JPH0625252U - フィルムラインの巻出・巻取制御装置 - Google Patents

フィルムラインの巻出・巻取制御装置

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JPH0625252U
JPH0625252U JP6629692U JP6629692U JPH0625252U JP H0625252 U JPH0625252 U JP H0625252U JP 6629692 U JP6629692 U JP 6629692U JP 6629692 U JP6629692 U JP 6629692U JP H0625252 U JPH0625252 U JP H0625252U
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adder
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亨 秋山
邦夫 中嶋
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】間接的に算出している巻径の精度を向上させる
ことによって、巻出・巻取張力の変動を減少させること
にある。 【構成】速度制御系およびダンサローラ制御系より構成
されるフィルムライン軸駆動巻出・巻取制御装置におい
て、フィルム厚設定器と測長検出器からの出力信号、並
びにダンサローラからの出力信号、更にはライン速度設
定器からの出力信号を入力して演算を行う関数発生器
と、この関数発生器からの信号などを加減算する加減算
器と、この加減算器の出力信号並びにライン速度設定器
からの出力信号を入力して除算する除算器とを、それぞ
れマイクロコンピュータに設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フイルム製造・加工業における巻出・巻取制御装置の巻径の演算制 御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の一例を示す構成図であり、1はライン速度設定器、2はフイルム 厚設定器、3は測長検出器、4はダンサローラ、5,6はデジタル入力部、7は アップダウンカウンタ、8はアナログ/デジタル変換器、9は巻径演算回路、10 はPI演算回路、11は除算器、12は加減算器、13はデジタル/アナログ変換器、 14はマイクロコンピュータ、15は巻出・巻取制御装置への速度指令信号である。 図2において、まず測長検出器3およびフイルム厚設定器2からの測長信号、 フイルム厚信号より巻径を巻径演算回路9で間接的に計算し、その出力信号とラ イン速度設定器1からの設定信号との演算により、巻出・巻取軸駆動モータの理 論回転数Ns を算出する。 次に、ダンサローラ4からのタルミ信号をPI演算し、これを補正量Nc とし て理論回転数Ns と加減算器12で演算させ、巻出・巻取制御装置への速度指令信 号15としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術ではフイルム厚および巻出・巻取長より間接的に巻径を計 算しているため、巻出・巻取軸駆動モータの理論回転数Ns には誤差が生じる。 この誤差分により、タルミ補正の積分回路は運転中常時ある一方へ飽和している ため、負荷変動や加減速時には補正が追いつかず、大きな張力変動が発生してい る。 本考案は間接的に算出している巻径の精度を向上させ、結果的に巻出・巻取張 力の変動を減少させることを目的とするフイルムラインの巻出・巻取制御装置を 提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
その目的を達成するための手段は、巻径検出精度を向上させるために巻径補正 回路を設けるものであり、この巻径補正回路は、実巻径検出部、関数発生部、巻 径補正部より構成される。 つまり、関数発生器と、加減算器と、除算器とからなり、関数発生器は、フイ ルム厚設定器と測長検出器からの出力信号を入力し巻径を演算する巻径演算回路 の出力信号、ダンサローラからの出力信号PI演算回路を介して入力するタルミ 信号、更にはライン速度設定器からの出力信号と巻出・巻取制御装置への速度指 令出力信号とを除算する除算器の出力信号のそれぞれを入力するものであり、加 減算器は、この関数発生器の出力信号と巻径演算回路の出力信号とを加減算する ものであり、除算器は、この加減算器の出力信号とライン速度設定器からの出力 信号とを入力して除算する除算器の出力信号と、PI演算回路の出力信号とを加 減算する加減算器の出力信号とを除算し、その出力信号を関数発生器に与えるも のであり、これらをマイクロコンピュータに備えたものである。
【0005】
【作用】
その作用は、実巻径検出部では、ライン速度,モータ回転数指令より現在の実 巻径を逆算し、関数発生部では、実巻径より理論巻径を減算して巻径の偏差量を 算出し、タルミ補正量の増減に応じて偏差量を制御して結果を巻径補正量とし、 巻径補正部では理論巻径に巻径補正量を加えて最終巻径とするものである。 以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて詳述する。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示すマイクロコンピュータのソフトウェア構成図で あり、図2と同符号のものは同じ構成,機能を有する部分である。 図1において、本考案の主たるものは、関数発生器17と、加減算器16と、除算 器18とからなり、関数発生器17は、フイルム厚設定器2と測長検出器3からの出 力信号を入力し巻径を演算する巻径演算回路9の出力信号D、ダンサローラ4か らの出力信号PI演算回路10を介して入力するタルミ信号Nc 、更にはライン速 度設定器1からの出力信号vと巻出・巻取制御装置への速度指令出力信号15とを 除算する除算器18の出力信号のそれぞれを入力するものであり、 加減算器16は、この関数発生器17の出力信号と巻径演算回路9の出力信号Dと を加減算するものであり、 除算器18は、この加減算器16の出力信号とライン速度設定器1からの出力信号 vとを入力して除算する除算器11の出力信号と、PI演算回路10の出力信号Nc とを加減算する加減算器12の出力信号15とを除算し、その出力信号を関数発生器 17に与えるものであり、これらをマイクロコンピュータ14に備えている。 このことによって、巻径検出精度をマイクロコンピュータ14による巻径補正に より向上させることが出来、加減速時のダンサローラ4の変位を抑え、巻出・巻 取機の張力変動を減少せしめる。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、巻径検出精度が向上し、ダンサローラの 変位量を抑えることができ、またその結果として、巻出・巻取機の張力変動を減 少させることが可能である。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】図2は従来の一例を示す構成図である。
【0009】
【符号の説明】
1 ライン速度設定器 2 フイルム厚設定器 3 測長検出器 4 ダンサローラ 5 デジタル入力部 6 デジタル入力部 7 アップダウンカウンタ 8 アナログ/デジタル変換器 9 巻径演算回路 10 PI演算回路 11 除算器 12 加減算器 13 アナログ/デジタル変換器 14 マイクロコンピュータ 15 巻出・巻取制御装置への速度指令信号 16 加減算器 17 関数発生器 18 除算器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度制御系およびダンサローラ制御系よ
    りなるフイルムライン軸駆動巻出・巻取制御装置におい
    て、関数発生器と、加減算器と、除算器とからなり、関
    数発生器は、フイルム厚設定器と測長検出器からの出力
    信号を入力し巻径を演算する巻径演算回路の出力信号、
    ダンサローラからの出力信号をPI演算回路を介して入
    力するタルミ信号、更にはライン速度設定器からの出力
    信号と巻出・巻取制御装置への速度指令出力信号とを除
    算する除算器の出力信号のそれぞれを入力して演算を行
    うものであり、加減算器は、この関数発生器の出力信号
    と前記巻径演算回路の出力信号とを加減算するものであ
    り、除算器は、この加減算器の出力信号とライン速度設
    定器からの出力信号とを入力して除算する除算器の出力
    信号と、PI演算回路の出力信号とを加減算する加減算
    器の出力信号とを除算し、その出力信号を前記関数発生
    器に与えるものであり、これらをマイクロコンピュータ
    に備えたことを特徴とするフイルムラインの巻出・巻取
    制御装置。
JP1992066296U 1992-08-28 1992-08-28 フィルムラインの巻出・巻取制御装置 Expired - Fee Related JP2575955Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013216450A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 巻出ロールの制御装置及びその制御方法

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JP2575955Y2 (ja) 1998-07-02

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