JPH062555B2 - 直流エレベ−タ−の停電時自動着床装置 - Google Patents

直流エレベ−タ−の停電時自動着床装置

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JPH062555B2
JPH062555B2 JP7250486A JP7250486A JPH062555B2 JP H062555 B2 JPH062555 B2 JP H062555B2 JP 7250486 A JP7250486 A JP 7250486A JP 7250486 A JP7250486 A JP 7250486A JP H062555 B2 JPH062555 B2 JP H062555B2
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JP
Japan
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motor
power failure
control circuit
exciter
elevator
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JP7250486A
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JPS62230579A (ja
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孝吉 関口
明朗 宮内
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワードレオナード接続された直流電動発電機
と直流巻上電動機とを有する直流エレベーターの停電時
自動着床装置に関する。
〔従来の技術〕
エレベーターは走行中に停電が発生すると、第2図に示
す電磁ブレーキ1が動作して直流巻上電動機2に制動を
加えて非常停止する。しかし、直流電動発電機3は停電
が発生しても、回転エネルギーが蓄積されているのでし
ばらくは慣性で回転を続ける。この回転は、乗かご8の
負荷と釣合い錘9がほぼ平衡状態のときは、直流電動発
電機3が消費する回転エネルギーが大きく直流電動発電
機3の発生電力が低下するため、乗かご8を救出可能位
置へ走行させるために必要な直流巻上電動機2への電力
供給ができなくなるため、実開昭58−154264号
公報に記載のように、停電が発生し、乗かごと釣合い錘
がほぼ平衡状態となったとき、直流電動発電機を回転さ
せる誘導電動機に非常電源で電力をインバータ装置を介
して供給して、直流電動発電機の回転の減衰を抑制する
ようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、停電時に直流電動発電機を回転させる
ため、誘導電動機を非常電源で駆動させるインバータ装
置や、誘導電動機の軸を回転させる直流電動機などの補
助駆動装置を新たに取付ける必要があり、装置の追加や
加工作業などに発生する費用が掛るという問題があっ
た。
本発明の目的は、停電時に直流電動発電機を回転させる
ための特別な補助駆動装置を必要とせず、乗かごの負荷
がいかなるときでも救出運転が行なえる直流エレベータ
ーの停電時自動着床装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、直流電動発電機
に回転運動を与える軸が連結される誘導電動機と、この
誘導電動機の軸と連結され軸の回転運動によって発電さ
れた電力を、エレベーターの速度等を制御する制御回路
の電源として供給する励磁機とを有し、前記直流電動発
電機と直流巻上電動機がワードレオナード接続され、前
記直流巻上電動機によって昇降駆動される乗かごを有す
るエレベーターにあって、複数本のロープを介して接続
されている乗かごと釣合い錘との釣合いがほぼ平衡状態
になると信号を出力する前記制御回路に備えられた平衡
状態判別回路の当該出力信号により、前記直流電動発電
機の回転を非常電源で継続可能にした直流エレベーター
の停電時自動着床装置において、停電の発生で、前記制
御回路の給電を非常電源に切替えるとともに、前記励磁
機を前記非常電源で駆動させる切替手段を設けたもので
ある。
〔作用〕
このように構成されているので、停電によって切替手段
が作動すると、非常電源が制御回路に給電するととも
に、励磁機を電動機として駆動させ、励磁機の回転運動
が誘導電動機の軸を介して直流電動発電機の軸を回転さ
せるようにして、乗かごと釣合い錘がほぼ平衡状態のと
きでも、直流電動発電機を回転させる特別な補助駆動装
置を設置する必要がなく、構成が簡単であり、しかも確
実に停電時の救出運転が行なえる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
この第1図に示すように、エレベーターの乗かご8と釣
合い錘9は、それぞれロープで接続され、直流巻上電動
機2に連結されたシーブ10につるべ式に吊られてい
る。また、直流巻上電動機2とシーブ10の連結部には
図示しないブレーキドラムが取付けられており、このブ
レーキドラムに制動を加える電磁ブレーキ1でシーブ1
0の回転を静止させている。
また、乗かご8の負荷状態を検出する負荷検出装置11
から制御回路12に負荷検出信号が出力されており、制
御回路12は、負荷検出信号が乗かご8と釣合い錘9と
の釣合いが不平衡状態となる負荷のとき、乗かご8の運
転を運転負荷の軽い方向に決定し、また、負荷検出信号
が乗かご8と釣合い錘との釣合いが平衡状態となる負荷
のとき、図示しない平衡負荷検出リレーを付勢する。
また、直流巻上電動機2とワードレオナード接続されて
いる直流発電機3の回転軸に誘導電動機4の回転軸が連
結され、さらに誘導電動機4の回転軸に励磁機5の回転
軸が連結されている。この励磁機5は直流発電機であり
発電した電力を後述するように制御回路12に供給して
いる。
また、商用電源16と誘導電動機4の間に商用電源16
の停電を検出して消勢する図示しない停電検出リレーの
常開接点191が接続され、また、商用電源16と電磁
ブレーキ1の間に商用電源16の停電を検出して消勢す
る図示しない停電検出リレーの常開接点971と、乗か
ご8が正規の着床位置で停止すると付勢する図示しない
着床検出リレーの常閉接点100R1とが接続されてい
る。
また、非常電源であるバッテリー電源6は、商用電源1
6に接続されている充電装置7から所定の電流で充電さ
れており、また、バッテリー電源6と励磁機5の間に、
常開接点65W1と、図示しない停電検出リレーが消勢
すなわち停電を検出し、かつ、乗かご8が正規の着床位
置以外で停止しているとき付勢する図示しない停電時運
転指令リレーの常開接点4001とが接続されている。
また、励磁機5の界磁15は、励磁機5と常開接点40
1の接続点に接続され、また、この励磁機5と常開接
点4001の接続点と制御回路12間に、図示しない停
電検出リレーの常開接点972が接続されている。ま
た、バッテリー電源6と常開接点65W1の接続点と制
御回路12間に、図示しない停電時運転指令リレーの常
開接点4002が接続されている。また、常開接点40
2と制御回路12の接続点と、常開接点971と常開接
点100R1の接続点とが接続されている。すなわち、
切替手段である常開接点971,972,4001,40
2の閉成及び開放によって、制御回路12の電源は励
磁機5から常開接点972を介して供給されるのを、停
電が発生すると常開接点4002を介してバッテリー電
源6から供給するように切替わるとともに、励磁機5及
び励磁機5の界磁15は、バッテリー電源6から常開接
点65W1,4001を介して電源が供給されるので、励
磁機5は発電機から電動機に切替られる。
また、直流発電機3の界磁13と直流巻上電動機2の界
磁14がそれぞれ制御回路12に接続されている。
今、乗かご8が走行中に停電となると、商用電源16か
らの電力がなくなり、図示しない停電検出リレーが消勢
するので常開接点191が開放し、商用電源16−常開
接点191−誘導電動機4の回路が開放するので、誘導
電動機4の給電が断たれる。また、界磁15−常開接点
972−制御回路12の回路が開放し、一方、バッテリ
ー電源6−常開接点4002−制御回路12の回路が形
成されて、制御回路12はバッテリー電源6から電源が
供給される。また、商用電源16−常開接点971−常
閉接点100R1−電磁ブレーキ1の回路が開放され電
磁ブレーキ1は釈放動作し、これにより乗かご8は非常
停止するが、バッテリー電源6−常開接点4002−常
閉接点100R1−電磁ブレーキ1の回路が形成され
て、電磁ブレーキ1はバッテリー電源6で再び吸引さ
れ、乗かご8の静止状態を解除する。ここで、停電直後
は、誘導電動機4の給電が断たれても直流発電機3は慣
性による回転エネルギーが蓄積され回転しており、界磁
13に制御回路12から励磁電流が供給されると直流巻
上電動機2に電圧を供給し、界磁14に制御回路12か
ら励磁電流が供給されると直流巻上電動機2が回転して
乗かご8を制御回路12で指令する運転負荷の軽い方向
へ移動させる。
しかし、負荷検出装置11からの負荷検出信号が、乗か
ご8と釣合い錘9との釣合いが平衡状態のとき、制御回
路12は図示しない平衡負荷検出リレーを付勢させ常開
接点65W1が開放するので、バッテリー電源6−常開
接点65W1−常開接点4001−励磁機5、及びバッテ
リー電源6−常開接点65W1−常開接点4001−界磁
15の回路が形成され、励磁機5及び励磁機5の界磁1
5には、バッテリー電源6から電源が供給されるので励
磁機5は電動機として回転し始める。
励磁機5の回転によって直流発電機3も回転するので、
界磁13に制御回路12から励磁電流が供給されると直
流巻上電動機2に電圧を供給し、さらに、界磁14に制
御回路12から励磁電流が供給されると直流巻上電動機
2が回転するので、乗かご8を制御回路12が指令する
救出階に移動させる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、停電によって切替手段が作動すると、
非常電源が制御回路に給電するとともに、励磁機が電動
機として駆動し、励磁機の回転運動が誘導電動機の軸を
介して直流巻上発電機の軸を回転させるようにして、乗
かごと釣合い錘がほぼ平衡状態のときでも、直流電動発
電機を回転させる特別な補助駆動装置を設置する必要が
なく、従来に比べて構成が簡単であり、しかも確実に停
電時の救出運転を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成のブロツク図、第
2図はエレベーター駆動系の系統図である。 2……直流巻上電動機、3……直流発電機、4……誘導
電動機、5……励磁機、6……バッテリー電源、11…
…負荷検出装置、12……制御回路、13,14,15
……界磁、971,972……停電検出リレーの常開接
点、4001,4002……停電時運転指令リレーの常開
接点、65W1……平衡負荷検出リレーの常開接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電動発電機に回転運動を与える軸が連
    結される誘導電動機と、この誘導電動機の軸と連結され
    軸の回転運動によつて発電された電力を、エレベーター
    の速度等を制御する制御回路の電源として供給する励磁
    機とを有し、前記直流電動発電機と直流巻上電動機がワ
    ードレオナード接続され、前記直流巻上電動機によつて
    昇降駆動される乗かごを有するエレベーターにあつて、
    複数本のロープを介して接続されている乗かごと釣合い
    錘との釣合いがほぼ平衡状態になると信号を出力する前
    記制御回路に備えられた平衡状態判別回路の当該出力信
    号により、前記直流電動発電機の回転を非常電源で継続
    可能にした直流エレベーターの停電時自動着床装置にお
    いて、停電の発生で、前記制御回路の給電を非常電源に
    切替えるとともに、前記励磁機を前記非常電源で駆動さ
    せる切替手段を設けたことを特徴とする直流エレベータ
    ーの停電時自動着床装置。
JP7250486A 1986-04-01 1986-04-01 直流エレベ−タ−の停電時自動着床装置 Expired - Lifetime JPH062555B2 (ja)

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JPS62230579A JPS62230579A (ja) 1987-10-09
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