JPH0625813Y2 - 冷却器の除霜ヒータ取付構造 - Google Patents

冷却器の除霜ヒータ取付構造

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JPH0625813Y2
JPH0625813Y2 JP6964289U JP6964289U JPH0625813Y2 JP H0625813 Y2 JPH0625813 Y2 JP H0625813Y2 JP 6964289 U JP6964289 U JP 6964289U JP 6964289 U JP6964289 U JP 6964289U JP H0625813 Y2 JPH0625813 Y2 JP H0625813Y2
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JP
Japan
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mounting
heater
cooler
glass tube
plates
Prior art date
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JP6964289U
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JPH0310185U (ja
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文康 田村
敏明 野村
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Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフィン付の冷却器の除霜ヒータ取付構造に関す
るものである。
(従来の技術) 冷蔵庫や冷凍・冷蔵ショーケースなどのフィン付冷却器
の除霜ヒータとしては、シーズヒータ又はガラス管ヒー
タが一般に使用される。除霜ヒータの取付方式として
は、ヒータをフィンに直接挟み込むものと冷却器の下部
に設置するものなどがある。
第2図は本考案に係わる従来のガラス管ヒータの構造例
を示す正面図である。1はガラス管ヒータで、ガラス管
2中にヒータ線3を配設し、ヒータ線3の両端にリード
線4が接続され、その各接続部が合成樹脂製の絶縁カバ
ー5で覆われて形成されている。各絶縁カバー5は互に
同一形状であって、ガラス管ヒータ1を冷却器に取付け
るための円形の取付部6を形成し、該取付部6をヒータ
取付板7の丸穴8に挿入して該ヒータ取付板7と共に冷
却器に取付けられる。9はその挿入位置を規制するスト
ッパである。ガラス管ヒータ1は、その使用に伴う温度
変化に対して、ガラス管2中の内部の圧力を外部の圧力
と常に均一にするために、通気穴(図示せず)を設けて
いる。該通気穴はガラス管2中の水滴を除去するための
水抜きを兼ねたものであり、取付部6の1箇所にボス1
0を形成してここに該通気穴を開口させている。そして
ヒータ取付板7の丸穴8にはボス10を位置合わせする
ための切欠き11を設けて、該ボス10が取付部6の下
部に来るようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の除霜ヒータ取付構造においては、
各ヒータ取付板7は互に同一形状のものが使用され、相
互に入れ替えて上下反転させた状態でも冷却器に取付け
られるようになっており、しかもその上下反転されたこ
とが外観では見分け難い構造になっている。従って、誤
って上下反転した状態のヒータ取付板7にガラス管ヒー
タ1を取付けると、ボス10が取付部6の上部位置に来
て、通気穴から水滴が除去できないという問題点があっ
た。
本考案の目的は、構造が簡単なものであって、確実に取
付けられ、ヒータ取付板が上下反転したときは容易に判
別できるようにして、誤って通気穴がガラス管ヒータの
上側に来ることがないようにした冷却器の除霜ヒータ取
付構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、多数のフィンを
並設したフィンチューブに冷媒を循環させている冷却器
の下部にガラス管ヒータを配設してなる冷却器の除霜ヒ
ータ取付構造において、冷却器の両側面からそれぞれ下
方に延長されて冷却器を支える一対のエンドプレートを
有し、その横方向の端部を前記両面側と直交する方向に
折曲げて第1の取付面を形成し、該第1の取付面に互に
同一の高さ位置をなして第1のねじ取付穴を設け、互に
対称形状の帯状の板よりなる一対のヒータ取付板を有
し、該ヒータ取付板の各一端側が前記第1の取付面と対
向させた第2の取付面とともに前記第1の取付面を包ん
だコ字状の断面形状をなし、該第2の取付面の高さの中
心から互に同一寸法だけ離れた位置に第2のねじ取付穴
を設け、冷却器の下部に延長された各地端側にガラス管
ヒータ取付用の丸穴と該丸穴に対するガラス管ヒータの
回転位置を所定位置に規制した該丸穴周囲の切欠きとを
設け、該一対のヒータ取付板を前記各ねじ取付穴におい
て互にねじ締めして前記各エンドプレートに互に対称に
取付け、前記各丸穴にガラス管ヒータの各端側の取付部
を挿入してガラス管ヒータを取付けた。
(作用) 本考案によれば、ヒータ取付板の第2のねじ取付穴の位
置が第2の取付面の高さの中心に対して共通の所定方向
の位置となるように該各ヒータ取付板の上下位置を合わ
せて、第1のねじ取付穴と第2のねじ取付穴とにより該
各ヒータ取付板を各エンドプレートに取付け、ガラス管
ヒータの取付部を各丸穴に挿入して取付けると、ガラス
管ヒータは冷却器の下方の所定位置となり、且つ丸穴に
対する回転位置が所定位置に規制される。そして該各ヒ
ータ取付板の少なくとも一方の上下位置が所定の状態か
ら入替わっていると、ガラス管ヒータは冷却器の下方の
所定の位置に取付不能となる。
(実施例) 第1図は本考案の冷却器の除霜ヒータ取付構造例を示す
分解斜視図である。
同図において、12は冷蔵庫に備えた冷却器としての蒸
発器で、多数のフィン13を並設したフィンチューブ
(図示せず)に冷媒を循環させ、フィン13の間に別途
強制通風して庫内を冷却する。14a,14bは蒸発器
13を支えて冷蔵庫の構造部材に取付けているエンドプ
レートで、蒸発器の両側面から下方に延長され、補強の
ために、その縦方向に延びる各端部が蒸発器13の両側
面と直交する方向に折曲げられて、後記するヒータ取付
板17a,17bをそれぞれ取付けるための第1の取付
面15a,15bを形成している。そして第1の取付面
15a,15bの下部には互に同一の高さに第1のねじ
取付穴としてのねじ穴16a,16bを設けている。
17a,17bは互に対をなしたヒータ取付板で、弾性
変形可能な帯状の板を互に対称形状に折曲げて形成さ
れ、それぞれ第1の取付面15a,15bに取付けら
れ、その相互間に、第2図に示したガラス管ヒータ1を
取付けている。ヒータ取付板17a,17bは一端側が
コ字状の断面形状をなし、その第2の取付面18a,1
8bを第1の取付面15a,15bに当接させて、該取
付面15a,15bをコ字状に包んで挟持している。そ
して第2の取付面18a,18bにはその高さの中心か
ら互に同一寸法だけ上方に離れた位置に第2のねじ取付
穴19a,19bを設け、これにねじ20を挿通してね
じ穴16a,16bに螺合させて締付けている。ヒータ
取付板17a,17bはまた、その他端側の相互間隔を
互に狭める方向に折曲げられ且つ蒸発器12の下部に近
接させて延長され、この相互間にガラス管ヒータ1が取
付けられる。該他端側には各取付部6を嵌入させた丸穴
21a,21b(21aのみ図示)を設け、且つ該丸穴
21a,21bの下部にボス10を嵌入させ切欠き22
a,22b(22aのみ図示)を設けている。
以上の構成において、ヒータ取付板17a,17bの各
ねじ取付穴19a,19bの位置が、その中心位置より
上側となるようにその上下位置を合わせて、ねじ20に
よって該ヒータ取付板17a,17bを各エンドプレー
ト14a,14bに取付けると、その各一端側が取付面
15a,15bをコ字状に包んで廻り止めされて固定さ
れる。丸穴21a,21bは蒸発器12の下方における
所定の高さ位置となり、且つ切欠き22a,22bが丸
穴21a,21bの下部にある。よってこれにガラス管
ヒータ1の取付部6を挿入すると、そのボス10の位置
に開口した通気穴がガラス管ヒータ1の下方に位置して
取付けられる。ガラス管ヒータ1への通電によりその長
さが変化するが、ヒータ取付板17a,17bの弾性に
よりこれが吸収される。
ヒータ取付板17a,17bを図の左右入替えなしで、
上下位置を入替えて取付けると、切欠き22a,22b
の位置は上下反転するが、他端側の相互間隔がガラス管
ヒータ1の取付間隔より広くなるとともに丸穴21a,
21bの位置が蒸発器12の下面より高くなって、ガラ
ス管ヒータ1が取付不能であることが目視で容易に確認
される。
またヒータ取付板17a,17bを左右、上下共に入替
えて取付けようとすると、丸穴21a,21bの位置が
蒸発器12の下面より高くなり、取付け不能となって誤
りが確認される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、一対のヒータ取付
板を互に対称の形状にした上で、これら相互の入替えや
取付位置が所定の取付状態と異なる場合は目視によって
容易に判別できるようにしたので、取付作業の誤りが生
ずるおそれがなく、よってガラス管ヒータの通気穴が正
常位置と異なることがなくなる。そしてヒータ取付板
は、ねじ締めするとエンドプレートを挟持して固定され
るようにしたので、1つのねじを使用するのみで廻り止
めされて確実に取付けることができる。またヒータ取付
板はその他端側が自由端をなしているので、ガラス管ヒ
ータの熱による長さの変化分が該他端側の相互間で吸収
されて、ガラス管ヒータが安全に保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す除霜ヒータ取付構造の分
解斜視図、第2図は本考案に係わる従来のガラス管ヒー
タの正面図である。 1…ガラス管ヒータ、6…取付部、10…ボス、12…
蒸発器(冷却器)、14a,14b…エンドプレート、
15a,15b…第1の取付面、16a,16b……ね
じ穴(第1のねじ取付穴)、17a,17b…ヒータ取
付板、18a,18b…第2のねじ取付面、19a,1
9b…第2のねじ取付穴、20…ねじ、21a…丸穴、
22a…切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のフィンを並設したフィンチューブに
    冷媒を循環させている冷却器の下部にガラス管ヒータを
    配設してなる冷却器の除霜ヒータ取付構造において、 冷却器の両側面からそれぞれ下方に延長されて冷却器を
    支える一対のエンドプレートを有し、その横方向の端部
    を前記両側面と直交する方向に折曲げて第1の取付面を
    形成し、該第1の取付面に互に同一の高さ位置をなして
    第1のねじ取付穴を設け、 互に対称形状の帯状の板よりなる一対のヒータ取付板を
    有し、該各ヒータ取付板の各一端側が前記第1の取付面
    と対向させた第2の取付面とともに前記第1の取付面を
    包んだコ字状の断面形状をなし、該第2の取付面の高さ
    の中心から互に同一寸法だけ離れた位置に第2のねじ取
    付穴を設け、冷却器の下部に延長された各他端側にガラ
    ス管ヒータ取付用の丸穴と該丸穴に対するガラス管ヒー
    タの回転位置を所定位置に規制した該丸穴周囲の切欠き
    とを設け、該一対のヒータ取付板を前記各ねじ取付穴に
    おいて互にねじ締めして前記各エンドプレートに互に対
    称に取付け、 前記各丸穴にガラス管ヒータの各端側の取付部を挿入し
    てガラス管ヒータを取付けた、 ことを特徴とする冷却器の除霜ヒータ取付構造。
JP6964289U 1989-06-14 1989-06-14 冷却器の除霜ヒータ取付構造 Expired - Lifetime JPH0625813Y2 (ja)

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JPH0310185U JPH0310185U (ja) 1991-01-30
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