JPH06255449A - 車両の始動方法 - Google Patents
車両の始動方法Info
- Publication number
- JPH06255449A JPH06255449A JP6608093A JP6608093A JPH06255449A JP H06255449 A JPH06255449 A JP H06255449A JP 6608093 A JP6608093 A JP 6608093A JP 6608093 A JP6608093 A JP 6608093A JP H06255449 A JPH06255449 A JP H06255449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- door
- vehicle
- starting
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は車両のキーの管理を解消するととも
に、車両の無断使用や盗難を防止できる車両の始動方法
を提供するものである。 【構成】 本発明の車両の始動方法は、車両のドアロッ
クとハンドルロックをそれぞれ個別の電気的な外部指令
手段を介して行ない、エンジン始動においては、ドアロ
ックとハンドルロックの解除信号によりエンジン始動系
に始動指令が伝達されて成るものである。ここに、外部
指令手段とはフラットパネルスイッチによる暗証番号指
令や磁気カードによる暗証番号指令はもちろんのこと指
紋などの映像指令をも含む。
に、車両の無断使用や盗難を防止できる車両の始動方法
を提供するものである。 【構成】 本発明の車両の始動方法は、車両のドアロッ
クとハンドルロックをそれぞれ個別の電気的な外部指令
手段を介して行ない、エンジン始動においては、ドアロ
ックとハンドルロックの解除信号によりエンジン始動系
に始動指令が伝達されて成るものである。ここに、外部
指令手段とはフラットパネルスイッチによる暗証番号指
令や磁気カードによる暗証番号指令はもちろんのこと指
紋などの映像指令をも含む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は操向機構とドアの開閉機
構に関連した車両の始動方法に関する。
構に関連した車両の始動方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からの車両の始動はエンジンキーに
よる始動であるため、キーを紛失したり、キーを付けた
ままドアロックしたときなどは、大騒ぎとなり、車両の
運転者は常にキーの管理に煩わされるものである。その
上、従来のスターターの接点はキースイッチの延長線上
にあり、少し車の知識のある者であれば、何らかの形で
車に侵入した後、スターターの接点をショートさせるこ
とによってエンジンを始動させることができ、盗難防止
の点では弱点を有するものであった。
よる始動であるため、キーを紛失したり、キーを付けた
ままドアロックしたときなどは、大騒ぎとなり、車両の
運転者は常にキーの管理に煩わされるものである。その
上、従来のスターターの接点はキースイッチの延長線上
にあり、少し車の知識のある者であれば、何らかの形で
車に侵入した後、スターターの接点をショートさせるこ
とによってエンジンを始動させることができ、盗難防止
の点では弱点を有するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は車両のキーの
管理を解消するとともに、車両の無断使用や盗難を防止
できる車両の始動方法を提供するものである。
管理を解消するとともに、車両の無断使用や盗難を防止
できる車両の始動方法を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の車両の始動方法
は、車両のドアロックとハンドルロックをそれぞれ個別
の電気的な外部指令手段を介して行ない、エンジン始動
においては、ドアロックとハンドルロックの解除信号に
よりエンジン始動系に始動指令が伝達されて成るもので
ある。
は、車両のドアロックとハンドルロックをそれぞれ個別
の電気的な外部指令手段を介して行ない、エンジン始動
においては、ドアロックとハンドルロックの解除信号に
よりエンジン始動系に始動指令が伝達されて成るもので
ある。
【０００５】ここに、外部指令手段とはフラットパネル
スイッチによる暗証番号指令や磁気カードによる暗証番
号指令はもちろんのこと指紋などの映像指令をも含む。
スイッチによる暗証番号指令や磁気カードによる暗証番
号指令はもちろんのこと指紋などの映像指令をも含む。
【０００６】
【作用】ドアロックとハンドルロックの両ロックが解除
されないとエンジン始動系が始動状態にならない。した
がって、単にスタートスイッチを押すとかスターターの
接点をショートさせると言った事では始動せず、たとえ
車の窓ガラスを割って侵入する者があったとし、たまた
まハンドルロック解除の暗証番号が合致したとしてもド
アロックが解除されない限り、エンジンは始動しないも
のである。
されないとエンジン始動系が始動状態にならない。した
がって、単にスタートスイッチを押すとかスターターの
接点をショートさせると言った事では始動せず、たとえ
車の窓ガラスを割って侵入する者があったとし、たまた
まハンドルロック解除の暗証番号が合致したとしてもド
アロックが解除されない限り、エンジンは始動しないも
のである。
【０００７】
【実施例】本発明を施した車両の始動装置ａを一実施例
により説明すると、図１に示すように、ドア１の開閉機
構（図外）に指令する外部指令手段としてのフラットパ
ネルスイッチ２（通称テンキースイッチとも呼ばれてい
る。以下、ドア部スイッチ２という。）は車両の運転席
側のドア１の外面に配設され、該スイッチ２の表面には
スイッチ類を風雨や泥はねなどの外乱から保護するため
に、カバー３を開閉自在に係着して成り、また、操向機
構（図外）に指令する外部指令手段としてのフラットパ
ネルスイッチ４（以下、ハンドル部スイッチ４とい
う。）は図２に示すようにハンドル５に配設され、さら
に、ハンドル５まわりにはクラクションの操作で誤作動
しない位置にエンジンのスタートスイッチ６とストップ
スイッチ７を配設して成る。
により説明すると、図１に示すように、ドア１の開閉機
構（図外）に指令する外部指令手段としてのフラットパ
ネルスイッチ２（通称テンキースイッチとも呼ばれてい
る。以下、ドア部スイッチ２という。）は車両の運転席
側のドア１の外面に配設され、該スイッチ２の表面には
スイッチ類を風雨や泥はねなどの外乱から保護するため
に、カバー３を開閉自在に係着して成り、また、操向機
構（図外）に指令する外部指令手段としてのフラットパ
ネルスイッチ４（以下、ハンドル部スイッチ４とい
う。）は図２に示すようにハンドル５に配設され、さら
に、ハンドル５まわりにはクラクションの操作で誤作動
しない位置にエンジンのスタートスイッチ６とストップ
スイッチ７を配設して成る。
【０００８】このようにして成る車両の始動装置ａは、
図３に示す電気回路に基づき、ドア部スイッチ２よりデ
コーダ８に入力された暗証番号（一般的には４桁である
が、それ以上であってもかまわない。）はマイクロコン
ピューター９に入力され、登録された暗証番号である場
合にはマイクロコンピューター９より信号増巾部１０に
出力され、ドアロック装置（図外）に解除指令を出して
ドアロックを解除する。ドア１を開けて運転席に着席し
た運転者はハンドル部スイッチ４により暗証番号をデコ
ーダ８に入力し、さらにマイクロコンピューター９に入
力されて登録された暗証番号である場合には、ハンドル
ロック装置（図外）に解除指令を出してハンドルロック
を解除するとともに、先のドアロックの解除の有無を確
認し、両ロック解除のときはエンジンの始動停止系の回
路を閉じて始動準備態勢を完了する。この状態でスター
トスイッチ６を押せばエンジンが始動するものである。
図３に示す電気回路に基づき、ドア部スイッチ２よりデ
コーダ８に入力された暗証番号（一般的には４桁である
が、それ以上であってもかまわない。）はマイクロコン
ピューター９に入力され、登録された暗証番号である場
合にはマイクロコンピューター９より信号増巾部１０に
出力され、ドアロック装置（図外）に解除指令を出して
ドアロックを解除する。ドア１を開けて運転席に着席し
た運転者はハンドル部スイッチ４により暗証番号をデコ
ーダ８に入力し、さらにマイクロコンピューター９に入
力されて登録された暗証番号である場合には、ハンドル
ロック装置（図外）に解除指令を出してハンドルロック
を解除するとともに、先のドアロックの解除の有無を確
認し、両ロック解除のときはエンジンの始動停止系の回
路を閉じて始動準備態勢を完了する。この状態でスター
トスイッチ６を押せばエンジンが始動するものである。
【０００９】エンジンを停止し、運転者が車両から離れ
る場合、ロックしなくてもよい場合は、再度スタートス
イッチ６を押すだけでエンジンは始動するが、ロックす
る場合にはドア１を締めた後、ドア部スイッチ２の中に
あるロックスイッチ１１を押すと全てのドアロックとハ
ンドルロックが同時になされるものである。したがっ
て、この状態から車両を始動するには、前記の要領で各
ロックを解除することとなる。
る場合、ロックしなくてもよい場合は、再度スタートス
イッチ６を押すだけでエンジンは始動するが、ロックす
る場合にはドア１を締めた後、ドア部スイッチ２の中に
あるロックスイッチ１１を押すと全てのドアロックとハ
ンドルロックが同時になされるものである。したがっ
て、この状態から車両を始動するには、前記の要領で各
ロックを解除することとなる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンジン
キーを使用することがないから、そのキー保管の煩わし
さから解放される上、ドアロックとハンドロックの両ロ
ックを解除しないとエンジンは始動態勢にならず、しか
も両解除は暗証番号の入力により、登録した暗証番号と
合致したときのみなされるから、二重の防御態勢とな
り、車両の無断使用や盗難を防止するのに極めて有益で
ある。
キーを使用することがないから、そのキー保管の煩わし
さから解放される上、ドアロックとハンドロックの両ロ
ックを解除しないとエンジンは始動態勢にならず、しか
も両解除は暗証番号の入力により、登録した暗証番号と
合致したときのみなされるから、二重の防御態勢とな
り、車両の無断使用や盗難を防止するのに極めて有益で
ある。
【図１】本発明を施した車両の前部の概略側面図であ
る。
る。
【図２】本発明を施した車両におけるハンドル部の概略
正面図である。
正面図である。
【図３】実施例における電気回路のブロック図である。
１ ドア ２ ドア部スイッチ ４ ハンドル部スイッチ ５ ハンドル ６ スタートスイッチ ７ ストップスイッチ ８ デコーダ ９ マイクロコンピューター １０ 信号増巾部 １１ ロックスイッチ ａ 車両の始動装置
Claims (3)
- 【請求項１】 車両のドアロックとハンドルロックをそ
れぞれ個別の電気的な外部指令手段を介して行ない、エ
ンジン始動においては、ドアロックとハンドルロックの
解除信号によりエンジン始動系に始動指令が伝達されて
成る車両の始動方法。 - 【請求項２】 外部指令手段がフラットパネルスイッチ
を要件として成る請求項１記載の車両の始動方法。 - 【請求項３】 外部指令手段が暗証番号を入力した磁気
カードを要件として成る請求項１記載の車両の始動方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6608093A JPH06255449A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 車両の始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6608093A JPH06255449A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 車両の始動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06255449A true JPH06255449A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13305521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6608093A Pending JPH06255449A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 車両の始動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06255449A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10133595A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-22 | Kiichi Osuga | 交通機関運転手特定機 |
| KR20000000528A (ko) * | 1998-06-01 | 2000-01-15 | 김영환 | 차량용 키리스의 시동장치 |
| WO2001051322A1 (fr) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Cyber Sign Japan Inc. | Dispositif de commande de vehicule et vehicule dote dudit dispositif |
| US6828899B2 (en) | 2000-10-19 | 2004-12-07 | Cecrop Co., Ltd. | Fingerprint identification system and method for a motor vehicle |
| US10155499B1 (en) | 2018-02-12 | 2018-12-18 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and apparatus to facilitate vehicle locking |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01116179A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用キーレス負荷作動装置 |
| JPH0438246A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用制御装置 |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP6608093A patent/JPH06255449A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01116179A (ja) * | 1987-10-28 | 1989-05-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用キーレス負荷作動装置 |
| JPH0438246A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用制御装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10133595A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-22 | Kiichi Osuga | 交通機関運転手特定機 |
| KR20000000528A (ko) * | 1998-06-01 | 2000-01-15 | 김영환 | 차량용 키리스의 시동장치 |
| WO2001051322A1 (fr) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Cyber Sign Japan Inc. | Dispositif de commande de vehicule et vehicule dote dudit dispositif |
| US6828899B2 (en) | 2000-10-19 | 2004-12-07 | Cecrop Co., Ltd. | Fingerprint identification system and method for a motor vehicle |
| US10155499B1 (en) | 2018-02-12 | 2018-12-18 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and apparatus to facilitate vehicle locking |
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