をフォーカスリング36の平
面46にネジ結合する。そしてカム48をカメラ側筒状
部40に嵌め、その内周面の係合溝50にガイドピン4
4を係合させる。そして、抜け止め孔56を介してロッ
クピン52をネジ孔53にネジ結合する。このとき、ロ
ックピン52の先端は、フォーカスリング36の平面に
接触させず、フォーカスリング36が回転可能な状態に
しておく。
【0017】このような状態で、図4に示すようにカム
48を一方の方向に回転させると、これに連れて係合溝
50も回転し、ガイドピン44にカメラ側筒状部40の
長さ方向に沿う力と、カメラ側筒状部40の径方向に沿
う力とを発生するが、径方向に沿う力によって、フォー
カスリング36は、回転しようとするが、嵌合溝42に
ガイドピン44が接触するので、フォーカスリング36
は回転せず、カメラ側筒状部40の長さ方向に沿う力に
よって、フォーカスリング36、ひいてはレンズ構体3
0が、カメラ側筒状部40の長さ方向に沿って前進す
る。
【0018】カム48を逆の方向に回転させると、フォ
ーカスリング36及びレンズ構体30は、上記とは逆に
後退する。このように移動しても、レンズ構体30及び
フォーカスリング36は全く回転していない。
【0019】レンズ構体30及びフォーカスリング36
を前後に移動させて、撮像したい場所が良好に撮像でき
るように、レンズ構体30中のレンズとCCD31との
距離が調整できた状態で、ロックピン52を更にネジ込
んで、ロックピン52の先端部をフォーカスリング36
の平面54に接触させて、フォーカスリング36が移動
しないように固定する。
【0020】このとき、平面54にロックピン52を接
触させたことにより、ロックピン52の先端部の周囲の
平面54が若干隆起することがあるが、平面54は、フ
ォーカスリング36の外周面より内側に位置しているの
で、この隆起は、フォーカスリング36の外周面より突
出することはなく、カメラ側筒状部40の内周面に接触
することはない。
【0021】上記の実施例では、ガイドピン44、係合
溝50をそれぞれ2組設けたが、1組だけ設けてもよ
い。また、カム48は環状のものを示したが、ガイドピ
ン44及び係合溝50を1組だけ設けるときには、円弧
状のものを使用してもよい。また、上記の実施例では、
フォーカスリング36をレンズ構体30と別個に形成し
たが、レンズ構体30と一体に構成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、駆動部
に設けた係合溝の回転によって、レンズ構体側の筒状部
に設けた係合部が進退し、これに伴ってレンズ構体も進
退するが、全く回転せずに進退する。従って、レンズに
ガルバノタイプのものを使用し、カメラ本体にCCDを
用いていても、レンズをCCDに対して所定の角度をな
すようにレンズ構体側の筒状部をカメラ側筒状部に最初
に装着しておけば、上記所定の角度を変更することな
く、レンズとCCDとの距離を調整することができる。
また、レンズ構体側筒状部とカメラ側筒状部との間に
は、ネジ結合がないので、ネジ山が破損して、レンズ構
体が移動できなくなるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明によるレンズ構体取付装置
の1実施例の部分破断平面図、図1(b)は図1(a)
のB−B線に沿う断面図、図1(c)は図1(b)のC
−C線に沿う断面図である。
【図2】図2(a)は本実施例に使用するカムの平面
図、図2(b)は図2(a)のD−D線に沿う断面図で
ある。
【図3】本実施例の組立図である。
【図4】本実施例の部分省略斜視図である。
【図5】従来のレンズ構体取付装置の縦断面図である。
【図6】従来のレンズ構体取付装置によってレンズとC
CDとの距離を調整した場合の状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
30 レンズ構体 31 CCD 36 フォーカスリング(カメラ側筒状部) 38 カメラ本体 40 カメラ側筒状部 42 嵌合溝 44 ガイドピン(係合部) 48 カム(駆動部) 50 係合溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面にカメラ側筒状部を有するカメラ本
    体と、後面にレンズ側筒状部を有しこのレンズ側筒状部
    が上記カメラ側筒状部の長さ方向に沿って進退可能に上
    記カメラ側筒状部に挿通されているレンズ構体と、上記
    カメラ側筒状部にその長さ方向に沿って形成された嵌合
    溝と、上記レンズ側筒状部に設けられ上記嵌合溝を介し
    て外方に突出している係合部と、上記カメラ側筒状部の
    周囲に回転可能にかつ上記カメラ側筒状部の長さ方向へ
    の移動を拘束された状態に設けられた駆動部と、この駆
    動部の内周面に設けられ上記係合部が挿通され上記カメ
    ラ側筒状部の径方向に傾斜した係合溝とを、有するレン
    ズ構体取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレンズ構体取付装置にお
    いて、上記レンズ構体がガルバノタイプのレンズを使用
    したものであり、カメラ本体内にCCDが設けられてい
    ることを特徴とするレンズ構体取付装置。
JP5076140A 1993-03-09 1993-03-09 レンズ構体取付装置 Pending JPH06258563A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5076140A JPH06258563A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 レンズ構体取付装置

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JP5076140A JPH06258563A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 レンズ構体取付装置

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JPH06258563A true JPH06258563A (ja) 1994-09-16

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ID=13596685

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JP5076140A Pending JPH06258563A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 レンズ構体取付装置

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JP (1) JPH06258563A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046462B2 (en) 2003-03-20 2006-05-16 Leica Camera Ag Lens mount for viewfinder cameras
KR100595716B1 (ko) * 1999-12-30 2006-07-03 엘지전자 주식회사 고체촬상소자 카메라용 포커싱장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010605