JP2000054649A - 外壁の改修方法及び構造 - Google Patents

外壁の改修方法及び構造

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JP2000054649A
JP2000054649A JP10220188A JP22018898A JP2000054649A JP 2000054649 A JP2000054649 A JP 2000054649A JP 10220188 A JP10220188 A JP 10220188A JP 22018898 A JP22018898 A JP 22018898A JP 2000054649 A JP2000054649 A JP 2000054649A
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Japan
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body edge
attached
screw
panel
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JP10220188A
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Eiji Kumagai
英次 熊谷
Tomohiro Yamamori
智広 山盛
Toichi Fujita
東一 藤田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量コンクリート製の外壁を改修するときに、
外壁に対する胴縁の取り付け強度に信頼性を持たせる。 【解決手段】外壁W面上に配した胴縁2を、胴縁2を貫
通して外壁Wにねじ込む胴縁施工用ビス4で取り付け、
この胴縁2に外装パネル3を取り付けるとき、外壁Wの
複数箇所におけるビス引き抜き強度を測定し、胴縁2の
取り付け強度を得るための胴縁施工用ビス4の必要本数
を、このビス引き抜き強度に基づいて決定する。 【効果】施工現場の外壁のビス引き抜き強度に基づいて
胴縁施工用ビスの必要本数を決定してあるため、胴縁の
取り付け強度の信頼性も高くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量コンクリート
製の外壁面を新たに外装パネルで覆って改修するときの
改良に関するものであって、外壁面上に配した胴縁を、
胴縁を貫通して外壁にねじ込む胴縁施工用ビスで取り付
け、この胴縁に外装パネルを取り付ける外壁の改修方法
および改修構造に係るものである。軽量コンクリートと
は、多量の気泡を含ませた気泡コンクリートまたは軽量
骨材を用いた軽量骨材コンクリートであり、気泡コンク
リートには予め板状に成形してオートクレーブで養生し
てALC板と現場打ちとがある。本発明は、鉄骨製構造
体に取り付けたALC板からなる外壁の改修に最適であ
る。
【0002】
【従来の技術】ALC板等の軽量コンクリート製の外壁
面をそのまま残して改修する方法としては、既存の外壁
面上に胴縁を胴縁施工用ビスで取り付け、この胴縁を手
掛かりとして外装パネル(例えば、軽量基板にタイルを
貼着した外装タイルパネル等)を取り付けるようにする
ことで、施工作業の簡略化及び施工期間の短縮化、施工
費用の大幅な低減等を実現することが考え出されてい
る。なお、胴縁を介して外装パネルを取り付けるのは、
仕上がり面の面出しと施工性の容易化のためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、軽量コンク
リート製の外壁は、軽量組成からなるため、ねじ込まれ
た胴縁施工用ビスの引き抜き強度があまり強くないこ
と、部位が異なるとビスの引き抜き強度にバラツキが生
じる等の問題がある。殊に、外壁が老朽化している場合
には、この問題が顕著である。そのため、既存の外壁面
上の適当な部位に適宜本数の胴縁施工用ビスをねじ込ん
で胴縁を取り付けただけでは、外壁に対する胴縁の取り
付け強度に信頼性がなく、風圧や地震等の外力を受けた
外装パネルが胴縁と共に外壁から脱落する危険性が生じ
る。
【0004】そこで、本発明は、外壁に対する胴縁の取
り付け強度に信頼性を持たせることができる外壁の改修
方法及び構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】外壁に対する胴縁の取り
付け強度に信頼性を持たせるために請求項1記載の本発
明が採用した手段は、軽量コンクリート製の外壁面上に
配した胴縁を、胴縁を貫通して外壁にねじ込む胴縁施工
用ビスで取り付け、この胴縁に外装パネルを取り付ける
外壁の改修方法であって、外壁の複数箇所におけるビス
引き抜き強度を測定し、胴縁の取り付け強度を得るため
の前記胴縁施工用ビスの必要本数を、このビス引き抜き
強度に基づいて決定することを特徴する外壁の改修方法
である。本発明にあっては、施工現場の外壁のビス引き
抜き強度に基づいて胴縁施工用ビスの必要本数を決定し
てあるため、胴縁の取り付け強度の信頼性を高くでき
る。
【0006】外壁に対するねじ込む胴縁施工用ビスのね
じ込みを確実にするために請求項2記載の本発明が採用
した手段は、前記胴縁施工用ビスをドライバーでねじ込
むときに、ねじ込みに伴いドライバーのビツト先端が胴
縁に接近する距離を規制することで、外壁にねじ込む胴
縁施工用ビスの空転を防止するようにした請求項1記載
の外壁の改修方法である。本発明にあっては、胴縁施工
用ビスの空転を防止できることにより、外壁に対する胴
縁施工用ビスのねじ込み強度が確実に得られる。
【0007】施工性の向上を図るために請求項3記載の
本発明が採用した手段は、 前記胴縁に外装パネルをパ
ネル施工用ビスで取り付け、このパネル施工用ビスに、
胴縁を貫通して外壁にねじ込むビスを含ませ、この含ま
せたパネル施工用ビスの本数を前記必要本数に含ませる
ようにした請求項1又は2記載の外壁の改修方法であ
る。本発明にあっては、胴縁施工用ビスの本数を減らす
ことができる。
【0008】外壁に対する胴縁の取り付け強度に信頼性
を持たせるために請求項4記載の本発明が採用した手段
は、軽量コンクリート製の外壁面上に配した胴縁が、胴
縁を貫通して外壁にねじ込まれた胴縁施工用ビスで取り
付けられ、この胴縁に外装パネルが取り付けられた外壁
の改修構造であって、前記外壁の端部からビスねじ込み
強度を確保するに必要な寸法を離した外壁部位に、胴縁
施工用ビスをねじ込んであることを特徴とする外壁の改
修構造である。本発明にあっては、ビスねじ込み強度を
確保できる外壁部位に胴縁施工用ビスをねじ込んである
ため、外壁に対する胴縁の取り付け強度に信頼性を持た
せることができる。
【0009】外壁の開口部の周縁に取り付けられる胴縁
の取り付け強度に信頼性を持たせるために請求項5記載
の本発明が採用した手段は、軽量コンクリート製の外壁
面上に配した胴縁が、胴縁を貫通して外壁にねじ込まれ
た胴縁施工用ビスで取り付けられ、この胴縁に外装パネ
ルが取り付けられた外壁の改修構造であって、前記胴縁
施工用ビスが外壁の開口部の縁からビスねじ込み強度を
確保するに必要な寸法を離した外壁部位に止め付けら
れ、前記胴縁を開口部の縁の近傍まで張り出させると共
に、この開口部の縁の近傍に胴縁を利用して見切り部材
を取り付けてあることを特徴とする外壁の改修構造であ
る。本発明にあっては、外壁の開口部の縁の近傍まで張
り出す胴縁が、ビスねじ込み強度を確保できる外壁部位
にねじ込んだ胴縁施工用ビスで取り付けられているた
め、この胴縁を利用して取り付けた見切り部材を確実に
施工できる。
【0010】外壁板及び外装パネルを横方向に複数枚用
いるときに、胴縁の取り付け強度に信頼性を持たせるた
めに請求項6記載の本発明が採用した手段は、複数枚の
軽量コンクリート製の外壁板を横方向につなぎ合わせて
形成した外壁面上に複数本の胴縁が、各胴縁を貫通して
外壁板にねじ込まれたビスで取り付けられ、これら胴縁
に複数枚の外装パネルが横方向につなぎ合わせて取り付
けられると共に、隣接する外装パネルのパネルジヨイン
ト部に胴縁が配置されるようにした外壁の改修構造であ
って、横方向中央付近に位置する外壁板の略真ん中に、
横方向中央付近に位置するパネルジヨイント部を割りつ
けることにより、各パネルジヨイント部に配置する胴縁
を、外壁板の端部からビスねじ込み強度を確保するに必
要な寸法を離した外壁部位にビスで取り付けたことを特
徴とする外壁の改修構造である。本発明にあっては、各
パネルジヨイント部に配置する胴縁を、外壁板の端部か
らビスねじ込み強度を確保するに必要な寸法を離した外
壁部位にビスで取り付けるように外装パネルを割りつけ
ることにより、外装パネルの取り付け強度に信頼性を持
たせることができる。
【0011】外壁に対する胴縁の取り付け強度を向上さ
せるために請求項7記載の本発明が採用した手段は、1
本の前記胴縁が、ねじ込み方向の異なる複数本の前記胴
縁施工用ビスで取り付けられている請求項4から請求項
6のいずれか1項に記載の外壁の改修構造である。本発
明にあっては、ねじ込み方向の異なる複数本の胴縁施工
用ビスで1本の胴縁を取り付ていあるため、ねじ込み方
向が同一の複数本の胴縁施工用ビスで取り付けた場合に
比べてビスが抜け難くなり、取り付け強度をアツプさせ
ることができる。
【0012】複数階層からなる建物における縦胴縁の取
り付け強度に信頼性を持たせるために請求項8記載の本
発明が採用した手段は、複数階層からなる建物が前記軽
量コンクリート製の外壁で覆われ、前記胴縁に縦方向に
長い縦胴縁が用いられ、この縦胴縁が各階層毎に分けて
取り付けられている請求項4から請求項7のいずれか1
項に記載の外壁の改修構造である。本発明にあっては、
上下の階層に取り付けられ縦胴縁が分離されているた
め、風圧や地震等による上下の階層の変形が異なる場合
であつても、上下の縦胴縁に無理な力が発生しない。
【0013】外壁から出っ張った外装パネルの上端の水
じまいを簡単に行うために請求項9記載の本発明が採用
した手段は、前記外壁を形成する外壁板の上端が笠木で
覆われ、前記外装パネルの上端を覆う張出見切り部材が
前記胴縁に取り付けられ、張出見切り部材が笠木から落
ちる水滴を受けて外装パネルの外側へ排水する傾斜排水
面を備え、張出見切り部材の裏側に、この外壁板と外装
パネルとの間に形成された空間と外装パネルの外側とを
連通するための通気路が形成されている請求項4から請
求項8のいずれか1項に記載の外壁の改修構造である。
水じまいをを確実にするために、前記外壁板に張出見切
り部材の上端を伸縮性のある連結材を介して当接するこ
ともある。本発明にあっては、既存の笠木を撤去するこ
となく、外装パネルの上端を張出見切り部材で覆うこと
ができるため、外壁から出っ張った外装パネルの状態の
水じまいを簡単に行うことができると共に、外壁板と外
装パネルとの間に形成された空間の湿度を適度に保たせ
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る外壁の改修方
法(以下、「本発明方法」という。)及び外壁の改修構
造(以下、「本発明構造」という。)を図面に示す実施
の形態に基づいて説明する。図1乃至図4は本発明方法
及び本発明構造の実施の形態を示すものであり、図1は
改修工事の途中の状態を示す正面図であり、図2は外壁
に胴縁を取り付けた状態を拡大して示す正面図、図3及
び図4は取り付け状態を中間省略して拡大断面した側面
図である。
【0015】本改修構造は、軽量コンクリート製の外壁
板1からなる外壁Wの改修前の外壁面Wa上に配した複
数本の胴縁2を胴縁施工用ビス4で取り付け、更に各胴
縁2に新たな外装パネル3をパネル施工用ビス5で取り
付けて改修したものである。胴縁2を介して外装パネル
3を取り付けるのは、外装パネル3の表面からなる仕上
がり面の面出しと施工性の容易化のためである。外壁板
1には、例えば、オートクレーブで養生した気泡コンク
リート板であるALC板が用いられる。胴縁2には、例
えば、厚みが18mmで幅が60〜45mm程度の米栂
材が用いられる。外装パネル3は、軽量基材3bに複数
枚のタイル3cを貼付けてパネル化したもの、軽量金属
サイデイングまたは窯業系サイデイング等が用いられ
る。胴縁施工用ビス4は、外壁板1がALCのときに、
ALC専用のビス(例えば、株式会社丸エム製作所の商
品名「アリンコ」)を用いる。
【0016】改修施工を行うときには、外壁Wに胴縁施
工用ビス4で取り付けられる胴縁2の取り付け強度の信
頼性を高めるために、本改修方法は、予め外壁Wに対す
る胴縁施工用ビス4のビス引き抜き強度を測定し、胴縁
2の取り付け強度を得るための胴縁施工用ビスの必要本
数を、このビス引き抜き強度に基づいて決定する。引き
抜き強度の測定は、外壁Wの全体より健全と思われる箇
所を無作為に10〜50程度を選択し、各箇所でのビス
引き抜き強度を測定し、測定結果のバラツキを統計的に
判断して引き抜き強度を求める。なお、外壁Wのクラツ
ク箇所、苔の発生箇所等の強度不足が懸念される特別な
部分については、別途測定し、特別部分として個別に判
断する。
【0017】胴縁施工用ビスの必要本数の具体的な求め
た方は、外壁面Waが受ける風圧に耐えるための必要強
度Akg/m2 と胴縁施工用ビス4の1本当りの引き抜
き強度Bkgから外壁面の単位面積当たりの必要本数C
本/m2 (C=A/B)を求める。必要強度Aには、安
全率を予め考慮しておく。必要本数が得られたならば、
図2の隣接する胴縁2,2の間隔P1及び同一の胴縁2
における隣接する胴縁施工用ビス4,4の間隔P2を求
める。例えば、必要本数Cが4.8本/m2 となったと
きには、胴縁2,2の間隔P1及び胴縁施工用ビス4,
4の間隔P2は共に455mm程度となり、必要本数C
が7.2本/m2 となったときには、P1=455mm
でP2=300mm程度となる。
【0018】軽量コンクリート製の外壁板1に胴縁施工
用ビス4をねじ込むときには、外壁板1の各箇所の強度
や信頼性に差異があることを考慮する必要がある。すな
ちわ、軽量コンクリート製の外壁板1では、板端部の近
辺が強度的に弱く、更に、板端部の近辺に胴縁施工用ビ
ス4をねじ込んだときには、板端にクラツクが伝播し易
く、信頼性が低い。そこで、軽量コンクリート製の外壁
板1に対する胴縁施工用ビス4のねじ込みは、外壁板1
の板端部からビスねじ込み強度を確保するに必要な寸法
E(図2,図3,図4,図10,図11,図12,図1
3,図14参照)だけ離した箇所で行う必要がある。例
えば、外壁板1に100mm厚みのALC板を用いたと
きには、板端から内側に40mm入った箇所に鉄筋(図
示略)が配筋されるので、E=50mm以上が最適とな
る。このように、本改修構造は、ビスねじ込み強度を確
保できる外壁部位に胴縁施工用ビス4をねじ込むことに
より、外壁Wに対する胴縁2の取り付け強度に信頼性を
持たせることができる。
【0019】前記胴縁施工用ビス4をねじ込むときに
は、軽量コンクリート製の外壁Wが非常に脆いため、次
の通りねじ込み作業を行い、外壁に対する胴縁施工用ビ
スのねじ込みを確実にする必要がある。すなわち、ねじ
込み中の胴縁施工用ビス4のねじ込みが停止する直前
で、ねじ込み作業を停止することである。もし、胴縁施
工用ビス4のねじ込みが停止する状態のもとで、更に胴
縁施工用ビス4をドライバーで回したならば、胴縁施工
用ビス4のねじ込みにより形成された外壁Wの雌ねじ山
が破壊されて胴縁施工用ビス4の空転が発生し、所期の
ねじ込み強度が得られなくなる。そこで、本改修方法で
は、胴縁施工用ビス4をドライバーでねじ込むときに、
ねじ込みに伴いドライバーのビツト先端が胴縁2の表面
2aに接近する距離を規制することで、外壁Wにねじ込
む胴縁施工用ビス4の空転を防止するようにしている。
具体的には、図5に示す空転防止具6を用いてねじ込み
作業を行う。この空転防止具6は、ねじ込み中(同図
(A)参照)のドライバー7によるねじ込みが更に進行
し、同図(B)に示すように、ビツト先端7aが胴縁2
の表面2aに接近したとき、ビツト先端7aの進行を停
止して、ビツト先端7aから胴縁施工用ビス4のビツト
受け凹部4aにねじ込み力が伝達しないように構成して
ある。また、熟練者の場合には、この空転防止具6を用
いることなく、胴縁施工用ビス4の頭部4bが胴縁2に
沈み込む直前で、ドライバー7を手前に引いて、ねじ込
み作業を停止させるようにしてもよい。
【0020】前記胴縁施工用ビス4をねじ込むときに
は、外壁Wに向かって垂直にねじ込む以外に、図6に示
すように、外壁Wの表面Waに対して垂直以外の傾斜状
態でねじ込むこともある。すなちわ、本改修構造は、1
本の胴縁2ついて、ねじ込み方向の異なる複数本の胴縁
施工用ビス4で取り付けることにより、外壁Wに対する
胴縁2の取り付け強度を向上させることもある。このビ
スの取り付け方は、胴縁2に対して外壁Wから離れる方
向へ外力が加わったとしても、ねじ込み方向が同一の複
数本の胴縁施工用ビス4で取り付けた場合に比べ、ビス
4が抜け難くなる。
【0021】前記外装パネル3は、胴縁2にのみねじ込
む脚の短いパネル施工用ビス5を用いて、外装パネル3
の取付片3a等を胴縁2に取り付けるようにしている。
しかし、本改修方法は、この施工例に限定されるもので
はなく、図7に示すように、外装パネル3の取り付けに
脚の長いパネル施工用ビス8を用い、このビス8で胴縁
2を貫通して外壁Wにねじ込ませることにより、外装パ
ネル3及び胴縁2を併せて外壁Wに取り付けるようにす
ることも可能である。この場合、このパネル施工用ビス
8の本数を前記必要本数に含ませることが可能となり、
胴縁施工用ビス4の本数を減らして施工性の向上を図る
ことができる。なお、外壁Wの所定位置に胴縁2を仮止
用ビス9で仮止めし、前記必要本数の全てをパネル施工
用ビス8でまかなうようにすることも可能である。
【0022】本改修構造は、軽量コンクリート製の外壁
Wで覆われ建物が複数階層からなるとき、胴縁2の取り
付けが次のように行われる。複数階層からなる本改修構
造は、図1及び図8に示すように、胴縁2に縦方向に長
い縦胴縁が用いられ、この縦胴縁2が各階層S1,S2
毎に分けて取り付けられ、1本の縦胴縁2が上下の階層
S1,S2を跨がないよにしてある。上下の階層S1,
S2に取り付けられ縦胴縁2,2を分離することは、風
圧や地震等による上下の階層S1,S2の変形が異なる
場合であつても、一方の階層の変形に伴い発生する縦胴
縁2の内部応力が他方の階層の縦胴縁2に伝達しないの
で、上下の縦胴縁2,2に無理な力が発生しない。
【0023】本改修構造は、外壁板1及び外装パネル3
の夫々を横方向に複数枚用いるときに、胴縁2の取り付
け強度に信頼性を持たせるために、図9に示すように、
外装パネル3の割りつけが行われる。すなわち、本改修
構造は、複数枚の軽量コンクリート製の外壁板1を横方
向につなぎ合わせて形成した外壁面Wa上に複数本の縦
胴縁2が、各縦胴縁2を貫通して外壁板1にねじ込んだ
胴縁施工用ビス4で取り付けられ、これら縦胴縁2に複
数枚の外装パネル3が横方向につなぎ合わせようにして
パネル施工用ビス5(図3参照)で取り付けられると共
に、横方向で隣接する外装パネル3,3のパネルジヨイ
ント部Jに縦胴縁2が配置されるようにしてある。
【0024】本改修構造における割りつけの特徴は、横
方向中央付近に位置する外壁板1−6の略真ん中に、横
方向中央付近に位置するパネルジヨイント部J−2を割
りつけることにより、各パネルジヨイント部Jに配置す
る縦胴縁2を、外壁板1の端部からビスねじ込み強度を
確保するに必要な前記寸法E(図10参照)を離した外
壁部位に胴縁施工用ビス4で取り付けるようにしてあ
る。本改修構造は、各パネルジヨイント部Jに配置する
胴縁2を、外壁板1の端部からビスねじ込み強度を確保
するに必要な寸法Eを離した外壁部位にビス4で取り付
けるので、外装パネル3の取り付け強度に信頼性を持た
せることができる。
【0025】例えば、前記外壁板1の横方向の基本寸法
Fが600mmであり、外装パネル3の横方向の基本寸
法Gが6尺(1.82m)であるときには、外装パネル
3を横方向に4〜5枚程度つなぎ合わせるときには、各
パネルジヨイント部Jに配置する縦胴縁2を、外壁板1
の端部からビスねじ込み強度を確保するに必要な寸法E
=50mmを離した外壁部位に胴縁施工用ビス4で取り
付けるようにすることができる。
【0026】なお、横方向の両側の外装パネル3−1,
3−4は、外装パネル3−1の最外側のタイル3cの横
方向の長さと外装パネル3−4の最外側のタイル3cの
横方向の長さとが均等になるように、各両側のパネル長
さを決定し、施工後の見栄えが良くしてある。
【0027】本改修構造は、図11及び図12に示すよ
うに、外壁Wに窓等の開口部Kが形成されているとき、
開口部Kの縁Kaの近傍まで張り出す胴縁2が、この開
口部縁Kaからビスねじ込み強度を確保するに必要な寸
法Eを離した外壁部位に胴縁施工用ビス4でビス止めさ
れ、開口部周縁に取り付けられる胴縁2の取り付け強度
に信頼性を持たせてある。そして、本改修構造は、開口
部縁Kaの近傍に、胴縁2を利用して見切り部材11及
び内付けサツシ用プレート12が取り付け施工されてい
る。内付けサツシ用プレート12は、既設の内付けサツ
シ13に接合されている。
【0028】上記見切り部材11は、胴縁2にビス止め
される先付け部材11aと、先付き部材11aの差し込
み受部11a−1に差し込み接合される後付け部材11
bとからなる。見切り部材11は、図13に示す見切り
部材14に置換することもある。この見切り部材14
は、外装パネル3が取り付けられる前に、胴縁2にビス
止めされ、横向き凹溝部14aに外装パネル3の端部を
挿入されるようになっている。見切り部材11(14)
及び内付けサツシ用プレート12は、取り付け強度に信
頼性を持たせた胴縁2を利用して取り付けられているた
め、確実に施工される。なお、前記開口部縁Kaの近傍
まで張り出す胴縁2は、図14に示す板状の胴縁15に
置換して胴縁15の個数を減らすことも可能である。
【0029】本改修構造は、図15乃至図17に示すよ
うに、外壁板1の上端を覆う既設の笠木17を残したま
ま、外装パネル3の上端の水じまいが簡単にできるよう
にしてある。本改修構造は、外装パネル3の上端を覆う
張出見切り部材18が胴縁2に取り付けられている。張
出見切り部材18は、胴縁2にビス止めされる複数個の
先付け部材18aと、各先付け部材18aの差し込み受
部18a−1に差し込み接合される後付け部材11b
と、後付け部材11bの上端11b−1と外壁板1とを
接合するゴム又はスポンジ等の伸縮性のある連結材18
cと、後付け部材11bの下端11b−2と外壁板1と
の間に介在させた通気部材18dとを備えている。張出
見切り部材18の後付け部材11bには、笠木17から
落ちる水滴を受けて外装パネル3の外側へ排水する傾斜
排水面を18eを備えている。張出見切り部材18は、
その裏側に、外壁板1と外装パネル3との間に形成され
た空間M(図16参照)と外装パネル3の外側とを連通
するための通気路19が形成されるようになっている。
本改修構造は、既存の笠木17を撤去することなく、外
装パネル3の上端を張出見切り部材18で覆うことがで
きるため、外壁板1から出っ張った外装パネル3の上端
の水じまいを簡単に行うことができると共に、外壁板1
と外装パネル3との間に形成された空間Mの湿度を適度
に保たせることができる。なお、張出見切り部材18
は、図示は省略しがた、外装パネル3の左右の両端用、
出隅用及び入隅用が準備され、対応箇所に用いられる。
【0030】図18は、外壁板1の上端を覆う既設の笠
木17を残したまま、外装パネル3の上端の水じまいを
行うときの別態様の本改修構造を示すものである。この
別態様は、外装パネル3の上端を覆う張出見切り部材2
6が胴縁2に取り付けられている。張出見切り部材26
は、胴縁2にビス止めされる複数個の先付け部材26a
と、各先付け部材26aの差し込み受部に差し込み接合
される後付け部材26bとからなる。
【0031】図19は、外壁板1の上端及び外装パネル
3の上端の水じまいの更に別態様の本改修構造を示すも
のである。この別態様においては、外壁板1の上端及び
外装パネル3の上端を、一組の笠木27で覆ってある。
【0032】本改修構造は、図20及び図21に示すよ
うに、人目に付くところには、タイル張りした外装パネ
ル3を施工し、人目に付きにくいところには、タイル張
りしていない軽量金属サイデイング23を施工する。こ
のとき、人目に付く側の胴縁2に見切り部材24をビス
止めし、見切り部材24で軽量金属サイデイング23の
端部を覆うと共に、見切り部材24の横向き凹溝24a
に外装パネル3の端部を挿入する。
【0033】本改修構造は、図3及び図4に示すよう
に、バルコニー部に配置される外装パネル3の下端側
に、胴縁2にビス止めされた水切り部材21または22
が配置される。
【0034】
【発明の効果】請求項1から請求項3記載の本発明方法
は、胴縁の取り付け強度の信頼性が高くなり、風圧等に
耐え得る外装パネルの取り付け強度を得ることが可能と
なる。請求項2記載の本発明方法は、外壁に対する胴縁
施工用ビスのねじ込み強度が確実に得られ、胴縁の取り
付け強度の信頼性を高くできる。請求項3記載の本発明
方法は、胴縁施工用ビスの本数を減らした分だけ胴縁施
工用ビスのねじ込み手間を減らすことができると共に、
外装パネル施工用ビスの本数を減らすことができる分だ
けコストの低減が図れる。
【0035】請求項4から請求項9記載の本発明構造
は、ビスねじ込み強度を確保できる外壁部位に胴縁施工
用ビスをねじ込むことにより、胴縁の取り付け強度の信
頼性が高くなり、風圧等に耐え得る外装パネルの取り付
け強度を得ることが可能となる。請求項5記載の本発明
構造は、外壁の開口部周縁に取り付けられる胴縁の取り
付け強度の信頼性が高くなり、この胴縁を利用して施工
した見切り部材を確実に施工できる。請求項6記載の本
発明構造は、外装パネルの取り付け強度の信頼性が高く
なり、風圧等に耐え得る外装パネルの取り付け強度を得
ることが可能となる。
【0036】請求項7記載の本発明構造は、ねじ込み方
向が同一の複数本の胴縁施工用ビスで取り付けた場合に
比べ、取り付け強度をアツプさせることができるため、
外装パネルの取り付け強度の信頼性が更に高くなり、風
圧等に耐え得る外装パネルの取り付け強度を得ることが
可能となる。請求項8記載の本発明構造は、上下の階層
に取り付けられた上下の縦胴縁に無理な外力が発生する
ことを低減できるため、外装パネルの取り付け強度の信
頼性が高くなる。請求項9記載の本発明構造は、外壁か
ら出っ張った外装パネルの状態の水じまいを簡単に行う
ことができると共に、外壁板と外装パネルとの間に形成
された空間の湿度を適度に保たせて結露を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法及び本発明構造の実施の形態を示す
ものであり、改修工事の途中の状態を示す正面図であ
る。
【図2】同実施の形態を示すものであり、外壁に胴縁を
取り付けた状態を拡大して示す正面図である。
【図3】同実施の形態を示すものであり、外装パネルの
取り付け状態を中間省略して拡大断面した側面図であ
る。
【図4】同実施の形態を示すものであり、外装パネルの
取り付け状態を中間省略して拡大断面した側面図であ
る。
【図5】同実施の形態を示すものであり、胴縁施工用ビ
スをドライバーでねじ込んでいる状態を拡大すると共に
要部を断面しているものであり、(A)はねじ込み途中
を示すものであり、(B)はねじ込みが終了した状態を
示すものである。
【図6】同実施の形態を示すものであり、1本の胴縁に
ねじ込み方向の異なる複数本の胴縁施工用ビスを取り付
けた状態を示すものであり、(A)は傾斜状態のを胴縁
施工用ビスを示す断面した側面図、(B)は斜視図であ
る。
【図7】同実施の形態を示すものであり、パネル施工用
ビスで胴縁を外壁に取り付けた状態を拡大して示す側面
図である。
【図8】同実施の形態を示すものであり、上下の階層に
分離して取り付けた上下の縦胴縁に上下の外装パネルを
取り付けた状態を拡大して示す側面図である。
【図9】同実施の形態を示すものであり、外壁板及び外
装パネルの夫々を横方向に複数枚用いるときにの外装パ
ネルの割りつけ状態を示すものであつて、(A)は胴縁
の割りつけ状態を示す平面図、(B)は正面図である。
【図10】同実施の形態を示すものであり、横方向に接
続した外装パネルのジヨイント部と胴縁と外壁板との関
係を示す断面した底面図である。
【図11】同実施の形態を示すものであり、外壁の開口
部の周辺に取り付けた胴縁を示す正面図である。
【図12】同実施の形態を示すものであり、図11のX
II−XIIで断面して拡大した平面図である。
【図13】同実施の形態を示すものであり、図11のX
II−XIIで断面して拡大した別態様を示す平面図で
ある。
【図14】同実施の形態を示すものであり、外壁の開口
部の周辺に取り付けた胴縁の別態様を示す正面図であ
る。
【図15】同実施の形態を示すものであり、外壁板の上
端を覆う笠木と外装パネルの上端を覆う張出見切り部材
との取り合い状態を示す斜視図である。
【図16】同実施の形態を示すものであり、外壁板の上
端を覆う笠木と外装パネルの上端を覆う張出見切り部材
との取り合い状態を断面して示す側面図である。
【図17】同実施の形態を示すものであり、外壁板の上
端を覆う笠木と外装パネルの上端を覆う張出見切り部材
との取り合い状態を断面したものであつて、張出見切り
部材の分解状態を示す側面図である。
【図18】同実施の形態を示すものであり、外壁板の上
端を覆う笠木と外装パネルの上端を覆う別態様の張出見
切り部材との取り合い状態を断面して示す側面図であ
る。
【図19】同実施の形態を示すものであり、外壁板の上
端及び外装パネルの上端を笠木で覆った状態を断面して
示す側面図である。
【図20】同実施の形態を示すものであり、厚みの異な
る外装パネルを施工した出隅部を示す斜視図である。
【図21】同実施の形態を示すものであり、厚みの異な
る外装パネルを施工した出隅部を断面した平面図であ
る。
【符号の説明】
1…外壁板、2(15)…胴縁、3…外装パネル、4…
胴縁施工用ビス、5(8)…パネル施工用ビス、6…空
転防止具、7…ドライバー、17…笠木、18…張出見
切り部材、19…通気路、A…必要強度、B…引き抜き
用度、C…必要本数、E…強度確保に必要な寸法、J…
ジヨイント部、K…開口部、W…外壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 東一 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2E110 AA14 AA21 AA23 AA42 AA47 AA51 AB04 AB22 BA02 BA12 BA13 CA04 CA07 CC04 DC12 DD09 GA23W GA24Y GA33W GA34W GB01W GB01Z GB23Y GB28W GB62Y 2E176 AA02 BB25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軽量コンクリート製の外壁面上に配した胴
    縁を、胴縁を貫通して外壁にねじ込む胴縁施工用ビスで
    取り付け、この胴縁に外装パネルを取り付ける外壁の改
    修方法であって、外壁の複数箇所におけるビス引き抜き
    強度を測定し、胴縁の取り付け強度を得るための前記胴
    縁施工用ビスの必要本数を、このビス引き抜き強度に基
    づいて決定することを特徴する外壁の改修方法。
  2. 【請求項2】前記胴縁施工用ビスをドライバーでねじ込
    むときに、ねじ込みに伴いドライバーのビツト先端が胴
    縁に接近する距離を規制することで、外壁にねじ込む胴
    縁施工用ビスの空転を防止するようにした請求項1記載
    の外壁の改修方法。
  3. 【請求項3】前記胴縁に外装パネルをパネル施工用ビス
    で取り付け、このパネル施工用ビスに、胴縁を貫通して
    外壁にねじ込むビスを含ませ、この含ませたパネル施工
    用ビスの本数を前記必要本数に含ませるようにした請求
    項1又は2記載の外壁の改修方法。
  4. 【請求項4】軽量コンクリート製の外壁面上に配した胴
    縁が、胴縁を貫通して外壁にねじ込まれた胴縁施工用ビ
    スで取り付けられ、この胴縁に外装パネルが取り付けら
    れた外壁の改修構造であって、前記外壁の端部からビス
    ねじ込み強度を確保するに必要な寸法を離した外壁部位
    に、胴縁施工用ビスをねじ込んであることを特徴とする
    外壁の改修構造。
  5. 【請求項5】軽量コンクリート製の外壁面上に配した胴
    縁が、胴縁を貫通して外壁にねじ込まれた胴縁施工用ビ
    スで取り付けられ、この胴縁に外装パネルが取り付けら
    れた外壁の改修構造であって、前記胴縁施工用ビスが外
    壁の開口部の縁からビスねじ込み強度を確保するに必要
    な寸法を離した外壁部位に止め付けられ、前記胴縁を開
    口部の縁の近傍まで張り出させると共に、この開口部の
    縁の近傍に胴縁を利用して見切り部材を取り付けてある
    ことを特徴とする外壁の改修構造。
  6. 【請求項6】複数枚の軽量コンクリート製の外壁板を横
    方向につなぎ合わせて形成した外壁面上に複数本の胴縁
    が、各胴縁を貫通して外壁板にねじ込まれたビスで取り
    付けられ、これら胴縁に複数枚の外装パネルが横方向に
    つなぎ合わせて取り付けられると共に、隣接する外装パ
    ネルのパネルジヨイント部に胴縁が配置されるようにし
    た外壁の改修構造であって、横方向中央付近に位置する
    外壁板の略真ん中に、横方向中央付近に位置するパネル
    ジヨイント部を割りつけることにより、各パネルジヨイ
    ント部に配置する胴縁を、外壁板の端部からビスねじ込
    み強度を確保するに必要な寸法を離した外壁部位にビス
    で取り付けたことを特徴とする外壁の改修構造。
  7. 【請求項7】1本の前記胴縁が、ねじ込み方向の異なる
    複数本の前記胴縁施工用ビスで取り付けられている請求
    項4から請求項6のいずれか1項に記載の外壁の改修構
    造。
  8. 【請求項8】複数階層からなる建物が前記軽量コンクリ
    ート製の外壁で覆われ、前記胴縁に縦方向に長い縦胴縁
    が用いられ、この縦胴縁が各階層毎に分けて取り付けら
    れている請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の
    外壁の改修構造。
  9. 【請求項9】前記外壁を形成する外壁板の上端が笠木で
    覆われ、前記外装パネルの上端を覆う張出見切り部材が
    前記胴縁に取り付けられ、張出見切り部材が笠木から落
    ちる水滴を受けて外装パネルの外側へ排水する傾斜排水
    面を備え、張出見切り部材の裏側に、この外壁板と外装
    パネルとの間に形成された空間と外装パネルの外側とを
    連通するための通気路が形成されている請求項4から請
    求項8のいずれか1項に記載の外壁の改修構造。
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