JPH06252354A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH06252354A JPH06252354A JP5037626A JP3762693A JPH06252354A JP H06252354 A JPH06252354 A JP H06252354A JP 5037626 A JP5037626 A JP 5037626A JP 3762693 A JP3762693 A JP 3762693A JP H06252354 A JPH06252354 A JP H06252354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon nitride
- nitride film
- ion implantation
- well
- patterns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Local Oxidation Of Silicon (AREA)
- Element Separation (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】通常のLOCOS法で素子分離領域形成後にウ
ェルを形成する場合でも、活性領域と素子分離領域下の
双方で最適な不純物濃度プロファイルを実現できる半導
体装置の製造方法を提供する。 【構成】p型シリコン基板1表面にシリコン窒化膜2を
堆積し、その上にレジストパターン3を形成する。つぎ
にレジストパターン3をマスクとしてシリコン窒化膜2
を選択的にエッチングして、シリコン窒化膜パターン2
aを形成する。レジストパターン3を除去後、シリコン
窒化膜パターン2aをマスクとして熱酸化を行いシリコ
ン酸化膜4を形成する。シリコン窒化膜パターン2aを
除去せず、レジストパターン5を形成し、レジストパタ
ーン5をマスクとしてイオン注入によりn型不純物を注
入する。シリコン窒化膜パターン2aを除去した後、最
後に、900℃で16時間程度熱処理を行うことにより
不純物を拡散(ドライブイン)させ、シリコン酸化膜4
下とシリコン窒化膜パターン2aに保護されていた活性
領域下で不純物濃度分布がほぼ等しいn型拡散層(nウ
ェル)7を形成する。
ェルを形成する場合でも、活性領域と素子分離領域下の
双方で最適な不純物濃度プロファイルを実現できる半導
体装置の製造方法を提供する。 【構成】p型シリコン基板1表面にシリコン窒化膜2を
堆積し、その上にレジストパターン3を形成する。つぎ
にレジストパターン3をマスクとしてシリコン窒化膜2
を選択的にエッチングして、シリコン窒化膜パターン2
aを形成する。レジストパターン3を除去後、シリコン
窒化膜パターン2aをマスクとして熱酸化を行いシリコ
ン酸化膜4を形成する。シリコン窒化膜パターン2aを
除去せず、レジストパターン5を形成し、レジストパタ
ーン5をマスクとしてイオン注入によりn型不純物を注
入する。シリコン窒化膜パターン2aを除去した後、最
後に、900℃で16時間程度熱処理を行うことにより
不純物を拡散(ドライブイン)させ、シリコン酸化膜4
下とシリコン窒化膜パターン2aに保護されていた活性
領域下で不純物濃度分布がほぼ等しいn型拡散層(nウ
ェル)7を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に半導体集積回路におけるウェル形成方法に関
する。
関し、特に半導体集積回路におけるウェル形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置(特にCMOS I
C)の製造においては、半導体基板上にn型拡散層(n
ウェル)またはp型拡散層(pウェル)、もしくはその
両者を形成した後、素子分離領域を形成し、その後MO
Sトランジスタを形成している(たとえば、S.Z.SZEVLS
I Technology 2nd ed. McGraw-Hill New York 1988 48
3-487 ページ)。この方法では、不純物濃度が均一で、
電気特性の良好なウェルが形成されるが、フォトリソグ
ラフィー時のアライメントキー形成のための酸化とエッ
チングの工程が、ウェル形成工程とは別に必要となる。
C)の製造においては、半導体基板上にn型拡散層(n
ウェル)またはp型拡散層(pウェル)、もしくはその
両者を形成した後、素子分離領域を形成し、その後MO
Sトランジスタを形成している(たとえば、S.Z.SZEVLS
I Technology 2nd ed. McGraw-Hill New York 1988 48
3-487 ページ)。この方法では、不純物濃度が均一で、
電気特性の良好なウェルが形成されるが、フォトリソグ
ラフィー時のアライメントキー形成のための酸化とエッ
チングの工程が、ウェル形成工程とは別に必要となる。
【0003】そのため、最近では、キー形成工程を省略
し工程を簡略化するために、素子分離領域形成工程とキ
ー形成工程を兼用する方法が考案されている。この方法
は、ウェル形成工程と素子分離領域形成工程の順番を入
れ換え、素子分離領域形成を先に行うことにより、素子
分離形成工程とキー形成工程を兼用することができ、工
程数を削減することができる。
し工程を簡略化するために、素子分離領域形成工程とキ
ー形成工程を兼用する方法が考案されている。この方法
は、ウェル形成工程と素子分離領域形成工程の順番を入
れ換え、素子分離領域形成を先に行うことにより、素子
分離形成工程とキー形成工程を兼用することができ、工
程数を削減することができる。
【0004】以下、図面を参照しながら、上記した従来
の半導体装置の製造方法の一例について説明する。図6
は従来法の工程断面図である。まずp型シリコン基板1
表面にシリコン窒化膜2を100nm堆積し、その上に
レジストパターン3を形成する(図6(a))。
の半導体装置の製造方法の一例について説明する。図6
は従来法の工程断面図である。まずp型シリコン基板1
表面にシリコン窒化膜2を100nm堆積し、その上に
レジストパターン3を形成する(図6(a))。
【0005】レジストパターン3をマスクとしてシリコ
ン窒化膜2を選択的にエッチングし、シリコン窒化膜パ
ターン2aを形成する。次にレジストパターンを除去
後、シリコン窒化膜パターン2aをマスクとして熱酸化
を行い、シリコン酸化膜4を200nm形成する(図6
(b))。
ン窒化膜2を選択的にエッチングし、シリコン窒化膜パ
ターン2aを形成する。次にレジストパターンを除去
後、シリコン窒化膜パターン2aをマスクとして熱酸化
を行い、シリコン酸化膜4を200nm形成する(図6
(b))。
【0006】シリコン窒化膜パターン2aを除去した
後、レジストパターン5を形成し、レジストパターン5
をマスクとしてイオン注入によりn型不純物として燐イ
オン6を注入する(図6(c))。
後、レジストパターン5を形成し、レジストパターン5
をマスクとしてイオン注入によりn型不純物として燐イ
オン6を注入する(図6(c))。
【0007】最後に、900℃で16時間程度熱処理を
行うことによりn型不純物を拡散させ、nウェル(n型
拡散層)8を形成する(図6(d))。
行うことによりn型不純物を拡散させ、nウェル(n型
拡散層)8を形成する(図6(d))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、シリコン酸化膜領域がイオン注入のスト
ッパとして働くため、シリコン窒化膜を除去し燐イオン
注入した活性領域と、シリコン酸化膜領域下で不純物濃
度が大きく異なる。活性領域での不純物濃度プロファイ
ルを最適にするため、たとえば通常のウェル形成後素子
分離領域を形成する場合によく用いられる、120ke
V程度のエネルギーで燐イオンを注入すると、燐イオン
が素子分離領域をほとんど通過せず、素子分離領域下で
の不純物濃度が極端に低下し、ウェルが電気的に孤立す
る。ウェルを電気的に孤立させないためには、ウェルへ
のコンタクト数を増加させる必要があり、デバイスサイ
ズ縮小化への大きな障害となる。
うな方法では、シリコン酸化膜領域がイオン注入のスト
ッパとして働くため、シリコン窒化膜を除去し燐イオン
注入した活性領域と、シリコン酸化膜領域下で不純物濃
度が大きく異なる。活性領域での不純物濃度プロファイ
ルを最適にするため、たとえば通常のウェル形成後素子
分離領域を形成する場合によく用いられる、120ke
V程度のエネルギーで燐イオンを注入すると、燐イオン
が素子分離領域をほとんど通過せず、素子分離領域下で
の不純物濃度が極端に低下し、ウェルが電気的に孤立す
る。ウェルを電気的に孤立させないためには、ウェルへ
のコンタクト数を増加させる必要があり、デバイスサイ
ズ縮小化への大きな障害となる。
【0009】また、素子分離領域下での不純物濃度を増
加させるためにイオン注入のエネルギーをたとえば22
0keV程度まで増加させると、活性領域での不純物濃
度分布が120keV注入の場合と比較して倍近く深い
方にシフトする。その結果、表面不純物濃度が低下し、
トランジスター特性に悪影響を与える。
加させるためにイオン注入のエネルギーをたとえば22
0keV程度まで増加させると、活性領域での不純物濃
度分布が120keV注入の場合と比較して倍近く深い
方にシフトする。その結果、表面不純物濃度が低下し、
トランジスター特性に悪影響を与える。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、素子分離領域
形成後にウェルを形成する場合でも、活性領域と素子分
離領域下の双方で最適な不純物濃度プロファイルを実現
できる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
形成後にウェルを形成する場合でも、活性領域と素子分
離領域下の双方で最適な不純物濃度プロファイルを実現
できる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の半導体装置製造方法は、シリコン酸化膜まで形
成した後、シリコン窒化膜パターンを除去せずに、前記
シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜パターン上にレジ
ストパターン形成し、前記レジストパターンをマスクと
してイオン注入により不純物を注入してウェルを形成す
ることを特徴とする。
本発明の半導体装置製造方法は、シリコン酸化膜まで形
成した後、シリコン窒化膜パターンを除去せずに、前記
シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜パターン上にレジ
ストパターン形成し、前記レジストパターンをマスクと
してイオン注入により不純物を注入してウェルを形成す
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記方法によれば、不純物イオン注入の際に活
性領域上にはシリコン窒化膜が存在し、素子分離領域は
シリコン酸化膜で形成されているため、前記シリコン窒
化膜と前記シリコン酸化膜の厚みを適当に調整すること
により、活性領域と素子分離領域下で、それぞれ最適な
不純物濃度プロファイルを得ることができる。また、不
純物イオン注入を高エネルギーで行うことにより、注入
後のドライブイン処理の削除や、不純物濃度プロファイ
ルの最適化などの利点が得られる。
性領域上にはシリコン窒化膜が存在し、素子分離領域は
シリコン酸化膜で形成されているため、前記シリコン窒
化膜と前記シリコン酸化膜の厚みを適当に調整すること
により、活性領域と素子分離領域下で、それぞれ最適な
不純物濃度プロファイルを得ることができる。また、不
純物イオン注入を高エネルギーで行うことにより、注入
後のドライブイン処理の削除や、不純物濃度プロファイ
ルの最適化などの利点が得られる。
【0013】
【実施例】(実施例1)図3は、シリコン酸化膜または
シリコン窒化膜を堆積したシリコン基板に、燐イオンを
200keVで注入した場合の、シリコン基板表面から
の平均射影飛程を示したものである。図3の横軸は、シ
リコン基板上に堆積したシリコン酸化膜およびシリコン
窒化膜の膜厚に対応している。また、図中の実線、破線
はそれぞれシリコン酸化膜、シリコン窒化膜に対応して
いる。図から明かなように、シリコン基板上のシリコン
酸化膜または、シリコン窒化膜の厚みを適当に選択する
ことにより、シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜下の
シリコン基板中での不純物の平均射影飛程をそれぞれ独
立に最適に制御することができる。
シリコン窒化膜を堆積したシリコン基板に、燐イオンを
200keVで注入した場合の、シリコン基板表面から
の平均射影飛程を示したものである。図3の横軸は、シ
リコン基板上に堆積したシリコン酸化膜およびシリコン
窒化膜の膜厚に対応している。また、図中の実線、破線
はそれぞれシリコン酸化膜、シリコン窒化膜に対応して
いる。図から明かなように、シリコン基板上のシリコン
酸化膜または、シリコン窒化膜の厚みを適当に選択する
ことにより、シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜下の
シリコン基板中での不純物の平均射影飛程をそれぞれ独
立に最適に制御することができる。
【0014】本発明は、上記の事実に基づき、シリコン
酸化膜下と活性領域でそれぞれ最適な不純物濃度分布を
もったウェルを形成する。以下、図面を参照して本発明
の一実施例を説明する。
酸化膜下と活性領域でそれぞれ最適な不純物濃度分布を
もったウェルを形成する。以下、図面を参照して本発明
の一実施例を説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例を説明する
ための工程順を示した半導体チップの断面図である。な
お、従来例と同じ構成部材には同符号を用いる。p型シ
リコン基板1表面にシリコン窒化膜2をたとえば100
nmの厚みで堆積し、その上にレジストパターン3を形
成する(図1(a))。レジストパターン3をマスクと
してシリコン窒化膜2を選択的にエッチングし、シリコ
ン窒化膜パターン2aを形成する。
ための工程順を示した半導体チップの断面図である。な
お、従来例と同じ構成部材には同符号を用いる。p型シ
リコン基板1表面にシリコン窒化膜2をたとえば100
nmの厚みで堆積し、その上にレジストパターン3を形
成する(図1(a))。レジストパターン3をマスクと
してシリコン窒化膜2を選択的にエッチングし、シリコ
ン窒化膜パターン2aを形成する。
【0016】次に、レジストパターン3を除去後、シリ
コン窒化膜パターン2aをマスクとして熱酸化を行い、
素子分離の酸化膜4を形成する(図1(b))。素子分
離領域のシリコン酸化膜4の厚みはたとえば200nm
程度とする。
コン窒化膜パターン2aをマスクとして熱酸化を行い、
素子分離の酸化膜4を形成する(図1(b))。素子分
離領域のシリコン酸化膜4の厚みはたとえば200nm
程度とする。
【0017】シリコン窒化膜パターン2aを除去せず、
レジストパターン5を形成し、レジストパターン5をマ
スクとしてイオン注入によりn型不純物として燐をたと
えば220keVで1E13cm−2程度注入する(図
1(c))。
レジストパターン5を形成し、レジストパターン5をマ
スクとしてイオン注入によりn型不純物として燐をたと
えば220keVで1E13cm−2程度注入する(図
1(c))。
【0018】シリコン窒化膜パターン2aを除去した
後、最後に、900℃で16時間程度熱処理を行うこと
により不純物を拡散(ドライブイン)させ、n型拡散層
(nウェル)8を形成する(図1(d))。
後、最後に、900℃で16時間程度熱処理を行うこと
により不純物を拡散(ドライブイン)させ、n型拡散層
(nウェル)8を形成する(図1(d))。
【0019】上記条件で燐イオンの注入を行った場合の
燐イオンの平均射影飛程を図2から見積ると、活性領域
での不純物の平均射影飛程は約120nm、シリコン酸
化膜下での平均射影飛程は約36nmになる。シリコン
酸化膜200nmのうち、約半分の100nmがシリコ
ン基板中に沈んでいることを考慮し、活性領域のシリコ
ン基板表面からの深さを見積ると、シリコン酸化膜下の
不純物濃度のピークは約136nm内部に位置すること
になり、活性領域での平均射影飛程120nmとほぼ等
しくなる。
燐イオンの平均射影飛程を図2から見積ると、活性領域
での不純物の平均射影飛程は約120nm、シリコン酸
化膜下での平均射影飛程は約36nmになる。シリコン
酸化膜200nmのうち、約半分の100nmがシリコ
ン基板中に沈んでいることを考慮し、活性領域のシリコ
ン基板表面からの深さを見積ると、シリコン酸化膜下の
不純物濃度のピークは約136nm内部に位置すること
になり、活性領域での平均射影飛程120nmとほぼ等
しくなる。
【0020】図3にシリコン窒化膜の厚さを変化させた
ときの、平均射影飛程の変化を示す。シリコン窒化膜が
ない場合は、活性領域での平均射影飛程が非常に深い方
にシフトしている。また、たとえば、シリコン窒化膜の
膜厚を150nmにした場合は、平均射影飛程が非常に
浅くなっている。
ときの、平均射影飛程の変化を示す。シリコン窒化膜が
ない場合は、活性領域での平均射影飛程が非常に深い方
にシフトしている。また、たとえば、シリコン窒化膜の
膜厚を150nmにした場合は、平均射影飛程が非常に
浅くなっている。
【0021】以上のように、本実施例によると、シリコ
ン窒化膜2の膜厚を変化させることにより、活性領域で
の平均射影飛程を自由にコントロールすることができ、
活性領域とシリコン酸化膜4下でそれぞれ独立に不純物
濃度分布を最適に制御できる。 (実施例2)実施例1において、シリコン窒化膜2堆積
前または、直後にp型不純物としてたとえばホウ素を1
00keVで6E12cm−2程度注入した後、実施例
1記載の工程を行うことにより、ツインウェル構造を形
成することができる。
ン窒化膜2の膜厚を変化させることにより、活性領域で
の平均射影飛程を自由にコントロールすることができ、
活性領域とシリコン酸化膜4下でそれぞれ独立に不純物
濃度分布を最適に制御できる。 (実施例2)実施例1において、シリコン窒化膜2堆積
前または、直後にp型不純物としてたとえばホウ素を1
00keVで6E12cm−2程度注入した後、実施例
1記載の工程を行うことにより、ツインウェル構造を形
成することができる。
【0022】図4は、本発明の第2の実施例を説明する
ための工程順を示した半導体チップの断面図である。p
型シリコン基板11表面にシリコン窒化膜12をたとえ
ば100nmの厚みで堆積した後、イオン注入によりp
型不純物として、たとえばホウ素イオンを100keV
で6E12cm−2程度注入し、ホウ素イオン注入領域
14を形成する(図4(a))。このとき、シリコン基
板11表面からのホウ素イオンの平均射影飛程は約12
0nmである。
ための工程順を示した半導体チップの断面図である。p
型シリコン基板11表面にシリコン窒化膜12をたとえ
ば100nmの厚みで堆積した後、イオン注入によりp
型不純物として、たとえばホウ素イオンを100keV
で6E12cm−2程度注入し、ホウ素イオン注入領域
14を形成する(図4(a))。このとき、シリコン基
板11表面からのホウ素イオンの平均射影飛程は約12
0nmである。
【0023】次にレジストパターン15を形成する(図
4(b))。前記レジストパターン15をマスクとして
シリコン窒化膜12を選択的にエッチングし、シリコン
窒化膜パターン12aを形成する。次に、レジストパタ
ーン15を除去後、シリコン窒化膜パターン12aをマ
スクとして熱酸化を行い、素子分離シリコン酸化膜16
を形成する(図4(c))。素子分離領域のシリコン酸
化膜16の厚みはたとえば200nm程度とする。
4(b))。前記レジストパターン15をマスクとして
シリコン窒化膜12を選択的にエッチングし、シリコン
窒化膜パターン12aを形成する。次に、レジストパタ
ーン15を除去後、シリコン窒化膜パターン12aをマ
スクとして熱酸化を行い、素子分離シリコン酸化膜16
を形成する(図4(c))。素子分離領域のシリコン酸
化膜16の厚みはたとえば200nm程度とする。
【0024】シリコン窒化膜パターン12aを除去せ
ず、レジストパターン17を形成し、前記レジストパタ
ーンをマスクとしてイオン注入によりn型不純物として
燐をたとえば220keVで1E13cm−2程度注入
する(図4(d))。
ず、レジストパターン17を形成し、前記レジストパタ
ーンをマスクとしてイオン注入によりn型不純物として
燐をたとえば220keVで1E13cm−2程度注入
する(図4(d))。
【0025】シリコン窒化膜パターン2aを除去した
後、最後に、900℃で16時間程度熱処理を行うこと
により不純物を拡散(ドライブイン)させ、nウェル2
0およびpウェル21よりなるツインウェル構造を形成
する(図4(e))。
後、最後に、900℃で16時間程度熱処理を行うこと
により不純物を拡散(ドライブイン)させ、nウェル2
0およびpウェル21よりなるツインウェル構造を形成
する(図4(e))。
【0026】本実施例によると、pウェルは素子分離領
域形成前に形成されているため、pウェルでは、活性領
域と素子分離領域での不純物濃度は等しい。また、実施
例1記載の理由により、nウェルでも活性領域と素子分
離領域での不純物濃度がほぼ等しくなる。
域形成前に形成されているため、pウェルでは、活性領
域と素子分離領域での不純物濃度は等しい。また、実施
例1記載の理由により、nウェルでも活性領域と素子分
離領域での不純物濃度がほぼ等しくなる。
【0027】以上のように本実施例により、ウェル形成
前に素子分離領域を形成する場合でも、nウェル内、p
ウェル内ともに活性領域と素子分離領域下で不純物濃度
がほぼ等しい、電気的に優れたツインウェル構造を形成
することができる。
前に素子分離領域を形成する場合でも、nウェル内、p
ウェル内ともに活性領域と素子分離領域下で不純物濃度
がほぼ等しい、電気的に優れたツインウェル構造を形成
することができる。
【0028】また、本実施例において、p型不純物のイ
オン注入はシリコン窒化膜形成後に行ったが、素子分離
領域形成前のいずれの工程で行っても、同じ効果が得ら
れる。 (実施例3)実施例1のイオン注入をたとえば1MeV
程度の高エネルギーで行うことにより、基板内部に直接
不純物濃度の高い領域を作り、長時間の熱処理(ドライ
ブイン)を行うことなくウェルを形成することができ
る。長時間の熱処理が必要ないため、ウェルの横方向の
広がりが少なくなり、ウェル間の間隔を小さくすること
ができる。さらに、長時間の熱処理が必要ないことによ
り、不純物の拡散を防止できるため、ウェル形成のため
のイオン注入と同時にMOSトランジスターのしきい電
圧制御用のイオン注入を行うことができる。
オン注入はシリコン窒化膜形成後に行ったが、素子分離
領域形成前のいずれの工程で行っても、同じ効果が得ら
れる。 (実施例3)実施例1のイオン注入をたとえば1MeV
程度の高エネルギーで行うことにより、基板内部に直接
不純物濃度の高い領域を作り、長時間の熱処理(ドライ
ブイン)を行うことなくウェルを形成することができ
る。長時間の熱処理が必要ないため、ウェルの横方向の
広がりが少なくなり、ウェル間の間隔を小さくすること
ができる。さらに、長時間の熱処理が必要ないことによ
り、不純物の拡散を防止できるため、ウェル形成のため
のイオン注入と同時にMOSトランジスターのしきい電
圧制御用のイオン注入を行うことができる。
【0029】しかしながら、たとえ高エネルギーイオン
注入を用いても、素子分離領域形成後、シリコン窒化膜
を除去した後イオン注入を行うと、活性領域と素子分離
領域下で不純物濃度分布が大きく異なるという問題が生
じる(従来例は、通常の数百keVでのイオン注入の場
合について記載したが、高エネルギーイオン注入の場合
でも従来例記載の問題が生じる。)本実施例は、活性領
域上のシリコン窒化膜を除去せずに、シリコン窒化膜上
からイオン注入を行うものであり、シリコン窒化膜の膜
厚をコントロールすることにより、活性領域での不純物
の平均射影飛程をコントロールしようとするものであ
る。このため、本実施例の半導体装置の製造方法を用い
ることにより、活性領域と素子分離領域下のいずれの領
域でも最適な不純物濃度分布を得ることができる。
注入を用いても、素子分離領域形成後、シリコン窒化膜
を除去した後イオン注入を行うと、活性領域と素子分離
領域下で不純物濃度分布が大きく異なるという問題が生
じる(従来例は、通常の数百keVでのイオン注入の場
合について記載したが、高エネルギーイオン注入の場合
でも従来例記載の問題が生じる。)本実施例は、活性領
域上のシリコン窒化膜を除去せずに、シリコン窒化膜上
からイオン注入を行うものであり、シリコン窒化膜の膜
厚をコントロールすることにより、活性領域での不純物
の平均射影飛程をコントロールしようとするものであ
る。このため、本実施例の半導体装置の製造方法を用い
ることにより、活性領域と素子分離領域下のいずれの領
域でも最適な不純物濃度分布を得ることができる。
【0030】ここで、具体的な実施例を示す前に、本発
明で用いられる高エネルギーイオン注入の用語上の定義
を明確にしておく。すなわち、高エネルギー注入とは、
単結晶性の半導体基板へのイオン注入にて形成された、
ダメージを受けた層を含む不純物層の不純物濃度のピー
クが半導体基板中にあり、通常の熱処理(拡散)後のそ
の不純物層のテール(半導体基板表面側)が半導体基板
表面に達していない不純物層プロファイルを形成するイ
オン注入とする。あるいは、このテールが基板表面に達
していても、不純物層のテール部の半導体基板表面での
不純物濃度が、たとえば、基板不純物濃度の20%程度
以下の値で基板表面部に形成されるデバイスの特性に顕
著な影響を与えなければ、本発明の高エネルギーイオン
注入の対象事例として考慮されるべきである。
明で用いられる高エネルギーイオン注入の用語上の定義
を明確にしておく。すなわち、高エネルギー注入とは、
単結晶性の半導体基板へのイオン注入にて形成された、
ダメージを受けた層を含む不純物層の不純物濃度のピー
クが半導体基板中にあり、通常の熱処理(拡散)後のそ
の不純物層のテール(半導体基板表面側)が半導体基板
表面に達していない不純物層プロファイルを形成するイ
オン注入とする。あるいは、このテールが基板表面に達
していても、不純物層のテール部の半導体基板表面での
不純物濃度が、たとえば、基板不純物濃度の20%程度
以下の値で基板表面部に形成されるデバイスの特性に顕
著な影響を与えなければ、本発明の高エネルギーイオン
注入の対象事例として考慮されるべきである。
【0031】図5は、本発明の第3の実施例を説明する
ための工程順を示した半導体チップの断面図である。本
実施例では、高エネルギー注入によりツインウェルを形
成する場合の手順を示す。
ための工程順を示した半導体チップの断面図である。本
実施例では、高エネルギー注入によりツインウェルを形
成する場合の手順を示す。
【0032】図5(a)では、実施例1と同じ手順によ
り、素子分離用のシリコン酸化膜33が形成されてい
る。シリコン酸化膜33およびシリコン窒化膜32の膜
厚は、実施例1の場合と同様それぞれ、200nm、1
00nmとする。
り、素子分離用のシリコン酸化膜33が形成されてい
る。シリコン酸化膜33およびシリコン窒化膜32の膜
厚は、実施例1の場合と同様それぞれ、200nm、1
00nmとする。
【0033】シリコン窒化膜32のパターンを除去せ
ず、nウェル形成のためのレジストパターン34を形成
し、前記レジストパターン34をマスクとしてイオン注
入によりn型不純物として燐をたとえば1.2MeV、
1MeV、800keV、600keV、400keV
とエネルギーを変えながら計1E13cm−2程度注入
し、nウェル36を形成する。さらにひきつずいてMO
Sトランジスターのしきい値電圧制御のため、ホウ素イ
オン35を80keVで5E12cm−2程度注入する
(図5(b))。
ず、nウェル形成のためのレジストパターン34を形成
し、前記レジストパターン34をマスクとしてイオン注
入によりn型不純物として燐をたとえば1.2MeV、
1MeV、800keV、600keV、400keV
とエネルギーを変えながら計1E13cm−2程度注入
し、nウェル36を形成する。さらにひきつずいてMO
Sトランジスターのしきい値電圧制御のため、ホウ素イ
オン35を80keVで5E12cm−2程度注入する
(図5(b))。
【0034】次に、レジストパターン34を除去後、p
ウェル形成用のレジストパターン37を形成する。レジ
ストパターン37をマスクとしてイオン注入によりp型
不純物としてホウ素イオン38を1MeV、800ke
V、600keV、400keVとエネルギーを変えな
がら計1E13cm−2程度注入し、pウェル39を形
成する。さらにひきつずいてMOSトランジスターのし
きい値電圧制御のため、ホウ素イオンを80keVで5
E12cm−2程度注入する(図5(c))。最後に、
シリコン窒化膜パターン32を除去した後、900℃で
30分程度不純物活性化のための熱処理を行い、ツイン
ウェル構造を形成する。
ウェル形成用のレジストパターン37を形成する。レジ
ストパターン37をマスクとしてイオン注入によりp型
不純物としてホウ素イオン38を1MeV、800ke
V、600keV、400keVとエネルギーを変えな
がら計1E13cm−2程度注入し、pウェル39を形
成する。さらにひきつずいてMOSトランジスターのし
きい値電圧制御のため、ホウ素イオンを80keVで5
E12cm−2程度注入する(図5(c))。最後に、
シリコン窒化膜パターン32を除去した後、900℃で
30分程度不純物活性化のための熱処理を行い、ツイン
ウェル構造を形成する。
【0035】以上の方法で実施例1,2の場合と同様、
活性領域と素子分離領域下で不純物濃度分布かほぼ等し
いウェルを形成することができる。本実施例において
も、実施例1,2の場合と同様に、シリコン窒化膜の膜
厚を変化させることにより、活性領域での不純物濃度プ
ロファイルを任意にコントロールすることができる。つ
まり、活性領域での不純物濃度分布を最適に保ちつつ、
ウェル間の不純物濃度を十分高く保つことができる。本
実施例により、高エネルギー注入によるウェル形成の長
所である不純物濃度分布の深さ方向の制御性のよさに、
横方向の制御性を付け加えることができる。
活性領域と素子分離領域下で不純物濃度分布かほぼ等し
いウェルを形成することができる。本実施例において
も、実施例1,2の場合と同様に、シリコン窒化膜の膜
厚を変化させることにより、活性領域での不純物濃度プ
ロファイルを任意にコントロールすることができる。つ
まり、活性領域での不純物濃度分布を最適に保ちつつ、
ウェル間の不純物濃度を十分高く保つことができる。本
実施例により、高エネルギー注入によるウェル形成の長
所である不純物濃度分布の深さ方向の制御性のよさに、
横方向の制御性を付け加えることができる。
【0036】また、本実施例において、ウェル形成用の
不純物イオンを注入後、しきい値電圧制御のための不純
物イオンのみならず、チャンネルストップ、パンチスル
ーストップ用の不純物イオンの注入を行うことも可能で
ある。
不純物イオンを注入後、しきい値電圧制御のための不純
物イオンのみならず、チャンネルストップ、パンチスル
ーストップ用の不純物イオンの注入を行うことも可能で
ある。
【0037】本実施例では、高エネルギー注入によりツ
インウェルを形成する方法を示したが、nウェルのみの
形成を行い、シングルウェルを形成した場合でも本発明
の効果は同等である。
インウェルを形成する方法を示したが、nウェルのみの
形成を行い、シングルウェルを形成した場合でも本発明
の効果は同等である。
【0038】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明によれば素子分離領域形成後、シリコン窒化
膜を除去せずにイオン注入を行うため、シリコン窒化膜
の厚さを変化させることにより、活性領域での不純物濃
度のプロファイルを任意にコントロールすることがで
き、活性領域と素子分離領域下の不純物濃度プロファイ
ルをほぼ均一にすることができる。このことにより、工
程簡略化のため素子分離形成後ウェルを形成する場合で
も、活性領域での不純物濃度分布を最適に保ちつつ、ウ
ェル間の不純物濃度を十分高く保つことができ、性能を
維持させることができる。このように本発明は非常に簡
易的な方法で、性能の優れた半導体装置の製造方法を提
供するものであり、工業的価値が大である。
に、本発明によれば素子分離領域形成後、シリコン窒化
膜を除去せずにイオン注入を行うため、シリコン窒化膜
の厚さを変化させることにより、活性領域での不純物濃
度のプロファイルを任意にコントロールすることがで
き、活性領域と素子分離領域下の不純物濃度プロファイ
ルをほぼ均一にすることができる。このことにより、工
程簡略化のため素子分離形成後ウェルを形成する場合で
も、活性領域での不純物濃度分布を最適に保ちつつ、ウ
ェル間の不純物濃度を十分高く保つことができ、性能を
維持させることができる。このように本発明は非常に簡
易的な方法で、性能の優れた半導体装置の製造方法を提
供するものであり、工業的価値が大である。
【図1】本発明の第1の実施例における半導体装置の製
造方法の工程断面図
造方法の工程断面図
【図2】シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜を堆積し
たシリコン基板に、燐イオンを220keVで注入した
場合の、シリコン基板表面からの平均射影飛程を示した
グラフ
たシリコン基板に、燐イオンを220keVで注入した
場合の、シリコン基板表面からの平均射影飛程を示した
グラフ
【図3】活性領域上のシリコン窒化膜の膜厚を変化させ
たときの、燐イオンの平均射影飛程の変化を示す模式図
たときの、燐イオンの平均射影飛程の変化を示す模式図
【図4】本発明の第2の実施例における半導体装置の製
造方法の工程断面図
造方法の工程断面図
【図5】本発明の第3の実施例における半導体装置の製
造方法の工程断面図
造方法の工程断面図
【図6】従来の半導体装置の製造方法の工程断面図
1 p型シリコン基板 2 シリコン窒化膜 2a シリコン窒化膜パターン 3 レジストパターン 4 シリコン酸化膜 5 レジストパターン 6 燐イオン 7 燐イオン注入領域 8 nウェル
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 21/316 9274−4M H01L 21/94 A
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板表面にシリコン窒化膜を堆積
しエッチングにより所望のパターンを形成する工程と、
前記シリコン窒化膜パターンをマスクとして前記シリコ
ン窒化膜のない領域を酸化して酸化膜領域とする工程
と、前記シリコン窒化膜を除去せず、前記シリコン窒化
膜パターンおよび前記酸化膜領域上の所望領域にレジス
トパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを
マスクとしてイオン注入を行う工程と、前記イオン注入
後にシリコン窒化膜を除去する工程を備えた半導体装置
の製造方法。 - 【請求項2】 イオン注入は高エネルギーイオン注入で
行う請求項1記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5037626A JPH06252354A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5037626A JPH06252354A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06252354A true JPH06252354A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12502851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5037626A Pending JPH06252354A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06252354A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100310174B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2001-09-28 | 황인길 | 이온주입 손상 회복 방법 |
US6297113B1 (en) | 1998-04-03 | 2001-10-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing a semiconductor device, and a semiconductor device manufactured thereby |
CN103681266A (zh) * | 2012-09-10 | 2014-03-26 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | 有源区的离子注入方法 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5037626A patent/JPH06252354A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6297113B1 (en) | 1998-04-03 | 2001-10-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing a semiconductor device, and a semiconductor device manufactured thereby |
DE19853433B4 (de) * | 1998-04-03 | 2005-07-07 | Mitsubishi Denki K.K. | Herstellungsverfahren einer Halbleitervorrichtung |
CN100385624C (zh) * | 1998-04-03 | 2008-04-30 | 三菱电机株式会社 | 半导体装置的制造方法和半导体装置 |
KR100310174B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2001-09-28 | 황인길 | 이온주입 손상 회복 방법 |
CN103681266A (zh) * | 2012-09-10 | 2014-03-26 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | 有源区的离子注入方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5573963A (en) | Method of forming self-aligned twin tub CMOS devices | |
JP2663402B2 (ja) | Cmos集積回路デバイスの製造方法 | |
JPH10335480A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH07183393A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US5831313A (en) | Structure for improving latch-up immunity and interwell isolation in a semiconductor device | |
KR19980084215A (ko) | 반도체 소자의 트랜지스터 제조 방법 | |
JP2990498B2 (ja) | 半導体素子の三重ウェル形成方法 | |
JP3018993B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH06252354A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0147016B2 (ja) | ||
US6518149B1 (en) | Semiconductor device and method of manufacturing the same | |
US6017785A (en) | Method for improving latch-up immunity and interwell isolation in a semiconductor device | |
JPH0637106A (ja) | 半導体製造装置の製造方法 | |
JP2001068560A (ja) | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 | |
JPH1027855A (ja) | Cmosトランジスタの製造方法 | |
JPH06204244A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US6432759B1 (en) | Method of forming source and drain regions for CMOS devices | |
KR100386460B1 (ko) | 씨모스 트랜지스터의 게이트 전극 형성방법 | |
JPS63302562A (ja) | Mos型半導体装置の製造方法 | |
JPS6142171A (ja) | 不揮発性半導体メモリ装置の製造方法 | |
KR100214535B1 (ko) | 엘디디 구조 모스 트랜지스터 제조방법 | |
JP2002057222A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
KR950014113B1 (ko) | 반도체장치의 제조방법 | |
JPH11274491A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH05175443A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 |