JPH06253102A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH06253102A
JPH06253102A JP5035817A JP3581793A JPH06253102A JP H06253102 A JPH06253102 A JP H06253102A JP 5035817 A JP5035817 A JP 5035817A JP 3581793 A JP3581793 A JP 3581793A JP H06253102 A JPH06253102 A JP H06253102A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP5035817A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuhito Uefuru
琢人 上古
Atsushi Nakamura
淳 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP5035817A priority Critical patent/JPH06253102A/ja
Publication of JPH06253102A publication Critical patent/JPH06253102A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動露光を行なうための最適なデータを得る
こと。 【構成】 読取部21によって原稿をの入出力比で読
み取り、この読み取った量子化データからヒストグラム
を作成する。このヒストグラムから濃度の濃いフィルム
であると判断された場合には、引き続いて原稿をの入
出力比で読み取る。また、濃度の薄いフィルムであると
判断された場合には、の入出力比のまま原稿を読み取
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一枚の原稿を領域によ
って異なる条件で読み取ることができる画像読取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】原稿画像の透過光や反射光をCCD等の
受光素子で受光することで画像を読み取る画像読取装置
は従来から一般的に知られている。この画像読取装置に
よって読み取られた画像をプリンタなどによって再生す
る場合、再生された画像において文字や図などの画像部
と背景部とのコントラストがはっきりしている(画像は
黒く、背景はかぶっていない)ことが望ましい。再生さ
れた画像のコントラストを高めるには、画像読取装置が
読み取った画像の内、どの部分が背景部かを判断し、そ
れに応じて画像読取装置が得た画像データを処理する必
要がある。
【0003】ところが、原稿画像の濃度は原稿ごとに違
うので、このため原稿画像を読み取る前に所定の条件で
プリスキャンして原稿の濃度を検出し、その結果に応じ
て動作条件を変えて原稿画像を読み取ることが良く知ら
れている。
【0004】この動作条件を設定するのに一般的には自
動露光(AE)が行なわれる。このAEは図7に示して
あるフローチャートに示すような処理を経て行なわれる
ことになる。まず、プリスキャン時に検出された画像濃
度に応じ量子化されたデジタルの画像データを入力し
(S1)、データ整理を行なってこの量子化データと度
数との関係を示すたとえば図8に示すようなヒストグラ
ムを作成する(S2)。次に、この作成されたヒストグ
ラムから後述する画像処理パラメータを決定する(S
3)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにして動作条件を変えても、原稿画像の黒い部分
(ネガでは背景部,ポジでは画像部)は、フィルム濃度
と透過光量との関係が図9に示すような曲線を呈するこ
とから[フィルム濃度は、log(入射光量/透過光
量)であらわされる。]、フィルム濃度が少々変化して
も透過光量や反射光量が変化せず、その濃度の検出は暗
電流やチップ間の誤差に影響され易くなる。したがっ
て、所定の条件でプリスキャンする従来のAE方法で
は、濃い黒の部分の濃度の検出精度が低くなり、読み取
った画像を再生した場合文字が薄くなったり背景がかぶ
ったりしてしまうことがあるという不具合がある。
【0006】そこで本発明では、一枚の原稿を領域によ
って異なる条件で読み取るようにして最適なAEデータ
を得ることができる画像読取装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、原稿画像を読み取って画像データを出力す
る読取手段と、該読取手段の動作条件を設定する読取条
件設定手段と、前記読取手段から出力された画像データ
を処理する処理手段と、一枚の原稿を領域によって異な
る動作条件で読み取るよう、前記読取手段及び前記読取
条件設定手段を制御する制御手段と、該制御手段の制御
下で前記読取手段から出力された画像データに基づき、
前記処理手段の動作条件を設定する処理条件設定手段と
を有することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このように構成された本発明の画像読取装置は
次のように作用する。制御手段は一枚の原稿をその領域
によって異なる動作条件で読み取るように読取手段及び
読取条件設定手段を制御する。読取手段は制御手段の制
御の下で原稿画像を読み取って画像データを出力し、読
取条件設定手段は制御手段の制御の下でこの読取手段の
動作条件を設定する。処理条件設定手段は処理手段の動
作条件を設定し、処理手段はこの設定された動作条件に
したがって読取手段から出力された画像データを処理す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の画像読取装置の光学系の
概略を示す図であり、図2は、この装置の制御系の構成
を示す。
【0010】ランプ1から照射された光は、ミラー2,
コンデンサレンズ3を介してアパーチャカード(APカ
ード)4の縦方向1ラインを投影する。この投影された
光はPレンズ5を介してミラー6,7,8,9,10を
通りハーフミラー11に到達し、透過方向と反射方向と
にそれぞれ均等に分散される。この分散された光は読取
手段としての2つのCCD12,13によって読み取ら
れる。CCD12,13は1ラインの画像をぞれぞれ半
分づつ読み取るようになっているので、アパーチャカー
ド4のフィルム画像の全体を読み取るためには、アパー
チャカード4を横方向にスキャンする。
【0011】この画像の読み取りは図2に示してあるC
PU20によって行なわれる。CPU20には上記の2
つのCCD12,13からの信号を256段階に量子化
された画像データに変換する画像読取部21(詳細な構
成は図3に示す)が接続されているが、この画像読取部
21からはアパーチャカード4の画像を読み取った結果
が画像データとして出力される。読み取られた画像は画
像処理部22によって出力信号に変換されて外部に出力
される。
【0012】ROM23はCPU20が処理すべきプロ
グラムが格納されているメモリであり、RAM24はC
CD12,13によって読み取られた画像データを一旦
記憶するためのメモリである。操作部25は画像読取装
置の操作を行なうためのスイッチなどであり、スキャン
モータ26はアパーチャカード4を横方向にスキャンさ
せるためのモータである。
【0013】上記の画像読取部21の詳細な構成は図3
に示すようになっている。同図中CCD読取部30は、
CCD12,13の蓄積した電荷を取り込む部分であ
り、この電荷は各ドットごとにサンプルホールド回路3
1によってノイズの少ない画像データ(電圧値)として
ホールドされる。分圧回路32はこのサンプルホールド
回路31からの電圧を分圧する回路であり、この分圧さ
れた電圧はアンプ33によって所定の倍率に増幅され
る。この増幅後の電圧はA/D変換部34によってアナ
ログ値から256段階のディジタル値に変換され、CP
U20に画像データとして供給される。
【0014】上記のように構成した本発明の画像読取装
置の動作を示す本実施例においては、フィルム濃度の判
定を画像読取部21の動作条件,つまり読取パラメータ
を変化させて正確に行なえるようにしている。具体的に
は、画像読取部21の読取パラメータを時間的に変化さ
せるものが例示してある。
【0015】読取パラメータを変える方法として最も有
効なものはCCD12,13の読取光量を変える方法で
あるが、これを実現するにはランプ1の光量を変化させ
る方法とCCD12,13の電荷蓄積時間を変化させる
方法とがある。ランプ1の光量を変化させる方法では、
ランプ1の光量が安定するのに2,3秒の時間を要する
ことから、本実施例ではCCD12,13の電荷蓄積時
間を変化させる方法を採っている。
【0016】そして、以上のような構成の画像読取装置
は図4のフローチャートのように動作する。まず、CP
U20は画像読取部21の読取パラメータを図5に示す
ように設定する。すなわち、図5(A)に示すように画
像読取部21を原稿の左側からスキャンを開始してから
同図(B)に示すの時間が経過するまでは、CCD1
2,13,…の電荷蓄積時間を短くするようにしての
ように入出力比を小さく設定する(S10)。そして、
スキャンモータ26をの時間駆動して画像読取部21
を移動させ、その間に読み込んだ画像データをRAM2
4に一旦記憶させる(S11)。CPU20はRAM2
4に記憶されている画像データに基づいてフィルム濃度
を大まかに把握するための濃淡判別用ヒストグラムを作
成する(S12)。このヒストグラムからフィルム濃度
が適当(比較的薄い)であると判断された場合には、同
図(C)に示すように入出力比の条件をそのままにし
て、さらにスキャンモータ26を駆動して画像読取部2
1を移動させ、原稿の残り部分のスキャンを行なう(S
13)。
【0017】一方、S12のステップにおいて作成され
たヒストグラムからフィルム濃度が適当でない(比較的
濃い)と判断された場合、換言すれば入出力比を大きく
する必要があると判断された場合には、の時間の経過
後、の時間CCD12,13,…の電荷蓄積時間を長
くするようにしてのように入出力比を大きく設定する
(S14)。そして、さらにスキャンモータ26を駆動
して画像読取部21を移動させ、原稿の残り部分のスキ
ャンを行なう。CPU20はスキャンモータ26をの
時間駆動して画像読取部21を移動させ、このの時間
中に読み込んだ画像データをRAM24に一旦記憶させ
る(S15)。
【0018】CPU20はRAM24に記憶されている
この画像データに基づいてパラメータ設定用のヒストグ
ラムを作成する(S16)。このパラメータ設定用のヒ
ストグラムから画像処理パラメータが決定されるわけで
あるが、この画像処理パラメータは、下地処理のための
閾値,rカーブの傾き,2値化閾値等である。これらが
最適に設定されることで良好な出力画像が得られるよう
になる。
【0019】このように入出力比を変化させることで最
適な画像パラメータを得ることができる理由は次の通り
である。図8に示してあるヒストグラムは、バックグラ
ウンド濃度の濃いネガフィルムを読み取った場合の量子
化データから作成したものである。同図の(A)で示す
ものは、入出力比をに設定した場合のヒストグラムで
あり、(B)で示すものは、入出力比をに設定した場
合のヒストグラムである。マイクロフィルムの場合に
は、下地部分のデータを多く読み取るために下地濃度付
近で度数が最大となる。これは、ネガフィルムでは下地
部分が黒いことから透過光量が少なく、その結果CCD
の受光量が少なくなって量子化のデータが小さくなるた
めである。このことを利用して度数が最大となる読み取
り濃度を用いてフィルム濃度を判定する。同図(B)に
示してあるものは、(A)のものに比較して広がりを持
つためにより細かなフィルムの判定が可能となる。この
ようなヒストグラムによってフィルムの判定を正確に行
なえるようになるので、結果として最適な画像処理パラ
メータを設定することができる。
【0020】なお、本実施例においては画像読取部21
のパラメータとしてCCDの電荷蓄積時間を変化させる
ものを例示したが、ランプ光量,リファレンス電圧,ア
ンプの増幅量,分圧回路の抵抗値を変化させることによ
っても本発明の目的を達成させることができる。
【0021】また、本実施例では、画像読み取りの最初
の部分を濃淡判別した後で画像読み取りパラメータを設
定しているが、図6に示すように千鳥状に配置されたラ
インセンサの奇数番目と偶数番目とで異なる画像読み取
りパラメータを設定しておき、読み取り後画像の濃淡を
判別し、奇数番目の画像のデータを用いるか偶数番目の
画像データを用いるかを決定しても良い。さらに、CC
Dアレイを用いる場合には、アレイごとに読み取りパラ
メータを設定しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、1枚
の原稿を領域によって異なる条件で読み取るようにした
ので、自動露光を行なうための最適なデータを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像読取装置の光学系の概略を
示す図である。
【図2】本発明にかかる画像読取装置の制御系のブロッ
ク図である。
【図3】図2に示した画像読取部の構成を示すブロック
図である。
【図4】図2に示した装置の動作を示すフローチャート
である。
【図5】図4のフローチャートの動作説明に供する図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
【図7】従来の自動露光の処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】量子化データに関するヒストグラムの一例を示
す図である。
【図9】フィルム濃度と透過光量との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
12,13…CCD(読取手段) 20…CPU(読取条件設定手段,処理手段,制御手
段,処理条件設定手段) 21…画像読取部(読取手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読み取って画像データを出力す
    る読取手段と、 該読取手段の動作条件を設定する読取条件設定手段と、 前記読取手段から出力された画像データを処理する処理
    手段と、 一枚の原稿を領域によって異なる動作条件で読み取るよ
    う、前記読取手段及び前記読取条件設定手段を制御する
    制御手段と、 該制御手段の制御下で前記読取手段から出力された画像
    データに基づき、前記処理手段の動作条件を設定する処
    理条件設定手段とを有することを特徴とする画像読取装
    置。
JP5035817A 1993-02-24 1993-02-24 画像読取装置 Pending JPH06253102A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5035817A JPH06253102A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5035817A JPH06253102A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 画像読取装置

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Publication Number Publication Date
JPH06253102A true JPH06253102A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12452500

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JP5035817A Pending JPH06253102A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 画像読取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010166550A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Genesys Logic Inc 光源輝度補償機能を有する画像プロセッサ、輝度補償装置及びスキャニングシステム並びにその方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010166550A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Genesys Logic Inc 光源輝度補償機能を有する画像プロセッサ、輝度補償装置及びスキャニングシステム並びにその方法

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