JP2000017813A - Alc外壁の改修構造 - Google Patents
Alc外壁の改修構造Info
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Abstract
く、新規の乾式壁材の取付強度も充分なALC外壁の改
修構造にする。 【構成】 既存のALC外壁Bの下地材Aが配設されて
いる位置に貫通孔Cを形成し、この貫通孔Cに連結下地
材Dを挿入すると共に、連結下地材Dの一端部を既存の
下地材Aにスタッド溶接して固定し、かつ、連結下地材
Dの他端をALC外壁B表面に配設した胴縁Eに固定
し、この胴縁Eに新規の乾式壁材Fを固定するALC外
壁の改修構造である。
Description
C部材(軽量気泡コンクリート)からなる既存外壁面を
新規外壁で改修するための構造に関するものである。さ
らに詳しくは、新規の乾式壁材を取り付けるための連結
下地材を、ALC外壁に負担(荷重)をかけることなく
建物の躯体(下地材)に直接固定した持出梁構造とする
ことによって、ALC外壁を傷つけず、しかも、新規の
乾式壁材の取付強度も充分なALC外壁の改修構造に関
するものである。
は、古くなった既存のALC外壁をすべて撤去して、既
存の躯体や胴縁等の壁下地材に新規外壁を形成した構造
や、ALC外壁面に直接新規の乾式壁材を当接して、乾
式壁材をコンクリートアンカー等の固定具を用いて、A
LC壁そのものを壁下地材として利用して改修した構造
が一般的に知られている。
ように古くなった既存のALC外壁をすべて撤去して、
既存の躯体や胴縁等の壁下地材に新規外壁を形成した構
造では、撤去のための費用の増大や撤去した廃材の処理
に課題があると共に、工事中は外壁が無い状態となり、
工事期間中は建物に居住したり、あるいは仕事を行った
り、建物内部を利用することができなくなる課題があっ
た。
て利用し、新規壁材を施工する構造では、そもそも古く
なったALC外壁は、その性質により凍害や経時変化
で、ひび割れや一部脱落、強度劣化が進んでおり、これ
を壁下地として利用することは、取り付けられた新規壁
材の取り付け強度に問題が有り、台風や地震等の外的衝
撃により脱落したり、剥がれたりする危険を伴ってい
た。さらに、ALC外壁の表面には凹凸があり、そのま
ま新規外壁を施工すると凹凸による不陸調整が困難で、
張り上がった新規壁面にも凹凸が発生し、美観性にも劣
るものであった。
を除去するため、既存のALC外壁の下地材が配設され
ている位置に貫通孔を形成し、この貫通孔に連結下地材
を挿入し、下地材にスタッド溶接して固定し、かつ、他
端はALC外壁表面に配設した胴縁に固定し、この胴縁
に新規の乾式壁材を固定する構造としたので、工事中も
居住を損なわず、施工が容易で取り付け強度も確実とな
り、さらに、連結下地材が伸縮機能を有するので、AL
C外壁の厚みの違いへの対応や不陸の調整も可能とな
り、新規乾式壁材の張り上がりの美観性も向上し、さら
には、下地材と連結下地材との固定をスタッド溶接とし
たことにより、固定が容易で、短時間で済むので施工性
を大幅に向上でき、かつ、連結下地材を持出梁構造とし
て、既存のALC外壁に一切の負担(荷重を)かけずに
改修できるALC外壁の改修構造を提案するものであ
る。
ALC外壁の改修構造の一実施例について詳細に説明す
る。図1は上記ALC外壁の改修構造の代表的な一例を
示す斜視図、図2はその断面図を表す説明図であり、A
は建物の躯体およびALC外壁Bの取り付け下地となる
下地材で、図に示すような水平方向に配置された横架材
からなり、さらに具体的にはH型鋼材、もしくは図示し
ないが角型鋼材、C型鋼材(リップ溝型鋼材)、L字ア
ングル材、溝型鋼材等の鉄骨の下地材からなるものであ
る。
に、H型鋼材等からなる下地材Aにアングルa、タテカ
ベプレートbを介して固定されているものである。な
お、図2は改修時期となっている一般的な挿入筋工法に
て取り付けられているALC外壁Bの例を示しており、
この他にもALCの取り付け方は種々あり、これに限定
されるものではない。また、cはALC外壁Bの目地部
に充填される充填目地材であり、さらには、ALC外壁
Bの表面に化粧被覆部材(塗料等、図示せず)で化粧が
施されていたりするものである。
り、下地材Aの配設位置に沿って、ALC外壁Bに一定
ピッチでホールソー等の機器を用いて、ALC外壁Bの
表面側から形成するものである。また、貫通孔Cは後記
する連結下地材Dを差し込むための経路として機能する
ものであり、その形状、大きさは連結下地材Dが容易に
充填できる程度で、下地材Aに取り付けられれば任意で
ある。なお、ALC外壁Bに貫通孔Cを形成することに
より、ALC外壁Bの表面側から下地材Aを施工者が目
で直接確認することができ、後記する連結下地材Dの下
地材Aへの取り付けが確実なものとなる。
成した貫通孔Cに挿入し、その一端を下地材Aに、他端
を後記する胴縁Eに固定するものであり、ALC外壁B
の取り付け下地材Aと新規の乾式壁材Fの取り付け下地
となる胴縁Eとを連結して、乾式壁材Fの取り付け強度
の劣化を防止するものである。また、その取り付けは、
貫通孔Cと連結下地材Dとが触れないよう(当接しない
よう)にし、ALC外壁Bには一切の負担(荷重)をか
けないように取り付けるものである。
は、例えば図3の斜視図に示すようなものであり、図4
に示す底付き金具D1、図5に示すナットD2、図6に
示すボルトD3とから形成されるものである。また、そ
の素材としては、強度に優れた各種鋼材や、鉄、ステン
レス、アルミニウム、チタン、繊維強化された各種合成
樹脂等からなるものである。
(図では円形)の底片1と底辺1の略中央部に突出した
ボルト部2とを、溶接等の手段により一体に形成したも
のである。また、ボルト部2にはネジ溝3が形成されて
いるものである。さらに、底片1の略中央部には、工具
係止孔4が形成されており、これは、底付き金具D1を
後記するナットD2にネジ結合する際に、ドライバー等
の工具の先を挿入するための孔であり、これにより底付
き金具D1とナットD2とのネジ結合が容易になるもの
である。
を有し、底付き金具D1と後記するボルトD3をネジ結
合させ、連結下地材Dを形成するものである。
されていると共に、下地材Aと接する部分には溶接部5
が形成されているものである。溶接部5は、下地材Aに
スタッド溶接ガン等の機器を用いてスタッド溶接により
瞬時に、強固に固着されるものである。
具D1とボルトD3がナットD2によりネジ結合されて
一体化するので、連結下地材Dには長さの伸縮機能が付
加され、よって、一つの連結下地材Dにより、ALC外
壁材Bの厚みが異なってもある程度対応することが可能
であり、かつ、下地材Aの不陸調整が容易に可能となる
ものである。
LC外壁Bの表面に突出している連結下地材Dの先端、
すなわち、底片1にセルフドリリングスクリュウビス等
の固定具βや溶接、接着剤等の固定手段により取り付け
るものであり、後記する乾式壁材Fの取付下地として機
能するものである。また、胴縁Eはその厚みによりAL
C外壁Bと乾式壁材Fとの間に空間を有することとな
り、新鮮な空気等の流通路として機能させ、腐食防止等
に利用することも可能である。
すものであり、ハット型鋼材6の頭部7に平鋼材8を溶
接により装着して一体化したものである。勿論これは胴
縁Eの一例であり、例えば、角形鋼材(角パイプ)、ハ
ット型鋼材、リップ溝型鋼材、溝型鋼材、平型鋼材等を
胴縁Eとして用いることができる。なお、その素材とし
ても、強度に優れた各種鋼材や、鉄板、ステンレス板、
アルミニウム材、木材、集成材、プラスチック複合材等
を用いることができる。
E1と垂直方向に延びる縦胴縁E2とがあり、後記する
乾式壁材Fの種類や(縦張り型、横張り型)、必要な胴
縁ピッチにより任意にALC外壁Bの表面に配置するも
のである。
部分は、ALC外壁Bと乾式壁材Fとの間の距離が長く
ならないように(いわゆる、フケがでないように)、同
一面状にて連結するのが好ましく、例えば図8(a)の
ような連結金具G1を用いて図9に示すように行った
り、あるいは、図8(b)のような連結金具G2を用い
て図10に示すように行うのが、好ましいものである。
は、連結舌片9同士をL字状屈曲して形成したアングル
ピース状であり、各連結舌片9には固定具βの位置決め
ガイトとなる下孔10が形成されている。
横胴縁E1と縦胴縁E2をその側面部11から固定具β
を打設して固定して連結するものであり、交わりの部分
では上下、左右の計4個の連結金具G1を使用して、強
固に胴縁E同士を連結するものである。
形鋼材(角パイプ)を短尺に切断して形成したものであ
る。
に、縦胴縁E2の溝部12内に挿入し、横胴縁E1のリ
ップ部13、および縦胴縁E2の側面部11をそれぞれ
固定具βにて打設して固定することにより、横胴縁E1
と縦胴縁E2を連結するものである。なお、この場合
は、横胴縁E1のリップ部13に打設する固定具βを鍋
頭、皿頭形状のものとすることにより、固定具βの頭部
によるフケを最小限にすることができ、乾式壁材Fの取
り付けにじゃまにならないようにするものである。
Bの表面を覆い、新たな壁面を形成するもので、主に、
化粧材、防水材、断熱材、防火材、耐火材として機能す
るものであり、既存の下地材Aに負担をかけないよう
に、例えば図11に示すような軽量の金属パネルや金属
サイディング材、各種窯業系サイディング材等が好まし
いものである。
面材14と裏面材15とで芯材16をサンドイッチした
サンドイッチ板材からなるものである。
る場合は、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、
チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼
板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、フッ素樹脂鋼板、ラ
ミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振
鋼板等)、(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー
板を含む)の一種を押出成形、ロール成形、プレス成形
して所定形状に形成したものである。
板からなる場合は、例えば塩ビ樹脂、ポリカーボネイト
樹脂等を押出成形、プレス成形、ロール成形等を行って
所定形状に形成したものである。勿論、これら金属板と
合成樹脂板とを積層複合した素材としても良いものであ
る。
着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネー
トしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート
状物から形成することもできる。
材、嵩上材として機能するものであり、ポリウレタン、
ポリイソシアヌレート、フェノール、塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリスチレン、ユリア等の合成樹脂やその発
泡体、もしくはケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、水
酸化アルミニウム等の無機材やその発泡体、あるいはガ
ラス繊維、セラミック繊維、岩綿、アスベスト等の繊維
質マット状物、石膏ボード等からなるものである。
15との一体化は、例えば芯材16が合成樹脂発泡体の
際はその自己接着性を利用して、またそれ以外の際には
別途接着剤(図示せず)を介して一体に積層し、サンド
イッチするものである。
型連結部17を、他側端に雌型連結部18を形成した相
決状とした、一般的な横張り型の金属サイディング材を
示す例である。なお、図では、雌型連結部18内に一条
の軟質のシール材19を介在させてあり、目地部の防水
性を向上するものである。
に示すように、その雄型連結部17をタッピンビス、テ
クスビス、セルフドリリングスクリュービス等の固定具
βを用いて胴縁Eに固定すると共に、雄型連結部17と
雌型連結部18との雄、雌嵌合により、連結されて、取
り付けられるものである。
造の施工方法について、簡単に説明する。まず、図12
に示すように、下地材Aの配設位置に沿って、ALC外
壁Bに任意ピッチでホールソー等の機器を用いて、AL
C外壁Bの表面側から貫通孔Cを形成する。この際、貫
通孔Cのピッチとしては水平方向のピッチP=600、
900、1200、1500mm位、垂直方向のピッチ
Lは、建物の種類によっても異なるが、一般的には1階
層分の高さ3500mm位である。
ボルトD3を貫通孔Cに挿入して、その溶接部5を下地
材AであるH型鋼材のウェブに当接し、スタッド溶接ガ
ン等の機器を用いてスタッド溶接により瞬時に、強固に
固着し取り付ける。この際、ALC外壁Bに荷重をかけ
ないように、ボルトD3の外周が貫通孔Cに触れないよ
うに注意する。
にナットD2を回転させながらネジ結合する。さらに、
図15に示すように、ナットD2に底付き金具D1のボ
ルト部2を回転させながらネジ結合し、取り付ける。こ
の際、底付き金具D1の工具係止孔4にドライバー等の
工具を差し込み回転させれば、作業がより容易となるも
のである。なお、底付き金具D1およびボルトD2の回
転具合により、連結金具Dの全長の伸縮を行い、不陸の
調整を行って、底片1がALC外壁Bの表面と同じ高さ
になるように調節するものである。
出している底片1に長尺状の横胴縁E1の溝部12を固
定具βを介して固定する。そして、図17に示すよう
に、縦胴縁E2を連結金具G1やG2を用いて、ピッチ
P1の間隔をおいて、横胴縁E1に固定する。この際の
ピッチP1は、取り付ける乾式壁材Fの必要な胴縁ピッ
チや、地上高による耐風圧強度等により決められるもの
であり、例えば、600、900、1200、150
0、2000mm等である。
式壁材Fを縦胴縁E2のリップ部13に固定具βを用い
て取り付け、改修を完了するものである。勿論、図示し
ないが、水切り材やスタータ材、止縁材、出、入隅材、
開口部材、シーリング材等の各種役物を必要に応じて施
工して新規外壁面を形成するものである。
壁の改修構造の一実施例であるが、図18〜図29に示
すような構造としたり、部材を用いたりすることもでき
る。
のその他の例であり、図18(a)に示す連結下地材D
は図18(b)に示す底付き金具D1と図18(c)に
示すボルトD3との2部材から形成したものである。図
18(b)に示す底付き金具D1は任意形状(図では円
形)の底片1と底辺1の略中央部に突出したナット部2
aとを、溶接等の手段により一体に形成したものであ
る。従って図19に示すように、ボルトD3に直接底付
き金具D1を取り付けることができる例である。
(b)に示す底付き金具D1と図20(c)に示すナッ
トD2との2部材から形成したものである。すなわち、
図21に示すように、ナットD2をそのまま下地材Aに
スタッド溶接ガン等の機器を用いてスタッド溶接により
瞬時に、強固に固着し、このナットD2に底付き金具D
1を取り付ける構造としたものである。
具D1のその他の例を示すものである。すなわち、図2
2(a)は底片1の形状断面をC型に、図22(b)は
中空角型に、図22(c)はハット状に、図22(d)
はクランク状に、図22(e)はL字状に形成した例で
ある。また図22(f)は平鋼材を用いた例を示すもの
である。
であり、図23(a)はロールフォーミング加工により
一部材を屈曲して所定の形状に形成した胴縁Eの例であ
る。図23(b)は、2つのコ字状の溝型鋼材22と、
平鋼材8とを溶接により一体化して、所定形状に形成し
た胴縁Eの例である。図23(c)はハット型鋼材6の
みからなる胴縁Eの例である。
を示す断面図であり、図24(a)〜(d)は落とし込
み型で、主に横張りに用いられる乾式壁材Fの例、図2
5(a)〜(c)は差し込み型で主に縦張りに用いられ
る乾式壁材Fの例である。
属サンドイッチパネルの例を示す断面図であり、特に図
26(b)は雄型連結部17内には防水性と耐火性を有
する耐火性パッキング材21を、雌型連結部18内には
防水性シーリング材22をそれぞれ介在させて、連結目
地部の防水性と耐火性を向上した例である。
は、雄型連結部17と雌型連結部18の形状に合致する
ように任意に形成した不燃部材23を各連結部内に装着
した例であり、不燃部材23は、乾式壁材F同士で形成
される連結目地部の防火性、耐火性を向上するものであ
り、また、雄型連結部17と雌型連結部18の端部に充
填することから、乾式壁材F端部における芯材16の欠
肉を防止し、芯材16の発泡性や延展性をも向上させる
ものである。なお、不燃部材23はケイ酸カルシウム
板、高密度フェノール樹脂板、木毛セメント板、ロック
ウール板、水酸化アルミニウム板等の1種以上の不燃性
部材からなるものである。
14、裏面材15を方形、または長方形状に形成したボ
ックス型のサンドイッチパネルの例である。
材Dとの空隙に、充填材Hを充填して、貫通孔Cの形成
により失われた断熱性や壁強度を補強すると共に、防水
性、気密性を向上させた構造とするものである。なお、
充填材Hの例としては、モルタル、ロックウール、ガラ
ス繊維マットのような断熱マット、不定形シーリング材
等からなる。
縁Eの取り付け配置の例を示すものであり、この場合
は、縦胴縁E2の間に、必要な任意ピッチで中間横胴縁
E3を取り付け配置することにより、横胴縁E1と中間
横胴縁E3が乾式壁材Fの下地として機能するものであ
る。なお、この際の中間横胴縁E3は、L字状のアング
ル材や中空の角パイプ等を用いることもできる。
外壁の改修構造によれば、既存のALC外壁を解体す
る必要がないので、施工工数を省略できると共に、工期
を大幅に短縮することができ、しかも施工中の居住や利
用に何等支障を来さない。既存のALC外壁上に新規
外壁を形成するので、施工が簡単でコストを節約でき
る。既存のALC外壁と新規の乾式壁材との2重壁構
造となり、断熱性、防音性、防火性に富む構造となる。
ALC外壁に貫通孔を形成することにより、ALC外
壁の表面側から下地材を施工者が目で直接確認すること
ができ、連結下地材の下地材への取り付けが確実なもの
となり、乾式壁材の取り付け強度が劣化しない。連結
下地材に伸縮機能を持たせることで、下地材の不陸の調
整が容易に行え、施工が容易となると共に、乾式壁材の
張り上がりの美観性が向上する。連結下地材を持出梁
構造として、貫通孔や既存のALC外壁に一切触れるこ
とがないので、既存のALC外壁に一切の負担(荷重)
をかけずに改修でき、新規の乾式壁材の取付強度も充分
でかつ、ALC外壁か破損することがない。下地材へ
の連結下地材の固定はスタッド溶接を用いて行うので、
固定具等を用いるのにくらべて瞬時に強固に固定するこ
とができ、施工性が大幅に向上する。等の特徴、効果が
ある。
示す説明図である。
示す説明図である。
ある。
である。
る。
る。
る。
る。
順の例を示す説明図である。
順の例を示す説明図である。
順の例を示す説明図である。
順の例を示す説明図である。
順の例を示す説明図である。
順の例を示す説明図である。
る。
壁の改修構造を示すその他の例である。
る。
壁の改修構造を示すその他の例である。
る。
の例を示す説明図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 既存のALC外壁に貫通孔が設けられ、
該貫通孔に連結下地材が挿入されていると共に、該連結
下地材の一端部は既存のALC外壁が取り付けられてい
る下地材にスタッド溶接されて固定され、他端はALC
外壁表面に配設した胴縁に固定されており、かつ、胴縁
に新規の乾式壁材が固定されてなることを特徴とするA
LC外壁の改修構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184202A JP2000017813A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | Alc外壁の改修構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10184202A JP2000017813A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | Alc外壁の改修構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000017813A true JP2000017813A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16149154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10184202A Pending JP2000017813A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | Alc外壁の改修構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000017813A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001295478A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Takenaka Komuten Co Ltd | Src造の既存躯体と改修部材との結合方法 |
JP2015166523A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-24 | 東急建設株式会社 | 既設alcパネルの補強防水構法 |
JP2018123924A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 日新製鋼株式会社 | 締結構造および締結方法 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10184202A patent/JP2000017813A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001295478A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Takenaka Komuten Co Ltd | Src造の既存躯体と改修部材との結合方法 |
JP2015166523A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-24 | 東急建設株式会社 | 既設alcパネルの補強防水構法 |
JP2018123924A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 日新製鋼株式会社 | 締結構造および締結方法 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080318 |