JP2002138649A - Alc外壁の改修工法 - Google Patents

Alc外壁の改修工法

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JP2002138649A
JP2002138649A JP2000337401A JP2000337401A JP2002138649A JP 2002138649 A JP2002138649 A JP 2002138649A JP 2000337401 A JP2000337401 A JP 2000337401A JP 2000337401 A JP2000337401 A JP 2000337401A JP 2002138649 A JP2002138649 A JP 2002138649A
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Seiji Furukawa
清司 古川
Hajime Ishiyama
元 石山
Akihiro Suzuki
明広 鈴木
Tetsuya Hayashizaki
哲也 林崎
Eiichiro Tsuruta
永一郎 鶴田
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IG Technical Research Inc
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IG Technical Research Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は建築、構築物のALC部材(軽量気
泡コンクリート)からなる既存外壁面を新規外壁で改修
するための工法に関するものである。 【解決手段】 既存のALC外壁Bに貫通孔Cを形成
し、貫通孔Cに筒状の中空部を有する取付ガイドを挿入
すると共に、ALC外壁Bに固定し、取付ガイドの中空
部に連結下地材Dの外部材D1を挿入して外部材D1を
下地材Aに取り付け、その後取付ガイドを撤去し、さら
に、連結下地材Dの外部材D1に連結下地材Dの内部材
D2を締結し、次に内部材D2の先端に胴縁Eを取り付
け、胴縁Eに新規の乾式壁材Gを固定するALC外壁B
の改修工法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築、構築物のAL
C部材(軽量気泡コンクリート)からなる既存外壁面を
新規外壁で改修するための工法に関するものである。さ
らに詳しくは、新規の乾式壁材を取り付けるための連結
下地材を、取付ガイドを用いて確実に、建物の躯体(下
地材)に直接固定した持出梁とすることによって、AL
C外壁を傷つけず、しかも、新規の乾式壁材の取付強度
も充分なALC外壁の改修工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ALC部材を使用した外壁の改修
は、古くなった既存のALC外壁をすべて撤去して、既
存の躯体や胴縁等の壁下地材に新規外壁を形成する工法
や、ALC外壁面に直接新規の乾式壁材を当接して、乾
式壁材をコンクリートアンカー等の固定具を用いて、A
LC壁そのものを壁下地材として利用して改修した工法
が一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように古くなった既存のALC外壁をすべて撤去して、
既存の躯体や胴縁等の壁下地材に新規外壁を形成した工
法では、撤去のための費用の増大や撤去した廃材の処理
に課題があると共に、工事中は外壁が無い状態となり、
工事期間中は建物に居住したり、あるいは仕事を行った
り、建物内部を利用することが出来なくなる欠点があっ
た。
【0004】また、ALC外壁をそのまま壁下地材とし
て利用し、新規壁材を施工する工法では、そもそも古く
なったALC外壁は、その性質により凍害や経時変化
で、ひび割れや一部脱落、強度劣化が進んでおり、これ
を壁下地として、新規壁材の主要取付強度を負わせるに
は強度的に問題が残り、台風や地震等の外的衝撃により
脱落したり、剥がれたりする危険を伴っていた。さら
に、ALC外壁の表面には凹凸があり、そのまま新規外
壁を施工すると凹凸による不陸調整が困難で、張り上が
った新規壁面にも凹凸が発生し、美観性にも劣るもので
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、既存のALC外壁に貫通孔を形成し、
貫通孔に筒状の中空部を有する取付ガイドを挿入すると
共に、ALC外壁に固定し、取付ガイドの中空部に連結
下地材の外部材を挿入して外部材を下地材に取り付け、
その後取付ガイドを撤去し、さらに、連結下地材の外部
材に連結下地材の内部材を締結し、前記貫通孔間には既
存のALC外壁を貫通する中間貫通孔を形成し、中間貫
通孔にはALC外壁の厚さで対峙した固定面が載置部を
介して一体化された振れ止め金具を挿入すると共に、固
定面でALC外壁を挟み込み、次に内部材の先端および
固定面に胴縁を取り付け、胴縁に新規の乾式壁材を固定
するALC外壁の改修工法としたので、工事中も居住を
損なわず、施工が容易で取り付け強度も確実となり、連
結下地材が伸縮機能を有するので、ALC外壁の厚みの
違いへの対応や不陸の調整も可能なので、新規乾式壁材
の張り上がりの美観性も向上し、さらには、取付ガイド
を用いることで、連結下地材が既存のALC外壁に触れ
ることなく取り付けることが出来、持出梁工法として、
既存のALC外壁に一切の負担(荷重を)かけずに改修
出来るALC外壁の改修工法を提案するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明に係
るALC外壁の改修工法の一実施例について詳細に説明
する。図1は上記ALC外壁の改修工法にて改修した代
表的な一例を示す斜視図、図2はその断面図を表す説明
図であり、Aは建物の躯体およびALC外壁Bの取り付
け下地となる下地材で、図に示すような水平方向に配置
された横架材からなり、さらに具体的にはH型鋼材、も
しくは図示しないが角型鋼材、C型鋼材(リップ溝型鋼
材)、L型アングル材、溝型鋼材、等の鉄骨の下地材か
らなるものである。
【0007】Bは既存のALC外壁で、図2に示すよう
に、H型鋼材等からなる下地材Aにアングルa、タテカ
ベプレートbを介して固定されているものである。な
お、図2は改修時期にきている一般的な挿入筋工法にて
取り付けられているALC外壁Bの例を示しており、こ
の他にもALCの取り付け方は種々あり、これに限定さ
れるものではない。また、cはALC外壁Bの目地部に
充填される充填目地材であり、さらには、ALC外壁B
の表面に化粧被覆部材(塗料等、図示せず)で化粧が施
されていたりするものである。
【0008】本発明では、このようにして形成されてい
る既存のALC外壁Bに対して、まず、貫通孔Cと中間
貫通孔C1を形成するものである。貫通孔Cと中間貫通
孔C1は図3および図4に示すように、下地材Aの配設
位置に沿って、ALC外壁Bにホールソー等の孔あけ機
器1を用いて、ALC外壁Bの表面側から形成するもの
である。また、貫通孔Cは後記する取付ガイドFや連結
下地材Dを差し込むための経路として機能するものであ
り、その形状、大きさは連結下地材Dが容易に充填出来
る程度で、下地材Aに取り付けられれば任意である。勿
論、縦筋、横筋を外した位置で貫通孔Cを形成するもの
である。
【0009】また、貫通孔Cの形成ピッチとしては、後
記する新規の乾式壁材Gに必要充分な取付強度(耐風圧
強度)を満たす範囲内であれば任意で、例えば、水平方
向のピッチP=600、900、1200、1500m
m位、垂直方向のピッチLは、建物の種類によっても異
なるが、一般的には1階層分の高さ3500mm位であ
る。なお、ALC外壁Bに貫通孔Cと中間貫通孔C1を
形成することにより、ALC外壁Bの表面側から下地材
Aを施工者が目で直接確認することが出来、後記する取
付ガイドFや連結下地材Dの下地材Aへの取り付けが確
実なものとなる。
【0010】さらに、中間貫通孔C1の形成ピッチとし
ては、後記する新規の乾式壁材Gに必要充分な取付強度
(耐風圧強度)を満たす範囲内であれば任意で、例え
ば、水平方向のピッチP1=300、450、600、
750mm位、垂直方向のピッチは、建物の種類によっ
ても異なるが、一般的には1階層分の高さ3500mm
位、あるいは1/2の1750mm位である。勿論、貫
通孔Cの形成で乾式壁材Gが必要十分な強度が保てる場
合には、中間貫通孔C1の形成は不要である。なお、A
LC外壁Bに貫通孔Cと中間貫通孔C1を形成すること
により、ALC外壁Bの表面側から下地材Aを施工者が
目で直接確認することが出来、後記する取付ガイドFや
連結下地材Dの下地材Aへの取り付けが確実なものとな
る。
【0011】貫通孔Cには図5に示すように、図6
(a)、(b)に示すような取付ガイドFの中空部3を
挿入し、取付ガイドFの舌片部2をALC外壁Bに固定
具αを用いて固定するものである。取付ガイドFは図6
(a)、(b)に示すように、平板状の舌片部2の略中
心部分に、筒状で内部に中空を有する中空部3を一体に
取り付けたものからなる。また、取付ガイドFの素材と
しては、各種金属材(スチール材、アルミ材、ステンレ
ス材等)や各種合成樹脂材(塩化ビニル材、FRP、ポ
リカーボネイト等)からなるものである。
【0012】さらに、取付ガイドFの舌片部2の外周付
近には複数の下孔2aが形成されており、中空部3を貫
通孔Cに挿入した後、ALC外壁Bの表面に舌片部2の
裏面を当接し、下孔2aを介して固定具α(ヘクス、テ
クス、スクリュウビス等)にて固定するものである。こ
の場合には、後で取付ガイドFの撤去(取り外し)が容
易なように、固定具αを最後まで締め込まず、途中で止
めるように行っても良いものである。
【0013】この際、貫通孔Cの中心点と取付ガイドF
の中空部2の中心点がほぼ一致するように、注意して取
り付けるものであり、これにより、後記する連結下地材
Dの外部材D1を貫通孔Cの中心部に取り付けることが
出来るので、外部材D1の外周が貫通孔Cに接しないよ
うに確実に取り付けが可能となり、ALC外壁Bには一
切の負担(荷重)がかからないようにするものである。
【0014】次に図7の斜視図、および図8の断面図に
示すように、図9(a)、(b)に示すような取付ガイ
ドFの中空部3内に、連結下地材Dを構成する外部材D
1を挿入する。そして、外部材D1の外底部4が下地材
Aのウェブ部分に当接するまで、押し込んで、テクスド
ライバや充電ドライバ等の固定機器5を用いて外底部4
に予め形成したおいた下孔6を介して固定具αを打ち込
み、固定するものである。
【0015】外部材D1は取付ガイドFの中空部3に挿
入され、支持されているので、固定する際は、施工者は
外部材D1を支えている必要はなく、両手が自由に使え
ると共に、固定機器5使用時の振動等により、外部材D
1がずれることなく、確実に定位置に固定することが出
来るものである。なお、中空部3の内径と外部材D11
の外径の関係は、中空部3内に外部材D1が容易に挿入
出来、かつ、ほぼガタツキが無い程度であれば任意であ
る。
【0016】外部材D1は図9(a)、(b)に示すよ
うに、有底の円筒体であり、外底部4を有し、開口側内
周面には雌ネジ溝7が形成されており、さらに、外部材
D1の外底部4には、1つ以上の複数の下孔6が形成さ
れているものである。下孔6は、ヘクス、テクス、スク
リュウビス等の固定具αの打設の際のガイド孔として機
能するものであり、その数は必要な取付強度により任意
に設定されるものである。
【0017】次に図10に示すように、外部材D1の下
地材Aへの取り付けが済んだら、今度は固定してある取
付ガイドFを撤去するものである。これは、取付ガイド
Fを固定している固定具αを取り外し、貫通孔Cから取
付ガイドFの中空部3を引き抜くことにより行うもので
ある。この際、固定していた固定具αを取り外したこと
により形成された跡孔に、例えば、モルタル、ロックウ
ール、現場発泡型の合成樹脂発泡体、不定形シーリング
材、発泡系定形シーリング材等の充填物8を充填するこ
とにより、失われた防水性、断熱性を補填することも出
来る。
【0018】そして、図10に示すように、図11
(a)、(b)に示すような連結下地材Dを構成するも
う一方の内部材D2を、外部材D1のネジ孔に螺合する
ものである。内部材D2は図11(a)、(b)に示す
ように、有底の円筒体であり内底部9を有し、内部材D
2の外周面には雄ネジ溝10が形成されているものであ
る。
【0019】また、内部材D2の内底部9の中央部分に
は、工具係止孔11が形成されており、これは、図10
に示すように、内部材D2を外部材D1に螺合する際
に、ドライバー等の工具12の先を挿入するための孔で
あり、これにより内部材D2と外部材D1との螺合が容
易になるものである。
【0020】なお、外部材D1と内部材D2との結合
(螺合)は、内部材D2の内底部9の表面が、ちょうど
ALC外壁Bの方面と面一になるか、あるいは、内底部
9の表面がALC外壁の表面から若干突出するまで、螺
挿するものである。
【0021】図12(a)は外部材D1と内部材D2と
を組み合わせた連結下地材Dを示す斜視図、図12
(b)はその断面図を示すものである。連結下地材D
は、説明してきたように、ALC外壁Bに形成した貫通
孔Cに挿入し、その一端を下地材Aに、他端を後記する
胴縁Eに固定するものであり、ALC外壁Bの取り付け
下地材Aと新規の乾式壁材Gの取り付け下地となる胴縁
Eとを連結して、乾式壁材Gの取り付け強度の劣化を防
止するものである。また、その取り付けは、貫通孔Cと
連結下地材Dとが触れないよう(当接しないよう)に
し、ALC外壁Bには一切の負担(荷重)をかけないよ
うに取り付けるものである。
【0022】連結下地材Dの素材としては、強度に優れ
た各種鋼材や、鉄、ステンレス、アルミニウム、チタ
ン、繊維強化された各種合成樹脂材、等からなるもので
ある。また、外部材D1、内部材D2は、共に有底の円
筒体であり、両者は互いに外底部4および内底部9を外
側にしてネジ結合するものである。
【0023】このように、外部材D1と内部材D2と
は、ネジ結合を行い、連結下地材Dとして一体化される
ので、連結下地材Dには長さの伸縮機能が付加され、よ
って、一つの連結下地材Dにより、ALC外壁材Bの厚
みが異なってもある程度対応することが可能であり、か
つ、下地材AやALC外壁Bの不陸調整が容易に可能と
なるものである。
【0024】また、中間貫通孔C1は図13に示すよう
に図4に示すような孔あけ機器1を使用して形成し、図
14に示すように図18(a)〜(h)に示すような振
れ止め金具Iを差し込み、その後図15に示すように、
孔あけ機器Iにより切り出したALC外壁Bを充填物8
として埋め戻し、コーキング材Jにより防水するもので
ある。中間貫通孔C1は、例えば図16に示すように縦
胴縁をE2を取り付ける下地として機能するものであ
る。
【0025】振れ止め金具Iは載置部27と固定面28
と固定面29とから形成した、金属材(スチール、ステ
ンレス、アルミニウム、等)等よりなるものである。振
れ止め金具Iは、連結下地材Dだけでは新規の乾式壁材
Gに必要充分な取付強度(耐風圧強度)が得られない場
合に取り付けるものであり、この部分だけはALC外壁
Bに強度を負担してもらうものである。勿論、ALC外
壁Bの強度に左右されるため、ALC外壁Bへの過度な
加重負担は避けるものである。
【0026】さらに施工方法を説明すると、連結下地材
Dと振れ止め金具Iを形成した図19に示す下地に対
し、長尺状の横胴縁E1を内部材D2の内底部9に固定
具αを介して固定するものである。胴縁EはALC外壁
Bの表面に突出している連結下地材Dの先端に固定具α
等の固定手段により取り付けるものであり、後記する乾
式壁材Gの取付下地として機能するものである。また、
胴縁Eはその厚みによりALC外壁Bと乾式壁材Gとの
間に空間を有することとなり、新鮮な空気等の流通路と
して機能させ、腐食防止等に利用することも可能であ
る。
【0027】胴縁Eの具体例としては例えば、図20
(a)、(b)に示すようなものであり、ハット型鋼材
13の頭部14に平鋼材15を溶接により装着して一体
化したものである。勿論、これは胴縁Eの一例であり、
例えば、角形鋼材(角パイプ)、ハット型鋼材、リップ
溝型鋼材、溝型鋼材、平型鋼材等を胴縁Eとして用いる
ことが出来る。なお、その素材としても、強度に優れた
各種鋼材や、鉄板、ステンレス板、アルミニウム材、木
材、集成材、プラスチック複合材等を用いることが出来
る。また、図20(b)に示すクッション層15aは、
長さが50mm程度のゴム製のものであり、連結下地材
D、振れ止め金具I間の中間部分に形成し、ALC外壁
Bと胴縁E間の間隙を閉塞し、乾式壁材Gの揺れ、振れ
を防止するためのものである。なお、18は側面部、1
9は溝部、20はリップ部である。
【0028】さらに、胴縁Eは前記した水平方向に延び
る横胴縁E1と後記する垂直方向に延びる縦胴縁E2と
があり、乾式壁材Gの種類や(縦張り型、横張り型)、
必要な胴縁ピッチにより任意にALC外壁Bの表面に配
置することが可能である。
【0029】次に、図21に示すように、予め配置した
横胴縁E1に縦胴縁E2をピッチP1の間隔をおいて固
定するものである。この際のピッチP1は、取り付ける
乾式壁材Gの必要な胴縁ピッチや、地上高による必要な
耐風圧強度等により決められるものであり、例えば、3
00、450、600、900、1200、1500、
2000mm、等である。
【0030】なお、横胴縁E1と縦胴縁E2との重なり
部分は、ALC外壁Bと乾式壁材Gとの間の距離が長く
ならないように(いわゆる、フケがでないように)、同
一面上にて連結するのが好ましく、例えば図22(a)
のような連結金具H1を用いて図23に示すように行っ
たり、あるいは、図22(b)のような連結金具H2を
用いて図24に示すように行うのが、好ましいものであ
る。
【0031】すなわち、図22(a)に示す連結金具H
1は、連結舌片16同士をL字状屈曲して形成したアン
グルピース状であり、各連結舌片16には固定具αの位
置決めガイトとなる下孔17が形成されているのであ
る。
【0032】この連結金具H1は、図23に示すよう
に、横胴縁E1と縦胴縁E2をその側面部18から固定
具αを打設し、固定して連結するのであり、交わりの部
分では上下、左右の計4個の連結金具H1を使用して、
強固に胴縁E同士を連結するものである。
【0033】この連結金具H2は、図24に示すよう
に、縦胴縁E2の側面部18間を挟み込むように挿入
し、横胴縁E1の1ヶ所の側面部18、縦胴縁E2の2
ヶ所の側面部18の3ヶ所を固定するものである。ま
た、リップ部20は乾式壁材Gを固定するための部分で
ある。側面部18をそれぞれ固定具αにて打設すること
により、横胴縁E1と縦胴縁E2を連結し、横胴縁E1
のリップ部20に固定具αを打接しないようにすること
により、固定具αの頭部によるフケを無くすことが出
来、乾式壁材Gの取り付けにじゃまにならないようにす
るものである。また、連結金具H2を横胴縁E1に挿入
することにより、横胴縁E1と縦胴縁E2の不陸を無く
す効果もあるものである。
【0034】最後に、図1に示すように縦胴縁E2に乾
式壁材Gを固定具αを介して取り付けるものである。新
規の乾式壁材Gは古くなったALC外壁Bの表面を覆
い、新たな壁面を形成するもので、主に、化粧材、防水
材、断熱材、防火材、耐火材として機能するものであ
り、既存の下地材Aに負担をかけないように、例えば図
25に示すような軽量の金属パネルや金属サイディング
材、各種窯業系サイディング材等が好ましいものであ
る。
【0035】すなわち、図25に示す乾式壁材Gは、表
面材21と裏面材22とで芯材23をサンドイッチした
サンドイッチ板材からなるものである。
【0036】表面材21、裏面材22は金属薄板からな
る場合は、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、
チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼
板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、フッ素樹脂鋼板、ラ
ミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振
鋼板等)、(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー
板を含む)の一種を押出成形、ロール成形、プレス成形
して所定形状に形成したものである。
【0037】また、表面材21、裏面材22は合成樹脂
板からなる場合は、例えば塩ビ樹脂、ポリカーボネイト
樹脂等を押出成形、プレス成形、ロール成形等を行って
所定形状に形成したものである。勿論、これら金属板と
合成樹脂板とを積層複合した素材としても良いものであ
る。
【0038】さらに、特に裏面材22をアルミニウム蒸
着紙、アスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネー
トしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート
状物から形成することも出来る。
【0039】芯材23は乾式壁材Gの主に断熱材、防火
材、嵩上材として機能するものであり、ポリウレタン、
ポリイソシアヌレート、フェノール、塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリスチレン、ユリア等の合成樹脂やその発
泡体、もしくはケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、水
酸化アルミニウム等の無機材やその発泡体、あるいはガ
ラス繊維、セラミック繊維、岩綿、アスベスト等の繊維
質マット状物、石膏ボード、シージングボード、木毛セ
メント板、ケイ酸カルシウム板、等の無機質板、等から
なるものである。
【0040】また、芯材23と表面材21および裏面材
22との一体化は、例えば芯材23が合成樹脂発泡体の
際はその自己接着性を利用して、またそれ以外の際には
別途接着剤(図示せず)を介して一体に積層し、サンド
イッチするものである。
【0041】さらに図25は、乾式壁材Gの一側端に雄
型連結部24を、他側端に雌型連結部25を形成した相
决状とした一般的な横張り型の金属サイディング材を示
す例である。なお、図では、雌型連結部25内に一条の
軟質のシール材26が介在させてあり、目地部の防水性
を向上するものである。
【0042】さらに、乾式壁材Gの取り付けは、図1、
図2に示すように、その雄型連結部24をタッピンビ
ス、テクスビス、セルフドリリングスクリュウビス等の
固定具αを用いて縦胴縁E2に固定すると共に、雄型連
結部24と雌型連結部25との雄、雌嵌合により、連結
されて、取り付けるものである。勿論、図示しないが、
水切り材やスタータ材、止縁材、出隅材、入隅材、開口
部材、ジョイント部材、シーリング材、等の各種役物を
必要に応じて施工して新規外壁面を形成するものであ
る。
【0043】以上説明したのは、本発明に係るALC外
壁の改修工法の一実施例であり、図26〜図43示すよ
うな部材を用いたALC外壁の改修工法とすることが出
来る。
【0044】図26は中間貫通孔C1に溝C2を形成し
たものであり、図27(a)〜(h)、図28(a)〜
(h)、図30(a)〜(h)に示すような振れ止め金
具Iを固定出来るようにしたものである。
【0045】また図27(a)〜(h)〜図30(a)
〜(h)は振れ止め金具Iのその他の実施例を示す説明
図である。図27(a)〜(h)、図28(a)〜
(h)は載置部27を面でなく棒状(断面を円、三角、
四角、多角形、等に形成)に形成した振れ止め金具I、
図29(a)〜(h)は載置部27を面状に形成し、移
動しにくいように形成した振れ止め金具I、図30
(a)〜(h)は固定面28と固定面29の形成位置を
変化させたり、形状を異なるように形成した振れ止め金
具Iである。
【0046】また図31(a)〜(f)、図32(a)
〜(h)は中間貫通孔C1のその他の実施例を示す説明
図である。また、29aは当接面であり、振れ止め金具
Iを中間貫通孔C1に挿入して固定した際に、中間貫通
孔C1の奥部に面を形成し、充填物8の挿入時の位置決
めの支持面として機能するものである。
【0047】また図33(a)〜(c)は中間貫通孔C
1内に形成する充填物8のその他の実施例を示す説明図
であり、(a)図はALC外壁B、(b)図は断熱材3
0、(c)は断熱材30をカバー材31で被覆したもの
である。
【0048】図34(a)、(b)は取付ガイドFを形
成した後で、切り込みK1を形成した円筒K(塩ビ製の
パイプ(塩ビ管)等よりなるプラスチック製パイプ、
等)を形成し、外部材D1の施工と、取り外しを容易に
したものである。この形成により、外部材D1の取り付
け取り外しの施工性が格段に向上するものである。ま
た、切り込みK1は、中空部3への挿入取り外しを容易
にするために形成したものである。勿論、円筒Kの先端
は下地材Aに当接し、後端はALC外壁Bの面よりも外
部に突出させ、取り外しが出来るように形成するもので
ある。
【0049】図35は内部材D1に胴縁Eを取り付ける
前の工程に、貫通孔Cと連結下地材Dとの間にある隙間
を充填物8を充填して、貫通孔Cを埋設する工程を付加
した例である。充填物8の例としては、ロックウール3
0aとシリコーン系のコーキング材30bよりなるも
の、あるいはモルタル、ロックウール、現場発泡型の合
成樹脂発泡体、不定形シーリング材、定形発泡シーリン
グ材等であり、ALC外壁Bに貫通孔Cを形成すること
で失われた、防水性、断熱性、防火性、気密性等を補充
するものである。
【0050】図36は乾式壁材Gが縦張り型の際の、胴
縁Eの取り付け配置の例を示すものであり、この場合
は、縦胴縁E2の間に、必要な任意ピッチで横胴縁E1
を取り付け配置することにより、横胴縁E1が乾式壁材
Gの下地として機能するものである。
【0051】図37(a)〜(e)は胴縁Eの断面形状
の変形の一例を示すものであり、図37(a)はロール
フォーミング加工により一部材を屈曲して所定の形状に
形成した胴縁Eの例である。図37(b)は、2つのコ
字状の溝型鋼材E3と、平鋼材15とを溶接により一体
化して、所定形状に形成した胴縁Eの例である。図37
(c)はハット型鋼材、図37(d)はリップ溝型鋼
材、図37(e)は角パイプからなる胴縁Eの例であ
る。
【0052】図38(a)〜(d)〜図40(a)〜
(c)は乾式壁材Gのその他の例を示す断面図であり、
図38(a)〜(d)は落とし込み型で、主に横張りに
用いられる乾式壁材Gの例、図39(a)〜(c)は差
し込み型で主に縦張りに用いられる乾式壁材Gの例であ
る。
【0053】図40(a)〜(c)に示す乾式壁材G
は、大型の両面金属サンドイッチパネルの例を示す断面
図であり、特に図40(b)は雄型連結部24内には防
水性と耐火性を有する耐火性パッキング材32を、雌型
連結部25内には防水性シーリング材33をそれぞれ介
在させて、連結目地部の防水性と耐火性を向上した例で
ある。
【0054】さらに、図40(b)に示す乾式壁材G
は、雄型連結部24と雌型連結部25の形状に合致する
ように任意に形成した不燃部材34を各連結部内に装着
した例であり、不燃部材34は、乾式壁材G同士で形成
される連結目地部の防火性、耐火性を向上するものであ
り、また、雄型連結部24と雌型連結部25の端部に充
填することから、乾式壁材G端部における芯材23の欠
肉を防止し、芯材23の発泡性や延展性をも向上させる
ものである。なお、不燃部材34はケイ酸カルシウム
板、高密度フェノール樹脂板、木毛セメント板、ロック
ウール板、水酸化アルミニウム板、等の1種以上の不燃
性部材からなるものである。
【0055】また、図41に示す乾式壁材Gは、表面材
21、裏面材22を方形、または長方形状に形成したボ
ックス型のサンドイッチパネルの例である。
【0056】図42は連結下地材Dのその他の例を示す
ものであり、外部材D1の外周部に複数の貫通した通気
孔35を形成したものである。この通気孔35は、連結
下地材Dの内部と外部とを通気するものであり、熱によ
る連結下地材D内の空気の膨張や収縮を防止し、連結下
地材Dの変形を防止するものである。
【0057】図43は連結下地材Dの外部材D1と内部
材D2のネジ結合を調節し、ALC外壁Bの表面と胴縁
Eとの間に、空隙Tを形成するようにした改修工法の例
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るALC
外壁の改修工法によれば、既存のALC外壁を解体す
る必要がないので、施工工数を省略出来ると共に、工期
を大幅に短縮することが出来、しかも施工中の居住や利
用に何等支障を来さない。既存のALC外壁上に新規
外壁を形成するので、施工が簡単でコストを節約出来
る。既存のALC外壁と新規の乾式壁材との2重壁工
法となり、断熱性、防音性、防火性に富む工法となる。
ALC外壁に貫通孔と中間貫通孔を形成することによ
り、ALC外壁の表面側から下地材を施工者が目で直接
確認することが出来、連結下地材の下地材への取り付け
が確実なものとなり、乾式壁材の取り付け強度が劣化し
ない。連結下地材を2部材とし、伸縮機能を持たせる
ことで、下地材の不陸の調整が容易に行え、施工が容易
となると共に、乾式壁材の張り上がりの美観性が向上す
る。連結下地材は持出梁として、貫通孔や既存のAL
C外壁に一切触れることがないので、既存のALC外壁
に一切の負担(荷重)をかけずに改修出来、新規の乾式
壁材の取付強度も充分でかつ、ALC外壁が破損するこ
とがない。取付ガイドを用いることにより、連結下地
材の固定が容易に行えると共に、取付位置も確実とな
る。中間貫通孔にも振れ止め金具を形成し、これにも
胴縁を固定するために、固定強度が大幅に向上する。
改修であるために、防火性能基準も問題無くクリア出来
る。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るALC外壁の改修工法の代表例を
示す説明図である。
【図2】本発明に係るALC外壁の改修工法の代表例を
示す説明図である。
【図3】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手順
を示す説明図である。
【図4】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手順
を示す説明図である。
【図5】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手順
を示す説明図である。
【図6】本発明に係るALC外壁の改修工法に用いられ
る取付ガイドの例を示す説明図である。
【図7】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手順
を示す説明図である。
【図8】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手順
を示す説明図である。
【図9】本発明に係るALC外壁の改修工法に用いられ
る外部材の例を示す説明図である。
【図10】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図11】本発明に係るALC外壁の改修工法に用いら
れる内部材の例を示す説明図である。
【図12】本発明に係るALC外壁の改修工法に用いら
れる連結下地材の例を示す説明図である。
【図13】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図14】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図15】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図16】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図17】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図18】本発明に係るALC外壁の改修工法に使用す
る振れ止め金具の実施例を示す説明図である。
【図19】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図20】本発明に係るALC外壁の改修工法に用いら
れる胴縁の例を示す説明図である。
【図21】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図22】本発明に係るALC外壁の改修工法に用いら
れる連結金具の例を示す説明図である。
【図23】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図24】本発明に係るALC外壁の改修工法の改修手
順を示す説明図である。
【図25】本発明に係るALC外壁の改修工法に用いら
れる乾式壁材の例を示す説明図である。
【図26】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図27】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図28】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図29】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図30】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図31】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図32】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図33】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の実施例を示す説明図である。
【図34】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の例を示す説明図である。
【図35】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の例を示す説明図である。
【図36】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の例を示す説明図である。
【図37】胴縁のその他の例を示す説明図である。
【図38】乾式壁材のその他の例を示す説明図である。
【図39】乾式壁材のその他の例を示す説明図である。
【図40】乾式壁材のその他の例を示す説明図である。
【図41】乾式壁材のその他の例を示す説明図である。
【図42】連結下地材のその他の例を示す説明図であ
る。
【図43】本発明に係るALC外壁の改修工法のその他
の例を示す説明図である。
【符号の説明】
α 固定具 a アングル b タテカベプレート c 充填目地材 A 下地材 B ALC外壁 C 貫通孔 C1 中間貫通孔 C2 溝 D 連結下地材 D1 外部材 D2 内部材 E 胴縁 E1 横胴縁 E2 縦胴縁 E3 溝型鋼材 F 取付ガイド G 乾式壁材 H1 連結金具 H2 連結金具 I 振れ止め金具 J コーキング材 K 円筒 K1 切り込み 1 孔あけ機器 2 舌片部 2a 下孔 3 中空部 4 外底部 5 固定機器 6 下孔 7 雌ネジ溝 8 充填物 9 内底部 10 雄ネジ溝 11 工具係止孔 12 工具 13 ハット型鋼材 14 頭部 15 平鋼材 15a クッション層 16 連結舌片 17 下孔 18 側面部 19 溝部 20 リップ部 21 表面材 22 裏面材 23 芯材 24 雄型連結部 25 雌型連結部 26 シール材 27 載置部 28 固定面 29 固定面 29a 当接面 30 断熱材 30a ロックウール 30b コーキング材 31 カバー材 32 耐火パッキング材 33 防水性シーリング材 34 不燃部材 35 通気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林崎 哲也 山形県東根市大字蟹沢字上縄目1816番地の 12 アイジー工業株式会社内 (72)発明者 鶴田 永一郎 山形県東根市大字蟹沢字上縄目1816番地の 12 アイジー工業株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA02 AA42 AA43 AA47 AA51 AB04 AB22 BA03 BA12 BD23 CA04 CA08 CC02 CC24 CC25 DA03 DA12 DA22 DB14 DB27 DC06 DC12 DC36 DD02 GA24Y GA24Z GA33W GA33Y GB01W GB01Y GB42Z 2E176 AA02 BB25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存のALC外壁に貫通孔を形成し、貫
    通孔に筒状の中空部を有する取付ガイドを挿入すると共
    に、ALC外壁に固定し、取付ガイドの中空部に連結下
    地材の外部材を挿入して外部材を下地材に取り付け、そ
    の後取付ガイドを撤去し、さらに、連結下地材の外部材
    に連結下地材の内部材を締結し、前記貫通孔間には既存
    のALC外壁を貫通する中間貫通孔を形成し、中間貫通
    孔にはALC外壁の厚さで対峙した固定面が載置部を介
    して一体化された振れ止め金具を挿入すると共に、固定
    面でALC外壁を挟み込み、次に内部材の先端および固
    定面に胴縁を取り付け、胴縁に新規の乾式壁材を固定す
    るALC外壁の改修工法。
  2. 【請求項2】 取り付けガイドを挿入後に、該取り付け
    ガイドの中空部に円筒を挿入したことを特徴とする請求
    項1記載のALC外壁の改修工法。
  3. 【請求項3】 中間貫通孔内には充填物が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1、2記載のALC外壁の改
    修工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105178451A (zh) * 2015-10-21 2015-12-23 长沙远大住宅工业集团有限公司 装配式建筑外墙干挂节点的防腐结构及其施工方法
JP6075906B1 (ja) * 2016-06-13 2017-02-08 株式会社内藤ハウス 建物の下地構造

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