JPH06253194A - カメラのズームレバー機構 - Google Patents
カメラのズームレバー機構Info
- Publication number
- JPH06253194A JPH06253194A JP5063059A JP6305993A JPH06253194A JP H06253194 A JPH06253194 A JP H06253194A JP 5063059 A JP5063059 A JP 5063059A JP 6305993 A JP6305993 A JP 6305993A JP H06253194 A JPH06253194 A JP H06253194A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zoom
- zoom lever
- camera
- lever
- lever mechanism
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオカメラのズームレバー操作をシーソー
動作型から回動動作型に変えることにより、操作性を向
上したズームレバー機構を実現すること。 【構成】 撮像素子と光学系を有するカメラ部1にホル
ダ3を設け、ズームレバー10を回動自在に取付ける。
そして円弧状の外周側面にローレット10bを設け、ズ
ームレバー10をカメラの光軸に沿って前後に押圧する
と、光学系がテ望遠側又は広角側に制御される。こうす
ると1本の指でズーム機能が動作し、二重押しによる誤
動作や軸振れがなくなる。
動作型から回動動作型に変えることにより、操作性を向
上したズームレバー機構を実現すること。 【構成】 撮像素子と光学系を有するカメラ部1にホル
ダ3を設け、ズームレバー10を回動自在に取付ける。
そして円弧状の外周側面にローレット10bを設け、ズ
ームレバー10をカメラの光軸に沿って前後に押圧する
と、光学系がテ望遠側又は広角側に制御される。こうす
ると1本の指でズーム機能が動作し、二重押しによる誤
動作や軸振れがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ又はテレ
ビカメラのズームレバー機構に関するものである。
ビカメラのズームレバー機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年ビデオカメラ又はテレビカメラで
は、本体の小型化に伴いカメラ部の小型化が要求されて
いる。1つのカメラユニットで多彩な画像を撮影するた
め、ズーム機構を採用したビデオカメラが増加してお
り、そのズーム操作をレバーで行うものが主流となって
いる。
は、本体の小型化に伴いカメラ部の小型化が要求されて
いる。1つのカメラユニットで多彩な画像を撮影するた
め、ズーム機構を採用したビデオカメラが増加してお
り、そのズーム操作をレバーで行うものが主流となって
いる。
【0003】従来のビデオカメラ又はテレビカメラのズ
ームレバー機構について図5,図6を参照しつつ説明す
る。図5は従来例のズーム機構付きのビデオカメラの外
観を示す斜視図である。本図においてカメラ部1は、図
示しない撮像素子と、被写体を撮像素子上に結像するた
めの光学系を内蔵したカメラ本体である。光学系は自動
焦点機構及びズーム機構を有し、そのズーム操作はズー
ムレバー2によって行われる。
ームレバー機構について図5,図6を参照しつつ説明す
る。図5は従来例のズーム機構付きのビデオカメラの外
観を示す斜視図である。本図においてカメラ部1は、図
示しない撮像素子と、被写体を撮像素子上に結像するた
めの光学系を内蔵したカメラ本体である。光学系は自動
焦点機構及びズーム機構を有し、そのズーム操作はズー
ムレバー2によって行われる。
【0004】図6はズームレバー2の構成を示す側面図
である。ズームレバー2はカメラ部1の上面又は側面の
ホルダ3に取付けられ、ホルダ3内の支軸2aを中心に
回動自在となっている。ズームレバー2は支軸2aを中
心に光軸方向の前後に凸部2b,2cを夫々有してい
る。例えば凸部2bを押圧すると光学系が望遠側とな
り、凸部2cを押圧すると広角側となる。グリップベル
ト4はホルダ3の前後に懸けられたベルトであり、ビデ
オカメラの使用者が右手又は左手を挿入し、カメラ部1
を保持するために設けられている。
である。ズームレバー2はカメラ部1の上面又は側面の
ホルダ3に取付けられ、ホルダ3内の支軸2aを中心に
回動自在となっている。ズームレバー2は支軸2aを中
心に光軸方向の前後に凸部2b,2cを夫々有してい
る。例えば凸部2bを押圧すると光学系が望遠側とな
り、凸部2cを押圧すると広角側となる。グリップベル
ト4はホルダ3の前後に懸けられたベルトであり、ビデ
オカメラの使用者が右手又は左手を挿入し、カメラ部1
を保持するために設けられている。
【0005】このように構成されたビデオカメラを用い
てズーム操作を行うには、例えば左手の親指を除く他の
指をグリップベルト4に挿入し、カメラ部1を保持す
る。そして人差指と中指を夫々凸部2b,2cに接触さ
せ、いずれか一方の指を押圧することによりズームレバ
ー2をシーソー動作させていた。
てズーム操作を行うには、例えば左手の親指を除く他の
指をグリップベルト4に挿入し、カメラ部1を保持す
る。そして人差指と中指を夫々凸部2b,2cに接触さ
せ、いずれか一方の指を押圧することによりズームレバ
ー2をシーソー動作させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ビデオカメラの使用者
は人差指,中指の2本の指を用い、ズームレバー2を操
作する場合が多く、不慣れな場合や急な撮影の場合、例
えば2つの指で凸部2b,2cを同時に押圧したりす
る。そうすると意図したズーム操作が正確に行えない。
又むやみにズームレバー2を押圧すると、カメラ部2の
光軸が振動し、いわゆるカメラ振れを引き起こすという
問題があった。
は人差指,中指の2本の指を用い、ズームレバー2を操
作する場合が多く、不慣れな場合や急な撮影の場合、例
えば2つの指で凸部2b,2cを同時に押圧したりす
る。そうすると意図したズーム操作が正確に行えない。
又むやみにズームレバー2を押圧すると、カメラ部2の
光軸が振動し、いわゆるカメラ振れを引き起こすという
問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、ズーム機能の誤動作を少なくす
る共に、簡単な構成のビデオカメラ又はテレビカメラの
ズームレバー機構を実現することを目的とする。
なされたものであって、ズーム機能の誤動作を少なくす
る共に、簡単な構成のビデオカメラ又はテレビカメラの
ズームレバー機構を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、撮影視野を拡大又は縮小するズーム機構を備えたカ
メラのズームレバー機構であって、カメラ本体の一部に
支軸を介して回動自在に取り付られ、カメラの光軸方向
に回動させることによって視野の縮小又は拡大側に光学
系を制御するズームレバーを具備することを特徴とする
ものである。
は、撮影視野を拡大又は縮小するズーム機構を備えたカ
メラのズームレバー機構であって、カメラ本体の一部に
支軸を介して回動自在に取り付られ、カメラの光軸方向
に回動させることによって視野の縮小又は拡大側に光学
系を制御するズームレバーを具備することを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、ズー
ムレバーを支軸を介してカメラの光軸方向に回動自在に
取付け、一方の手の指のうち任意の一本でズームレバー
を操作すると、広角又は望遠の信号が出力される。こう
すると光学系が制御が容易となり、軸ぶれが少なくな
る。
ムレバーを支軸を介してカメラの光軸方向に回動自在に
取付け、一方の手の指のうち任意の一本でズームレバー
を操作すると、広角又は望遠の信号が出力される。こう
すると光学系が制御が容易となり、軸ぶれが少なくな
る。
【0010】
【実施例】本発明の第一実施例におけるカメラのズーム
レバー機構について図1,図2を参照しつつ説明する。
図1は本実施例のズーム機構付きのビデオカメラの外観
を示す斜視図である。本図においてカメラ部1,ホルダ
3,グリップベルト4が設けられていることは従来例と
同一であり、その説明は省略する。
レバー機構について図1,図2を参照しつつ説明する。
図1は本実施例のズーム機構付きのビデオカメラの外観
を示す斜視図である。本図においてカメラ部1,ホルダ
3,グリップベルト4が設けられていることは従来例と
同一であり、その説明は省略する。
【0011】図1のズームレバー10は従来例と同様
に、光学系のズーム操作を指示するレバーである。図2
の側面図に示すように、ズームレバー10はホルダ3に
取り付けられた支軸10aを中心に回動自在に保持され
ている。ズームレバー10は略扇形をしており、その円
弧状の外周側面は支軸10aと平行になるようローレッ
ト(きざみ)10bが形成されている。ローレット10
bはビデオカメラの使用者がズーム操作時に、グリップ
ベルト4に挿入した特定の指がズームレバー10を時計
方向(cw)、又は反時計方向(ccw)に押圧しやす
くするために設けられたものである。ズームレバー10
は、その回動運動により図示しない2つのスイッチがオ
ンオフ動作することにより、望遠及び広角に切り換える
切換信号を出力するものとする。
に、光学系のズーム操作を指示するレバーである。図2
の側面図に示すように、ズームレバー10はホルダ3に
取り付けられた支軸10aを中心に回動自在に保持され
ている。ズームレバー10は略扇形をしており、その円
弧状の外周側面は支軸10aと平行になるようローレッ
ト(きざみ)10bが形成されている。ローレット10
bはビデオカメラの使用者がズーム操作時に、グリップ
ベルト4に挿入した特定の指がズームレバー10を時計
方向(cw)、又は反時計方向(ccw)に押圧しやす
くするために設けられたものである。ズームレバー10
は、その回動運動により図示しない2つのスイッチがオ
ンオフ動作することにより、望遠及び広角に切り換える
切換信号を出力するものとする。
【0012】このように構成されたビデオカメラを用い
てズーム操作を行うには、一方の手をグリップベルト4
に挿入し、カメラ部1を保持する。そして任意の1本の
指をズームレバー10に当ててcw方向に回動すると望
遠側の信号が出力され、ccw方向に回動すると広角側
の信号が出力される。
てズーム操作を行うには、一方の手をグリップベルト4
に挿入し、カメラ部1を保持する。そして任意の1本の
指をズームレバー10に当ててcw方向に回動すると望
遠側の信号が出力され、ccw方向に回動すると広角側
の信号が出力される。
【0013】このようにズームレバー10の操作面にロ
ーレット10bが形成されているので、任意の指を用い
てズームレバー10を繊細に操作することができ、ビデ
オカメラの使用者が意図した状態にズーム機能を動作さ
せることができる。又残りの指を例えば他の操作部に当
てることが可能となり、ズーム操作と合わせて他の動作
も同時に制御することができる。更にズームレバー10
に対する指の操作が穏やかになり、カメラ部1の軸ぶれ
も防止することができる。
ーレット10bが形成されているので、任意の指を用い
てズームレバー10を繊細に操作することができ、ビデ
オカメラの使用者が意図した状態にズーム機能を動作さ
せることができる。又残りの指を例えば他の操作部に当
てることが可能となり、ズーム操作と合わせて他の動作
も同時に制御することができる。更にズームレバー10
に対する指の操作が穏やかになり、カメラ部1の軸ぶれ
も防止することができる。
【0014】次に本発明の第2実施例のカメラのズーム
レバー機構について図3,図4を参照しつつ簡単に説明
する。図3は本実施例のズーム機構付きのビデオカメラ
の外観を示す斜視図であり、図4(a),(b)はズー
ムレバーの拡大図面である。尚、第1実例例のカメラと
同一部分は同一の符号をつけて説明は省略する。図4
(a)に示すように、ズームレバー20は操作部20a
とアーム部20bが一体に形成されたもので、支軸20
cを中心に回動自在となっている。操作部20aの側面
形状は多角形をしており、各辺は円弧状に切欠かれてロ
ーレット面が形成され、指を引っ掛けやすくしている。
レバー機構について図3,図4を参照しつつ簡単に説明
する。図3は本実施例のズーム機構付きのビデオカメラ
の外観を示す斜視図であり、図4(a),(b)はズー
ムレバーの拡大図面である。尚、第1実例例のカメラと
同一部分は同一の符号をつけて説明は省略する。図4
(a)に示すように、ズームレバー20は操作部20a
とアーム部20bが一体に形成されたもので、支軸20
cを中心に回動自在となっている。操作部20aの側面
形状は多角形をしており、各辺は円弧状に切欠かれてロ
ーレット面が形成され、指を引っ掛けやすくしている。
【0015】このようなズームレバー20は、図3に示
すようにホルダ3の開口部3a内に挿入され、支軸20
cに軸支される。尚、支軸20cにはポテンショメータ
(図示せず)が結合され、ズームレバー20の回動角に
応じた信号が出力される。そしてポテンショメータの信
号レベルに対応して、光学系が広角側又は望遠側に制御
される。
すようにホルダ3の開口部3a内に挿入され、支軸20
cに軸支される。尚、支軸20cにはポテンショメータ
(図示せず)が結合され、ズームレバー20の回動角に
応じた信号が出力される。そしてポテンショメータの信
号レベルに対応して、光学系が広角側又は望遠側に制御
される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
動自在のズームレバーを設けることにより、カメラのズ
ーム機能の誤動作を少なくすると共に、ズーム操作に伴
うカメラの軸振れを防止することができる。
動自在のズームレバーを設けることにより、カメラのズ
ーム機能の誤動作を少なくすると共に、ズーム操作に伴
うカメラの軸振れを防止することができる。
【図1】本発明の第1実施例におけるズームレバー機構
を有するビデオカメラの斜視図である。
を有するビデオカメラの斜視図である。
【図2】第1実施例のズームレバーの構成を示す側面図
である。
である。
【図3】本発明の第2実施例におけるズームレバー機構
を有するビデオカメラの斜視図である。
を有するビデオカメラの斜視図である。
【図4】第2実施例のズームレバーの構成を示す拡大図
である。
である。
【図5】従来のズームレバー機構を有するビデオカメラ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】従来のズームレバーの構成例を示す側面図であ
る。
る。
1 カメラ部 3 ホルダ 3a 開口部 4 グリップベルト 10,20 ズームレバー 10a,20c 支軸 10b ローレット 20a 操作部 20b アーム部
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影視野を拡大又は縮小するズーム機構
を備えたカメラのズームレバー機構であって、 カメラ本体の一部に支軸を介して回動自在に取り付ら
れ、カメラの光軸方向に回動させることによって視野の
縮小又は拡大側に光学系を制御するズームレバーを具備
することを特徴とするカメラのズームレバー機構。 - 【請求項2】 前記ズームレバーは、扇形形状を有する
ものであることを特徴とする請求項1記載のカメラのズ
ームレバー機構。 - 【請求項3】 前記ズームレバーは、略多角形の操作部
と棒状のアーム部が一体に形成されたものであることを
特徴とする請求項1記載のカメラのズームレバー機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063059A JPH06253194A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | カメラのズームレバー機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063059A JPH06253194A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | カメラのズームレバー機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06253194A true JPH06253194A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=13218400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5063059A Pending JPH06253194A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | カメラのズームレバー機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06253194A (ja) |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5063059A patent/JPH06253194A/ja active Pending
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