JPH06257237A - 壁パネルの連結構造 - Google Patents

壁パネルの連結構造

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Publication number
JPH06257237A
JPH06257237A JP4363693A JP4363693A JPH06257237A JP H06257237 A JPH06257237 A JP H06257237A JP 4363693 A JP4363693 A JP 4363693A JP 4363693 A JP4363693 A JP 4363693A JP H06257237 A JPH06257237 A JP H06257237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
groove
edge
edge groove
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4363693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Maekawa
勉 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4363693A priority Critical patent/JPH06257237A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁面が、それぞれ複数の壁パネルを連結して
構成されている浴室ユニット等の壁パネルの裏側に十分
な空間がなくても、上部パネルと下部パネルとを連結で
きるとともに、横方向の位置が調整できるような連結構
造を提供すること。 【構成】 上部パネル1の下縁にはH型フレーム3を設
けて下方に開いた下溝31を形成し、下部パネル2の上
縁にはH型フレーム4を設けて上方に開いた下溝41を
形成した。結合部材5の上端の上端嵌合部51を前記下
溝31に嵌合し、結合部材5の下端の二股部の下端嵌合
部52を前記上溝41に嵌合することによって、前記上
部パネル1と下部パネル2とを連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面が、それぞれ複数
の壁パネルを連結して構成されている浴室ユニット等の
ユニットルームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室ユニット等のユニットル
ームにおいては、その壁面は、それぞれの壁パネルが大
きくなり、運搬や据え付け作業が不便であったので、各
壁面をそれぞれ複数のパネルに分割構成しておき、据え
付け作業において、それらのパネルを連結して壁面を構
成することが行われてきた。
【0003】このようなパネルを相互に連結する方法と
しては、嵌合接続するために嵌合用金具を各パネルに固
定する方法や、下部パネルの上縁には嵌合用凸部を形成
し、上部パネルの下縁には嵌合用凹部を形成して嵌合接
続する方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、嵌合用金具を
壁パネルの裏面に固定する作業は、壁パネルの裏側に作
業空間が必要であるので、狭い場所では使用できないと
いう問題があった。また、上部パネルと下部パネルにそ
れぞれ嵌合用の凹凸部を形成した場合には、定められた
位置にしか嵌合できないので、上部パネルと下部パネル
とを横方向にずらしたい場合には、前記凹凸部が嵌合で
きないので、連結できないという問題があった。
【0005】そこで、本発明においては、ユニットルー
ムの壁パネルの裏側に十分な空間がなくても、上部パネ
ルと下部パネルとを連結できるとともに、上部パネルと
下部パネルとの横方向の位置が調整できるような連結構
造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上部パネル
と下部パネルとに分割構成された複数の壁パネルを、上
下に連結して構成する壁パネルの連結構造において、下
縁には下方に開いた下縁溝が形成された上部パネルと、
上縁には上方に開いた上縁溝が形成された下部パネルと
を、前記下縁溝と前記上縁溝とが対向するよう配置し、
上端には前記下縁溝に嵌合する上端嵌合部が形成されて
下端には前記上縁溝に嵌合する下端嵌合部が形成された
連結部材によって、前記上部パネルと下部パネルとを連
結するという手段を講じた。
【0007】
【作用】本発明においては、上部パネルの下縁には下方
に開いた下縁溝が形成され、下部パネルの上縁には上方
に開いた上縁溝が形成されている。前記下縁溝と前記上
縁溝とが対向するよう配置し、連結部材の上端嵌合部
を、前記上部パネルの下縁溝に嵌合し、下端嵌合部を、
前記下部パネルの上縁溝に嵌合すると、上部パネルと下
部パネルとは連結接続されるのである。
【0008】前記上縁溝と下縁溝に嵌合した連結部材
は、前記各溝に沿っては移動可能であるので、上下のパ
ネルが、前記各溝に沿った方向にずれても連結すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の壁パネルの連結構造を、実
施例を示した図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1において、1は上部パネル、2は下部
パネルである。3は前記上部パネル1の裏面の下縁に固
着されたH型フレームであり、このH型フレーム3の断
面は、略H字状となっており、特に下方に開いた下溝3
1が形成されている。前記溝31の入口部分は奥よりも
狭く形成されている。4は前記下部パネル2の裏面の上
縁に固着された前記同様のH型フレームであるが、この
場合には、上方に開いた上溝41が形成されている。
【0011】5は樹脂等で形成された連結部材であり、
図2に示したように、上端には前記下溝31に嵌合する
上端嵌合部51が形成され、下端には前記上溝41に嵌
合する下端嵌合部52が形成されている。この下端嵌合
部52は、先が二股に形成されるとともに、二股部の外
面には楔状の返し53が形成され、前記H型フレームの
溝の入口部分の狭い部分から押し込むと、弾性変形して
二股部が細くなって嵌入し、奥に入ってから広がって抜
けないように作用する。
【0012】図2に示したように、前記連結部材5の断
面形状は一定であり、前記H型フレーム3,4の溝の断
面形状も一定であるので、前記連結部材5は、前記H型
フレーム3,4の溝31,41に嵌合した状態で溝に沿
って移動させることが可能である。よって、上部パネル
1と下部パネル2を連結するとき、溝方向にずれた位置
であっても、前記連結部材5によって確実に連結するこ
とが可能になるのである。そして、連結後であっても、
上部パネル1と下部パネル2との位置を調節することが
可能であるので、目地合わせや建ち(壁面の垂直度)等
の調整が容易にできる。よって、全体的な工期も短縮で
きるという効果も得られる。
【0013】また、前記下溝31と上溝41に沿って複
数の連結部材5を嵌合させることができるので、必要に
応じた数量の連結部材を使用することによって、連結構
造の強度を強くすることも容易である。
【0014】前記連結部材としては、図1,2に示した
形状に限定されるものではなく、図3に示した連結部材
15のように、上端嵌合部16の先にも下端嵌合部17
の先にも二股部を形成するともに、外面には楔状の返し
18を形成してもよい。この連結部材15によれば、前
記上部パネル1と下部パネル2の溝に嵌入した上端嵌合
部16と下端嵌合部17は、その返し18によって容易
には抜けなくなるので、壁パネルの連結の信頼性が向上
するという効果が得られる。
【0015】また、連結部材の幅は必要に応じて広いも
のでも狭いものでも使用できるので、少ない数量の連結
部材でも十分な連結強度を得ることができる。
【0016】上部パネルと下部パネルが一枚ずつの場合
で説明したが、多数のパネルを上下に連結することも可
能である。このときには、連結する部分の上側のパネル
を、上記説明の上部パネル1とし、連結する部分の下側
のパネルを、上記説明の下部パネル2とすれば、全く同
様の説明となる。更に、H型フレームに限定されるもの
ではなく、一方の縁に溝が形成されているフレームであ
ればよい。そのようなフレームを、上部パネルの下縁に
は溝が下方を向くように、下部パネルの上縁には溝が上
方を向くように配設すればよいのである。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の壁パネルの連結
構造によれば、上部パネルの下縁に形成した下縁溝と下
部パネルの上縁に形成した上縁溝とに、連結部材の上端
と下端を嵌合することによって、上部パネルと下部パネ
ルとを連結するので、パネルの裏側に作業空間がなくて
も連結することができる。
【0018】また、連結部材は、上部パネルと下部パネ
ルの溝に沿って移動できるので、上部パネルと下部パネ
ルとを溝に沿ってずらした位置でも連結でき、一旦連結
した後であっても容易に調整することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁パネルの連結構造の実施例の断面図
である。
【図2】前記実施例に用いる連結部材の説明図である。
【図3】別実施例の連結部材の説明図である。
【符号の説明】
1 上部パネル 2 下部パネル 3 H型フレーム 31 下縁溝 4 H型フレーム 41 上縁溝 5 連結部材 51 上端嵌合部 52 下端嵌合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部パネルと下部パネルとに分割構成され
    た複数の壁パネルを、上下に連結して構成する壁パネル
    の連結構造において、 下縁には下方に開いた下縁溝が形成された上部パネル
    と、上縁には上方に開いた上縁溝が形成された下部パネ
    ルとを、前記下縁溝と前記上縁溝とが対向するよう配置
    し、上端には前記下縁溝に嵌合する上端嵌合部が形成さ
    れて下端には前記上縁溝に嵌合する下端嵌合部が形成さ
    れた連結部材によって、前記上部パネルと下部パネルと
    を連結したことを特徴とする壁パネルの連結構造。
JP4363693A 1993-03-04 1993-03-04 壁パネルの連結構造 Pending JPH06257237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4363693A JPH06257237A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 壁パネルの連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4363693A JPH06257237A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 壁パネルの連結構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06257237A true JPH06257237A (ja) 1994-09-13

Family

ID=12669358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4363693A Pending JPH06257237A (ja) 1993-03-04 1993-03-04 壁パネルの連結構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH06257237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015058492A1 (zh) * 2013-10-22 2015-04-30 广州鸿力复合材料有限公司 一种整体卫浴间

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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