JPH06257290A - 建築用部材 - Google Patents
建築用部材Info
- Publication number
- JPH06257290A JPH06257290A JP8774693A JP8774693A JPH06257290A JP H06257290 A JPH06257290 A JP H06257290A JP 8774693 A JP8774693 A JP 8774693A JP 8774693 A JP8774693 A JP 8774693A JP H06257290 A JPH06257290 A JP H06257290A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- new
- furring strip
- adjusting
- covering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】外壁改修の際特に開口部廻りの納めで、新規外
装材端部と奥行き部分のいわゆるダキ廻りを覆うための
部材を、物件毎の特注寸法とせず簡単な寸法調整のみ
で、施工できる部材を提供すること。 【構成】コーナー見切り部材10と調整化粧部材20と
の二つの部材とし、コーナー見切り部材は固定辺11と
新規外装材端部を覆うカバー辺12とダキ廻りの一部を
覆う化粧辺13と化粧辺先端の溝条舌辺14とからな
り、調整化粧部材は平坦な化粧辺とその両端の差込み舌
辺21と止め辺22とからなる。
装材端部と奥行き部分のいわゆるダキ廻りを覆うための
部材を、物件毎の特注寸法とせず簡単な寸法調整のみ
で、施工できる部材を提供すること。 【構成】コーナー見切り部材10と調整化粧部材20と
の二つの部材とし、コーナー見切り部材は固定辺11と
新規外装材端部を覆うカバー辺12とダキ廻りの一部を
覆う化粧辺13と化粧辺先端の溝条舌辺14とからな
り、調整化粧部材は平坦な化粧辺とその両端の差込み舌
辺21と止め辺22とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は既存建築物の外壁を改修
する際の、特に開口部廻りの部材に関するものである。
する際の、特に開口部廻りの部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、既存建築物の外壁を改修する際、
特に新規外装材として乾式の建築用パネルで行う際に開
口部廻りを覆う部材に関し、外壁面から建具までのいわ
ゆるダキ廻りの納めは、新規外装材の端部を覆う見切縁
部材と、ダキ廻り部を覆う平坦な部材とで納めるが、ダ
キ廻りを覆う部材は、既存開口の寸法を計り、建具から
新規外装材までを覆うための部材をオーダーメイドで製
作していた。これは、建築物によって、建具から外壁面
までのいわゆるダキ廻りの奥行き寸法が異なるためで、
したがってこれは建物毎の特注部材であった。
特に新規外装材として乾式の建築用パネルで行う際に開
口部廻りを覆う部材に関し、外壁面から建具までのいわ
ゆるダキ廻りの納めは、新規外装材の端部を覆う見切縁
部材と、ダキ廻り部を覆う平坦な部材とで納めるが、ダ
キ廻りを覆う部材は、既存開口の寸法を計り、建具から
新規外装材までを覆うための部材をオーダーメイドで製
作していた。これは、建築物によって、建具から外壁面
までのいわゆるダキ廻りの奥行き寸法が異なるためで、
したがってこれは建物毎の特注部材であった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】したがってかかる部
材は、 ア、現場の採寸作業が必要であること、 イ、現場毎の特注品となることからコストアップにつな
がっていた。 さらに特注品であるため、 ウ、予め製作しておくことができず、しかも現場採寸、
工場製作、現場取付の各作業が遅滞なく行われなければ
ならず、 エ、横持ちに手間取るなど、面倒が多かった。 オ、分割した部材では、上記欠点はないものの、ビス止
め部分や、幅詰め部分が露出し、美観を損ねてしまう。
材は、 ア、現場の採寸作業が必要であること、 イ、現場毎の特注品となることからコストアップにつな
がっていた。 さらに特注品であるため、 ウ、予め製作しておくことができず、しかも現場採寸、
工場製作、現場取付の各作業が遅滞なく行われなければ
ならず、 エ、横持ちに手間取るなど、面倒が多かった。 オ、分割した部材では、上記欠点はないものの、ビス止
め部分や、幅詰め部分が露出し、美観を損ねてしまう。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記問題点を解決する
ため本発明は、ダキ廻りを覆う部材を、 外装面に概直角なダキ部分の寸法のみを調整必要な部
分として独立させ、これを調整化粧部材とした。 新規外装材の端部と、ダキ廻り部分にかかる概ね直角
な化粧面を有する寸法調整の不必要なカバー部材をコー
ナー見切り部材とした。 コーナー見切り部材は、新規胴縁上に取り付けるもの
とし、ダキ廻り部分を覆う化粧辺先端は、メス型溝条を
施した。 両者は、コーナー見切り部材の溝条と、調整化粧部材
の差込み舌辺とを介して、差込み結合によって連結され
るものとした。
ため本発明は、ダキ廻りを覆う部材を、 外装面に概直角なダキ部分の寸法のみを調整必要な部
分として独立させ、これを調整化粧部材とした。 新規外装材の端部と、ダキ廻り部分にかかる概ね直角
な化粧面を有する寸法調整の不必要なカバー部材をコー
ナー見切り部材とした。 コーナー見切り部材は、新規胴縁上に取り付けるもの
とし、ダキ廻り部分を覆う化粧辺先端は、メス型溝条を
施した。 両者は、コーナー見切り部材の溝条と、調整化粧部材
の差込み舌辺とを介して、差込み結合によって連結され
るものとした。
【0005】
【実施例】この発明の実施例を、第1図、第2図を参照
しながら説明する。第1図は本考案による部材の施工を
示す断面図であり、本考案による部材は、コーナー見切
り部材10が、既存外壁2上に敷設された新規胴縁3上
にビスで取り付けられ、調整化粧部材20は溝条舌辺1
4に差込み結合される。調整化粧部材は、コーナー見切
り部材と既存建具との間を覆い建具との隙間をシーリン
グで納める。第2図は、本考案による建築用部材の断面
図で、コーナー見切り部材10は、固定の為の固定辺1
1、新規外装材端部を覆うためのカバー辺12、調整化
粧部材とつながりダキ廻りの一部を覆う化粧辺13、調
整化粧辺と連結するための溝条舌辺14からなる。一方
調整化粧部材20は、幅詰め可能な平板で、一端に差込
み舌辺21と、建具近傍まで達し、シーリングの為の折
下がりである止め辺22からなる。
しながら説明する。第1図は本考案による部材の施工を
示す断面図であり、本考案による部材は、コーナー見切
り部材10が、既存外壁2上に敷設された新規胴縁3上
にビスで取り付けられ、調整化粧部材20は溝条舌辺1
4に差込み結合される。調整化粧部材は、コーナー見切
り部材と既存建具との間を覆い建具との隙間をシーリン
グで納める。第2図は、本考案による建築用部材の断面
図で、コーナー見切り部材10は、固定の為の固定辺1
1、新規外装材端部を覆うためのカバー辺12、調整化
粧部材とつながりダキ廻りの一部を覆う化粧辺13、調
整化粧辺と連結するための溝条舌辺14からなる。一方
調整化粧部材20は、幅詰め可能な平板で、一端に差込
み舌辺21と、建具近傍まで達し、シーリングの為の折
下がりである止め辺22からなる。
【0006】コーナー見切り部材、調整化粧部材は、と
もに建築用パネルや建具の色調やデザイン性を勘案した
化粧辺を有するものである。コーナー見切り部材は断面
形状がやや複雑であるから押出し成形品とすることが適
しており、調整化粧部材もともに長尺の部材であるから
金属板のロールフォーミングによるものや、押出し成形
によるもので製作される。
もに建築用パネルや建具の色調やデザイン性を勘案した
化粧辺を有するものである。コーナー見切り部材は断面
形状がやや複雑であるから押出し成形品とすることが適
しており、調整化粧部材もともに長尺の部材であるから
金属板のロールフォーミングによるものや、押出し成形
によるもので製作される。
【0007】施工は、以下によって完了する。 先ず、既存外壁上に新規胴縁を取り付け、新規外装材
の下地とする。開口部廻りでは、胴縁端部に沿ってカバ
ー見切り部材を取り付け、新規外装材を施工する。 カバー部材上端の溝条舌辺から建具までの隙間に合致
するよう調整化粧部材を幅詰めし、切断端部を溝条に差
込み連結する。 調整化粧部材と建具との隙間および、カバー見切り部
材との連結部境界線をシーリングする。
の下地とする。開口部廻りでは、胴縁端部に沿ってカバ
ー見切り部材を取り付け、新規外装材を施工する。 カバー部材上端の溝条舌辺から建具までの隙間に合致
するよう調整化粧部材を幅詰めし、切断端部を溝条に差
込み連結する。 調整化粧部材と建具との隙間および、カバー見切り部
材との連結部境界線をシーリングする。
【0008】
【発明の効果】上記のように本願発明は、 新規外装材と建具との間部分、いわゆるダキ廻り部分
の寸法が物件によって異っていても調整化粧部材を幅詰
めすることによって対応できる。 幅詰めした部分を溝条に差込み連結するから、切断部
分が隠れ美観を損なわない。 等の優れた点を有し、したがって 現場合わせで納めることができ、予め工場生産によっ
て在庫しておくことが可能であり、大量生産によるコス
トメリットが大きい。 等の優れた効果を発揮する。
の寸法が物件によって異っていても調整化粧部材を幅詰
めすることによって対応できる。 幅詰めした部分を溝条に差込み連結するから、切断部
分が隠れ美観を損なわない。 等の優れた点を有し、したがって 現場合わせで納めることができ、予め工場生産によっ
て在庫しておくことが可能であり、大量生産によるコス
トメリットが大きい。 等の優れた効果を発揮する。
【0009】
【図1】本発明による建築用部材の施工方法を示す断面
図。
図。
【図2】本発明による建築用部材の断面図。
1 既存サッシ 2 既存外壁 3 新規胴縁 4 新規外装材 5 シーリング 10 コーナー見切り部材11 固定辺 12 カバー辺 13 化粧辺 14 溝条舌辺 20 調整化粧部材 21 差込み舌辺 22 止め辺
Claims (1)
- 既存建築物の外壁を乾式の外装材で改修するための役物
部材で、既存壁上の新規胴縁上に固定するための固定
辺、新規外装材端部を覆うためのカバー辺、該カバー辺
から概直角に奥行き方向に伸び先端に嵌合の為のメス型
嵌合溝を有するコーナー辺からなるコーナー見切り部
材。前記コーナー見切り部材と差込み結合するための舌
辺と、抱き廻り部分を覆う扁平な化粧辺とからなる調整
化粧部材。前記見切りコーナー部材と、調整化粧部材の
二種の部材によってなることを特徴とする開口廻りを覆
う建築用部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08774693A JP3232361B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 建築用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08774693A JP3232361B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 建築用部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257290A true JPH06257290A (ja) | 1994-09-13 |
JP3232361B2 JP3232361B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=13923503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08774693A Expired - Fee Related JP3232361B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 建築用部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232361B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000054649A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-02-22 | Inax Corp | 外壁の改修方法及び構造 |
JP2007315099A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 外装パネル用役物 |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP08774693A patent/JP3232361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000054649A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-02-22 | Inax Corp | 外壁の改修方法及び構造 |
JP2007315099A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 外装パネル用役物 |
JP4650344B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2011-03-16 | パナソニック電工株式会社 | 外装パネル用役物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3232361B2 (ja) | 2001-11-26 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |