JPH0625282Y2 - 卓上切断機の下限位置ストツパ - Google Patents

卓上切断機の下限位置ストツパ

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Publication number
JPH0625282Y2
JPH0625282Y2 JP9118586U JP9118586U JPH0625282Y2 JP H0625282 Y2 JPH0625282 Y2 JP H0625282Y2 JP 9118586 U JP9118586 U JP 9118586U JP 9118586 U JP9118586 U JP 9118586U JP H0625282 Y2 JPH0625282 Y2 JP H0625282Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
stopper
lower limit
limit position
circular saw
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9118586U
Other languages
English (en)
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JPS62203002U (ja
Inventor
繁春 牛渡
正之 佐藤
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Publication date
Application filed by 株式会社日立工機原町 filed Critical 株式会社日立工機原町
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、この刃の下限位置を規制する卓上切断機の下
限位置ストッパに関するものである。
〔従来の技術〕
従来技術を第5図により説明する。
ホルダ4のフェンス3側の側面にボルト13をねじ嵌合
させ、ナット14で固定している。丸のこ部6の下部に
ボルト13と対向する位置にボルト13の当接面が平面
状に形成されたストッパ15を設けている。
のこ刃7の下限位置を規制する場合、ハンドル8で丸の
こ部6を下降させ、のこ刃7の切込み位置を決定したあ
と、ナット14を緩めボルト13を回して上下方向に移
動させ、ストッパ15に当接させてナット14でボルト
13の位置固定をする構造であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この刃7の下限を規制する位置によっては、ボ
ルト13とストッパ15との当接部が点接触となり当接
部が変形し、正確な下限位置規制ができないという不具
合があった。
また、ボルト13を上下に移動させる時に、ボルト13
及びナット14が丸のこ部6の下側に位置するため、狭
い空間でのボルト13の調整作業となり非常に操作しに
くく、さらに、操作位置がのこ刃7と近接しているた
め、作業者がのこ刃7に接触する危険性もあった。
本考案の目的は、上記した従来技術の問題点をなくし、
のこ刃の下限位置の規制を正確に行なうとともに、操作
を簡単にすることである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、丸のこ部にボルトをねじ嵌合させ、ホルダに
はストッパが設けられ、ボルトとストッパは互いに対向
し、前記ストッパのボルトと当接する面を凹状の円弧に
形成し、前記丸のこ部を下降した時に任意位置でボルト
がストッパに当接するように該ボルトを上下方向へ移動
自在とし、ボルトがストッパに当接することで前記丸の
こ部の下限位置を規制して前記被切削材への切込み量の
調整するとともに、前記ボルトのストッパへの当接を面
接触したことにより達成される。
〔作用〕
被切削材を切断する場合、まず、丸のこ部を切断が終了
する位置まで下降させ、この位置からのこ刃が下降しな
いよう、ボルトを上下方向に移動させ、ストッパの上面
にボルトを当接させ、ボルトの位置を固定する。下限位
置設定後、丸のこ部を下降させると、ストッパは凹状の
円弧で成形されているので、下限規制の位置に関係な
く、どの位置でもボルトとストッパは面接触で当接し、
のこ刃の下限位置規制をする。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第4図を用いて説明する。
図において、ベース1上面に被切削材2を支持するフェ
ンス3を固定し、ベース1の後部にホルダ4を立設し、
ホルダ4の上端にホルダシャフト5を支点とし、ベース
1上面に対して上下方向へ揺動自在に丸のこ部6を軸支
させる。丸のこ部6には図示しないモートル部で駆動さ
れるのこ刃7が回転可能に装着され、丸のこ部6先端に
は切込み用のハンドル8が配設されている。通常、丸の
こ部6は図示しないスプリングにより上方に押し上げら
れた状態で保持されている。
丸のこ部6にはボルト9がねじ嵌合し、チョウナット1
0でボルト9の位置を固定する。ホルダ4の正面(第1
図において右側面)にストッパ11が設けられている。
ストッパ11は丸のこ部6の揺動でボルト9と当接する
位置に対向するよう取り付けられている。ストッパ11
の上面(ボルト当接面)は丸のこ部6の下限位置規制範
囲内におけるボルト9とストッパ11との当接点を結ん
だ凹状の円弧で形成されている。
上記構成において、通常、第1図に示すように被切削材
2を切断する場合、ハンドル8で丸のこ部6を切断が終
了する位置まで下降させ、この位置からのこ刃7が下降
しないよう、チョウナット10を緩めボルト9を回して
上下方向に移動させ、ストッパ11の上面にボルト9を
当接させる。次に、チョウナット10を締め、ボルト9
の位置を固定する。下限位置設定後、丸のこ部6を下降
させると、設定した下限位置でストッパ11の上面にボ
ルト9が面接触で当接し、のこ刃7の下限位置規制をす
る。
第2図に示すように被切削材2を途中まで切込む作業の
場合は、第3図及び第4図に示すような被切削材2に継
ぎ板12を接合する場合等に行なう。この場合ののこ刃
7の下限位置設定は丸のこ部6を任意の切り込み位置ま
で下降させ、この位置でストッパ11上面にボルト9を
当接させてのこ刃7の下限位置を設定する。切り込み下
限位置設定後は同一の切込み深さを連続して被切削材2
に与えることができる。
また、ボルト9の移動固定を丸のこ部6で行なうので、
のこ刃7に邪魔されることなく、操作位置も高くなるた
め操作性が良くなるとともに、操作時に作業者がのこ刃
7に接触する危険性もない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、下限位置規制の際、ホルダ部に凹状の
円弧のストッパを形成したので、下限規制の位置に関係
なく、どの位置でもボルトとストッパは面接触となるた
め、ボルトとストッパとの当接部の変形防止ができ、常
に正確な丸のこ部の下限位置規制ができる。
また、ボルトを固定する手段を丸のこ部に配置したの
で、ボルトの位置を固定する際の操作位置が高く操作性
に優れ、のこ刃、カバー等に邪魔されることなく、下限
位置設定の際、作業者がのこ刃に接触する危険からも回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す卓上切断機の側面図、第
2図は被切削材の切込規制を行った場合の側面図、第3
図及び第4図は被切削材と継ぎ板との接合説明図、第5
図は従来例を示す卓上切断機の側面図である。 図において、4はホルダ、6は丸のこ部、7はのこ刃、
9はボルト、10はチョウナット、11はストッパであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被切削材を支持するベース後方へホルダを
    立設し、該ホルダの上端にベース上面に対して上下揺動
    自在に丸のこ部を設けた卓上切断機において、前記丸の
    こ部にボルトをねじ嵌合させ、前記ホルダにはストッパ
    が設けられ、ボルトとストッパは互いに対向し、前記ス
    トッパのボルトと当接する面を凹状の円弧に形成し、前
    記丸のこ部を下降した時に任意位置でボルトがストッパ
    に当接するように該ボルトを上下方向へ移動自在とし、
    ボルトがストッパに当接することで前記丸のこ部の下限
    位置を規制して前記被切削材への切込み量の調整すると
    ともに、前記ボルトのストッパへの当接が面接触である
    ことを特徴とする卓上切断機の下限位置ストッパ。
JP9118586U 1986-06-13 1986-06-13 卓上切断機の下限位置ストツパ Expired - Lifetime JPH0625282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9118586U JPH0625282Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13 卓上切断機の下限位置ストツパ

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JP9118586U JPH0625282Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13 卓上切断機の下限位置ストツパ

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Publication Number Publication Date
JPS62203002U JPS62203002U (ja) 1987-12-24
JPH0625282Y2 true JPH0625282Y2 (ja) 1994-07-06

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ID=30951730

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JP9118586U Expired - Lifetime JPH0625282Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13 卓上切断機の下限位置ストツパ

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