JPH0625848U - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH0625848U JPH0625848U JP6261792U JP6261792U JPH0625848U JP H0625848 U JPH0625848 U JP H0625848U JP 6261792 U JP6261792 U JP 6261792U JP 6261792 U JP6261792 U JP 6261792U JP H0625848 U JPH0625848 U JP H0625848U
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- Japan
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- image forming
- image
- machine body
- cleaning
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ユーザがクリーニング部材を直接操作せずに、
ほぼ定期的に結像レンズ等の画像形成関与部材を清掃可
能な画像形成装置を提供する。 【構成】下部機体M1 に対し、その一端の支軸11を中
心に上部機体M2 が矢印A方向に開閉自在である。上部
機体M2 側に取り付けられた光書き込みヘッドの結像レ
ンズ5a上を摺動しながら清掃可能なクリーニング部材
21を備えると共に、このクリーニング部材21を上部
機体M2 の開閉動作に連動して摺動させる移動手段とし
て複数のプーリ22、24、29、31やベルト25、
32等を備えている。上部機体M2 の一回の開閉動作に
伴ってクリーニング部材21がレンズ5a上を一往復す
る。
ほぼ定期的に結像レンズ等の画像形成関与部材を清掃可
能な画像形成装置を提供する。 【構成】下部機体M1 に対し、その一端の支軸11を中
心に上部機体M2 が矢印A方向に開閉自在である。上部
機体M2 側に取り付けられた光書き込みヘッドの結像レ
ンズ5a上を摺動しながら清掃可能なクリーニング部材
21を備えると共に、このクリーニング部材21を上部
機体M2 の開閉動作に連動して摺動させる移動手段とし
て複数のプーリ22、24、29、31やベルト25、
32等を備えている。上部機体M2 の一回の開閉動作に
伴ってクリーニング部材21がレンズ5a上を一往復す
る。
Description
【0001】
本考案は、装置本体が第1機体と第2機体とに分割されて開閉自在な画像形成 装置に係り、特には像担持体への画像形成に関与する画像形成関与部材を清掃す るクリーニング手段を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
図4に、電子写真方式を採用した従来の画像形成装置の一例としてプリンタ装 置の全体構成を示す。このプリンタ装置は、装置本体に対し着脱自在な給紙カセ ット1、この給紙カセット1から用紙を給送する給紙ロール2、像担持体として の感光体ドラム3、この感光体ドラム3の周面近傍に配設され感光体ドラム3へ の画像形成に関与する部材である画像形成関与部材(帯電器4、光書き込みヘッ ド5、現像器6、転写器7、クリーナ8等)、用紙上に画像を定着させる定着器 9、定着済みの用紙を機外へ排出するための排紙ロール10等を備えている。な お、感光体ドラム3、現像器6、クリーナ8等は一体化され、装置本体に対し着 脱自在なユニット構成としてある。更に、この装置は、第1機体としての下部機 体M1 に対し、その一端の回動支点としての支軸11を中心に第2機体としての 上部機体M2 が矢印A方向に開閉自在に構成されており、上部機体M2 を開放す ることで、上記ユニットの着脱や紙詰まり用紙の除去処理等が可能となる。なお 、光書き込みヘッド5は上部機体M2 側に取り付けられ、上部機体M2 の開成時 に感光体ドラム3の周面から離間されるようになっている。
【0003】 通常、電子写真方式を採用した画像形成装置では、微粉末からなる現像剤を使 用するために該現像剤が機内に飛散しやすく、これが機内汚れの原因となる場合 が多い。また、用紙を給送したり搬送したりする際に、用紙が搬送ガイド部材等 とこすれ合うことで紙粉が発生し、この紙粉が機内汚れの原因となる場合もある 。このような汚れが、上記画像形成関与部材、特に光書き込みヘッド5における 結像レンズ5aや、帯電器4や転写器7等の放電手段におけるコロナワイヤ等に 生じると、露光や放電が妨げられるために画像汚れ等が発生する。
【0004】 このようにして画像汚れ等が発生した場合は、従来、装置のユーザが各自で汚 れ発生箇所のクリーニングを行う場合が多い。例えば図4に示したプリンタ装置 の場合は、図5に示すようにユーザが上部機体M2 を開放し、その状態で、図6 に示すように所定のクリーニグ部材12を手で持ちながら結像レンズ5a等の清 掃を行う。
【0005】
従来、汚れ発生箇所の清掃は、上述したようにユーザがクリーニング部材12を 手で持って行っていたため、以下のような問題があった。
【0006】 第1に、クリーニング作業に慣れないユーザが手を機内にひっかけてケガをす る心配があるため、手を入れてもひっかけることのない程度に十分な清掃用スペ ースを機内に確保しなければならず、その結果、どうしても装置全体の大型化が 避けられなかった。
【0007】 第2に、清掃するか否かはユーザが自分の判断で決めるため、多少の画像汚れ が生じても気付かないか、あるいは清掃を怠りやすく、そのため、長期にわたっ て清掃が行われず、大きな画像汚れが発生してしまう場合もあった。
【0008】 第3に、クリーニング部材は紛失しやすいため、その保管場所を予め決めてお き、清掃時以外は必ずその場所へ保管しておかなければならないので、クリーニ ング部材の扱いが面倒であった。
【0009】
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、ユーザがクリーニング部材を直接操作せ ずに、ほぼ定期的に清掃可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
本考案は、上記目的を達成するため、第1機体と、該第1機体に対し一端の回 動支点を中心に開閉自在な第2機体とからなり、該第2機体に前記回動支点の軸 心と平行な第1方向に沿って配設され像担持体への画像形成に関与する画像形成 関与部材を備える画像形成装置において、前記画像形成関与部材の前記像担持体 に対する対向面に当接し、少なくとも該対向面を前記第1方向に沿って摺動しな がら清掃可能なクリーニング手段と、該クリーニング手段を前記両機体の開閉動 作に連動して摺動させる移動手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら説明する。 図1(a)は本考案の一実施例の画像形成装置の概略図であり、図1(b)は その結像レンズおよびその近傍を矢印B方向から見た図である。なお、本実施例 は、図4に示したプリンタ装置内の結像レンズ5aの清掃用に本考案を適用した 一例である。
【0012】 このプリンタ装置は、図4に示したように、第1機体としての下部機体M1 に 対し、その一端の回動支点としての支軸11を中心に第2機体としての上部機体 M2 が矢印A方向に開閉自在に構成されている。そして、像担持体としての感光 体ドラム3や現像器6等は1個または2個のユニットとして下部機体M1 に着脱 自在であり、一方、光書き込みヘッド5は上部機体M2 側に取り付けられ、上部 機体M2 の開成時に感光体ドラム3の周面から離間されるようになっている。な お、光書き込みヘッド5は、その先端部に、感光体ドラム3と対向して感光体ド ラム3の表面へ光像を結像させる結像レンズ5aを有しており、この結像レンズ 5aは上記支軸11の軸心と平行な第1方向(図1(a)では紙面に垂直な方向 、図1(b)では矢印C方向)に沿って長く配設されている。
【0013】 更に、本実施例では、図1(b)に示すように、結像レンズ5aにおける感光 体ドラム3(図4参照)との対向面に当接し、この対向面を上記第1方向(矢印 C方向)に沿って摺動しつつ清掃可能なクリーニング手段としてのクリーニング 部材21を備えると共に、図1(a)、(b)に示すように上記クリーニング部 材21を上部機体M2 の開閉動作に連動して摺動させる移動手段として複数のプ ーリ22、24、29、31やベルト25、32等を備えている。
【0014】 上記移動手段の構成を、図2および図3に詳しく示す。まず、図2に示すよう に、支軸11には下部機体M1 に対して固定された大径の固定プーリ22が取り 付けられ、一方、上部機体M2 には回動可能な軸23が支軸11と平行に配設さ れると共にこの軸23に上記固定プーリよりも小径のプーリ24が取り付けられ 、このプーリ24と固定プーリ22とがベルト25によって連結されている。ま た、上部機体M2 側では、上記軸23の一端に大径の傘歯車26が取り付けられ る一方、軸23とは直交方向に配設された回動可能な軸27に上記傘歯車26よ りも小径の傘歯車28が取り付けられ、この傘歯車28と上記傘歯車26とが噛 合している。更に、図3に示すように、軸27には結像レンズ5aの一端側の近 傍に位置するプーリ29が取り付けられ、一方、結像レンズ5aを隔てて軸27 と平行に配設された回動可能な軸30には結像レンズ5aの他端側の近傍に位置 するプーリ31が取り付けられ、このプーリ31と上記プーリ29とがベルト3 2によって連結されている。このベルト32は結像レンズ5aと平行に張られて おり、このベルト32の一部に、図3(b)に示すようにガイド部材33、34 によって結像レンズ5aの表面に沿って案内可能な支持部材35を介して上記ク リーニング部材21が取り付けられている。
【0015】 上記構成からなる移動手段によれば、下部機体M1 に対して上部機体M2 を開 成または閉成させると、上部機体M2 に対して固定プーリ22が回転することに なるので、その回転駆動力がベルト25を介してプーリ23に伝達され、更に、 軸23、傘歯車26、28、軸27およびプーリ29を介してベルト32に伝達 され、これにより、ベルト32に支持部材35を介して固定されているクリーニ ング部材21が結像レンズ5a上を移動する。すなわち、上部機体M2 の開成動 作時にはクリーニング部材21が結像レンズ5a上を一方向に移動しながら清掃 し、上部機体M2 の閉成動作時にはクリーニング部材21が結像レンズ5a上を 上記一方向とは逆方向に移動しながら清掃することで、上部機体M2 の一回の開 閉動作に伴ってクリーニング部材21がレンズ5a上を一往復する。
【0016】 従って、本実施例によれば、単に上部機体M2 を開閉するだけで結像レンズ5 aの清掃が行われるので、従来のようにユーザがクリーニング部材12(図6参 照)を手で持って汚れ箇所を清掃するといった作業は全く不要になる。そのため 、ユーザのための清掃用スペースを機内に確保する必要がなくなり、装置の小型 化を実現することができる。
【0017】 また、上部機体M2 の開閉は、感光体ドラム3や現像器6等を含むユニットを 交換したり、紙詰まりが生じる度に行われるので、ほぼ定期的に行われることに なり、よって、従来のように清掃を忘れてしまうといった事態は確実に避けるこ とができる。
【0018】 勿論、従来のようにクリーニング部材を所定の保管場所に保管しておかなけれ ばならないといった取扱上の面倒さも、一切なくなる。 なお、クリーニング部材21を摺動させるための移動手段は、上記実施例で示 したようなプーリとベルトからなる構成に限定されるものではなく、上部機体M 2 の開閉動作をクリーニング部材21に伝達可能な各種の構成を採用可能である 。例えば、プーリとベルトの代わりに、ギアとチェーンを用いたものであっても よい。
【0019】 また、上記実施例では結像レンズの清掃を目的とした構成を示したが、本考案 は、結像レンズの清掃だけではなく、その他の画像形成関与部材、例えば帯電、 転写、分離用の放電手段におけるコロナワイヤ等の清掃にも適用可能である。
【0020】 更に、本考案は、上述したように装置本体を上下に開閉可能なもの以外にも、 例えば左右に開閉可能なもの等にも適用可能である。 加えて、本考案は、プリンタ装置の他にも、複写機、ファクシミリ装置等の各 種画像形成装置に適用可能である。
【0021】
本考案によれば、機体の開閉動作に連動してクリーニング部材を移動させるよ うにしたので、ユーザがクリーニング部材を直接操作しなくとも、汚れ箇所をほ ぼ定期的に清掃することができる。従って、ユーザのための清掃用スペースを機 内に確保する必要がなくなるので装置の小型化を実現することができ、また、従 来のように清掃を忘れてしまうといった事態を確実に防止することができる。
【図1】(a)は本考案の一実施例の画像形成装置の概
略図であり、(b)は同画像形成装置内の結像レンズお
よびその近傍を矢印B方向から見た図である。
略図であり、(b)は同画像形成装置内の結像レンズお
よびその近傍を矢印B方向から見た図である。
【図2】(a)は同実施例における移動手段の構成を上
方から見た図であり、(b)は同移動手段の構成を正面
から見た図である。
方から見た図であり、(b)は同移動手段の構成を正面
から見た図である。
【図3】(a)は同実施例における結像レンズおよびそ
の近傍の構成を上方から見た図であり、(b)はそのX
−X断面図である。
の近傍の構成を上方から見た図であり、(b)はそのX
−X断面図である。
【図4】従来の画像形成装置の全体図である。
【図5】上記従来の画像形成装置の上部機体を開放した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図6】上記従来の画像形成装置における結像レンズの
清掃作業を示す図である。
清掃作業を示す図である。
3 感光体ドラム 4 帯電器 5 光書き込みヘッド 5a 結像レンズ 7 転写器 11 支軸 21 クリーニング部材 22 固定プーリ 23、27、30 軸 24、29、31 プーリ 25、32 ベルト 26、28 傘歯車 33、34 ガイド部材 35 支持部材
Claims (3)
- 【請求項1】第1機体と、該第1機体に対し一端の回動
支点を中心に開閉自在な第2機体とからなり、該第2機
体に前記回動支点の軸心と平行な第1方向に沿って配設
され像担持体への画像形成に関与する画像形成関与部材
を備える画像形成装置において、 前記画像形成関与部材の前記像担持体に対する対向面に
当接し、少なくとも該対向面を前記第1方向に沿って摺
動しながら清掃可能なクリーニング手段と、 該クリーニング手段を前記両機体の開閉動作に連動して
摺動させる移動手段とを備えたことを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】前記画像形成関与部材が前記像担持体と対
向して該像担持体表面へ光像を結像させる結像レンズを
含む光書き込みヘッドであり、該結像レンズの前記像担
持体に対する対向面を前記クリーニング手段で清掃する
請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】前記画像形成関与部材が前記像担持体と対
向して該像担持体表面にコロナ放電により所定の電荷を
与えるコロナワイヤを含む放電手段であり、該コロナワ
イヤの前記像担持体に対する少なくとも対向面を前記ク
リーニング手段で清掃する請求項1記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261792U JPH0625848U (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6261792U JPH0625848U (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625848U true JPH0625848U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=13205463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6261792U Withdrawn JPH0625848U (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625848U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009086151A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP6261792U patent/JPH0625848U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009086151A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |