JPH06252566A - 電子機器の操作部脱落防止装置 - Google Patents

電子機器の操作部脱落防止装置

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Publication number
JPH06252566A
JPH06252566A JP3893193A JP3893193A JPH06252566A JP H06252566 A JPH06252566 A JP H06252566A JP 3893193 A JP3893193 A JP 3893193A JP 3893193 A JP3893193 A JP 3893193A JP H06252566 A JPH06252566 A JP H06252566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating
main body
operating part
operating portion
elastic stopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP3893193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Hasegawa
雅一 長谷川
Tomoshi Yoshida
知史 吉田
Takeshi Baba
猛 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
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Priority to DE69303678T priority patent/DE69303678T2/de
Priority to EP93113645A priority patent/EP0588119B1/en
Publication of JPH06252566A publication Critical patent/JPH06252566A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作部の取り外し作業の途中で操作部が本体
ケースから脱落することなく、安全且つ確実に取り外し
作業ができる電子機器の操作部脱落防止装置を提供す
る。 【構成】 電子機器の本体ケース1の一側面に収容部6
を設ける。操作部2を収容部6に着脱自在に設ける。収
容部6の一端側に係合穴6aを設ける。収容部6におけ
る係合穴6aの奥側に弾性ストッパー7を設ける。操作
部2の一端側に、係合穴6aに着脱自在に且つ回動自在
に係合する舌部3を設ける。舌部3の一端部に、操作部
着脱時に弾性ストッパー7に係合する突起3aを設け
る。舌部3を係合穴6aに係合させ、舌部3を軸として
操作部2を回動させる。弾性ストッパー7に舌部3の突
起3aが係合するので、操作部2は一旦係止かつ保持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作部着脱方式の盗難
防止装置に設けられた電子機器の操作部脱落防止装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用の電子機器、特に音響機器は、使
用者が車から離れているときに盗難されやすいので、な
んらかの盗難防止対策をする必要がある。この盗難防止
対策として一般におこなわれているのは、使用者が車か
ら離れる時に、音響機器を内蔵した本体ケースを、ケー
スごと車から取り外して持ち運ぶ方法である。しかし、
音響機器はかなりの大きさがあり、また重量があるの
で、持ち運びに不便である。また、音響機器は使用中に
内蔵のアンプが発熱して本体ケースが高温になるので、
使用直後に取り外しのために本体ケースに触ると火傷す
る危険性がある。
【0003】そこで、従来から、操作部着脱装置が提案
されている。操作部着脱装置とは、操作ボタンなどを備
えたパネルである操作部を、機器を内蔵した本体ケース
前面に着脱自在に取り付ける装置である。この装置によ
れば、使用者は車から離れる時に操作部のみを取り外し
て持ち運べば、音響機器が使用不能になるとともに、外
見から車両に機器本体が設置されているかどうかを判別
できなくなるので、盗難防止効果が期待できる。この操
作部は、機器を内蔵した本体ケースに比べて小型で軽い
ので、持ち運びが容易である。また、操作部にはアンプ
などの発熱する部材が設けられていないので、使用直後
に取り外しても火傷することがなく、安全である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
操作部着脱装置には以下のような欠点があった。すなわ
ち、一般的に本体ケースは地面に対して水平よりやや上
向きな方向に取り付けられているので、本体ケースの前
面は地面に対して垂直に近くなる。すると、本体ケース
前面に取り付けられるパネル状の操作部も地面に対して
垂直に近くなるので、取り外し途中の位置へ操作部を放
置した時には、車の走行による強い振動がかかると自重
により落下する可能性が高い。また、操作部を本体ケー
スから取り外すときに、手で支えずに装着状態の解除を
おこなうと、落下しやすい。とくに、急いでいる場合に
は、操作部を手でしっかり支えておくことを忘れがちで
あるから、取り外し作業の途中で落下する可能性が高
い。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の持つ課
題を解決するために提案されたもので、その目的は、操
作部の取り外し作業の途中で操作部が本体ケースから脱
落することなく、安全且つ確実に取り外し作業ができる
電子機器の操作部脱落防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明は、電子機器の本体ケース
の一側面に設けられた収容部に、着脱自在に設けられた
前記電子機器の操作部を、着脱途中に係止する電子機器
の操作部脱落防止装置において、前記収容部の一端側に
設けられた収容部側係合部と、前記収容部における前記
収容部側係合部の奥側に設けられた弾性ストッパーと、
前記操作部の一端側に設けられ、前記収容部側係合部に
着脱自在に且つ回動自在に係合する操作部側係合部と、
前記操作部側係合部の一端部に設けられ、前記操作部着
脱時に前記弾性ストッパーに係合するストッパー係止部
から成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の様な構成を有する本発明の作用は次の通
りである。
【0008】すなわち、操作部を収容部に取り付けると
きには、操作部側係合部を収容部側係合部に係合させ
て、この操作部側係合部を軸として操作部を装着方向に
回動させる。このとき弾性ストッパーに操作部側係合部
のストッパー係止部が係合するので、操作部は一旦係止
し、保持される。この状態で振動が加わっても、弾性ス
トッパーにストッパー係止部が係合しているので、操作
部が落下することが防止される。次に、さらに操作部を
回動させて収容部に収容する。
【0009】また、操作部を収容部から取り外すときに
は、操作部側係合部を軸として操作部を取り付け時とは
逆に回動させる。このとき弾性ストッパーに操作部側係
合部の突起が係合するので、操作部は一旦係止し、保持
される。この状態で振動が加わっても、弾性ストッパー
にストッパー係止部が係合しているので、操作部が落下
することが防止される。次に、さらに操作部を回動させ
て収容部から取り外す。
【0010】
【実施例】本発明の電子機器の操作部脱落防止装置の一
実施例を図面に従って説明する。なお、請求項1記載の
操作部側係合部は舌部、ケース側係合部は係合穴、スト
ッパー係止部は突起とし、本体ケースの正面から見て縦
方向を上下、横方向を左右とする。
【0011】(1)実施例の構成 本発明による実施例を図1〜図6を参照して説明する。
図1において、1が車載用音響機器の本体ケース、2が
操作部である。この操作部2は、上下及び左右に一対の
側縁部を備えたパネル状の部材である。操作部2の左側
縁部には舌部3が設けられている。この舌部3は、図2
に示すように、操作部2の左側に突出した部材で、上下
に二つ設けられている。そして、舌部3の後方端部に
は、突起3aが設けられている。また、操作部2の右側
縁部には、方形の窪みであるロック穴4が設けられてい
る。さらに、操作部2の下側縁部の奥側には方形の窪み
である係止穴5が設けられている。
【0012】一方、本体ケース1の前面には、操作部2
を収容するために、奥方に凹んだ収容部6が形成されて
いる。この収容部6には操作部2の左右の側縁部に対向
して左右の側縁部が設けられ、上下の側縁部に対向して
上下の側縁部が設けられている。収容部6の左側縁部に
は、上下に二つの係合穴6aが設けられている。この係
合穴6aの後方には、樹脂製の弾性ストッパー7が取り
付けられている。弾性ストッパー7は、図3(A),
(B)に示すように、縦長の長方形状のプレートに、断
面が略T字形の被係合部7aを、上下に二つ設けた部材
である。この被係合部7aは、そのT字形の両肩端部が
前後に位置するように設けられ、前方端部7bは操作部
2の舌部3に対応している。そして、収容部6の右側縁
部にはロック穴4に係脱可能なロック片8が設けられて
いる。このロック片8は図示されない付勢手段により内
側に付勢されている。ロック片8付近の本体ケース1前
面にはリリースボタン9が配設されている。リリースボ
タン9はロックリリース機構(図示せず)に設けられた
スイッチである。このロックリリース機構は本体ケース
1内に配設され、リリースボタン9の押圧操作によりロ
ック片8をロック穴4から解除するように外側方向に移
動させる機構である。
【0013】また、収容部6には、左側縁部に近接した
位置に、操作部2と本体ケース1とを電気的に接続する
本体側ソケット10が設けられている。この本体側ソケ
ット10には手前側に開くように付勢されたカバー10
a及び端子(図示せず)が設けられている。カバー10
a及び端子は、収容部6に収容された操作部2の背面を
常に外方に付勢する。すなわち本体側ソケット10が操
作部2を常に外方に付勢する付勢手段を構成する。ま
た、図示しないが、操作部2の背面部には、本体側ソケ
ット10の端子と操作部2とを電気的に接続する操作部
側ソケットが設けられている。
【0014】さらに、収容部6の下側縁部には、停止用
突出部11が設けられている。この停止用突出部11
は、操作部2の係止穴5に係脱可能な突出部11aを有
している。そして、停止用突出部11は、操作部2を収
容部3に完全に装着したときに係止穴5の前方に当接
し、操作部2の右半分が収容部3より飛び出していると
きに係止穴5に係合する位置に形成されている。また、
図4(A),(B)に示すように、停止用突出部11に
おける突出部11aの周囲には、薄肉部11bが設けら
れている。
【0015】(2)実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用は以下の通り
である。すなわち、図5に示すように、操作部2の舌部
3を、係合穴6aの後方と弾性ストッパー7との間に挿
入し、弾性ストッパー7の前方端部7bに、舌部3の突
起3aを係合させる。そして、舌部3を支軸として操作
部2を内方に回動させる。すると、停止用突出部11の
突出部11aが、係止穴5を乗り越えてその前方に当接
するが、突出部11aの周囲には薄肉部11bが設けら
れているので、突出部11aが下方に撓む。また、操作
部2の背面部が本体側ソケット10のカバー10a及び
端子を押し戻して、本体側ソケット10と操作部側ソケ
ットが接触するので、操作部2と本体ケース1とが電気
的に接続する。さらに、最終的にロック穴4にロック片
8が係合した時点で、図6に示すように、収容部6に操
作部2が完全に収容される。
【0016】上記の装着状態から操作部2を収容部6か
ら取り外す場合、次のような取り外し作業を行う。ま
ず、リリースボタン9を押圧してロックリリース機構を
動作させる。これにより、ロック片8が外側に移動して
ロック穴4から外れる。操作部2は、常に本体側ソケッ
ト10のカバー10a及び端子によって外方へ付勢力を
受けているため、舌部3を支軸として外方に回動する。
このとき、操作部2の右半分が収容部6より飛び出し
て、突出部11aが係止穴5に係合するので、右半分が
収容部6より飛び出した状態で一旦係止する。また、操
作部2における舌部3は、係合穴6a後方と弾性ストッ
パー7の前方端部7bとの間に差し込まれているので、
操作部2が回動すると舌部3の突起3aが後方に回動し
て、弾性ストッパー7の前方端部7bに係合する。よっ
て、操作部2は、右半分が収容部6より飛び出した状態
を保持している。この状態で、収容部6から飛び出した
操作部2の右半分を指でつかんで手前側に抜き取り、収
容部6から取り外す。
【0017】(3)実施例の効果 本実施例の効果は以下の通りである。すなわち、操作部
2を回動させて収容部6から取り外す際に、操作部2の
右半分が収容部6から飛び出した状態で係止するので、
手で掴みやすく取り外し作業か容易となる。また、この
係止状態にあるとき、舌部3の突起3aが弾性ストッパ
ー7の前方端部7bに係合しているので、車に大きな衝
撃があった場合でも脱落を防止できる。さらに、突起3
aが前方端部7bに係合しているので、操作部2を着脱
する際にクリック感を感じることができ、作業者が安心
して取り外しおよび取り付け作業をおこなうことができ
る。
【0018】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、具体的な各部材の形状及び寸法等は
適宜変更可能である。たとえば、本実施例では、操作部
2を確実に一定の位置に停止させて保持するために、停
止用突出部11で停止させ、弾性ストッパー7で保持し
ているが、弾性ストッパー7のみでも一旦係止と保持を
合せ持つ機能を有している。また、各部材の材質も樹脂
の他、板金等、適宜選択可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、操作部側係合部に、収
容部の弾性ストッパーと係合するストッパー係止部を設
けるという簡単な構成によって、操作部の取り外し作業
の途中で操作部が本体ケースから脱落することなく、安
全且つ確実に取り外し作業ができる電子機器の操作部脱
落防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図(操作部2の取り外し
状態)
【図2】本発明の実施例の操作部取り付け時を示す上断
面図
【図3】本発明の実施例における、弾性ストッパーを示
す側面図(A)および断面図(B)
【図4】本発明の実施例における、停止用突出部を示す
横断面図(A)および正面断面図(B)
【図5】本発明の実施例の操作部取り外し時を示す上断
面図
【図6】本発明の実施例の斜視図(操作部2の装着状
態)
【符号の説明】
1…本体ケース 2…操作部 3…舌部 3a…突起 4…ロック穴 5…係止穴 6…収容部 6a…係合穴 7…弾性ストッパー 7a…被係合部 7b…前方端部 8…ロック片 9…リリースボタン 10…本体側ソケット 10a…カバー 11…停止用突出部 11a…突出部 11b…薄肉部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の本体ケースの一側面に設けら
    れた収容部に、着脱自在に設けられた前記電子機器の操
    作部を、着脱途中に係止する電子機器の操作部脱落防止
    装置において、 前記収容部の一端側に設けられた収容部側係合部と、 前記収容部における前記収容部側係合部の奥側に設けら
    れた弾性ストッパーと、 前記操作部の一端側に設けられ、前記収容部側係合部に
    着脱自在に且つ回動自在に係合する操作部側係合部と、 前記操作部側係合部の一端部に設けられ、前記操作部着
    脱時に前記弾性ストッパーに係合するストッパー係止部
    から成ることを特徴とする電子機器の操作部脱落防止装
    置。
JP3893193A 1992-08-26 1993-02-26 電子機器の操作部脱落防止装置 Pending JPH06252566A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893193A JPH06252566A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 電子機器の操作部脱落防止装置
DE69303678T DE69303678T2 (de) 1992-08-26 1993-08-26 Diebstahlschutzmechanismus für in Fahrzeuge eingebaute Geräte
EP93113645A EP0588119B1 (en) 1992-08-26 1993-08-26 Anti-theft mechanism for vehicle-mounted equipment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893193A JPH06252566A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 電子機器の操作部脱落防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06252566A true JPH06252566A (ja) 1994-09-09

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ID=12538979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3893193A Pending JPH06252566A (ja) 1992-08-26 1993-02-26 電子機器の操作部脱落防止装置

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JP (1) JPH06252566A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244066A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池接続箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244066A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池接続箱

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