JPH0625707A - 粉末成形における均一充填装置 - Google Patents

粉末成形における均一充填装置

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JPH0625707A
JPH0625707A JP2029592A JP2029592A JPH0625707A JP H0625707 A JPH0625707 A JP H0625707A JP 2029592 A JP2029592 A JP 2029592A JP 2029592 A JP2029592 A JP 2029592A JP H0625707 A JPH0625707 A JP H0625707A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
shoe box
die cavity
partition plate
moving direction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2029592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozaburo Sato
昭三郎 佐藤
Takashi Hatano
隆 羽田野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0625707A publication Critical patent/JPH0625707A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイスキャビティに粉末を均一に充填するこ
とができ、複雑な形状の圧粉体であっても各部の密度を
均一に保持することができると共に、寸法精度の向上を
図ることができる粉末成形における均一充填装置を提供
することを目的とする。 【構成】 仕切り板33を上下方向に回動調整した状態
で、投入口27から粉末を供給して上記仕切り板33に
よって粉末の投入方向を制御することにより、下部開口
28からダイスキャビティ内に粉末を均一に充填すると
共に、上記仕切り板33に交差してシューボックス26
の移動方向に平行に設けられた一対の堰止め板によっ
て、粉末の供給をダイスキャビティの幅に限定して、幅
方向(シューボックス26の移動方向に直交する方向)
の粉末の均一充填を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイス面に沿って往復
移動するシューボックスによって、ダイスキャビティ内
に粉末を均一に充填するための粉末成形における均一充
填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉末成形においては、図6に示す
ように、ダイス3の透孔内に下パンチ4を装着した状態
のダイスキャビティ(空隙)5内に、シューボックス6
を前進、後退させることにより、原料粉末7を供給した
後に、上パンチ8を下降させて、加圧圧縮して成形して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
粉末充填装置においては、シューボックス6の前進、後
退により、ダイスキャビティ5のb部の方がa部に比べ
て充填時間が長い上に、シューボックス6内に原料粉末
7を供給する投入口9がシューボックス6の後部に設け
られているために、b部の方が原料粉末7が充填され易
い。従って、加圧成形された圧粉体にあっては、例え
ば、図7に示すような中心孔1aを有しかつ有底円筒状
のヨーク1の場合には、内部に立設された複数のピン2
にそれぞれ均一に十分な原料粉末7が供給されずに、原
料粉末7の供給に偏りが生じ易く、所望の品質の製品を
得るのが難しいという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ダイスキャビティに粉末
を均一に充填することができ、複雑な形状の圧粉体であ
っても各部の密度を均一に保持することができると共
に、寸法精度の向上を図ることができる粉末成形におけ
る均一充填装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、ダイス面に沿って往復移動す
るシューボックスの内部に、投入口から粉末を供給して
下部開口からダイスキャビティ内に充填する装置であっ
て、上記シューボックスの内部に、仕切り板が、上記シ
ューボックスの移動方向に平行な鉛直面内において上下
方向に回動調整可能に設けられたものである。また、本
発明の請求項2は、上記ダイスキャビティの幅に略一致
した間隔を有する一対の堰止め板が、上記仕切り板に交
差してシューボックスの移動方向に平行に設けられたも
のである。
【0006】
【作用】本発明の粉末成形における均一充填装置の請求
項1にあっては、シューボックスの内部にこのシューボ
ックスの移動方向に平行な鉛直面内において上下方向に
回動調整可能に設けた仕切り板を回動調整した状態で、
投入口から粉末を供給して上記仕切り板によって粉末の
投入方向を制御することにより、下部開口からダイスキ
ャビティ内に粉末を均一に充填する。また、本発明の粉
末成形における均一充填装置の請求項2にあっては、上
記仕切り板に交差してシューボックスの移動方向に平行
に設けられた一対の堰止め板によって、粉末の供給をダ
イスキャビティの幅に限定して、幅方向(シューボック
スの移動方向に直交する方向)の粉末の均一充填を図
る。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図5に基づいて本発明の一
実施例を説明する。
【0008】これらの図において符号20は、前後に
(図1と図2において左右方向に)往復移動する移動枠
であり、この移動枠20は、コ字状の枠本体21と、こ
の枠本体の後端面に連結された連結部材22と、上記枠
本体21の二股分岐した先端面に固定された押し出し部
材23とから構成されている。そして、上記移動枠20
の両側部の各一対の凸部24には、それぞれ一対の固定
ボルト25がねじ込まれており、これらの固定ボルト2
5によって、シューボックス26が、上記移動枠20の
内部に装着されている。また、このシューボックス26
の後上部には、原料粉末の投入口27が上方に行くほど
後ろに傾斜して形成されており、上記シューボックス2
6の下面部には開口28が形成されている。そして、上
記シューボックス26の前上部には空気抜き口29が形
成されており、この空気抜き口29を形成する後壁面に
は、調整ボルト30を長孔31に挿通した状態で、昇降
板32が上下方向に移動調整可能に設けられている。さ
らに、上記シューボックス26の両側部間には、多数の
仕切り板33が上下方向に回動自在にさし渡されてお
り、これらの仕切り板33の支持軸34には、上記シュ
ーボックス26の両側部の外方から挿し込まれた調整ボ
ルト35がねじ込まれている。そして、上記各調整ボル
ト35によって各仕切り板33の取付角度が調整され得
るようになっている。さらにまた、上記各仕切り板33
には、それぞれ一対の溝36が形成されており、これら
の溝36を挿通した状態で、一対の堰止め板37が、上
記シューボックス26の前後部の内面に固着されてい
る。そして、これらの堰止め板37間の間隔は、ダイス
キャビティ(製品)の幅に略一致して設定されている。
なお、図中符号38は、上記移動枠20の移動を案内す
るガイドである。
【0009】上記のように構成された均一充填装置にあ
っては、従来同様、ダイスの透孔の上方から退避してい
る状態の移動枠20(シューボックス26)を、ダイス
の透孔(ダイスキャビティ)の上方位置まで前進させ、
ダイスの透孔内に原料粉末を充填した後、元の位置に戻
す。この場合、投入口27からシューボックス26内に
投入された原料粉末は、シューボックス26内の後部か
ら前方に向って移動する。そして、この時、上記原料粉
末においては、各仕切り部材33の取付角度の調整具合
によって、シューボックス26の内部への投入方向が制
御される一方、上記昇降板32の位置調整によって、シ
ューボックス26の前方への原料粉末の供給が抑制され
ると共に、シューボックス20の前上部に設けた空気抜
き口29によって、シューボックス26の前方へ原料粉
末が誘導され、かつダイスの透孔の後部側の充填時間が
長いことが相殺されて、ダイスの透孔の各部への原料粉
末の供給が均一化され、かつ従来のように、後部側に原
料粉末の供給がかたよることがない。また、ダイスの透
孔の幅方向にあっては、一対の堰止め板37が、ダイス
キャビティ(製品)の幅に略一致して設定されているか
ら、原料粉末の供給をダイスキャビティの幅に限定する
ことができ、幅方向(シューボックス26の移動方向に
直交する方向)の原料粉末の均一充填を図ることができ
る。なお、上記移動板20が前進した際には、上記ダイ
スキャビティから上方に押し出された圧粉体が、上記押
し出し部材23によって押し出されて搬出される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
は、ダイス面に沿って往復移動するシューボックスの内
部に、投入口から粉末を供給して下部開口からダイスキ
ャビティ内に充填する装置であって、上記シューボック
スの内部に、仕切り板が、上記シューボックスの移動方
向に平行な鉛直面内において上下方向に回動調整可能に
設けられたものであるから、上記仕切り板を上下方向に
回動調整した状態で、投入口から粉末を供給して上記仕
切り板によって粉末の投入方向を制御することにより、
下部開口からダイスキャビティ内に粉末を均一に充填す
ることができ、複雑な形状の圧粉体であっても各部の密
度を均一に保持することができると共に、寸法精度の向
上を図ることができる。また、本発明の請求項2は、上
記ダイスキャビティの幅に略一致した間隔を有する一対
の堰止め板が、上記仕切り板に交差してシューボックス
の移動方向に平行に設けられたものであるから、上記一
対の堰止め板によって、粉末の供給をダイスキャビティ
の幅に限定することにより、幅方向(シューボックスの
移動方向に直交する方向)の粉末の均一充填を図ること
ができて、なお一層製品の品質を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の断面図である。
【図4】昇降板の一例を示す正面図である。
【図5】仕切り板の一例を示す斜視図である。
【図6】従来のシューボックスを示す説明図である。
【図7】粉末成形品の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
3 ダイス 26 シューボックス 27 投入口 28 開口 33 仕切り板 37 堰止め板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイス面に沿って往復移動するシューボ
    ックスの内部に、投入口から粉末を供給して下部開口か
    らダイスキャビティ内に充填する装置であって、上記シ
    ューボックスの内部に、仕切り板が、上記シューボック
    スの移動方向に平行な鉛直面内において上下方向に回動
    調整可能に設けられたことを特徴とする粉末成形におけ
    る均一充填装置。
  2. 【請求項2】 ダイスキャビティの幅に略一致した間隔
    を有する一対の堰止め板が、仕切り板に交差してシュー
    ボックスの移動方向に平行に設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の粉末成形における均一充填装置。
JP2029592A 1992-02-05 1992-02-05 粉末成形における均一充填装置 Withdrawn JPH0625707A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6481993B1 (en) 1998-12-28 2002-11-19 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Process and apparatus for supplying rare earth metal-based alloy powder
JP2010142864A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 粉末フィーダ
JP2010142863A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Hitachi Powdered Metals Co Ltd 粉末フィーダ

Cited By (4)

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US6779995B2 (en) 1998-12-28 2004-08-24 Neomax Co., Ltd. Process and apparatus for supplying rare earth metal-based alloy powder
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Effective date: 19990518