JPH06255418A - 輸送用コンテナ - Google Patents
輸送用コンテナInfo
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- JPH06255418A JPH06255418A JP4156600A JP15660092A JPH06255418A JP H06255418 A JPH06255418 A JP H06255418A JP 4156600 A JP4156600 A JP 4156600A JP 15660092 A JP15660092 A JP 15660092A JP H06255418 A JPH06255418 A JP H06255418A
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- JP
- Japan
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- container
- axis
- shipping container
- mounting
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D88/00—Large containers
- B65D88/02—Large containers rigid
- B65D88/12—Large containers rigid specially adapted for transport
- B65D88/128—Large containers rigid specially adapted for transport tank containers, i.e. containers provided with supporting devices for handling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Pallets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型または中型のコンテナを、ＩＳＯのコン
テナのための車両の積載領域に設けたロック部材に直接
的に固定し、且つ、ＩＳＯのコンテナ内またはＩＳＯの
コンテナフレーム内に位置させることを可能とする。 【構成】 コンテナの両端に設けた２つの取付部材（２
３，２７）の１つ（２３）のみが固く取付けられてお
り、これに対して、他のもの（２７）は、それがコンテ
ナの外形寸法を超えて突出している作動位置と、前記の
外形寸法の内側にある休止位置との間で、折畳みが可能
である。
テナのための車両の積載領域に設けたロック部材に直接
的に固定し、且つ、ＩＳＯのコンテナ内またはＩＳＯの
コンテナフレーム内に位置させることを可能とする。 【構成】 コンテナの両端に設けた２つの取付部材（２
３，２７）の１つ（２３）のみが固く取付けられてお
り、これに対して、他のもの（２７）は、それがコンテ
ナの外形寸法を超えて突出している作動位置と、前記の
外形寸法の内側にある休止位置との間で、折畳みが可能
である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は輸送用コンテナに関
し、特に、次のような２つの取付部材を有する輸送用コ
ンテナに関するものである。すなわち、これら２つの取
付部材は、第１の軸に沿って相対向するコンテナ両端に
配され、コンテナ支持面に設けられたロック部材と係合
するものである。それぞれの取付部材は開口を有してお
り、これらの開口は、車両の積載領域において、前記の
第１の軸に直交する方向に伸びる第２の軸の方向におい
て約２８０ｍｍの間隔をおいて設けられた１対のロック
部材に同時に係合するためのものである。第１の軸の方
向において相対向する前記２つの取付部材の開口の間の
中心間距離は、約２２５９ｍｍである。
し、特に、次のような２つの取付部材を有する輸送用コ
ンテナに関するものである。すなわち、これら２つの取
付部材は、第１の軸に沿って相対向するコンテナ両端に
配され、コンテナ支持面に設けられたロック部材と係合
するものである。それぞれの取付部材は開口を有してお
り、これらの開口は、車両の積載領域において、前記の
第１の軸に直交する方向に伸びる第２の軸の方向におい
て約２８０ｍｍの間隔をおいて設けられた１対のロック
部材に同時に係合するためのものである。第１の軸の方
向において相対向する前記２つの取付部材の開口の間の
中心間距離は、約２２５９ｍｍである。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】前記の種
類の輸送用コンテナはヨーロッパ特許出願０４０１６３
９により公知である。前記出願において説明されている
ように、軌道用車両またはトラックの積載領域において
は、差込み口またはツイストロックが、隣り合う２つの
ロック部材の間の間隔が約２８０ｍｍとなるような位置
が複数あるように、特定の方法で配設されている。この
公知技術においては、前記の構造は、標準的な寸法を有
さずしたがって４つのコーナの全てにおいてはロック部
材に連結することができない小型または中型のコンテナ
を固定するために用いられる。合計４つのポイントにお
いて固定することにより、コンテナが傾斜しないように
固定することができる。
類の輸送用コンテナはヨーロッパ特許出願０４０１６３
９により公知である。前記出願において説明されている
ように、軌道用車両またはトラックの積載領域において
は、差込み口またはツイストロックが、隣り合う２つの
ロック部材の間の間隔が約２８０ｍｍとなるような位置
が複数あるように、特定の方法で配設されている。この
公知技術においては、前記の構造は、標準的な寸法を有
さずしたがって４つのコーナの全てにおいてはロック部
材に連結することができない小型または中型のコンテナ
を固定するために用いられる。合計４つのポイントにお
いて固定することにより、コンテナが傾斜しないように
固定することができる。
【０００３】前記の公知のコンテナにおいては、２つ
の、ダブルのまたは多連の取付部材が、コンテナの両端
部に固く取付けられるとともに、タンクの寸法を超えて
伸びている。配設をうまく行ない且つ個別的なスタンシ
ョンを設けることを回避することにより、前記のコンテ
ナの複数を１つのフラットに取付けることが可能であ
り、このフラットには、さらに、標準化されたコーナ取
付部材を設けることができる。しかし、公知の小型また
は中型のコンテナは、取付部材が突出しているために、
米国特許明細書４６２９０８５等に開示されたコンテナ
フレーム内に受入れることができない。
の、ダブルのまたは多連の取付部材が、コンテナの両端
部に固く取付けられるとともに、タンクの寸法を超えて
伸びている。配設をうまく行ない且つ個別的なスタンシ
ョンを設けることを回避することにより、前記のコンテ
ナの複数を１つのフラットに取付けることが可能であ
り、このフラットには、さらに、標準化されたコーナ取
付部材を設けることができる。しかし、公知の小型また
は中型のコンテナは、取付部材が突出しているために、
米国特許明細書４６２９０８５等に開示されたコンテナ
フレーム内に受入れることができない。
【０００４】この発明の課題は、一方において、ＩＳＯ
のユニットロードを輸送するための車両の積載領域に設
けるようなロック部材に直接的に固定可能であり、他方
において、ＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯのコンテナフ
レームに挿入が可能な輸送用コンテナを提供するところ
にある。
のユニットロードを輸送するための車両の積載領域に設
けるようなロック部材に直接的に固定可能であり、他方
において、ＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯのコンテナフ
レームに挿入が可能な輸送用コンテナを提供するところ
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段と作用】前記の課題を解決
するために、この発明は、輸送用コンテナであって、第
１の軸と前記第１の軸に垂直な第２の軸とを有し、さら
に、２つの取付部材を有し、これら２つの取付部材は、
コンテナの、前記第１の軸に沿って相対向する２つの端
部において配されており、各取付部材は、車両の積載領
域において、前記第２の軸の方向において約２８０ｍｍ
の間隔をおいて配された一対のロック部材に同時に係合
するための開口を有し、前記第１の軸の方向において相
対向する２つの取付部材の開口間における中心間距離が
約２２５９ｍｍである輸送用コンテナにおいて、前記取
付部材の少なくとも１つが、前記第２の軸に平行に伸び
るピボット軸を中心として、前記１つの取付部材がロッ
ク部材と係合可能なロック位置と、前記１つの取付部材
が前記第１の軸の方向において計測されたコンテナの外
形寸法の内側にある休止位置との間で、折畳みが可能で
あることを特徴とする輸送用コンテナを提供するもので
ある。
するために、この発明は、輸送用コンテナであって、第
１の軸と前記第１の軸に垂直な第２の軸とを有し、さら
に、２つの取付部材を有し、これら２つの取付部材は、
コンテナの、前記第１の軸に沿って相対向する２つの端
部において配されており、各取付部材は、車両の積載領
域において、前記第２の軸の方向において約２８０ｍｍ
の間隔をおいて配された一対のロック部材に同時に係合
するための開口を有し、前記第１の軸の方向において相
対向する２つの取付部材の開口間における中心間距離が
約２２５９ｍｍである輸送用コンテナにおいて、前記取
付部材の少なくとも１つが、前記第２の軸に平行に伸び
るピボット軸を中心として、前記１つの取付部材がロッ
ク部材と係合可能なロック位置と、前記１つの取付部材
が前記第１の軸の方向において計測されたコンテナの外
形寸法の内側にある休止位置との間で、折畳みが可能で
あることを特徴とする輸送用コンテナを提供するもので
ある。
【０００６】コンテナの両端に設けられた複数の取付部
材の（少なくとも）１つが折畳み可能であるので、それ
ぞれの取付部材のロック位置においては、２つの取付部
材の開口間の中心間距離が２２５９ｍｍであるＩＳＯの
寸法に対応するような全長を有する結果となり、他方、
取付部材を折畳んだ休止位置においては、このコンテナ
をＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯのコンテナフレームの
中に位置させ得るようなコンテナの外形寸法となるので
ある。
材の（少なくとも）１つが折畳み可能であるので、それ
ぞれの取付部材のロック位置においては、２つの取付部
材の開口間の中心間距離が２２５９ｍｍであるＩＳＯの
寸法に対応するような全長を有する結果となり、他方、
取付部材を折畳んだ休止位置においては、このコンテナ
をＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯのコンテナフレームの
中に位置させ得るようなコンテナの外形寸法となるので
ある。
【０００７】好ましい実施態様においては、他の取付部
材は固く取付けられ、第１の軸の方向に測定したコンテ
ナの外形寸法の内側に配されている。このようにして、
機械的に安価な解決手段が達成される。この解決手段に
よれば、コンテナを車両の積載領域に直接的に固定した
場合には、コンテナの重心が、積載領域の長手方向の軸
からわずかに横方向にオフセットされることになる。し
かし、このような非対称は、典型的な寸法においては、
わずか８０ｍｍにすぎず、したがって、公差の範囲内で
ある。取引きにおいては２つのコンテナを対として扱う
ことが一般的であるが、このように取扱われる場合に
は、これら２つのコンテナを互いに関して１８０°回転
させれば、前記の非対称は完全に補償されることにな
る。
材は固く取付けられ、第１の軸の方向に測定したコンテ
ナの外形寸法の内側に配されている。このようにして、
機械的に安価な解決手段が達成される。この解決手段に
よれば、コンテナを車両の積載領域に直接的に固定した
場合には、コンテナの重心が、積載領域の長手方向の軸
からわずかに横方向にオフセットされることになる。し
かし、このような非対称は、典型的な寸法においては、
わずか８０ｍｍにすぎず、したがって、公差の範囲内で
ある。取引きにおいては２つのコンテナを対として扱う
ことが一般的であるが、このように取扱われる場合に
は、これら２つのコンテナを互いに関して１８０°回転
させれば、前記の非対称は完全に補償されることにな
る。
【０００８】この発明の別の実施態様においては、前記
の１つの取付部材はプレートを有しており、このプレー
トは、その表面に直角に伸びるほぼ三角形の支持プレー
トにより取付けられており、これによって、前記コンテ
ナのベース表面の上方にしてコンテナの外形寸法の内側
に配されたピボット軸を中心として、折畳み可能であ
る。この構造により、コンテナを、折畳み可能な取付部
材上に、荷重を伝達し得るやり方で支持することが可能
となり、この場合、ピボット軸は垂直方向および水平方
向においてコンテナの輪郭内に位置しており、これによ
って、損傷から保護される。
の１つの取付部材はプレートを有しており、このプレー
トは、その表面に直角に伸びるほぼ三角形の支持プレー
トにより取付けられており、これによって、前記コンテ
ナのベース表面の上方にしてコンテナの外形寸法の内側
に配されたピボット軸を中心として、折畳み可能であ
る。この構造により、コンテナを、折畳み可能な取付部
材上に、荷重を伝達し得るやり方で支持することが可能
となり、この場合、ピボット軸は垂直方向および水平方
向においてコンテナの輪郭内に位置しており、これによ
って、損傷から保護される。
【０００９】前記の輸送用コンテナを、端部底部を有す
る円筒状タンクと、これら端部底部に取付けられたサド
ルリングとから構成し、これらサドルリングの１つに
は、前記の１つの取付部材のための支持手段を設けても
よい。
る円筒状タンクと、これら端部底部に取付けられたサド
ルリングとから構成し、これらサドルリングの１つに
は、前記の１つの取付部材のための支持手段を設けても
よい。
【００１０】いずれの取付部材も、約１４０ｍｍの相互
間の中心間距離を介して４つ以上の開口を有していても
よく、２つの取付部材が前記第１の軸に関して対称に配
されていてもよく、これらの場合には効果が大きい。こ
のようにすれば、積載領域に配されたロック部材にコン
テナを固定できる位置の数を多くすることができる。
間の中心間距離を介して４つ以上の開口を有していても
よく、２つの取付部材が前記第１の軸に関して対称に配
されていてもよく、これらの場合には効果が大きい。こ
のようにすれば、積載領域に配されたロック部材にコン
テナを固定できる位置の数を多くすることができる。
【００１１】
【実施例】図面に示すコンテナは、ほぼ、端部底部１１
を有する水平な円筒状タンク１０と、上方に突出したマ
ンホール１２と、頂部に取付けた別の付属部材１３と、
底部の排出孔１４とからなっている。
を有する水平な円筒状タンク１０と、上方に突出したマ
ンホール１２と、頂部に取付けた別の付属部材１３と、
底部の排出孔１４とからなっている。
【００１２】タンク殻体の下部に連結された支持部材１
５により、タンク１０が矩形の脚部構造１６の上に載置
されている。フォークリフト用の２つのチャンネル１７
が、この脚部構造の中を伸びている。図１の平面図にお
ける仮想線により示すように、前記の矩形の脚部構造１
６の外形寸法は、タンクの外形寸法の約２分の１にしか
すぎない。この脚部構造を有しているために、タンク
を、ＩＳＯのコンテナのフレーム（例えば米国特許明細
書４６２９０８５に示す）の凹部に挿入することができ
る。
５により、タンク１０が矩形の脚部構造１６の上に載置
されている。フォークリフト用の２つのチャンネル１７
が、この脚部構造の中を伸びている。図１の平面図にお
ける仮想線により示すように、前記の矩形の脚部構造１
６の外形寸法は、タンクの外形寸法の約２分の１にしか
すぎない。この脚部構造を有しているために、タンク
を、ＩＳＯのコンテナのフレーム（例えば米国特許明細
書４６２９０８５に示す）の凹部に挿入することができ
る。
【００１３】いずれのタンク底部１１にも、サドルリン
グ２０が溶接されている。このサドルリング２０は、タ
ンク１０の長手方向の軸２１に平行に伸びる軸方向のフ
ランジを有している。図１および図２の左側に示すサド
ルリングの径方向フランジに、直立した２つのＬ字形バ
ー２２が溶接されている。このＬ字形バーの上端は、上
方に突出したマンホール１２と付属部材１３の外形より
わずかに上方に伸びている。また、このＬ字形バーの下
端は、脚部構造１６の下面により規定されるコンテナの
ベース平面の領域に位置している。反対側のサドルリン
グ（図示せず）にもコーナ支柱を設けることにより、ロ
ールオーバの保護がされることになり、また、コンテナ
をスタック可能とする。
グ２０が溶接されている。このサドルリング２０は、タ
ンク１０の長手方向の軸２１に平行に伸びる軸方向のフ
ランジを有している。図１および図２の左側に示すサド
ルリングの径方向フランジに、直立した２つのＬ字形バ
ー２２が溶接されている。このＬ字形バーの上端は、上
方に突出したマンホール１２と付属部材１３の外形より
わずかに上方に伸びている。また、このＬ字形バーの下
端は、脚部構造１６の下面により規定されるコンテナの
ベース平面の領域に位置している。反対側のサドルリン
グ（図示せず）にもコーナ支柱を設けることにより、ロ
ールオーバの保護がされることになり、また、コンテナ
をスタック可能とする。
【００１４】前記の２本のＬ字形バー２２の一方の下端
には、取付部材２３が固く連結されている。この取付部
材は、タンク１０の横方向の軸２４に平行に伸びる細長
いプレートとして形成されていて、合計４つの細長い開
口２５と２つの端部凹部２６を有している。この開口２
５の細長い形状は、ＩＳＯのツイストロックの形状に対
応するものであり、両者間には、その四側において３ｍ
ｍの隙間がある。
には、取付部材２３が固く連結されている。この取付部
材は、タンク１０の横方向の軸２４に平行に伸びる細長
いプレートとして形成されていて、合計４つの細長い開
口２５と２つの端部凹部２６を有している。この開口２
５の細長い形状は、ＩＳＯのツイストロックの形状に対
応するものであり、両者間には、その四側において３ｍ
ｍの隙間がある。
【００１５】図１と図２とに示すように、コンテナの右
側端部には、プレート状の第２の取付け部材２７が配さ
れている。この取付部材２７は、前記のものと同様の形
状であるが、タンク１０の長手方向の軸２１の方向にお
いて、より幅広く形成されている。
側端部には、プレート状の第２の取付け部材２７が配さ
れている。この取付部材２７は、前記のものと同様の形
状であるが、タンク１０の長手方向の軸２１の方向にお
いて、より幅広く形成されている。
【００１６】取付部材２７には、ほぼ三角形の支持プレ
ート２８が２個（またはそれ以上）設けられている。こ
の支持プレート２８は、垂直方向上方に伸びるととも
に、右側のサドルリング２０の径方向フランジの下部領
域に設けられたピボット装置を介して取付けられてお
り、これにより、タンク１０の横方向の軸２４に平行に
伸びるピボット軸２９を中心として回転可能である。こ
のようにして、取付部材２７は、図２の実線により示す
ロック位置から、図２の点線により示す休止位置まで、
９０°の角度について、上方に折曲げることができる。
この固定位置と休止位置との双方には、取付部材２７を
ロックするためのロック手段（図示せず）が設けられて
いる。
ート２８が２個（またはそれ以上）設けられている。こ
の支持プレート２８は、垂直方向上方に伸びるととも
に、右側のサドルリング２０の径方向フランジの下部領
域に設けられたピボット装置を介して取付けられてお
り、これにより、タンク１０の横方向の軸２４に平行に
伸びるピボット軸２９を中心として回転可能である。こ
のようにして、取付部材２７は、図２の実線により示す
ロック位置から、図２の点線により示す休止位置まで、
９０°の角度について、上方に折曲げることができる。
この固定位置と休止位置との双方には、取付部材２７を
ロックするためのロック手段（図示せず）が設けられて
いる。
【００１７】取付部材２３および２７のいずれも、隣り
合う各１対の開口２５の中心間距離は１４０ｍｍであ
る。隣り合う開口２５の間にある腹板の幅は、最後の開
口２５とこれに隣設する端部凹部２６との間の距離に等
しい。したがって、車両におけるそれぞれの積載領域に
おいて約２８０ｍｍの間隔で配されたロック部材（差込
み口またはツイストロック）にコンテナを固定が可能な
４つの異なる位置があることになる。
合う各１対の開口２５の中心間距離は１４０ｍｍであ
る。隣り合う開口２５の間にある腹板の幅は、最後の開
口２５とこれに隣設する端部凹部２６との間の距離に等
しい。したがって、車両におけるそれぞれの積載領域に
おいて約２８０ｍｍの間隔で配されたロック部材（差込
み口またはツイストロック）にコンテナを固定が可能な
４つの異なる位置があることになる。
【００１８】さらに、２つの取付部材２３と２７とは、
長手方向のタンク軸２１に関して対称に配されているの
で、コンテナを１８０°回転させることにより、コンテ
ナを積載領域に固定可能な位置が合計８個あることにな
る。
長手方向のタンク軸２１に関して対称に配されているの
で、コンテナを１８０°回転させることにより、コンテ
ナを積載領域に固定可能な位置が合計８個あることにな
る。
【００１９】図１に示したように、タンクの全長は約２
２００ｍｍである。固く取付けられた左側の取付部材
は、この外形寸法内にある。図２から明らかなように、
右側の取付部材２７を上方に折畳んだ休止位置におい
て、この取付部材２７もまた前記の２２００ｍｍの外形
寸法の内側にある。この位置において、タンクコンテナ
をＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯのコンテナフレーム
（例えば、バルクボックス、スタンションを有するフラ
ット、または、冷却用コンテナでさえも）の中に置くこ
とができる。
２００ｍｍである。固く取付けられた左側の取付部材
は、この外形寸法内にある。図２から明らかなように、
右側の取付部材２７を上方に折畳んだ休止位置におい
て、この取付部材２７もまた前記の２２００ｍｍの外形
寸法の内側にある。この位置において、タンクコンテナ
をＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯのコンテナフレーム
（例えば、バルクボックス、スタンションを有するフラ
ット、または、冷却用コンテナでさえも）の中に置くこ
とができる。
【００２０】しかしながら、図２に示す右側の取付部材
２７が作動可能な位置にある場合には、この取付部材２
７を含むコンテナの全長は約２３５９ｍｍである。この
寸法はＩＳＯコンテナの全幅以下である。相対向する取
付部材２３，２７の開口２５の間の中心間距離は約２２
５９ｍｍであって、これは、ＩＳＯコンテナのための車
両の積載領域に設けたロック部材の間の距離と同じであ
る。
２７が作動可能な位置にある場合には、この取付部材２
７を含むコンテナの全長は約２３５９ｍｍである。この
寸法はＩＳＯコンテナの全幅以下である。相対向する取
付部材２３，２７の開口２５の間の中心間距離は約２２
５９ｍｍであって、これは、ＩＳＯコンテナのための車
両の積載領域に設けたロック部材の間の距離と同じであ
る。
【００２１】
【発明の効果】この発明の輸送用コンテナは、一方にお
いて、ＩＳＯのユニットロードを輸送するための車両の
積載領域に設けるようなロック部材に直接的に固定可能
であり、他方において、ＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯ
のコンテナフレームに挿入が可能である。
いて、ＩＳＯのユニットロードを輸送するための車両の
積載領域に設けるようなロック部材に直接的に固定可能
であり、他方において、ＩＳＯのコンテナまたはＩＳＯ
のコンテナフレームに挿入が可能である。
【図１】この発明の一実施例に係るタンクコンテナの平
面図。
面図。
【図２】図１のタンクコンテナの側面図。
１０……タンク １１……端部底部 ２０……サドルリング ２１……第１の軸 ２３……取付部材 ２４……第２の軸 ２５……開口 ２７……取付部材 ２８……支持プレート ２９……ピボット軸
Claims (7)
- 【請求項１】 輸送用コンテナであって、第１の軸（２
１）と前記第１の軸（２１）に垂直な第２の軸（２４）
とを有し、さらに、２つの取付部材（２３，２７）を有
し、これら２つの取付部材（２３，２７）は、コンテナ
の、前記第１の軸（２１）に沿って相対向する２つの端
部において配されており、各取付部材（２３，２７）
は、車両の積載領域において、前記第２の軸（２４）の
方向において約２８０ｍｍの間隔をおいて配された一対
のロック部材に同時に係合するための開口（２５）を有
し、前記第１の軸（２１）の方向において相対向する２
つの取付部材（２３，２７）の開口（２５）の間におけ
る中心間距離が約２２５９ｍｍである輸送用コンテナに
おいて、 前記取付部材の少なくとも１つ（２７）が、前記第２の
軸（２４）に平行に伸びるピボット軸（２９）を中心と
して、前記１つの取付部材（２７）がロック部材と係合
可能なロック位置と、前記１つの取付部材（２７）が前
記第１の軸（２１）の方向において計測されたコンテナ
の外形寸法の内側にある休止位置との間で、折畳みが可
能であることを特徴とする輸送用コンテナ。 - 【請求項２】 請求項１に記載の輸送用コンテナにおい
て、前記取付部材の他の１つ（２３）が固く取付けられ
たことを特徴とする輸送用コンテナ。 - 【請求項３】 請求項１に記載の輸送用コンテナにおい
て、前記の他の取付部材（２３）が、前記第１の軸（２
１）の方向において計測されたコンテナの外形寸法の内
側に配されていることを特徴とする輸送用コンテナ。 - 【請求項４】 請求項１に記載の輸送用コンテナにおい
て、前記の１つの取付部材（２７）がプレートを有して
おり、このプレートは、その表面に対して直角に伸びる
ほぼ三角形の支持プレート（２８）により取付けられて
おり、これによって、前記コンテナのベース表面の上方
に配され且つコンテナの外形寸法の内側にあるピボット
軸（２９）を中心として折畳み可能であることを特徴と
する輸送用コンテナ。 - 【請求項５】 請求項４に記載の輸送用コンテナにおい
て、円筒状のタンク（１０）は、端部底部（１１）と、
前記端部底部（１１）に取付けられたサドルリング（２
０）とを有し、前記サドルリングの１つは前記１つの取
付部材（２７）に対する当接部材を有していることを特
徴とする輸送用コンテナ。 - 【請求項６】 請求項１に記載の輸送用コンテナにおい
て、前記取付部材（２３，２７）のいずれもが、約１４
０ｍｍの相互間の中心間距離を介して配された４つ以上
の開口（２５，２６）を有していることを特徴とする輸
送用コンテナ。 - 【請求項７】 請求項１に記載の輸送用コンテナにおい
て、前記取付部材（２６，２７）の双方が前記第１の軸
（２１）に関して対称に配されていることを特徴とする
輸送用コンテナ。
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