JPH06255377A - 無段変速装置 - Google Patents

無段変速装置

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JPH06255377A
JPH06255377A JP5075432A JP7543293A JPH06255377A JP H06255377 A JPH06255377 A JP H06255377A JP 5075432 A JP5075432 A JP 5075432A JP 7543293 A JP7543293 A JP 7543293A JP H06255377 A JPH06255377 A JP H06255377A
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JP
Japan
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gear
engine
crankshaft
sun gear
continuously variable
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JP5075432A
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English (en)
Inventor
Kenichi Omori
謙一 大森
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2基のエンジンと遊星歯車装置とから構成さ
れた無段変速装置の該2基のエンジンを直列に配設し、
エンジン搭載部のシャシの幅を広げることなく容易に搭
載できるようにして車輛への搭載性を大幅に向上させる
と共にシャシの構造を簡易化して車輛重量を軽減させ
る。 【構成】 2基のエンジンと遊星歯車装置とから構成さ
れた無段変速装置の該2基のエンジンの間に遊星歯車装
置、前後進切換えギヤユニット及びクラッチ装置を挟ん
で互いに対向させて直列に配列した構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無段変速装置に係り、
特に2基のエンジンと遊星歯車装置とから構成された無
段変速装置の該2基のエンジンを、そのクランク軸が互
いに同一軸芯上に配列される如く直列に配設し、2基の
エンジンを備えるにもかかわらず車輛の幅を増加させる
ことなく搭載可能として車輛への搭載性を向上させ、設
計の自由度を大きくした無段変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2基のエンジンを車輛に使用した従来例
としては、単に大出力を得るために比較的小型の2基の
エンジンを搭載したものが知られている。また本件出願
人は、先に2基のエンジンと遊星歯車装置とから構成さ
れた無段変速装置を出願したが、図7において、該出願
に係る無段変速装置300は、2基のエンジン301,
302をシャシフレーム303上に車輛308の幅方向
に並列に搭載して出力軸304をディファレンシャルギ
ヤ305に連結し、エンジン301,302の回転を車
輪306に伝達してこれを駆動し、車輛308を走行さ
せるように構成されていた。
【0003】しかしながら、上記本件出願人の先願に係
る無段変速装置によると、2基のエンジン301,30
2をシャシフレーム303上に並列に搭載するため、シ
ャシフレーム303のエンジン搭載部の幅を2基のエン
ジン301,302が搭載できるように広くしなければ
ならないという不具合があった。
【0004】またこのため、シャシフレーム303自体
が大型となり、重量が増加するばかりでなく、その構造
が複雑となると共に強度確保のための部材が増加するな
ど、車輛308への搭載性が劣り、コストが高く付くと
いう不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の不具合を除くためになされたものであって、そ
の目的とするところは、2基のエンジンと遊星歯車装置
とから構成された無段変速装置の2基のエンジンを直列
に配列して構成することにより、エンジン搭載部のシャ
シフレームの幅を広げることなく容易に搭載できるよう
にすることであり、またこれによって車輛への搭載性を
大幅に向上させることである。
【0006】また他の目的は、上記構成により、シャシ
フレームの構造を簡素化して車輛重量の増大を防止し、
シャシフレームのコストの上昇を抑制することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、太陽ギヤと該太陽ギヤと同一軸上に設けられた
リングギヤと前記太陽ギヤ及び前記リングギヤに噛合す
る複数の遊星ギヤと該遊星ギヤを支持するキャリヤとか
らなる遊星歯車装置と、該遊星歯車装置の出力側に配設
され車輛の前進及び後進を切り換える前後進切換えギヤ
ユニットと、前記キャリヤにクランク軸が固定された第
1エンジンと、該第1エンジンのクランク軸と同一軸芯
上にクランク軸が設けられクラッチ装置を介して前記リ
ングギヤと連結され前記第1エンジンと直列に配設され
た第2エンジンとを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また本発明(請求項2)は、太陽ギヤと該
太陽ギヤと同一軸上に設けられたリングギヤと前記太陽
ギヤ及び前記リングギヤに噛合する複数の遊星ギヤと該
遊星ギヤを支持するキャリヤとからなる遊星歯車装置
と、該遊星歯車装置の出力側に配設され車輛の前進及び
後進を切り換える前後進切換えギヤユニットと、前記キ
ャリヤにクランク軸が固定された第1エンジンと、該第
1エンジンのクランク軸と偏心した位置にクランク軸が
設けられクラッチ装置を介して前記リングギヤと連結さ
れ前記第1エンジンと直列に配設された第2エンジンと
を備えたことを特徴とするものである。
【0009】また本発明(請求項3)は、太陽ギヤと該
太陽ギヤと同一軸上に設けられたリングギヤと前記太陽
ギヤ及び前記リングギヤに噛合する複数の遊星ギヤと該
遊星ギヤを支持するキャリヤとからなる遊星歯車装置
と、該遊星歯車装置の出力側に配設され車輛の前進及び
後進を切り換える前後進切換えギヤユニットと、前記太
陽ギヤを駆動すべく該太陽ギヤにクランク軸が固定され
た第1エンジンと、該第1エンジンのクランク軸と同一
軸芯上にクランク軸が設けられクラッチ装置を介して前
記リングギヤと連結され前記第1エンジンと直列に配設
された第2エンジンとを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0010】また本発明(請求項4)は、太陽ギヤと該
太陽ギヤと同一軸上に設けられたリングギヤと前記太陽
ギヤ及び前記リングギヤに噛合する複数の遊星ギヤと該
遊星ギヤを支持するキャリヤとからなる遊星歯車装置
と、該遊星歯車装置の出力側に配設され車輛の前進及び
後進を切り換える前後進切換えギヤユニットと、前記太
陽ギヤを駆動すべく該太陽ギヤにクランク軸が固定され
た第1エンジンと、該第1エンジンのクランク軸と偏心
した位置にクランク軸が設けられクラッチ装置を介して
前記リングギヤと連結され前記第1エンジンと直列に配
設された第2エンジンとを備えたことを特徴とするもの
である。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図6において、本発明に係る無段変速装
置1は、遊星歯車装置2と、前後進切換えギヤユニット
3と、第1エンジン100と、第2エンジン200とを
備えている。
【0012】まず図1から図3及び図6において、無段
変速装置1の第1実施例の構成について説明する。
【0013】無段変速装置1は、第1エンジン100又
は第2エンジン200のクランク軸101,201の回
転速度を無段階に変速して主軸23に伝達するためのも
のであって、大型トラック等の車輛6(図6)に小型で
同一の大きさを持つ第1エンジン100及び第2エンジ
ン200が直列に配列して搭載されている。
【0014】第1エンジン100のクランク軸101
は、遊星歯車装置2を介して前後進切換えギヤユニット
3に接続され、第2エンジン200のクランク軸201
は、クラッチ装置8を介して遊星歯車装置2のリングギ
ヤ11に連結されている。
【0015】遊星歯車装置2は、出力軸4の一部として
構成された太陽ギヤ4aと、該太陽ギヤ4aと同一軸上
に設けられ内歯歯車11aが形成されたリングギヤ11
と、太陽ギヤ4a及びリングギヤ11に噛合する複数の
遊星ギヤ12と、該複数の遊星ギヤ12をベアリング5
を介して支軸13によって支持するキャリヤ14とから
構成されている。
【0016】キャリヤ14は、クランク軸101に固定
され、第1エンジン100によって駆動されて回転し、
支軸13を介して複数の遊星ギヤ12を太陽ギヤ4aの
回りに回転させるように構成されている。
【0017】リングギヤ11は、クラッチ装置8の出力
軸18に固定され、また出力軸4の中間部にハブギヤ4
bが形成され、該ハブギヤ4bの両側には前後進切換え
ギヤユニット3の前進用ギヤ15及び後進用ギヤ16が
回動自在に嵌合している。
【0018】上記した如く第1エンジン100のクラン
ク軸101はキャリヤ14に固定され、第2エンジン2
00のクランク軸201はクランク軸101と同一の軸
芯を持つクラッチ装置8のフライホィール41に固定さ
れ、第1エンジン100と第2エンジン200とは遊星
歯車装置2、前後進切換えギヤユニット3及びクラッチ
装置8を間に挟んで互いに対向して直列に配列されてい
る。
【0019】前後進切換えギヤユニット3は、車輛6の
前進又は後進を切り換えるためのものであって、出力軸
4に前進用ギヤ15及び後進用ギヤ16が回動自在に嵌
合し、該出力軸4と平行に配設された主軸23には、前
進用ギヤ15と噛合する第1ギヤ34及びアイドルギヤ
35を介して後進用ギヤ16と噛合する第2ギヤ36が
固定されている。
【0020】出力軸4の前進用ギヤ15及び後進用ギヤ
16の間には、外周に歯が形成されたハブギヤ4bが形
成されており、該ハブギヤ4bには、シフトレバー40
の操作によって出力軸4の軸方向に摺動自在に構成され
たスリーブ39が噛合している。
【0021】そしてシフトレバー40を操作してスリー
ブ39を出力軸4の軸方向に摺動させ、ハブギヤ4bと
前進用ギヤ15又は後進用ギヤ16のいずれかとを選択
的に噛合させて前進又は後進を選択できるように構成さ
れている。
【0022】クラッチ装置8は、第2エンジン200の
回転を遊星歯車装置2に対して伝達又は遮断するための
ものであって、第2エンジン200のクランク軸201
の後端に固定されたフライホィール41と、出力軸18
に軸方向に摺動自在に嵌合し、かつフライホィール41
中に收容されたクラッチディスク42と、該クラッチデ
ィスク42を圧縮ばね44の作用によってフライホィー
ル41に押圧するプレッシャプレート43と、クラッチ
ディスク42を圧縮ばね44のばね力に抗してフライホ
ィール41から離脱させる方向に移動させるシフトフォ
ーク機構45とから構成されている。
【0023】シフトフォーク機構45は、マスタシリン
ダ48、油圧管路49及び倍力装置50により運転席に
配設されたクラッチペタル46と接続されている。
【0024】第1エンジン100及び第2エンジン20
0には、夫々第1燃料噴射ポンプ102及び第2燃料噴
射ポンプ202と、該第1燃料噴射ポンプ102及び第
2燃料噴射ポンプ202の燃料噴射量を調節する第1コ
ントロールレバ−103及び第2コントロールレバ−2
03と、該第1コントロールレバ−103及び第2コン
トロールレバ−203を駆動する第1アクチュエータ1
04及び第2アクチュエータ204が設けられ、第1エ
ンジン100及び第2エンジン200の回転速度を調節
するように構成されている。
【0025】運転席(図示せず)に設けられたアクセル
ペタル20には、踏込み量を検出して制御装置21に検
出信号を送出するアクセルセンサ22が装着され、第1
コントロールレバ−103及び第2コントロールレバ−
203には該第1コントロールレバ−103及び第2コ
ントロールレバ−203の移動量を検出する第1レバ−
センサ105及び第2レバ−センサ205が配設されて
いる。
【0026】第1エンジン100のクランク軸101及
び第2エンジン200のクランク軸201には、回転速
度を検出する第1回転計106及び第2回転計206
が、また前後進切換えギヤユニット3の主軸23には車
速を検出する車速センサ24が装着されている。
【0027】制御装置21は、中央演算処理装置21
a、外部記憶装置21b及び入出力ポート21cからな
る公知のコンピュータであり、入出力ポート21cがア
クセルセンサ22、第1レバ−センサ105及び第2レ
バ−センサ205、第1回転計106及び第2回転計2
06、車速センサ24、第1アクチュエータ104及び
第2アクチュエータ204と夫々信号線25,26,2
8,29,30,31,32及び33によって電気的に
接続されている。
【0028】上記した各センサは、検出信号を制御装置
21に送出し、或いは制御装置21から指令信号を受信
してアクセルペタル20の踏込み量に応じて第1エンジ
ン100及び第2エンジン200の回転速度を調節する
ように構成されている。
【0029】第2実施例の遊星歯車装置2は、図4から
図6において、太陽ギヤ10が独立したギヤとして構成
されてクランク軸101に固定され、またキャリヤ4c
が出力軸4の一部として一体的に形成されており、太陽
ギヤ10を第1エンジン100からの入力部とし、キャ
リヤ4cを遊星歯車装置2の出力部として構成されてい
る以外は、第1実施例と同様であるので同一部分には図
面に同一の符号を付して説明を省略する。
【0030】そしていずれの実施例においても、図6に
おいて、第1エンジン100及び第2エンジン200が
車輛6の前後方向に直列に配列されて車輛6のシャシ5
1上に搭載され、無段変速装置1の主軸23は、プロペ
ラシャフト52によってディファレンシャルギヤ53に
連結されており、第1エンジン100から矢印A方向
に、また第2エンジン200から矢印B方向に入力され
た回転を遊星歯車装置2で変速して主軸23に矢印C方
向に出力して車輪54に伝達し、車輛6を走行させるよ
うに構成されている。
【0031】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。まず図1から図3にお
いて、第1実施例の作用について説明すると、前後進切
換えギヤユニット3のシフトレバー40をニュートラル
位置にし、クラッチ装置8を切った状態でキースイッチ
(図示せず)を操作して第1エンジン100及び第2エ
ンジン200を始動させる。
【0032】第1エンジン100は、クランク軸101
を矢印D方向に回転させることによりキャリヤ14を矢
印E方向に回転させ、該キャリヤ14に回動自在に配設
された複数の遊星ギヤ12を矢印F方向に回動させる。
【0033】このときクラッチ装置8が遮断状態である
ので、クラッチディスク42の負荷は出力軸4の負荷に
比較して極めて軽く、即ち遊星ギヤ12は固定状態にあ
る太陽ギヤ4aの周囲を矢印G方向と反対方向に自転し
ながら矢印F方向に公転する。
【0034】そしてリングギヤ11を矢印H方向に回転
させる。即ち第1エンジン100の回転はクラッチディ
スク42にのみ伝達されて該クラッチディスク42を回
転させ、また第2エンジン200は、フライホィール4
1のみを回転させる。
【0035】車輛を発進させるには、まずシフトレバー
40を操作してスリーブ39を前進用ギヤ15と噛合さ
せた後、アクセルペタル20を踏み込むと制御装置21
が第1エンジン100の回転数を最も運転効率の良い所
定の回転数N1 となるように第1アクチュエータ104
を作動させ、第2エンジン200の回転数をアクセルペ
タル20の踏込み量に対応する車速となるように第2ア
クチュエータ204を作動させて夫々第1エンジン10
0及び第2エンジン200の回転数を増大させる。
【0036】ここでクラッチ装置8を徐々に接続する
と、第2エンジン200のトルクがクラッチ装置8、出
力軸18を介してリングギヤ11に伝達され、該リング
ギヤ11を矢印I方向に回転させるので、遊星ギヤ12
は矢印G方向に駆動され、これと噛合する太陽ギヤ4a
を矢印J方向に、そして出力軸4を矢印K方向に回転さ
せる。
【0037】出力軸4の回転数は、第1エンジン100
及び第2エンジン200の回転数によって決まり、遊星
歯車装置2で変速されて、前進用ギヤ15及び第1ギヤ
34を介して主軸23に伝達され、更にプロペラシャフ
ト52、ディファレンシャルギヤ53を介して車輪54
に伝達されて車輛6をアクセルペタル20の踏込み量に
対応する車速に達する。
【0038】アクセルペタル20の踏込み量が変化する
と、制御装置21は第1エンジン100の回転数を所定
の回転数N1 に保持したまま、第2エンジン200の回
転数のみを増減することによって遊星歯車装置2を介し
て変速して車輛6が所望の車速となるように制御する。
【0039】次に本発明の第2実施例の作用について説
明すると、図4及び図5において、クラッチ装置8が遮
断状態の場合にはラッチディスク42の負荷は出力軸
4、即ちキャリヤ4cの負荷に比較して極めて軽いの
で、第1エンジン100のクランク軸101を矢印D方
向に回転させると、太陽ギヤ10は矢印E方向に回転
し、該太陽ギヤ10と噛合する複数の遊星ギヤ12を矢
印F方向に回動させる。
【0040】そしてリングギヤ11を矢印G方向に回転
させてクラッチディスク42を回転させ、一方第2エン
ジン200は、フライホィール41のみを回転させる。
【0041】ここでクラッチ装置8を徐々に接続してリ
ングギヤ11を、矢印H方向に回転させると遊星ギヤ1
2は、矢印F方向に自転しながら矢印I方向に公転し、
該公転運動は支軸13を介してキャリヤ4cに伝達さ
れ、出力軸4を矢印K方向に回転させる。
【0042】無段変速装置1は、上記した如く作動する
が、いずれの実施例においても、図6において、無段変
速装置1の第1エンジン100及び第2エンジン200
は互いに対向する形で直列に配列されているので無段変
速装置1の幅を極めて狭く構成することができ、従来と
同一幅のシャシフレーム51に容易に搭載することがで
きる。
【0043】なお、上記実施例においては、第1エンジ
ン100のクランク軸101と第2エンジン200のク
ランク軸201は、同一軸芯上にあるとして説明した
が、これは同一軸芯上になくてもよく、両クランク軸を
偏心した位置に配置して、例えばアイドラギヤ(図示せ
ず)を介して両クランク軸を連結するようにしてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】本発明は、上記のように2基のエンジン
と遊星歯車装置とから構成された無段変速装置の2基の
エンジンを直列に配列して構成したので、エンジン搭載
部のシャシフレームの幅を広げることなく容易に搭載で
きる効果があり、またこの結果車輛への搭載性を大幅に
向上させることがてきる効果がある。
【0045】また上記構成により、シャシフレームの構
造を簡素化して車輛重量の増大を防止し、シャシフレー
ムのコストの上昇を抑制することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図3は本発明の第1実施例に係り、図
1は無段変速装置の全体構成を示し、2基のエンジン及
びブロック図を含む要部縦断面図である。
【図2】無段変速装置の要部縦断面図である。
【図3】遊星歯車装置の正面図である。
【図4】図4及び図5は本発明の第2実施例に係り、図
4は無段変速装置の要部縦断面図である。
【図5】遊星歯車装置の正面図である。
【図6】車輛に搭載された無段変速装置の平面図であ
る。
【図7】従来例に係り、車輛に搭載された無段変速装置
の平面図である。
【符号の説明】
1 無段変速装置 2 遊星歯車装置 3 前後進切換えギヤユニット 4a 太陽ギヤ 8 クラッチ装置 6 車輛 10 太陽ギヤ 11 リングギヤ 12 遊星ギヤ 14 キャリヤ 100 第1エンジン 101 クランク軸 200 第2エンジン 201 クランク軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽ギヤと該太陽ギヤと同一軸上に設け
    られたリングギヤと前記太陽ギヤ及び前記リングギヤに
    噛合する複数の遊星ギヤと該遊星ギヤを支持するキャリ
    ヤとからなる遊星歯車装置と、該遊星歯車装置の出力側
    に配設され車輛の前進及び後進を切り換える前後進切換
    えギヤユニットと、前記キャリヤにクランク軸が固定さ
    れた第1エンジンと、該第1エンジンのクランク軸と同
    一軸芯上にクランク軸が設けられクラッチ装置を介して
    前記リングギヤと連結され前記第1エンジンと直列に配
    設された第2エンジンとを備えたことを特徴とする無段
    変速装置。
  2. 【請求項2】 太陽ギヤと該太陽ギヤと同一軸上に設け
    られたリングギヤと前記太陽ギヤ及び前記リングギヤに
    噛合する複数の遊星ギヤと該遊星ギヤを支持するキャリ
    ヤとからなる遊星歯車装置と、該遊星歯車装置の出力側
    に配設され車輛の前進及び後進を切り換える前後進切換
    えギヤユニットと、前記キャリヤにクランク軸が固定さ
    れた第1エンジンと、該第1エンジンのクランク軸と偏
    心した位置にクランク軸が設けられクラッチ装置を介し
    て前記リングギヤと連結され前記第1エンジンと直列に
    配設された第2エンジンとを備えたことを特徴とする無
    段変速装置。
  3. 【請求項3】 太陽ギヤと該太陽ギヤと同一軸上に設け
    られたリングギヤと前記太陽ギヤ及び前記リングギヤに
    噛合する複数の遊星ギヤと該遊星ギヤを支持するキャリ
    ヤとからなる遊星歯車装置と、該遊星歯車装置の出力側
    に配設され車輛の前進及び後進を切り換える前後進切換
    えギヤユニットと、前記太陽ギヤを駆動すべく該太陽ギ
    ヤにクランク軸が固定された第1エンジンと、該第1エ
    ンジンのクランク軸と同一軸芯上にクランク軸が設けら
    れクラッチ装置を介して前記リングギヤと連結され前記
    第1エンジンと直列に配設された第2エンジンとを備え
    たことを特徴とする無段変速装置。
  4. 【請求項4】 太陽ギヤと該太陽ギヤと同一軸上に設け
    られたリングギヤと前記太陽ギヤ及び前記リングギヤに
    噛合する複数の遊星ギヤと該遊星ギヤを支持するキャリ
    ヤとからなる遊星歯車装置と、該遊星歯車装置の出力側
    に配設され車輛の前進及び後進を切り換える前後進切換
    えギヤユニットと、前記太陽ギヤを駆動すべく該太陽ギ
    ヤにクランク軸が固定された第1エンジンと、該第1エ
    ンジンのクランク軸と偏心した位置にクランク軸が設け
    られクラッチ装置を介して前記リングギヤと連結され前
    記第1エンジンと直列に配設された第2エンジンとを備
    えたことを特徴とする無段変速装置。
JP5075432A 1993-03-08 1993-03-08 無段変速装置 Pending JPH06255377A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8844663B2 (en) 2011-10-04 2014-09-30 Hyundai Motor Company Twin engine for improving fuel efficiency and method of operating engine using the same
CN106585371A (zh) * 2016-08-15 2017-04-26 深圳市万维博新能源技术有限公司 一种多电机串联无级变速箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8844663B2 (en) 2011-10-04 2014-09-30 Hyundai Motor Company Twin engine for improving fuel efficiency and method of operating engine using the same
CN106585371A (zh) * 2016-08-15 2017-04-26 深圳市万维博新能源技术有限公司 一种多电机串联无级变速箱

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