JPH06255278A - 耐磨耗性スクリーン製品とその製造のための方法 - Google Patents

耐磨耗性スクリーン製品とその製造のための方法

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JPH06255278A
JPH06255278A JP5327684A JP32768493A JPH06255278A JP H06255278 A JPH06255278 A JP H06255278A JP 5327684 A JP5327684 A JP 5327684A JP 32768493 A JP32768493 A JP 32768493A JP H06255278 A JPH06255278 A JP H06255278A
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JP
Japan
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planes
holes
metal
screen
screen product
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JP5327684A
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English (en)
Inventor
Peter Leerkamp
ピーター・レールカンプ
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Stork Screens BV
Original Assignee
Stork Screens BV
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D1/00Electroforming
    • C25D1/08Perforated or foraminous objects, e.g. sieves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/46Constructional details of screens in general; Cleaning or heating of screens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41CPROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
    • B41C1/00Forme preparation
    • B41C1/14Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing

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  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磨耗の問題に対する解決策を提供すると同時
に使用されるホトレジスト材料に適切な接着性を与え
る。 【構成】 金属で作られ、且つこの金属によって互いに
隔てられた複数の穴を有する、スクリーン製品が開示さ
れる。このスクリーン製品は、互いに概ね平行な2つの
平面を有する。一方では、機械的磨耗作用に対する耐久
性をスクリーン製品に与えるために、他方では、パター
ン形成時に付着させられるホトレジストに対する優秀な
接着性をスクリーン製品に与えるために、スクリーンな
染に使用される際にスキージに接触するスクリーン製品
の側面を耐磨耗性層で被覆すると同時に、この平面の反
対側の平面の中の又はその平面の付近の金属を耐磨耗性
材料で被覆されていない状態のままにする。従って、一
方の側が耐磨耗性層で被覆され且つ他方の側が耐磨耗性
層で被覆されない上記スクリーン製品を製造するための
方法も開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属によって互いに隔て
られた複数の穴を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互
いに概ね平行である2つの平面を画定し、一方、前記穴
の各々が前記2つの平面の一方から他方に延び、且つ前
記スクリーン製品の金属と共通である側壁を有するスク
リーン製品に係わる。
【0002】
【従来の技術】このタイプのスクリーン製品は、例え
ば、米国特許公報US-A-2,226,384によって開示されてい
る。このタイプのスクリーン製品は電気めっきによって
付着させられたニッケルから製造されることが多い。
【0003】このタイプのニッケルスクリーン製品は、
例えば、フラットスクリーンな染又はロータリスクリー
ンな染で幅広く使用されている。この用途のために、ス
クリーン材料に対して公知の方法でホトレジスト組成物
を使用して、な染のりが自由に通過できる穴を残すよう
にシーリングパターンが付与される。な染プロセスで
は、な染のりがスキージによってこれらの穴の中を通し
てスクリーン製品の一方の側から他方の側に移動させら
れ、スクリーン製品と接触している素地材料の表面上に
付着させられる。
【0004】このタイプのスクリーン製品は、な染され
るべき材料に接触しているスクリーン製品の表面上で使
用感光性材料が優れた接着性を有するのに十分なだけの
表面品質を持っていなければならない。従来のスクリー
ン製品では、こうした接着性は従来の感光性材料の場合
に優れたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来のスクリ
ーン製品は、スクリーンな染産業で一般的に使用される
スキージ手段との接触中に一般的に使用されるスキージ
手段(例えばステンレススチール)とスクリーン製品材
料(例えばニッケル)との間の硬さの差のために磨耗す
る傾向があるということである。
【0006】場合によっては、上記の磨耗現象が、な染
のりの局所的変色として現れ、な染画像中で目につくよ
うになる可能性がある。
【0007】本発明の目的は、上記の磨耗の問題に対す
る解決策を提供することであり、これと同時に、この解
決策は、使用されるホトレジスト材料に適切な接着性を
与えることも可能にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
るスクリーン製品は、互いに平行な2つの平面のうちの
一方の平面の中の又はその付近の金属が耐磨耗性材料層
でマスクされ、前記耐磨耗性材料は、多くとも上記2つ
の平面の他方の平面に達するまで各々の穴の側壁の表面
上に広がる。
【0009】耐磨耗性材料がその一方の面(特にスキー
ジ手段と接触している面)に与えられ、且つそのスクリ
ーン材料の他方の面には耐磨耗性材料が付与されていな
いスクリーン材料が、一方では、スキージ側で優秀な耐
磨耗性を示し、他方では、従来通りに使用されるホトレ
ジストに対する優秀な接着性を有する製品をもたらすと
いうことが発見されている。
【0010】耐磨耗性材料の意味には、優れた機械的耐
久性を有する材料だけではなく、優れた化学的耐久性
(特に、使用されるな染媒材に対する耐久性)を有する
材料、又は、両特性、即ち、耐磨耗性と耐食性の両方を
有する材料も含まれる。
【0011】更に、本発明の範囲内において、良好な耐
磨耗性と優秀な接着性とを有する材料が使用可能である
ということを理解されたい。
【0012】上記では、一例として、ニッケルで作られ
たスクリーン製品に関して言及されたが、当然のことな
がら、他の材料も使用可能であり、こうした材料の例と
して銅や鉄やこれらの合金が例として取り上げられるこ
とが可能である。
【0013】前述のように、このスクリーン製品は、フ
ラットスクリーンな染とロータリスクリーンな染の両方
に使用されることが可能である。ロータリスクリーンな
染の場合には、耐磨耗性層はいずれの場合も継目なし円
筒形金属スクリーン(例えばニッケルステンシル)の内
側の面に配置されるべきである。このスクリーン材料の
網目は様々な細かさであってよい。使用されることが多
い細かさは50〜500 メッシュである(メッシュ数は、2
5.4mmに相当する1直線インチ当たりの穴の数を表
す)。他の細かさも使用が可能である。こうしたスクリ
ーン製品の厚さは、50〜300 マイクロメートルの範囲内
であることが可能である。一般的な厚さは、150 〜250
マイクロメートルである。更に明確に言えば、この耐磨
耗性材料は金属材料とセラミック材料とから選択され
る。
【0014】例として取り上げられることが可能な金属
材料は、クロム、スズ/ニッケル、タングステンのよう
な金属又は金属合金である。例として取り上げられるこ
とが可能な耐磨耗性セラミック材料は、炭化ケイ素、炭
化タングステン、窒化チタン、酸化スズ、窒化ホウ素で
ある。
【0015】必要に応じて、他の適切な耐磨耗性材料が
使用されることが可能である。こうした材料の一例は、
ゴムのような様々なポリマ材料、又は、他の有機塗料を
含む。
【0016】様々な耐磨耗性材料が、その性質に応じ
て、電気めっき又は真空技術を使用して付着させられ
る。真空技術に関しては、蒸着、陰極スパッタリング、
プラズマ溶射等が、例として取り上げられることが可能
である。
【0017】上記ポリマ材料は、例えば、従来通りの静
電塗装方法又は電着塗装方法によって塗布されることが
可能である。
【0018】更に、本発明は、金属によって互いに隔て
られた複数の穴を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互
いに概ね平行である2つの平面を画定し、前記穴の各々
が3前記2つの平面の一方から他方に延び、且つ前記ス
クリーン製品の前記金属と共通である側壁を有し、更
に、上記互いに概ね平行である2つの平面と各々の前記
穴の前記側壁との両方を覆う金属に耐磨耗性材料の被覆
層が付着させられ、この後で、前記2つの平面の選択さ
れた一方の平面と、必要に応じて、その平面から延びる
各々の前記穴の前記側壁の一部分とに適切な接着性を有
する材料の被覆層が付着させられることを特徴とするス
クリーン製品に係わる。
【0019】こうしたスクリーン製品は上記のスクリー
ン製品の特徴全てを有することだろう。
【0020】本明細書全体において、「被覆層(claddin
g layer)」とは、スクリーン製品に耐磨耗性を与える金
属かプラスチック材料かゴム材料かセラミック材料か他
の任意の材料の被覆層を意味するものと理解されたい。
更に、この場合の「耐磨耗性」とは耐食性も含むものと
理解されたい。
【0021】更に、本発明は、金属によって互いに隔て
られた複数の穴を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互
いに概ね平行な2つの平面を画定し、前記穴の各々が前
記2つの平面の一方から他方に延び、且つ前記スクリー
ン製品の前記金属と共通である側壁を有し、更に、上記
平行な2つの平面の一方の平面と、必要に応じて、その
平面から延びる各々の前記穴の前記側壁の一部分とが耐
磨耗性材料の被覆層を備えるスクリーン製品を耐磨耗性
にするための方法にも関わる。
【0022】従って、本発明による方法では、耐磨耗性
材料層を、スクリーン製品の互いに概ね平行である2つ
の平面の一方の平面上に付着させ、一方、そのスクリー
ン製品の他方の平面には耐磨耗性材料層を付着させない
ままにする。必要に応じて、各々の穴の側壁の一部分を
同様に被覆層で被覆することが可能である。
【0023】一方では、耐磨耗性材料を一方の平面上に
付着させると共に、スクリーン製品の他方の平面と、必
要に応じて、その平面から延びる各々の穴の側壁の一部
分とにシールドを付与することが可能である。
【0024】他方では、耐磨耗性材料を、その表面を完
全に覆い尽くす形でスクリーン製品に付着させ、その後
で、その耐磨耗性材料によって覆われていない状態でな
ければならないスクリーン製品の平面からその耐磨耗性
材料を選択的に取り除くことが可能である。
【0025】耐磨耗性材料を付着させるために使用可能
な方法は、一般的には、電気めっき方法又は真空塗装方
法であり、一方、必要に応じたスクリーン製品の一部分
からの耐磨耗性材料の除去は、エッチングによって、又
は、機械加工(例えば研削や研磨)によって行うことが
可能である。最後に、請求項11に従って、まず最初に、
耐磨耗性材料によってその全表面(即ち、各々の穴の側
壁を含む)上を被覆し、それに続いて、必要に応じて、
後で塗布されることになっている媒材(例えばホトレジ
スト)に対する適切な接着性を有する材料を、そのスク
リーン製品の互いに平行な2つの平面の一方の平面とこ
の平面から延びる各々の穴の側壁の一部分とに塗布する
ことによってスクリーン製品を被覆することが可能であ
る。例えば、適切なホトレジスト下地を局所的に形成す
るようにクロムによるスクリーン製品の全表面上の被覆
を、接着性の銅で部分的にマスクすることが可能であ
る。
【0026】以下では、本発明が、概略的な添付図面を
参照して、更に詳細に説明される。
【0027】
【実施例】図1aは、スクリーン製品の穴が参照符号1で
示され、これらの穴を囲む金属が参照符号2で示される
略断面図である。各々の穴の側壁が参照符号3で示さ
れ、参照符号4は、主として平面7内に付着させられた
耐磨耗性被覆を示す。スクリーン製品の部分5によって
画定される他方の平面6は、耐磨耗性被覆がない状態の
ままにされる。耐磨耗性被覆4が、各々の穴の側壁3の
表面上を僅かな範囲だけ広がっていることが示されてい
る。
【0028】図1bは、本発明のスクリーン製品の第2の
実施例を概略的に示している。便宜上、この図には1つ
の隔壁だけしか示していない。素地金属2の全表面上に
耐磨耗性被覆が付着させられる。この金属2の凸面側に
は、適切な接着性を有する層材料8が付着させられる。
【0029】図1cは、本発明のスクリーン製品の更に別
の実施例を概略的に示す。図1bの場合と同様に、素地金
属の全表面が、耐磨耗性材料(例えばクロム)で被覆さ
れる。良好な接着性を有する層材料を付着させる代わり
に任意の適切な方法を使用して素地金属の凸面上のクロ
ム層4がクロム酸塩層8に局所的に変化させられる。こ
のクロム酸塩層8はホトレジストの接着に必要とされる
ような優秀な接着性を有する。
【0030】図1dには、本発明によるスクリーン製品の
更に別の実施例が示され、この実施例ではクロム層4の
表面全体がその層の一定の深さまでクロム酸塩層8に変
化させられている。こうしたスクリーン製品を使用する
時にはクロム酸塩層8がスキージと接触するとフラット
スクリーンな染の場合に数ストローク以内に又はロータ
リスクリーンな染の場合に数回転以内に迅速に磨耗する
ことが一般的であり、その結果として、磨耗後に、その
層8の下に位置する耐磨耗性層がスキージと接触し、一
方、その他方の側では良好な接着性を有するクロム酸塩
層8がそのまま残り、別の段階に形成されたホトレジス
トパターン(図示されていない)の接着を強化する。
【0031】図2は、スクリーン製品20が選択的なエッ
チング作業を受ける様子が概略的に示され、このエッチ
ングの目的は、先行の作業においてスクリーン製品の全
表面上に付着させられた耐磨耗性被覆を円筒形のスクリ
ーン製品20の外側面から除去することである。選択的な
エッチング作業を可能にするために軸22の上に配置され
ているフランジ24、25に取り付けられたゴム袋21が円筒
形の継目なしスクリーン製品20の内側面に対して押し当
てられ、一方のフランジの中の弁(図示されていない)
によって気体で加圧され、その結果として、ゴム袋21と
スクリーン製品20の内側面との間の密着接触が得られ
る。このようにして形成されたアセンブリを、エッチン
グ作業を加えるために従来通りのエッチング浴、又は、
場合によっては気体エッチング装置の中に入れることが
可能であり、このエッチング作業では、先行して付着さ
せられた耐磨耗性層がゴム袋の壁に対して接触している
スクリーン材料の内側表面に関する限り、円筒形スクリ
ーン材料の外側表面と、穴と境界を接する側壁とから取
り除かれる。このエッチング作業は、一般的には、耐磨
耗性材料を溶解することが可能なエッチング剤を使用し
て行うことが可能である。クロムの場合には、塩化鉄、
塩酸、硫酸、アルカリ液(電解腐食)が一般的に使用さ
れる。上記の3つのエッチング剤の場合のエッチングは
実質的に材料選択的であり、例えば、ニッケル素地上の
クロム層の場合にはこのクロムがエッチングで除去され
る。
【0032】図3は、スクリーン製品30がフラットスク
リーン製品である場合の状態を示している。ゴム又は別
の柔軟性プラスチック材料のライニング32を有する概略
的に示されたローラ31が図2のゴム袋と同一の機能を有
する。参照符号33はエッチング流体を収容する浴を概略
的に示し、一方、このエッチング流体は参照符号34で示
される。スクリーン製品30と柔軟性被覆32を有するロー
ラ31とのアセンブリが、液面35の下方に十分な液浸深さ
が得られるようにエッチング流体34の中に沈められる。
こうして耐磨耗性材料層で全面的に包まれたエッチング
されるべき材料30がローラ31の柔軟性層32と密着接触し
た状態に保たれる。必要に応じて、そのスクリーン材料
をローラ31の同期回転を伴ってマガジンロール(図示さ
れていない)から巻き戻し、浴34中でエッチングし、他
方の側でリール上に再び巻き取ることも可能である。液
浸とエッチングとの最中にはスクリーン材料30が引張力
を受けてライニング32上に押し当てられる。
【0033】図3に示される構成は、特に、隔壁の凸面
側が柔軟性層32と密着接触するように図3に示される状
態にスクリーン製品を反転させることによって、スクリ
ーン製品が耐磨耗性層で局所的に被覆されるようにスク
リーン製品を選択的にめっきするために特に使用可能で
ある。流体34が金属浴液である時に、金属スクリーン製
品を陰極として接続することと浴33内に適切な陽極を配
置することとによってスクリーン製品の一方の側(この
場合には、金属の非凸面位置の組によって画定される平
面)にクロムかリン/ニッケルかスズ/ニッケルかタン
グステンで作られた層のような適切な耐磨耗性層が与え
られることが可能である。
【0034】図2に概略的に示されるような継目なしの
又は継目のある円筒形スクリーン材料に対してその内側
面上に選択的にめっきを行うために、図3の構成に類似
した構成が使用されることが可能であり、めっき浴が円
筒形スクリーン材料の周囲に置かれ、ゴム又は別の柔軟
なプラスチックでライニングされたローラ41が浴46中で
のめっきプロセスの途上で円筒形材料40の外側面のシー
ルドを確実にするためにスクリーン製品40と密接接触す
る。スクリーン材料の案内が案内ローラ42〜45によって
確保される。
【0035】特定の実施例では、約64mmの外周と150 メ
ッシュの細かさ(即ち、1直線インチ当たり150 つの
穴)とを有するニッケル製の円筒形の継目なしスクリー
ン製品の外側面に、厚さ0.5 〜15マイクロメートルの特
に厚さ3.0 〜6.0 マイクロメートルのクロム被覆が備え
られる。内側面に耐磨耗性層が備えられたこのようなス
テンシルをロータリスクリーンな染のために使用するこ
とは、ステンシルの使用寿命を著しく改善することと、
使用な染のりの好ましくない変色を完全に防止すること
と、従って、な染画像の好ましくない縞模様を防止する
ことを可能にする。
【0036】上記の図2〜図4では、エッチングされて
はならない部分又はめっきされてはならない部分のマス
キングが機械的方法で行われる。当然のことながら、こ
うしたマスキングは、有機塗料で作られた特殊なマスキ
ング層を使用して、特に、適切なエンチングレジストと
めっきレジストとを使用して行われることも可能であ
る。更に、公知のホトレジストもこの目的のために効果
的に使用されることが可能である。
【0037】上記でクロムのような金属の層による被覆
を言及したが、この場合には、そのクロム層を付着させ
る前に、例えばニッケルで作られたスクリーン製品に薄
い銅層を接着性を得るために付着させることが多いとい
うことを理解されたい。更に、薄い銅層はクロム層又は
類似の耐磨耗性電気めっき層の付着の際に素地金属(例
えばNi)に対する水素の拡散作用に対抗するバリヤー層
としても働く。こうした接着層は、付着させられる他の
層に関しても有利だろう。
【図面の簡単な説明】
【図1a】耐磨耗性被覆が一方の平面に付着させられる
スクリーン製品の一部分を示す断面図である。
【図1b】本発明のよる第2のタイプのスクリーン製品
の2つの穴の間の隔壁を示す断面図である。
【図1c】上記第2のタイプのスクリーン製品の別の実
施例の断面図である。
【図1d】本発明の更に別のタイプのスクリーン製品の
2つの穴の間の隔壁の断面図である。
【図2】前もって形成された円筒形スクリーン製品の全
表面上に付着させられた耐磨耗性被覆の一部分をエッチ
ングによって除去するための構成を概略的に示す説明図
である。
【図3】図2の場合と同様のフラットスクリーン製品に
関する構成を示す説明図である。
【図4】円筒形スクリーン製品の内側面をめっきするた
めの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1、20、30、40 スクリーン製品 2 穴 3 穴の側壁 4 耐磨耗性被覆 8 良好な接着性を有する層材料(クロム酸塩層) 21 ゴム袋 22 軸 24、25 フランジ 31 ローラ 32 ゴム又は別の柔軟性プラスチック材料のライニング 33、46 浴 34 エッチング流体 41 ローラ 42、43、44、45 案内ローラ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属によって互いに隔てられた複数の穴
    を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互いに概ね平行で
    ある2つの平面を画定し、前記穴の各々が前記2つの平
    面の一方から他方に延び、且つ前記スクリーン製品の前
    記金属と共通である側壁を有するスクリーン製品であっ
    て、前記2つの平面の一方の平面の中の又はその平面の
    付近の前記金属が耐磨耗性材料の層でマスクされ、前記
    耐磨耗性材料が多くとも前記2つの平面の他方の平面に
    達するまで前記穴の各々の前記側壁の表面上に広がるこ
    とを特徴とする前記スクリーン製品。
  2. 【請求項2】 前記耐磨耗性材料が金属材料又はセラミ
    ック材料から選択されることを特徴とする請求項1に記
    載のスクリーン製品。
  3. 【請求項3】 前記耐磨耗性材料がクロム、スズ−ニッ
    ケル、タングステンのような金属又は金属合金から選択
    されることを特徴とする請求項2に記載のスクリーン製
    品。
  4. 【請求項4】 前記耐磨耗性材料が炭化ケイ素、炭化タ
    ングステン、窒化チタン、酸化スズ、窒化ホウ素、酸化
    アルミニウム、窒化アルミニウムクロムのようなセラミ
    ック材料から選択されることを特徴とする請求項2に記
    載のスクリーン製品。
  5. 【請求項5】 金属によって互いに隔てられた複数の穴
    を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互いに概ね平行で
    ある2つの平面を画定し、前記穴の各々が前記2つの平
    面の一方から他方に延び、且つ前記スクリーン製品の前
    記金属と共通である側壁を有するスクリーン製品であっ
    て、前記2つの平面と各々の前記穴の前記側壁との両方
    の表面上を覆う前記金属が耐磨耗性材料の被覆層を備
    え、且つ、前記2つの平面の選択された一方の平面と、
    必要に応じて、その平面から延びる各々の前記穴の前記
    側壁の一部分とが適切な接着性を有する材料の被覆層を
    備えることを特徴とする前記スクリーン製品。
  6. 【請求項6】 金属によって互いに隔てられた複数の穴
    を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互いに概ね平行で
    ある2つの平面を画定し、前記穴の各々が前記2つの平
    面の一方から他方に延び、且つ前記スクリーン製品の前
    記金属と共通である側壁を有するスクリーン製品であっ
    て、前記2つの平面と各々の前記穴の前記側壁との両方
    の表面上を覆う前記金属が耐磨耗性材料の被覆層を備
    え、前記2つの平面の各々と、必要に応じて、各々の前
    記穴の前記側壁又はその一部分とが適切な接着性を有す
    る材料の被覆層を備えることを特徴とする前記スクリー
    ン製品
  7. 【請求項7】 金属によって互いに隔てられた複数の穴
    を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互いに概ね平行で
    ある2つの平面を画定し、前記穴の各々が前記2つの平
    面の一方から他方に延び、且つ前記スクリーン製品の前
    記金属と共通である側壁を有するスクリーン製品を耐磨
    耗性にするための方法であって、前記2つの平面の一方
    の平面と、必要に応じて、その平面から延びる前記穴の
    各々の前記側壁とに耐磨耗性材料の被覆層を付着させる
    ことを特徴とする前記方法。
  8. 【請求項8】 前記耐磨耗性材料を前記2つの平面の一
    方の平面の表面上への被覆によって付着させると同時
    に、必要に応じて、前記2つの平面の他方の平面から延
    びる前記穴の各々の前記側壁の一部分をシールドするこ
    とを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記耐磨耗性材料を前記2つの平面と前
    記穴の各々の前記側壁との表面上に付着させ、この後
    で、前記耐磨耗性材料で被覆されないままでなければな
    らない前記2つの平面の一方の平面と前記穴の各々の前
    記側壁の一部分とから前記耐磨耗性材料を選択的に取り
    除くことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記耐磨耗性材料を電気めっき方法又
    は真空付着方法によって付着させ、前記耐磨耗性材料の
    除去をエッチングによって行うことを特徴とする請求項
    9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 金属によって互いに隔てられた複数の
    穴を有し、前記穴を取り囲む前記金属が互いに概ね平行
    である2つの平面を画定し、前記穴の各々が前記2つの
    平面の一方から他方に延び、且つ前記スクリーン製品の
    金属と共通である側壁を有するスクリーン製品を耐磨耗
    性にするための方法であって、前記2つの平面と各々の
    前記穴の前記側壁との表面上に耐磨耗性材料の被覆層を
    付着させ、この後で、前記2つの平面の選択された一方
    の平面と、必要に応じて、その平面から延びる各々の前
    記穴の前記側壁の一部分とに適切な接着性を有する材料
    の被覆層を付着させることを特徴とする前記方法。
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