JPH0625686U - バルブ開閉監視装置 - Google Patents

バルブ開閉監視装置

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JPH0625686U
JPH0625686U JP5600893U JP5600893U JPH0625686U JP H0625686 U JPH0625686 U JP H0625686U JP 5600893 U JP5600893 U JP 5600893U JP 5600893 U JP5600893 U JP 5600893U JP H0625686 U JPH0625686 U JP H0625686U
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valve
valve opening
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美寿 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔地でバルブの開閉の状態の検査と監視が
行えるとともに、弁及びその開閉装置の損耗、異常の検
出・分析、寿命の弁開閉情報を与えることができる優れ
たバルブ開閉監視装置を提供する。 【構成】 バルブ開閉駆動装置2にバルブ1の開度を計
るバルブ開度計3と開閉トルク検出器4とを設けるとと
もに、遠隔地にバルブ開閉駆動装置2の開閉操作部21
と,開閉トルク検出器4のトルク表示計22と,バルブ
開度計23の開度表示器と,開閉時のトルク値と操作時
とを関連して記録するトルク記録装置24とを設けると
ともに、前記トルク記録装置24は開閉時の最大トルク
値を記録する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上下水道・河川の水管・水路の弁・ゲート又はガス管の弁を遠隔で 開閉し、併せて開閉状態を監視する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、作業員が定期的又は不定期的に水管・水路・ガス管のバルブ・ゲートの ある現地に行き、開閉操作して開閉時の最大トルクを第4図の如くバネ計り等で もって測定し、その最大トルク値を記帳しその最大トルク値とその経歴によって バルブの異常をチェックしていた。又、弁開閉装置にメカニカルなトルク検出機 構を設ける技術が特開昭59−217082号公報に開示されている。更に、電 動弁が全閉,全開になったことを表示する機能を有する開閉表示装置が特開昭5 6−156574号公報に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のバルブ開閉の監視方法では、作業員が現地まで行ってバルブ操作し、そ の上記帳せねばならないため、手間・時間のかかるものとなっていた。又、特開 昭59−217082号公報の弁開閉装置は、単にメカニカルにトルクを検出し 、異常トルクのときモータを停止するだけのものであり、そのときのトルク値・ 開閉度との時系列変化の記録・保存が行えるものでない。従って、異常トルクの 原因、異常トルクの発生状況、弁の摩耗・損耗状態、弁開閉機構の損傷等に関す る情報が少なく、弁開閉装置の故障・異常・交換時期・耐久性の検出・予知・推 定が行えるものでなかった。 特開昭56−156574号公報に開示の電動弁は、全閉・全開となったこと を表示する表示部を有するのみで、開閉操作時のトルク値の時系列変化及び最大 トルク値を記録することができず、前記公報同様に、弁開閉装置の故障・異常・ 交換時期・耐久性等のための情報がなく、これらの状態・予知・推定が充分に行 えるものでなかった。 本考案の課題は、従来のかかる問題点を解消し、バルブがある現地に行くこと なく遠隔地でバルブの開閉の状態の検査と監視が行えるとともに、弁の作動状態 ・損耗、開閉装置の作動状態・損傷・耐久性・交換時期・異常の検出・分析・予 知・推定が行え、弁開閉情報を与えることができるという優れたバルブ開閉監視 装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の要旨は、 1) バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計るバルブ開度計と開閉トルク検出 器とを設けるとともに、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉トル ク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表示器と,開閉時のトルク値と 操作時とを関連して記録するトルク記録装置とを設けるとともに、前記トルク記 録装置が記録するトルク値が開閉時の最大トルク値であるバルブ開閉監視装置 2) バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計るバルブ開度計と開閉トルク検出 器とを設けるとともに、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉トル ク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表示器と,開閉時のトルク値と 操作時とを関連して記録するトルク記録装置とを設けるとともに、前記トルク記 録装置は開閉時の開度とトルク値との時系列変化を記録するバルブ開閉監視装置 3) バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計るバルブ開度計と開閉トルク検出 器とを設けるとともに、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉トル ク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表示器と,開閉時のトルク値と 操作時とを関連して記録するトルク記録装置とを設けるとともに、前記トルク記 録装置は開閉時の最大トルク値と操作時の開度に応じたトルク値の時系列変化を 記録したバルブ開閉監視装置 4) バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計るバルブ開度計と開閉トルク検出 器とを設けるとともに、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉トル ク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表示器と,開閉時のトルク値と 操作時とを関連して記録するトルク記録装置とを設けるとともに、開閉トルク検 出器のトルク値が設定値を超えると遠隔地において音又は光で警報する警報回路 を備えた前記1)〜3)何れか記載のバルブ開閉監視装置 にある。
【0005】
【作用】
本考案でバルブ検査を行うには、バルブから離れた位置にある開閉操作部を操 作してバルブ開閉駆動装置を作動させる。バルブ開閉時のバルブの開度はバルブ 開度計で計測され、又その時のトルクは開閉トルク検出器によって測定され、そ の信号は遠隔地に設けたトルク表示器、開度表示器及びトルク記録装置に送られ る。トルク表示器及び開度表示器によって各開度におけるトルク値が目視できる ように表示する。又この開度とトルク値はトルク記録装置によって記録される。 特に開閉時の最大トルク値はバルブの機能を示す値として重要であり、記録され るとともに、注意・異常状態を示す設定トルク値と比較され、異常又注意値を超 えればその旨音又は光で警報させることもできる。又トルク記録装置において最 大トルク値とその開閉操作時(検査時の年月日)の経時変化を記憶させたり、又 開閉時の開度とトルク値の時系列変化も記録すればバルブの状態の分析に役立つ ものとなる。
【0006】
【実施例】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。 図面に示す実施例のトルク記録装置は、最大トルク値の計測とその経歴変化記 録開度とトルクとの経時変化、トルク値と異常設定トルク値、注意設定トルク値 との比較検出と検出時の警報を行えるものとしている。 図中1はバルブ、2はバルブ開閉駆動装置、3はバルブ開度計、4は開閉トル ク検出器である。バルブ開閉駆動装置2はモータ5、ギヤ6、ウォーム7、同ウ ォームに噛合するウォームギヤ8、バルブ駆動軸9、皿バネ10、手動ハンドル 11、リミットスイッチ12からなっている。又20は遠隔操作室、21は開閉 操作部、22はトルク表示計、23はバルブ開度計、24はトルク記録装置、2 5は異常警報ランプ、26は注意警報ランプである。トルク記録装置24は、開 度トルク時系列記録回路30、比較回路31、異常トルク設定回路32、注意ト ルク設定回路33、警報回路34、最大トルク値計測回路35、最大トルク記録 回路36、年月日時刻発生回路37、CRTディスプレイ制御回路38、CRT 39からなっている。
【0007】 この実施例では、遠隔操作室20の開閉操作部21の操作スイッチを開すれば モータ5が作動し、ギヤ6、ウォーム7、ウォームギヤ8を経てバルブ駆動軸9 が回転してバルブ1が開閉される。バルブ1のトルクは開閉トルク検出器4で測 定され、又開度はギヤ6から回転を読み込んで開度を計測するバルブ開度計3に よって測定され、その情報はいずれも有線で遠隔操作室20まで送られる。開度 及びトルク値は直ちにトルク表示計22,バルブ開度計23によって表示される 。又それらの値はトルク記録装置24に入力される。まずバルブ開度とトルク値 とは秒単位で開度トルク時系列記録回路30に入力され、時間とともに記録され 、又CRT39に前回の結果と併せて表示できるようにしている。そのCRT画 面を第3図に示す。又トルク値は比較回路31に入力され、異常トルク設定回路 32の異常トルク設定値及び注意トルク設定回路33の注意トルク設定値と比較 され、これらの設定値を超えると警報回路34を作動させ、異常警報ランプ25 ・注意警報ランプ26を点滅させて知らせるものである。 又トルク値の最大値を最大トルク値計測回路35によって算出し、その開閉に おける最大トルク値をその操作年月日と併せて最大トルク記録回路36に記録保 存し、必要に応じて又は開閉時にCRT39に第2図のように画面表示し、バル ブの状態の検討又は予測についての情報を与える。
【0008】
【考案の効果】
以上の様に本考案によれば、バルブのある現地に行って開閉トルクを測る必要 がなく、遠隔地にて開閉トルクを測定でき、開度とともに記録できるので、バル ブ監視・検査作業が大巾に軽減される。又最大トルク値・開度トルクの時系列変 化も記録保存できるので、バルブの状態の検査・予測を正確に行えるという効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す説明図である。
【図2】最大トルク値の時系列変化を示す説明図であ
る。
【図3】トルク値と開度の変化を示す説明図である。
【図4】従来のバルブのトルク測定方法を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 バルブ 2 バルブ開閉駆動装置 3 バルブ開度計 4 開閉トルク検出器 5 モータ 6 ギヤ 7 ウォーム 8 ウォームギヤ 9 バルブ駆動軸 20 遠隔操作室 21 開閉操作部 22 トルク表示計 23 バルブ開度計 24 トルク記録装置 25 異常警報ランプ 26 注意警報ランプ 30 開度トルク時系列記録回路 31 比較回路 32 異常トルク設定回路 33 注意トルク設定回路 34 警報回路 35 最大トルク値計測回路 36 最大トルク記録回路 39 CRT

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計
    るバルブ開度計と開閉トルク検出器とを設けるととも
    に、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉
    トルク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表
    示器と,開閉時のトルク値と操作時とを関連して記録す
    るトルク記録装置とを設けるとともに、前記トルク記録
    装置が記録するトルク値が開閉時の最大トルク値である
    バルブ開閉監視装置。
  2. 【請求項2】 バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計
    るバルブ開度計と開閉トルク検出器とを設けるととも
    に、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉
    トルク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表
    示器と,開閉時のトルク値と操作時とを関連して記録す
    るトルク記録装置とを設けるとともに、前記トルク記録
    装置は開閉時の開度とトルク値との時系列変化を記録す
    るバルブ開閉監視装置。
  3. 【請求項3】 バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計
    るバルブ開度計と開閉トルク検出器とを設けるととも
    に、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉
    トルク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表
    示器と,開閉時のトルク値と操作時とを関連して記録す
    るトルク記録装置とを設けるとともに、前記トルク記録
    装置は開閉時の最大トルク値と操作時の開度に応じたト
    ルク値の時系列変化を記録したバルブ開閉監視装置。
  4. 【請求項4】 バルブ開閉駆動装置にバルブの開度を計
    るバルブ開度計と開閉トルク検出器とを設けるととも
    に、遠隔地にバルブ開閉駆動装置の開閉操作部と,開閉
    トルク検出器のトルク表示器と,バルブ開度計の開度表
    示器と,開閉時のトルク値と操作時とを関連して記録す
    るトルク記録装置とを設けるとともに、開閉トルク検出
    器のトルク値が設定値を超えると遠隔地において音又は
    光で警報する警報回路を備えた請求項1〜3何れか記載
    のバルブ開閉監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063092A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Japan Atom Power Co Ltd:The プラントにおける電動弁の動作性能予測方法

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