JPH06256923A - 溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング方法お よびその装置 - Google Patents
溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング方法お よびその装置Info
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- JPH06256923A JPH06256923A JP5072897A JP7289793A JPH06256923A JP H06256923 A JPH06256923 A JP H06256923A JP 5072897 A JP5072897 A JP 5072897A JP 7289793 A JP7289793 A JP 7289793A JP H06256923 A JPH06256923 A JP H06256923A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】めっき鋼板の両端部におけるめっき層の過剰の
付着、ガスを吹き付けによる騒音を防止する。 【構成】ワイピングノズル３からガス６をめっきされた
鋼板１の表面に吹き付けると同時にノズル３の上方に近
接して設けられている補助ノズル１０からもガスを鋼板
１の中央部に向けて０°〜１０°の角度で吹き付けて、
鋼板１の端部に過剰に付着しているめっき層を除去し、
また、この補助ノズル１０は鋼板１の蛇行等に追随でき
る構造となっており、鋼板１に対して常に同じ部分にガ
スを吹き付けることができる。鋼板１と平行に、かつ、
ノズル３の上方に近接して設けられている補助ノズル１
０の両端にさらに追加の補助ノズルを設ける。
付着、ガスを吹き付けによる騒音を防止する。 【構成】ワイピングノズル３からガス６をめっきされた
鋼板１の表面に吹き付けると同時にノズル３の上方に近
接して設けられている補助ノズル１０からもガスを鋼板
１の中央部に向けて０°〜１０°の角度で吹き付けて、
鋼板１の端部に過剰に付着しているめっき層を除去し、
また、この補助ノズル１０は鋼板１の蛇行等に追随でき
る構造となっており、鋼板１に対して常に同じ部分にガ
スを吹き付けることができる。鋼板１と平行に、かつ、
ノズル３の上方に近接して設けられている補助ノズル１
０の両端にさらに追加の補助ノズルを設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は溶融金属めっきラインに
おけるガスワイピング方法およびその装置に関し、さら
に詳しくは、溶融金属めっきが施された鋼板の両端部に
おけるめっき層の過剰の付着を防ぎ、かつ、ガス吹き付
けによる騒音を防止することが可能な溶融金属めっきラ
インにおけるガスワイピング方法およびその装置に関す
るものである。
おけるガスワイピング方法およびその装置に関し、さら
に詳しくは、溶融金属めっきが施された鋼板の両端部に
おけるめっき層の過剰の付着を防ぎ、かつ、ガス吹き付
けによる騒音を防止することが可能な溶融金属めっきラ
インにおけるガスワイピング方法およびその装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来技術】従来、溶融金属めっきラインにおいて、溶
融金属浴上に立ち上がってきた溶融金属めっきが施され
た鋼板のエッヂ部分の過剰なめっき層、および、ガス吹
き付けによるガス同士の衝突による騒音を防止すため
に、バッフルプレートが設けられていた。
融金属浴上に立ち上がってきた溶融金属めっきが施され
た鋼板のエッヂ部分の過剰なめっき層、および、ガス吹
き付けによるガス同士の衝突による騒音を防止すため
に、バッフルプレートが設けられていた。
【０００３】図４、図５および図６により、従来の溶融
金属めっきラインにおけるガスワイピング技術について
説明する。
金属めっきラインにおけるガスワイピング技術について
説明する。
【０００４】即ち、図４において、溶融金属めっきライ
ンにおいて、鋼板１表面に溶融金属２のめっきが施され
た場合に、そのめっき層の付着量を制御するために、細
いスリット状のワイピングノズル３が設けられている。
このワイピングノズル３によりめっきが施された鋼板１
表面に対してガスの吹き付けが行われる。
ンにおいて、鋼板１表面に溶融金属２のめっきが施され
た場合に、そのめっき層の付着量を制御するために、細
いスリット状のワイピングノズル３が設けられている。
このワイピングノズル３によりめっきが施された鋼板１
表面に対してガスの吹き付けが行われる。
【０００５】そして、このワイピングノズル３を使用し
てめっき槽４から立ち上がってきた鋼板１上の過剰の溶
融金属めっき層５を、例えば、エアー等のガス６を吹き
付けて所定量のめっき層を形成している。
てめっき槽４から立ち上がってきた鋼板１上の過剰の溶
融金属めっき層５を、例えば、エアー等のガス６を吹き
付けて所定量のめっき層を形成している。
【０００６】しかし、図５に示すように、鋼板１から外
れているワイピングノズル３の対向部が生じ、この部分
においては対向するワイピングノズル３からの吹き付け
ガスの衝突が起こり、そこにガス流の乱れ部７が発生し
て、スプラッシュ８が形成され、鋼板１端部に溶融金属
めっき量に悪影響を与えるようになる。また、ワイピン
グノズル３の対向部のガスの衝突による騒音が問題とな
る。
れているワイピングノズル３の対向部が生じ、この部分
においては対向するワイピングノズル３からの吹き付け
ガスの衝突が起こり、そこにガス流の乱れ部７が発生し
て、スプラッシュ８が形成され、鋼板１端部に溶融金属
めっき量に悪影響を与えるようになる。また、ワイピン
グノズル３の対向部のガスの衝突による騒音が問題とな
る。
【０００７】このような悪影響を回避するために、図６
に示すように、鋼板１から外れているワイピングノズル
３の対向部にバッフルプレート９を設けているが、鋼板
１とバッフルプレート９と間には、必ず隙間が生じて端
部から飛散するスプラッシュ８の影響を除く効果がある
鋼板１の端部近傍にまで近接させることができないとい
う問題がある。
に示すように、鋼板１から外れているワイピングノズル
３の対向部にバッフルプレート９を設けているが、鋼板
１とバッフルプレート９と間には、必ず隙間が生じて端
部から飛散するスプラッシュ８の影響を除く効果がある
鋼板１の端部近傍にまで近接させることができないとい
う問題がある。
【０００８】また、図６に示すように、鋼板１の端面に
付着する溶融金属の表面張力により鋼板１端部に溶融金
属が回り込み、溶融金属５″の付着量が鋼板１中央部の
めっき層５′より多くなり、コイルに巻き取った時に瓦
反り状態となり、巻き戻す時に板形状が瓦波となり不良
となる。
付着する溶融金属の表面張力により鋼板１端部に溶融金
属が回り込み、溶融金属５″の付着量が鋼板１中央部の
めっき層５′より多くなり、コイルに巻き取った時に瓦
反り状態となり、巻き戻す時に板形状が瓦波となり不良
となる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に説明し
た従来の溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング
におけるバッフルプレートの問題点を解決するために、
本発明者が鋭意研究を行い、検討を重ねた結果、ワイピ
ングノズル対向部のガス流の乱れを解消し、鋼板端部の
スプラッシュの悪影響を除き、さらに、ガス衝突による
騒音を無くすことができ、その上、鋼板端部に溶融金属
の回り込みによる付着量が少なくなるという溶融金属め
っきラインにおけるガスワイピング方法およびその装置
を開発したのである。
た従来の溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング
におけるバッフルプレートの問題点を解決するために、
本発明者が鋭意研究を行い、検討を重ねた結果、ワイピ
ングノズル対向部のガス流の乱れを解消し、鋼板端部の
スプラッシュの悪影響を除き、さらに、ガス衝突による
騒音を無くすことができ、その上、鋼板端部に溶融金属
の回り込みによる付着量が少なくなるという溶融金属め
っきラインにおけるガスワイピング方法およびその装置
を開発したのである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶融金属め
っきラインにおけるガスワイピング方法およびその装置
は、溶融金属めっき浴により鋼板表面に溶融金属めっき
が施された後、溶融金属めっき浴外において、鋼板表面
にガスを吹き付けると同時に、鋼板両端部に鋼板の中央
部方向に対して角度を持たせたガスを吹き付けることに
より、鋼板端部に過剰に付着している溶融金属めっき層
を除去することを特徴とする溶融金属めっきラインにお
けるガスワイピング方法を第１の発明とし、溶融金属め
っき浴外に、鋼板表面の全面に対して直角にガスを吹き
付ける主ノズルが設置されており、また、鋼板両端部に
鋼板中央部に対して角度を有するガスを吹き付ける補助
ノズルが設置されていることを特徴とする溶融金属めっ
きラインにおけるガスワイピング装置を第２の発明と
し、溶融金属めっき浴外に、鋼板表面の全面に対して直
角にガスを吹き付けるノズルが設置され、また、鋼板両
端部に鋼板中央部に対して角度を有するガスを吹き付け
る補助ノズルが設置され、さらに、この補助ノズルの両
側に追加補助ノズルが設置されていることを特徴とする
溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング装置を第
３の発明とする３つの発明よりなるものである。
っきラインにおけるガスワイピング方法およびその装置
は、溶融金属めっき浴により鋼板表面に溶融金属めっき
が施された後、溶融金属めっき浴外において、鋼板表面
にガスを吹き付けると同時に、鋼板両端部に鋼板の中央
部方向に対して角度を持たせたガスを吹き付けることに
より、鋼板端部に過剰に付着している溶融金属めっき層
を除去することを特徴とする溶融金属めっきラインにお
けるガスワイピング方法を第１の発明とし、溶融金属め
っき浴外に、鋼板表面の全面に対して直角にガスを吹き
付ける主ノズルが設置されており、また、鋼板両端部に
鋼板中央部に対して角度を有するガスを吹き付ける補助
ノズルが設置されていることを特徴とする溶融金属めっ
きラインにおけるガスワイピング装置を第２の発明と
し、溶融金属めっき浴外に、鋼板表面の全面に対して直
角にガスを吹き付けるノズルが設置され、また、鋼板両
端部に鋼板中央部に対して角度を有するガスを吹き付け
る補助ノズルが設置され、さらに、この補助ノズルの両
側に追加補助ノズルが設置されていることを特徴とする
溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング装置を第
３の発明とする３つの発明よりなるものである。
【００１１】本発明に係る溶融金属めっきラインにおけ
るガスワイピング方法およびその装置は、めっき槽から
立ち上がってきた溶融金属めっきが施された鋼板表面上
の過剰に付着している溶融金属めっき層を、ワイピング
ノズルからガスを吹き付けて除去して、所定量のめっき
層とする。
るガスワイピング方法およびその装置は、めっき槽から
立ち上がってきた溶融金属めっきが施された鋼板表面上
の過剰に付着している溶融金属めっき層を、ワイピング
ノズルからガスを吹き付けて除去して、所定量のめっき
層とする。
【００１２】同時に、対向するワイピングノズルの鋼板
から外れている対向部に、ワイピングノズルから吹き付
けられるガス流に乱れを発生させないように、ワイピン
グノズルより上で、かつ、平行に補助ノズルを設置し、
そして、下方向に、かつ、鋼板中央部に向けて角度を設
けてガスを吹き付け、鋼板端部における過剰の溶融金属
めっき層を除去する。この時の、中央部に向ける角度は
０°〜１０°方向とするのが好ましい。
から外れている対向部に、ワイピングノズルから吹き付
けられるガス流に乱れを発生させないように、ワイピン
グノズルより上で、かつ、平行に補助ノズルを設置し、
そして、下方向に、かつ、鋼板中央部に向けて角度を設
けてガスを吹き付け、鋼板端部における過剰の溶融金属
めっき層を除去する。この時の、中央部に向ける角度は
０°〜１０°方向とするのが好ましい。
【００１３】以下、本発明に係る溶融金属めっきライン
におけるガスワイピング方法およびその装置について、
図１、図２および図３に示す例により説明する。
におけるガスワイピング方法およびその装置について、
図１、図２および図３に示す例により説明する。
【００１４】即ち、図１において、溶融金属めっきライ
ンにおいて、めっき槽４から立ち上がってきた溶融金属
２のめっきが施された鋼板１に、その過剰に付着してい
る溶融金属の付着量を制御するために、細いスリット状
のワイピングノズル３が設けられている。このワイピン
グノズル３からガス６の吹き付けがめっきが施された鋼
板１表面に対して行われる。
ンにおいて、めっき槽４から立ち上がってきた溶融金属
２のめっきが施された鋼板１に、その過剰に付着してい
る溶融金属の付着量を制御するために、細いスリット状
のワイピングノズル３が設けられている。このワイピン
グノズル３からガス６の吹き付けがめっきが施された鋼
板１表面に対して行われる。
【００１５】そして、同時に、鋼板１と平行に、かつ、
ワイピングノズル３の上方に近接して設けられている補
助ノズル１０からもガスを鋼板１の中央部に向けて０°
〜１０°の角度で吹き付けて、鋼板１端部の過剰に付着
しているめっき層を除去して、所定量のめっき層に制御
する。また、この補助ノズル１０は鋼板１の蛇行等に追
随できる構造となっており、鋼板１に対して常に同じ部
分にガスを吹き付けることができる。
ワイピングノズル３の上方に近接して設けられている補
助ノズル１０からもガスを鋼板１の中央部に向けて０°
〜１０°の角度で吹き付けて、鋼板１端部の過剰に付着
しているめっき層を除去して、所定量のめっき層に制御
する。また、この補助ノズル１０は鋼板１の蛇行等に追
随できる構造となっており、鋼板１に対して常に同じ部
分にガスを吹き付けることができる。
【００１６】また、鋼板１と平行に、かつ、ワイピング
ノズル３の上方に近接して設けられている補助ノズル１
０の両側に、さらに、追加の補助ノズル１１を設置する
ことにより、鋼板１のパスラインが変わったり、鋼板１
の形状が悪いような場合に、上記の補助ノズル１０だけ
では鋼板１の端部の過剰に付着している溶融金属を充分
に除去できないのを避けることができる。
ノズル３の上方に近接して設けられている補助ノズル１
０の両側に、さらに、追加の補助ノズル１１を設置する
ことにより、鋼板１のパスラインが変わったり、鋼板１
の形状が悪いような場合に、上記の補助ノズル１０だけ
では鋼板１の端部の過剰に付着している溶融金属を充分
に除去できないのを避けることができる。
【００１７】また、上記に説明した補助ノズル１０およ
び追加の補助ノズル１１は、鋼板１の幅方向に対して垂
直方向に角度を変更できる構造とすることが可能であ
り、そして、これらの各ノズルから吹き出されるガス
は、エアー、または、窒素等の不活性ガス等を使用する
ことができ、かつ、その吹き出される量も調整すること
ができる。また、鋼板１に付着する溶融金属のめっき付
着量は、鋼板１中央部および鋼板１端部においても均一
になっている。
び追加の補助ノズル１１は、鋼板１の幅方向に対して垂
直方向に角度を変更できる構造とすることが可能であ
り、そして、これらの各ノズルから吹き出されるガス
は、エアー、または、窒素等の不活性ガス等を使用する
ことができ、かつ、その吹き出される量も調整すること
ができる。また、鋼板１に付着する溶融金属のめっき付
着量は、鋼板１中央部および鋼板１端部においても均一
になっている。
【００１８】本発明に係る溶融金属めっきラインにおけ
るガスワイピング方法およびその装置において、使用す
ることができるめっき浴としては次のものが挙げられ
る。 ０.１２％Ａｌ−０〜０.２％Ｐｂ−Ｚｎ｛ガルバニール
ド（アロイ）｝ ０.２％Ａｌ−０〜０.２Ｐｂ−Ｚｎ｛ゼロスパングル
（ゼロ）｝ ０.２％Ａｌ−０〜０.２％Ｐｂ−Ｚｎ（レギュラー） ５.０％Ａｌ−≦０.００３％Ｐｂ−Ｚｎ（ガルファン）
るガスワイピング方法およびその装置において、使用す
ることができるめっき浴としては次のものが挙げられ
る。 ０.１２％Ａｌ−０〜０.２％Ｐｂ−Ｚｎ｛ガルバニール
ド（アロイ）｝ ０.２％Ａｌ−０〜０.２Ｐｂ−Ｚｎ｛ゼロスパングル
（ゼロ）｝ ０.２％Ａｌ−０〜０.２％Ｐｂ−Ｚｎ（レギュラー） ５.０％Ａｌ−≦０.００３％Ｐｂ−Ｚｎ（ガルファン）
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る溶融
金属めっきラインにおけるガスワイピング方法およびそ
の装置は上記の構成であるから、めっき槽から立ち上が
ってきためっきが施された鋼板の端部に過剰に付着して
いる溶融金属を、所定の量までワイピングを行えるので
鋼板端部の溶融金属の過剰な付着を防止でき、さらに、
ワイピングノズルの対向部のガス流の乱れも解消きるの
で鋼板端部から飛散する溶融金属のスプラッシュを激減
でき、ノズルにスプラッシュの付着することを防止でき
るという効果がある。
金属めっきラインにおけるガスワイピング方法およびそ
の装置は上記の構成であるから、めっき槽から立ち上が
ってきためっきが施された鋼板の端部に過剰に付着して
いる溶融金属を、所定の量までワイピングを行えるので
鋼板端部の溶融金属の過剰な付着を防止でき、さらに、
ワイピングノズルの対向部のガス流の乱れも解消きるの
で鋼板端部から飛散する溶融金属のスプラッシュを激減
でき、ノズルにスプラッシュの付着することを防止でき
るという効果がある。
【図１】本発明に係る本発明に係る溶融金属めっきライ
ンにおけるガスワイピング装置の概略側面図である。
ンにおけるガスワイピング装置の概略側面図である。
【図２】本発明に係る本発明に係る溶融金属めっきライ
ンにおけるガスワイピング装置の図１の矢印Ａの方向か
ら見た概略正面図である。
ンにおけるガスワイピング装置の図１の矢印Ａの方向か
ら見た概略正面図である。
【図３】本発明に係る本発明に係る溶融金属めっきライ
ンにおけるガスワイピング装置の図１の矢印Ｂの方向か
ら見た概略図である。
ンにおけるガスワイピング装置の図１の矢印Ｂの方向か
ら見た概略図である。
【図４】従来の溶融金属めっきラインにおけるガスワイ
ピング装置の概略側面図である。
ピング装置の概略側面図である。
【図５】従来の溶融金属めっきラインにおけるガスワイ
ピング装置の図４のＡ方向から見た概略正面図である。
ピング装置の図４のＡ方向から見た概略正面図である。
【図６】従来の溶融金属めっきラインにおけるガスワイ
ピング装置の図４のＢ方向から見た概略図である。
ピング装置の図４のＢ方向から見た概略図である。
１・・・鋼板 ２・・・溶融金属 ３・・・ワイピングノズル ４・・・めっき槽 ５・・・過剰溶融金属 ６・・・ガス（エアー、窒素等の不活性ガス） ７・・・ガス流みだれ部 ８・・・スプラッシュ ９・・・バッフルプレート １０・・補助ノズル １１・・追加補助ノズル
Claims (3)
- 【請求項１】溶融金属めっき浴により鋼板表面に溶融金
属めっきが施された後、溶融金属めっき浴外において、
鋼板表面にガスを吹き付けると同時に、鋼板両端部に鋼
板の中央部方向に対して角度を持たせたガスを吹き付け
ることにより、鋼板端部に過剰に付着している溶融金属
めっき層を除去することを特徴とする溶融金属めっきラ
インにおけるガスワイピング方法。 - 【請求項２】溶融金属めっき浴外に、鋼板表面の全面に
対して直角にガスを吹き付ける主ノズルが設置されてお
り、また、鋼板両端部に鋼板中央部に対して角度を有す
るガスを吹き付ける補助ノズルが設置されていることを
特徴とする溶融金属めっきラインにおけるガスワイピン
グ装置。 - 【請求項３】溶融金属めっき浴外に、鋼板表面の全面に
対して直角にガスを吹き付けるノズルが設置され、ま
た、鋼板両端部に鋼板中央部に対して角度を有するガス
を吹き付ける補助ノズルが設置され、さらに、この補助
ノズルの両側に追加補助ノズルが設置されていることを
特徴とする溶融金属めっきラインにおけるガスワイピン
グ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072897A JPH06256923A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング方法お よびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072897A JPH06256923A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング方法お よびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06256923A true JPH06256923A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13502605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5072897A Withdrawn JPH06256923A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 溶融金属めっきラインにおけるガスワイピング方法お よびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06256923A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012056935A1 (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-03 | 日新製鋼株式会社 | ガスワイピング装置 |
| WO2014050790A1 (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-03 | 新日鐵住金株式会社 | ガスワイピング方法及びガスワイピング装置 |
| JP2014532814A (ja) * | 2011-11-11 | 2014-12-08 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトＴｈｙｓｓｅｎＫｒｕｐｐ Ｓｔｅｅｌ Ｅｕｒｏｐｅ ＡＧ | 金属ストリップを金属被覆で溶融めっきするための方法および装置 |
| WO2017187729A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | Ｐｒｉｍｅｔａｌｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｊａｐａｎ株式会社 | 溶融金属めっき設備及び方法 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP5072897A patent/JPH06256923A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2012056935A1 (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-03 | 日新製鋼株式会社 | ガスワイピング装置 |
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| JP2014532814A (ja) * | 2011-11-11 | 2014-12-08 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトＴｈｙｓｓｅｎＫｒｕｐｐ Ｓｔｅｅｌ Ｅｕｒｏｐｅ ＡＧ | 金属ストリップを金属被覆で溶融めっきするための方法および装置 |
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| US10815559B2 (en) | 2016-04-28 | 2020-10-27 | Primetals Technologies Japan, Ltd. | Molten metal plating facility and method |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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