JPH062522Y2 - コンバインのグレンタンク構造 - Google Patents
コンバインのグレンタンク構造Info
- Publication number
- JPH062522Y2 JPH062522Y2 JP1986114220U JP11422086U JPH062522Y2 JP H062522 Y2 JPH062522 Y2 JP H062522Y2 JP 1986114220 U JP1986114220 U JP 1986114220U JP 11422086 U JP11422086 U JP 11422086U JP H062522 Y2 JPH062522 Y2 JP H062522Y2
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- JP
- Japan
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- tank
- grain
- increasing
- glen
- threshing device
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はコンバインの脱穀装置に付設して、脱穀・選別
後の穀粒を一旦貯留する、グレンタンクの増量装置に関
するものである。
後の穀粒を一旦貯留する、グレンタンクの増量装置に関
するものである。
(ロ)従来技術 コンバインのグレンタンクの容量を増加する為、増量タ
ンクを通常のグレンタンクの上部と脱穀装置の上部に跨
がって配置構成した技術は公知とされているのである。
例えば、実開昭60−81752号公報や、実開昭61
−95251号公報や、実公昭55−23329号公報
の如くである。
ンクを通常のグレンタンクの上部と脱穀装置の上部に跨
がって配置構成した技術は公知とされているのである。
例えば、実開昭60−81752号公報や、実開昭61
−95251号公報や、実公昭55−23329号公報
の如くである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、該通常のグレンタンクの上方から、脱
穀装置の上方に跨がって配置する増量タンクを配置した
場合において、該通常のグレンタンクと脱穀装置の間に
配置する駆動装置の点検補修を容易とする為に、グレン
タンクを回動開放可能とした際には、増量タンクを回動
不能としたものである。
穀装置の上方に跨がって配置する増量タンクを配置した
場合において、該通常のグレンタンクと脱穀装置の間に
配置する駆動装置の点検補修を容易とする為に、グレン
タンクを回動開放可能とした際には、増量タンクを回動
不能としたものである。
即ち、該グレンタンク3の上に増量タンク1を付設する
と、グレンタンク装置自体の重量が非常に重くなり、グ
レンタンク3を回動しようとしても、該タンクの重量に
より回動枢支部が支持しきれないという不具合が有った
ものである。
と、グレンタンク装置自体の重量が非常に重くなり、グ
レンタンク3を回動しようとしても、該タンクの重量に
より回動枢支部が支持しきれないという不具合が有った
ものである。
本考案はこの点の不具合を解消すべく構成したものであ
る。即ち、該グレンタンクの回動開放は、グレンタンク
と脱穀装置との間に駆動部を補修する為だけのものであ
るから、その上方に配置した増量タンクまで回動する必
要はないのである。
る。即ち、該グレンタンクの回動開放は、グレンタンク
と脱穀装置との間に駆動部を補修する為だけのものであ
るから、その上方に配置した増量タンクまで回動する必
要はないのである。
故に、グレンタンク3と増量タンク1の間に間隙を構成
して、駆動部の点検補修の為の回動開放に際しては、増
量タンク1は脱穀装置D等に固定したままで、増量タン
ク1のみが回動開放を可能としたものである。
して、駆動部の点検補修の為の回動開放に際しては、増
量タンク1は脱穀装置D等に固定したままで、増量タン
ク1のみが回動開放を可能としたものである。
また、該間隙は、増量タンクが空の場合には、両者の間
に出来るが、増量タンク1が充填された場合には、増量
タンク1がグレンタンク3の上に、密着すべく構成し、
該増量タンク1の充填時の重量が、脱穀装置Dに掛かる
のを半減し、また充填時において、グレンタンク3が回
動するのを阻止すべく構成したのである。
に出来るが、増量タンク1が充填された場合には、増量
タンク1がグレンタンク3の上に、密着すべく構成し、
該増量タンク1の充填時の重量が、脱穀装置Dに掛かる
のを半減し、また充填時において、グレンタンク3が回
動するのを阻止すべく構成したのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
る為の構成を説明する。
脱穀装置Dの側方に、垂直コンベア4を中心に水平回動
開放可能としたグレンタンク3を配置し、該グレンタン
ク3の上方と脱穀装置Dの上方とに跨がって、増量タン
ク1を配置し、脱穀装置Dとグレンタンク3との間の位
置に配置した揚穀筒2を増量タンク1の内部まで突設
し、該増量タンク1の下部開口1bと、グレンタンク3
の上部開口3aとの間は、シール体7を介装して連通
し、増量タンク1のタンク内が空の状態の場合には、間
隙により離間すべく構成し、増量タンク1内に穀粒が充
填した際には、増量タンク1とグレンタンク3が密着す
べく構成したものである。
開放可能としたグレンタンク3を配置し、該グレンタン
ク3の上方と脱穀装置Dの上方とに跨がって、増量タン
ク1を配置し、脱穀装置Dとグレンタンク3との間の位
置に配置した揚穀筒2を増量タンク1の内部まで突設
し、該増量タンク1の下部開口1bと、グレンタンク3
の上部開口3aとの間は、シール体7を介装して連通
し、増量タンク1のタンク内が空の状態の場合には、間
隙により離間すべく構成し、増量タンク1内に穀粒が充
填した際には、増量タンク1とグレンタンク3が密着す
べく構成したものである。
(ホ)考案の作用 本考案は以上の如く構成したので、次のような作用を行
うものである。
うものである。
揚穀筒で構成された穀粒を高く揚穀して、増量タンク1
の内部に分散させ、該増量タンク1よりグレンタンク3
内へ流穀傾斜面1aに沿って落下させて、グレンタンク
3内に滞留させることができ、グレンタンク3の容量を
大きく増量することができるのである。
の内部に分散させ、該増量タンク1よりグレンタンク3
内へ流穀傾斜面1aに沿って落下させて、グレンタンク
3内に滞留させることができ、グレンタンク3の容量を
大きく増量することができるのである。
該増量タンク1を付設した状態でグレンタンク3と脱穀
装置Dの間に配置された駆動部の点検補修の為に、グレ
ンタンクを回動しようとする場合には、増量タンク1の
部分は脱穀装置D等から主として支持しており、グレン
タンク3とは別の支持装置としているので、グレンタン
ク3を回動しても、増量タンク1の部分は残るのであ
る。
装置Dの間に配置された駆動部の点検補修の為に、グレ
ンタンクを回動しようとする場合には、増量タンク1の
部分は脱穀装置D等から主として支持しており、グレン
タンク3とは別の支持装置としているので、グレンタン
ク3を回動しても、増量タンク1の部分は残るのであ
る。
(ヘ)実施例 本考案の目的・構成・作用は以上の如くであり、次に添
付の図面に示した実施例の構成について説明する。
付の図面に示した実施例の構成について説明する。
第1図は脱穀装置Dとグレンタンク3と増量タンク1と
の関係を示す後面一部断面図、第2図、第3図は増量タ
ンク1とグレンタンク3の間の連結部を示す側面断面
図、第4図はグレンタンク3を回動した場合のロック装
置の配置位置を示す平面図、第5図はロックレバー6の
部分の前面断面図、第6図はグレンタンク3のロックレ
バーを把手の部分に付設した実施例の平面断面図、第7
図はグレンタンク3を回動した状態のコンバインの平面
図、第8図はコンバインの側面図である。
の関係を示す後面一部断面図、第2図、第3図は増量タ
ンク1とグレンタンク3の間の連結部を示す側面断面
図、第4図はグレンタンク3を回動した場合のロック装
置の配置位置を示す平面図、第5図はロックレバー6の
部分の前面断面図、第6図はグレンタンク3のロックレ
バーを把手の部分に付設した実施例の平面断面図、第7
図はグレンタンク3を回動した状態のコンバインの平面
図、第8図はコンバインの側面図である。
第7図、第8図により、コンバインの全体構成から説明
する。
する。
コンバインの進行方向に向かって左側に脱穀装置Dを配
置し、ミッションケース側にグレンタンク3を配置し
て、該脱穀装置Dとグレンタンク3の上側に跨がるよう
に、増量タンク1を配置している。
置し、ミッションケース側にグレンタンク3を配置し
て、該脱穀装置Dとグレンタンク3の上側に跨がるよう
に、増量タンク1を配置している。
そして該増量タンク1の左側には、該グレンタンク内の
穀粒を運搬車等の荷台に運搬排出する排出コンベア5を
配置している。第8図に示す如く該排出コンベア5は、
上下に排出コンベア5aと5bの如くに、2本に折り畳
んで収納を可能としている。
穀粒を運搬車等の荷台に運搬排出する排出コンベア5を
配置している。第8図に示す如く該排出コンベア5は、
上下に排出コンベア5aと5bの如くに、2本に折り畳
んで収納を可能としている。
また、グレンタンク3の下部には繰り出しコンベア15
が配置されており、該繰り出しコンベア15により排出
された穀粒を、垂直コンベア4により揚穀して排出コン
ベア5に受け継ぎ、該排出コンベア5を回動して、運搬
車の荷台上に穀粒を排出するものである。
が配置されており、該繰り出しコンベア15により排出
された穀粒を、垂直コンベア4により揚穀して排出コン
ベア5に受け継ぎ、該排出コンベア5を回動して、運搬
車の荷台上に穀粒を排出するものである。
16は排出コンベア5を回動する為のベベルギアであ
り、駆動側ベベルギア8により駆動されて、排出コンベ
ア5を回転させるものである。
り、駆動側ベベルギア8により駆動されて、排出コンベ
ア5を回転させるものである。
9はグレンタンク3の把手である。
次に第4図、第5図、第6図において、グレンタンク3
のロック装置を説明する。
のロック装置を説明する。
該グレンタンク3は回動自在であるが、該グレンタンク
3の回動は内部にコンベアが充填されている間や、刈取
作業をしている間において回動されると、回動枢支部の
強度が弱く構成されているので、荷重に耐えられず破壊
する恐れがある。
3の回動は内部にコンベアが充填されている間や、刈取
作業をしている間において回動されると、回動枢支部の
強度が弱く構成されているので、荷重に耐えられず破壊
する恐れがある。
本考案においては、ロックピン12を設けてグレンタン
ク3の移動を阻止するロックを行っているのである。
ク3の移動を阻止するロックを行っているのである。
該ロックピン12をグレンタンク3の回動時には解除す
る必要があるのである。そしてロックピン12の解除と
同時に、重量の大きいグレンタンク3を引っ張って回動
させる必要があり、操作が二重・三重となり困難となる
ので、ロックピン12の解除装置をグレンタンク3の回
動用の把手9a,9bの部分に付設しているのである。
る必要があるのである。そしてロックピン12の解除と
同時に、重量の大きいグレンタンク3を引っ張って回動
させる必要があり、操作が二重・三重となり困難となる
ので、ロックピン12の解除装置をグレンタンク3の回
動用の把手9a,9bの部分に付設しているのである。
第5図の実施例の場合には、ロッド解除レバー6とロッ
クピン12をリンクにて直結しているので、該ロッド解
除レバー6は把手9a,9bの中で、ロックピン12の
嵌入係止孔10に近い方の把手9bに配置しているので
ある。
クピン12をリンクにて直結しているので、該ロッド解
除レバー6は把手9a,9bの中で、ロックピン12の
嵌入係止孔10に近い方の把手9bに配置しているので
ある。
嵌入係止孔10は、通常位置の嵌入係止孔10aも、回
動位置における嵌入係止孔10bもコンバインの機体フ
レーム上に配置する必要があり、回動枢支部を兼用する
垂直コンベア4の近くに配置されている。
動位置における嵌入係止孔10bもコンバインの機体フ
レーム上に配置する必要があり、回動枢支部を兼用する
垂直コンベア4の近くに配置されている。
故にロッド解除レバー6とロックピン12を直結構成に
した場合には、ロッド解除レバー6は後方の把手9b部
に配置し、オペレーターが把手9bを掴むことによりロ
ッド解除レバー6を同時に握って解除することができる
ように構成しているのである。第6図の実施例において
は、前方の把手9aにロッド解除レバー6を配置してお
り、該ロッド解除レバー6とロックピン12との間はワ
イヤー13により連結しているのである。14はベルク
ランクである。
した場合には、ロッド解除レバー6は後方の把手9b部
に配置し、オペレーターが把手9bを掴むことによりロ
ッド解除レバー6を同時に握って解除することができる
ように構成しているのである。第6図の実施例において
は、前方の把手9aにロッド解除レバー6を配置してお
り、該ロッド解除レバー6とロックピン12との間はワ
イヤー13により連結しているのである。14はベルク
ランクである。
次に第1図より第3図の図面に基づいて、本考案の要部
について説明する。
について説明する。
脱穀装置Dを進行方向の左側に配置して、右側にはグレ
ンタンク3を配置している。該グレンタンク3は後部の
垂直コンベア4を回動枢支部と兼用しており、該垂直コ
ンベア4を中心に右側方へ回動することができるのであ
る。そしてさらに垂直コンベア4は排出コンベア5の回
動の中心も兼ねており、駆動側ベベルギア8とベベルギ
ア16の噛合により垂直コンベア4が回動し、排出コン
ベア5を回転するのである。
ンタンク3を配置している。該グレンタンク3は後部の
垂直コンベア4を回動枢支部と兼用しており、該垂直コ
ンベア4を中心に右側方へ回動することができるのであ
る。そしてさらに垂直コンベア4は排出コンベア5の回
動の中心も兼ねており、駆動側ベベルギア8とベベルギ
ア16の噛合により垂直コンベア4が回動し、排出コン
ベア5を回転するのである。
脱穀装置Dとグレンタンク3の間に揚穀筒2が配置され
ており、該揚穀筒2は、増量タンク1が付設されていな
い場合には低いものとし、増量タンク1を付設した場合
には、延長して高いものとするのである。
ており、該揚穀筒2は、増量タンク1が付設されていな
い場合には低いものとし、増量タンク1を付設した場合
には、延長して高いものとするのである。
該揚穀筒2の上端に配置した跳ね出し羽根2aにより、
穀粒を左右に跳ね出すことにより、増量タンク1の内部
にも穀粒を投入するものである。そして、該増量タンク
1には流穀傾斜面1aが構成されており、徐々に穀粒は
下部開口1bに到るのである。そして、グレンタンク3
の上部開口3aよりグレンタンク3内に投入されるので
ある。
穀粒を左右に跳ね出すことにより、増量タンク1の内部
にも穀粒を投入するものである。そして、該増量タンク
1には流穀傾斜面1aが構成されており、徐々に穀粒は
下部開口1bに到るのである。そして、グレンタンク3
の上部開口3aよりグレンタンク3内に投入されるので
ある。
増量タンク1は主として、脱穀装置Dより支持されてお
り、グレンタンク3の側からの支持を無くして、グレン
タンク3の回動に際しては、増量タンク1がそのまま残
るように構成しているのである。この構成を可能とする
ために、下部開口1bと上部開口3aとの連結部には、
弾性体よりなるシール体7が介装されているのである。
該シール体7は穀粒が充填されていない場合には、第3
図の如く上方へ逃げることができるように構成して、グ
レンタンク3と増量タンク1の間を脱着可能としている
のである。
り、グレンタンク3の側からの支持を無くして、グレン
タンク3の回動に際しては、増量タンク1がそのまま残
るように構成しているのである。この構成を可能とする
ために、下部開口1bと上部開口3aとの連結部には、
弾性体よりなるシール体7が介装されているのである。
該シール体7は穀粒が充填されていない場合には、第3
図の如く上方へ逃げることができるように構成して、グ
レンタンク3と増量タンク1の間を脱着可能としている
のである。
グレンタンク3をもとの位置に戻した場合には、シール
板7により、増量タンク1とグレンタンク3の間が完全
に密閉されるべく構成しているのである。また増量タン
ク1とグレンタンク3の前は、穀粒の非充填時において
は離れており、グレンタンク3が回動する際には増量タ
ンク1が邪魔となることはないが、増量タンク1内に穀
粒が充填されると、増量タンク1内の穀粒の重みにより
増量タンク1が実質的にグレンタンク3の上部に接当し
て、増量タンク1内の穀粒の重量をグレンタンク3が受
けるようになるのである。
板7により、増量タンク1とグレンタンク3の間が完全
に密閉されるべく構成しているのである。また増量タン
ク1とグレンタンク3の前は、穀粒の非充填時において
は離れており、グレンタンク3が回動する際には増量タ
ンク1が邪魔となることはないが、増量タンク1内に穀
粒が充填されると、増量タンク1内の穀粒の重みにより
増量タンク1が実質的にグレンタンク3の上部に接当し
て、増量タンク1内の穀粒の重量をグレンタンク3が受
けるようになるのである。
即ち、増量タンク1とグレンタンク3との間には、増量
タンク1のタンク内が空の状態の場合には、間隙ができ
てグレンタンク3の回動時に直ぐに離間するように構成
し、増量タンク1内に穀粒が充填した際には、増量タン
ク1とグレンタンク3が密着することとなるので、グレ
ンタンク3が増量タンク1の支持体を実質的に構成する
こととなり、増量タンク1の支持強度を増加し、また増
量タンク1がグレンタンク3を抑えることにより、グレ
ンタンク3の回動操作が出来ないロック装置の役目を兼
用するものである。
タンク1のタンク内が空の状態の場合には、間隙ができ
てグレンタンク3の回動時に直ぐに離間するように構成
し、増量タンク1内に穀粒が充填した際には、増量タン
ク1とグレンタンク3が密着することとなるので、グレ
ンタンク3が増量タンク1の支持体を実質的に構成する
こととなり、増量タンク1の支持強度を増加し、また増
量タンク1がグレンタンク3を抑えることにより、グレ
ンタンク3の回動操作が出来ないロック装置の役目を兼
用するものである。
(ト)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
するものである。
第1に、脱穀装置Dの上部にも増量タンク1を延出した
ことにより、タンク内に穀粒が充填される際に発生する
コンバインの機体の左右のアンバランスを、脱穀装置D
の上にも穀粒を配置することにより解消することができ
るものである。
ことにより、タンク内に穀粒が充填される際に発生する
コンバインの機体の左右のアンバランスを、脱穀装置D
の上にも穀粒を配置することにより解消することができ
るものである。
また、増量タンク1が充填された場合には、脱穀装置D
にも重量が掛かり、脱穀装置Dが変形する可能性がある
が、本考案においては、充填時には、増量タンク1がグ
レンタンク3に密着するので、増量タンク1の重量をグ
レンタンク3が受けることが出来るので、脱穀装置Dへ
の負荷が少なくなるのである。
にも重量が掛かり、脱穀装置Dが変形する可能性がある
が、本考案においては、充填時には、増量タンク1がグ
レンタンク3に密着するので、増量タンク1の重量をグ
レンタンク3が受けることが出来るので、脱穀装置Dへ
の負荷が少なくなるのである。
第2に、グレンタンク3の開放回動に際しては、増量タ
ンク1の部分を回動する必要がないので、増量タンク1
を付設して容量を大きくしても、回動部分の重量を増加
させることがなく、グレンタンク3の強度を増したり、
回動枢支部の強度を増加する必要はないのである。
ンク1の部分を回動する必要がないので、増量タンク1
を付設して容量を大きくしても、回動部分の重量を増加
させることがなく、グレンタンク3の強度を増したり、
回動枢支部の強度を増加する必要はないのである。
第3に、増量タンク1とグレンタンク3との間には、増
量タンク1のタンク内が空の状態の場合には、間隙が出
来てグレンタンク3の回動時に直ぐに離間するように構
成し、増量タンク1内に穀粒が充填した際には、増量タ
ンク1とグレンタンク3が密着することとなるので、グ
レンタンク3が増量タンク1の支持体を実質的に構成す
ることとなり、増量タンク1の支持強度を増加し、また
増量タンク1がグレンタンク3を抑えることにより、グ
レンタンク3の回動操作が出来ないロック装置の役目を
兼用するものである。
量タンク1のタンク内が空の状態の場合には、間隙が出
来てグレンタンク3の回動時に直ぐに離間するように構
成し、増量タンク1内に穀粒が充填した際には、増量タ
ンク1とグレンタンク3が密着することとなるので、グ
レンタンク3が増量タンク1の支持体を実質的に構成す
ることとなり、増量タンク1の支持強度を増加し、また
増量タンク1がグレンタンク3を抑えることにより、グ
レンタンク3の回動操作が出来ないロック装置の役目を
兼用するものである。
第1図は脱穀装置Dとグレンタンク3と増量タンク1と
の関係位置を示す後面一部断面図、第2図、第3図は増
量タンク1とグレンタンク3の間の連結部を示す側面断
面図、第4図はグレンタンク3を回動した場合のロック
装置の配置位置を示す平面図、第5図はロックレバー6
の部分の前面断面図、第6図はグレンタンク3のロック
レバーを把手の部分に付設した実施例の平面断面図、第
7図はグレンタンク3を回動した状態のコンバインの平
面図、第8図はコンバインの側面図である。 D…脱穀装置 1…増量タンク 1a…流穀傾斜面 1b…下部開口 2…揚穀筒 2a…跳ね出し羽根 3…グレンタンク 3a…上部開口 4…垂直コンベア
の関係位置を示す後面一部断面図、第2図、第3図は増
量タンク1とグレンタンク3の間の連結部を示す側面断
面図、第4図はグレンタンク3を回動した場合のロック
装置の配置位置を示す平面図、第5図はロックレバー6
の部分の前面断面図、第6図はグレンタンク3のロック
レバーを把手の部分に付設した実施例の平面断面図、第
7図はグレンタンク3を回動した状態のコンバインの平
面図、第8図はコンバインの側面図である。 D…脱穀装置 1…増量タンク 1a…流穀傾斜面 1b…下部開口 2…揚穀筒 2a…跳ね出し羽根 3…グレンタンク 3a…上部開口 4…垂直コンベア
Claims (1)
- 【請求項1】脱穀装置Dの側方に、垂直コンベア4を中
心に水平回動開放可能としたグレンタンク3を配置し、
該グレンタンク3の上方と脱穀装置Dの上方とに跨っ
て、増量タンク1を配置し、脱穀装置Dとグレンタンク
3との間の位置に配置した揚穀筒2を増量タンク1の内
部まで突設し、該増量タンク1の下部開口1bと、グレ
ンタンク3の上部開口3aとの間は、シール体7を介装
して連通し、増量タンク1のタンク内が空の状態の場合
には、間隙により離間すべく構成し、増量タンク1内に
穀粒が充填した際には、増量タンク1とグレンタンク3
が密着すべく構成したことを特徴とするコンバインのグ
レンタンク構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986114220U JPH062522Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | コンバインのグレンタンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986114220U JPH062522Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | コンバインのグレンタンク構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6320743U JPS6320743U (ja) | 1988-02-10 |
JPH062522Y2 true JPH062522Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=30996755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986114220U Expired - Lifetime JPH062522Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | コンバインのグレンタンク構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062522Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748036Y2 (ja) * | 1989-01-10 | 1995-11-08 | 株式会社クボタ | コンバインの穀粒回収装置 |
JPH0733630Y2 (ja) * | 1989-02-28 | 1995-08-02 | 株式会社クボタ | 脱穀機の穀粒タンク |
JP2533662B2 (ja) * | 1989-12-08 | 1996-09-11 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋の製造方法 |
JP2584880B2 (ja) * | 1990-02-26 | 1997-02-26 | 積水化学工業株式会社 | 角軒樋の製造方法 |
JPH07110514B2 (ja) * | 1990-06-25 | 1995-11-29 | 積水化学工業株式会社 | 芯材強化樹脂軒樋の製造方法 |
JPH04201535A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-22 | Sekisui Chem Co Ltd | 繊維複合雨樋の製造方法 |
JP2581229Y2 (ja) * | 1997-02-17 | 1998-09-21 | セイレイ工業株式会社 | コンバインの穀粒タンク装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6081752U (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-06 | 井関農機株式会社 | コンバインのグレンタンク |
JPH0246667Y2 (ja) * | 1984-11-30 | 1990-12-10 |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP1986114220U patent/JPH062522Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6320743U (ja) | 1988-02-10 |
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