JPH06256027A - ガラス組成物 - Google Patents

ガラス組成物

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JPH06256027A
JPH06256027A JP5277487A JP27748793A JPH06256027A JP H06256027 A JPH06256027 A JP H06256027A JP 5277487 A JP5277487 A JP 5277487A JP 27748793 A JP27748793 A JP 27748793A JP H06256027 A JPH06256027 A JP H06256027A
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glass
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bao
zro
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JP5277487A
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David Ronald Bartlett
ロナルド バートレット ディビッド
Clive Francis Dickinson
フランシス ディッキンソン クライブ
Kenneth Melvin Fyles
メルビン フェレス ケネス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 陰極線管用のフェースプレートとして使用す
るに適しており、かつ溶解錫浴槽で、すなわちフロート
・ガラス・プロセスによって形成される、ガラス組成物
を提供する。 【構成】 陰極線管用のフェースプレートとしての使用
に適したガラス組成物製造のための方法である。ガラス
形成成分のバッチの溶解及び精錬が、主精錬剤となるSO
3のソース、並びに(a) 泡デスタビライザーとなるチタ
ン酸ストロンチウム、(b) アルカリ土類金属硫化物、又
は(c) 付属精錬剤として硫黄、の少なくとも一つがある
ところで行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、陰極線管用のフェースプレート
(CRTフェースプレート)として使用するに適しており、
かつ溶解錫浴槽で、すなわちフロート・ガラス・プロセ
スによって形成される、ガラス組成物の製造に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管用のフェースプレートを作成す
るためのガラス組成物はよく知られている。この目的に
適した典型的なガラス組成物は、例を挙げれば、米国特
許第4015966号、第4337410号、第4390637号、第4734388
号、第4786619号、第5108960号及び第5215944号並びに
ヨーロッパ特許明細書第131399号及び第360965号に記載
されている。
【0003】このようなガラス組成物の重要な特徴は、
かかるガラス組成物が陰極線管によって放射されたX線
を吸収すべきであるということである。しかしながら、
かかる既知のガラス組成物の多くは、大規模なフロート
・ガラス製造工場において従来から使用されている溶解
及び形成手法を使用したガラス組成物の製造を不可能と
する成分を含んでいる。
【0004】CRTフェースプレートの製造に使用するガ
ラスは、従来型の化石燃料火力炉において、しばしば溶
解工程を援助するよう一部電気的なブーストを伴って溶
解される場合もある。かかる溶解工程において、原材料
の混合物を適切な挿入装置を使用して一方の端で炉に継
続的に送り込む。送り込まれた原材料は、溶解表面でブ
ランケットを形成し、緩やかに炉へと移動し、移動する
に従って炎の影響で溶解する。その後フェースプレート
又はリボン状に形成する前に、ガラスが精錬され、かつ
調節される。
【0005】また、CRTフェースプレートに使用するガ
ラスは、従来型の燃料火力炉での溶解よりも経済的に有
利な場合には、コールド・トップ電気溶解機で有利に溶
解することもできる。
【0006】コールド・トップ電気溶解機は、溶解機の
表面全体がバッチで覆われており、これが溶解ガラスの
頂点で外殻を形成することからこの名称を有するもので
ある。バッチが溶解すると、外殻を維持するためにさら
にバッチが加えられ、よって溶解表面が露出せず、かつ
溶解ガラス表面からの放射による熱の損失を防ぐ。安定
した外殻を維持しなければならない。溶解ガラスの形成
前に反応するためにバッチから過度のガスが発生するこ
とによって安定性が失われることがある。かかるガス
は、溶解ガラスとバッチの混合物を冷却環境に押し上げ
ることがあり、そこで凝固しかつブリッジを形成する。
このブリッジは、バッチが溶解できる場所へ送り込まれ
ることを妨げ、また溶解表面の露出を生じ、よって熱が
露出表面から放射する場合がある。放射損失は、効率の
悪い溶解を生じ、バッチを溶解機に送り込むために使用
される機構の過熱を生ずる場合がある。一貫性がありか
つ制御されていることを基準として満足のいく品質のガ
ラスを得るためには、外殻の下側部分全体で統一的かつ
安定した流出を維持すること及び放射損失が生じ得る間
隙のない外殻を維持することが必要である。その後溶解
物は、溶解ガラスを形成工程に送り込む前に精錬され、
かつ調整されなければならない。
【0007】コールド・トップ溶解機又は従来型の化石
燃料溶解機のいずれを使用するかについての選択は、主
として需要によって指示すべきである。ガラスは、コー
ルド・トップ溶解機において費用効率のよい方法で溶解
できるが、経済的な理由から従来型の化石燃料炉に転換
することが有利な場合もある。従って、いかなる種類の
炉でも必要な品質及びレートで溶解できるガラス組成物
を得ることが有利である。
【0008】フロート浴槽での溶解ガラスの連続的なリ
ボン型への形成は、溶解ガラスのソースから溶解錫の浴
槽への溶解ガラスの流動を含むものである。フロート浴
槽で形成されるガラスは、溶解錫と接触して形成される
表面に錫が存在することによって確認し得るものであ
る。フロート形成工程において、溶解錫を酸素との接触
の影響から保護するために、還元雰囲気を浴槽上で維持
する。従って、浴槽へ送り込まれる溶解ガラスには、還
元雰囲気と反応して金属粒子を形成する素材が含まれて
いてはならない。
【0009】CRTフェースプレートにおいて使用するガ
ラスは、X線の吸収のために含まれる放射吸収成分を含
むものである。このための一般的な素材は酸化鉛である
が、フロート浴槽でのガラス形成作用において金属鉛が
形成されるため、フロート浴槽に送り込まれる溶解ガラ
スには、鉛化合物を含めることができない。従って、CR
Tフェースプレートの製造への使用に適した既知の鉛含
有ガラス組成物は、フロート・ガラス工程では形成でき
ない。フロート・ガラス工程でのガラス形成に影響を与
えない、CRTガラス用の代替となる放射吸収成分は、酸
化バリウム及び酸化ストロンチウムである。
【0010】圧搾機での鋳型成形によってフェースプレ
ートを製造することにおいて使用される溶解ガラス製造
用の従来型のガラス・バッチは、精錬剤としてヒ素及び
アンチモンの酸化物が含まれる。ガラス・バッチにおい
てこれらの精錬剤が存在することによって、かかるバッ
チは、フロートでの形成に不適切となる。なぜなら、ヒ
素及びアンチモンのいずれも、フロート工程中に存在す
る還元雰囲気によってガラス表面で金属粒子を形成する
からである。
【0011】従って、従来型の精錬剤は、コールド・ト
ップ電気溶解機又は化石燃料火力炉のいずれかで溶解さ
れ、その後溶解錫の浴槽でのフロート工程で形成される
ガラス・バッチには使用できないと評価される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】フロート浴槽で形成さ
れるべきCRTフェースプレートを溶解するためには、ヒ
素及びアンチモン以外の精錬剤を使用しなければならな
いばかりでなく、精錬のための最良の条件を得るために
バッチ組成物の最適化が必要である。かかる最適化は、
有害な溶解状態を生じてはならない。
【0013】実行可能な代替となる精錬剤は、SO 3のソ
ース、例えば硫酸ナトリウムであることが判明したが、
これは、CRTバッチから製造されるガラス溶解物におい
て溶解度が高い。我々の、米国特許第4786619号におい
て、ガラス精錬のための炭素及び硫酸ナトリウムの組み
合わせの使用を説明したが、これには高い水準の硫酸塩
を必要とし、これは環境的観点から望ましくない。また
我々は、ガラス形成成分がこれらの精錬剤を使用してコ
ールド・トップ溶解機において成功裡に溶解できないこ
とを発見した。
【0014】また、我々は、精錬剤としてSO 3のソース
を使用し、かつガラス形成素材のバッチに炭化素材が存
在する溶解錫の浴槽で形成されるべきCRTフェースプレ
ース・ガラスの精錬を試みたときに、満足な精錬が達成
されないことを発見した。さらに、コールド・トップ電
気炉がバッチの溶解に使用されたときに、バッチの外殻
安定性には、悪影響が及ぼされる。本発明の目的は、陰
極線管用のフェースプレートとして使用するに適してお
り、かつ溶解錫浴槽で、すなわちフロート・ガラス・プ
ロセスによって形成される、ガラス組成物を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで我々は、フロート
浴槽で形成されるべきCRTバッチ精錬のための改良され
た条件が、主精錬剤としてSO 3のソースを、チタン酸ス
トロンチウム−泡デスタビライジング剤(泡脱安定剤)
−又はアルカリ土類金属硫化物(硫化物)もしくは硫黄
の少なくとも一つを精錬補助とした組み合わせで使用す
ることによって得ることができることを発見した。
【0016】従って、本発明は、陰極線管用のフェース
プレートとして使用するに適したガラス組成物の製造方
法を提供するものであり、該方法は、ガラス形成成分の
バッチを溶解し、溶解ガラスを精錬し、溶解錫の浴槽に
おいて溶解ガラスを平坦なシート状のガラス組成物製品
に形成する工程を含み、ガラス形成成分のバッチの溶解
及び精錬が主精錬剤となるSO 3のソースと、(a) 泡デス
タビライザーとなるチタン酸ストロンチウム(strontiu
mtitanate)、(b) アルカリ土類金属硫化物(alkaline
earth metal sulphide)、又は、(c) 付属精錬剤で
ある硫黄(sulphur)のうち少なくとも一つが存在する
ところで行われることを特徴とする。
【0017】SO 3のソースを提供する主精錬剤は、硫酸
ナトリウム(sodium sulphate)であることが望ましい
が、硫酸カルシウム(calcium sulphate)を使用する
こともできる。使用される主精錬剤の量は、ガラス組成
物製品においてSO 3として計測されるものとして0.1ない
し0.6wt%を産するような分量である。典型的なガラス形
成バッチは、ガラス組成物製品においてSO 3として計測
されるものとして0.15ないし0.5wt%、さらに望ましい数
値は0.15ないし0.35wt%を産するような分量の主精錬剤
を含む。
【0018】主精錬剤として硫酸ナトリウムを使用する
ときには、バッチに追加的な炭素が含まれないこと、及
びその他の原材料におけるその存在によって含まれる炭
素が0.04%以下であることを確実にすることが望まし
い。電気炉において、バッチSO 3含量は、ガラス中のSO 3
の目標値に相当するものである。しかしながら、燃料火
力炉では、溶解工程中の原料の損失を補うよう、バッチ
には10wt%の超過SO 3を追加することを要する。
【0019】補助(付属)精錬剤として使用できるアル
カリ土類金属硫化物は、硫化バリウム(barium sulphi
de)、硫化カルシウム(calcium sulphide)又は硫化
ストロンチウム(strontium sulphide)が望ましく、
硫化バリウムが使用されることが最も望ましい。
【0020】アルカリ土類金属硫化物の量は、ガラス精
錬素材1トン当たり、0ないし5kgの範囲であり、また2
ないし5kgであることが望ましい。使用できるその他の
付属精錬剤は、硫黄である。これは、ガラス形成素材1
トン当たり0ないし1kg、できれば0.25ないし1kgの量で
存在できる。
【0021】
【作用】これらの付属精錬剤(アルカリ土類金属硫化物
(あるいは亜硫酸塩)等)のいずれも、精錬工程におい
て、CO 2の泡を溶解物から吹き出すことに役立つSO 2ガス
を生成する。我々は、チタン酸ストロンチウムが本工程
の溶解及び精錬工程の効率を改善することにおいて重要
な役割を果たし得ることを発見した。一般的に、チタン
酸ストロンチウムは、ガラス組成物製品の重量を基準と
して0.7ないし1.6wt%の量で使用される。無機洗浄剤又
は界面活性剤であるこの素材は、工程の溶解及び精錬段
階で泡デスタビライザーとして作用するようである。こ
れは、通常よりも高い水準で溶解が達成されることを可
能とするものであり、またガラス形成素材のバッチの高
温安定性を改善するものである。また、これは、ガラス
組成物製品において必要な放射吸収素材となる酸化スト
ロンチウムの少なくとも一部を提供する。
【0022】本発明の工程において、ガラス形成成分の
バッチは、通常炭酸バリウム及び炭酸ストロンチウムを
含み、ガラス組成物製品において放射吸収素材となる酸
化バリウム及び酸化ストロンチウムを提供する。
【0023】ガラス形成成分のバッチは、従来の方法で
溶解及び精錬され、フロート・タンクにおいて平坦なガ
ラス・シートに形成される。本発明の工程を使用するこ
とによって、我々は、従来型の燃料火力炉又はコールド
・トップ電気溶解機のいずれにおいてもバッチを溶解す
ることが可能であることを発見した。本発明の工程は、
1日1m2当たり少なくともガラス2トンの有効なバッチ
溶解率で操作できる。
【0024】本発明の工程のさらに有利な点は、これが
非常に高い「泡質」のCRTフェースプレートの製造を可
能とすることである。本発明の精錬剤及び/又は泡デス
タビライザーの組み合わせを使用することによって、陰
極線管メーカーの最もきびしい要求に見合うような泡質
を有する平坦なシートをフロート工程で製造することが
可能となる。本工程によって得られるガラスの泡質は、
通常、ガラス製品1kgにつき0.25mmを上回る直径の泡が
1個以下であるようなものである。
【0025】さらに本工程の有利な点は、ガラス製品の
形成においてガラス・リボンの端から切り落とされた比
較的大量のガラス組成物製品を工程の溶解段階に再生利
用することが可能な点である。この再生利用された素材
を、通常「カレット」という。
【0026】費用を最少化し、かつCRTフェースプレー
トの製造効率を改善するために、比較的大量のカレット
を溶解炉において再生利用できる一方、経済的な溶解率
でガラスを取得するような方法でバッチ成分を調剤でき
ることが望ましい。
【0027】我々は、本工程が、30ないし66wt%のカレ
ットの再生利用率で作用できることを発見した。所定の
ガラス製造工場で製造されるガラスに対する再生利用の
ために得られるカレットの割合は、ガラスのリボンの幅
及び販売可能なガラスの収穫量によって変化する。従っ
て、製造されるガラス組成物は、カレット追加の範囲に
よる影響を受けてはならない。
【0028】カレットが比較的大量に使用されていると
きであっても、炉及びフロート浴槽の効率的な使用を確
実なものとするために、ガラスを1日1m2当たり少なく
とも2トンの率で溶解できることが望ましい。本工程で
は、30ないし66wt%の範囲の量のカレットを継続的に使
用することができる。
【0029】本発明の工程は、フロート・ガラス製造ラ
インで、陰極線管向けのフェースプレート(CRTフェース
プレート)の製造に使用するために調剤されたガラス組
成物を経済的に製造することを可能とするものである。
【0030】本発明の工程を使用して製造できる典型的
なガラス組成物は、鉛、亜鉛、ヒ素、アンチモン及びフ
ッ素が含まれておらず、またガラス組成物の総重量を基
準としてwt%で表示される以下の成分を備えた、X線吸
収ガラス組成物である。 SiO2 50 - 75% Al2O3 0 - 6% Li2O 0 - 4% Na2O 3 - 15% K2O 0 - 15% Li2O+Na2O+K2O 5 - 24% MgO 0 - 5% CaO 0 - 10% SrO 0 - 20% BaO 0 - 20% ZrO2 0 - 10% SrO + BaO 5 - 25% TiO2 0 - 2% CeO2 0 - 3% SO3 0.15 - 0.5%
【0031】本ガラス組成物は、フロート・ガラス製造
ラインで製造されるよう特に調剤されたものである。こ
のため、陰極線管ガラスに従来から加えられており、か
つフロート浴槽において存在する還元条件のもとで金属
に容易に還元する素材は、必然的に組成物から除外され
なければならない。従って、ガラス組成物製品は、一般
的にPbO、ZnO、As2O 3及びSb2O 3を除外しなければならな
い。
【0032】さらに、多くの陰極線管組成物において溶
解及び精錬補助として使用されるフッ素も除外されなけ
ればならない。なぜなら、フッ素が溶解錫の浴槽を汚染
し、ガラス・シートに望ましくないシミを生ずるからで
ある。
【0033】このガラスにおいて、SiO2は主たるガラス
形成剤である。Li2O、Na2O及びK2Oがガラスを溶解する
融剤であり、ガラスに必要な膨張係数を与えるよう調整
される。MgO及びCaOは、組成調整剤である。SrO、BaO及
びZrO2は、主なX線吸収剤であり、特定のX線吸収を提
供するようCRTガラスにおいて5%を超える量が存在して
いなければならない。TiO2及びCeO2は、放射損傷及びX
線色着(browning)けに対して大部分のガラスを安定化
する。Al2O 3は、失透(devitrification)に対するガラ
スの安定化を手助けする。
【0034】フラット・ガラス・ラインで製造されるよ
う調剤され、かつ本発明の工程による精錬に特に適した
特に望ましいガラス組成物は、鉛、亜鉛、ヒ素、アンチ
モン及びフッ素が含まれておらず、またガラス組成物の
総重量を基準としてwt%で表示される以下の成分からな
る、X線吸収ガラス組成物である。 SiO2 57 - 63% Al2O3 1 - 4% Li2O3 0.1 - 1% Na2O 6.5 - 9% K2O 6.5 - 9% Li2O+Na2O+K2O 14 - 16% MgO 0.3 - 3% CaO 0.5 - 5% Li2O< 0.3のとき、MgO + CaO > 2であることを条件とし
て SrO 6.5 - 10% BaO 6.5 - 10% ZrO2 1.5 - 2.7% SrO + BaO 15 - 17% SrO + BaO + ZrO2 18 - 20% TiO2 0.3 - 0.7% CeO2 0.3 - 1% SO3 0.15 - 0.5%
【0035】特に望ましいものは、このグループのガラ
スのガラス組成物であって、以下の成分の量がガラス組
成物の総重量を基準としてwt%で表される以下の範囲内
のものである。 Al2O3 2 - 4% Li2O 0.3 - 1% SrO 6.5 - 9% BaO 6.5 - 9% ZrO2 2 - 2.6%
【0036】本工程に基づいて作成されるガラス組成物
のこの特に望ましい範囲は、BaO及びSrOを放射吸収素材
として含むものであり、これは、0.6オングストローム
波長でのガラスの線吸収係数を1cm当たり少なくとも28
(これは、大部分のカラー・テレビの要件である)とする
に十分な量で存在している。SrO及びBaOの合計量は、こ
の必要な吸収率を提供するためには、15ないし17wt%で
ある。ガラスの液相温度が、温度勾配炉に66時間おいた
後に計測した時点で摂氏1000度を下回る温度に維持され
ていることを確実なものとするため、SrOの最大の量は9
wt%に限定されており、BaOの最大の量は9wt%に限定され
ている。
【0037】また、ZrO2は、SrO及びBaOと協力してガラ
スの線吸収係数を改善するためにガラス組成物に含まれ
ている。SrO+BaOとの組み合わせで必要な最低LACを提供
するよう、ZrO2の最低量は1.5wt%であり、2wt%であるこ
とが望ましく、また2.7wt%を超えるZrO2水準は、摂氏10
00度を超える容認不可能なほどに高い液相温度を生ずる
(温度勾配炉に66時間おいた後)。ガラスに必要なLACを
提供するために、SrO+BaO+ZrO2の合計量は、18ないし20
wt%でなければならない。
【0038】Li2Oは、精錬中の溶解物の流動性を改善す
るために存在している。Li2Oが0.3wt%を下回るときに
は、溶解物の流動性は、MgO+CaOの量を2wt%を超える程
度に増加することによって改善しなければならない。Li
2Oの含量は、少なくとも0.3wt%であることが望ましい。
Na2O及びK2Oも溶解物の流動性を改善し(但し、Li2Oをは
るかに下回る)、また摂氏1度当たり97 - 103 X 10 -7
の限度の範囲内でなければならない最終ガラスの膨張を
主に制御する。従って、Li2O、Na2O及びK2Oの範囲は、
従来のフロート・タンクにおいて容易に溶解及び精錬で
きると同時にガラス製品が摂氏1度当たり97 - 103 X 1
0-7の膨張係数を有することを確実にする溶解物を提供
する必要性によって支配される。効率のよい溶解及び精
錬のためには、ガラスは、100ポアズ(log 2)の粘度で摂
氏1450度未満(摂氏1430度未満が望ましい)の温度を有し
ていなければならない。
【0049】MgOとCaOは、通常窓ガラスを製造している
フロート・ガラス製造タンクへのテレビ・ガラスの段階
的組み込みを援助するようガラス組成物に含まれてい
る。窓ガラスは、通常約4wt%のMgO及び8wt%のCaOを含有
しており、また本質的にMgO又はCaOが含まれていないテ
レビ・ガラス組成物は、フロート・ガラス製造タンクに
おいて安定するには不経済なほど長い時間を要する。テ
レビ・ガラスの全体的な需要は、現時点では、フロート
・ユニットをこのようなガラスの製造に専属的に使用す
ることを認めるに十分ではない。MgO及びCaOの追加的な
機能は、ガラス組成物の精錬の工程を援助することであ
る。これらの2つの成分のいずれかが上限を超える場合
には、ガラスの液相温度は容認不可能なほどに高くな
る。
【0040】Al2O 3は、シリカ・ソースにおいて常に不
純物であるため、ガラス組成物の一部を形成する。ま
た、Al2O 3は、特にリチウムが、リチア輝石(珪酸アルミ
ニウムリチウム)等の鉱物としてバッチ混合物に追加さ
れる場合に、故意に追加することもできる。リチア輝石
は、リチウムの比較的安価なソースである。Al2O 3は、
失透に対するガラスの安定化を助け、また少なくとも1w
t%の量(少なくとも2wt%であることが望ましい)で存在し
ている。
【0041】CeO及びTiO2は、カラー・テレビ用のフェ
ースプレートの製造に使用されるガラス組成物に使用さ
れる従来型の添加物である。これらの素材は、放射線損
害に対するガラスの安定化及びX線色着けの発生の最少
化のために組み込まれている。
【0042】所望される場合には、ガラス組成物は、Co
3O 4、NiO、Cr2O 3及び/又はSeを使用した従来の方法で
着色できる。ガラス組成物の液相温度(T1)は、温度勾配
炉で66時間おいた後に計測して、摂氏1000度以下である
べきである。溶解錫の浴槽においてフロート工程で形成
されるガラス組成物は、通常10,000ポアズ(log 4)の粘
度で形成される。この粘度での組成物の温度を、通常、
運転温度(Tw)という。本ガラス組成物について、Twは、
摂氏970ないし1025度(℃)の範囲である。
【0043】好適な作用条件において、ガラスの運転温
度(Tw)は、ガラスの液相温度(T1)よりも高いものでなけ
ればならない。これは、ガラス組成物製品の欠陥を生じ
得る、フロート製造タンクのより濁った部分における結
晶段階の進行を防ぐことに役立つ。かかる理由から、T
w - T1は、正の値であることが望ましい。
【0044】ガラス組成物を溶解錫の浴槽から取り除く
ときに生ずる問題を回避するために、ガラス組成物の軟
化点(log粘度7.6)は、低すぎてはならない。すなわち摂
氏680 度を超える( 摂氏690 度を超えることが望まし
い) べきである。Li2Oの量を重量で1%の上限に制限する
のはこの特性によるものである。Li2Oは、精錬温度でガ
ラスの粘度を減ずることに有効であるが、またガラスの
軟化点の摂氏680度を下回るほどの望ましくない低下を
生ずる場合もある。
【0045】さらに望ましい特徴は、ガラス組成物の優
良な精錬を遂行するために、100ポアズ(log 2)の粘度
で、摂氏1450度未満(摂氏1430度未満であることが望ま
しい)の温度を表すべきであるということである。
【0046】ガラス組成物の線膨張係数は、摂氏1度当
たり97 - 103 X 10-7からの範囲である。電気抵抗は、
摂氏350度で107ohm/cmよりもよいことが判明した。
【0047】
【実施例】本発明を、例示のみを目的としてさらに以下
の例によって示す。表1、表2の例1ないし8は、コー
ルド・トップ溶解機で通常の方法で溶解される典型的な
バッチ組成物を記載したものである。表1、表2の原材
料の量は、バッチ1トン当たりのkgの数値で記載されて
いる。溶解機は、摂氏1383度の溶解機の温度を達成する
に十分な電力入力で1日、1平方メーター当たり2トン
に相当する溶解率を維持するために十分なバッチ送入率
で継続的に操作された。例1ないし8のバッチそれぞれ
は、表3においてガラスAについて与えられた構成を有
する同一のガラスを製造した。表3も、ガラス組成物の
物理的な特徴を記載したものである。
【0048 】表1、表2において、スペイン・ドロマイ
トは、カルシウム及びマグネシウムの炭酸塩であり、ソ
ーダ灰は炭酸ソーダであり、リチア輝石は珪酸アルミニ
ウム・リチウムでありかつリチウム・ソースとして使用
され、ジルコシルは、ZrO2とSiO2の混合物であってジル
コニウム・ソースとして使用され、またソルトケーキ
は、硫酸ナトリウムのソースである。
【00490】例1のバッチは、本発明の工程の例ではな
く、比較を目的として与えられているものであるが、こ
れは、溶解作用中のブランケットの安定性にともなう問
題を提起している。ガラス中において0.25mmを超える直
径で1kg当たり1個以下という目標泡数は、この条件の
もとでは達成できなかった。
【0050 】例2の場合、硫化バリウムの存在によっ
て、目標泡数を達成すること及び同一の溶解率を維持し
つつカレットを30ないし60wt%カレットのレベルでバッ
チと混ぜ合わせることが可能である。
【0051 】例3ないし6は、同一のガラス組成物を製
造する一方その他の修正がバッチに対して加えられてい
る追加的なバッチ組成物である。例3は、より高いレベ
ルの硫化バリウムの使用を示しており、例4及び例5
は、それぞれ硫化バリウムがない場合及びある場合にお
けるチタン酸ストロンチウムの使用を示したものであ
る。例6は、少ない量のソルトケーキ(硫酸ナトリウム)
を使用している。例7及び8は、硫化バリウムに代えて
硫黄の使用を示している。
【0052 】例4(硫化バリウムが含まれていない)を除
くすべての場合において、優良な品質のガラス(すなわ
ち、目標泡数を達成したガラス)が得られ、また30ない
し66wt%の範囲のレベルのカレットが使用できた。同様
のバッチであるが硫酸ナトリウムのレベルが10wt%高い
ものは、悪影響なく化石燃料炉で溶解できる。
【0053 】表3のガラスB及びCは、特に好適なガラ
ス組成物範囲内のCRTガラス組成物の追加的な2例であ
る。これらのガラス組成物は、本発明の工程に基づいて
精錬された。ガラスの構成及び物理的な特徴は、表3に
記載されている。
【0054】
【表1】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
陰極線管用のフェースプレートとして使用するに適して
おり、かつ溶解錫浴槽で、すなわちフロート・ガラス・
プロセスによって形成される、ガラス組成物を提供する
ことができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】実行可能な代替となる精錬剤は、SO
ソース、例えば硫酸ナトリウムであることが判明した
が、これは、CRTバッチから製造されるガラス溶解物
において溶解度が高い。我々の、米国特許第47866
19号において、ガラス精錬のための炭素及び硫酸ナト
リウムの組み合わせの使用を説明したが、これには高い
水準の硫酸塩を必要とし、これは環境的観点から望まし
くない。また我々は、ガラス形成成分がこれらの精錬剤
を使用してコールド・トップ溶解機において成功裡に溶
解できないことを発見した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、我々は、精錬剤としてSO のソー
スを使用し、かつガラス形成素材のバッチに炭化素材が
存在する溶解錫の浴槽で形成されるべきCRTフェース
プレース・ガラスの精錬を試みたときに、満足な精錬が
達成されないことを発見した。さらに、コールド・トッ
プ電気炉がバッチの溶解に使用されたときに、バッチの
外殻安定性には、悪影響が及ぼされる。本発明の目的
は、陰極線管用のフェースプレートとして使用するに適
しており、かつ溶解錫浴槽で、すなわちフロート・ガラ
ス・プロセスによって形成される、ガラス組成物を提供
することにある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで我々は、フロート
浴槽で形成されるべきCRTバッチ精錬のための改良さ
れた条件が、主精錬剤としてSO のソースを、チタン
酸ストロンチウム−泡デスタビライジング剤(泡脱安定
剤)−又はアルカリ土類金属硫化物(硫化物)もしくは
硫黄の少なくとも一つを精錬補助とした組み合わせで使
用することによって得ることができることを発見した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】従って、本発明は、陰極線管用のフェース
プレートとして使用するに適したガラス組成物の製造方
法を提供するものであり、該方法は、ガラス形成成分の
バッチを溶解し、溶解ガラスを精錬し、溶解錫の浴槽に
おいて溶解ガラスを平坦なシート状のガラス組成物製品
に形成する工程を含み、ガラス形成成分のバッチの溶解
及び精錬が主精錬剤となるSO のソースと、(a)泡
デスタビライザーとなるチタン酸ストロンチウム(st
rontiumtitanate)、(b)アルカリ土
類金属硫化物(alkaline earth met
alsulphide)、又は、(c)付属精錬剤であ
る硫黄(sulphur)のうち少なくとも一つが存在
するところで行われることを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】SO のソースを提供する主精錬剤は、硫
酸ナトリウム(sodium sulphate)であ
ることが望ましいが、硫酸カルシウム(calcium
sulphate) を使用することもできる。使用
される主精錬剤の量は、ガラス組成物製品においてSO
として計測されるものとして0.1ないし0.6wt
%を産するような分量である。典型的なガラス形成バッ
チは、ガラス組成物製品においてSO として計測され
るものとして0.15ないし0.5wt%、さらに望ま
しい数値は0.15ないし0.35wt%を産するよう
な分量の主精錬剤を含む。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】主精錬剤として硫酸ナトリウムを使用する
ときには、バッチに追加的な炭素が含まれないこと、及
びその他の原材料におけるその存在によって含まれる炭
素が0.04%以下であることを確実にすることが望ま
しい。電気炉において、バッチSO 含量は、ガラス中
のSO の目標値に相当するものである。しかしなが
ら、燃料火力炉では、溶解工程中の原料の損失を補うよ
う、バッチには10wt%の超過SO を追加すること
を要する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【作用】これらの付属精錬剤(アルカリ土類金属硫化物
(あるいは亜硫酸塩)等)のいずれも、精錬工程におい
て、CO の泡を溶解物から吹き出すことに役立つSO
ガスを生成する。我々は、チタン酸ストロンチウムが
本工程の溶解及び精錬工程の効率を改善することにおい
て重要な役割を果たし得ることを発見した。一般的に、
チタン酸ストロンチウムは、ガラス組成物製品の重量を
基準として0.7ないし1.6wt%の量で使用され
る。無機洗浄剤又は界面活性剤であるこの素材は、工程
の溶解及び精錬段階で泡デスタビライザーとして作用す
るようである。これは、通常よりも高い水準で溶解が達
成されることを可能とするものであり、またガラス形成
素材のバッチの高温安定性を改善するものである。ま
た、これは、ガラス組成物製品において必要な放射吸収
素材となる酸化ストロンチウムの少なくとも一部を提供
する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】本ガラス組成物は、フロート・ガラス製造
ラインで製造されるよう特に調剤されたものである。こ
のため、陰極線管ガラスに従来から加えられており、か
つフロート浴槽において存在する還元条件のもとで金属
に容易に還元する素材は、必然的に組成物から除外され
なければならない。従って、ガラス組成物製品は、一般
的にPbO、ZnO、As 及びSb を除外
しなければならない。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】このガラスにおいて、SiOは主たるガ
ラス形成剤である。LiO、NaO及びKOがガ
ラスを溶解する融剤であり、ガラスに必要な膨張係数を
与えるよう調整される。MgO及びCaOは、組成調整
剤である。SrO、BaO及びZrOは、主なX線吸
収剤であり、特定のX線吸収を提供するようCRTガラ
スにおいて5%を超える量が存在していなければならな
い。TiO及びCeOは、放射損傷及びX線色着
(browning)けに対して大部分のガラスを安定
化する。Al は、失透(devitrifica
tion)に対するガラスの安定化を手助けする。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】特に望ましいものは、このグループのガラ
スのガラス組成物であって、以下の成分の量がガラス組
成物の総重量を基準としてwt%で表される以下の範囲
内のものである。 Al2O3 2− 4% Li2O 0.3− 1% SrO 6.5− 9% BaO 6.5− 9% ZrO 2−2.6%
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】LiOは、精錬中の溶解物の流動性を改
善するために存在している。LiOが0.3wt%を
下回るときには、溶解物の流動性は、MgO+CaOの
量を2wt%を超える程度に増加することによって改善
しなければならない。LiOの含量は、少なくとも
0.3wt%であることが望ましい。NaO及びK
Oも溶解物の流動性を改善し(但し、LiOをはるか
に下回る)、また摂氏1度当たり97−103X10
−7 の限度の範囲内でなければならない最終ガラスの膨
張を主に制御する。従って、LiO、NaO及びK
Oの範囲は、従来のフロート・タンクにおいて容易に
溶解及び精錬できると同時にガラス製品が摂氏1度当た
り97−103X10 −7 の膨張係数を有することを確
実にする溶解物を提供する必要性によって支配される。
効率のよい溶解及び精錬のためには、ガラスは、100
ポアズ(log 2)の粘度で摂氏1450度未満(摂
氏1430度未満が望ましい)の温度を有していなけれ
ばならない。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】Al は、シリカ・ソースにおいて常
に不純物であるため、ガラス組成物の一部を形成する。
また、Al は、特にリチウムが、リチア輝石(珪
酸アルミニウムリチウム)等の鉱物としてバッチ混合物
に追加される場合に、故意に追加することもできる。リ
チア輝石は、リチウムの比較的安価なソースである。A
は、失透に対するガラスの安定化を助け、また
少なくとも1wt%の量(少なくとも2wt%であるこ
とが望ましい)で存在している。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】所望される場合には、ガラス組成物は、C
、NiO、Cr 及び/又はSeを使用し
た従来の方法で着色できる。ガラス組成物の液相温度
(T1)は、温度勾配炉で66時間おいた後に計測し
て、摂氏1000度以下であるべきである。溶解錫の浴
槽においてフロート工程で形成されるガラス組成物は、
通常10,000ポアズ(log 4)の粘度で形成さ
れる。この粘度での組成物の温度を、通常、運転温度
(Tw)という。本ガラス組成物について、Twは、摂
氏970ないし1025度(℃)の範囲である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】ガラス組成物の線膨張係数は、摂氏1度当
たり97−103X10 −7 からの範囲である。電気抵
抗は、摂氏350度で107ohm/cmよりもよいこ
とが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クライブ フランシス ディッキンソン イギリス国 ランカシャイアー ダブリュ ー.エヌ.1 2エス.エス. ワイガ ン,スタンディッシュ コールレイ ロー ド55 (72)発明者 ケネス メルビン フェレス イギリス国 ランカシャイアー ダブリュ ー.エヌ.4 0エス.イー. ワイガ ン,ガースウッド ラングホルム ロード 9

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管用のフェースプレートとしての
    使用に適したガラス組成物製造のための方法であって、
    ガラス形成成分のバッチを溶解し、溶解ガラスを精錬
    し、溶解錫の浴槽において溶解ガラスを平坦なシート状
    のガラス組成物製品に形成する工程を含み、ガラス形成
    成分のバッチの溶解及び精錬が主精錬剤となるSO 3のソ
    ース、並びに (a) 泡デスタビライザーとなるチタン酸ストロンチウ
    ム、 (b) アルカリ土類金属硫化物、又は (c) 付属精錬剤として硫黄、の少なくとも一つがあると
    ころで行われることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 主精錬剤が硫酸ナトリウム又は硫酸カル
    シウムである、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 主精錬剤の量が、ガラス組成物製品にお
    いてSO 3として測定されるものとして0.1ないし0.6wt%を
    産するような、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 主精錬剤の量が、ガラス組成物製品にお
    いてSO 3として測定されるものとして0.15ないし0.5wt%
    (0.15ないし0.35wt%であることが望ましい)を産するよ
    うな、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 アルカリ土類金属硫化物が硫化バリウ
    ム、硫化カルシウム又は硫化ストロンチウムから選択さ
    れる、請求項1乃至4のいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】 アルカリ土類金属硫化物の量がガラス形
    成素材1トン当たり2ないし5kgである、請求項5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 硫黄の量がガラス形成素材1トン当たり
    0.25ないし1kgである、請求項1乃至6のいずれか一項
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 使用されるチタン酸ストロンチウムの量
    が、ガラス組成物製品の重量を基準として、0.7ないし
    1.6wt%である、請求項記1乃至7のいずれか一項記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 ガラス組成物製品につきガラス1kg当た
    り直径0.25mmを超える大きさの泡が1個以下である、請
    求項1乃至8のいずれか一項記載の方法。
  10. 【請求項10】 1日1m2当たりの溶解率が少なくとも
    2トンで作用する、請求項1乃至9のいずれか一項記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 カレットの形での30ないし66wt%のガ
    ラス組成物製品が溶解段階において再生利用される、請
    求項1乃至10のいずれか一項記載の方法。
  12. 【請求項12】 ガラス組成物が鉛、亜鉛、ヒ素、アン
    チモン及びフッ素を含まないガラス組成物であり、かつ
    ガラス組成物の総重量を基準としてwt%で表示される以
    下の成分からなる、請求項1乃至11のいずれか一項記
    載の方法。 SiO2 50 - 75% Al2O3 0 - 6% Li2O 0 - 4% Na2O 3 - 15% K2O 0 - 15% Li2O + Na2O + K2O 5 - 24% MgO 0 - 5% CaO 0 - 10% SrO 0 - 20% BaO 0 - 20% ZrO2 0 - 10% SrO + BaO 5 - 25% TiO2 0 - 2% CeO2 0 - 3% SO3 0.15 - 0.5%
  13. 【請求項13】 ガラス組成物が鉛、亜鉛、ヒ素、アン
    チモン及びフッ素を含まないガラス組成物であり、かつ
    ガラス組成物の総重量を基準としてwt%で表示される以
    下の成分からなる、請求項第12項記載の工程。 SiO2 57 - 63% Al2O3 1 - 4% Li2O 0.1 - 1% Na2O 6.5 - 9% K2O 6.5 - 9% Li2O + Na2O + K2O 14 - 16% MgO 0.3 - 3% CaO 0.5 - 5% Li20< 0.3であるとき、MgO + CaO > 2であることを条件
    として、 SrO 6.5 - 10% BaO 6.5 - 10% ZrO2 1.5 - 2.7% SrO + BaO 15 - 17% SrO + BaO + ZrO2 18 - 20% TiO2 0.3 - 0.7% CeO2 0.3 - 1% SO3 0.15 - 0.5%
  14. 【請求項14】 ガラス組成物が、以下の成分がガラス
    組成物の総重量を基準とするwt%で表示される以下の量
    で存在するものである、請求項13記載の方法。 Al2O3 2 - 4% Li2O 0.3 - 1% SrO 6.5 - 9% BaO 6.5 - 9% ZrO2 2 - 2.6%
  15. 【請求項15】 ガラス組成物が、ガラス組成物の総重
    量を基準とするwt%で表示される以下の成分からなる、
    請求項13又は第14記載の方法。 SiO2 60.10 Al2O3 2.70 TiO2 0.50 CaO 0.60 MgO 0.40 Na2O 6.90 K2O 7.60 BaO 8.40 ZrO2 2.60 SrO 8.50 CeO2 0.50 Fe2O3 0.02 Li2O 0.68 SO3 0.28
  16. 【請求項16】 陰極線管用のフェース・プレートとし
    ての使用に適したガラス組成物であって、鉛、亜鉛、ヒ
    素、アンチモン及びフッ素を含まないガラス組成物であ
    り、かつガラス組成物の総重量を基準としてwt%で表示
    される以下の成分を備えるガラス組成物。 SiO2 57 - 63% Al2O3 1 - 4% Li2O 0.1 - 1% Na2O 6.5 - 9% K2O 6.5 - 9% Li2O + Na2O + K2O 14 - 16% MgO 0.3 - 3% CaO 0.5 - 5% Li2O< 0.3 であるときに、MgO + CaO > 2 であることを
    条件として、 SrO 6.5 - 10% BaO 6.5 - 10% ZrO2 1.5 - 2.7% SrO + BaO 15 - 17% SrO + BaO + ZrO2 18 - 20% TiO2 0.3 - 0.7% CeO2 0.3 - 1% SO3 0.15 - 0.5%
  17. 【請求項17】 Al2O 3の量が2ないし4wt%である、請求
    項16記載のガラス組成物。
  18. 【請求項18】 Li2Oの量が0.3ないし1wt%である、請
    求項16又は17記載のガラス組成物。
  19. 【請求項19】 SrOの量が6.5ないし9wt%であり、BaO
    の量が6.5ないし9wt%である、請求項16乃至18のい
    ずれか一項記載のガラス組成物。
  20. 【請求項20】 ZrO2の量が2ないし2.6wt%である、請
    求項16ないし19のいずれか一項記載のガラス組成
    物。
  21. 【請求項21】 ガラス組成物が、ガラス組成物の総重
    量を基準としてwt%で表示される以下の成分からなる、
    請求項第16記載のガラス組成物。 SiO2 60.10 Al2O3 2.70 TiO2 0.50 CaO 0.60 MgO 0.40 Na2O 6.90 K2O 7.60 BaO 8.40 ZrO2 2.60 SrO 8.50 CeO2 0.50 Fe2O3 0.02 Li2O 0.68 SO3 0.28
  22. 【請求項22】 ガラス組成物が、ガラス組成物の総重
    量を基準として、wt%で表示される以下の成分からな
    る、請求項第16記載のガラス組成物。 SiO2 58.75 Al2O3 2.1 TiO2 0.5 CaO 2.8 MgO 0.8 Na2O 7.5 K2O 7.5 BaO 8.9 ZrO2 2.6 SrO 7.5 CeO2 0.5 Fe2O3 0.04 Li2O 0.35 SO3 0.2
  23. 【請求項23】 ガラス組成物が、ガラス組成物の総重
    量を基準として、wt%で表示される以下の成分からな
    る、請求項16記載のガラス組成物。 SiO2 57.2 Al2O3 3.1 TiO2 0.5 CaO 3.0 MgO 1.2 Na2O 7.8 K2O 7.0 BaO 7.8 ZrO2 2.0 SrO 8.8 CeO2 0.5 Fe2O3 0.02 Li2O 0.9 SO3 0.2
  24. 【請求項24】 請求項1乃至15項のいずれか一項に
    記載する方法によって製造されるX線吸収ガラス組成物
    を備える、陰極線管用フェースプレート。
  25. 【請求項25】 請求項第16乃至23のいずれか一項
    に記載するガラス組成物から製造される陰極線管用フェ
    ースプレート。
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