JPH06255101A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents
インクジェット記録ヘッドInfo
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- JPH06255101A JPH06255101A JP4296693A JP4296693A JPH06255101A JP H06255101 A JPH06255101 A JP H06255101A JP 4296693 A JP4296693 A JP 4296693A JP 4296693 A JP4296693 A JP 4296693A JP H06255101 A JPH06255101 A JP H06255101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- filter
- flow path
- recording head
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14403—Structure thereof only for on-demand ink jet heads including a filter
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルター製造工程の工数を削減し、フィル
ターを位置ずれ、異物発生する事なく確実に固定し、プ
リンターの信頼性を確保する。 【構成】 インクを吐出するノズル１、インク圧力室
２、インク供給口３、共通インク室４、供給路７がそれ
ぞれ連通してなるインク流路８は、溝を形成した複数の
流路板６を積層することで構成される。なお、図示して
いないインクタンクからインクを供給する供給路７が流
路板６を介して共通インク室４に連通しており、この流
路板６の供給路７との連通部には本発明の特徴である複
数の孔１３を有するフィルター１２が流路板６と一体成
形で設けられている。
ターを位置ずれ、異物発生する事なく確実に固定し、プ
リンターの信頼性を確保する。 【構成】 インクを吐出するノズル１、インク圧力室
２、インク供給口３、共通インク室４、供給路７がそれ
ぞれ連通してなるインク流路８は、溝を形成した複数の
流路板６を積層することで構成される。なお、図示して
いないインクタンクからインクを供給する供給路７が流
路板６を介して共通インク室４に連通しており、この流
路板６の供給路７との連通部には本発明の特徴である複
数の孔１３を有するフィルター１２が流路板６と一体成
形で設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関し、詳しくはインク流路中にフィルターを介するイ
ンクジェット記録ヘッドに関するものである。
に関し、詳しくはインク流路中にフィルターを介するイ
ンクジェット記録ヘッドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、インクジェット記録ヘッドの流路
中にはインク内に存在している気泡、異物の進入を防ぐ
ためにフィルターを介在させている。このフィルターの
設置位置としては、インク流路中のインクタンク出口
（特開平３−２９３１３９号公報）、供給路とインク共
通室間（特開平３−２０７６６２号公報）、インク供給
口（特開平２−１９８８５１号公報）等が知られてい
る。
中にはインク内に存在している気泡、異物の進入を防ぐ
ためにフィルターを介在させている。このフィルターの
設置位置としては、インク流路中のインクタンク出口
（特開平３−２９３１３９号公報）、供給路とインク共
通室間（特開平３−２０７６６２号公報）、インク供給
口（特開平２−１９８８５１号公報）等が知られてい
る。
【０００３】図８は特開平２−１９８８５１号公報に示
された従来のインクジェット記録ヘッドの構造を示す断
面図である。図においてインク流路は供給路、共通イン
ク室１０４、インク供給口１０３、インク圧力室１０
２、ノズル１０１が連通して構成される。
された従来のインクジェット記録ヘッドの構造を示す断
面図である。図においてインク流路は供給路、共通イン
ク室１０４、インク供給口１０３、インク圧力室１０
２、ノズル１０１が連通して構成される。
【０００４】上記の構成によれば、インク１１は図示し
ていないインクタンクから図示していない供給路を通
り、共通インク室１０４、インク供給口１０３、を通過
しインク圧力室１０２に入る。インク圧力室１０２に対
応する振動板１１４が圧電素子１１６等の駆動により変
形することでインク圧力室１０４内に圧力が発生し、イ
ンク１１はノズル１０１から吐出をする。本図ではこれ
ら一連のインク流路中のインク供給口１０３にフィルタ
ー１１２を設置してある。
ていないインクタンクから図示していない供給路を通
り、共通インク室１０４、インク供給口１０３、を通過
しインク圧力室１０２に入る。インク圧力室１０２に対
応する振動板１１４が圧電素子１１６等の駆動により変
形することでインク圧力室１０４内に圧力が発生し、イ
ンク１１はノズル１０１から吐出をする。本図ではこれ
ら一連のインク流路中のインク供給口１０３にフィルタ
ー１１２を設置してある。
【０００５】図９は特開平３−２９３１３９号公報に示
された従来のインクジェット記録ヘッドの構造を示す断
面図である。図において、インク流路の構成は図８と基
本的にはかわらないが供給路１０７と共通インク室１０
４の間にはフィルター１１２が設置されている。
された従来のインクジェット記録ヘッドの構造を示す断
面図である。図において、インク流路の構成は図８と基
本的にはかわらないが供給路１０７と共通インク室１０
４の間にはフィルター１１２が設置されている。
【０００６】上記の構造によればインク中およびインク
流路内に存在もしくは進入した気泡および異物はフィル
ター１１２によってそれ以降のインク流路内への進入を
阻止される。
流路内に存在もしくは進入した気泡および異物はフィル
ター１１２によってそれ以降のインク流路内への進入を
阻止される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】一般に、インクジェッ
ト記録ヘッドのインク流路中に介在するフィルターの寸
法および形状は、気泡および異物を確実にトラップする
ため、目的とする気泡および異物のトラップ能力に応じ
て数μｍのオーダーでの管理が要求される。
ト記録ヘッドのインク流路中に介在するフィルターの寸
法および形状は、気泡および異物を確実にトラップする
ため、目的とする気泡および異物のトラップ能力に応じ
て数μｍのオーダーでの管理が要求される。
【０００８】このため、従来のフィルターは、成形精
度、加工精度の関係から、要求精度を確保できる材料が
限定されるため、インク流路を構成している部材とは別
部材の構成が多く、挟み込み、接着、熱融着を行って固
定されることが多い。この際、フィルター１１２の固定
位置合わせが狂うと、図１０のようにフィルター１１２
が、本来あるべき位置からずれ、フィルター１１２の一
部を塞ぐ可能性がある。また、熱融着による固定では、
図１１のように溶融したインク流路の構成部材である流
路板１０６がフィルター１１２部にまではみ出し、ま
た、接着による固定では接着剤がフィルター１１２部に
まではみだしフィルター１１２の一部を塞ぐ可能性があ
る。この結果、塞がれた孔１１３の分、フィルター１１
２の開孔面積が減少しその分フィルター１１２のインク
流路抵抗が増しインクの供給が悪化するという問題があ
る。
度、加工精度の関係から、要求精度を確保できる材料が
限定されるため、インク流路を構成している部材とは別
部材の構成が多く、挟み込み、接着、熱融着を行って固
定されることが多い。この際、フィルター１１２の固定
位置合わせが狂うと、図１０のようにフィルター１１２
が、本来あるべき位置からずれ、フィルター１１２の一
部を塞ぐ可能性がある。また、熱融着による固定では、
図１１のように溶融したインク流路の構成部材である流
路板１０６がフィルター１１２部にまではみ出し、ま
た、接着による固定では接着剤がフィルター１１２部に
まではみだしフィルター１１２の一部を塞ぐ可能性があ
る。この結果、塞がれた孔１１３の分、フィルター１１
２の開孔面積が減少しその分フィルター１１２のインク
流路抵抗が増しインクの供給が悪化するという問題があ
る。
【０００９】また、接着、熱融着ともにフィルター１１
２の固定時に、フィルター１１２内から異物３１を発生
させ易く、特に、熱融着の際には溶融した流路板１０６
が異物３１となり易い。これらの異物３１がフィルター
１１２の下流側に発生した場合、異物３１はインク流路
内に閉じ込められるため異物３１を除去することは困難
となる。この結果、異物３１がインク流路を塞ぎ、イン
クの吐出不良や、最悪ドット抜けを生じたりするという
問題点がある。
２の固定時に、フィルター１１２内から異物３１を発生
させ易く、特に、熱融着の際には溶融した流路板１０６
が異物３１となり易い。これらの異物３１がフィルター
１１２の下流側に発生した場合、異物３１はインク流路
内に閉じ込められるため異物３１を除去することは困難
となる。この結果、異物３１がインク流路を塞ぎ、イン
クの吐出不良や、最悪ドット抜けを生じたりするという
問題点がある。
【００１０】さらに、フィルター１１２の固定が不具合
無くできても、使用していく中でインクによりフィルタ
ー１１２の固定が弱くなり、はずれる可能性があるとい
う問題点がある。
無くできても、使用していく中でインクによりフィルタ
ー１１２の固定が弱くなり、はずれる可能性があるとい
う問題点がある。
【００１１】さらに、フィルター１１２付近のインク流
路はフィルター１１２の固定しろを確保する必要性か
ら、形状が複雑になり易く、段差部１２０が生じ易い。
この段差部１２０に渦が発生しインクが泡立ち、気泡３
０を生じ易い。この結果、印字の安定性に大きな影響を
及ぼす可能性がある。
路はフィルター１１２の固定しろを確保する必要性か
ら、形状が複雑になり易く、段差部１２０が生じ易い。
この段差部１２０に渦が発生しインクが泡立ち、気泡３
０を生じ易い。この結果、印字の安定性に大きな影響を
及ぼす可能性がある。
【００１２】以上の問題点を解決するために、フィルタ
ーの固定には、位置合わせ、異物発生防止、耐インク能
力等に注意し、これらに不具合が無いように考慮した固
定方法が必要であった。
ーの固定には、位置合わせ、異物発生防止、耐インク能
力等に注意し、これらに不具合が無いように考慮した固
定方法が必要であった。
【００１３】一方、複数のインクを吐出するカラーイン
クジェット記録ヘッドでは、各インクに対応したインク
流路を設けなければならず、フィルター１１２が複数必
要となる。このため、単数インク流路の場合の複数倍の
部品および固定工程が必要となり、コスト、製造工数が
飛躍して増加してしまうという問題がある。
クジェット記録ヘッドでは、各インクに対応したインク
流路を設けなければならず、フィルター１１２が複数必
要となる。このため、単数インク流路の場合の複数倍の
部品および固定工程が必要となり、コスト、製造工数が
飛躍して増加してしまうという問題がある。
【００１４】そこで、本発明は従来のこのような問題点
を解決するもので、その目的とするところは、フィルタ
ー製造工程の工数を削減し、フィルターを位置ずれ、異
物発生する事なく確実に固定し、プリンターの信頼性を
確保できるインクジェット記録ヘッドを提供することに
ある。
を解決するもので、その目的とするところは、フィルタ
ー製造工程の工数を削減し、フィルターを位置ずれ、異
物発生する事なく確実に固定し、プリンターの信頼性を
確保できるインクジェット記録ヘッドを提供することに
ある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録ヘッドは、インクを吐出するノズル、インク圧力
室、インク供給口、共通インク室、供給路が連通して成
るインク流路を有し、前記インク流路が溝を構成した複
数の流路板の接合により形成され、フィルターが前記イ
ンク流路中に介在するインクジェット記録ヘッドにおい
て、前記フィルターが前記流路板と一体成形されている
ことを特徴とする。
記録ヘッドは、インクを吐出するノズル、インク圧力
室、インク供給口、共通インク室、供給路が連通して成
るインク流路を有し、前記インク流路が溝を構成した複
数の流路板の接合により形成され、フィルターが前記イ
ンク流路中に介在するインクジェット記録ヘッドにおい
て、前記フィルターが前記流路板と一体成形されている
ことを特徴とする。
【００１６】また、前記流路板が振動板であることを特
徴とする。
徴とする。
【００１７】また、前記流路板と前記フィルターを電鋳
法で一体成形したことを特徴とする。
法で一体成形したことを特徴とする。
【００１８】また、前記流路板と前記フィルターをエッ
チング法で一体成形したことを特徴とする。
チング法で一体成形したことを特徴とする。
【００１９】
【実施例】以下に本発明の実施例を図にもとづいて説明
する。
する。
【００２０】図１（ａ）は本発明の第１の実施例を示す
インクジェット記録ヘッドの構造を説明するための構造
図である。また、図１（ｂ）は、図１（ａ）のＡ−Ａ断
面図である。
インクジェット記録ヘッドの構造を説明するための構造
図である。また、図１（ｂ）は、図１（ａ）のＡ−Ａ断
面図である。
【００２１】図において、インクを吐出するノズル１、
インク圧力室２、インク供給口３、共通インク室４、供
給路７がそれぞれ連通してなるインク流路８は、溝を形
成した複数の流路板６を積層することで構成される。な
お、図示していないインクタンクからインクを供給する
供給路７が流路板６を介して共通インク室４に連通して
おり、この流路板６の供給路７との連通部には本発明の
特徴である複数の孔１３を有するフィルター１２が設け
られている。また、同流路板６のインク圧力室２相当位
置にインク圧力室２内に圧力を発生させる圧力発生素子
１５が接合されている。
インク圧力室２、インク供給口３、共通インク室４、供
給路７がそれぞれ連通してなるインク流路８は、溝を形
成した複数の流路板６を積層することで構成される。な
お、図示していないインクタンクからインクを供給する
供給路７が流路板６を介して共通インク室４に連通して
おり、この流路板６の供給路７との連通部には本発明の
特徴である複数の孔１３を有するフィルター１２が設け
られている。また、同流路板６のインク圧力室２相当位
置にインク圧力室２内に圧力を発生させる圧力発生素子
１５が接合されている。
【００２２】上記の構成によれば、インクは図示してい
ないインクタンクから供給路７を通り、フィルター１
２、共通インク室４、インク供給口３を通過しインク圧
力室２に入る。圧力発生素子１５が駆動されることでイ
ンク圧力室２内に圧力を発生し、インクはノズル１から
吐出をする。
ないインクタンクから供給路７を通り、フィルター１
２、共通インク室４、インク供給口３を通過しインク圧
力室２に入る。圧力発生素子１５が駆動されることでイ
ンク圧力室２内に圧力を発生し、インクはノズル１から
吐出をする。
【００２３】圧力発生素子１５は、インク圧力室２内に
インクをノズル１から吐出させるに足る圧力を発生させ
るものであればよい。例えば電荷が加わることで変形し
これに伴い流路板６を変形させる圧電素子や、インク圧
力室内のインクに熱を与え泡発生による圧力を発生させ
る発熱素子等がよい。本実施例では圧電素子を利用し、
電荷を加えることで図の上下方向に変形する縦振動を利
用している。
インクをノズル１から吐出させるに足る圧力を発生させ
るものであればよい。例えば電荷が加わることで変形し
これに伴い流路板６を変形させる圧電素子や、インク圧
力室内のインクに熱を与え泡発生による圧力を発生させ
る発熱素子等がよい。本実施例では圧電素子を利用し、
電荷を加えることで図の上下方向に変形する縦振動を利
用している。
【００２４】本実施例では、流路板６は厚さ１０〜１０
０μｍの光硬化成樹脂材であり、露光による硬化、現像
による成形で溝を成形する際に同時にフィルター１２の
成形を行えるため、流路板６とフィルター１２は一体と
なる。
０μｍの光硬化成樹脂材であり、露光による硬化、現像
による成形で溝を成形する際に同時にフィルター１２の
成形を行えるため、流路板６とフィルター１２は一体と
なる。
【００２５】流路板６の材質は、光硬化性樹脂に限ら
ず、要求するインク流路８の形状、およびフィルター１
２が成形可能であれば良く、ガラス、プラスチック樹
脂、セラミック、金属板等であってもよい、また、各流
路板６は同材質でなくても互いに接合可能であれば、異
材質でも良い。本実施例ではノズル１を形成してある流
路板６は鋼板やステンレス板等の金属板からなる。
ず、要求するインク流路８の形状、およびフィルター１
２が成形可能であれば良く、ガラス、プラスチック樹
脂、セラミック、金属板等であってもよい、また、各流
路板６は同材質でなくても互いに接合可能であれば、異
材質でも良い。本実施例ではノズル１を形成してある流
路板６は鋼板やステンレス板等の金属板からなる。
【００２６】さらに、供給路７は共通インク室４に連通
しているが、連通箇所はインク流路８中の何処で連通し
ても可能であればかまわない。
しているが、連通箇所はインク流路８中の何処で連通し
ても可能であればかまわない。
【００２７】図２は本発明の第２の実施例を示すインク
ジェット記録ヘッドの構造図である。
ジェット記録ヘッドの構造図である。
【００２８】図においてインク流路８は図１と同様に溝
を形成した複数の流路板６を積層することで構成されて
いる。本図では圧力発生素子として発熱素子１７が設け
られており、また、供給口３に相当する部分を形成する
流路板６にフィルター１２を設けてある。
を形成した複数の流路板６を積層することで構成されて
いる。本図では圧力発生素子として発熱素子１７が設け
られており、また、供給口３に相当する部分を形成する
流路板６にフィルター１２を設けてある。
【００２９】図１および図２の構成ではフィルター１２
は、流路板６の一部に一体形成されており、したがっ
て、従来例のようにフィルター１２と流路板６は別部品
とはならず同一部品となり、部品数を削減できる。
は、流路板６の一部に一体形成されており、したがっ
て、従来例のようにフィルター１２と流路板６は別部品
とはならず同一部品となり、部品数を削減できる。
【００３０】また、フィルター１２の固定が不要となる
ため、製造上の工数を削減できる。また、従来のように
接着および熱融着等での固定時に異物３１等を発生させ
ることなくインク流路８中の目詰まりを抑えることがで
きる。また、溶融物、または接着剤のはみ出しでフィル
ター１２の孔１３を防ぐことがなくインクの供給が安定
して確保できる さらに、従来注意する必要があったフィルター１２の位
置合わせの管理が一体となることで高精度となり、製造
が容易となる。
ため、製造上の工数を削減できる。また、従来のように
接着および熱融着等での固定時に異物３１等を発生させ
ることなくインク流路８中の目詰まりを抑えることがで
きる。また、溶融物、または接着剤のはみ出しでフィル
ター１２の孔１３を防ぐことがなくインクの供給が安定
して確保できる さらに、従来注意する必要があったフィルター１２の位
置合わせの管理が一体となることで高精度となり、製造
が容易となる。
【００３１】さらに、フィルター１２付近のインク流路
８の形状が簡単となり、従来のようなフィルター１２の
固定のために生じる段差部２０が少なくできる為、スム
ーズなインクの流れを確保でき、また渦発生による気泡
３０の発生を極力抑えることができる。よって、安定し
たインクの吐出が得られ印字信頼性が向上する。
８の形状が簡単となり、従来のようなフィルター１２の
固定のために生じる段差部２０が少なくできる為、スム
ーズなインクの流れを確保でき、また渦発生による気泡
３０の発生を極力抑えることができる。よって、安定し
たインクの吐出が得られ印字信頼性が向上する。
【００３２】図３は本発明の第３の実施例を示すインク
ジェット記録ヘッドの構造図である。
ジェット記録ヘッドの構造図である。
【００３３】本図は図１の実施例でのインク流路８を複
数化したものである。
数化したものである。
【００３４】図において、インクを吐出するノズル１、
インク圧力室２、インク供給口３、共通インク室４、供
給路７がそれぞれ連通してなる複数のインク流路８は、
溝を形成した複数の流路板６を積層することで構成され
る。なお、インク流路８には図示していないインクタン
クからインクを供給する供給路７が流路板６を介して連
通しており、この流路板６の供給路７との連通部には本
発明の特徴である複数の孔１３を有するインク流路数に
相当するフィルター１２が設けられている。
インク圧力室２、インク供給口３、共通インク室４、供
給路７がそれぞれ連通してなる複数のインク流路８は、
溝を形成した複数の流路板６を積層することで構成され
る。なお、インク流路８には図示していないインクタン
クからインクを供給する供給路７が流路板６を介して連
通しており、この流路板６の供給路７との連通部には本
発明の特徴である複数の孔１３を有するインク流路数に
相当するフィルター１２が設けられている。
【００３５】上記の構成によれば、複数のフィルター１
２は１枚の流路板６上にまとめて一体で設けられるた
め、フィルター１２の部品点数の削減効果がインク流路
８が一つの場合よりも大きく、また、製造上の工数も大
幅に削減できる。
２は１枚の流路板６上にまとめて一体で設けられるた
め、フィルター１２の部品点数の削減効果がインク流路
８が一つの場合よりも大きく、また、製造上の工数も大
幅に削減できる。
【００３６】図４は本発明の第４の実施例を示すインク
ジェット記録ヘッドの構造図である。
ジェット記録ヘッドの構造図である。
【００３７】本図は図１とインク流路８の構成は変わら
ないが、フィルター１２が設けられている流路板６の各
インク圧力室２に対応する位置に駆動素子である圧電素
子１６が接合されている。
ないが、フィルター１２が設けられている流路板６の各
インク圧力室２に対応する位置に駆動素子である圧電素
子１６が接合されている。
【００３８】図において、圧電素子１６が接合されてい
る流路板６は圧電素子１６の駆動により変形し、各イン
ク圧力室２に圧力を発生させ、ノズル１からインクを吐
出させる。上記の構成によれば、圧電素子１６の接合さ
れている流路板６はオンデマント方式のインクジェット
記録ヘッドでいうところの振動板１４の役割を果たす。
る流路板６は圧電素子１６の駆動により変形し、各イン
ク圧力室２に圧力を発生させ、ノズル１からインクを吐
出させる。上記の構成によれば、圧電素子１６の接合さ
れている流路板６はオンデマント方式のインクジェット
記録ヘッドでいうところの振動板１４の役割を果たす。
【００３９】本実施例での振動板１４は電鋳法により成
形された金属板であり、フィルター１２も振動板１４上
に電鋳法により一体成形される。
形された金属板であり、フィルター１２も振動板１４上
に電鋳法により一体成形される。
【００４０】図５は本発明の第４の実施例でのフィルタ
ー部の断面図である。
ー部の断面図である。
【００４１】この振動板１４上にフィルター１２が存在
する構成では、圧電素子１６を駆動することで振動板１
４の振動がフィルター１２部に伝わり、フィルター１２
も振動をする。
する構成では、圧電素子１６を駆動することで振動板１
４の振動がフィルター１２部に伝わり、フィルター１２
も振動をする。
【００４２】この結果フィルター１２でにトラップされ
た気泡３０、異物３１が図５（ａ）の様に特定箇所で片
寄ることなく図５（ｂ）のようにフィルター１２面全体
に均一にトラップされる。このため、特定の箇所の孔１
３が塞がれインクの流れが乱れるようなことなく安定し
た流れが確保できる。
た気泡３０、異物３１が図５（ａ）の様に特定箇所で片
寄ることなく図５（ｂ）のようにフィルター１２面全体
に均一にトラップされる。このため、特定の箇所の孔１
３が塞がれインクの流れが乱れるようなことなく安定し
た流れが確保できる。
【００４３】なお、振動板１４の振動は駆動中はランダ
ムに変化するため、一定の周波数のみがフィルター１２
に伝わることはなく、特定箇所に異物３１が集中するこ
とは少ない。
ムに変化するため、一定の周波数のみがフィルター１２
に伝わることはなく、特定箇所に異物３１が集中するこ
とは少ない。
【００４４】以上に上げた実施例において流路板６とフ
ィルター１２の一体成形には、流路板６が金属等であれ
ば電鋳法またはエッチング法、ガラスであればエッチン
グ法が有効である。両方法ともその成形精度が数ミクロ
ンのオーダーであり、同程度の寸法精度が要求される場
合には効果がある。
ィルター１２の一体成形には、流路板６が金属等であれ
ば電鋳法またはエッチング法、ガラスであればエッチン
グ法が有効である。両方法ともその成形精度が数ミクロ
ンのオーダーであり、同程度の寸法精度が要求される場
合には効果がある。
【００４５】前述したように、フィルター１２の厚さ、
面積、孔１３の寸法および形状は目的とする気泡３０お
よび異物３１のトラップ能力に応じて数μｍのオーダー
で管理されなければならないが、この両方法であれば、
孔１３の形状がマスクパターン、およびレジストパター
ンを変更することで自由に形成できる。以下に例を示
す。
面積、孔１３の寸法および形状は目的とする気泡３０お
よび異物３１のトラップ能力に応じて数μｍのオーダー
で管理されなければならないが、この両方法であれば、
孔１３の形状がマスクパターン、およびレジストパター
ンを変更することで自由に形成できる。以下に例を示
す。
【００４６】図６は本発明におけるフィルターの形状を
示す図である。
示す図である。
【００４７】図６（ａ）は孔１３を円形にした場合、図
６（ｂ）は孔１３をスリット状にした場合であり、それ
ぞれ放射状に配列してある。
６（ｂ）は孔１３をスリット状にした場合であり、それ
ぞれ放射状に配列してある。
【００４８】図６（ａ）はトラップすべき異物３１が、
膜状、薄片状、繊維状の場合に効果がある。図６（ｂ）
は非常に小さい気泡３０および異物３１をトラップした
いがフィルター１２の開口面積を流路抵抗の関係から大
きくできない場合に効果がある。
膜状、薄片状、繊維状の場合に効果がある。図６（ｂ）
は非常に小さい気泡３０および異物３１をトラップした
いがフィルター１２の開口面積を流路抵抗の関係から大
きくできない場合に効果がある。
【００４９】本発明者は、フィルター１２を図６
（ａ）、図６（ｂ）の形状に電鋳法で成形し、気泡３
０、異物３１のトラップ能力を実験した。フィルター１
２の厚さを１μｍ〜２０μｍ、孔１３の径を５〜２０μ
ｍ、スリット状の孔１３の短巾×長巾を（１０〜２０）
×１００μｍにした場合、フィルターで確実に異物をト
ラップし、ノズル径が２０〜７０μｍと小さくてもノズ
ル内の異物の目詰まりすることなく安定した吐出が得ら
れた。
（ａ）、図６（ｂ）の形状に電鋳法で成形し、気泡３
０、異物３１のトラップ能力を実験した。フィルター１
２の厚さを１μｍ〜２０μｍ、孔１３の径を５〜２０μ
ｍ、スリット状の孔１３の短巾×長巾を（１０〜２０）
×１００μｍにした場合、フィルターで確実に異物をト
ラップし、ノズル径が２０〜７０μｍと小さくてもノズ
ル内の異物の目詰まりすることなく安定した吐出が得ら
れた。
【００５０】また、孔１３の形状および寸法は同一種類
に限定する必要はなく、複数の種類を組み合わせてもよ
い。また、孔１３の配置も放射状に限定する必要はな
い。また、フィルター外形状は円形だけでなく、インク
流路８の形状にあわせ、矩形、楕円形、三角形等にして
もよい。
に限定する必要はなく、複数の種類を組み合わせてもよ
い。また、孔１３の配置も放射状に限定する必要はな
い。また、フィルター外形状は円形だけでなく、インク
流路８の形状にあわせ、矩形、楕円形、三角形等にして
もよい。
【００５１】流路板６が振動板１４の場合はその板厚が
数μｍの厚さを要求される場合がある。この場合は、フ
ィルター１２部の厚さも当然薄くなりやすく、また、フ
ィルター１２部は孔１３が開いているため特に破れ易
い。この様な場合は、図５（ｃ）に示す様に、フィルタ
ー１２面の一部に橋部４０を設け、フィルター１２部を
補強することでフィルターの強度向上が狙える。橋部４
０の形状、寸法、配置等は要求するフィルター１２の強
度や気泡、異物のトラップ能力に応じて対応できる。
数μｍの厚さを要求される場合がある。この場合は、フ
ィルター１２部の厚さも当然薄くなりやすく、また、フ
ィルター１２部は孔１３が開いているため特に破れ易
い。この様な場合は、図５（ｃ）に示す様に、フィルタ
ー１２面の一部に橋部４０を設け、フィルター１２部を
補強することでフィルターの強度向上が狙える。橋部４
０の形状、寸法、配置等は要求するフィルター１２の強
度や気泡、異物のトラップ能力に応じて対応できる。
【００５２】以上に述べた実施例において、同一色のの
インク流路８に対し１つのフィルターを設けたが、それ
に限らず、図７のように複数のフィルターを並列に設け
てもよい。また、フィルターを一つのインク流路中に直
列に複数設けてもよい。
インク流路８に対し１つのフィルターを設けたが、それ
に限らず、図７のように複数のフィルターを並列に設け
てもよい。また、フィルターを一つのインク流路中に直
列に複数設けてもよい。
【００５３】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録ヘッドは、
そのインク流路が溝を構成した複数の流路板の接合から
形成され、この流路板には溝形成時に流路板と一体成形
したフィルターが設けられているので、フィルターと流
路板は別部品とはならず同一部品となり、部品数、製造
工数を削減でき、フィルターの位置管理が容易となる。
そのインク流路が溝を構成した複数の流路板の接合から
形成され、この流路板には溝形成時に流路板と一体成形
したフィルターが設けられているので、フィルターと流
路板は別部品とはならず同一部品となり、部品数、製造
工数を削減でき、フィルターの位置管理が容易となる。
【００５４】また、フィルターの固定が不要となり、従
来のような固定時の異物発生、フィルター破損等の不具
合を抑えることができる。
来のような固定時の異物発生、フィルター破損等の不具
合を抑えることができる。
【００５５】さらに、フィルター付近のインク流路形状
が簡単となり、スムーズなインクの流れを確保し、渦発
生による気泡の発生を極力抑えることができる。この結
果、インクの供給が安定して確保でき、インク流路の目
詰まりやインク吐出に関する信頼性が向上する。
が簡単となり、スムーズなインクの流れを確保し、渦発
生による気泡の発生を極力抑えることができる。この結
果、インクの供給が安定して確保でき、インク流路の目
詰まりやインク吐出に関する信頼性が向上する。
【００５６】さらに、インク流路の複数化の際、複数の
フィルターが１枚の流路板上にまとめて一体で設けられ
るため、製造工数が大幅に削減できる。
フィルターが１枚の流路板上にまとめて一体で設けられ
るため、製造工数が大幅に削減できる。
【００５７】また、流路板およびフィルターを電鋳法、
エッチング法で形成することで、フィルターの厚さ、面
積、孔の寸法および形状が、目的とする気泡および異物
のトラップ能力に応じて数μｍのオーダーで自由に形成
できる。
エッチング法で形成することで、フィルターの厚さ、面
積、孔の寸法および形状が、目的とする気泡および異物
のトラップ能力に応じて数μｍのオーダーで自由に形成
できる。
【図１】本発明の第１の実施例を示すインクジェット記
録ヘッドの構造を説明するための構造図である。
録ヘッドの構造を説明するための構造図である。
【図２】本発明の第２の実施例を示すインクジェット記
録ヘッドの構造図である。
録ヘッドの構造図である。
【図３】本発明の第３の実施例を示すインクジェット記
録ヘッドの構造図である。
録ヘッドの構造図である。
【図４】本発明の第４の実施例を示すインクジェット記
録ヘッドの構造図である。
録ヘッドの構造図である。
【図５】本発明の第４の実施例でのフィルター部の断面
図である。
図である。
【図６】本発明におけるフィルターの形状を示す図であ
る。
る。
【図７】本発明におけるフィルターの配置を示す図であ
る。
る。
【図８】従来のインクジェット記録ヘッドの構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図９】従来のインクジェット記録ヘッドの構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図１０】従来のインクジェット記録ヘッドのフィルタ
ー部の断面図である。
ー部の断面図である。
【図１１】従来のインクジェット記録ヘッドのフィルタ
ー部の断面図である。
ー部の断面図である。
１ ノズル ２ インク圧力室 ３ インク供給口 ４ 共通インク室 ５ 溝 ６ 流路板 ７ 供給路 ８ インク流路 １０ インクジェットヘッド基板 １１ インク １２ フィルター １３ 孔 １４ 振動板 １５ 圧力発生素子 １６ 圧電素子 １７ 発熱素子 ２０ 段差部 ３０ 気泡 ３１ 異物 ４０ 橋部
Claims (4)
- 【請求項１】 インクを吐出するノズル、インク圧力
室、インク供給口、共通インク室、供給路が連通して成
るインク流路を有し、前記インク流路が溝を構成した複
数の流路板の接合により形成され、フィルターが前記イ
ンク流路中に介在するインクジェット記録ヘッドにおい
て、 前記フィルターが前記流路板と一体成形されていること
を特徴とするインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項２】 前記流路板が振動板であることを特徴と
する請求項１記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項３】 前記流路板と前記フィルターを電鋳法で
一体成形したことを特徴とする請求項１または請求項２
記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項４】 前記流路板と前記フィルターをエッチン
グ法で一体成形したことを特徴とする請求項１または請
求項２記載のインクジェット記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4296693A JPH06255101A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | インクジェット記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4296693A JPH06255101A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | インクジェット記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06255101A true JPH06255101A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12650787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4296693A Pending JPH06255101A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | インクジェット記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06255101A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001315353A (ja) * | 2000-05-08 | 2001-11-13 | Konica Corp | インクジェットのプリンタヘッド |
| US6616270B1 (en) | 1998-08-21 | 2003-09-09 | Seiko Epson Corporation | Ink jet recording head and ink jet recording apparatus comprising the same |
| EP1403063A1 (en) | 2002-09-25 | 2004-03-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head, filter assembly used for manufacturing the ink-jet head, and method for manufacturing the ink-jet head using the filter assembly |
| JP2004338401A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-12-02 | Hewlett-Packard Development Co Lp | インクジェットプリントヘッド |
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| US6955427B2 (en) | 1997-03-28 | 2005-10-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet head capable of reliably removing air bubbles from ink |
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| US7040737B2 (en) | 1997-03-28 | 2006-05-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet recording device |
| US7121649B2 (en) | 2003-08-14 | 2006-10-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head and reservoir unit included in ink-jet head |
| US7229159B2 (en) | 2003-08-14 | 2007-06-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head |
| JP2013525155A (ja) * | 2010-04-27 | 2013-06-20 | イーストマン コダック カンパニー | 粒子耐性フィルタを含むプリントヘッド |
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| US8974040B2 (en) | 2010-12-17 | 2015-03-10 | Ricoh Company, Ltd. | Liquid droplet ejection head, image forming apparatus including same, and method for cleaning same |
| JP2015058583A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 株式会社リコー | 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 |
| CN106232365A (zh) * | 2014-04-24 | 2016-12-14 | 株式会社理光 | 使墨水循环流动的喷墨头 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP4296693A patent/JPH06255101A/ja active Pending
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| EP1403063A1 (en) | 2002-09-25 | 2004-03-31 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head, filter assembly used for manufacturing the ink-jet head, and method for manufacturing the ink-jet head using the filter assembly |
| US7753513B2 (en) | 2002-09-25 | 2010-07-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head, filter assembly used for manufacturing the ink-jet head, and method for manufacturing the ink-jet head using the filter assembly |
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| US7244020B2 (en) | 2003-12-01 | 2007-07-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Inkjet head, filter plate for inkjet head, and method of manufacturing filter plate |
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| JP2017513740A (ja) * | 2014-04-24 | 2017-06-01 | 株式会社リコー | インクを循環させるインクジェットヘッド |
| JP2018130967A (ja) * | 2014-04-24 | 2018-08-23 | 株式会社リコー | インクを循環させるインクジェットヘッド |
| CN106232365B (zh) * | 2014-04-24 | 2018-09-28 | 株式会社理光 | 使墨水循环流动的喷墨头 |
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