JPH0625801Y2 - ヘリウムガス圧縮機ユニツト - Google Patents
ヘリウムガス圧縮機ユニツトInfo
- Publication number
- JPH0625801Y2 JPH0625801Y2 JP8000887U JP8000887U JPH0625801Y2 JP H0625801 Y2 JPH0625801 Y2 JP H0625801Y2 JP 8000887 U JP8000887 U JP 8000887U JP 8000887 U JP8000887 U JP 8000887U JP H0625801 Y2 JPH0625801 Y2 JP H0625801Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- helium gas
- compressor unit
- helium
- gas compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クライオポンプ、クライオスタット等の製品
の極低温冷凍機に適用されるヘリウム圧縮機ユニットに
関する。
の極低温冷凍機に適用されるヘリウム圧縮機ユニットに
関する。
極低温小型冷凍機においては、信頼性及び価格上より、
G−Mサイクルないし改良ソルベイサイクルが多く用い
られている。これらのサイクルは油潤滑の圧縮機を用い
ており、一方、極低温冷凍機では油の混入を嫌うので、
オイルセパレータを設けている。
G−Mサイクルないし改良ソルベイサイクルが多く用い
られている。これらのサイクルは油潤滑の圧縮機を用い
ており、一方、極低温冷凍機では油の混入を嫌うので、
オイルセパレータを設けている。
オイルセパレータは、一般的には第3図に示す様に綿状
のグラスウール9を充填した装置を用いる。綿状グラス
ウールは油を保持するので運転していると、油が綿状グ
ラスウールに付着して、圧縮機の保持する油の50%程
度も不足して圧縮機の機能に支障が生じるので、油を補
給している。
のグラスウール9を充填した装置を用いる。綿状グラス
ウールは油を保持するので運転していると、油が綿状グ
ラスウールに付着して、圧縮機の保持する油の50%程
度も不足して圧縮機の機能に支障が生じるので、油を補
給している。
また、ヘリウムチャージ口と油の補給口とを兼用してい
るが、ロータリ式圧縮機の場合には第2図に示す様に吐
出管に設け、レシプロ式圧縮機の場合には吸入管に設け
ている。
るが、ロータリ式圧縮機の場合には第2図に示す様に吐
出管に設け、レシプロ式圧縮機の場合には吸入管に設け
ている。
ヘリウムチャージ口はヘリウムガスの自然なガス洩れ、
あるいはメンテナンス時のガスチャージ口として用いら
れる。
あるいはメンテナンス時のガスチャージ口として用いら
れる。
オイルセパレータの綿状グラスウールに付着していく油
を運転しながら補給する従来の方法は、工場を出荷する
前に数100時間の試運転を行ない、試運転の間に数回の
油の補給をしてから出荷をする必要がある。油を補給す
る為には、ユニットの運転を止め、ガス圧を低圧にして
補給しやすくする必要があり、長い出荷前の試運転と油
補給に時間並に労力を要する等の問題点があった。
を運転しながら補給する従来の方法は、工場を出荷する
前に数100時間の試運転を行ない、試運転の間に数回の
油の補給をしてから出荷をする必要がある。油を補給す
る為には、ユニットの運転を止め、ガス圧を低圧にして
補給しやすくする必要があり、長い出荷前の試運転と油
補給に時間並に労力を要する等の問題点があった。
ヘリウムガスのチャージ口をオイルセパレータに設ける
ことにより、あらかじめ圧縮機用油をオイルセパレータ
の綿状グラスウール部・底部に入れておくことができる
様にする。
ことにより、あらかじめ圧縮機用油をオイルセパレータ
の綿状グラスウール部・底部に入れておくことができる
様にする。
オイルセパレータの底部に綿状グラスウールに付着する
分の油をあらかじめ入れてあるので、試運転をしながら
油を補給する必要がなく、試運転時間の短縮と油の補給
の手間を少なくした。
分の油をあらかじめ入れてあるので、試運転をしながら
油を補給する必要がなく、試運転時間の短縮と油の補給
の手間を少なくした。
本考案によるヘリウム圧縮機ユニットのシステムの構成
を第1図に示す。なお、第1図,第2図における同一符
号の部材は、夫々対応する部材を示す。ヘリウムガスは
圧縮機1にて圧縮され吐出ガスクーラ2で冷却され、オ
イルセパレータ3で油ミストを除去され、さらにアドソ
ーバ4でオイル蒸気が除去されて図示外の膨張機へ送ら
れる。膨張機を出た低圧ガスはサージボルト5に入り、
圧縮機1に吸入される。
を第1図に示す。なお、第1図,第2図における同一符
号の部材は、夫々対応する部材を示す。ヘリウムガスは
圧縮機1にて圧縮され吐出ガスクーラ2で冷却され、オ
イルセパレータ3で油ミストを除去され、さらにアドソ
ーバ4でオイル蒸気が除去されて図示外の膨張機へ送ら
れる。膨張機を出た低圧ガスはサージボルト5に入り、
圧縮機1に吸入される。
ヘリウムを圧縮する場合には吐出ガス温度が上がる為に
オイルクーラ6で油を冷却して吸入へ戻す方法が良く用
いられている。
オイルクーラ6で油を冷却して吸入へ戻す方法が良く用
いられている。
圧縮機用油は圧縮機1及びオイルクーラ6にオイルクー
ラへのオイルチャージ口12より封入し、オイルセパレ
ータ3の綿状グラスウール9に付着する量の油もヘリウ
ムチャージ口8よりあらかじめ封入し、オイルセパレー
タ3の底部に油10が溜っている。この状態で運転を開
始すると、油は油戻り管11を通って徐々に圧縮機1に
戻る。なお、油戻り管11はキャピラリチューブ等で構
成されて、油の戻る量は少ない。
ラへのオイルチャージ口12より封入し、オイルセパレ
ータ3の綿状グラスウール9に付着する量の油もヘリウ
ムチャージ口8よりあらかじめ封入し、オイルセパレー
タ3の底部に油10が溜っている。この状態で運転を開
始すると、油は油戻り管11を通って徐々に圧縮機1に
戻る。なお、油戻り管11はキャピラリチューブ等で構
成されて、油の戻る量は少ない。
なお、第1図ではヘリウムチャージ口8がオイルセパレ
ータ3の綿状グラスウール9の上部に設けてあり、綿状
グラスウール9を油で潤してから底部に溜まる様になっ
ているが、直接オイルセパレータ9の底部に油が入る様
に接続しても同じ効果がある。
ータ3の綿状グラスウール9の上部に設けてあり、綿状
グラスウール9を油で潤してから底部に溜まる様になっ
ているが、直接オイルセパレータ9の底部に油が入る様
に接続しても同じ効果がある。
オイル補給口を兼用するヘリウムチャージ口をオイルセ
パータに設けることにより、オイルセパレータにあらか
じめ油をチャージしておくことが可能となり、試運転時
にオイルセパレータの綿状グラスウールに付着する分の
油を補給する必要がなく、試運転時間の大巾な短縮と試
運転の途中で油を補給する手間の省略が可能となる。
パータに設けることにより、オイルセパレータにあらか
じめ油をチャージしておくことが可能となり、試運転時
にオイルセパレータの綿状グラスウールに付着する分の
油を補給する必要がなく、試運転時間の大巾な短縮と試
運転の途中で油を補給する手間の省略が可能となる。
第1図は本考案の一実施例としてのヘリウムガス圧縮機
ユニットのシステム構成図、第2図は従来装置のシステ
ム構成図、第3図はオイルセパレータの説明図である。 1…圧縮機、3…オイルセパレータ 8…ヘリウムチャージ口
ユニットのシステム構成図、第2図は従来装置のシステ
ム構成図、第3図はオイルセパレータの説明図である。 1…圧縮機、3…オイルセパレータ 8…ヘリウムチャージ口
Claims (1)
- 【請求項1】吐出管路中にオイルセパレータを設けてな
る極低温冷凍機用のヘリウムガス圧縮機ユニットにおい
て、前記オイルセパレータに油の供給口を兼ねるヘリウ
ムガスチャージ口を設けたことを特徴とするヘリウムガ
ス圧縮機ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8000887U JPH0625801Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | ヘリウムガス圧縮機ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8000887U JPH0625801Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | ヘリウムガス圧縮機ユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63190868U JPS63190868U (ja) | 1988-12-08 |
JPH0625801Y2 true JPH0625801Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=30930419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8000887U Expired - Lifetime JPH0625801Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | ヘリウムガス圧縮機ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625801Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8978400B2 (en) * | 2009-11-09 | 2015-03-17 | Sumitomo (Shi) Cryogenics Of America Inc. | Air cooled helium compressor |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP8000887U patent/JPH0625801Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63190868U (ja) | 1988-12-08 |
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